JP5640344B2 - 電池制御装置および電池の内部抵抗推定方法 - Google Patents

電池制御装置および電池の内部抵抗推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、電池制御装置および電池の内部抵抗推定方法に関するものである。
電気車両用組電池などの組電池において、電池の使用電圧範囲の推定や電池保護を行うために、電池の状態を逐次推定することが行なわれている。電池の状態を推定するにあたっては、特に電池の内部抵抗を推定することが有効であり、たとえば、電池動作中に逐次電池の内部抵抗を推定する為に、予め想定した電池モデルから充放電時間と内部抵抗との相関式を求め、該相関式を用い、充放電時間に基づいて、電池の内部抵抗を推定する技術が知られている(特許文献1)。
特開2004−130909号公報
ここで、リチウムイオン電池などの二次電池においては、充放電時間(電池を継続して充電または放電している時間)に伴って、内部抵抗が上昇していく一方で、充放電時間が所定以上となると、内部抵抗の上昇が収束し、内部抵抗値が飽和するという性質を有している。これに対して、上記従来技術においては、電池の内部抵抗を推定する際に、このように内部抵抗の上昇が収束し、内部抵抗値が飽和するという性質を加味していないため、充放電時間が長くなった場合に、内部抵抗の推定精度が低下してしまうという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、電池の内部抵抗を適切に推定することができる電池制御装置および電池の内部抵抗推定方法を提供することにある。
本発明は、充放電時間tに応じた電池の内部抵抗値の上昇が収束し、電池の内部抵抗値が飽和状態にあるか否かを判断し、電池の内部抵抗値が飽和状態となる前には、充放電時間tに応じて、電池の内部抵抗Restを算出し、電池の内部抵抗値が飽和状態となった後には、電池の内部抵抗Restを所定の固定値に設定することにより、上記課題を解決する。
本発明によれば、電池の内部抵抗値が飽和状態となっているか否かに応じて、電池の内部抵抗Restの推定方法を切り替えることができるため、これにより、電池の内部抵抗を適切に推定することが可能となる。
図1は、本実施形態に係る電池制御装置を電気車両用の組電池に適用した場合の強電システムの構成図である。 図2は、本実施形態に係る組電池の等価回路を示す図である。 図3は、本実施形態に係る電池制御装置の機能ブロック図である。 図4は、組電池について、継続して充電を行なった場合における、充電時間と、内部抵抗Restおよび仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtとの関係を表すグラフを示す。 図5は、本実施形態に係る内部抵抗飽和判断処理を示すフローチャートである。 図6は、本実施形態に係る内部抵抗算出処理を示すフローチャートである。 図7は、充放電電流BATCURと電流補正係数Ksohiとの相関テーブルの一例を示す図である。 図8は、電池温度BATTEMPと温度補正係数Ksohtとの相関テーブルの一例を示す図である。 図9は、残容量SOCとSOC補正係数Ksohsとの相関テーブルの一例を示す図である。 図10は、本実施形態の効果を説明するための図である。 図11は、組電池の状態および負荷に応じた内部抵抗Restの算出例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る電池制御装置を電気車両用の組電池に適用した場合の強電システムの構成図である。
図1に示すように、組電池101は、正極(+)側および負極(−)側に接続された強電ハーネス102,103を介してインバータ104および車両駆動用モータ105に電力を供給する。なお、車両駆動用モータ105へ供給される電力は、インバータ104により直流から交流に変換された状態で、モータ電源ハーネス106を介して供給される。組電池101は、複数のセル107を直列に接続してなり、直列接続された複数のセル107のうち所定の2つのセル間には、遮断スイッチ108およびヒューズ109を内蔵するスイッチボックス110が、延長ケーブル111を介して、接続される。
強電ハーネス102,103には、電極供給を開始/遮断するためのリレー112,113が設置され、リレー112,113のON/OFFは、電池制御装置114のリレー制御信号線115からのリレー制御信号によって行われる。また、電池制御装置114は、不揮発性メモリ(EEPROM)を備え、電圧センサ入力信号線117を介して電圧センサ116から入力される入力信号、電流センサ入力信号線119を介して電流センサ118から入力される入力信号、および電池温度検出信号線121を介してサーミスタ120から入力される入力信号を基に、組電池101の電池電圧BATVOL、充放電電流BATCURおよび電池温度BATTEMPを規定周期でサンプリングする。さらに、電池制御装置114は、通信線123を介して上位制御器である車両制御コントローラ122から入力される入力信号を基に、起動またはシャットダウンされるようになっている。
なお、以下においては、組電池101を構成する各セル107がリチウムイオン二次電池である場合を例示して説明するが、組電池101を構成する各セル107としては特に限定されず、たとえば、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池などであってもよい。また、本実施形態においては、組電池101を、図2に示すような等価回路を有するものを想定している。なお、図2中において、Eは組電池101の開放電圧であり、BATVOLは組電池101の電池電圧であり、BATCURは組電池101の充放電電流である。
電池制御装置114は、組電池101の状態の監視および制御を行うための制御ユニットであり、プログラムを演算するCPU、プログラムや演算結果を記憶するROMおよびRAMから構成されるマイクロコンピュータと電子回路等で構成される。図3に、電池制御装置114の機能ブロック図を示す。
図3に示すように、電池制御装置114は、電流検出部201、電圧検出部202、電池温度検出部203、仮想内部抵抗演算部204、判断部205、タイマ206、補正係数算出部207、内部抵抗算出部208、およびメモリ209を備える。
電流検出部201は、電流センサ118により測定された組電池101の充放電電流BATCUR(単位:A)を、電流センサ入力信号線119を介して取得する。そして、電流検出部201は、取得した充放電電流BATCURを、仮想内部抵抗算出部204、タイマ206および補正係数算出部207に送出する。
電圧検出部202は、電圧センサ116により測定された組電池101の電池電圧BATVOL(単位:V)を、電圧センサ入力信号線117を介して取得する。そして、電圧検出部202は、取得した電池電圧BATVOLを、仮想内部抵抗算出部204および補正係数算出部207に送出する。
電池温度検出部203は、サーミスタ120により測定された組電池101の電池温度BATTEMP(単位:℃)を、電池温度検出信号線121を介して取得する。そして、電池温度検出部203は、取得した電池温度BATTEMPを、補正係数算出部207に送出する。
仮想内部抵抗算出部204は、組電池101の仮想内部抵抗Rvirt(単位:Ω)の算出を行なう。仮想内部抵抗算出部204は、組電池101の開放電圧E(単位:V)の推定を行い、推定した開放電圧Eと、電流検出部201から送出された充放電電流BATCUR、および電圧検出部202から送出された電池電圧BATVOLと、に基づき、下記式にしたがって、仮想内部抵抗Rvirtの算出を行なう。
Rvirt=|BATVOL−E|/|BATCUR|
なお、仮想内部抵抗Rvirtは、上記式からも確認できるように、推定開放電圧Eと、実測された充放電電流BATCURおよび電池電圧BATVOLと、に基づいて算出される内部抵抗である。仮想内部抵抗算出部204は、算出した仮想内部抵抗Rvirtを、判断部205に送出する。
判断部205は、仮想内部抵抗算出部204により算出された仮想内部抵抗Rvirtに基づいて、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirt(単位:Ωs−1)の算出を行ない、算出された仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtが、所定の閾値DELTARVMIN#以下であるか否かの判定を行なう。すなわち、「ΔRvirt≦DELTARVMIN#」となっているか否かの判定を行なう。なお、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtの算出方法については、後述する。
ここで、リチウムイオン二次電池などの二次電池においては、二次電池に対して充電または放電を継続的に行なうと、時間の経過とともに(すなわち、充電または放電が継続して行なわれるにしたがって)、内部抵抗値が上昇していく一方で、一定の時間経過後、内部抵抗値の上昇は収束し、一定の値となる性質を有する。すなわち、内部抵抗値が、一定の値にて飽和することとなる。
これに対して、本実施形態においては、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtを算出し、「ΔRvirt≦DELTARVMIN#」となっているか否かの判定を行うことで、内部抵抗値の上昇が収束しているか否かの判断を行なうものである。図4に、組電池101について、継続して充電を行なった場合における、充電時間と、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtとの関係を表すグラフを示す。なお、図4においては、組電池101について、継続して定電流充電を行なった場合を例示したが、組電池101について、継続して放電を行なった場合にも同様となる。
そして、本実施形態では、「ΔRvirt≦DELTARVMIN#」である場合(すなわち、図4に示す例においては、時間TST以降)には、判断部205は、組電池101について継続して充電電流または放電電流が流されたことにより、組電池101の内部抵抗値の上昇が収束し、組電池101の内部抵抗値が飽和状態にあると判断し、内部抵抗飽和フラグFRSAT=1とする。一方、「ΔRvirt>DELTARVMIN#」である場合(すなわち、図4に示す例においては、時間TSTより前)には、判断部205は、組電池101の内部抵抗値の上昇は収束していないと判断し、内部抵抗飽和フラグFRSAT=0とする。
タイマ206は、電流検出部201から送出された充放電電流BATCURに基づいて、組電池101に充電方向または放電方向に継続して電流が流れている時間を測定する。具体的には、タイマ206は、充放電電流BATCURが、ゼロの状態から、充電方向または放電方向に増加したときにカウントアップタイマTMCNTのカウントアップを開始し、充電の開始時点または放電の開始時点からの経過時間t(単位:秒)の算出を行なう。そして、充放電電流BATCURの符号が反転したとき(すなわち、充電電流から放電電流へと反転したときや、放電電流から充電電流へと反転したとき)には、カウントアップタイマTMCNTをリセットしてゼロとし、再度、カウントアップタイマTMCNTのカウントアップを行なう。あるいは、タイマ206は、充放電電流BATCURがゼロとなった場合には、カウントアップタイマTMCNTをリセットしてゼロとし、再び、充放電電流BATCURが充電方向または放電方向に増加するまで、待機する。
補正係数算出部207は、内部抵抗算出部208により、組電池101の内部抵抗Restを算出するために用いる補正係数Kの算出を行ない、算出した補正係数Kを内部抵抗算出部208に送出する。なお、具体的な補正係数Kの決定方法については後述する。
内部抵抗算出部208は、組電池101の内部抵抗の算出を行なう。すなわち、内部抵抗算出部208は、補正係数算出部207により算出された補正係数K、ワールブルグ係数KWARBURG#および経過時間tに基づいて、組電池101の内部抵抗Restの算出を行なう。一方、内部抵抗算出部208は、判断部205により、組電池101の内部抵抗値が飽和状態にあると判断され、内部抵抗飽和フラグFRSAT=1にセットされている場合には、組電池101の内部抵抗Restを、所定の飽和内部抵抗値RSTに設定する。図4に、組電池101について、継続して充電を行なった場合における、充電時間と、内部抵抗算出部208により算出される組電池101の内部抵抗Restとの関係を表すグラフを示す。なお、図4においては、組電池101について、継続して定電流充電を行なった場合を例示したが、組電池101について、継続して放電を行なった場合にも同様となる。
メモリ209は、電池制御装置114の動作に用いられる各種情報が記憶される。メモリ209に記憶される情報としては、たとえば、組電池101の開放電圧Eと残容量SOC(単位:%)との関係を表すテーブルや、補正係数算出部207により補正係数を算出するために用いるための各種テーブルなどが挙げられる。
次いで、本実施形態の電池制御装置114の動作について説明する。電池制御装置114は、組電池101の内部抵抗値の上昇が収束し、組電池101の内部抵抗値が飽和状態にあるか否かを判断するための内部抵抗飽和判断処理、および組電池101の内部抵抗Restを算出する内部抵抗算出処理を行なう。まず、これらの処理のうち、内部抵抗飽和判断処理について説明する。
図5は、本実施形態に係る内部抵抗飽和判断処理を示すフローチャートである。内部抵抗飽和判断処理は、電気車両の起動により、図1に示す電池制御装置114の電源が入り、電池制御装置114が起動することにより、開始する。
まず、ステップS101では、電流検出部201、電圧検出部202および電池温度検出部203により、電流センサ118により測定された組電池101の充放電電流BATCUR(単位:A)、電圧センサ116により測定された組電池101の電池電圧BATVOL(単位:V)、およびサーミスタ120により測定された組電池101の電池温度BATTEMP(単位:℃)の取得が開始される。そして、電流検出部201により取得された充放電電流BATCURは、仮想内部抵抗算出部204、タイマ206および補正係数算出部207に、電圧検出部202により取得された電池電圧BATVOLは、仮想内部抵抗算出部204および補正係数算出部207に、電池温度検出部203により取得された電池温度BATTEMPは、補正係数算出部207に、それぞれ送出される。
ステップS102では、仮想内部抵抗算出部204により、電気車両の起動時(電池制御装置114の起動時)の残容量SOC(単位:%)である初期残容量SOCINIT(単位:%)の算出が行なわれる。初期残容量SOCINITは、電気車両の起動時(電池制御装置114の起動時)における電池電圧BATVOLから、メモリ209に記憶されている開放電圧Eと残容量SOCとの関係を表すテーブルに基づいて、算出される。
ステップS103では、仮想内部抵抗算出部204により、組電池101の残容量SOCの算出が開始される。本実施形態では、組電池101の残容量SOCの算出は、下記式に従って行なわれる。なお、残容量SOCの算出は、電流センサ118による充放電電流BATCURのサンプリング間隔SAMPT(単位:秒)ごとに行なわれる。
SOC=SOCINIT+(BATCUR×SAMPT/3600)/CAPF×100
ただし、上記式において、CAPFは、組電池101の満充電時の電池容量(単位:Ah)である。
ステップS104では、仮想内部抵抗算出部204により、電流検出部201により取得された充放電電流BATCURが所定の充放電電流閾値BATCURMIN以上であるか否かの判断が行なわれる。すなわち、「BATCUR≧BATCURMIN」を満たしているか否かの判断が行なわれる。「BATCUR≧BATCURMIN」を満たしている場合には、ステップS105に進み、「BATCUR≧BATCURMIN」を満たしていない場合には、ステップS107に進む。
ステップS105では、仮想内部抵抗算出部204により、仮想内部抵抗Rvirt(単位:Ω)の算出が行なわれる。仮想内部抵抗Rvirtの算出は、次のようにして行なわれる。すなわち、まず、仮想内部抵抗算出部204は、ステップS103において算出された残容量SOCから、メモリ209に記憶されている開放電圧Eと残容量SOCとの関係を表すテーブルに基づいて、組電池101の開放電圧E(単位:V)の推定を行なう。そして、仮想内部抵抗算出部204は、推定した開放電圧Eと、電流検出部201から送出された充放電電流BATCUR、および電圧検出部202から送出された電池電圧BATVOLと、に基づき、下記式にしたがって、仮想内部抵抗Rvirtの算出を行なう。
Rvirt=|BATVOL−E|/|BATCUR|
算出された仮想内部抵抗Rvirtは、判断部205およびメモリ209に送出され、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtに用いられるとともに、メモリ209に記憶される。
ステップS106では、ステップS105で算出された仮想内部抵抗Rvirtに基づいて、判断部205により、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirt(単位:Ωs−1)の算出が行なわれる。仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtの算出は、次のようにして行なわれる。すなわち、まず、判断部205は、ステップS105において算出された仮想内部抵抗Rvirt(今回値)、およびメモリ209に記憶されている前回処理時以前の仮想内部抵抗Rvirtの取得を行い、これらに基づき、仮想内部抵抗Rvirtのn回移動平均値RvirtAVEの算出を行なう。なお、n回移動平均値RvirtAVEを算出する際における「n」としては、特に限定されず、適宜設定すればよい。そして、判断部205は、今回の処理において算出した移動平均値RvirtAVE(今回値)、および前回の処理において算出した移動平均値RvirtAVE(前回値)に基づいて、下記式にしたがって、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtを算出する。算出された仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtは、メモリ209に送出され、メモリ209に記憶される。
ΔRvirt=RvirtAVE(今回値)−RvirtAVE(前回値)
一方、ステップS104において、「BATCUR≧BATCURMIN」を満たしていないと判断された場合、すなわち、電流検出部201により取得された充放電電流BATCURが所定の充放電電流閾値BATCURMIN未満であると判断された場合には、ステップS107に進み、判断部205は、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtが、前回処理時から変化していないものと判断し、仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtとして、前回処理時に算出したものをそのまま用いる。
ステップS108では、ステップS106またはステップS107で算出あるいは設定された仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtに基づいて、判断部205により、「ΔRvirt≦DELTARVMIN#」を満たすか否かの判断が行なわれる。「ΔRvirt≦DELTARVMIN#」を満たす場合には、ステップS109に進み、「ΔRvirt≦DELTARVMIN#」を満たさない場合には、ステップS110に進む。
ステップS109では、判断部205は、組電池101について継続して充電電流または放電電流が流されたことにより、組電池101の内部抵抗値の上昇が収束し、組電池101の内部抵抗値が飽和状態にあると判断し、内部抵抗飽和フラグFRSAT=1とする。
一方、ステップS110では、判断部205は、組電池101の内部抵抗値の上昇が収束していないと判断し、内部抵抗飽和フラグFRSAT=0とする。
ステップS111では、電池制御装置114が、車両制御コントローラ122から通信線123を介してシャットダウン要求信号を受信しているか否かを判断する。電池制御装置114が、シャットダウン要求信号を受信している場合には、内部抵抗飽和判断処理を終了する。一方、シャットダウン要求信号を受信していない場合には、ステップS104に戻り、再び所定のJOB周期で処理を行う。
以上のようにして、本実施形態に係る内部抵抗飽和判断処理が実行される。
次いで、本実施形態に係る内部抵抗算出処理について説明する。図6は、本実施形態に係る内部抵抗算出処理を示すフローチャートである。内部抵抗算出処理は、電気車両の起動により、図1に示す電池制御装置114の電源が入り、電池制御装置114が起動することにより、開始する。なお、内部抵抗算出処理は、上述の内部抵抗飽和判断処理と並行して行なわれる。
まず、ステップS201では、上述のステップS101と同様に、充放電電流BATCUR(単位:A)、電池電圧BATVOL(単位:V)および電池温度BATTEMP(単位:℃)の取得が開始される。なお、これらの取得処理は、内部抵抗飽和判断処理と共通して行なわれることとなる。
ステップS202では、補正係数算出部207により、組電池101の内部抵抗Restを算出するために用いる補正係数Kの算出が行なわれる。補正係数Kは、下記式にしたがって算出される。
K=KCONST#×Ksohi/(Ksoht×Ksohs×Ksohm)
ただし、上記式中、KCONST#はチューニング定数、Ksohiは電流補正係数、Ksohtは温度補正係数、KsohsはSOC補正係数、Ksohmは内部抵抗の経時劣化補正係数である。
ここで、電流補正係数Ksohiは、電流検出部201から送出された充放電電流BATCURに応じて設定される補正係数であり、充放電電流BATCURから、メモリ209に記憶されている充放電電流BATCURと電流補正係数Ksohiとの相関テーブルに基づいて、設定される。図7に、充放電電流BATCURと電流補正係数Ksohiとの相関テーブルの一例を示す。
また、温度補正係数Ksohtは、電池温度検出部203から送出された電池温度BATTEMPに応じて設定される補正係数であり、電池温度BATTEMPから、メモリ209に記憶されている電池温度BATTEMPと温度補正係数Ksohtとの相関テーブルに基づいて、設定される。図8に、電池温度BATTEMPと温度補正係数Ksohtとの相関テーブルの一例を示す。
さらに、SOC補正係数Ksohsは、仮想内部抵抗算出部204により算出された残容量SOCに応じて設定される補正係数であり、残容量SOCから、メモリ209に記憶されている残容量SOCとSOC補正係数Ksohsとの相関テーブルに基づいて、設定される。図9に、残容量SOCとSOC補正係数Ksohsとの相関テーブルの一例を示す。
なお、内部抵抗の経時劣化補正係数Ksohmは、組電池101の経時劣化に応じて設定される補正係数であり、電池制御装置114により別途算出された内部抵抗の経時劣化度や、予め設定された内部抵抗の経時劣化度に基づいて、設定される。
ステップS203では、タイマ206により、カウントアップタイマTMCNTのカウントアップが行なわれる。ただし、充放電電流BATCURがゼロである場合には、カウントアップタイマTMCNTのカウントアップは行なわれない。
ステップS204では、内部抵抗算出部208により、内部抵抗Restの算出が行なわれる。内部抵抗Restは、下記式にしたがって算出される。そして、算出された内部抵抗Restは、メモリ209に送出され、メモリ209に記憶される。
Rest=K×KWARBURG#/√(π/t)
ただし、上記式中、KはステップS202において算出された補正係数、KWARBURG#はワールブルグ係数、tはカウントアップタイマTMCNTに基づいて算出される充電の開始時点または放電の開始時点からの経過時間(単位:秒)である。なお、ワールブルグ係数KWARBURG#は、組電池101についてインピーダンス特性を測定し、cole−coleプロットに基づいて算出することができる。
ステップS205では、内部抵抗算出部208により、上述した内部抵抗飽和判断処理において内部抵抗飽和フラグFRSAT=1に設定されているか否かの判定が行なわれる。内部抵抗飽和フラグFRSAT=1に設定されている場合には、ステップS206に進み、内部抵抗飽和フラグFRSAT=0に設定されている場合には、ステップS207に進む。
ステップS206では、内部抵抗飽和フラグFRSAT=1に設定されているため、内部抵抗算出部208は、組電池101の内部抵抗値の上昇が収束し、組電池101の内部抵抗値が飽和状態にあると判断し、内部抵抗Restを、前回処理時において算出された内部抵抗値を設定する。すなわち、内部抵抗Restを、前回処理時に算出されたものと同じ値とする。
一方、内部抵抗飽和フラグFRSAT=0に設定されている場合には、ステップS207に進み、タイマ206により、充放電電流BATCURの符号が反転した(すなわち、充電から放電に、あるいは放電から充電に切り替わった)か否かの判定が行なわれる。充放電電流BATCURの符号が反転した場合には、ステップS208に進み、充放電電流BATCURの符号が反転していない場合には、ステップS209に進む。
ステップS208では、タイマ206により、充放電電流BATCURの符号が反転したため、カウントアップタイマTMCNTのクリアが行なわれる。
ステップS209では、電池制御装置114が、車両制御コントローラ122から通信線123を介してシャットダウン要求信号を受信しているか否かを判断する。電池制御装置114が、シャットダウン要求信号を受信している場合には、内部抵抗飽和判断処理を終了する。一方、シャットダウン要求信号を受信していない場合には、ステップS202に戻り、再び所定のJOB周期で処理を行う。
以上のようにして、本実施形態に係る内部抵抗算出処理が実行される。
たとえば、図4に示す例においては、組電池101の充電が開始されると、内部抵抗算出部208により、下記式にしたがって、内部抵抗Restの算出が行なわれる。また、これと同時に、図4に示すように、仮想内部抵抗算出部204により仮想内部抵抗の時間変化量ΔRvirtの算出が行なわれる。
Rest=K×KWARBURG#/√(π/t)
そして、図4に示す例においては、時間TSTにおいて、「ΔRvirt≦DELTARVMIN#」となるため、内部抵抗飽和フラグFRSAT=1とされ、時間TSTにおいては、内部抵抗Restが、時間TSTにおける処理よりも一周期前の飽和内部抵抗値RSTに設定される。すなわち、時間TSTにおいて、組電池101の内部抵抗値の上昇が収束し、組電池101の内部抵抗値が飽和状態にあると判断し、内部抵抗値が飽和状態となったときの飽和内部抵抗値RSTを、組電池101の内部抵抗Restとして算出する。
さらに、図4に示す例においては、時間TST以降においても、継続的に「ΔRvirt≦DELTARVMIN#」を満たすこととなるため、内部抵抗値が飽和状態となったときの飽和内部抵抗値RSTを、組電池101の内部抵抗Restとして算出されることとなる。
本実施形態においては、充放電時間tに応じた電池の内部抵抗値の上昇が収束し、電池の内部抵抗値が飽和状態にあるか否かを判断し、電池の内部抵抗値が飽和状態となる前には、充放電時間tに応じて、電池の内部抵抗Restを算出し、電池の内部抵抗値が飽和状態となった後には、内部抵抗値が飽和状態となったときの飽和内部抵抗値RSTを、電池の内部抵抗Restとして算出する。そのため、組電池101に対して、継続して充電または放電を行なった場合に、充電または放電している時間が長くなった場合においても、組電池101の内部抵抗を適切に推定することが可能となる。すなわち、図10中に点線で示すように、従来のように、電池の内部抵抗値が飽和状態となった後においても、内部抵抗値が増加していくように算出されてしまうことを有効に防止することができる。そして、その結果として、組電池101の瞬時充放電可能電力を適切に推定することが可能となり、さらには、組電池101が過充電状態または過放電状態となってしまうことを有効に防止することができるとともに、充電時間の短縮を図ることもできる。また、組電池101が過充電状態または過放電状態となってしまうことを防止できることにより、組電池101の寿命の短縮や電池容量の低下を防ぐこともできる。
さらに、本実施形態によれば、内部抵抗値が飽和状態となったときに実際に算出された電池の内部抵抗Restを、飽和内部抵抗値RSTとするため、電池の状態および負荷に応じて、飽和内部抵抗値RSTを適切に算出することができる。
加えて、本実施形態によれば、電流補正係数Ksohi、温度補正係数Ksoht、SOC補正係数Ksohs、および内部抵抗の経時劣化補正係数Ksohmに基づいて決定される補正係数K、KWARBURG#はワールブルグ係数、および充放電時間tに基づいて、下記式にしたがって、内部抵抗Restを算出するものである。すなわち、本実施形態によれば、充放電電流および電池電圧を用いずに、内部抵抗Restを算出するものである。
Rest=K×KWARBURG#/√(π/t)
そのため、本実施形態によれば、充放電電流および電池電圧が変化しない場合や変化が小さい場合(たとえば、定電流で充電または放電している場合)でも、内部抵抗Restを高い精度で、しかも、比較的少ない演算量で算出することができる。
特に、本実施形態によれば、内部抵抗Restを算出するに際して、電流補正係数Ksohi、温度補正係数Ksoht、SOC補正係数Ksohs、および内部抵抗の経時劣化補正係数Ksohmに基づいて決定される補正係数Kを用いているものであるため、図11に示すように、組電池101の状態および負荷に応じた内部抵抗Restを算出することが可能となる。すなわち、組電池101の状態および負荷に応じて、たとえば、図11に示す内部抵抗Rest(1)から、内部抵抗Rest(2)に示すように算出したり、内部抵抗Rest(3)に示すように算出したりすることが可能となる。
なお、上述した実施形態において、電流検出部201は本発明の電流検出手段に、電圧検出部202は本発明の電圧検出手段に、仮想内部抵抗演算部204は本発明の容量算出手段、開放電圧推定手段および仮想内部抵抗算出手段に、判断部205は本発明の判断手段に、タイマ206は本発明の計時手段に、内部抵抗算出部208は本発明の内部抵抗算出手段に、それぞれ相当する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、これらの実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
101…組電池
114…電池制御装置
116…電圧センサ
118…電流センサ
120…サーミスタ
201…電流検出部
202…電圧検出部
203…電池温度検出部
204…仮想内部抵抗演算部
205…判断部
206…タイマ
207…補正係数算出部
208…内部抵抗算出部
209…メモリ

Claims (6)

  1. 電池の充放電電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段により検出された充放電電流に基づいて、電池を継続して充電または放電している時間である充放電時間tを計測する計時手段と、
    前記充放電時間tに応じて、前記電池の内部抵抗Restを算出する内部抵抗算出手段と、
    前記充放電時間tに応じた前記電池の内部抵抗値の上昇が収束し、前記電池の内部抵抗値が飽和状態にあるか否かを判断する判断手段と、を備え、
    前記内部抵抗算出手段は、前記電池の内部抵抗値が飽和状態にあると判断された場合に、該判断がされた後における前記電池の内部抵抗Restを所定の固定値に設定することを特徴とする電池制御装置。
  2. 請求項1に記載の電池制御装置において、
    前記内部抵抗算出手段は、前記所定の固定値として、前記電池の内部抵抗値が飽和状態にあると判断されたときに算出された内部抵抗Restを用いることを特徴とする電池制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の電池制御装置において、
    電池の端子電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段および前記電流検出手段により検出された前記電池の端子電圧の値および充放電電流の値から、前記電池の残存容量を算出する容量算出手段と、
    前記電池の端子電圧の値、電流の値、および残存容量から、前記電池の開放電圧を推定する開放電圧推定手段と、
    前記開放電圧推定手段により推定された開放電圧から仮想内部抵抗Rvirtを算出する仮想内部抵抗算出手段と、をさらに備え、
    前記判断手段は、前記仮想内部抵抗Rvirtの時間変化量ΔRvirtが、所定値以下となった場合に、前記電池の内部抵抗値の上昇が収束し、前記電池の内部抵抗値が飽和状態にあると判断することを特徴とする電池制御装置。
  4. 請求項3に記載の電池制御装置において、
    前記電池に流れる充放電電流、前記電池の温度、前記電池の残存容量、および前記電池の経時劣化度に基づいて決定される係数をKとし、ワールブルグ係数をKWARBURG#とした場合に、
    前記内部抵抗算出手段は、係数K、ワールブルグ係数KWARBURG#および充放電時間tに基づいて、前記充放電時間tに応じた内部抵抗Restの算出を行なうことを特徴とする電池制御装置。
  5. 請求項4に記載の電池制御装置において、
    前記内部抵抗算出手段は、下記式(1)に基づいて、前記充放電時間tに応じた内部抵抗Restの算出を行なうことを特徴とする電池制御装置。
    Rest=K×KWARBURG#/√(π/t) …(1)
  6. 電池を継続して充電または放電している時間である充放電時間tに応じた前記電池の内部抵抗値の上昇が収束し、前記電池の内部抵抗値が飽和状態にあるか否かを判断し、
    前記電池の内部抵抗値が飽和状態となる前には、充放電時間tに応じて、電池の内部抵抗Restを算出し、前記電池の内部抵抗値が飽和状態となった後には、電池の内部抵抗Restを所定の固定値に設定することを特徴とする電池の内部抵抗推定方法。
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