JP5917588B2 - インテークマニホールド - Google Patents

インテークマニホールド Download PDF

Info

Publication number
JP5917588B2
JP5917588B2 JP2014079074A JP2014079074A JP5917588B2 JP 5917588 B2 JP5917588 B2 JP 5917588B2 JP 2014079074 A JP2014079074 A JP 2014079074A JP 2014079074 A JP2014079074 A JP 2014079074A JP 5917588 B2 JP5917588 B2 JP 5917588B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle valve
gasket member
opening
intake
ventilation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014079074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014129821A (ja
Inventor
賢士 楠田
賢士 楠田
谷川 裕紀
裕紀 谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP2014079074A priority Critical patent/JP5917588B2/ja
Publication of JP2014129821A publication Critical patent/JP2014129821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5917588B2 publication Critical patent/JP5917588B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

本発明は、吸入空気をエンジン内部に導入するために設置されるインテークマニホールドに関し、詳しくは、スロットルバルブ装置とサージタンクとの間にて発生する異音の音量を低減するインテークマニホールドに関する。
従来、自動車にあっては、吸入空気をエンジン内部に導入するためにインテークマニホールドが設置されている。このインテークマニホールドは、開閉することにより吸入空気の吸気量を調節するスロットルバルブ装置が上流側に設置される。
ところで、このようなインテークマニホールドにあっては、スロットルバルブ装置から吸気された吸入空気を収容するサージタンクを備えて構成される。このようなインテークマニホールドにあっては、サージタンク内が負圧状態(吸入空気の気圧より低い気圧状態)となっている場合にスロットルバルブ装置が開けられと、このサージタンク内に一気に吸入空気が吸入される。そうすると、一気に吸気された吸入空気は、スロットルバルブ装置の下流側にて渦を起こしてしまい、高周波の異音を発生させてしまう。このようにして発生する異音は、いわゆるシュポ音と称されており、サージタンクの材質に樹脂が選択された場合に音量が増大し易い特性を有する。
そこで、上記したように発生する異音の音量を低減させるために、スロットルバルブ装置からサージタンクへの吸気通路のうち、スロットルバルブ装置の下流側(スロットルバルブ装置に対してサージタンク側)にネットを配設し、吸気される吸入空気の渦を小さくするようにされた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようにスロットルバルブ装置の下流側にネットが配設されていると、このネットによって、上記したように形成される吸入空気の渦を小さくすることができ、上記したように発生する異音の音量を低減することができる。
特開平11−141420
しかしながら、スロットルバルブ装置の下流側に配設されたネットは、異音の音量を低減させる点では有効であるものの、吸気される吸入空気の流れの点からは好ましくない。つまり、ネットは、スロットルバルブ装置の下流側に配設されるため、吸気される吸入空気に対して、流れの抵抗となるように存するものとなっている。このため、スロットルバルブ装置を開けた場合には、サージタンクに吸入空気が好ましく流入しなくなってしまい、ひいてはエンジン出力の低下に繋がってしまう恐れがある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、吸入空気をエンジン内部に導入するために設置されるインテークマニホールドにおいて、異音の音量を低減させることができながら、サージタンクへの吸入空気の流入を向上させることにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係るインテークマニホールドは、次の手段を採用する。
すなわち、本発明の第1の発明に係るインテークマニホールドは、開閉することにより吸入空気の吸気量を調節するスロットルバルブ装置が上流側に設けられるインテークマニホールドであって、前記スロットルバルブ装置は、回動することにより開け閉めされるスロットルバルブを備えて構成されており、前記スロットルバルブ装置から吸気される吸入空気を収容するサージタンクと、前記スロットルバルブの下流側の吸気通路に配設されるガスケット部材とを備え、前記ガスケット部材は、前記吸気通路の通気領域のうち前記スロットルバルブの開き状態に合わせられた通気領域半分以内の部分に、該スロットルバルブから吸気される吸入空気を通気させつつ異音の音量を低減する異音抑止用ネット部が設けられており、前記異音抑止用ネット部のうち前記吸気通路の外周近傍部分には、前記スロットルバルブから吸気される吸入空気を通気させ易くするための通気用切欠き部または通気用窓が設けられていることを特徴とする。
なお、上記した「通気用切欠き部」とは、通気通路の外周縁の一部が切り欠かれた所謂凹形状として形成される形態を意味する。これに対して、上記した「通気用窓」とは、通気通路の外周縁が無端状に全て残されるように形成される形態を意味する。
この第1の発明に係るインテークマニホールドによれば、スロットルバルブの下流側の吸気通路にガスケット部材が配設されており、このガスケット部材には異音の音量を低減する異音抑止用ネット部が設けられているので、スロットルバルブから吸気される吸入空気が渦を起こして発生させる異音の音量を低減させることができる。さらに、異音抑止用ネット部のうち吸気通路の外周近傍部分には、スロットルバルブから吸気される吸入空気を通気させ易くするための通気用切欠き部または通気用窓が設けられているので、スロットルバルブ装置から吸気された吸入空気の吸気抵抗を小さくすることができる。
もって、吸入空気をエンジン内部に導入するために設置されるインテークマニホールドにおいて、異音の音量を低減させることができながら、サージタンクへの吸入空気の流入を向上させることができる。
第2の発明に係るインテークマニホールドは、前記第1の発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記異音抑止用ネット部は、金属板の打ち抜き加工により形成されることを特徴とする。
この第2の発明に係るインテークマニホールドによれば、異音抑止用ネット部は、金属板の打ち抜き加工により形成されるので、ガスケット部材を製作するにあたって、簡単かつ低コストとすることができる。
第3の発明に係るインテークマニホールドは、前記第1または前記第2の発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記ガスケット部材は、前記吸気通路の壁側に取り付けられる支持シール部と、該支持シール部にて支持される異音抑止用ネット部とを備え、前記異音抑止用ネット部には、前記吸気通路に前記ガスケット部材を配設した場合に、該異音抑止用ネット部が該吸気通路の内周に面して存するように、該吸気通路の内周側の一部分を嵌挿する嵌挿溝が形成されていることを特徴とする。
この第3の発明に係るインテークマニホールドによれば、ガスケット部材は吸気通路の壁側に取り付けられ異音抑止用ネット部を支持する支持シール部を備えているので、上記した異音抑止用ネット部は、吸気通路の壁側に取り付けられた支持シール部にて支持された状態で配設されることとなる。これによって、吸気通路にガスケット部材を配設するにあたって、締結部材等のその他の部材を用意することを要しないものとなり、ガスケット部材を配設するにあたっての部品点数を減らして、コスト削減および配設作業の簡単化を図ることができる。
また、支持シール部にて支持される異音抑止用ネット部には、吸気通路にガスケット部材を配設した場合に、異音抑止用ネット部が吸気通路の内周に面して存するように、吸気通路の内周側の一部分を嵌挿する嵌挿溝が形成されているので、吸気通路にガスケット部材を配設した場合に、異音抑止用ネット部を吸気通路の内周に面して存させることができる。これによって、シール部材等を別途設けることなく、異音抑止用ネット部を配設するにあたっての気密保持をガスケット部材自体で確保することができ、異音抑止用ネット部を配設するにあたっての部品点数を減らして、コスト削減および配設作業の簡単化を図ることができる。
第4の発明に係るインテークマニホールドは、前記第1から前記第3の何れかの発明に係るインテークマニホールドにおいて、前記異音抑止用ネット部には、開いた状態の前記スロットルバルブの干渉を避けるためのバルブ逃げ部が円弧状に切り欠かれるように形成されていることを特徴とする。
この第4の発明に係るインテークマニホールドによれば、異音抑止用ネット部には、開いた状態のスロットルバルブの干渉を避けるためのバルブ逃げ部が円弧状に切り欠かれるように形成されているので、異音抑止用ネット部を開いた状態のスロットルバルブに対して干渉しないものとすることができる。つまり、上記したガスケット部材を配設した場合であっても、スロットルバルブの機能を問題無く効果的に発揮させることができる。
第1の発明に係るインテークマニホールドによれば、異音の音量を低減させることができながら、サージタンクへの吸入空気の流入を向上させることができる。
第2の発明に係るインテークマニホールドによれば、ガスケット部材を製作するにあたって、簡単かつ低コストとすることができる。
第3の発明に係るインテークマニホールドによれば、締結部材やシール部材等を設けることなく異音抑止用ネット部を配設することができるので、異音抑止用ネット部を配設するにあたっての部品点数を減らして、コスト削減および配設作業の簡単化を図ることができる。
第4の発明に係るインテークマニホールドによれば、ガスケット部材を配設した場合であっても、スロットルバルブの機能を問題無く効果的に発揮させることができる。
インテークマニホールドおよびスロットルバルブ装置の内部について模式的に示す概略模式断面図である。 ガスケット部材が配設される状態の流入開口部を示す側面視図である。 ガスケット部材を配設する前の流入開口部を示す側面視図である。 ガスケット部材を示す側面視図である。 第2の実施の形態のガスケット部材を示す側面視図である。 第3の実施の形態のガスケット部材を示す側面視図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明のインテークマニホールドを実施するための最良の形態の一つとなる第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、インテークマニホールド10およびスロットルバルブ装置20の内部について模式的に示す概略模式断面図である。
図1に示すインテークマニホールド10は、吸入空気を不図示のエンジン内部に導入するために設置されるものである。このインテークマニホールド10は、図示左側が吸入空気が流れてくる上流側に設定されており、図示右下側が吸入空気が流れ出す下流側に設定されている。具体的には、インテークマニホールド10の上流側にはスロットルバルブ装置20が設置されており、下流側はインテークマニホールド10の一部分をなす分岐管15,15,15,15にて構成されている。
スロットルバルブ装置20は、開閉することにより吸入空気の吸気量を調節するものである。このスロットルバルブ装置20は、概略、略円筒状に形成されるスロットルボデー21と、このスロットルボデー21の内部にてバルブシャフト25により回動軸支されるスロットルバルブ27とを備える。スロットルボデー21は、図示左側の外開口部23が外気取入口(不図示)に連通状態で接続される部分となっており、図示右側の内開口部24がインテークマニホールド10の流入開口部36と連通状態で接続される部分となっている。このため、スロットルボデー21の内部は、不図示の外気取入口から取り入れられた外気を吸入空気としてインテークマニホールド10まで吸気するための吸気通路として構成されており、通気領域となる通気方向断面が略円形状をなすように形成されている。また、内開口部24は、インテークマニホールド10の流入開口部36に連通状態で結合されるように、適宜の外フランジを具備した連結構造を有して形成される。ここで、このスロットルボデー21内部には、所謂バタフライ型のスロットルバルブ27が、バルブシャフト25により回動軸支されて設けられている。このスロットルバルブ27は、広く利用されるスロットルバルブと同様、通気領域を閉塞可能な平板略円形状をなして形成されている。このスロットルバルブ27は、バルブシャフト25に軸支された状態で回動することにより、吸入空気の吸気量を調節するように開け閉めするようになっている。
インテークマニホールド10は、概略、分岐管15,15,15,15と、サージタンク30と、導入管35と、ガスケット部材40とを備える。なお、分岐管15,15,15,15と、サージタンク30と、導入管35とは、樹脂の一体成形にて形成されている。
分岐管15,15,15,15は、サージタンク30の下流側にて連通状態で結合されるものである。この分岐管15,15,15,15は、不図示のエンジン(4気筒構成エンジン)の気筒のそれぞれに接続されるように4つ設けられている。
サージタンク30は、上記したスロットルバルブ装置20が開けられて吸気される吸入空気を収容するためのものである。このサージタンク30は、適宜の吸入空気を収容する収容容積を有したタンク状にて形成される。
導入管35は、サージタンク30の上流側に配置され、略管状に形成される。この導入管35の内部は、上記したスロットルバルブ装置20からの吸入空気をサージタンク30に送るにあたって、スロットルバルブ27とサージタンク30との間の吸入空気の吸気通路Pとして形成されるものである。このため、この導入管35は、上記したスロットルボデー21の内部と同様、通気領域となる通気方向断面が略円形状をなすように形成されている。
図2は、ガスケット部材40が配設される状態の流入開口部36を示す側面視図である。図3は、ガスケット部材40を配設する前の流入開口部36を示す側面視図である。図1の左側にて示す導入管35の上流側の端部は、スロットルバルブ装置20の内開口部24に連通状態で結合されるインテークマニホールド10の流入開口部36として形成される。この流入開口部36内も、導入管35の内部と同様、本発明に係る吸入空気の吸気通路Pの一部分を構成するものである。このため、この流入開口部36は、本発明に係る吸入空気の吸気通路Pの壁として機能するように構成される。この流入開口部36は、図1に示すように、上記したスロットルバルブ装置20の内開口部24が連通状態で結合されるように、適宜の外フランジを具備した連結構造を有して形成されている。なお、この流入開口部36は、上記した内開口部24に対して、互いに形成される適宜の外フランジを締結させるように、図示していない適宜のボルトナットを用いて連結されることとなる。
このような連結構造を有した流入開口部36には、次に説明するガスケット部材40が取り付けられる。具体的には、図1に示すように、流入開口部36と内開口部24とを連結するにあたっては、ガスケット部材40を介装させるようにしている。このため、図3に示すように、吸気通路Pの壁として構成される流入開口部36には、支持シール部41の形状に対応した形状を有する凹溝部37が設けられている。この凹溝部37には、ガスケット部材40の支持シール部41が嵌め合わせられる。また、図3に示すように、凹溝部37の内周側には、突条の嵌挿部38,38,38が設けられている。この嵌挿部38,38,38は、次に説明するガスケット部材40の嵌挿溝47,47および通気用切欠き部48に嵌挿する個所であり、吸気通路Pの内周側の一部分として構成される。また、図3に示す符号39は、支持シール部41の耳42を外部に確認可能に露出させるための耳露出孔である。
次に、上記したように流入開口部36に配設されるガスケット部材40について説明する。図4は、ガスケット部材40を示す側面視図である。
ガスケット部材40は、スロットルバルブ27とサージタンク30との間の吸入空気の吸気通路Pのうち、スロットルバルブ27の下流側の吸気通路Pに配設されるものである。具体的には、ガスケット部材40は、流入開口部36の凹溝部37に支持シール部41を嵌め合わせることにより流入開口部36に取り付けられ、スロットルバルブ27の下流側の吸気通路Pに配設されるものとなっている。
ガスケット部材40は、図4に示すように、概略、略円環状に形成される支持シール部41と、略網状に形成される異音抑止用ネット部45とを備える。支持シール部41は、上記したように流入開口部36に設けられる凹溝部37に嵌め合わされる部分である。この支持シール部41は、広く利用されるOリングのように弾性変形可能なゴム樹脂にて形成されている。この支持シール部41は、次に説明する異音抑止用ネット部45を支持する機能を有するとともに、インテークマニホールド10にスロットルバルブ装置20を連結するに際してのガスケットとしての機能を有している。つまり、ガスケット部材40は、スロットルバルブ装置20の内開口部24と、インテークマニホールド10の流入開口部36とを連通状態で接続するにあたり、これらの間の気密性を高めるように機能する。なお、支持シール部41の一部周面には、この支持シール部41が凹溝部37に嵌め合わされた場合の留まりを良好とするための適宜の凸部44が複数設けられている。このように形成される支持シール部41内周側には、異音抑止用ネット部45が支持シール部41に一体化されて設けられている。なお、この支持シール部41には、配設されているか否かを外部から確認できるようにする耳42が設けられている。
異音抑止用ネット部45は、スロットルバルブ27から吸気される吸入空気を通気させつつ異音の音量を低減する機能を有する。この異音抑止用ネット部45は、図1に示すように、上記した吸気通路Pの通気領域のうちスロットルバルブ27の開き状態に合わせられた通気領域半分以内の部分に亘るように形成されている。具体的には、異音抑止用ネット部45は、吸気通路Pの通気領域半分以内の部分に亘る範囲で形成されつつ、さらにスロットルバルブ27が回動することによって開けられていく位置に異音抑止用ネット部45の外周中央が存するように形成される。より具体的に説明すると、図1に示すスロットルバルブ装置20のスロットルバルブ27は、バルブシャフト25を回動軸として図示反時計回り方向に回動して開くようになっている。これに対して、異音抑止用ネット部45は、スロットルバルブ27の上流側に回動する部分(図示上側部分)に対応して設けられている。
ところで、図4に示すように、異音抑止用ネット部45の外周側部分45aは、支持シール部41に対して一体化するように結合されている。この異音抑止用ネット部45の外周側部分45aには、略等間隔幅で形成される3つの切欠き形状(図示符号47,47,48にて示す部分)が形成されている。なお、この異音抑止用ネット部45は、金属板を打ち抜き加工することによって適宜の略網状(図示符号46にて示す部分)および切欠き形状(図示符号47,47,48にて示す部分)が形成される。
この異音抑止用ネット部45に設けられる3つの切欠き形状のうち、図示左側および図示右側にあっては、嵌挿溝47,47として形成されている。この嵌挿溝47,47は、上記したように、流入開口部36にガスケット部材40を配設した場合に、流入開口部36の内周側の一部分となる嵌挿部38,38が嵌挿される部分として形成される。このため、この嵌挿溝47,47は、上記した嵌挿部38,38の形状に対応した形状を有して形成される。
これに対し、この異音抑止用ネット部45に設けられる3つの切欠き形状のうち、図示中央にあっては、吸気通路Pの外周に沿うように設けられる通気用切欠き部48として形成されている。すなわち、通気用切欠き部48は、流入開口部36にガスケット部材40を配設した場合にスロットルバルブ27から吸気される吸入空気を通気させ易くするために設けられるものである。この通気用切欠き部48は、異音抑止用ネット部45のうち吸気通路Pの外周近傍部分となる、流入開口部36内の外周に沿う位置にて配設される。具体的には、通気用切欠き部48は、スロットルバルブ27の開き開始位置に対応する異音抑止用ネット部45の外周部分を切り欠くようにして形成されている。また、この通気用切欠き部48は、上記した嵌挿部38に比して、その切欠き量が吸気通路Pとなる流入開口部36の中心に向けて拡大したように形成される。つまり、この通気用切欠き部48には、流入開口部36にガスケット部材40を配設した場合に、上記した嵌挿溝47,47と同様、流入開口部36の内周側の一部分となる嵌挿部38が嵌挿されることとなるが、この通気用切欠き部48に嵌挿部38が嵌挿されても、この通気用切欠き部48が形成される個所は、嵌挿部38に比して切欠き量が吸気通路Pとなる流入開口部36の中心に向けて拡大しているので、スロットルバルブ27から吸気される吸入空気を通気させ易くする通気用切欠き形状を有した状態とすることができる。なお、嵌挿溝47,47は、嵌挿部38,38が嵌挿された場合には、スロットルバルブ27から吸気される吸入空気を通気させ易くする通気用切欠き形状は有した状態とならず、異音抑止用ネット部45は流入開口部36の内周に面して存するようになる。
なお、異音抑止用ネット部45の略網状(図示符号46にて示す部分)にて形成される部分は、通気可能な適宜の格子形状を有して形成されており、スロットルバルブ27から吸気される吸入空気を通気させつつ、この吸入空気を分断する。これによって、吸入空気により発生する異音の音量を低減する機能を発揮するようになっている。
また、異音抑止用ネット部45には、開いた状態のスロットルバルブ27の干渉を避けるためのバルブ逃げ部49が円弧状に切り欠かれることにより形成されている。具体的には、図4に示すように、異音抑止用ネット部45の内周側部分45bには、外周側に向かって円弧状に切り欠かれるバルブ逃げ部49が形成されている。このバルブ逃げ部49は、異音抑止用ネット部45のうち、図1に示す符号27Aのように全開状態のスロットルバルブ27が当たりそうになる部分に形成されるようになっている。これによって、異音抑止用ネット部45は、全開状態のスロットルバルブ27に対して干渉しない構造となる。
上記した第1の実施の形態のインテークマニホールド10によれば、次のような作用効果を奏することができる。
すなわち、上記したインテークマニホールド10によれば、スロットルバルブ27の下流側の吸気通路Pとなる導入管35(インテークマニホールド10)の流入開口部36内にガスケット部材40が配設されており、このガスケット部材40には異音の音量を低減する異音抑止用ネット部45が設けられている。これによって、ガスケット部材40の異音抑止用ネット部45は、スロットルバルブ27から吸気される吸入空気が渦を起こして発生させる異音の音量を低減させることができる。さらに、異音抑止用ネット部45のうち流入開口部36内の外周に沿う位置には、スロットルバルブ27から吸気される吸入空気を通気させ易くするための通気用切欠き部48が設けられているので、スロットルバルブ装置20から吸気された吸入空気の吸気抵抗を小さくすることができる。もって、吸入空気をエンジン内部に導入するために設置されるインテークマニホールドにおいて、異音の音量を低減させることができながら、サージタンク30への吸入空気の流入を向上させることができる。
また、上記したインテークマニホールド10によれば、異音抑止用ネット部45は、金属板の打ち抜き加工により形成されるので、ガスケット部材40を製作するにあたって、簡単かつ低コストとすることができる。
また、上記したインテークマニホールド10によれば、ガスケット部材40は流入開口部36に取り付けられ異音抑止用ネット部45を支持する支持シール部41を備えているので、上記した異音抑止用ネット部45は、流入開口部36に取り付けられた支持シール部41にて支持された状態で配設されることとなる。これによって、この吸気通路Pにガスケット部材40を配設するにあたって、締結部材等のその他の部材を用意することを要しないものとなり、ガスケット部材40を配設するにあたっての部品点数を減らして、コスト削減および配設作業の簡単化を図ることができる。
また、支持シール部41にて支持される異音抑止用ネット部45には、吸気通路Pにガスケット部材40を配設した場合に、異音抑止用ネット部45が吸気通路Pの内周に面して存するように、流入開口部36に設けられた嵌挿部38,38を嵌挿する嵌挿溝47,47が形成されているので、流入開口部36内にガスケット部材40を配設した場合に、異音抑止用ネット部45を吸気通路Pの内周に面して存させることができる。これによって、シール部材等を別途設けることなく、異音抑止用ネット部45を配設するにあたっての気密保持をガスケット部材40自体で確保することができ、異音抑止用ネット部45を配設するにあたっての部品点数を減らして、コスト削減および配設作業の簡単化を図ることができる。また、上記した支持シール部41にあっては、インテークマニホールド10にスロットルバルブ装置20を連結するに際してのガスケットとしての機能も有することができる。
また、上記したインテークマニホールド10によれば、異音抑止用ネット部45には、開いた状態のスロットルバルブ27の干渉を避けるためのバルブ逃げ部49が円弧状に切り欠かれるように形成されているので、異音抑止用ネット部45を開いた状態のスロットルバルブ27に対して干渉しないものとすることができる。つまり、上記したガスケット部材40を配設した場合であっても、スロットルバルブ27の機能を問題無く効果的に発揮させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態のインテークマニホールド10とは異なるように構成される、第2の実施の形態のインテークマニホールドについて図面を参照しながら説明する。なお、この第2の実施の形態となるインテークマニホールドは、上記した第1の実施の形態となるインテークマニホールド10に比し、ガスケット部材40の構成のみが相違するものとなっている。このため、以下においては、第2の実施の形態となるインテークマニホールド(不図示)を構成するガスケット部材60についてのみを取り上げて説明することとする。なお、上記した第1の実施の形態のガスケット部材40と同一に構成される個所については同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、第2の実施の形態のガスケット部材60を示す側面視図である。すなわち、図5に示す第2の実施の形態のガスケット部材60は、上記した第1の実施の形態のガスケット部材40に比して通気用切欠き部48の構成についてのみが相違するものとなっている。具体的には、この第2の実施の形態のガスケット部材60は、上記した第1の実施の形態のガスケット部材40の嵌挿溝47,47の構成を、隣接する通気用切欠き部48のように構成した例である。具体的には、第2の実施の形態のガスケット部材60には、上記した第1の実施の形態のガスケット部材40の通気用切欠き部48を3つ並べるかのように、通気用切欠き部68,68,68が3つ並べられて設けられることとなっている。この3つ通気用切欠き部68,68,68は、異音抑止用ネット部45の外周部分を切り欠くようにして形成され、上記した第1の実施の形態の嵌挿部38に比して切欠き量が吸気通路Pとなる流入開口部36の中心に向けて拡大したように形成される。このため、この第2の実施の形態の通気用切欠き部68,68,68は、流入開口部36にガスケット部材60を配設した場合に、図2に示すように流入開口部36の内周側の一部分となる嵌挿部38,38,38が嵌挿されることとなるが、この通気用切欠き部68,68,68に嵌挿部38,38,38が嵌挿されても、この通気用切欠き部68,68,68が形成される個所は、嵌挿部38,38,38に比して切欠き量が吸気通路Pとなる流入開口部36の中心に向けて拡大しているので、スロットルバルブ27から吸気される吸入空気を通気させ易くする通気用切欠き形状を有した状態とすることができる。
上記した第2の実施の形態のインテークマニホールドによれば、上記した第1の実施の形態のインテークマニホールド10に比して、通気用切欠き部68,68,68の設けられている範囲が周方向に亘って拡大しているので、より効果的にスロットルバルブ装置20から吸気された吸入空気の吸気抵抗を小さくすることができる。もって、サージタンク30への吸入空気の流入を、さらに向上させることができる。
[第3の実施の形態]
次に、上記した第1および第2の実施の形態のインテークマニホールドとは異なるように構成される、第3の実施の形態のインテークマニホールドについて図面を参照しながら説明する。なお、この第3の実施の形態となるインテークマニホールドは、上記した第1および第2の実施の形態となるインテークマニホールドに比し、ガスケット部材40,60の構成のみが相違するものとなっている。このため、以下においては、第3の実施の形態となるインテークマニホールド(不図示)を構成するガスケット部材70についてのみを取り上げて説明することとする。なお、上記した第1の実施の形態のガスケット部材40と同一に構成される個所については同一の符号を付して説明を省略する。
図6は、第3の実施の形態のガスケット部材70を示す側面視図である。すなわち、図6に示す第3の実施の形態のガスケット部材70は、上記した第1の実施の形態のガスケット部材40に比して通気用切欠き部48の構成についてのみが相違するものとなっている。具体的には、この第3の実施の形態のガスケット部材70は、上記した第1の実施の形態のガスケット部材40の通気用切欠き部48にリブ76を設けることにより、通気用切欠き部48によって形成される通気する部分を窓形状(図示符号78にて示す部分)をなすように構成した例である。つまり、第3の実施の形態のガスケット部材70の通気用窓78は、上記した第1の実施の形態のガスケット部材40のように、異音抑止用ネット部45のうち吸気通路Pの外周近傍部分となる、流入開口部36内の外周に沿う位置にて配設されるものであり、窓形状をなすようにリブ76が設けられている点が相違する構成である。
上記した第3の実施の形態のインテークマニホールドによれば、リブ76により、第1の実施の形態のガスケット部材40の通気用切欠き部48を二つの区域に仕切ることができる。つまり、通気用窓78の径方向外側には、リブ76により嵌挿部38が嵌挿される部分(上記した嵌挿溝47のような部分)を形成することができるので、ガスケット部材70を配設した場合の配設状態の安定性を高めることができる。なお、この第3の実施の形態のガスケット部材70の通気用窓78も、第1の実施の形態のガスケット部材40の通気用切欠き部48と同様、流入開口部36にガスケット部材70を配設した場合に、スロットルバルブ27から吸気される吸入空気を通気させ易くするものである。
なお、本発明に係るインテークマニホールドにあっては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜に変更することができる。
例えば、上記した通気用切欠き部48,68、通気用窓78、嵌挿溝47等にあっては、上記した実施の形態において説明した形状に限定されることなく、適宜の形状を選択することができる。
10 インテークマニホールド
15 分岐管
20 スロットルバルブ装置
21 スロットルボデー
23 外開口部
24 内開口部
25 バルブシャフト
27 スロットルバルブ
27A 全開状態のスロットルバルブ
30 サージタンク
35 導入管
36 流入開口部
37 凹溝部
38 嵌挿部
39 耳露出孔
40,60,70 ガスケット部材
41 支持シール部
42 耳
44 凸部
45 異音抑止用ネット部
45a 異音抑止用ネット部の外周側部分
45b 異音抑止用ネット部の内周側部分
47 嵌挿溝
48,68 通気用切欠き部
49 バルブ逃げ部
78 通気用窓
P 吸気通路

Claims (2)

  1. スロットルボデーの吸気通路を開閉するスロットルバルブにより吸入空気の吸気量を調節するスロットルバルブ装置の下流側に連結され、前記スロットルバルブが前記スロットルボデーにバルブシャフトにより回動可能に支持されたバタフライ型のスロットルバルブであるインテークマニホールドであって、
    前記スロットルボデーの吸気通路に連通する吸気通路を形成する導入管と、
    前記導入管からの吸入空気が流入するサージタンクと、
    前記スロットルボデーと前記導入管との間に配置されるガスケット部材と
    を備え、
    前記ガスケット部材は、前記スロットルボデーと前記導入管との間をシールするための円環状の支持シール部と、該支持シール部内の中空部の半分以内に設けられ、吸入空気の流れによる異音を抑止するための異音抑止用ネット部とを有し、
    前記スロットルバルブを開くときに上流側に移動するバルブ部分は、前記異音抑止用ネット部の上流側に配置され、
    前記異音抑止用ネット部のうち、前記支持シール部の半径方向内側部分は網状に形成され、かつ、その半径方向外側部分には前記内側部分の網目の目一つ分の開口面積よりも大きい目一つ分の開口面積を有する通気用開口部が形成されており、
    前記導入管の流入開口部には、前記ガスケット部材の支持シール部を嵌合する円環状の凹溝部、及び、凹溝部の内周側に設けられる突条の嵌挿部が設けられ、
    前記ガスケット部材の異音抑止用ネット部の通気用開口部の外周側には、前記嵌挿部が嵌挿される嵌挿用開口部が形成され、
    前記通気用開口部と前記嵌挿用開口部との間にリブが設けられることにより、該通気用開口部が窓形状をなすように構成され、
    前記ガスケット部材の支持シール部が前記導入管の凹溝部に嵌合されているとともに、前記異音抑止用ネット部の嵌挿用開口部に前記導入管の嵌挿部が嵌挿されている
    ことを特徴とするインテークマニホールド。
  2. スロットルボデーの吸気通路を開閉するスロットルバルブにより吸入空気の吸気量を調節するスロットルバルブ装置の下流側に連結され、前記スロットルバルブが前記スロットルボデーにバルブシャフトにより回動可能に支持されたバタフライ型のスロットルバルブであるインテークマニホールドであって、
    前記スロットルボデーの吸気通路に連通する吸気通路を形成する導入管と、
    前記導入管からの吸入空気が流入するサージタンクと、
    前記スロットルボデーと前記導入管との間に配置されるガスケット部材と
    を備え、
    前記ガスケット部材は、前記スロットルボデーと前記導入管との間をシールするための円環状の支持シール部と、前記支持シール部に外周側部分が一体化されることによって該支持シール部内の中空部の半分以内に設けられ、吸入空気の流れによる異音を抑止するための異音抑止用ネット部とを有し、
    前記スロットルバルブを開くときに上流側に移動するバルブ部分は、前記異音抑止用ネット部の上流側に配置され、
    前記異音抑止用ネット部のうち、前記吸気通路の通気方向の上流側から見て前記バルブシャフトに近い側の部分は網状に形成され、かつ、前記バルブシャフトに遠い側の部分には前記近い側の部分の網目の目一つ分の開口面積よりも大きい目一つ分の開口面積を有する通気用開口部が形成されており、
    前記導入管の流入開口部には、前記ガスケット部材の支持シール部を嵌合する円環状の凹溝部、及び、凹溝部の内周側に設けられる突条の嵌挿部が設けられ、
    前記ガスケット部材の異音抑止用ネット部の通気用開口部の外周側には、前記嵌挿部が嵌挿される嵌挿用開口部が形成され、
    前記通気用開口部と前記嵌挿用開口部との間にリブが設けられることにより、該通気用開口部が窓形状をなすように構成され、
    前記ガスケット部材の支持シール部が前記導入管の凹溝部に嵌合されているとともに、前記異音抑止用ネット部の嵌挿用開口部に前記導入管の嵌挿部が嵌挿されている
    ことを特徴とするインテークマニホールド。
JP2014079074A 2014-04-08 2014-04-08 インテークマニホールド Active JP5917588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014079074A JP5917588B2 (ja) 2014-04-08 2014-04-08 インテークマニホールド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014079074A JP5917588B2 (ja) 2014-04-08 2014-04-08 インテークマニホールド

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009286378A Division JP2011127507A (ja) 2009-12-17 2009-12-17 インテークマニホールド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014129821A JP2014129821A (ja) 2014-07-10
JP5917588B2 true JP5917588B2 (ja) 2016-05-18

Family

ID=51408378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014079074A Active JP5917588B2 (ja) 2014-04-08 2014-04-08 インテークマニホールド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5917588B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3454016B2 (ja) * 1996-05-14 2003-10-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の吸気通路構造
JP3337630B2 (ja) * 1997-11-10 2002-10-21 トヨタ自動車株式会社 吸気異音低減構造
JP3341653B2 (ja) * 1997-11-05 2002-11-05 トヨタ自動車株式会社 吸気異音低減構造
JP3726672B2 (ja) * 2000-11-21 2005-12-14 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の吸気異音低減部材取付構造
JP4615463B2 (ja) * 2006-03-16 2011-01-19 興国インテック株式会社 吸気異音低減装置及びこれを備えた内燃機関、内燃機関の吸気異音低減装置取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014129821A (ja) 2014-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011127507A (ja) インテークマニホールド
CN101270712B (zh) 消音管
KR101636185B1 (ko) 축류팬
JP6100490B2 (ja) マフラー
US20080230306A1 (en) Muffle chamber duct
CN101449033B (zh) 消音器
CN106677891B (zh) 具有噪音抑制消音器的压缩机再循环阀
JP2010101271A (ja) 可変容量タービン
US9664098B2 (en) Exhaust-gas turbocharger with silencer
US20180003101A1 (en) Blower for vehicle
JP2017194085A (ja) 排水弁
US11364792B2 (en) Air intake structure for vehicle
JP6449460B2 (ja) 過給機の騒音低減機構
JP5917588B2 (ja) インテークマニホールド
US9103306B2 (en) Engine noise attenuation
CN104999893A (zh) 一种具有消音功能的车内气压平衡装置
JP2010285871A (ja) 通気ダクト
JP2018115632A (ja) 内燃機関の吸気装置
JP4420567B2 (ja) 空気通路
JP2019183742A (ja) 蒸発燃料処理装置
JP5701186B2 (ja) 内燃機関の吸気装置
CN213775558U (zh) 排气阀、排气管线和车辆
JP2008215152A (ja) 内燃機関のベンチレーション装置
JP2019124210A (ja) 内燃機関の吸気構造
WO2017042988A1 (ja) 燃料タンク用バルブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140408

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5917588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250