JP7441370B1 - セラミックサセプター - Google Patents

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Abstract

【課題】セラミックサセプターに高周波電力を供給する電極ロッドの低インピーダンス化と良好な高周波伝送特性を有する電極ロッド構造を適用したセラミックサセプターを提供する。【解決手段】本発明の高周波電極が配置されたセラミックプレート110を含むセラミックサセプター100は、前記セラミックプレートが、前記高周波電極111に接続されるコネクター112を含み、一側端部が前記コネクターと連結されて前記高周波電極に電力を供給するための電極ロッド130を含む。前記電極ロッドは、Mo、W又はそれらの合金を母材とし、前記母材の表面に、Crを含む金属窒化膜を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、セラミックサセプターに関し、特に、AlNなどのセラミックベースのセラミックサセプターにインピーダンスを減少させるための高周波電極ロッド(RF Rod)の素材を適用したセラミックサセプターに関する。
一般に、半導体装置又はディスプレイ装置は、誘電体層及び金属層を含む複数の薄膜層をガラス基板、フレキシブル基板又は半導体ウエハー基板上に順次に積層した後にパターニングする方式で製造される。これらの薄膜層は、化学気相蒸着(Chemical Vapor Deposition,CVD)工程又は物理気相蒸着(Physical Vapor Deposition,PVD)工程によって基板上に順次に蒸着される。前記CVD工程としては、低圧化学気相蒸着(Low Pressure CVD,LPCVD)工程、プラズマ強化化学気相蒸着(Plasma Enhanced CVD,PECVD)工程、有機金属化学気相蒸着(Metal Organic CVD,MOCVD)工程などがある。このようなCVD装置及びPVD装置には、ガラス基板、フレキシブル基板、半導体ウエハー基板などを支持し、所定の熱を発生させたりプラズマ発生のための高周波信号を発生させるためのセラミックサセプターが配置される。前記セラミックサセプターは、半導体素子の配線微細化などの精細な工程のために、プラズマ蒸着工程などにおいて正確な温度制御及び熱処理要求などに応じて広く用いられており、また、半導体ウエハー基板上に形成された薄膜層のエッチング工程(etching process)、又はフォトレジスト(photoresist)の焼成工程などにおいてプラズマ形成又は基板加熱のために用いられる。
図1は、従来のセラミックサセプターの電極部を説明するための図である。図1を参照すると、従来のセラミックサセプターは、セラミックプレート10の中心部に、外部の高周波電極ロッド(RF Rod)31,32と結合するための電極部を有する。セラミックプレート10にはRFメッシュ(高周波電極メッシュ)11が円形又は半月形などの形状に埋設されており、また、RFメッシュ11に電気的に連結された電極母材であるコネクター12が埋設されている。アイレット(eyelet)形態の支持体20は、開口部に形成されたネジにて螺合され、上端部電極ロッド31と下端部電極ロッド32、及び下端部電極ロッド32とコネクター12はブレージング(brazing)接合され、電力供給のための電極ロッド31,32とRFメッシュ11とを電気的に連結させる。このような従来のセラミックサセプターでは、支持体20と下端部電極ロッド32との間の隙間や支持体20とセラミックプレート10との間の隙間が、高温雰囲気で酸素が侵入するような経路を作り、電極母材であるコネクター12と下端部電極ロッド32との間の界面に形成されたブレージングフィラーを酸化させてしまう。上端部電極ロッド31と下端部電極ロッド32との間の界面に形成されたブレージングフィラーも酸素侵入によって酸化することがある。このような酸化によって電気伝導度が減少し、電力伝達効率が低下することがあり、これは電極部の信頼性低下につながることがあり、且つセラミックサセプターの寿命を低下させる問題点がある。
かかる信頼性問題を克服するために、従来、電極ロッドには主にNiやNi合金素材のような耐熱性、耐酸化性素材が使用されてきている。従来の電極ロッドに適用されているNi素材は強磁性素材であるため、高い高周波領域の電力伝送線路に使用される場合に、電子の移動する線路内に表皮効果(skin effect)上の表皮の深さが小さくて電子の移動を難しくし、インピーダンス増加及び熱発生を招く不具合があった。しかも、半導体工程用セラミックサセプターの動作条件として高い温度で高いプラズマ特性が要求されることにより、高電力高周波の印加が必須となっており、このため、従来のセラミックサセプターの電極構造におけるニッケル(Ni)のような素材は、物質固有の磁性特性(強磁性体)のために表皮効果がより大きく現れ、その結果、上記のような酸化による短絡の問題が頻繁に発生している。
これを改善するために、従来は、韓国公開特許公報第10-2018-0121662号(2018.11.07)におけるように、NiやTiのロッド母材に、Au、Ag、Al又はCuなどをコートしたり、韓国公開特許公報第10-2021-0139368(2021.11.22)におけるように、Mo、Ni、Tiのロッド母材にアルミナ薄膜をコートすることにより、熱発生を減らしたり、熱伝導を減少させたりしようとした。しかしながら、高周波領域の電力伝送における周波数増加のため、電極ロッド素材が持つインピーダンス増加の問題を根本的に解決できずにいる現状である。
本発明の発明者らは、Ni又はNi合金素材は強磁性体(Ferromagnetism)であって、高い相対透磁率(<600)を有しているため、RF(Radio Frequency)ロッドに使用される場合に、電力及び周波数の増加によって表皮効果(skin effect)による高周波電極ロッド内に表皮の深さ(skin depth)が極度に小さくなって電子の移動を難しくし、結果的にインピーダンス増加の要因になることを確認した。このような電極ロッドのインピーダンス増加は、プラズマ放電に消費されるべき電気エネルギーが電極ロッド端において熱エネルギーに変換して消費されてしまい、プラズマ効率を減少させる原因になるだけでなく、電極ロッドで発生した熱が、基板を支持するセラミックプレート上端部の表面にホットスポット領域(hot-spot zone)を形成することにより、基板上に蒸着される薄膜(thin film)の厚さ及び膜質(thin film quality)のばらつきを招き、収率を減少させる要因になることがある。また、電極ロッドが締結される部分に当接するセラミック部位の温度が局部的に急上昇することにより、熱衝撃によるセラミックサセプターの破壊及びブレージング(Brazing)接合部の損傷によってアーク(Arc)が発生する決定的要因になってしまうため、電極ロッドのインピーダンス問題は、半導体素子の収率増大及びセラミックサセプター耐久性向上のために必ず解決しなければならない。
そこで、本発明の目的は、セラミックサセプターの電極ロッドに適用される素材として、セラミックサセプターの製造及び処理工程環境で要求される熱的、電気的(磁気的)、機械的物性特性を全て備える上に、耐酸化性、耐腐食性環境においても酸化を防止して短絡の発生を防ぐことができ、比抵抗及び比透磁率の低い素材を選定し、低いインピーダンスと良好な高周波伝送特性を有する電極ロッド構造を適用したセラミックサセプターを提供することにある。
まず、本発明の特徴を要約すれば、上記の目的を達成するための本発明の一面に係る高周波電極が配置されたセラミックプレートを含むセラミックサセプターは、前記セラミックプレートが、前記高周波電極に接続されるコネクターを含み、一側端部が前記コネクターと連結されて前記高周波電極に電力を供給するための電極ロッドを含み、前記電極ロッドはMo、W又はこれらの合金を母材とし、前記母材の表面に金属窒化膜を含み、該金属窒化膜はAlCrNを含んでよい。
前記セラミックサセプターは、前記母材と前記金属窒化膜との間にCrN下地層をさらに含んでよい。
前記CrN下地層の厚さは、0.1~4.0μmであってよい。
前記金属窒化膜の厚さは、1.0~10.0μmであってよい。
前記金属窒化膜は、PVD(Physical Vapor Deposition)方式でコートされてよい。
本発明に係るセラミックサセプターによれば、低いインピーダンスを有し、実用的な最適の素材としてMo、Wなどの素材を高周波電極ロッドに適用し、酸化(腐食)に備えてAlCrN又はCrN/AlCrNコーティング膜を形成して適用することによって、耐酸化性、耐腐食性環境においても酸化を防止して短絡の発生を防ぐことができ、比抵抗及び比透磁率の低いMo、Wなどの素材の使用によって低いインピーダンス及び良好な高周波伝送特性を有する電極ロッド構造とすることができるセラミックサセプターを提供することができる。
本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれる添付の図面は、本発明に関する実施例を提供し、詳細な説明と一緒に本発明の技術的思想を説明する。
従来のセラミックサセプターの電極部を説明するための図である。 本発明の一実施例に係るセラミックサセプターの構造を説明するための断面図である。 本発明の一実施例に係るセラミックサセプターの電極ロッドの被膜形成工程を説明するためのフローチャートである。 セラミックサセプターの電極ロッドの素材として、従来のNiを適用した場合と、本発明のMo/窒化膜-Mo、W/窒化膜-Wを適用した場合に対して、RF電力損失率を比較説明する図である。 本発明の、表面にCrN下地層とAlCrN層を有する電極ロッドの酸化前(a)と酸化後(b)の断面写真である。 本発明の電極ロッドがCrN下地層を有しない場合(a)とCrN下地層を有する場合(b)の表面SEM写真である。
以下では添付の図面を参照して本発明について詳しく説明する。ここで、各図において同一の構成要素には可能な限り同一の符号を付する。また、既に公知の機能及び/又は構成に関する詳細な説明は省略する。以下に開示する内容は、様々な実施例に係る動作を理解する上で必要な部分を重点的に説明し、その説明の要旨を曖昧にし得る要素に関する説明は省略する。また、図面の一部の構成要素は、誇張して、省略して、又は概略して図示可能である。各構成要素の大きさは実の大きさを全的に反映するものではなく、したがって、各図に描かれている構成要素の相対的な大きさや間隔によってここに記載の内容が限定されることはない。
本発明の実施例を説明するとき、本発明と関連している公知技術に関する具体的な説明が本発明の要旨を却って曖昧にさせ得ると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は本発明における機能を考慮して定義された用語であり、それらは使用者、運用者の意図又は慣例などによって変更可能である。したがって、その定義は本明細書全般にわたる内容に基づいて下されるべきであろう。詳細な説明で使われる用語は、単に本発明の実施例を記述するためのものであり、決して制限的であってはならない。特に断らない限り、単数形態の表現は複数形態の意味を含む。本説明において、「含む」又は「備える」のような表現は、ある特性、数字、段階、動作、要素、それらの一部又は組合せを示すためのものであり、記述された以外の一つ又はそれ以上の特性、数字、段階、動作、要素、それらの一部又は組合せの存在又は可能性を排除するように解釈されてはならない。
なお、第1、第2などの用語は様々な構成要素を説明するために使われてよいが、これらの用語によって前記様々な構成要素が限定されるものではなく、これらの用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的で使われるだけである。
図2は、本発明の一実施例に係るセラミックサセプター100の構造を説明するための図である。
図2を参照すると、本発明の一実施例に係るセラミックサセプター100は、高周波電極111及び電極ロッド部150を含むセラミックプレート110、及び電極ロッド部150の開口部190に締結される電極ロッド130、すなわち第1ロッド131及び第2ロッド132を含む。また、前記セラミックサセプター100は、電極ロッド130と結合する支持アイレット(eyelet)120を含んでよい。セラミックプレート110は、セラミック材質に埋設された高周波電極111を含む。電極ロッド130は、高周波電極111に電力(例えば、RF(Radio Frequency)電力)を供給するための構成要素であり、セラミックプレート110のネジ191にて締結された支持アイレット120と結合する。
セラミックプレート110の電極ロッド部150は、電極ロッド130の連結のための開口部190にコネクター112を含み、また、開口部190の内周面の一部に形成されたネジ191を含む。電極ロッド130と結合している支持アイレット120は、ネジ191(例えば、雌ネジ)による締結のために外周面に対応のネジ(例えば、雄ネジ)を有してよい。
一方、上にも述べているように、図示してはいないが、本発明において、セラミックプレート110は、高周波電極111の他にも、セラミック材質の間に、ヒーター機能のための発熱体(図示せず)と該当の電極ロッドをさらに含んでよい。したがって、本発明では高周波電極111の電極ロッド部150の構造について説明するが、このような構造は、発熱体(図示せず)と該当の電極ロッドとの接続のための電極ロッド部にも同様に適用され得ることは明らかである。
すなわち、セラミックプレート110は、セラミック材質の間に高周波電極111及び(又は)発熱体(図示せず)が所定の間隔を置いて配置(埋設)されるように構成されてよい。セラミックプレート110は加工対象基板を安定的に支持しながら、発熱体(図示せず)を用いた加熱及び(又は)高周波電極111を用いたプラズマ強化化学気相蒸着工程が可能なように構成されてよい。セラミックプレート110は、所定の形状を有する板状構造物とすることができる。例えば、セラミックプレート110は円形の板状構造物とすることができ、必ずしもこれに限定されない。ここで、セラミック材質は、Al2O3、Y2O3、Al2O3/Y2O3、ZrO2、AlC(Autoclaved lightweight concrete)、TiN、AlN、TiC、MgO、CaO、CeO2、TiO2、BxCy、BN、SiO2、SiC、YAG、ムライト(Mullite)、AlF3のうち少なくとも一つの物質であってよく、好ましくは、窒化アルミニウム(AlN)であってよい。なお、セラミックプレート110を成形する際に、セラミック粉末と共に選択的に0.1~10%程度、好ましくは約1~5%程度の酸化イットリウム粉末又は酸化マグネシウムを含めることができる。
高周波電極111と電気的に連結され、開口部190の底面から部分的に露出されるように、コネクター112がセラミックプレート110に埋設されている。電極ロッド130の端部面とコネクター112とはブレージング接合によって電気的に連結される。
高周波電極111、コネクター112、電極ロッド130、支持アイレット120、発熱体(図示せず)などは導電性素材からなってよく、例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、銀(Ag)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、金(Au)、白金(Pt)、ニオビウム(Nb)、チタニウム(Ti)又はこれらの合金などで形成されてよい。
特に、本発明において、電極ロッド130は、低い抵抗、すなわち、低いインピーダンスを有し、常磁性体(paramagnetic)であることが好ましい。例えば、前記電極ロッド130の母材が、[表1]のように、ニッケル(Ni)のような強磁性体(Ferromagnetic)ではなく、常磁性体(paramagnetic)であるMo、W又はこれらのうち一つ以上を含有する合金からなってよく、電極ロッド130の表面には耐酸化性被膜が提供される。本発明において、前記耐酸化性被膜は、好ましくはCrを含む金属窒化膜を含んでよい。例えば、金属窒化膜はAlCrNを含み、より好ましくは、その下地層にCrN下地層をさらに含んでよい。
これにより、セラミックサセプター100の製造及び処理工程環境で要求される熱的、電気的(磁気的)、機械的物性の特性を全て備えるとともに、加工性及び素材単価にも有利なセラミックサセプター100を提供することが可能である。
図2で、電極ロッド130は、支持アイレット120の内側で結合し、ブレージング(brazing)接合で連結された第1ロッド131と第2ロッド132を含んでよい。電極ロッド130は、第1ロッド131と第2ロッド132とが一体化した単一のロッドとしてもよいが、上記のように第1ロッド131と第2ロッド132とが接合された構造であってもよい。第1ロッド131は、一側端部面がコネクター112と第1導電性フィラー151によってブレージング接合され、第2ロッド132は、第2導電性フィラー152によって第1ロッド131の他側端部面とブレージング接合される。例えば、導電性フィラー151,152は、Au-Ni金属フィラー又はTiを含む金属フィラーなどが用いられてよい。コネクター112は、モリブデン又はモリブデン合金であってよい。第1ロッド131は高周波電極111と近づいているため熱損失と熱応力を起こすことがあり、よって、熱損失を防止し、熱応力によるクラック発生などを減少させるために、第2ロッド132に比べて小さい熱膨張係数を有するものとすることが好ましい。特に、本発明において、第1ロッド131と第2ロッド132がMo、W又はこれらのうち一つ以上を含有する合金からなってよく、酸化(腐食)に備えて電極ロッド130の表面に金属窒化膜(例えば、AlCrN層)140、すなわち、第1ロッド131の表面に金属窒化膜(例えば、AlCrN層)141及び第2ロッド132の表面に金属窒化膜(例えば、AlCrN層)142を含んでよい。
上記のような各ブレージング接合のために、まず、第1導電性フィラー151を開口部190の底面、すなわち、コネクター112の露出部分周囲にあらかじめ注入し、支持アイレット120内側に第1ロッド131を押し込んで第1ロッド131の一側端部面とコネクター112とを密着させ、高温加熱後に冷却させる。次いで、第2導電性フィラー152を第1ロッド131の他側端部面の上部に十分に注入し、注入された第2導電性フィラー152上で第2ロッド132の一側端部面を密着させ、高温加熱後に冷却させる。
このような本発明の一実施例に係るセラミックサセプター100を用いて、電極ロッド130と接合されたコネクター112を介して高周波電極111に電力を供給することにより、発熱体(図示せず)から発生する熱(又は、高周波)を用いて、半導体工程などで加工対象基板(例えば、半導体ウエハー、ガラス基板、フレキシブル基板など)を加熱し、所定の加熱温度で熱処理(又は、プラズマ強化化学気相蒸着工程)を行うことができる。
特に、電極ロッド130が、Mo、W又はこれらのうち一つ以上を、他の金属物質に比べてより大きい重量比(wt%)で含有する合金(例えば、MoW、MoNi、WNiなど)からなってよく、酸化(腐食)に備えて電極ロッド130の表面に金属窒化膜(例えば、AlCrN層)140を含むことにより、電極ロッド130の酸化を効果的に防止でき、使用に伴うインピーダンス増加の要因を除去した。このような電極ロッド130のインピーダンス増加などの変化を低減させ、電極ロッド130において熱エネルギーに変換されるエネルギー消失を除去することにより、電気エネルギーがプラズマ放電に効率的消費されるようにすることができる。また、電極ロッド130で発生する熱を低減させることにより、基板を支持するセラミックプレート110の上端部表面にホットスポット領域(hot-spot zone)が形成されず、基板上に蒸着された薄膜(thin film)の厚さ及び膜質(thin film quality)の均一性を向上させ、収率を増加させることができる。また、電極ロッド130が締結される部分に当接するセラミック部位の温度上昇が除去されることにより、熱衝撃によるセラミックサセプター100の破壊が減少し、ブレージング(Brazing)接合部でのアーク(Arc)発生を低減させることができる。したがって、本発明における電極ロッド130のインピーダンス変化減少は、耐久性が向上したセラミックサセプター100を提供でき、半導体素子の収率増大に寄与できる。
図3は、本発明の一実施例に係るセラミックサセプターの電極ロッドの被膜形成工程を説明するためのフローチャートである。
図3を参照すると、Mo、W又はこれらのうち一つ以上を含有する合金からなる電極ロッド130母材の表面に金属窒化膜(例えば、AlCrN層)140を形成するために、アークイオンプレーティングのようなPVD(Physical Vapor Deposition)手法が適用されてよい。図示のように、電極ロッドの被膜は、CrN下地層145形成工程(S110)、プラズマ前処理工程(S120)、AlCrN金属窒化膜蒸着工程(S130)を含んで形成されてよい。
S110段階で、CrN下地層145形成工程は、金属窒化膜(例えば、AlCrN層)140の内部応力を減少させ、良好な付着のためのものである。電極ロッド130の表面にCrN下地層145としてCrN層が0.1~4.0μm厚で蒸着されてよい。本発明において、前記CrN下地層145はアークイオンプレーティングによって形成されてよい。例えば、アークイオンプレーティング装備において電極ロッド130表面にCrN下地層145としてCrN層が蒸着されてよい。このとき、アークイオンプレーティング装備にあらかじめCrターゲットを装入し、反応器に窒素を注入しながら、PVD方式によって所定の真空度でCrN層を電極ロッド130の表面に形成させることができる。電極ロッド130が第1ロッド131及び第2ロッド132からなる場合に、各ロッドの表面にCrN下地層145を形成することができる。
プラズマ前処理工程(S120)では、アークイオンプレーティング装備にCrN下地層145が形成された電極ロッド130を装入し、1×10-5Torr以下の真空度でプラズマ前処理によって電極ロッド130の表面をクリーニングし、後続の金属窒化膜(例えば、AlCrN層)140が最適にコートされるようにする。
AlCrN金属窒化膜蒸着工程(S130)では、アークイオンプレーティング装備にあらかじめAlCr合金ターゲットを装入し、前記プラズマ前処理工程(S120)が終了すると、反応器に窒素を注入しながら、PVD方式によって1×10-2Torr程度の真空度で金属窒化膜(例えば、AlCrN層)140を1.0~10.0μm厚に形成させる。AlCr合金ターゲットは、アルミニウム(Al)とクローム(Cr)がそれぞれ所定の比率(例えば、7:3wt%)で合金されたAlCr合金ターゲットであってよい。
図4は、セラミックサセプターの電極ロッドの素材として、従来のNiを適用した場合と本発明のMo/窒化膜-Mo、W/窒化膜-Wを適用した場合に対して、RF電力損失率を比較説明する図である。
図4に示すように、インピーダンス実測値に基づいて計算されたRF(Radio Frequency)電力損失率において、Niの損失率を基準にしたとき、Mo又はその表面にAlCrN層を有する窒化膜-Mo、W又はその表面にAlCrN層を有する窒化膜-Wは、Niに対比して損失率が約40%減少する結果が確認できる。この結果から、Mo、W、窒化膜-Mo、及び窒化膜-Wは、電極ロッドのNi代替素材として優れた候補であることが分かる。
図5は、本発明の、表面にCrN下地層145とAlCrN層を有する電極ロッドの酸化前(a)と酸化後(b)の断面写真である。
図5を参照すると、本発明の電極ロッド130に対するEDS(Energy Dispersive X-ray Spectroscopy)写真に見られるように、Mo母材の表面に被膜されたCrN下地層145とAlCrN層140によって、高温での酸化前(a)と酸化後(b)に、AlCrN層140上には酸化層がほとんど形成されないことが分かり、CrN下地層145とAlCrN層140のようなコーティング膜のクラックなどが発生しないことを確認した。本発明では、このように酸化(腐食)を抑制するために、電極ロッド130の表面に酸化防止のための金属窒化膜(例えば、AlCrN層)140を形成した。Mo、W又はこれらのうち一つ以上を含有する合金からなる電極ロッド130の母材上にコートされるコーティング素材も、電極ロッド素材の選定と同様に、熱的、電気的(磁気的)、機械的な考慮の他にも価格及びコーティング作業性などを考慮して選定しなければならないが、例えば、前記金属窒化膜140としてCrN下地層145とAlCrN層140をPVD(Physical Vapor Deposition)方式でコートしたとき、最も効果的に酸化が防止されることを確認した。これに対し、TiAlNコーティング材質は、高温での使用時にクラック発生があるため、Mo又はWの母材が保護し難い。
図6は、本発明の電極ロッドがCrN下地層145を有しない場合(a)とCrN下地層145を有する場合(b)の表面SEM写真である。
図6を参照すると、本発明の電極ロッド130に対するSEM(Scanning Electron Microscope)写真に見られるように、電極ロッド130にCrN下地層145を有する場合(b)に、そうでない場合に比べて、表面金属窒化膜(例えば、AlCrN層)140の粒子の直径が平均的に大きくて均一な状態になりながら、上記のように酸化防止効果を高め、クラック発生の防止が図られることを確認した。
上述したように、本発明に係るセラミックサセプター100によれば、低いインピーダンスを有し、実用的な最適の素材としてMo、Wなどの素材を高周波電極ロッド130に適用し、酸化(腐食)に備えてAlCrNコーティング膜140又はCrN/AlCrNコーティング膜145/140を形成して適用することによって、耐酸化性、耐腐食性環境においても酸化を防止して短絡の発生を防ぐことができ、比抵抗及び比透磁率の低いMo、Wなどの素材によって低いインピーダンスと良好な高周波伝送特性を有する電極ロッド構造とし得るセラミックサセプターを提供することができる。
以上、本発明を具体的な構成要素などのような特定事項、限定された実施例及び図面によって説明してきたが、これは本発明のより全般的な理解を助けるために提供されただけで、本発明はこれらの実施例に限定されず、本発明の属する分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で様々な修正及び変形が可能であろう。したがって、本発明の思想は、説明された実施例に限定して定められてはならず、後述する特許請求の範囲の他、この特許請求の範囲と均等又は等価の変形があるいかなる技術思想も、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきであろう。
100 セラミックサセプター
110 セラミックプレート
111 高周波電極
120 支持アイレット
130 電極ロッド
140 金属窒化膜

Claims (5)

  1. 高周波電極が配置されたセラミックプレートを含むセラミックサセプターであって、
    前記セラミックプレートは、前記高周波電極に接続されるコネクターを含み、
    一側端部が前記コネクターと連結されて前記高周波電極に電力を供給するための電極ロッドを含み、
    前記電極ロッドは、Mo、W又はそれらの合金を母材とし、
    前記母材の表面にAlCrN膜を含む、セラミックサセプター。
  2. 前記母材と前記AlCrN膜との間にCrN下地層をさらに含む、請求項1に記載のセラミックサセプター。
  3. 前記CrN下地層の厚さは、0.1~4.0μmである、請求項2に記載のセラミックサセプター。
  4. 前記AlCrN膜の厚さは、1.0~10.0μmである、請求項1に記載のセラミックサセプター。
  5. 前記AlCrN膜は、PVD(Physical Vapor Deposition)方式でコートされている、請求項1に記載のセラミックサセプター。
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