JPH11281680A - 信号測定方法および装置 - Google Patents

信号測定方法および装置

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JPH11281680A
JPH11281680A JP10087610A JP8761098A JPH11281680A JP H11281680 A JPH11281680 A JP H11281680A JP 10087610 A JP10087610 A JP 10087610A JP 8761098 A JP8761098 A JP 8761098A JP H11281680 A JPH11281680 A JP H11281680A
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JP
Japan
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measurement
signal
value
convergence
sampling
Prior art date
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Pending
Application number
JP10087610A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ito
藤 弘 一 伊
Takashi Ito
藤 高 志 伊
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器等の完成品検査における測定時間を
短縮する。 【解決手段】 被測定信号3をサンプリング計測装置4
により一定時間毎にサンプリングしてサンプリング測定
値5を求め、この測定値5に対し収束判定のための上限
値と下限値からなる収束判定基準を定め、サンプリング
回数カウンタ11による各サンプリング時間毎に、測定
値5が収束判定基準内に入ったか否かをCPU8で調
べ、測定値5が予め定められた収束判定基準内に連続し
て入った回数を収束判定カウンタ12により計数し、こ
のカウンタ12の値が予め定めた連続収束回数と一致し
た時点でCPU8が収束と判定し、その時点における測
定値5を真の測定値とする。これにより、出力が安定し
た否かを短時間で判定することができ、測定時間の短縮
が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ機器等
における被測定信号が、測定条件によって多様に変化し
た後に一定レベルに収束し、この収束した時に真の測定
値を求める信号測定方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のこの種の信号測定装置の概
略構成を示している。図4において、101はラジオ等
の被試験物であり、102は被試験物101に対し種々
の測定を行うための信号を入力する信号変換部であり、
ボタンプッシュ機構やボリューム回転機構等を備えてい
る。104は被試験物1からの被測定信号103をサン
プリングしてサンプリング測定値105を出力するサン
プリング計測装置である。106はコントローラであ
り、入力回路107、CPU108、比較・判断プログ
ラムを格納したROM109、出力回路110等を備え
ている。出力回路110は、信号変換部102に対して
制御信号aを出力し、サンプリング計測装置104に対
しては、サンプリング動作を開始させるためのサンプリ
ング要求信号bおよび種々の測定条件を設定するための
条件設定信号cを出力する。
【0003】次に上記のように構成された信号測定装置
の動作について説明する。スタートスイッチをオンする
と、予めROM109に格納されている比較・判断プロ
グラムがCPU108により読み出され、出力回路11
0からの制御信号aおよび条件設定信号cにより規定さ
れた条件で測定が開始される。被試験物101は、信号
変換部102からの信号に基づいて動作し、その出力信
号である被測定信号103がサンプリング計測装置10
4に入力される。サンプリング計測装置104では、そ
の出力であるサンプリング測定値105が安定した後
に、サンプリング要求信号bによりサンプリングが開始
され、その時のサンプリング測定値105がコントロー
ラ106の入力回路107に入力され、図示されない表
示器に測定値として表示されるとともに、メモリに記憶
される。このような動作が、プログラムに設定されたす
べての検査項目について繰り返される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の信号測定装置では、サンプリング計測装置104の
出力が安定するまで、予め測定条件によって推定された
時間だけ待たなければならず、測定に時間がかかるとい
う問題があった。例えば、図5に示すように、スタート
スイッチオンによる測定要求が発生した後、実際にはT
s時間後に出力が安定して測定が可能になるにも拘ら
ず、測定条件によるばらつきを考慮して長目に設定され
たTr時間だけ待たなければならず、(Tr−Ts)時
間が無駄な待ち時間となって測定時間を延長させてい
た。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、測定時間を短縮することのできる信号測
定方法およびその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、被測定信号を一定間隔でサンプリングし
て得られた測定値に対し、収束判定のための上限値と下
限値からなる収束判定基準を定め、次のサンプリング時
間における測定値が、その収束判定基準内に連続して所
定回数入った場合に収束と判定するようにしたものであ
る。これにより、測定終了までの不必要な待ち時間をな
くすことができ、測定時間を短縮することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、被測定信号が測定条件によって多様に変化し、一定
レベルに収束した後に真の測定を行う信号測定方法にお
いて、被測定信号を一定時間毎にサンプリングして測定
値を求め、前記測定値に対し収束判定のための上限値と
下限値からなる収束判定基準を定め、次のサンプリング
時間における測定値が前記収束判定基準内に入ったか否
かを調べ、収束判定基準内に連続した入った回数が予め
定めた回数と一致した時点で収束と判定する信号測定方
法であり、測定値が収束判定基準内に連続して何回入っ
たかを計数するだけで、出力が安定した否かを判定する
ことができ、無駄な待ち時間を省いて測定時間を短縮す
ることができるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、収束判
定基準の値を測定値に応じて変化させることを特徴とす
る請求項1記載の信号測定方法であり、測定値の値が大
きい場合は収束判定基準を広くし、値が小さい場合は収
束判定基準を狭くすることができるという作用を有す
る。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、被測定
信号が測定条件によって多様に変化し、一定レベルに収
束した後に真の測定を行う信号測定装置において、被測
定信号を一定時間毎にサンプリングして測定値を求める
手段と、前記測定値が予め定められた収束判定基準内に
連続して入った回数を計数する手段と、前記計数した回
数が予め定めた回数と一致した時点で収束と判定する手
段とを備えた信号測定装置であり、測定値が収束判定基
準内に連続して何回入ったかを計数するだけで、出力が
安定した否かを判定することができ、無駄な待ち時間を
省いて測定時間を短縮することができるという作用を有
する。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明は、収束判
定基準の値を測定値に応じて変化させることを特徴とす
る請求項3記載の信号測定装置であり、測定値の値が大
きい場合は収束判定基準を広くし、値が小さい場合は収
束判定基準を狭くすることができるという作用を有す
る。
【0011】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
を図面を参照して説明する。図1は本実施の形態におけ
る信号測定装置の概略構成を示すものである。図1にお
いて、1はラジオ等の被試験物であり、2は被試験物1
に対し種々の測定を行うための信号を入力する信号変換
部であり、ボタンプッシュ機構やボリューム回転機構等
を備えている。4は被試験物1からの被測定信号3をサ
ンプリングしてサンプリング測定値5を出力するサンプ
リング計測装置である。6はコントローラであり、入力
回路6、CPU7、比較・判断プログラムを格納したR
OM9、出力回路10、サンプリング回数カウンタ11
および収束判定カウンタ12等を備えている。出力回路
10は、信号変換部2に対して制御信号aを出力し、サ
ンプリング計測装置4に対しては、サンプリング動作を
開始させるためのサンプリング要求信号bおよび種々の
測定条件を設定するための条件設定信号cを出力する。
【0012】次に上記のように構成された信号測定装置
のCPU8における動作について、図2のフロー図を用
いて説明する。スタートスイッチをオンすると、予めR
OM9に格納されている比較・判断プログラムが読み出
され、出力回路10からの制御信号aにより信号変換部
2が被検査物1を動作させ、サンプリング計測装置4が
動作状態となる。次に、図示されない操作部から初期レ
ンジ値A、最大サンプリング回数B、収束範囲(%)C
および連続収束回数Dを入力し、内部パラメータである
サンプリング回数カウンタ11の値E、収束判定カウン
タ12の値F、収束判定の上限値G、および収束判定の
下限値Hをクリアする(ステップ21)。次に、被試験
物1からの被測定信号3をサンプリング計測装置4でサ
ンプリングしたサンプリング測定値5の信号レベル値X
iを測定し(ステップ22)、サンプリング回数カウン
タ11を1だけインクリメントする(ステップ23)。
次に、測定された信号レベル値Xiが上限値Gおよび下
限値Hの範囲に入っているかどうかを調べ(ステップ2
4)、入っていなければ、収束判定カウンタ12の値F
を0にリセットする(ステップ25)。次に、上限値G
および下限値Hの範囲から外れた信号レベル値Xiに対
し一定の収束範囲Cを乗じて上限値Gおよび下限値Hを
更新し(ステップ26)、次のサンプル時間における信
号レベル値Xiを求め、同様な処理を繰り返す。
【0013】ステップ24で、測定された信号レベル値
Xiが上限値Gおよび下限値Hの範囲に入っている場合
には、収束判定カウンタ12の値Fを1だけインクリメ
ントし(ステップ28)、その回数が予め設定した連続
収束回数Dに到達した場合は(ステップ29)、測定値
が収束したものと判定し、その時点におけるサンプリン
グ測定値5をコントローラ6の入力回路7に入力して、
図示されない表示器に表示するとともにメモリに記憶す
る。測定された信号レベル値Xiが上限値Gおよび下限
値Hの範囲に入っている回数が、予め設定した連続収束
回数Dに到達しない場合は、上記の処理を繰り返すとと
もに、サンプリング回数カウンタ11の値Eが予め設定
した最大サンプリング回数Bになった場合は(ステップ
27)、収束しないものとして処理を終了する。このよ
うな動作が、プログラムに設定されたすべての測定項目
について繰り返される。
【0014】図3は上記の処理を図解したものである。
図3において、サンプリング時間をΔtとし、連続収束
回数Dを4回とする。まず測定要求が発生した時点にお
けるサンプリング測定値5の信号レベル値がX1 とする
と、このX1 に対する上限値G1 および下限値H1 が設
定され、次のサンプリング時間におけるX2 がこの範囲
に入っているかどうかを調べる。そしてこの範囲内に入
っていれば、収束判定カウンタ12の値を1つずつ繰り
上げ、入っていなければ収束判定カウンタ12の値は0
のままとする。このような処理をサンプリング回数カウ
ンタ11の値を1ずつ繰り上げながら行い、収束判定カ
ウンタ12の値Fが4すなわち連続収束回数D=4にな
った時点で処理を終了し、その時点における信号レベル
値Xiを測定値として出力する。この結果、測定時間は
Tsになり、従来の測定時間Trよりも短縮することが
できる。
【0015】このように、上記実施の形態によれば、被
測定信号3をサンプリング計測装置4により一定時間毎
にサンプリングしてサンプリング測定値5を求め、この
測定値5に対し収束判定のための上限値Gと下限値Hか
らなる収束判定基準を定め、サンプリング回数カウンタ
11による各サンプリング時間毎に、測定値5が収束判
定基準内に入ったか否かをCPU8で調べ、測定値5が
予め定められた収束判定基準内に連続して入った回数を
収束判定カウンタ12により計数し、このカウンタ12
の値Fが予め定めた連続収束回数Dと一致した時点でC
PU8が収束と判定するようにしたので、測定値5が収
束判定基準内に連続して何回入ったかを計数するだけ
で、出力が安定した否かを判定することができる。
【0016】なお、上記実施の形態では、上限値Gおよ
び下限値Hを、図2のステップ26のように、測定され
た信号レベル値Xiに応じて更新しているが、その際に
収束範囲Cを一定の比率でなく、徐々に厳しくなるよう
に変化させてもよい。こうすることにより、測定精度を
高めることができる。また、逆に、上限値Gおよび下限
値Hを測定された信号レベル値Xiに応じて更新するこ
となく、信号レベル値Xiに一定の数値を加えたり減じ
たりすることにより、上限値Gおよび下限値Hを設定す
るようにしてもよい。どのような方法を取るかは、測定
精度との兼ね合いによる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被測定
信号を一定間隔でサンプリングして得られた測定値に対
し、収束判定のための上限値と下限値からなる収束判定
基準を定め、次のサンプリング時間における測定値が、
その収束判定基準内に連続して所定回数入った場合に収
束と判定するようにしたので、測定終了までの不必要な
待ち時間をなくすことができ、測定時間を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における信号測定装置の概
略構成を示すブロック図
【図2】実施の形態における動作を示すフロー図
【図3】実施の形態における動作を示す信号波形図
【図4】従来例における信号測定装置の概略構成を示す
ブロック図
【図5】従来例における動作を示す信号波形図
【符号の説明】
1 被試験物 2 信号変換部 3 被測定信号 4 サンプリング計測装置 5 サンプリング測定値 6 コントローラ 7 入力回路 8 CPU 9 ROM 10 出力回路 11 サンプリング回数カウンタ 12 収束判定カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定信号が測定条件によって多様に変
    化し、一定レベルに収束した後に真の測定を行う信号測
    定方法において、被測定信号を一定時間毎にサンプリン
    グして測定値を求め、前記測定値に対し収束判定のため
    の上限値と下限値からなる収束判定基準を定め、次のサ
    ンプリング時間における測定値が前記収束判定基準内に
    入ったか否かを調べ、収束判定基準内に連続した入った
    回数が予め定めた回数と一致した時点で収束と判定する
    信号測定方法。
  2. 【請求項2】 収束判定基準の値を測定値に応じて変化
    させることを特徴とする請求項1記載の信号測定方法。
  3. 【請求項3】 被測定信号が測定条件によって多様に変
    化し、一定レベルに収束した後に真の測定を行う信号測
    定装置において、被測定信号を一定時間毎にサンプリン
    グして測定値を求める手段と、前記測定値が予め定めら
    れた収束判定基準内に連続して入った回数を計数する手
    段と、前記計数した回数が予め定めた回数と一致した時
    点で収束と判定する手段とを備えた信号測定装置。
  4. 【請求項4】 収束判定基準の値を測定値に応じて変化
    させることを特徴とする請求項3記載の信号測定装置。
JP10087610A 1998-03-31 1998-03-31 信号測定方法および装置 Pending JPH11281680A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011058961A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Nissan Motor Co Ltd 電池制御装置および電池の内部抵抗推定方法

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JP2011058961A (ja) * 2009-09-10 2011-03-24 Nissan Motor Co Ltd 電池制御装置および電池の内部抵抗推定方法

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