JP2018135965A - コントロールケーブルの支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防振性能に優れたコントロールケーブルの支持装置を提供すること。【解決手段】コントロールケーブルの支持装置1は、コントロールケーブル2と、ケーシングキャップ3と、外周に鍔部を有しケーシングキャップの外周に装着される弾性部材4と、ソケット5とを備え、鍔部41は、コントロールケーブル2の軸方向に対して直交方向成分を含む軸方向面PSを有する鍔部本体部46と、軸方向面PSより突出した軸方向凸部PLとを有し、鍔部本体部46は、軸方向面PSを含む第一領域D1と軸方向凸部PLが設けられた第二領域D2とを有し、第一領域D1には閉鎖部CBを有する空間Cが設けられ、軸方向凸部PLがソケットの端面S1、S2に押圧されて変形し、軸方向面PSは、インナーケーブル21が摺動した際にソケットの端面と当接するようにソケット内に収容され、インナーケーブル21が摺動した際にその摺動による振動を空間Cによって緩和する。【選択図】図3

Description

本発明は、振動を減衰する弾性部材を備えた、コントロールケーブルの支持装置に関する。
コントロールケーブルの端部を取付対象に取り付けるための端末支持装置が知られている。端末支持装置の一例としては、特許文献1に記載のコントロールケーブルの支持装置が挙げられる。このコントロールケーブルの支持装置は、筒状のケーシングキャップと、弾性部材と、筒状のソケットとを備える。筒状のケーシングキャップは、後端にコントロールケーブルの導管の端部が固定される導管保持部を有し、外周にフランジを有する。弾性部材は、ケーシングキャップのフランジを含む部位を囲うと共にそのフランジの周囲を覆う鍔状部を有する。筒状のソケットは、その弾性部材を囲むように、ケーシングキャップのフランジを含む部位及び弾性部材を収容し、弾性部材の鍔状部を軸方向に弾力的に挟み込む前後の内壁を有すると共に、相手部材への取付部を備える。そして、弾性部材がソケットの前後の内壁と当接するように、鍔状部の前後の面に互いに間隔を空けて配置された複数個の突起が形成されている。
このコントロールケーブルの支持装置では、突起部分は弾性変形して変位するが、弾性部材全体としては、大きな変位は伴わないので、振動を減衰する能力を余した状態で組み付けることができる。そのため、コントロールケーブルが真直ぐに支持装置に取り付けられず、角度を持って支持装置に取り付けられた取り付け状態で角度が付いていても、防振性能が高い。
特開2008−19977号公報
車両のレイアウト変更などによって、コントロールケーブルがより振動を受けやすい環境での使用が必要となり、より防振性能に優れたコントロールケーブルの支持装置が求められている。この点、特許文献1に記載のコントロールケーブルの支持装置は、さらなる改善の余地がある。
そこで、本発明の目的は、防振性能に優れたコントロールケーブルの支持装置を提供することにある。
本発明のコントロールケーブルの支持装置は、インナーケーブルと前記インナーケーブルが摺動可能に挿通されるアウターケーシングとを有するコントロールケーブルと、前記アウターケーシングの一端側が固定される固定部と、外周の一部に周方向に拡径した拡径部と、内側に前記インナーケーブルが挿通される挿通孔とを有するケーシングキャップと、外周に周方向に設けられた鍔部を有し、前記ケーシングキャップのアウターケーシング側端部が露出した状態で前記拡径部を含む前記ケーシングキャップの外周に装着される弾性部材と、前記鍔部を前記ケーシングキャップの軸方向に挟持して、前記弾性部材の一部を収容するソケットと、を備えるコントロールケーブルの支持装置であって、前記弾性部材は、前記ケーシングキャップが挿入され前記インナーケーブルが挿通される挿通孔と、前記鍔部の内側に前記挿通孔に挿通された前記ケーシングキャップの拡径部を収容する収容部を有し、前記鍔部は、前記コントロールケーブルの軸方向に対して1の方向に面する軸方向面を有する鍔部本体部と、前記軸方向面よりも前記1の方向の側に突出し、前記軸方向面を挟んで前記本体部に複数設けられた軸方向凸部とを有し、前記鍔部本体部は、前記軸方向面を含んで軸方向に延びる第一領域と、前記軸方向凸部が設けられて軸方向に延びる第二領域と、を有し、前記第一領域には、前記1の方向及び前記鍔部本体部の周方向とのいずれか一方または両方が閉じた閉鎖部を有する空間が設けられ、前記軸方向凸部は、先端が前記ソケットの端面に押圧されて変形し、前記軸方向面は、前記インナーケーブルが摺動した際に、前記ソケットの端面と当接するように前記ソケット内に収容され、前記空間によって、前記インナーケーブルが摺動した際に前記インナーケーブルの摺動による振動を緩和する。
本発明のコントロールケーブルの支持装置によれば、防振性能を向上することができる。
本発明の一実施形態に係るコントロールケーブルの支持装置を含むケーブルアッセンブリを示す全体図である。 図1での支持装置からコントロールケーブルを取り除いた図である。 弾性部材が収容されたソケットの部分を示す、図2Aの支持装置についての部分拡大図である。 図1の支持装置に用いられる、弾性部材が取り付けられた状態の弾性部材およびケーシングキャップを示す斜視図である。 図3の、弾性部材が取り付けられた状態の弾性部材およびケーシングキャップの側面図である。 図4の弾性部材およびケーシングキャップを一方の端部側から見た正面図である。 図5の弾性部材およびケーシングキャップについてのVI−VI線断面図である。 図5の弾性部材およびケーシングキャップについてのVII−VII線断面図である。 (A)は、軸方向凸部がソケットの端面に押圧される前の状態を示す概念図であり、(B)は、軸方向凸部がソケットの端面に押圧されて変形した状態を示す概念図である。
以下、本発明の一実施形態のコントロールケーブルの支持装置について図面を参照して説明する。以下に示す実施形態では、車両に取り付けられる車両用のコントロールケーブルの支持装置を例に挙げて説明する。なお、本発明のコントロールケーブルの支持装置は、車両以外に取り付けられるコントロールケーブルの支持装置にも適用でき、コントロールケーブルの支持装置が取り付けられる取付対象は、特に限定されるものではない。
図1に示されるように、本実施形態のコントロールケーブルの支持装置1(以下、支持装置1という)は、遠隔操作のために操作対象等に取付けられるコントロールを含むアッセンブリに用いられ、コントロールケーブル2と、ケーシングキャップ3と、弾性部材4と、ソケット5とを備えている。
本実施形態の支持装置1は、例えば車両のブラケットなど、コントロールケーブル2を所定の配索状態で支持するための、図示しない取付対象物に取り付けられる。取付対象物の種類はコントロールケーブル2を支持することができれば、特に限定されない。
コントロールケーブル2は、その両端のいずれか一方側に加えられた操作力を他方側に伝達する。本実施形態では、図1に示されるように、コントロールケーブル2の一端は被操作部B2に連結され、コントロールケーブル2の他端は操作部B1に連結される。コントロールケーブル2は、例えば、操作部B1及び被操作部B2との間の所定の配索経路に沿って配索され、操作部B1に加わった操作力を被操作部B2に伝達する。本実施形態では、操作力が加えられる操作部B1が車両の運転席に設けられたシフトレバーであり、被操作部B2が振動源側であり、車両のエンジンルーム内に設けられたトランスミッションである。コントロールケーブルの両端側は、それぞれ支持装置を有し、被操作部B2側の支持装置が、本発明の一実施形態のコントロールケーブルの支持装置1である。
コントロールケーブル2は、図1に示されるように、インナーケーブル21とインナーケーブル21が摺動可能に挿通されるアウターケーシング22とを有している。
アウターケーシング22は、両端に開口部と、開口部を連通させる中空部とを有し、インナーケーブル21を摺動可能に収容する部材である。アウターケーシング22の一端22aは、図1に示されるように、支持装置1のケーシングキャップ3に連結され、他端22bは、操作部B1側に設けられた第2の支持装置11に連結されている。なお、第2の支持装置11は、被操作部B2側に設けられた支持装置1とは異なる公知の構造を有しているが、支持装置1と同様の形状、構造を有していてもよい。なお、アウターケーシング22の中間部に、車体の室内側と室外側との間に設けられ、室内側への水の浸入を防止するグロメットが設けられていてもよい。
インナーケーブル21は、アウターケーシング22の中空部に摺動可能に挿通されている。本実施形態では、インナーケーブル21の一端21a(被操作部B2側の端部)及び他端21b(操作部B1側の端部)には、図1に示されるように、それぞれロッドRが設けられている。インナーケーブル21は、ロッドRを介して操作部B1及び被操作部B2に取り付けられている。インナーケーブル21は、本実施形態では、操作部B1(例えばシフトレバー)が操作されることにより、図1中左右方向に移動し、他端21b側から一端21a側へ操作力を伝達し、ロッドRを介して被操作部B2(例えばトランスミッション)が操作される。なお、外部の埃や水分などからインナーケーブル21を保護するために、支持装置1は、例えば蛇腹部を有するブーツを備えていてもよい。
ケーシングキャップ3は、アウターケーシング22の端部に接続し、ソケット5にアウターケーシング22を連結する。ケーシングキャップ3は、図2A、図6及び図7に示されるように、アウターケーシング22の一端側が固定される固定部31と、外周の一部に周方向に拡径した拡径部32と、内側にインナーケーブル21が挿通される挿通孔33とを有している。本実施形態では、ケーシングキャップ3は、図2A、図6及び図7に示されるように、略筒状に形成され、ケーシングキャップ3の軸X(図2A参照)方向の一方側に固定部31が形成されている。本実施形態では、弾性部材4またはソケット5の軸または軸方向についてもケーシングキャップ3の軸方向と略等しい場合を例として、弾性部材4またはソケット5の軸または軸方向についても軸Xまたは軸X方向という表現を用いる。アウターケーシング22の一端22aは、例えば図1に示されるように、筒状の固定部31の内側に挿入されて外周側から加締めることにより固定することができるが、固定部31とアウターケーシング22の一端22aとの間の固定方法は特に限定されない。また、本実施形態では、図2Aに示されるように、ケーシングキャップ3の軸X方向の他方側には、ガイドパイプGの端部が接続する筒状端部34を有している。拡径部32は、弾性部材4に対してケーシングキャップ3が軸X方向にずれることを抑制する部位である。拡径部32は、本実施形態では、図2A、図2B、図6及び図7に示されるように、ケーシングキャップ3の軸X方向において、ケーシングキャップ3の外周の一部、具体的には固定部31と筒状端部34との間に設けられている。拡径部32は、ケーシングキャップ3の径方向外側に凸状に形成されるが、弾性部材4に対してケーシングキャップ3が軸X方向にずれることを抑制するように拡径して形成されていれば、その形状は環状に限定されない。
弾性部材4は、弾性部材4に接触する部材からの振動を減衰する部材である。弾性部材4は、振動を減衰するために弾性材料から形成されているが、弾性を有する材料を含み、全体として弾性を有するように形成されてもよい。弾性部材4の材料は特に限定されないが、例えば、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂エラストマーなどを材料として含むことができ、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)を材料として用いることが好ましい。また、弾性部材4のゴム硬度はJISのHs40°〜60°程度のものが好ましく、特にHs45°〜55°程度が好ましい。
弾性部材4は、図3及び図4に示されるように、外周に周方向に設けられた鍔部41を有している。鍔部41は、図6及び図7に示されるように、ケーシングキャップ3のアウターケーシング側端部、例えば固定部31が露出した状態で拡径部32を含むケーシングキャップ3の外周に装着される。弾性部材4は、図6及び図7に示されるように、ケーシングキャップ3が挿入され、インナーケーブル21が挿通される挿通孔42と、鍔部41の内側に挿通孔42に挿通されたケーシングキャップ3の拡径部32を収容する収容部43を有している。弾性部材4は、本実施形態では、鍔部41の軸X方向両側には、鍔部41よりも小径の、一端側部44a(被操作部B2側)と他端側部44b(操作部B1側)をそれぞれ有している。これら一端側部44aと他端側部44bは、それぞれ筒状に形成されている。また、本実施形態では、弾性部材4の一端側部44a及び他端側部44bに、図3及び図5に示されるように、弾性部材4の径方向に突出する径方向凸部47を有している。径方向凸部47は、弾性部材4が取り付けられたケーシングキャップ3をソケット5に挿入できる程度に径方向に僅かに突出している。本実施形態では、径方向凸部47は、軸X方向に延びる複数の突条が周方向に設けられ、横断面が半円形状となっている。この径方向凸部47は、ソケット5と弾性部材4との間の接触面積を低減し、それにより振動の伝達を抑制している。なお、径方向凸部47は、本実施形態では、弾性部材4の一端側部44aと他端側部44bの両方に設けられているが、いずれか一方のみに設けてもよい。また、径方向凸部47は径方向に拡径していれば、その形状は特に限定されない。
弾性部材4は、図3、図4、図6及び図7に示されるように、鍔部41の軸X方向中央部に径方向外側に突出するリブ45が設けられている。リブ45は本実施形態では環状に形成され、ソケット5(後述する鍔部収容部51)の内周面と接するように構成されている。本実施形態では、この環状のリブ45により、ソケット5と鍔部41との間の隙間からアウターケーシング22側へ水が浸入することを防いでいる。また、鍔部41の外周部のうち、リブ45以外の箇所と、ソケット5の内周面との間の接触面積が低減され、振動の伝達が抑制される。
収容部43は、ケーシングキャップ3の拡径部32を収容可能な形状、大きさに形成され、弾性部材4がケーシングキャップ3に取り付けられたときに、ケーシングキャップ3に対する弾性部材4の軸X方向のずれを抑制している。本実施形態では、図6及び図7に示されるように、弾性部材4がケーシングキャップ3に取り付けられたときに、鍔部41が拡径部32の径方向外側及び軸X方向両側で拡径部32を覆っている。収容部43は、拡径部32を収容することができれば、その形状は特に限定されない。
ソケット5は、弾性部材4が装着されたケーシングキャップ3を保持し、ブラケットなどの取付対象物に取り付けられる部材である。ソケット5が取付対象物に取り付けられることで、支持装置1が取付対象に取り付けられる。ソケット5は、弾性部材4の鍔部41をケーシングキャップ3の軸X方向に挟持して、弾性部材4の少なくとも一部を収容する。本実施形態では、ソケット5は、図2Aに示されるように、ケーシングキャップ3の軸X方向の一部が挿入され、インナーケーブル21を挿通可能な内腔5aと、ソケット5を取付対象物に取り付ける取付部5bとを有している。本実施形態では、ソケット5の内腔5aは、図2A及び図2Bに示されるように、内腔5aの軸X方向の一部に内径が拡大した、鍔部41を収容する鍔部収容部51を有している。より具体的には、本実施形態では、ソケット5は、図2Aに示されるように、ソケット5の軸X方向の一方側に形成された大径部52と、大径部52と軸X方向の他方側に隣接して設けられた小径部53とを備える。大径部52の内周部に設けられた鍔部収容部51に弾性部材4の鍔部41が収容される。ソケット5の内腔5aには、ケーシングキャップ3の軸X方向の一部、弾性部材4、インナーケーブル21の一部、及びガイドパイプGの一部が収容されている。
鍔部収容部51は、本実施形態では図2A及び図2Bに示されるように、鍔部41を軸X方向に挟持する第1の端面S1及び第2の端面S2(ソケットの端面であり、以下、単に端面S1、S2という)を有している。端面S1は、内腔5aのうち、内径が大きくなった鍔部収容部51の小径部53側に形成され、鍔部41の軸X方向の一方の端部と当接する。端面S2は、鍔部41の軸X方向の他方の端部と当接する。本実施形態では、ソケット5の大径部52が、弾性部材4を軸X方向にソケット5の内腔5aに向けて挿入できる大きさに開口し、その開口を閉鎖するワッシャなどの閉鎖部材54により端面S2が形成されている。閉鎖部材54は、端面S2となる軸X方向に対して垂直なフランジ部54aと、ケーシングキャップ3の外周に嵌挿可能な筒状部54bとを有している。鍔部収容部51に収容された弾性部材4の鍔部41を、端面S2を有するフランジ部54aにより軸X方向に押圧して圧縮した後、ソケット5の大径部52の端縁52aを内側に加締めてフランジ部54aと係合することにより鍔部41を挟持している。ソケット5により鍔部41を挟持する構造は、図示するものに限定されるものではなく、鍔部41を軸X方向に挟持することができれば、他の構造であってもよい。
ソケット5の取付部5bは、本実施形態では図2Aに示されるように、小径部53の外周に形成されたネジ部53aと、ネジ部53aに螺合してソケット5の軸X方向に進退可能なナットNとを備えている。ナットNが軸X方向に進退することにより、ナットNの端面Naと、端面Naと対向する大径部52の対向面52bとの間隔(軸X方向の距離、以下隙間という)が調整可能となっている。この隙間に、例えばU字状の溝が形成されたブラケットなどを差し込み、隙間の幅を調整して端面Naと対向面52bとでブラケットの端面を押圧することで、取付対象物にソケット5が取り付けられる。ソケット5は、図示する形状に限定されるものではなく、他の形状のソケットを用いてもよい。
次に、ソケット5に挟持される弾性部材4の鍔部41について説明する。鍔部41は、図3乃至図5に示されるように、鍔部41の軸X方向中央部に位置する鍔部本体部46と、この鍔部本体部46に複数設けられた軸方向凸部PLとを有する。鍔部本体部46は、コントロールケーブル2の軸方向に対して1の方向に面する軸方向面PSを有する。ここに、「1の方向」とは、鍔部41の軸X方向の方向成分を含む方向を言い、軸方向面PSは、軸X方向を垂直方向の成分に含む面とされ、軸X方向に対して直交方向成分を含んでいてもよい。軸方向面PSは、鍔部本体部46の弾性部材4の端面の一部を構成し、インナーケーブル21の摺動の際に、図2Bに示されるソケット5の鍔部収容部51の内側の端面S1及びS2の一方と接触することができる。軸方向面PSがソケット5の端面S1またはS2に接触することにより、車両等からソケット5へ伝わる振動を弾性部材4で吸収するものである。軸方向面PSは、必ずしも面一でなくてもよく、軸方向に異なる高さ位置にあるものであってもよく、また、ソケット5の端面S1、S2と面接触するものに限られず、点接触するものであってもよい。なお、ソケット5の端面S1、S2が軸X方向に垂直な面でなく、例えば軸X方向に対して斜めの面を含む場合は、軸方向面PSは、ソケット5の斜めの面に対応した傾きを持つ面とすればよい。本実施形態において、軸方向面PSは、ケーシングキャップ3の軸方向(X方向)と垂直な平面として鍔部41に形成されている。
複数の軸方向凸部PLは、図3乃至図5に示されるように、軸方向面PSよりも前記1の方向の側に突出し、軸方向面PSを挟んで互いに離間して鍔部本体部46に設けられている。複数の軸方向凸部PL同士の間に軸方向面PSがある。本実施形態では、軸方向凸部PL及び軸方向面PSは、鍔部本体部46の軸X方向の中央部から両側方向に向かって延びている。また、複数の軸方向凸部PLの各々は、本実施形態では、鍔部本体部46の周方向に軸方向面PSを挟んで略一対一の等間隔で分散し、かつ、鍔部本体部46の軸X方向の両側に設けられたものとしている。X軸方向の1の方向に面する軸方向面PSに隣接する軸方向凸部PLは、当該1の方向に凸となるように延び、1の方向に面する先端Tを有する。軸方向凸部PLは、防振機能を担保できれば任意の形状を取り得て、周方向に軸方向面PSを挟んで一対一の間隔でなく、任意の例えば3対1の間隔で分散されていてもよい。なお、軸方向凸部PLは、鍔部本体部46の径方向には分割されていないものを示したが、径方向に分割されているものであってもよい。
弾性部材4がソケット5に収納されたとき、軸方向凸部PLは、その先端Tがソケット5の端面S1、S2と接触し、ソケット5が鍔部本体部46を挟持する程度に押圧されて変形する。軸方向凸部PLが軸方向面PSよりも軸方向に凸となって、ソケット5による挟持の役目を担うにより、ソケット5による軸方向面PSの押圧が緩和され、インナーケーブル21の振動が抑制されて、防振性能が高まる。軸方向凸部PLは、軸X方向に対して傾いて設けられたものであってもよいが、軸X方向にのみ突出しているものは鍔部41の径方向にコンパクトとなる。また、軸方向凸部PLは、鍔部本体部46の軸X方向の両側でなく、振動の程度によっては、いずれか一方側にのみ設けられたものであってもよい。また、複数の軸方向凸部PLの各々は、弾性部材4がソケット5に収納された状態では圧縮されて高さが同じになるが、部材の部位により圧縮率が異なるような場合、収納前の状態では、高さが異なっていてもよい。
鍔部本体部46の構成についてさらに説明する。鍔部本体部46は、図3及び図5に示されるように、軸方向面PSを含んで軸X方向に延びる第一領域D1と、軸方向凸部PLが設けられて軸X方向に延びる第二領域D2とを有する。軸方向面PSを含む第一領域D1には、空間Cが設けられている。第一領域D1は、鍔部本体部46のX軸方向の中心からX軸方向の一方に延びる。第一領域D1は、インナーケーブル21に伝達される振動を吸収する領域となる。軸方向凸部PLが設けられている第二領域D2は、弾性部材4がソケット5に収納されたとき軸方向凸部PLがソケット5の端面S1、S2に押圧されることで、弾性部材4の軸X方向の移動を規制してコントロールケーブル2のストロークロスを低減させる領域となる。空間Cは、鍔部本体部46、特には軸方向凸部PL(以下では弾性部材4)が変形する際の変形代を確保し、第一領域D1での変形を緩和することができる。第一領域D1と第二領域D2の各領域は、鍔部本体部46の周方向に交互にある。本実施形態では各領域D1、D2は、等間隔で交互にあるが、互いに異なる間隔にあってもよい。また、各領域D1、D2は、各1個以上の任意数設けられればよいが、均質な防振機能を図るには各複数個以上設けられることが好ましい。
空間Cは、少なくとも前記1の方向及び鍔部本体部46の周方向のいずれか一方または両方が閉じた閉鎖部CBを有する。空間Cは、閉鎖空間または開口を有する空間として形成される。空間Cは、弾性部材4に負荷が掛かり、軸方向凸部PLの端面がソケット5に押圧されて変形したとき、空間C自身が体積変化して弾性部材4の変形を吸収し、ひいては振動を吸収するためのものである。本実施形態では、図2B及び図7に示されるように、鍔部41の端面(軸方向面PSの先端T2)の略中央部に設けられた開口部CAを有する孔部C1としている。この孔部C1は、開口部CAが円形である有底の穴であり、前記1の方向つまり弾性部材4の軸X方向に直交方向成分を含む面(穴の底部)及び鍔部本体部46の周方向(穴の周壁部)の両方が閉じた閉鎖部CBとなっている。本実施形態のように、軸方向面PSに開口部CAを有する孔部C1とした場合、弾性部材4に負荷が掛かったとき、軸方向面PSがソケット5の端面S1、S2と接触する面積が減り、伝達特性がさらに向上し、また、弾性部材4をケーシングキャップ3と一体成形することも容易となり、製造し易いものとなる。
空間Cは、弾性部材4の変形を吸収することができれば、その構成は限定されることなく、空間Cの大きさ、形状、配置位置、数など適宜に採用でき、その数は1つに限られず複数個設ける方が弾性部材4の変形をより一層吸収し易いものとなる。また、支持装置1に伝わる振動周波数に対応して効果的に振動低減を図れる構成が望まれる。例えば、空間Cは、軸方向や径方向に延びるものや、それら両方向の成分を含んで斜めに延びるものであってもよく、鍔部本体部46の径方向から軸Xに向けて垂直に延び、さらに軸X方向に延びて軸方向面PSに開口するような形状であってもよい。また、空間Cは、第一領域D1だけでなく、第一領域D1と第二領域D2との境界部位にあっても、さらには、第二領域D2を跨いで第一領域D1に臨むものであっても構わない。また、空間Cは、開口部CAを塞いだ、つまり弾性部材4の中実部に囲繞された閉鎖空間としてもよい。閉鎖空間を有する弾性部材4を製造するには、事後的に例えばピンで塞ぐなどすればよい。鍔部41の一面側から他面側へ貫通する貫通孔であってもよい。
弾性部材4がソケット5に収容された状態で、図2Bに示されるように、軸方向凸部PLは、その先端Tがソケット5の端面S1、S2と接触して押圧されて変形し、インナーケーブル21が摺動した際に、軸方向面PSはソケット5の端面S1、S2と当接する。このような軸方向凸部PLが存在することにより、ソケット5と弾性部材4との間の接触面積が低減され、振動の伝達が抑制される。また、弾性部材4がソケット5に収容された状態では、軸方向凸部PLは、ソケット5の端面S1、S2に押圧されて変形するので、軸方向凸部PLの軸X方向長さが短くなる。より具体的には、弾性部材4はソケット5へ収容される前においては鍔部41の一端側の軸方向凸部PLの先端Tから、鍔部41の他端側の軸方向凸部PLの先端Tまでの長さが、鍔部収容部51の端面S1−S2間の幅よりも長くなるように構成されている。軸方向凸部PLが軸X方向に圧縮され、鍔部収容部51内で挟持されることにより、弾性部材4は軸X方向で安定して支持される。そのため、弾性部材4に取り付けられたケーシングキャップ3が軸X方向で移動し難くなる。したがって、コントロールケーブル2のストロークロスを低減でき、コントロールケーブル2の伝達性能が向上する。
軸方向凸部PLは、本実施形態では、隣接する軸方向面PSとの間隔が所定となるように、しかも軸方向凸部PLの体積をより大きくするため、図5に示されるように、軸X方向に垂直な断面が扇状となっている。軸方向凸部PLは、ソケット5の端面に押圧されて変形可能であれば、その形状は特に限定されない。また、鍔部41の外周を形成する軸方向凸部PLの径方向外側の面と鍔部収容部51の内周面との間には微小な隙間が形成され、ソケット5と弾性部材4との間の接触面積を減らして、防振を図っている。
弾性部材4は、インナーケーブル21が摺動した際に、軸方向面PSの先端T2がソケット5の端面S1またはS2と当接し得るようにソケット5内に収容される。軸方向面PSの先端T2は、インナーケーブル21が摺動する前の状態ではソケット5の端面に非接触で、インナーケーブル21が摺動した際にソケット5の端面に当接し得るようになっておればよい。これにより、ケーシングキャップ3の振動を緩和することができる。また、軸方向面PSは、軸方向凸部PLと比較して圧縮量が少なくなるように構成されることが好ましい。本実施形態では、弾性部材4がソケット5内に収容され、かつ、弾性部材4に負荷が加わっていないとき、軸方向面PSが圧縮されていない状態となるように軸方向面PSの軸X方向の長さが設定される。なお、軸方向面PSは、鍔部本体部46の軸X方向の中央部から両側方向(若しくは一方側方向)に向かって延びている凸部の面であるとも言える。その観点では軸方向凸部PLの先端Tと軸方向面PSの先端T2とが軸X方向の位置が異なる以外は、軸方向凸部PLと同様の形状とすることができるし、また、軸方向面PSを軸方向凸部PLと異なる形状としてもよい。軸方向凸部PLと軸方向面PSとは、それらの端面がソケット5に押圧された際に、空間Cが軸方向凸部PLと軸方向面PSの変形を吸収できるように構成されていることが、振動減衰の観点から好ましい。
軸方向面PSを含む第一領域D1及び軸方向凸部PLが設けられる第二領域D2の配置は、第一領域D1に空間Cが設けられていれば特に限定されない。本実施形態では、図3乃至図5に示されるように、弾性部材4は、複数の軸方向凸部PLと、複数の軸方向面PSと、軸方向面PSを有する第一領域D1に設けられた空間Cとを有する。また、軸方向凸部PLと軸方向面PSとを弾性部材4の周方向に交互に均等に配置した。これにより、振動吸収の周方向の異方性を抑制することができる。軸方向凸部PL、軸方向面PS及び空間Cの数は特に限定されない。
上述したように、本実施形態では、軸方向凸部PLの先端Tがソケット5の端面に押圧された状態で弾性部材4がソケット5内に収容されており、インナーケーブル21が摺動した際に鍔部本体部46の軸方向凸部PLが圧縮変形される。また、軸方向面PSの先端T2がソケット5の端面と当接する。このとき、軸方向凸部PLの圧縮変形は、軸方向面PSを含む第一領域D1に設けられた空間Cにより吸収される。空間Cは、軸方向凸部PLの変形代となり、そのため、ケーシングキャップ3の振動緩和が効果的に行われる。換言すれば、空間Cが無い場合、インナーケーブル21が摺動した際の鍔部41の変形が周囲のソケット5により規制されるため、振動を緩和することができない。それに対し本実施形態によれば、空間Cにより鍔部41の変形代を確保しているため、インナーケーブル21の摺動による振動を緩和することができる。
図8(A)及び(B)に示されるように、軸方向凸部PLが設けられている第二領域D2は、ソケット5の端面S1により圧縮されて変形することにより硬くなり、鍔部41の軸X方向の位置を安定させる。このため、インナーケーブル21の操作時などに弾性部材4及びケーシングキャップ3が軸X方向に動くことにより生じる、インナーケーブル21のストロークロスを低減させる。したがって、コントロールケーブル2の伝達性能を向上させることができる。また、弾性部材4がソケット5内に収容された状態で、軸方向面PSは、ソケット5の端面S1に当接していないか、または、軸方向凸部PLと比較して収縮が小さいため、軸方向面PSを含む第一領域D1の弾性材料は柔軟な状態で維持される。このため、インナーケーブル21が摺動した際に、ソケット5の端面S1と軸方向面PSの先端T2が当接したときに、軸方向面PSを含む第一領域D1の弾性材料は、ソケット5やケーシングキャップ3の振動を緩和するのに充分な弾性を有し、弾性部材4に伝わった振動を減衰し易い。このように、軸方向凸部PLが設けられた第二領域D2と、軸方向面PSを含む第一領域D1とに異なった機能を持たせたことで、コントロールケーブル2の伝達性能の向上と、振動の減衰性能の向上とを両立させることができる。
また、図8(B)に示されるように、軸方向面PSの先端T2がソケット5の端面S1に接触していない場合には、ソケット5と弾性部材4との間の接触面積がより低減し、振動の伝達がさらに抑制される。また、軸方向凸部PLが押圧されて変形した際に、その変形部位が軸方向面PSを含む第一領域D1の弾性材料を変形させることにより、軸方向凸部PLを伝わる振動が柔軟な軸方向面PSを含む第一領域D1に伝達されて振動が効果的に減衰される。この場合、軸方向面PSを含む第一領域D1に空間Cが設けられているので、この空間Cによって、より一層振動が減衰されて、弾性部材4全体での振動の減衰効果が高まる。
1 支持装置
11 第2の支持装置
2 コントロールケーブル
21 インナーケーブル
21a インナーケーブルの一端
21b インナーケーブルの他端
22 アウターケーシング
22a アウターケーシングの一端
22b アウターケーシングの他端
3 ケーシングキャップ
31 固定部
32 拡径部
33 挿通孔
34 筒状端部
4 弾性部材
41 鍔部
42 挿通孔
43 収容部
44a 一端側部
44b 他端側部
45 リブ
46 鍔部本体部
47 径方向凸部
5 ソケット
5a 内腔
5b 取付部
51 鍔部収容部
52 大径部
52a 大径部の端縁
52b 対向面
53 小径部
53a ネジ部
54 閉鎖部材
54a フランジ部
54b 筒状部
B1 操作部
B2 被操作部
C 空間
C1 孔部
CA 開口部
CB 閉鎖部
D1 第一領域
D2 第二領域
G ガイドパイプ
N ナット
Na ナットの端面
PL 軸方向凸部
PS 軸方向面
R ロッド
S1 第1の端面
S2 第2の端面
T 軸方向凸部の先端
T2 軸方向面の先端
X ケーシングキャップの軸

Claims (5)

  1. インナーケーブルと前記インナーケーブルが摺動可能に挿通されるアウターケーシングとを有するコントロールケーブルと、
    前記アウターケーシングの一端側が固定される固定部と、外周の一部に周方向に拡径した拡径部と、内側に前記インナーケーブルが挿通される挿通孔とを有するケーシングキャップと、
    外周に周方向に設けられた鍔部を有し、前記ケーシングキャップのアウターケーシング側端部が露出した状態で前記拡径部を含む前記ケーシングキャップの外周に装着される弾性部材と、
    前記鍔部を前記ケーシングキャップの軸方向に挟持して、前記弾性部材の一部を収容するソケットと、を備えるコントロールケーブルの支持装置であって、
    前記弾性部材は、前記ケーシングキャップが挿入され前記インナーケーブルが挿通される挿通孔と、前記鍔部の内側に前記挿通孔に挿通された前記ケーシングキャップの拡径部を収容する収容部を有し、
    前記鍔部は、前記コントロールケーブルの軸方向に対して1の方向に面する軸方向面を有する鍔部本体部と、前記軸方向面よりも前記1の方向の側に突出し、前記軸方向面を挟んで前記本体部に複数設けられた軸方向凸部とを有し、
    前記鍔部本体部は、
    前記軸方向面を含んで軸方向に延びる第一領域と、
    前記軸方向凸部が設けられて軸方向に延びる第二領域と、を有し、
    前記第一領域には、前記1の方向及び前記鍔部本体部の周方向のいずれか一方または両方が閉じた閉鎖部を有する空間が設けられ、
    前記軸方向凸部は、先端が前記ソケットの端面に押圧されて変形し、
    前記軸方向面は、前記インナーケーブルが摺動した際に、前記ソケットの端面と当接するように前記ソケット内に収容され、
    前記空間によって、前記インナーケーブルが摺動した際に前記インナーケーブルの摺動による振動を緩和する、コントロールケーブルの支持装置。
  2. 前記空間を複数有する、請求項1に記載のコントロールケーブルの支持装置。
  3. 前記空間は、前記弾性部材の軸方向成分を含んで延び、前記鍔部の端面に設けられた開口部を有する孔部である、請求項1または請求項2に記載のコントロールケーブルの支持装置。
  4. 複数の前記軸方向凸部同士の間には一つの前記孔部が設けられる、請求項3に記載のコントロールケーブルの支持装置。
  5. 前記弾性部材の径方向に突出する径方向凸部を有する、請求項1から請求項4のいずれかに記載のコントロールケーブルの支持装置。
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