JP2018135857A - 内燃機関の防音装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音および熱害の抑制が可能な内燃機関の防音装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、内燃機関を覆い、開閉可能な開閉部を有する遮音材と、前記内燃機関から発生する音が所定の大きさ以上である場合に前記開閉部を閉じ、前記音が前記所定の大きさ未満である場合に前記開閉部を開く制御部と、を具備する内燃機関の防音装置である。本発明に係る内燃機関の防音装置によれば、騒音および熱害の抑制が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は内燃機関の防音装置に関する。
車両から生じる騒音の抑制、および温度上昇による内燃機関の熱害の抑制が要求されている。例えば特許文献1には、エンジンルームに通風路と複数のルーバーとを設ける技術が開示されている。通風路からルーバーに空気が流れることで内燃機関が冷却され、また複数のルーバーから外部に放出される音波同士が打ち消し合う。
特開平8−225021号公報
しかし、通風路などの開口を通じて、内燃機関の音が外に漏れる恐れがある。そこで、騒音および熱害の抑制が可能な内燃機関の防音装置を提供することを目的とする。
上記目的は、内燃機関を覆い、開閉可能な開閉部を有する遮音材と、前記内燃機関から発生する音が所定の大きさ以上である場合に前記開閉部を閉じ、前記音が前記所定の大きさ未満である場合に前記開閉部を開く制御部と、を具備する内燃機関の防音装置によって達成できる。
騒音および熱害の抑制が可能な内燃機関の防音装置を提供できる。
図1は内燃機関の防音装置を例示する模式図である。 図2はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。
(第1実施形態)
以下、図面を参照して本実施形態の防音装置100について説明する。図1は内燃機関の防音装置100を例示する模式図である。防音装置100が適用されるエンジン10は、例えば自動車などに搭載されるガソリンエンジンまたはディーゼルエンジンなどである。
図1に示すように、防音装置100は遮音材12およびECU20を備える。エンジン10、遮音材12、温度センサ22、マイク24、および吸音材30は車両のエンジンルーム11に収納される。
遮音材12は例えば箱形のケースであり、エンジン10を覆う。すなわち図1の構成ではエンジンカプセル化が実現されている。遮音材12には、開閉部14が設けられている。開閉部14は例えば扉またはシャッターなど、開閉可能な構成である。開閉部14が閉じているとき、遮音材12はエンジン10を密閉する。開閉部14が開いているとき、遮音材12に開口12aが形成され、遮音材12の内部と外部とは開口12aを通じて連通する。また、遮音材12には、例えば、エンジン10に接続される不図示の吸気管および排気管などを通すための穴が設けられている。
遮音材12の内側には、エンジン10および温度センサ22が配置される。温度センサ22は、遮音材12の内側の温度を検出する。遮音材12の外側にはマイク24および吸音材30が設けられている。マイク24はエンジン10から発生する音(放射音)を検出する。吸音材30は音を吸収する材料で形成され、開閉部14が開いた際に形成される遮音材12の開口12aと対向する位置に配置されている。
車両にはクランク角センサ26およびスロットルセンサ28が設けられている。クランク角センサ26はエンジン10の回転数を検出する。スロットルセンサ28は不図示のスロットルバルブの開度を検出する。
ECU20はCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及び記憶装置等を備える。ECU20は、ROMや記憶装置に記憶されたプログラムを実行することにより各種制御を行う。ECU20は、温度センサ22が検出する温度、マイク24が検出する放射音の大きさ(単位は例えばdB)、クランク角センサ26が取得するエンジン回転数、スロットルセンサ28が検出するスロットル開度などを取得する。また、ECU20は、遮音材12の開閉部14の開度を調整する制御部として機能する。
図2はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。この処理は自動車の走行中に定期的に行われる。図2に示すように、ECU20は運転条件が変化したか否かを判定する(ステップS10)。運転条件とは例えばエンジン回転数、スロットルバルブの開度などである。肯定判定(Yes)の場合、ECU20は、マイク24が検出する放射音の大きさL1が、所定の大きさL2以上であるか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12において肯定判定の場合、ECU20は遮音材12の開閉部14を閉じる(ステップS14)。これにより、エンジン10は遮音材12で密閉される。その後、ECU20は、温度センサ22により検出された温度Tが、所定の温度T1より高いか否かを判定する(ステップS16)。ステップS16において肯定判定の場合、ECU20は開閉部14を開く(ステップS18)。また、ステップS12において否定判定の場合、つまり放射音が小さい場合も、ECU20は開閉部14を開く(ステップS18)。ステップS18の後、ECU20は、再びT>T1であるか否か判定する(ステップS16)。また、ステップS10において否定判定の場合も、ECU20はステップS16を行う。ステップS16において否定判定の場合、処理は終了する。
第1実施形態によれば、放射音の大きさL1がL2以上の場合、ECU20が開閉部14を閉じる(図2のステップS12およびS14)。このため、遮音材12がエンジン10を覆い、放射音が遮音材12に遮られ、外に漏れにくい。例えば運転条件(エンジン回転数、スロットル開度などの負荷)などによって、放射音が発生することがある。このときECU20は開閉部14を閉じるため、騒音を効果的に抑制することができる。
その一方、遮音材12がエンジン10を密閉すると、遮音材12の内側に熱がこもる。このとき、温度が高くなり、エンジン10の熱害が発生する恐れがある。そこで、ECU20は、放射音の大きさL1がL2未満の場合には開閉部14を開く(ステップS18)。これにより、熱は遮音材12の内側から外側へと放出され、温度が低下し、熱害が抑制される。以上のように、第1実施形態によれば、騒音および熱害の抑制が可能である。
また、ECU20は、温度TがT1より高くなったとき、開閉部14を開く(ステップS16およびS18)。このため、熱害が抑制される。効果的に熱害を抑制するためには、放射音が発生していても、TがT1より高ければ開閉部14を開き、放熱することが好ましい。
ECU20は、TがT1より高い場合、放射音の大きさに関わらず、開閉部14を開く。このため開口12aから放射音が漏れる恐れがある。第1実施形態によれば、開閉部14を開いた場合でも、開口12aと対向する位置に設けられた吸音材30が、放射音を吸収する。このため、遮音材12の開放中でも、騒音は抑制される。
遮音材12は、例えばエンジンルーム11の内壁よりも音を通しにくい材質で形成されることが好ましい。吸音材30は、例えばエンジンルーム11の内壁よりも音を吸収しやすい材質で形成されることが好ましい。遮音材12および吸音材30により、放射音の周波数に関わらず、放射音の外部への漏れを抑制することができる。遮音材12および吸音材30の形状および大きさは、エンジンルーム11に応じて変更することができる。また、遮音材12の開閉部14の大きさおよび形状も調整することができる。
温度センサ22は、遮音材12の内側の任意の場所に配置することができる。例えば、温度センサ22をエンジン10の排気ポート付近など、高温になりやすい位置に配置してもよい。温度センサ22がすみやかに温度上昇を検出し、開閉部14が開くため、熱害を効果的に抑制することができる。また、温度センサ22はエンジン10の冷却水の温度を検出してもよい。
マイク24はエンジンルーム11の内部であって、遮音材12の外側に配置することが好ましい。これにより、マイク24は、遮音材12から漏れるエンジン10の放射音を検出することができる。特にマイク24を開口12aの近くに配置することで、開口12aを通じて放射される放射音を検出することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 エンジン
11 エンジンルーム
12 遮音材
12a 開口
14 開閉部
20 ECU
22 温度センサ
24 マイク
26 クランク角センサ
28 スロットルセンサ
30 吸音材
100 防音装置

Claims (1)

  1. 内燃機関を覆い、開閉可能な開閉部を有する遮音材と、
    前記内燃機関から発生する音が所定の大きさ以上である場合に前記開閉部を閉じ、前記音が前記所定の大きさ未満である場合に前記開閉部を開く制御部と、を具備する内燃機関の防音装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019182374A (ja) * 2018-04-17 2019-10-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の遮音システム
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