JP2018136157A - 充電率推定装置 - Google Patents

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Yuki Muramatsu
祐希 村松
順一 波多野
Junichi Hatano
順一 波多野
西垣 研治
Kenji Nishigaki
研治 西垣
正彰 鈴木
Masaaki Suzuki
正彰 鈴木
洋一 三竿
Yoichi Misao
洋一 三竿
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Hiroko Ataya
皓子 安谷屋
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Abstract

【課題】充電後に放電することにより、放電後に得られる開回路電圧を用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率を推定できるようにする充電率推定装置を提供する。【解決手段】充電用SOC−OCV特性に応じて充電率が推定できる場合、充電後に得られる開回路電圧を用いて、記憶部に記憶されている充電用SOC−OCV特性情報を参照し、充電後に得られる開回路電圧に対応する充電率を求め、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率が推定できる場合、放電後に得られる開回路電圧を用いて、記憶部に記憶されている放電用SOC−OCV特性情報を参照し、放電後に得られる開回路電圧に対応する充電率を求める推定部5と、充電終了を検出すると、放電用SOC−OCV特性情報を用いて充電率を推定できると見做せる放電量を放電する放電部6と、を有する充電率推定装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、充電率推定装置に関する。
開回路電圧(Open Circuit Voltage:OCV)と充電率(State Of Charge:SOC)との関係を示すSOC−OCV特性を用いて電池の充電率SOCを推定する技術が知られている。
関連する技術として特許文献1や特許文献2がある。
特開2016−145795号公報 特開2014−139521号公報
しかしながら、例えばシリコン負極を用いた電池のように充電と放電とでSOC−OCV特性が異なる電池の充電率SOCを推定する場合、充電後に得られる開回路電圧OCVcと充電率SOCとの関係を示す充電用SOC−OCV特性を用いるのか、放電後に得られる開回路電圧OCVdと充電率SOCとの関係を示す放電用SOC−OCV特性を用いるのかが分からないと、充電率SOCを精度よく推定できない。
例えば、充電直後の状態は、通常充電後に得られる開回路電圧OCVcを用いて、充電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる充電状態であるが、充電後に放電をする場合には、充電後の状態を、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる放電状態にしたい。ところが、充電状態から放電状態に切り替えるには、所定量の放電をしなければならないため、充電後所定量の放電をするまでは、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる状態にならない。
本発明の一側面に係る目的は、充電後に放電をすることにより、放電後に得られる開回路電圧を用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できるようにする充電率推定装置を提供することである。
本発明に係る一つの形態である、充電後に得られる開回路電圧と充電率との関係を示す充電用SOC−OCV特性と、放電後に得られる開回路電圧と充電率との関係を示す放電用SOC−OCV特性とが異なる電池の充電率を推定する充電率推定装置は、推定部と放電部とを有する。
推定部は、充電用SOC−OCV特性に応じて充電率が推定できる場合、充電後に得られる開回路電圧を用いて、充電後に得られる開回路電圧と充電率とが関連付けられて記憶部に記憶されている充電用SOC−OCV特性情報を参照し、充電後に得られる開回路電圧に対応する充電率を求める。
また、推定部は、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率が推定できる場合、放電後に得られる開回路電圧を用いて、放電後に得られる開回路電圧と充電率とが関連付けられて記憶部に記憶されている放電用SOC−OCV特性情報を参照し、放電後に得られる開回路電圧に対応する充電率を求める。
放電部は、充電終了を検出すると、放電用SOC−OCV特性情報を用いて充電率を推定できると見做せる放電量を放電する。
また、放電部は、充電終了を検出すると、充電開始時刻から充電終了時刻における充電積算電流量が放電量より大きい場合、放電量の放電をする。
また、放電部は、充電終了を検出すると、充電積算電流量が放電量以下の場合、放電量の放電をしない。
充電後に放電することにより、放電後に得られる開回路電圧を用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率を推定できるようにする。
蓄電装置の一実施例を示す図である。 充電用SOC−OCV特性と放電用SOC−OCV特性を示す図である。 充電率推定装置の動作の一実施例を示す図である。
以下図面に基づいて実施形態について詳細を説明する。
図1は、蓄電装置1の一実施例を示す図である。蓄電装置1は、充電率推定装置(電流計2、電圧計3、制御回路4)、電池B1、スイッチSW1、スイッチSW2を備える。蓄電装置1は、例えば、車両に搭載された電池パックなどが考えられる。
充電率推定装置は、充電後に得られる開回路電圧OCVcと充電率SOCとの関係を示す充電用SOC−OCV特性と、放電後に得られる開回路電圧OCVdと充電率SOCとの関係を示す放電用SOC−OCV特性とが異なる電池B1の充電率SOCを推定する。
電池B1は、電池パックに設けられた二次電池であり、例えば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池又は蓄電素子などである。なお、電池B1は複数の電池を接続した組電池を用いてもよい。また、充電用SOC−OCV特性と放電用SOC−OCV特性とが異なる電池として、シリコン負極を用いた電池が考えられるが、それ以外でもよい。
スイッチSW1、SW2は、充電開始から充電終了までC接点側に接続され、放電開始から放電終了までD接点側に接続される。スイッチSW1、SW2は、例えば、リレー、半導体素子が考えられる。なお、スイッチSW1、SW2は、どちらか一つを設けるだけでもよい。また、スイッチは、充電装置CHG用に一つ、負荷LD用に一つあってもよい。
蓄電装置1の回路構成について説明する。
電池B1の正極端子(+)は、電流計2の一方の端子と電圧計3の一方の端子と接続される。電流計2の他方の端子は、スイッチSW1のB端子と接続される。電流計2の出力端子は、制御回路4の制御端子P1に接続される。
電池B1の負極端子(−)は、電圧計3の他方の端子とスイッチSW2のB端子と接続される。電圧計3の出力端子は、制御回路4の制御端子P2に接続される。
スイッチSW1のC端子は、充電装置CHGの正極端子(+)と接続される。スイッチSW1のD端子は、負荷LD(例えば、モータや補機など)の正極端子(+)と接続される。スイッチSW2のC端子は、充電装置CHGの負極端子(−)と接続される。スイッチSW2のD端子は、負荷LDの負極端子(−)と接続される。また、スイッチSW1、SW2それぞれの制御端子は、制御回路4の制御端子P3に接続される。
充電率推定装置について説明する。
電流計2は、電池B1に流れる電流を計測する。電圧計3は、電池B1の両端の電圧を計測する。制御回路4は推定部5と放電部6とを有する。
制御回路4は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU、プログラマブルなデバイス(FPGA(Field Programmable Gate Array)やPLD(Programmable Logic Device)など)を用いた回路が考えられる。また、制御回路4は、内部又は外部に記憶部を備え、記憶部に記憶されている蓄電装置1の各部を制御するプログラムを読み出して実行する。
制御回路4は、電池B1の充電をする場合、スイッチSW1、SW2の接点を共にC接点側に接続させる。また、制御回路4は、充電中に充電装置CHGから電池B1に流れる電流(充電電流)に対応する信号又は情報を電流計2から取得すると共に、充電中の電池B1の電圧(閉回路電圧)に対応する信号又は情報を電圧計3から取得する。また、制御回路4は、電池B1が放電をする場合、スイッチSW1、SW2の接点を共にD接点側に接続させる。また、制御回路4は、放電中に電池B1から負荷LDに流れる電流(放電電流)を電流計2から取得すると共に、放電中の電池B1の電圧(閉回路電圧)を電圧計3から取得する。また、制御回路4は、電池B1の充放電後に開回路電圧を取得する場合、スイッチSW1、SW2の接点を共にC接点及びD接点に接続させないようにし、電池B1の充放電後の開回路電圧(充電後の開回路電圧OCVc又は放電後の開回路電圧OCVd)を電圧計3から取得する。なお、充放電後の開回路電圧は、スイッチSW1、SW2の接点がC接点又はD接点に接続しているときであっても、電池B1に電流が流れていないときの電圧を開回路電圧としてもよく、電池B1に電流が流れていないときの電圧の変化から開回路電圧を推定してもよい。
推定部5について説明をする。
推定部5は、充電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCが推定できる場合、充電後に得られる開回路電圧OCVcを用いて、充電後に得られる開回路電圧OCVcと充電率SOCとが関連付けられて記憶部に記憶されている充電用SOC−OCV特性情報を参照し、充電後に得られる開回路電圧OCVcに対応する充電率SOCを求める。
また、推定部5は、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCが推定できる場合、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電後に得られる開回路電圧OCVdと充電率SOCとが関連付けられて記憶部に記憶されている放電用SOC−OCV特性情報を参照し、放電後に得られる開回路電圧OCVdに対応する充電率SOCを求める。
図2は、充電用SOC−OCV特性と放電用SOC−OCV特性を示す図である。また、曲線21は、充電用SOC−OCV特性に対応し、曲線22は、放電用SOC−OCV特性に対応し、曲線23は、曲線21と曲線22と異なる、SOC−OCV特性に対応する。
図2に示すように、充電後の開回路電圧OCVcと放電後の開回路電圧OCVdとが同じ値でも、充電用SOC−OCV特性(曲線21)に応じて充電率SOC(図2のA)を求めた場合と、放電用SOC−OCV特性(曲線22)に応じて充電率SOC(図2のB)を求めた場合とでは、充電率SOCが異なる。そこで、推定部5では、充電用SOC−OCV特性に対応する充電用SOC−OCV特性情報又は放電用SOC−OCV特性に対応する放電用SOC−OCV特性情報を用いて、充電率SOCを求める。
充電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCが推定できる場合とは、充電開始時刻から充電終了時刻における充電積算電流量が、充電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCが推定できると見做せる所定充電量以上の充電をした場合である。また、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCが推定できる場合とは、放電開始時刻から放電終了時刻における放電積算電流量が、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCが推定できると見做せる所定放電量以上の放電をした場合である。
充電用SOC−OCV特性情報は、例えば、充電後に得られる開回路電圧OCVc(「OCVc1」「OCVc2」・・・・・・「OCVcn」)と、充電後に得られる開回路電圧OCVcに関連付けられた充電率SOC(「OCVc1」に対応する「SOCc1」、「OCVc2」に対応する「SOCc2」・・・・・・「OCVcn」に対応する「SOCcn」)とを有するテーブルである。なお、図2の充電用SOC−OCV特性は、充電後の分極解消後の開回路電圧OCVcと充電率SOCとが関連付けられた充電用SOC−OCV特性でもよいし、充電後の分極解消前の所定時間における開回路電圧OCVcと充電率SOCとが関連付けられた充電用SOC−OCV特性を用いてもよい。
放電用SOC−OCV特性情報は、例えば、放電後に得られる開回路電圧OCVd(「OCVd1」「OCVd2」・・・・・・「OCVdn」)と、放電後に得られる開回路電圧OCVdに関連付けられた充電率SOC(「OCVd1」に対応する「SOCd1」、「OCVd2」に対応する「SOCd2」・・・・・・「OCVdn」に対応する「SOCdn」)とを有するテーブルである。なお、図2の放電用SOC−OCV特性は、放電後の分極解消後の開回路電圧OCVdと充電率SOCとが関連付けられた放電用SOC−OCV特性でもよいし、放電後の分極解消前の所定時間における開回路電圧OCVdと充電率SOCとが関連付けられた放電用SOC−OCV特性を用いてもよい。
なお、上記「n」は、正の整数である。また、充電用SOC−OCV特性情報と放電用SOC−OCV特性情報とで「n」は異なる値でもよい。
このように、充電用SOC−OCV特性情報と放電用SOC−OCV特性情報とを用いて、充電率SOCを推定することで、充電率SOCの推定精度を向上させることができる。
放電部6について説明をする。
放電部6は、充電終了を検出すると、予め実験やシミュレーションで求めた放電量を放電する。放電量は、放電用SOC−OCV特性情報を用いて充電率SOCを推定できると見做せる放電電流積算量ΔId又は放電充電率ΔSOCd又は放電電圧ΔVdなどが考えられる。言い換えると、放電用SOC−OCV特性情報を用いて充電率SOCを推定できると見做せる放電量とは、充電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCが推定できる状態から放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCが推定できる状態まで移行するのに必要な放電量でもある。
例えば、充電直後の状態は、通常充電後に得られる開回路電圧OCVcを用いて、充電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる充電状態であるが、充電後に放電をする場合には、充電後の状態を、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる放電状態にしなければならない。ところが、充電状態から放電状態に切り替えるには、所定量の放電(放電量)を放電しなければならないため、充電後所定量の放電をするまでは、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる状態にならない。例えば、図2に示すように、実際に用いる充電用SOC−OCV特性の曲線21にも放電用SOC−OCV特性の曲線22にも沿わないSOC−OCV特性に対応する曲線23に沿うような状態になる。すなわち、精度よく充電率SOCが求められない状態になる。そこで、放電部6は、充電終了を検出すると、所定量の放電をして、早い時間に、充電状態から、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる放電状態に移行させる。
なお、蓄電装置1が車両に搭載される場合であれば、充電装置CHGにより電池B1の充電が終了し、走行前に、放電用SOC−OCV特性情報を用いて充電率SOCを推定できると見做せる放電量の放電をする。
また、放電方法は、例えば、蓄電装置1に放電用の負荷を設けてもよいし、蓄電装置1の内部又は外部に設けられている電池に放電をしてもよい。蓄電装置1が車両に搭載される場合であれば、補機を用いて放電してもよいし、補機用バッテリに放電してもよい。
更に、放電部6は、充電終了を検出すると、充電開始時刻から充電終了時刻における充電積算電流量が、放電用SOC−OCV特性情報を用いて充電率SOCを推定できると見做せる放電量より大きい場合(充電積算電流量>放電量)、放電量の放電をし、充電積算電流量が放電用SOC−OCV特性情報を用いて充電率SOCを推定できると見做せる放電量以下の場合(充電積算電流量≦放電量)、放電量の放電をしないように制御する。
例えば、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる放電状態に移行できる放電量が10[%]で、充電積算電流量に対応する充電率SOCが10[%]より大きい場合、放電量10[%]の放電をする。また、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる放電状態に移行できる放電量が10[%]で、充電積算電流量に対応する充電率SOCが10[%]以下の場合、放電をしない。
このようにすることで、充電後の所定量の放電を、充電開始時刻から充電終了時刻における充電積算電流量が放電量より大きい場合にのみにすることで、電池B1の充電率SOCが充電前より低くなることを防止する。
充電率推定装置の動作について説明する。
図3は、充電率推定装置の動作の一実施例を示す図である。ステップS1では、制御回路4が、充電装置CHGを用いて電池B1を充電するための制御をする。また、ステップS1では、制御回路4が充電積算電流量を算出する。
ステップS2では、制御回路4の放電部6が、充電終了したか否かを判定し、充電終了を検出した場合(Yes)、ステップS3に移行し、充電中である場合(No)、ステップS2で充電終了を待つ。充電終了は、例えば、充電装置CHGから送信される充電終了を示す情報を、制御回路4が取得して検出する。
ステップS3では、制御回路4の放電部6が、充電開始時刻から充電終了時刻における充電積算電流量が放電量より大きい場合(充電積算電流量>放電量:Yes)、ステップS4に移行し、充電積算電流量が放電量以下の場合(充電積算電流量≦放電量:No)、ステップS5に移行する。
ステップS4では、制御回路4の放電部6が、電池B1に対して所定量の放電(放電量)をさせる制御をする。
ステップS5では、制御回路4が電池B1を放電するための制御をする。
ステップS2からS4によれば、充電終了を検出すると、所定量の放電して、充電状態から放電状態に移行し、早い時間に、放電後に得られる開回路電圧OCVdを用いて、放電用SOC−OCV特性に応じて充電率SOCを推定できる放電状態にする。
また、充電後の所定量の放電を、充電開始時刻から充電終了時刻における充電積算電流量が放電量より大きい場合にのみ行うことで、電池B1の充電率SOCが充電前より低くなることを防止する。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
1 蓄電装置
2 電流計
3 電圧計
4 制御回路
5 推定部
6 放電部
B1 電池
CHG 充電装置
LD 負荷
SW1、SW2 スイッチ

Claims (3)

  1. 充電後に得られる開回路電圧と充電率との関係を示す充電用SOC−OCV特性と、放電後に得られる開回路電圧と前記充電率との関係を示す放電用SOC−OCV特性とが異なる電池の前記充電率を推定する充電率推定装置であって、
    前記充電用SOC−OCV特性に応じて前記充電率が推定できる場合、前記充電後に得られる開回路電圧を用いて、前記充電後に得られる開回路電圧と前記充電率とが関連付けられて記憶部に記憶されている前記充電用SOC−OCV特性情報を参照し、前記充電後に得られる開回路電圧に対応する前記充電率を求め、
    前記放電用SOC−OCV特性に応じて前記充電率が推定できる場合、前記放電後に得られる開回路電圧を用いて、前記放電後に得られる開回路電圧と前記充電率とが関連付けられて前記記憶部に記憶されている前記放電用SOC−OCV特性情報を参照し、前記放電後に得られる開回路電圧に対応する前記充電率を求める推定部と、
    充電終了を検出すると、前記放電用SOC−OCV特性情報を用いて前記充電率を推定できると見做せる放電量を放電する放電部と、
    を有することを特徴とする充電率推定装置。
  2. 請求項1に記載の充電率推定装置であって、
    前記放電部は、
    前記充電終了を検出すると、充電開始時刻から充電終了時刻における充電積算電流量が前記放電量より大きい場合、前記放電量の放電をする、
    ことを特徴とする充電率推定装置。
  3. 請求項2に記載の充電率推定装置であって、
    前記放電部は、
    前記充電終了を検出すると、前記充電積算電流量が前記放電量以下の場合、前記放電量の放電をしない、
    ことを特徴とする充電率推定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020038146A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 トヨタ自動車株式会社 二次電池システムおよび二次電池のsoc推定方法
WO2021172447A1 (ja) * 2020-02-27 2021-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 非水電解質二次電池の充電方法

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