JP2018139255A - 試料保持具およびこれを用いたプラズマエッチング装置用部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 試料保持具の耐久性を向上する。【解決手段】 試料保持具は、セラミックスからなり凹部を有する基体と、該基体に埋設されるとともに前記凹部の内面に引き出された電極と、前記凹部の内面に設けられるとともに前記電極に接続されたメタライズ層と、前記凹部に収納されるとともに前記メタライズ層に接合材によって接合されている端子部材とを備えており、該端子部材は、前記凹部の底面側に位置する第1部分と、該第1部分よりも前記凹部の開口側に位置するとともに前記第1部分よりも径が小さい第2部分とを有しており、前記接合材は、前記第1部分の表面から前記第2部分の表面にかけて設けられている。【選択図】 図2
Description
本発明は、例えば、半導体集積回路の製造工程等において半導体ウエハ等を保持するための試料保持具およびこれを用いたプラズマエッチング装置用部品に関するものである。
半導体集積回路の製造工程または液晶表示装置の製造工程等において、半導体ウエハ等の各試料を保持するための部品として試料保持具が知られている。試料保持具としては、例えば、特許文献1に記載された試料保持具が挙げられる。特許文献1に記載された試料保持具は、基体と基体の内部に設けられた第1電極とを備えており、さらに、第1電極のうち外部端子接続用ピンが押し当てられる部分に第2電極を備えている。
近年、試料保持具は、更なる耐久性の向上が求められている。
本発明の一態様の試料保持具は、セラミックスからなり凹部を有する基体と、該基体に埋設されるとともに前記凹部の内面に引き出された電極と、前記凹部の内面に設けられるとともに前記電極に接続されたメタライズ層と、前記凹部に収納されるとともに前記メタライズ層に接合材によって接合されている端子部材とを備えており、該端子部材は、前記凹部の底面側に位置する第1部分と、該第1部分よりも前記凹部の開口側に位置するとともに前記第1部分よりも径が小さい第2部分とを有しており、前記接合材は、前記第1部分の表面から前記第2部分の表面にかけて設けられている。
本発明の一態様のプラズマエッチング装置用部品は、高周波印加用電極を有するベースプレートと、上述の試料保持具とを含んでいる。
本発明の一態様の試料保持具およびプラズマエッチング装置用部品によれば、耐久性を向上できる。
以下、本発明の一実施形態に係る試料保持具10およびこれを用いたプラズマエッチング装置用部品100について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態の試料保持具10を示す断面図である。図1に示すように、本発明の一実施形態の試料保持具10は、基体1と、基体1の内部に設けられた電極2と、電極2に接続された端子部材3と、基体1の下面に設けられた発熱抵抗体4とを備えて
いる。
いる。
基体1は、外表面(上面)に試料保持面11を有する板状の部材である。基体1は、上面の試料保持面11で、例えばシリコンウエハ等の試料を保持する。基体1は、平面視したときの形状が円形状の部材である。基体1は、例えばアルミナ、窒化アルミニウム、窒化ケイ素またはイットリア等のセラミック材料からなる。基体1の下面には、発熱抵抗体4が設けられている。基体1の寸法は、例えば、径を200〜500mm、厚みを2〜15mmに設定できる。試料保持面11に試料を保持する方法としては、様々な方法を用いることができるが、本実施形態の試料保持具10は静電気力によって試料を保持する。そのため、試料保持具10は、基体1の内部に静電吸着用の電極である電極2を備えている。
電極2は、例えば、2つの電極部品(図1には一方の電極しか図示していない。)から構成される。2つの電極部品は、一方が電源の正極に接続され、他方が負極に接続される。2つの電極部品は、それぞれ略半円板状に形成され、半円の弦同士が隙間をあけて対向するように、基体1の内部に配置される。これら2つの電極部品の弧によって電極2全体の外形が円形状となっている。この電極2全体による円形状の外形の中心は、同じく円形状の基体1の外形の中心と同一に設定される。電極2は、例えばタングステンまたはモリブデン等の金属材料からなる。
発熱抵抗体4は、基体1の上面の試料保持面11に保持した試料を加熱するための部材である。発熱抵抗体4は、基体1の下面に設けられている。発熱抵抗体4に電圧を印加することによって、発熱抵抗体を発熱させることができる。発熱抵抗体4で発せられた熱は、基体1の内部を伝わって、基体1の上面における試料保持面11に到達する。これにより、試料保持面11に保持された試料を加熱することができる。発熱抵抗体4は、例えば複数の湾曲部を有する線状のパターンであって、基体1の下面のほぼ全面に形成されている。これにより、試料保持具10の上面において熱分布にばらつきが生じることを抑制できる。
発熱抵抗体4は、導体成分およびガラス成分を含んでいる。導体成分としては、例えば銀パラジウム、白金、アルミニウムまたは金等の金属材料を含んでいる。また、ガラス成分としては、ケイ素、アルミニウム、ビスマス、カルシウム、ホウ素および亜鉛等の材料の酸化物を含んでいるガラスを用いることができる。
試料保持具10の温度制御には以下の方法を用いることができる。具体的には、基体1に熱電対を接触させて起電力を測定することによって基体1の温度を測定できる。また、基体1に測温抵抗体を接触させて抵抗を測定することによっても、基体1の温度を測定できる。以上のようにして測定した基体1の温度に基づいて、発熱抵抗体4に印加する電圧を調整することによって、試料保持面11の温度が一定になるように制御することができる。
本実施形態の試料保持具10は、基体1が、外表面(下面)に開口する凹部12を有している。凹部12は、外部端子接続用ピン5を挿入するために設けられている。凹部12は、例えば、凹んでいる部分の形状が円柱状である。電極2は凹部12の内面に引き出されている。図2に示すように、試料保持具10においては、電極2は凹部12の底面に引き出されている。凹部12の内面には、電極2に接続されたメタライズ層7が設けられている。図2に示す試料保持具10おいては、メタライズ層7は、凹部12の底面および側面(壁面)に設けられている。メタライズ層7としては、例えば、銀またはパラジウム等を含む材料を用いることができる。
凹部12の寸法は、挿入される外部端子接続用ピン5の寸法に対応して定められる。具体的には、外部端子接続用ピン5の表面と凹部12の内周面(メタライズ層7が設けられている領域においてはメタライズ層7の表面)との間に外部端子接続用ピン5を容易に挿入できる程度の隙間を形成するように、凹部12の寸法は設定される。外部端子接続用ピン5が外径1.5mmの円柱状の場合には、凹部12の径は2〜10mmに設定することができる。
そして、図2に示すように、試料保持具10は、凹部12の内部において電極2に接続されている端子部材3を備えている。図2に示す試料保持具10においては、端子部材3がメタライズ層7およびメタライズ層7と端子部材3とを接合する接合材6を介して電極2上に設けられている。接合材6としては、例えば、ろう材等の電気伝導性を有する接合材料を用いることができる。
端子部材3は、例えば、めっき膜等の層状の部材ではなく、金属板等の板状の部材である。このため、外力に対する端子部材3の強度を高いものとすることができる。これにより、外部端子接続用ピン5を端子部材3に押し当てたときに端子部材3に生じる損傷あるいは変形を抑制することができる。
端子部材3の形状は、例えば円板状である。端子部材3の寸法は、挿入される外部端子接続用ピン5を受け止めることができるように、かつ、凹部12内に端子部材3が配置可能なように設定される。端子部材3が円板状の場合であって、外部端子接続用ピン5の外径が1.5mmであり、凹部12の径が3mmの場合には、端子部材3の径を1.5〜2.5mm程度、厚みを1mm程度に設定することができる。
試料保持具10は、電極2上に端子部材3をさらに備えている。そのため、電極2のみしか設けられていない場合と比較して外部端子接続用ピン5が押し当てられる部分の厚みを厚くすることができる。また、端子部材3として、外部端子接続用ピン5の接触による損傷に対して、電極2よりも耐久性に優れたものを用いることもできる。そのため、外部端子接続用ピン5が押し当てられることによって電極2および端子部材3が損傷して、これらの抵抗が局所的に変化してしまい電極2への電力の供給が安定しなくなってしまう可能性を低減できる。その結果、試料保持具10の長期信頼性を向上させることができる。
端子部材3は、例えば、銅、アルミニウム、真鍮、鉄―ニッケルーコバルト合金または銀等の電気伝導が良好な金属材料から成る。これにより、電極2と外部端子接続用ピン5との間の電気伝導を良好に行なうことができる。そのため、端子部材3で不要な発熱が生じる可能性を低減できる。さらに、端子部材3が非磁性体から成っていてもよい。非磁性体としては、例えば銅、銀、真鍮またはアルミニウム等が挙げられる。端子部材3が非磁性体から成ることによって、試料保持具10をプラズマエッチング装置用部品100に用いた場合に、端子部材3に高周波が印加されたときに端子部材3において発熱が生じてしまう可能性を低減できる。
また、端子部材3は電極2よりも弾性率が小さくてもよい。端子部材3の弾性率が電極2の弾性率よりも小さいことによって、外部端子接続用ピン5から端子部材3に力が加わった際に端子部材3を変形させることができる。これにより、端子部材3が外部端子接続用ピン5から伝わった力を吸収できるので、電極2が損傷してしまう可能性を低減できる。端子部材3の弾性率を電極2の弾性率よりも小さくする方法としては、例えば以下の方法を用いることができる。具体的には、電極2が銀−パラジウムからなる場合には、端子部材3を銅で形成すればよい。なお、電極2が銀−パラジウムから成り、端子部材3が銅から成る場合には、電極2の弾性率を約130GPa、端子部材3の弾性率を約110GPaに設定できる。
外部端子接続用ピン5は、外部電源(図示せず)と電極2とを電気的に接続するための部材である。外部端子接続用ピン5は、例えば円柱状の部材であって、凹部12に挿入されて用いられる。外部端子接続用ピン5は、凹部12の内部において、先端が端子部材3に押し当てられることによって、端子部材3を介して電極2に電気的に接続されている。外部端子接続用ピン5の先端は、尖った形状になっている。これにより、端子部材3の表面に外部端子接続用ピン5を接触させやすくなっている。そのため、端子部材3と外部端子接続用ピン5との間の接続抵抗が大きくなってしまう可能性を低減できる。
図1に戻って、上述した試料保持具10を用いたプラズマエッチング装置用部品100の一部を説明する。プラズマエッチング装置用部品100は、ベースプレート20と、ベースプレート20に搭載された試料保持具10とを備えている。
本実施形態の試料保持具10においては、端子部材3は凹部12に収納されるとともにメタライズ層7に接合材6によって接合されている。そして、端子部材3は、凹部12の底面側に位置する第1部分31と、第1部分31よりも凹部12の開口側に位置するとともに第1部分31よりも径が小さい第2部分32とを有している。接合材6は第1部分31の表面から第2部分32の表面にかけて設けられている。
これにより、例えば、端子部材3に対して端子部材3が凹部12の底面から離れる方向に力が加わったとしても、端子部材3を強固に接合しておくことができる。これは、図2に示す試料保持具10において、端子部材3が凹部12から下方向に抜けてしまう方向に力が加わったとしても、第1部分31が第2部分32に広がった接合材6に引っかかるためである。この結果、試料保持具10の耐久性を向上させることができる。
なお、端子部材3に対して端子部材3が凹部12の底面から離れる方向に力が加わる原因としては、例えば、ヒートサイクル下における熱応力が挙げられる。また、その他の原因としては、例えば、第2部分32と外部端子接続用ピン5とが接合されているような場合に、外部端子接続用ピン5を介して伝わってくる外力(張力)が挙げられる。
ここでいう、第1部分31よりも第2部分32の径が小さいことは以下の方法で確認できる。具体的には、試料保持具10を切断して、凹部12および端子部材3を含む断面を走査型電子顕微鏡(SEM)等で観察すればよい。この断面において、第1部分31の幅よりも第2部分32の幅が小さければ、第1部分31よりも第2部分32の径が小さいとみなすことができる。
また、図2に示すように、接合材6が、第2部分32との境界に沿ってメニスカス形状になっていてもよい。これにより、第2部分32の周辺における接合材6の厚みを徐々に変化させることができるので、接合材6と第2部分32との間に生じる熱応力が一箇所に集中するおそれを低減できる。その結果、接合材6に剥がれが生じるおそれを低減できる。
また、メタライズ層7が凹部12の側面に設けられているとともに、メタライズ層7のうち凹部12の開口側の端部よりも端子部材3のうち凹部12の開口側の端部のほうが、凹部12の開口に近くてもよい。凹部12の側面のうちメタライズ層7が設けられていない部分においては、凹部12の側面のうちメタライズ層7が設けられている部分、および、端子部材3と比較して、接合材6が濡れにくくなっている。そのため、上述の構成にすることによって、接合材6を用いて端子部材3およびメタライズ層7を接合するときに、接合材6が第2部分32との境界に沿ってメニスカス形状になりやすくすることができる。
また、第1部分31と第2部分32との間に、第1部分31から第2部分32に向かって連続的に径が小さくなる第3部分33を有していてもよい。これにより、第1部分31と第2部分32との間に直角形状の角部を有することがなくなるので、第1部分31と第2部分32との間において局所的に熱応力が集中することを低減できる。
また、接合材6が第1部分31から第3部分33を通って第2部分32に濡れ広がりやすくなることから、第1部分31と第2部分32との間に気泡を発生しにくくすることができる。そのため、接合材6に気泡に起因するクラックが生じるおそれを低減できる。
また、本実施形態の試料保持具10においては、電極2と端子部材3とが、端子部材3よりも弾性率が小さい接合材6によって接合されていてもよい。具体的には、例えば、端子部材3が銅から成る試料保持具10において、接合材6として錫、銀および銅を含む半田が用いられていてもよい。これにより、電極2と端子部材3とを接合する接合材6に熱応力が生じたときに、接合材6が変形することによって、これを吸収することができる。これにより、電極2および端子部材3が損傷してしまう可能性を低減できる。
さらに、図2に示すように、試料保持具10は、端子部材3と凹部12の底面および側面との間に接合材6が設けられているとともに、端子部材3のうち外部端子接続用ピン5に接触する部分には接合材6が設けられていなくてもよい。これにより、端子部材3の接合を行ないつつも、部端子接続用ピン5と端子部材3との接触抵抗が高くなる可能性を低減できる。これは、端子部材3のうち外部端子接続用ピン5に接触する部分に接合材6が設けられていると、接合剤6が不均一に設けられてしまった場合に、外部端子接続用ピン5と端子部材3との接続が悪化してしまうためである。
また、端子部材3の表面には、端子部材3を覆う被覆層が設けられていてもよい。例えば、端子部材3が銅から成る場合には、ニッケルから成る被覆層を設けてもよいこれにより、半田等の接合材6との濡れ性を向上させることができるので、端子部材3と外部端子接続用ピン5との接合強度を向上できる。
ベースプレート20は、内部に冷却媒体用の流路(図示せず)および試料保持具10の上面にヘリウムまたはアルゴン等の伝熱ガスを流す流路を内蔵した板状の部材である。ベースプレート20としては、例えば、アルミニウムまたはチタン等の金属材料、炭化ケイ素等のセラミック材料あるいは炭化ケイ素とアルミニウムとの複合材等を用いることができる。
試料保持具10の発熱抵抗体4は絶縁層8によって覆われている。絶縁層8としては、セラミックフィラー入りの接着材またはセラミック材料等が用いられる。この絶縁層8は、樹脂層9によってベースプレート20の上面に接着されている。
樹脂層9としては、接着性の樹脂を用いることができる。具体的には、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂またはアクリル樹脂等を用いることができる。なお、樹脂層9はフィラーを含有していても構わない。フィラーを含有することによって、樹脂層9の熱伝導性を向上させることができる。フィラーとしては、セラミック材料または金属材料等の樹脂材料よりも高い熱伝導性を有しているものであればよい。具体的には、フィラーが金属から成る場合には、例えばアルミニウムから成るものを用いることができる。また、フィラーがセラミック材料から成る場合には、アルミナ、炭化ケイ素、窒化アルミニウムまたは窒化ケイ素を用いることができる。
なお、樹脂層9、絶縁層8およびベースプレート20には、基体1の凹部12に外部端
子接続用ピン5を挿入できるように、凹部12に繋がる貫通孔が設けられている。これにより、基体1の下面に樹脂層9、絶縁層8およびベースプレート20を設けた場合であっても、外部端子接続用ピン5を基体1の下面から凹部12に挿入することができる。
子接続用ピン5を挿入できるように、凹部12に繋がる貫通孔が設けられている。これにより、基体1の下面に樹脂層9、絶縁層8およびベースプレート20を設けた場合であっても、外部端子接続用ピン5を基体1の下面から凹部12に挿入することができる。
プラズマエッチング装置用部品100は、上記の試料保持具10を備えていることによって、長期信頼性が向上する。
1:基体
11:試料保持面
12:凹部
2:電極
3:端子部材
4:発熱抵抗体
5:外部端子接続用ピン
6:接合材
7:メタライズ層
8:絶縁層
9:樹脂層
10:試料保持具
20::ベースプレート
100:プラズマエッチング装置用部品
11:試料保持面
12:凹部
2:電極
3:端子部材
4:発熱抵抗体
5:外部端子接続用ピン
6:接合材
7:メタライズ層
8:絶縁層
9:樹脂層
10:試料保持具
20::ベースプレート
100:プラズマエッチング装置用部品
Claims (5)
- セラミックスからなり凹部を有する基体と、該基体に埋設されるとともに前記凹部の内面に引き出された電極と、前記凹部の内面に設けられるとともに前記電極に接続されたメタライズ層と、前記凹部に収納されるとともに前記メタライズ層に接合材によって接合されている端子部材とを備えており、
該端子部材は、前記凹部の底面側に位置する第1部分と、該第1部分よりも前記凹部の開口側に位置するとともに前記第1部分よりも径が小さい第2部分とを有しており、
前記接合材は、前記第1部分の表面から前記第2部分の表面にかけて設けられていることを特徴とする試料保持具。 - 前記接合材が、前記第2部分との境界に沿ってメニスカス形状になっていることを特徴とする請求項1に記載の試料保持具。
- 前記メタライズ層が前記凹部の側面に設けられているとともに、前記メタライズ層のうち前記凹部の開口側の端部よりも前記端子部材のうち前記凹部の開口側の端部のほうが、前記凹部の開口に近いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の試料保持具。
- 前記端子部材は、前記第1部分と前記第2部分との間に、前記第1部分から前記第2部分に向かって連続的に径が小さくなる第3部分を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の試料保持具。
- 高周波印加用電極を有するベースプレートと、該ベースプレートに搭載された請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の試料保持具とを含むプラズマエッチング装置用部品。
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- 2017-02-24 JP JP2017033441A patent/JP2018139255A/ja active Pending
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