JP2018136429A - 液体現像剤、液体現像剤カートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

液体現像剤、液体現像剤カートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー粒子の分散維持に優れる液体現像剤を提供すること。【解決手段】トナー粒子と、炭化水素オイルを含むキャリア液と、親油性チキソトロピック剤と、を含有する液体現像剤。【選択図】図1

Description

本発明は、液体現像剤、液体現像剤カートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
電子写真方式の画像形成に用いる現像剤として、キャリア液中にトナー粒子が分散された液体現像剤が知られている。
特許文献1には、炭化水素系溶媒であるキャリア液と、トナー粒子と、アルキル基で修飾されている無機微粒子とを含む湿式現像剤が開示されている。
特許文献2には、炭化水素系キャリア液と、着色剤、25℃でキャリア液に溶解しないスチレン系熱可塑性エラストマー及び25℃でキャリア液に溶解しないスチレン系熱可塑性樹脂を含むトナー粒子と、25℃でキャリア液に溶解するブロック共重合体とを含む液体現像剤が開示されている。
特許文献3には、非極性の担体液体と、分散化剤が結合されたマーキング粒子と、マーキング粒子のスペーサーとしての役割を果たすスペーサー剤とを含む液体トナー分散体が開示されている。
特開2008−145831号公報 特開2013−186412号公報 特開2015−138266号公報
本発明は、キャリア液として炭化水素オイルを含有し親油性チキソトロピック剤を含有しない液体現像剤に比べて、トナー粒子の分散維持に優れる液体現像剤を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための具体的手段には、下記の態様が含まれる。
請求項1に係る発明は、
トナー粒子と、
炭化水素オイルを含むキャリア液と、
親油性チキソトロピック剤と、
を含有する液体現像剤。
請求項2に係る発明は、
前記親油性チキソトロピック剤としてデキストリン脂肪酸エステルを含む、請求項1に記載の液体現像剤。
請求項3に係る発明は、
前記親油性チキソトロピック剤として水添ポリ−α−オレフィン及び水添スチレン系熱可塑性エラストマーを含む、請求項1又は請求項2に記載の液体現像剤。
請求項4に係る発明は、
前記キャリア液100質量部に対して、前記親油性チキソトロピック剤を0.1質量部以上20質量部以下の範囲で含有する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の液体現像剤。
請求項5に係る発明は、
前記炭化水素オイルがパラフィンオイルである、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の液体現像剤。
請求項6に係る発明は、
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の液体現像剤を収容し、画像形成装置に着脱される液体現像剤カートリッジ。
請求項7に係る発明は、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の液体現像剤を収容し、前記液体現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
を備える画像形成装置。
請求項8に係る発明は、
像保持体の表面を帯電する帯電工程と、
帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、
請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の液体現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、
前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写工程と、
前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、
を有する画像形成方法。
請求項1、2、3又は5に係る発明によれば、キャリア液として炭化水素オイルを含有し親油性チキソトロピック剤を含有しない液体現像剤に比べて、トナー粒子の分散維持に優れる液体現像剤が提供される。
請求項4に係る発明によれば、キャリア液100質量部に対して親油性チキソトロピック剤を0.1質量部未満の範囲で含有する液体現像剤に比べて、トナー粒子の分散維持に優れる液体現像剤が提供される。
請求項6に係る発明によれば、キャリア液として炭化水素オイルを含有し親油性チキソトロピック剤を含有しない液体現像剤を適用した場合に比べて、トナー粒子の分散維持に優れる液体現像剤を収容した液体現像剤カートリッジが提供される。
請求項7又は8に係る発明によれば、キャリア液として炭化水素オイルを含有し親油性チキソトロピック剤を含有しない液体現像剤を適用した場合に比べて、トナー粒子の分散維持に優れる液体現像剤を用いる画像形成装置又は画像形成方法が提供される。
本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
以下に、発明の実施形態を説明する。これらの説明及び実施例は実施形態を例示するものであり、発明の範囲を制限するものではない。
本開示において組成物中の各成分の量について言及する場合、組成物中に各成分に該当する物質が複数種存在する場合には、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数種の物質の合計量を意味する。
本開示において、「(メタ)アクリル」とは、「アクリル」及び「メタクリル」のいずれでもよいことを意味する。
<液体現像剤>
本実施形態に係る液体現像剤は、トナー粒子と、炭化水素オイルを含むキャリア液と、親油性チキソトロピック剤と、を含有する。
本実施形態に係る液体現像剤によれば、キャリア液として炭化水素オイルを含有する液体現像剤において、トナー粒子の分散維持に優れる液体現像剤が提供される。
炭化水素オイルをキャリア液とする液体現像剤は、炭化水素オイルが他のオイルに比べて一般的に粘度が低い故、経時によってトナー粒子の凝集や沈降が発生しやすい。本実施形態に係る液体現像剤は、親油性チキソトロピック剤を含有することで、静置状態においてはキャリア液の粘度を高めてトナー粒子の凝集や沈降を抑制する。そして、画像形成時(現像器内で攪拌され、また、現像装置の各部材のせん断応力を受ける状態)においてはキャリア液の粘度が低下する故、良好な画像形成が行われる。
本実施形態に係る液体現像剤によれば、トナー粒子の凝集や沈降の発生が抑制される故、細線再現性に優れた画像が形成される。
また、本実施形態に係る液体現像剤は、画像の定着性に優れる。一般的にトナー粒子の分散剤(トナー粒子に付着してトナー粒子の分散性を高める添加剤)は、液体現像剤中に多量に含有されると、記録媒体に対する画像の定着性を減弱させる傾向があるが、本実施形態に係る液体現像剤は、トナー粒子の分散維持に優れる故、トナー粒子の分散剤を含有しないか又は含有量を低減できるため、画像の定着性に優れる。
本実施形態に係る液体現像剤は、キャリア液と親油性チキソトロピック剤との混合物からなる液体現像剤用分散媒中にトナー粒子が分散した状態で含まれているところ、液体現像剤用分散媒(キャリア液と親油性チキソトロピック剤との混合液)の粘度が、静置状態と流動状態の間で可逆的に変化する。本実施形態に係る液体現像剤及び液体現像剤用分散媒は、E型粘度計(例えば、東機産業社のRE−80L型)を用いて、下記の(1)低せん断条件又は(2)高せん断条件において粘度(25℃)を測定した場合、(1)低せん断条件における粘度(「低せん断粘度」という。)よりも、(2)高せん断条件における粘度(「高せん断粘度」という。)の方が低い。
(1)低せん断条件:E型粘度計において、ローター回転速度を制御し、せん断速度が10s−1以下での領域での測定であって、具体的には 9.5s−1で2分間ローターを回転させて測定を行う。
(2)高せん断条件:E型粘度計において、ローター回転速度を制御し、せん断速度が30s−1以上での領域での測定であって、具体的には 38s−1で2分間ローターを回転させて測定を行う。
液体現像剤用分散媒の低せん断粘度は、10mPa・s以上100mPa・s以下が好ましく、12mPa・s以上80mPa・s以下がより好ましく、18mPa・s以上60mPa・s以下が更に好ましい。
液体現像剤用分散媒の高せん断粘度は、1mPa・s以上40mPa・s以下が好ましく、2mPa・s以上30mPa・s以下がより好ましく、2mPa・s以上23mPa・s以下が更に好ましい。
液体現像剤用分散媒の低せん断粘度と高せん断粘度との比(低せん断粘度/高せん断粘度)は、2以上10以下が好ましく、2以上6以下がより好ましく、2.5以上4以下が更に好ましい。
以下、本実施形態に係る液体現像剤の成分を詳しく説明する。
[親油性チキソトロピック剤]
親油性チキソトロピック剤は、オイルに溶けて、添加前に比べて静置状態のオイルの粘度を上げ、かつ、オイルにチキソトロピー性(静置状態と流動状態の間で粘度が可逆的に変化する現象)を付与する又は強める添加剤を意味する。
親油性チキソトロピック剤の一例として、デキストリン脂肪酸エステルが挙げられる。デキストリン脂肪酸エステルは、キャリア液の絶縁性に影響を及ぼしにくい観点から好ましい。
デキストリンをエステル化する脂肪酸としては、総炭素数が8以上24以下の脂肪酸が好ましく、同総炭素数の飽和脂肪酸がより好ましく、具体的には、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、2−ヘキシルデカン酸、ステアリン酸、2−オクチルデカン酸、アラキジン酸、2−オクチルドデカン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸等から選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。デキストリン脂肪酸エステルのエステル化度は、0.5以上3以下が好ましく、1以上2以下がより好ましい。
親油性チキソトロピック剤としてのデキストリンの重量平均重合度は、15以上50以下が好ましく、20以上40以下がより好ましい。
親油性チキソトロピック剤の一例として、水添ポリ−α−オレフィンと水添スチレン系熱可塑性エラストマーとの混合物が挙げられる。
上記混合物を構成する水添ポリ−α−オレフィンとしては、炭素数8以上12以下のα−オレフィンの重合体に水素添加したポリマーが好ましく、例えば、水添ポリオクテン、水添ポリノネン、水添ポリデセン、水添ポリウンデセン、水添ポリドデセンが挙げられ、水添ポリデセンが好ましい。
上記混合物を構成する水添スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、水添(スチレン/イソプレン)共重合体、水添(スチレン/ブタジエン)共重合体、水添(スチレン/イソプレン/ブタジエン)共重合体、水添(スチレン/エチレン/プロピレン)共重合体、水添(スチレン/ブタジエン/スチレン)共重合体、が挙げられ、これらはブロック共重合体であることが好ましい。水添スチレン系熱可塑性エラストマーの重合成分に占めるスチレンの割合は、5モル%以上60モル%以下が好ましい。
上記混合物としては、水添ポリ−α−オレフィン100質量部に対して、水添スチレン系熱可塑性エラストマーを1質量部以上100質量部以下の範囲で混合させた混合物が好ましく、5質量部以上80質量部以下の範囲で混合させた混合物がより好ましく、10質量部以上60質量部以下の範囲で混合させた混合物が更に好ましい。
親油性チキソトロピック剤の市販品としては、レオパールシリーズ(デキストリン脂肪酸エステル、千葉製粉株式会社)、パイオニアゲルシリーズ(水添ポリデセンと水添(スチレン/イソプレン)共重合体の混合物、Hansen & Rosenthal KG)が挙げられる。これらは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
本実施形態に係る液体現像剤において親油性チキソトロピック剤の含有量は、前述の粘度を実現できる量が好ましい。一方で、キャリア液の絶縁性に影響を及ぼさない観点からは、親油性チキソトロピック剤の含有量は少ないほど好ましい。親油性チキソトロピック剤の含有量は、キャリア液100質量部に対して0.1質量部以上20質量部以下が好ましい。キャリア液100質量部に対して0.1質量部以上であると、キャリア液にチキソトロピー性を効果的に付与できる。キャリア液100質量部に対して20質量部以下であると、キャリア液の絶縁性に影響を及ぼしにくい。上記の観点から、親油性チキソトロピック剤の含有量は、キャリア液100質量部に対して、0.3質量部以上15質量部以下がより好ましく、0.5質量部以上10質量部以下が更に好ましい。
親油性チキソトロピック剤としてデキストリン脂肪酸エステルを用いる場合、デキストリン脂肪酸エステルの含有量は、キャリア液100質量部に対して、0.1質量部以上20質量部以下が好ましく、0.3質量部以上15質量部以下がより好ましく、0.5質量部以上10質量部以下が更に好ましい。
親油性チキソトロピック剤として水添ポリ−α−オレフィンと水添スチレン系熱可塑性エラストマーとの混合物を用いる場合、水添ポリ−α−オレフィンと水添スチレン系熱可塑性エラストマーとを合計した含有量は、キャリア液100質量部に対して、0.1質量部以上30質量部以下が好ましく、0.3質量部以上15質量部以下がより好ましく、1質量部以上10質量部以下が更に好ましい。
[キャリア液]
キャリア液は、トナー粒子を分散させるための絶縁性の液体である。キャリア液は、不揮発性又は揮発性のいずれでもよいが、揮発性のキャリア液が好ましい。本実施形態に係る液体現像剤において、絶縁性とは、電気伝導率が1×10−10S/m以下であることを意味し、揮発性とは、引火点が130℃以下であること、又は、150℃下で24時間放置した際の揮発量が8質量%以上であることを意味する。引火点は、JIS K2265−4:2007に従って測定される温度である。
本実施形態に係る液体現像剤は、炭化水素オイルを含むキャリア液を含有する。キャリア液全体に占める炭化水素オイルの割合は、50質量%以上が好ましく、80質量%以上がより好ましく、90質量%以上が更に好ましく、95質量%以上が更に好ましく、キャリア液は実質的に炭化水素オイルのみであることが特に好ましい。
炭化水素オイルとしては、パラフィンオイル(イソパラフィン又はノルマルパラフィン)、ナフテンオイル、オレフィンオイル等の脂肪族炭化水素オイル及び芳香族炭化水素オイルが挙げられる。これらは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。炭化水素オイルとしては、脂肪族炭化水素オイルが好ましく、パラフィンオイルがより好ましい。
炭化水素オイルの市販品例としては、エクソンモービル社の「アイソパーL」(イソパラフィン)、「アイソパーM」(イソパラフィン)、「エクソールD80」(ナフテン)、「エクソールD110」(ナフテン)、「ソルベッソ100」(芳香族炭化水素)、「ソルベッソ150」(芳香族炭化水素);MORESCO社の「モレスコホワイトP−40」(パラフィン)、「モレスコホワイトP−70」(パラフィン)、「モレスコホワイトP−80」(パラフィン)、「モレスコホワイトP−100」(パラフィン)、「モレスコホワイトP−200」(パラフィン);JX日鉱日石エネルギー社の「ナフテゾール200」(ナフテン)、「ナフテゾール220」(ナフテン);などが挙げられる。
キャリア液は、炭化水素オイル以外のオイルを含んでいてもよい。炭化水素オイル以外のオイルとしては、例えば、ジメチルシリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル等のシリコーンオイル;エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール等のポリオール化合物;などが挙げられる。これらは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
[添加剤]
キャリア液は、各種の添加剤を含んでいてもよい。添加剤としては、トナー粒子の分散剤、乳化剤、界面活性剤、安定化剤、湿潤剤、起泡剤、消泡剤、帯電制御剤、帯電防止剤、酸化防止剤、老化防止剤、充填剤、付香剤、粘着防止剤、離型剤等が挙げられる。
トナー粒子の分散剤としては、ポリアミン/脂肪酸縮合物重合体、ポリエステルポリアミン等が挙げられる。トナー粒子の分散剤の添加量は、その種類にもよるが、キャリア液100質量部に対して、0.1質量部以上20質量部以下が好ましく、0.1質量部以上10質量部以下がより好ましい。
[トナー粒子]
トナー粒子は、例えば、結着樹脂、着色剤、及び離型剤を含む。トナー粒子は着色剤を含まない透明トナーであってもよい。トナー粒子の表面には、外添剤(例えば、無機粒子)が付着していてもよい。
トナー粒子は、単層構造のトナー粒子であってもよく、芯部(コア粒子)と芯部を被覆する被覆層(シェル層)とで構成されたコア・シェル構造のトナー粒子であってもよい。
液体現像剤に含まれるトナー粒子の体積平均粒径は、0.2μm以上7μm以下が好ましく、0.3μm以上5μm以下がより好ましく、0.4μm以上3μm以下が更に好ましい。液体現像剤に含まれるトナー粒子の体積粒度分布指標(GSDv)は1.5以下が好ましく、1.25以下がより好ましい。
本実施形態に係る液体現像剤におけるキャリア液とトナー粒子の含有量比は、例えば、キャリア液100質量部に対し、トナー粒子が2質量部以上40質量部以下である。
以下、トナー粒子の材料について説明する。
−結着樹脂−
トナー粒子の結着樹脂としては、例えば、スチレン類(例えばスチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等)、(メタ)アクリル酸エステル類(例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等)、エチレン性不飽和ニトリル類(例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル等)、ビニルエーテル類(例えばビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等)、ビニルケトン類(ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等)、オレフィン類(例えばエチレン、プロピレン、ブタジエン等)等の単量体の単独重合体、又はこれら単量体を2種以上組み合せた共重合体からなるビニル系樹脂が挙げられる。トナー粒子の結着樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂、変性ロジン等の非ビニル系樹脂、これらとビニル系樹脂との混合物、又は、これらの共存下でビニル系単量体を重合して得られるグラフト重合体等も挙げられる。これらの結着樹脂は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
本実施形態においては、トナー粒子の結着樹脂として、非晶性樹脂と結晶性樹脂とを併用する態様が好ましい。結晶性樹脂は、融解温度の前後で粘度の変化が大きく、分子が熱的に活動を開始してから溶融するまでの温度差が比較的小さいので、トナー粒子が結晶性樹脂を含むことにより、トナー粒子の保存安定性と低温定着性とが向上する。トナー粒子中の結晶性樹脂の含有量は、1質量%以上10質量%以下が好ましく、2質量%以上8質量%以下がより好ましい。
トナー粒子の結着樹脂としては、ポリエステル樹脂が好ましい。ポリエステル樹脂は、非晶性ポリエステル樹脂と結晶性ポリエステル樹脂とを併用してもよい。結晶性ポリエステル樹脂を用いる場合、全結着樹脂に占める結晶性ポリエステル樹脂の割合は、2質量%以上40質量%以下(好ましくは2質量%以上20質量%以下)が好ましい。
樹脂の「結晶性」とは、示差走査熱量測定(DSC)において、階段状の吸熱量変化ではなく、明確な吸熱ピークを示すことを指し、具体的には、昇温速度10℃/minで測定した際の吸熱ピークの半値幅が10℃以内であることを指す。樹脂の「非晶性」とは、吸熱ピークの半値幅が10℃を超えること、階段状の吸熱量変化を示すこと、又は明確な吸熱ピークが認められないことを指す。
−非晶性ポリエステル樹脂−
非晶性ポリエステル樹脂としては、例えば、多価カルボン酸と多価アルコールとの縮重合体が挙げられる。
多価カルボン酸としては、例えば、脂肪族ジカルボン酸(例えばシュウ酸、マロン酸、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、コハク酸、アルケニルコハク酸、アジピン酸、セバシン酸等)、脂環式ジカルボン酸(例えばシクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(例えばテレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ナフタレンジカルボン酸等)、これらの無水物、又はこれらの低級(例えば炭素数1以上5以下)アルキルエステルが挙げられる。これらの中でも、多価カルボン酸としては、例えば、芳香族ジカルボン酸が好ましい。
多価カルボン酸としては、ジカルボン酸と共に、架橋構造又は分岐構造をとる3価以上のカルボン酸を併用してもよい。3価以上のカルボン酸としては、例えば、トリメリット酸、ピロメリット酸、これらの無水物、又はこれらの低級(例えば炭素数1以上5以下)アルキルエステル等が挙げられる。
多価カルボン酸は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
多価アルコールとしては、例えば、脂肪族ジオール(例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等)、脂環式ジオール(例えばシクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、水添ビスフェノールA等)、芳香族ジオール(例えばビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのプロピレンオキサイド付加物等)が挙げられる。これらの中でも、多価アルコールとしては、例えば、芳香族ジオール、脂環式ジオールが好ましく、より好ましくは芳香族ジオールである。
多価アルコールとしては、ジオールと共に、架橋構造又は分岐構造をとる3価以上の多価アルコールを併用してもよい。3価以上の多価アルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトールが挙げられる。
多価アルコールは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
非晶性ポリエステル樹脂のガラス転移温度(Tg)は、50℃以上80℃以下が好ましく、50℃以上65℃以下がより好ましく、55℃以上65℃以下が更に好ましい。
ガラス転移温度は、示差走査熱量測定(DSC)によって得たDSC曲線から求める。具体的にはJIS K7121:1987「プラスチックの転移温度測定方法」のガラス転移温度の求め方に記載の「補外ガラス転移開始温度」に準じる。
非晶性ポリエステル樹脂の重量平均分子量(Mw)は、5000以上1000000以下が好ましく、7000以上500000以下がより好ましく、8000以上30000以下が更に好ましく、8000以上20000以下が更に好ましい。非晶性ポリエステル樹脂の数平均分子量(Mn)は、2000以上100000以下が好ましい。非晶性ポリエステル樹脂の分子量分布Mw/Mnは、1.5以上100以下が好ましく、2以上60以下がより好ましい。
非晶性ポリエステル樹脂は、公知の製造方法により得られる。具体的には、例えば、重合温度を180℃以上230℃以下とし、必要に応じて反応系内を減圧にし、縮合の際に発生する水やアルコールを除去しながら反応させる方法により得られる。
材料の単量体が、反応温度下で溶解又は相溶しない場合は、高沸点の溶剤を溶解補助剤として加え溶解させてもよい。この場合、縮重合反応は溶解補助剤を留去しながら行う。共重合反応において相溶性の悪い単量体が存在する場合は、あらかじめ相溶性の悪い単量体とその単量体と縮重合予定の酸又はアルコールとを縮合させておいてから主成分と共に縮重合させるとよい。
−結晶性ポリエステル樹脂−
結晶性ポリエステル樹脂としては、例えば、多価カルボン酸と多価アルコールとの縮重合体が挙げられる。結晶性ポリエステル樹脂としては、結晶構造を容易に形成するため、芳香環を有する重合性単量体よりも直鎖状脂肪族の重合性単量体を用いた縮重合体が好ましい。
多価カルボン酸としては、例えば、脂肪族ジカルボン酸(例えばシュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,9−ノナンジカルボン酸、1,10−デカンジカルボン酸、1,12−ドデカンジカルボン酸、1,14−テトラデカンジカルボン酸、1,18−オクタデカンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(例えばフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸等の二塩基酸等)、これらの無水物、又はこれらの低級(例えば炭素数1以上5以下)アルキルエステルが挙げられる。
多価カルボン酸としては、ジカルボン酸と共に、架橋構造又は分岐構造をとる3価以上のカルボン酸を併用してもよい。3価以上のカルボン酸としては、例えば、芳香族カルボン酸(例えば1,2,3−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸等)、これらの無水物、又はこれらの低級(例えば炭素数1以上5以下)アルキルエステルが挙げられる。
多価カルボン酸としては、これらジカルボン酸と共に、スルホン酸基を有するジカルボン酸、エチレン性二重結合を有するジカルボン酸を併用してもよい。
多価カルボン酸は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
多価アルコールとしては、例えば、脂肪族ジオール(例えば主鎖部分の炭素数が7以上20以下である直鎖型脂肪族ジオール)が挙げられる。脂肪族ジオールとしては、例えば、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、1,11−ウンデカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,13−トリデカンジオール、1,14−テトラデカンジオール、1,18−オクタデカンジオール、1,14−エイコサンデカンジオールなどが挙げられる。これらの中でも、脂肪族ジオールとしては、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオールが好ましい。
多価アルコールとしては、ジオールと共に、架橋構造又は分岐構造をとる3価以上のアルコールを併用してもよい。3価以上のアルコールとしては、例えば、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等が挙げられる。
多価アルコールは、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。ただし、多価アルコール全体に占める脂肪族ジオールの割合が、80モル%以上であることが好ましく、90モル%以上であることがより好ましい。
結晶性ポリエステル樹脂の融解温度(Tm)は、45℃以上110℃以下が好ましく、50℃以上100℃以下がより好ましく、55℃以上90℃以下がより好ましく、60℃以上85℃以下が更に好ましい。
融解温度は、示差走査熱量測定(DSC)によって得たDSC曲線から求める。具体的にはJIS K7121:1987「プラスチックの転移温度測定方法」の融解温度の求め方に記載の「融解ピーク温度」に準じる。
結晶性ポリエステル樹脂の重量平均分子量(Mw)は、5000超が好ましく、6000以上がより好ましく、10000以上が更に好ましく、35000以下が好ましい。結晶性ポリエステル樹脂の数平均分子量(Mn)は、2000以上が好ましく、4000以上がより好ましい。
結晶性ポリエステル樹脂は、例えば、非晶性ポリエステルと同様に、公知の製造方法により得られる。
本実施形態におけるトナー粒子において、結着樹脂の全含有量としては、例えば、トナー粒子全体に対して、40質量%以上95質量%以下が好ましく、50質量%以上90質量%以下がより好ましく、60質量%以上85質量%以下が更に好ましい。
−着色剤−
着色剤としては、例えば、カーボンブラック、クロムイエロー、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、スレンイエロー、キノリンイエロー、ピグメントイエロー、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、ウオッチヤングレッド、パーマネントレッド、ブリリアントカーミン3B、ブリリアントカーミン6B、デュポンオイルレッド、ピラゾロンレッド、リソールレッド、ローダミンBレーキ、レーキレッドC、ピグメントレッド、ローズベンガル、アニリンブルー、ウルトラマリンブルー、カルコオイルブルー、メチレンブルークロライド、フタロシアニンブルー、ピグメントブルー、フタロシアニングリーン、マラカイトグリーンオキサレート等の顔料;アクリジン系、キサンテン系、アゾ系、ベンゾキノン系、アジン系、アントラキノン系、チオインジコ系、ジオキサジン系、チアジン系、アゾメチン系、インジコ系、フタロシアニン系、アニリンブラック系、ポリメチン系、トリフェニルメタン系、ジフェニルメタン系、チアゾール系等の染料;が挙げられる。着色剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
着色剤は、必要に応じて表面処理された着色剤を用いてもよく、分散剤と併用してもよい。また、着色剤は、複数種を併用してもよい。
着色剤の含有量としては、例えば、トナー粒子全体に対して、1質量%以上60質量%以下が好ましく、1質量%以上50質量%以下がより好ましく、3質量%以上35質量%以下が更に好ましい。
−離型剤−
離型剤としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等の低分子量ポリオレフィン類;シリコーン類;オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、リシノール酸アミド、ステアリン酸アミド等の脂肪酸アミド類;カルナバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、木ロウ、ホホバ油等の植物系ワックス;ミツロウ等の動物系ワックス;モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス等の鉱物系、石油系のワックス;などが挙げられる。離型剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
離型剤の融解温度は、50℃以上110℃以下が好ましく、60℃以上100℃以下がより好ましい。離型剤の融解温度は、示差走査熱量測定(DSC)によって得たDSC曲線から求める。具体的にはJIS K7121:1987「プラスチックの転移温度測定方法」の融解温度の求め方に記載の「融解ピーク温度」に準じる。
離型剤の含有量としては、例えば、トナー粒子全体に対して、0.5質量%以上50質量%以下が好ましく、1質量%以上30質量%以下がより好ましく、1質量%以上20質量%以下が更に好ましく、5質量%以上15質量%以下が更に好ましい。
−その他の添加剤−
その他の添加剤としては、例えば、磁性体、帯電制御剤、無機粉体等の公知の添加剤が挙げられる。これらの添加剤は、内添剤としてトナー粒子に含まれる。
[液体現像剤の製造方法]
本実施形態に係る液体現像剤は、例えば、トナー粗粒子を作製する造粒工程と、トナー粗粒子をキャリア液中で粉砕する湿式粉砕工程と、トナー粒子が分散したキャリア液に親油性チキソトロピック剤を添加する工程と、を経て製造される。
造粒工程は、乾式製法(例えば、混練粉砕法)、湿式製法(例えば、凝集合一法、懸濁重合法、溶解懸濁法)のいずれでもよい。これらの製法に特に制限はなく、公知の製法を採用してよい。湿式製法で得たトナー粗粒子には、洗浄工程、固液分離工程、及び乾燥工程を施して、乾燥した状態のトナー粗粒子を得ることが好ましい。乾燥状態のトナー粗粒子と外添剤とを混合し、トナー粗粒子の表面に外添剤を付着させてもよい。
湿式粉砕工程は、キャリア液にトナー粗粒子を分散させた後、例えば、ビーズミル、ボールミル、サンドミル、アトライタ等のメディア式の湿式粉砕機を用いて、キャリア液中でトナー粗粒子を湿式粉砕する工程である。湿式粉砕工程によって小粒径化したトナー粒子が分散しているキャリア液に、親油性チキソトロピック剤を添加し、本実施形態に係る液体現像剤を得る。親油性チキソトロピック剤のほかに、トナー粒子の分散剤等の添加剤も添加してよい。
本実施形態に係る液体現像剤は、ほかに例えば、溶剤中でトナー粒子を湿式製法で作製し、溶剤をキャリア液に置換することにより製造される。この製造方法において湿式製法は、凝集合一法、懸濁重合法、溶解懸濁法等のいずれでもよく、公知の製法を採用してよい。湿式製法に用いる溶剤としては、キャリア液と置換できる溶剤(例えば、キャリア液よりも沸点の低い溶剤)が好ましい。この製造方法においては、溶剤をキャリア液に置換した後、トナー粒子が分散しているキャリア液に親油性チキソトロピック剤を添加し、本実施形態に係る液体現像剤を得る。親油性チキソトロピック剤のほかに、トナー粒子の分散剤等の添加剤も添加してよい。
<液体現像剤カートリッジ>
本実施形態に係る液体現像剤カートリッジは、本実施形態に係る液体現像剤を収容し、画像形成装置に着脱される。本実施形態に係る液体現像剤カートリッジ内に収容されている液体現像剤は、例えば画像形成装置が備える供給管を通じて、画像形成装置の現像手段に供給される。本実施形態に係る液体現像剤カートリッジの形態は限定されず、例えば、タンク状の形態、ボトル状の形態が挙げられる。本実施形態に係る液体現像剤カートリッジの容量は、画像形成装置の大きさに応じて選択すればよい。
<画像形成装置及び画像形成方法>
本実施形態に係る画像形成装置は、像保持体と、像保持体の表面を帯電する帯電手段と、帯電した像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、液体現像剤を収容し、液体現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段とを備える。本実施形態に係る画像形成装置は、液体現像剤として、本実施形態に係る液体現像剤を用いる。
本実施形態に係る画像形成装置では、像保持体の表面を帯電する帯電工程と、帯電した像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、液体現像剤により、像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写工程と、記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、を有する画像形成方法(本実施形態に係る画像形成方法)が実施される。
本実施形態に係る画像形成装置は、例えば、像保持体の表面に形成されたトナー画像を直接記録媒体に転写する直接転写方式の装置;像保持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写体の表面に一次転写し、中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に二次転写する中間転写方式の装置;トナー画像の転写後、帯電前の像保持体の表面をクリーニングするクリーニング手段を備えた装置;トナー画像の転写後、帯電前に像保持体の表面に除電光を照射して除電する除電手段を備える装置;等の画像形成装置である。本実施形態に係る画像形成装置が中間転写方式の装置の場合、転写手段は、例えば、表面にトナー画像が転写される中間転写体と、像保持体の表面に形成されたトナー画像を中間転写体の表面に一次転写する一次転写手段と、中間転写体の表面に転写されたトナー画像を記録媒体の表面に二次転写する二次転写手段と、を有する。
本実施形態に係る画像形成装置(画像形成方法)においては、定着装置(定着工程)が2段階の定着を行う形態であることが好ましい。定着装置(定着工程)は、具体的には、トナー画像に対し非接触で加熱を施す非接触式加熱装置(非接触式加熱工程)と、非接触式加熱装置での加熱後(非接触式加熱工程の後)に加熱しつつ加圧を施す加熱加圧装置(加熱加圧工程)と、を有することが好ましい。
記録媒体としては、特に限定されず、公知の記録媒体が適用される。例えば、熱可塑性樹脂フィルム、紙、OHPシート等が挙げられる。熱可塑性樹脂フィルムの用途としては、ラベル、包装材料、ポスター等が挙げられる。
熱可塑性樹脂フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンフィルム;ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルフィルム;ナイロン等のポリアミドフィルム;ポリカーボネート、ポリスチレン、変性ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール、ポリ乳酸等のフィルム;などが挙げられる。これらのフィルムは、未延伸フィルム、一軸方向又は二軸方向に延伸した延伸フィルムのいずれでもよい。熱可塑性樹脂フィルムは、単層又は多層のいずれの形態でもよい。熱可塑性樹脂フィルムは、トナー定着を補助する表面コート層を有するフィルム、コロナ処理、オゾン処理、プラズマ処理、フレーム処理、グロー放電処理等を施したフィルムでもよい。軟包装材料に用いるための熱可塑性樹脂フィルムの厚さは、例えば、5μm以上250μm以下であり、好ましくは10μm以上100μm以下である。
以下、本実施形態に係る画像形成装置を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の一例の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置100は、感光体110(像保持体の一例)と、帯電装置112(帯電手段の一例)と、露光装置114(静電荷像形成手段の一例)と、現像装置120(現像手段の一例)と、転写装置130(転写手段の一例)と、定着装置140(定着手段の一例)と、クリーナ116とを備える。
感光体110は円柱形状を有し、感光体110の周囲に、帯電装置112、露光装置114、現像装置120、転写装置130、及びクリーナ116が順に設けられている。
帯電装置112は、感光体110の表面を帯電する。
露光装置114は、帯電した感光体110の表面を、画像信号に基づき、例えばレーザー光線によって露光して静電荷像を形成する。
現像装置120は、現像剤収容容器122と、現像剤供給ロール(アニロックスロール)124と、規制部材126と、現像ロール128とを備えている。
現像剤収容容器122は、液体現像剤Gを収容する。現像剤収容容器122には、液体現像剤Gを攪拌する攪拌部材(不図示)が設けられていてもよい。
現像剤供給ロール124は、現像剤収容容器122に収容された液体現像剤Gに一部が浸り、且つ、現像ロール128に近接(又は接触)するように設けられており、現像剤収容容器122中の液体現像剤Gを現像ロール128の表面に供給する。規制部材126は、現像剤供給ロール124による液体現像剤Gの供給量を制御する。
現像ロール128は、現像剤供給ロール124から供給された液体現像剤Gを保持し、液体現像剤Gによって、感光体110の表面に形成された静電荷像をトナー画像Tとして現像する。
転写装置130は、感光体110の表面に形成されたトナー画像Tが転写されるドラム状の中間転写体132と、中間転写体132の表面に転写されたトナー画像Tを記録媒体Pに転写する転写ロール134と、を備えた中間転写方式の装置である。
転写装置130は、例えば、ベルト状の中間転写体132を備えた構成であってもよいし、中間転写体132を備えず、転写ロール134により感光体110から直接、記録媒体Pにトナー画像Tを転写する直接転写方式の構成であってもよい。
定着装置140は、記録媒体Pの進行方向において転写装置130よりも下流側に設けられ、非接触式加熱装置142と加熱加圧装置144とを備える。
非接触式加熱装置142は、例えば、金属製の筐体の内部に熱源を備えた板状の加熱装置である。非接触式加熱装置142は、筐体の内部に熱源と共に送風装置を備えていてもよい。非接触式加熱装置142は、記録媒体のトナー画像が形成されている側に設けてもよく、記録媒体の背面側(トナー画像が形成されていない側)に設けてもよく、両側に設けてもよい。
加熱加圧装置144は、例えば、一対の加熱ロール144A及び加圧ロール144Bである。加熱ロール144A及び加圧ロール144Bは、記録媒体を挟んでニップを形成するように対向配置される。加熱ロール144Aの内部には、熱源が備えられている。加熱加圧装置144は、ほかに、加熱加圧ロールと加圧ベルトとを組合せた装置、加圧ロールと加熱加圧ベルトとを組合せた装置等であってもよい。
クリーナ116は、トナー画像の転写後の感光体110の表面に残留する転写残トナーを除去及び回収する目的で設けられる。
画像形成装置100は、さらに、転写後かつ次の帯電までに感光体110の表面を除電する除電装置(不図示)を備えていてもよい。
以下、画像形成装置100による画像形成方法について説明する。
帯電装置112、露光装置114、現像装置120、転写装置130、定着装置140、及びクリーナ116は、感光体110の回転速度と同期をとって動作される。
まず、帯電装置112が、矢印B方向に回転する感光体110の表面を、予め定められた電位に帯電させる。
次に、露光装置114が、帯電した感光体110の表面を画像信号に基づき露光し、静電荷像を形成する。
現像装置120においては、現像剤供給ロール124が液体現像剤Gを現像ロール128の表面に供給し、矢印A方向に回転する現像ロール128が液体現像剤Gを感光体110に搬送する。
液体現像剤Gは、現像ロール128と感光体110とが近接(又は接触)する位置で、感光体110上の静電荷像に供給され、静電荷像を現像(顕像化)してトナー画像Tを形成する。
次に、感光体110の表面のトナー画像Tを、矢印C方向に回転する中間転写体132の表面に転写する。
次に、中間転写体132の表面に転写されたトナー画像Tを、転写ロール134との接触位置において、記録媒体Pに転写する。本転写は、転写ロール134と中間転写体132とによって記録媒体Pを挟み、中間転写体132の表面のトナー画像Tを記録媒体Pに密着させることにより実施される。
トナー画像Tが転写された記録媒体Pは定着装置140に搬送され、非接触式加熱装置142と加熱加圧装置144とを順に通過することにより、記録媒体Pの表面に定着画像が形成される。
非接触式加熱装置142の加熱温度は、記録媒体Pとして紙を用いる場合には、100℃以上160℃以下が好ましく、110℃以上150℃以下がより好ましい。非接触式加熱装置142の加熱温度は、記録媒体Pとして熱可塑性樹脂フィルムを用いる場合には、70℃以上110℃以下が好ましく、80℃以上100℃以下がより好ましい。加熱の時間は、非接触式加熱装置142のプロセススピードによって決まる。
非接触式加熱装置142で加熱が施されたトナー画像は、さらに加熱加圧装置144(加熱ロール144A及び加圧ロール144B)により加熱及び加圧が施されることで、記録媒体Pに定着される。
加熱加圧装置144の加熱温度は、記録媒体Pとして紙を用いる場合には、100℃以上160℃以下が好ましく、110℃以上150℃以下がより好ましい。加熱加圧装置144の加熱温度は、記録媒体Pとして熱可塑性樹脂フィルムを用いる場合には、70℃以上110℃以下が好ましく、80℃以上100℃以下がより好ましい。加熱加圧装置44によって印加される圧力は、1.5kg/cm以上5kg/cm以下が好ましく、2kg/cm以上3.5kg/cm以下がより好ましい。
中間転写体132にトナー画像Tを転写した後の感光体110は、クリーナ116により転写残トナーが除去及び回収され、再び帯電工程へ移行する。
画像形成装置100は、感光体110、帯電装置112、露光装置114、現像装置120、転写装置130、及びクリーナ116を1つのユニットとし、このユニットが4つ並んで搭載されたタンデム方式のフルカラー画像形成装置であってもよい。
画像形成装置100は、現像剤収容容器122に、トナーカートリッジ(不図示)からトナー粒子又は外添トナーを供給する方式としてもよく、液体現像剤カートリッジ(不図示)から液体現像剤を供給する方式としてもよい。トナーカートリッジ又は液体現像剤カートリッジは、液体現像剤の残量が無くなった際に交換し得るよう画像形成装置に着脱される構成としてもよい。
以下、実施例により発明の実施形態を詳細に説明するが、発明の実施形態は、これら実施例に限定されるものではない。
<液体現像剤の製造>
[実施例1]
−ポリエステル樹脂の合成−
加熱乾燥した二口フラスコに、テレフタル酸ジメチル200質量部と、1,3−ブタンジオール85質量部と、触媒としてジブチル錫オキサイド0.3質量部とを入れた後、減圧操作により容器内の空気を窒素ガスにより不活性雰囲気とし、機械攪拌にて180rpmで5時間攪拌を行った。その後、減圧下にて230℃まで徐々に昇温を行い2時間攪拌し、粘稠な状態となったところで空冷し、反応を停止させ、ポリエステル樹脂(1)(芳香族ジカルボン酸由来構成成分の含有量が100構成モル%である酸由来構成成分と、脂肪族ジオール由来構成成分の含有量が100構成モル%であるアルコール由来構成成分と、を含む非結晶性ポリエステル樹脂)を240質量部合成した。
GPCによる分子量測定(ポリスチレン換算)の結果、ポリエステル樹脂(1)の重量平均分子量(Mw)は9,500であり、数平均分子量(Mn)は4,200であった。ポリエステル樹脂(1)のDSCスペクトルを、示差走査熱量計(DSC、島津製作所社製、DSC−50型)を用いて測定したところ、明確なピークを示さず、階段状の吸熱量変化が観察された。階段状の吸熱量変化の中間点をとったガラス転移温度は55℃であった。ポリエステル樹脂(1)の酸価は18mgKOH/gであった。
−液体現像剤の製造−
ポリエステル樹脂(1)85質量部と、C.I.ピグメントブルー15:3(銅フタロシアニン)15質量部とをヘンシェルミキサーで混合した。次いで、バンバリーミキサーを用いて混練し、冷却物を2mm角以下に粗粉砕した。
粗粉砕粒子20質量部と、イソパラフィン(商品名:アイソパーL、エクソンモービル社)80質量部とを混合し、ボールミル及び直径5mmのジルコニアビーズを用いて168時間粉砕し、トナー分散液(1)を作製した。レーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置(堀場製作所製LA−960)で粒子径を測定したところ、体積平均粒子径は1.6μmであった。
トナー分散液(1)に、表1に記載の添加量で、ソルスパース13940とレオパールWXとを加え攪拌混合し、液体現像剤とした。使用した添加剤の詳細は下記のとおりである。
・ソルスパース13940:ポリアミン/脂肪酸縮合物重合体、ルーブリゾール製。
・レオパールWX:(パルミチン酸/2−ヘキシルデカン酸)デキストリン、千葉製粉製。
[実施例2〜8、比較例1〜3]
添加剤と添加量を表1に記載のとおりに変更した以外は、実施例1と同様にして液体現像剤を製造した。使用した添加剤の詳細は下記のとおりである。
・ソルスパース18000:ポリエステルポリアミン、ルーブリゾール製。
・ソルスパース17000:ポリエステルポリアミン、ルーブリゾール製。
・パイオニアゲル12PAO:水添ポリデセンと、水添(スチレン/イソプレン)共重合体と、トコフェロールとの混合物、Hansen & Rosenthal KG製。
<評価>
[液体現像剤用分散媒の粘度]
各液体現像剤用分散媒(キャリア液に分散剤及び親油性チキソトロピック剤を表1に記載の添加量で混合した液体組成物)について、既述の測定方法により、(1)低せん断条件及び(2)高せん断条件それぞれの粘度(25℃)を測定した。表1に測定結果を示す。
各液体現像剤について、既述の測定方法により、(1)低せん断条件及び(2)高せん断条件それぞれの粘度(25℃)を測定した。表1に測定結果を示す。
[分散状態の維持]
各液体現像剤を50ml遠沈管にとり、振とう器で5分間振とうし、次いで、周波数45kHzの超音波分散機で2分間超音波印加したのち、共栓付10ml目盛付試験管に10ml封入した。温度25℃又は35℃のチャンバーに1週間静置し、静置後の体積平均粒子径(μm)をレーザ回折/散乱式粒子径分布測定装置(堀場製作所製LA−960)で測定した。表1に測定結果を示す。
[細線再現性]
温度35℃のチャンバーに1週間静置した液体現像剤を、図1に示す構成の画像形成装置に装填し、普通紙上に、細線画像(大日本印刷社「ITE高精細度インメガサイクルチャート」)の形成を行った。加熱加圧式の定着装置を温度140℃、荷重84kgfに設定して画像の定着を行った。定着画像の細線部を目視で確認し、下記のとおり分類した。
G1:細線が再現されている。
G2:ごく細い細線が部分的に太くなっているが、許容範囲である。
G3:隣接する細線どうしがつながっている箇所がある。
[画像の定着性]
定着画像が内側になるように紙を折り、折り目及びその周辺を指で擦り、折り曲げた紙を広げ、擦りによって生じた画像欠損度合いを目視で観察し、下記のとおり分類した。
G1:画像の欠損なし。
G2:画像が部分的に欠損した。
G3:画像が大きく欠損した。
100 画像形成得装置
110 感光体(像保持体の一例)
112 帯電装置(帯電手段の一例)
114 露光装置(静電荷像形成手段の一例)
116 クリーナ
120 現像装置(現像手段の一例)
122 現像剤収容容器
124 現像剤供給ロール
126 規制部材
128 現像ロール
130 転写装置(転写手段の一例)
132 中間転写体
134 転写ロール
140 定着装置(定着手段の一例)
142 非接触式加熱装置
144 加熱加圧装置
144A 加熱ロール
144B 加圧ロール
G 液体現像剤
T トナー画像
P 記録媒体

Claims (8)

  1. トナー粒子と、
    炭化水素オイルを含むキャリア液と、
    親油性チキソトロピック剤と、
    を含有する液体現像剤。
  2. 前記親油性チキソトロピック剤としてデキストリン脂肪酸エステルを含有する、請求項1に記載の液体現像剤。
  3. 前記親油性チキソトロピック剤として水添ポリ−α−オレフィン及び水添スチレン系熱可塑性エラストマーを含有する、請求項1又は請求項2に記載の液体現像剤。
  4. 前記キャリア液100質量部に対して、前記親油性チキソトロピック剤を0.1質量部以上20質量部以下の範囲で含有する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の液体現像剤。
  5. 前記炭化水素オイルがパラフィンオイルである、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の液体現像剤。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の液体現像剤を収容し、画像形成装置に着脱される液体現像剤カートリッジ。
  7. 像保持体と、
    前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成手段と、
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の液体現像剤を収容し、前記液体現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像手段と、
    前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写手段と、
    前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着手段と、
    を備える画像形成装置。
  8. 像保持体の表面を帯電する帯電工程と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電荷像を形成する静電荷像形成工程と、
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の液体現像剤により、前記像保持体の表面に形成された静電荷像をトナー画像として現像する現像工程と、
    前記像保持体の表面に形成されたトナー画像を記録媒体の表面に転写する転写工程と、
    前記記録媒体の表面に転写されたトナー画像を定着する定着工程と、
    を有する画像形成方法。
JP2017030428A 2017-02-21 2017-02-21 液体現像剤、液体現像剤カートリッジ、画像形成装置及び画像形成方法 Pending JP2018136429A (ja)

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