JP2018135274A - 多環芳香族炭化水素を光触媒とするフルオロメチル基含有化合物の製造方法 - Google Patents

多環芳香族炭化水素を光触媒とするフルオロメチル基含有化合物の製造方法 Download PDF

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Munetaka Akita
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Abstract

【課題】入手容易かつ安価な化合物を用いた、効率がよいフルオロメチル基含有化合物の製造方法を提供。【解決手段】多環芳香族炭化水素の存在下、一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、親電子的フルオロメチル化剤、および、水を光照射下で反応させる、一般式(3)で表される化合物の製造方法。R3−CN 一般式(2)【選択図】なし

Description

本発明は、多環芳香族炭化水素を光触媒とするフルオロメチル基含有化合物の製造方法に関する。
光触媒を用いて光により発生させたトリフルオロメチルラジカルおよびニトリル類をオレフィン類に反応させ、トリフルオロメチル基含有アミノ化合物を製造する方法が知られている(特許文献1)。特許文献1においては、光触媒として、トリス(2,2’−ビピリジン)ルテニウムビス(ヘキサフルオロフォスフェート)等の金属系触媒が使用されている。
特開2014−159382号公報
一方で、特許文献1の方法では金属系触媒を使用しているため製造コストが高く、工業的な点からは必ずしも好ましくなかった。
本発明は、入手容易かつ安価な化合物を用いた、効率がよいフルオロメチル基含有化合物の製造方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、従来技術の問題点について鋭意検討した結果、多環芳香族炭化水素を光触媒として用いることにより、上記課題を解決できることを見出した。また、トリフルオロメチル基を含有する化合物の製造方法に加えて、ジフルオロメチル基を含有する化合物の効率よい製造方法を見出した。
すなわち、以下の構成により上記目的を達成することができることを見出した。
(1) 多環芳香族炭化水素の存在下、後述する一般式(1)で表される化合物、後述する一般式(2)で表される化合物、親電子的フルオロメチル化剤、および、水を光照射下で反応させる、後述する一般式(3)で表される化合物の製造方法。
(2) 親電子的フルオロメチル化剤が、後述する一般式(41)で表される化合物または一般式(42)で表される化合物である、(1)に記載の製造方法。
(3) mが1であり、nが2である、(2)に記載の製造方法。
(4) 親電子的フルオロメチル化剤が、後述する一般式(6)で表される化合物である、(1)〜(3)のいずれかに記載の製造方法。
(5) 多環芳香族炭化水素が、ペリレンである、(1)〜(4)のいずれかに記載の製造方法。
(6) 後述する一般式(5)で表される化合物。
(7) 多環芳香族炭化水素の存在下、後述する一般式(1)で表される化合物、および、後述する一般式(7)で表されるフルオロメチル化剤を光照射下で反応させる、後述する一般式(8)で表される化合物の製造方法。
本発明によれば、入手容易かつ安価な化合物を用いた、効率がよいフルオロメチル基含有化合物(好ましくは、ジフルオロメチル基含有アミノ化合物)の製造方法を提供できる。
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本発明の第1実施態様は、後述する一般式(3)で表される化合物(以下、「化合物3」ともいう。フルオロメチル基含有アミノ化合物に該当。)の製造方法に関する。より具体的には、多環芳香族炭化水素の存在下、後述する一般式(1)で表される化合物(以下、「化合物1」ともいう。)、後述する一般式(2)で表される化合物(以下、「化合物2」ともいう。)、親電子的フルオロメチル化剤、および、水を光照射下で反応させることにより、化合物3を製造する。
以下では、使用される各成分について詳述する。
多環芳香族炭化水素とは、2つ以上の単環芳香族炭化水素が縮合した化合物である。
単環芳香族炭化水素とは、環構造を1つのみ有する芳香族炭化水素をいう。単環芳香族炭化水素としては、四員環、五員環、六員環、七員環等の芳香族炭化水素が挙げられる。なかでも、六員環の芳香族炭化水素、すなわちベンゼン環が好適に用いられる。
多環芳香族炭化水素に含まれる単環芳香族炭化水素の数(環数)は、2〜10が好ましく、4〜6がより好ましい。
多環芳香族炭化水素としては、ナフタレン、フェナントレン、アントラセン、ピレン、テトラセン、テトラフェン、クリセン、トリフェニレン、ビフェニレン、インダセン、ピセン、ペンタセン、ペリレン、テリレン、コロネン等が挙げられ、ペリレンが好ましい。
化合物1(オレフィン類)は、以下の通りである。
1は、置換基を有していてもよいアリール基、または、置換基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキル基である。
アリール基としては、フェニル基、ナフチル基等が挙げられる。
アリール基は、置換基を有していてもよい。置換基としては、アルキル基(例:メチル基、エチル基、プロピル基)、アセトキシ基、ホルミル基、アルコキシカルボニル基(例:メトキシカルボニル基)、アルコキシカルボニルアミノ基(例:ブトキシカルボニルアミノ基)、シアノメチル基、ハロゲン原子(例:フッ素原子、塩素原子、臭素原子)、ハロゲン化アルキル基(例:トリフルオロメチル基)、ピナコールボロニル基等が挙げられる。
置換基の数は、1〜5が好ましく、1〜3がより好ましい。
置換基を有するアリール基としては、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2,3−ジメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニ基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニル基、2−アセトキシフェニル基、3−アセトキシフェニル基、4−アセトキシフェニル基、2−(メトキシカルボニル)フェニル基、3−(メトキシカルボニル)フェニル基、4−(メトキシカルボニル)フェニル基、2−(ホルミル)フェニル基、3−(ホルミル)フェニル基、4−(ホルミル)フェニル基、2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)フェニル基、3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)フェニル基、4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)フェニル基、2−(シアノメチル)フェニル基、3−(シアノメチル)フェニル基、4−(シアノメチル)フェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,3−ジフルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、2,5−ジフルオロフェニル基、2,6−ジフルオロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基、3,5−ジフルオロフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、2−(ピナコールボロニル)フェニル基、3−(ピナコールボロニル)フェニル基、4−(ピナコールボロニル)フェニル基等が挙げられる。
炭素数1〜10のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基等が挙げられる。
アリール基は、置換基を有していてもよい。置換基としては、アセトキシ基、ホルミル基、アルコキシカルボニル基(例:メトキシカルボニル基)、アルコキシカルボニルアミノ基(例:ブトキシカルボニルアミノ基)、ハロゲン原子(例:フッ素原子、塩素原子、臭素原子)、ハロゲン化アルキル基(例:トリフルオロメチル基)、ピナコールボロニル基、カルバメート基(例:Ts−NHCOO−(Ts:トシル基))等が挙げられる。
置換基の数は、1〜5が好ましく、1〜3がより好ましい。
2は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、または、ベンジルオキシカルボニル基である。
アルキル基としては、メチル基、エチル基等が挙げられる。
アリール基としては、フェニル基、ナフチル基等が挙げられる。
アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等が挙げられる。
1とR2とは、結合して環を形成してもよい。例えば、R1とR2とは、縮環して5員環または6員環を形成してもよい。
化合物1としては、スチレン、2−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、2,3−ジメチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、2,5−ジメチルスチレン、2,6−ジメチルスチレン、3,4−ジメチルスチレン、3,5−ジメチルスチレン、2,4,6−トリメチルスチレン、2−エチルスチレン、3−エチルスチレン、4−エチルスチレン、2,3−ジエチルスチレン、2,4−ジエチルスチレン、2,5−ジエチルスチレン、2,6−ジエチルスチレン、3,4−ジエチルスチレン、3,5−ジエチルスチレン、2−n−プロピルスチレン、3−n−プロピルスチレン、4−n−プロピルスチレン、2,3−ジ−n−プロピルスチレン、2,4−ジ−n−プロピルスチレン、2,5−ジ−n−プロピルスチレン、2,6−ジ−n−プロピルスチレン、3,4−ジ−n−プロピルスチレン、3,5−ジ−n−プロピルスチレン、2−iso−プロピルスチレン、3−iso−プロピルスチレン、4−iso−プロピルスチレン、2,3−ジ−iso−プロピルスチレン、2,4−ジ−iso−プロピルスチレン、2,5−ジ−iso−プロピルスチレン、2,6−ジ−iso−プロピルスチレン、3,4−ジ−iso−プロピルスチレン、3,5−ジ−iso−プロピルスチレン、2−アセトキシスチレン、3−アセトキシスチレン、4−アセトキシスチレン、2−ビニル安息香酸メチル、3−ビニル安息香酸メチル、4−ビニル安息香酸メチル、2−ビニルベンズアルデヒド、3−ビニルベンズアルデヒド、4−ビニルベンズアルデヒド、2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)スチレン、3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)スチレン、4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)スチレン、2−(シアノメチル)スチレン、3−(シアノメチル)スチレン、4−(シアノメチル)スチレン、2−フルオロスチレン、3−フルオロスチレン、4−フルオロスチレン、2,3−ジフルオロスチレン、2,4−ジフルオロスチレン、2,5−ジフルオロスチレン、2,6−ジフルオロスチレン、3,4−ジフルオロスチレン、3,5−ジフルオロスチレン、2−クロロスチレン、3−クロロスチレン、4−クロロスチレン、2,3−ジクロロスチレン、2,4−ジクロロスチレン、2,5−ジクロロスチレン、2,6−ジクロロスチレン、3,4−ジクロロスチレン、3,5−ジクロロスチレン、2−ブロモスチレン、3−ブロモスチレン、4−ブロモスチレン、2,3−ジブロモスチレン、2,4−ジブロモスチレン、2,5−ジブロモスチレン、2,6−ジブロモスチレン、3,4−ジブロモスチレン、3,5−ジブロモスチレン、2−トリフルオロメチルスチレン、3−トリフルオロメチルスチレン、4−トリフルオロメチルスチレン、2−ビニルフェニルボロン酸ピナコールエステル、3−ビニルフェニルボロン酸ピナコールエステル、4−ビニルフェニルボロン酸ピナコールエステル、trans−β−メチルスチレン、2−ビニル安息香酸メチル、3−ビニル安息香酸メチル、4−ビニル安息香酸メチル、trans−スチルベン、インデン、1,2−ジヒドロナフタレン、桂皮酸メチル、桂皮酸エチル、桂皮酸フェニル、桂皮酸ベンジル、4,4,5,5−テトラメチル−2−(4−ビニルフェニル)−1,3,2−ジオキサボラン等が挙げられる。
化合物2(ニトリル類)は、以下の通りである。
3−CN 一般式(2)
3は、炭素数1〜6のアルキル基、または、アルコキシメチル基である。
化合物2としては、アセトニトリル、プロピオニトリル、メトキシアセトニトリル、イソブチロニトリル、シクロプロピルカルボニトリル、シクロヘキシルカルボニトリル等が挙げられる。
親電子的フルオロメチル化剤は、フルオロメチル基を基質に付与する化合物である。なお、フルオロメチル基とは、フッ素原子が置換されたメチル基であり、モノフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基等が挙げられる。
親電子的フルオロメチル化剤としては、親電子的モノフルオロメチル化剤、親電子的ジフルオロメチル化剤、親電子的トリフルオロメチル化剤等が挙げられる。なかでも、親電子的ジフルオロメチル化剤が好ましい。
親電子的フルオロメチル化剤としては、なかでも、一般式(41)で表される化合物(以下、「化合物41」ともいう。)、または、一般式(42)で表される化合物(以下、「化合物42」ともいう。)が好ましい。
5は、それぞれ独立に、水素原子、または、炭素数1〜3のアルキル基である。なかでも、炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、メチル基がより好ましい。
-は、陰イオンである。陰イオンとしては、F-、Cl-、Br-、I-、NO3 -、N(CN)2 -、BF4 -、ClO4 -、PF6 -、(CF32PF4 -、(CF33PF3 -、(CF34PF2 -、(CF35PF-、(CF36-、SbF6 -、AsF6 -、CF3SO3 -、CF3CF2SO3 -、(CF3SO22-、(FSO22-、CF3CF2(CF32CO-、(CF3SO22CH-、(SF53-、(CF3SO23-、CF3(CF27SO3 -、CF3CO2 -、CH3CO2 -、SCN-等が挙げられる。なかでも、BF4 -が好ましい。
mは0〜2の整数であり、nは1〜3の整数であり、m+n=3の関係を満たす。
なお、化合物41は、公知の方法の組み合せにより合成できる。
6は、それぞれ独立に、ハロゲン原子である。なかでも、フッ素原子が好ましい。
-、mおよびnの定義は、一般式(41)中の定義と同じである。
qは、それぞれ独立に、0または1である。
なお、化合物42は、公知の方法の組み合せにより合成できる。
親電子的ジフルオロメチル化剤としては、一般式(41)においてmが1であり、nが2である化合物が挙げられる。具体的には、一般式(5)で表される化合物(以下、「化合物5」ともいう。)が挙げられる。
なかでも、親電子的ジフルオロメチル化剤としては、一般式(6)で表される化合物が好ましい。
なお、本発明の第1実施態様の好適態様としては、ペリレンの存在下にて親電子的フルオロメチル化剤として親電子的ジフルオロメチル化剤(好ましくは、化合物(5))を用いたジフルオロメチル化、または、ペリレンの存在下にて親電子的フルオロメチル化剤として親電子的トリフルオロメチル化剤(好ましくは、一般式(41)中のnが3で、mが0である親電子的トリフルオロメチル化剤、または、一般式(42)中のnが3で、mが0である親電子的トリフルオロメチル化剤)を用いたトリフルオロメチル化が挙げられる。
多環芳香族炭化水素の使用量は、親電子的フルオロメチル化剤の使用量に対して、0.1〜10.0モル%が好ましく、1.0〜6.0モル%がより好ましい。
化合物1の使用量は、親電子的フルオロメチル化剤1.0モルに対して、0.1〜10.0モルが好ましく、0.2〜2.0モルがより好ましい。
化合物2の使用量は、親電子的フルオロメチル化剤の使用量に対して、10〜100質量倍が好ましく、15〜50質量倍がより好ましい。
水の使用量は、親電子的フルオロメチル化剤1.0モルに対して、0.1〜2.5モルが好ましく、0.3〜1.5モルがより好ましい。
なお、化合物2はそのものを溶媒として用いてもよいし、必要に応じて、反応に不活性な溶媒(例:ジクロロメタン、トルエン)を用いてもよい。
光照射条件としては、多環芳香族炭化水素が吸収する光を照射することが好ましい。例えば、太陽光下でもよいし、波長425nmのLED光源などの可視光照射光源を用いてもよい。
反応温度としては、室温が好ましい。
反応時間(照射時間)としては、2〜24時間が好ましい。
上記手順によって、化合物3が製造される。
1、R2およびR3の定義は、上述した通りである。
4は、フルオロメチル基である。フルオロメチル基の定義は、上述の通りである。なお、親電子的モノフルオロメチル化剤を用いた場合にはR4はモノフルオロメチル基であり、親電子的ジフルオロメチル化剤を用いた場合にはR4はジフルオロメチル基であり、親電子的トリフルオロメチル化剤を用いた場合にはR4トリフルオロメチル基である。
反応終了後、公知の方法で反応系から化合物3を単離回収してもよい。単離回収の方法としては、溶媒抽出、晶析等が挙げられる。
本発明の第2実施態様は、後述する一般式(8)で表される化合物(以下、「化合物8」ともいう。)の製造方法に関する。より具体的には、多環芳香族炭化水素の存在下、上述した化合物1および一般式(7)で表されるフルオロメチル化剤(以下、「化合物7」ともいう)を光照射下で反応させることにより、化合物8を製造する。
本実施態様で用いられる、多環芳香族炭化水素および化合物1の定義は上述の通りである。
化合物7は、以下の通りである。
Xは、ハロゲン原子であり、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられる。なかでも、塩素原子が好ましい。
4の定義は、上述した通りである。
なお、必要に応じて、水の存在下にて、上記反応を実施してもよい。
多環芳香族炭化水素の使用量は、化合物7の使用量に対して、0.1〜10.0モル%が好ましく、1.0〜6.0モル%がより好ましい。
化合物1の使用量は、化合物7の1.0モルに対して、0.1〜10.0モルが好ましく、0.2〜2.0モルがより好ましい。
水の使用量は、化合物7の1.0モルに対して、0.1〜2.5モルが好ましく、0.3〜1.5モルがより好ましい。
光照射条件としては、上述した第1実施態様と同様の条件が挙げられる。
なお、必要に応じて、上述した化合物2を溶媒として用いてもよい。化合物2以外にも、反応に不活性な溶媒(例:ジクロロメタン、トルエン)を用いてもよい。
上記手順によって、化合物8が製造される。
1、R2、R4、および、Xの定義は、上述した通りである。
反応終了後、公知の方法で反応系から化合物8を単離回収してもよい。単離回収の方法としては、溶媒抽出、晶析等が挙げられる。
以下、実施例により、本発明を説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。
(例1)化合物Cの製造
(例1−1)
300mLフラスコに、クロロジフルオロ酢酸ナトリウム(60.3mmol)と炭酸カリウム(44.9mmol)とを加え、フラスコ内を脱気した。フラスコに、脱水DMF(120mL)と2,5−ジメチルベンゼンチオール(31.1mmol)とを加え、フラスコ内温95℃にて、フラスコ内を11時間撹拌した後、フラスコ内温を25℃にした。フラスコに水(100mL)とペンタン(100mL)とを加え、形成した有機相と水相とを分離した。水相は、さらにペンタン(50mL)で3回抽出した。全ての有機相を混合し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機相から硫酸マグネシウムを濾過して除去した後、濃縮した。フラスコ内容物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(充填剤:シリカゲル、展開溶媒:ペンタン)により精製して、淡黄色オイル状の化合物Aを得た(21.7mmol、収率72%)。
化合物AのNMRデータを以下に示す。
1H NMR(400MHz,CDCl3,rt):δ=7.40(s,1H;Ar),7.18(d,J=7.6Hz,1H;Ar)、7.13(d,J=8.0Hz,1H;Ar)、6.77(t,J=57.2Hz,1H;CF2H),2.45(s,3H;Me),2.32(s,3H;Me)
19F NMR(376MHz,CDCl3,rt):δ=−91.9(d,J=57.0Hz,2F)
(例1−2)
0℃、撹拌下にて、化合物A(21.7mmol)を含む塩化メチレン(40mL)に、メタクロロ過安息香酸の30質量%水溶液(メタクロロ過安息香酸の含有量22.8mmol)を加えた後、混合物を25℃にて13時間撹拌し、得られた混合物をセライト濾過した。濾液の有機相を回収し、氷冷1mol/LのNaOH水溶液(30mL)にて洗浄した。洗浄液のNaOH水相は、塩化メチレン(30mL)で3回抽出した。全ての有機相を混合し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機相から硫酸マグネシウムを濾過して除去した後、濃縮した。濃縮物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(充填剤:シリカゲル、展開溶媒:ヘキサンと酢酸エチルとの混合溶液。混合比(ヘキサン/酢酸エチル=5/1(容積比)))により精製して、淡黄色オイル状の化合物Bを得た(20.2mmol、収率92%)。
化合物BのNMRデータを以下に示す。
1H NMR(400MHz,CDCl3,rt):δ=7.72(s,1H;Ar),7.29(d,J=7.6Hz,1H;Ar)、7.18(d,J=8.0Hz,1H;Ar)、6.05(t,J=55.6Hz,1H;CF2H),2.412(s,3H;Me),2.405(s,3H;Me)
13C NMR(125MHz,CDCl3,rt):δ=137.6,135.1,134.7,133.6,131.4,125.3,122.4(t,J=289.1Hz),21.1,18.1
19F NMR(376MHz,CDCl3,rt):δ=−118.3(d,J=261.0Hz,55.6Hz,1F),−119.13(dd,J=260Hz,55.3Hz,1F)
(例1−3)
0℃、撹拌下にて、化合物B(12.5mmol)、p−キシレン(15mL)およびジエチルエーテル(25mL)を含む溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(12.5mmol)を滴下した。滴下終了後、引き続き1時間、混合物を撹拌した。得られた混合物からベージュ色の沈殿物を濾過し、得られた固形物をジメチルエーテルにて洗浄した。洗浄された固形物を塩化メチレン(20mL)に溶解させ、1mol/LのNaBF4水溶液(20mL)にて5回洗浄した。全ての有機相を硫酸マグネシウムで乾燥した。有機相から硫酸マグネシウムを濾過して除去した後、30℃にて濃縮乾固させ、さらにペンタンと塩化メチレンにて再結晶することで、白色結晶の化合物Cを得た(1.86g、収率39%)。
化合物CのNMRデータを以下に示す。
1H NMR(400MHz,CDCl3,rt):δ=8.37(t,J=52.8Hz,1H;CF2H),7.65(s,2H;Ar),7.51(d,J=8.0Hz,2H;Ar)、7.40(d,J=7.6Hz,2H;Ar)、2.59(s,6H;Me),2.48(s,6H;Me)
13C NMR(125MHz,CDCl3,rt):δ=140.9,139.2,136.9,133.1,131.5,119.5(t,J=296.6Hz),117.3,21.2,19.7
19F NMR(376MHz,CDCl3,rt):δ=−99.5(d,J=52.3Hz,2F;CF2H),−152.6(s,4F;BF4
(例2)化合物Dの製造例
窒素ガス雰囲気下のNMR測定用チューブに、スチレン(0.025mmol)と、化合物C(0.05mmol)と、D2O(0.025mmol)を含むCD3CN溶液(0.5mL)と、ペリレン(2.50μmol)と、内部標準物質としてテトラエチルシランとを加え、3回凍結脱気した。NMR測定用チューブを25℃の水浴中にセットし、NMR測定用チューブから2〜3cm離れた場所にLEDランプ(光源波長425±15nm)をセットし、3時間、光照射した結果、下式の化合物Dの生成を確認した。
(例3)
(例3−1)化合物X1の製造例
窒素ガス雰囲気下のシュレンク管(内容積20mL)に、スチレン(0.25mmol)と、化合物C(0.5mmol)と、CH3CN(5.0mL)と、ペリレン(0.0127mmol)と、H2O(0.25mmol)とを加え、3回凍結脱気した。シュレンク管を25℃の水浴中にセットし、シュレンク管から2〜3cm離れた場所にLEDランプ(光源波長425±15nm)をセットし、6時間、光照射した。
光照射終了後、シュレンク管(内容積20mL)にH2O(15mL)を加え、得られた懸濁液を塩化メチレン(15mL)で3回抽出した。全ての有機相を混合し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機相から硫酸マグネシウムを濾過して除去した後、減圧濃縮した。濃縮物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(充填剤:シリカゲル、展開溶媒:ヘキサンと酢酸エチルとの混合溶液)とゲルパーミエーションクロマトグラフィー法とにより精製して、白色固体状の化合物X1を得た(40.7mg、収率76%)。
(例3−2〜3−9)化合物X2〜X9の製造例
基質および反応時間を表1に記載のように変更した以外は、例3−1と同様の手順に従って、化合物X2〜X9をそれぞれ得た。化合物X1〜X9の構造式を以下に示す。なお、Acはアセチル基を表す。
上記表1に示すように、多環芳香族炭化水素を用いれば、所定のフルオロメチル基含有アミノ化合物を効率よく製造できることが示された。
(例4−1)化合物X10の製造例
窒素ガス雰囲気下のシュレンク管(内容積20mL)に、スチレン(0.25mmol)と、化合物D(0.5mmol)と、CH3CN(5.0mL)と、ペリレン(0.0127mmol)と、H2O(0.25mmol)とを加え、3回凍結脱気した。シュレンク管を25℃の水浴中にセットし、シュレンク管から2〜3cm離れた場所にLEDランプ(光源波長425±15nm)をセットし、6時間、光照射した。
光照射終了後、シュレンク管(内容積20mL)にH2O(15mL)を加え、得られた懸濁液を塩化メチレン(15mL)で3回抽出した。全ての有機相を混合し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機相から硫酸マグネシウムを濾過して除去した後、減圧濃縮した。濃縮物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(充填剤:シリカゲル、展開溶媒:ヘキサンと酢酸エチルとの混合溶液)とゲルパーミエーションクロマトグラフィー法とにより精製して、白色固体状の化合物X10を得た(38.3mg、収率66%)。
(例4−2)化合物X11の製造例
窒素ガス雰囲気下のシュレンク管(内容積20mL)に、スチレン(0.25mmol)と、化合物E(0.5mmol)と、CH3CN(5.0mL)と、ペリレン(0.0127mmol)と、HO(0.25mmol)とを加え、3回凍結脱気した。シュレンク管を25℃の水浴中にセットし、シュレンク管から2〜3cm離れた場所にLEDランプ(光源波長425±15nm)をセットし、6時間、光照射した。
光照射終了後、シュレンク管(内容積20mL)にH2O(15mL)を加え、得られた懸濁液を塩化メチレン(15mL)で3回抽出した。全ての有機相を混合し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機相から硫酸マグネシウムを濾過して除去した後、減圧濃縮した。濃縮物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(充填剤:シリカゲル、展開溶媒:ヘキサンと酢酸エチルとの混合溶液)とゲルパーミエーションクロマトグラフィー法とにより精製して、白色固体状の化合物X11を得た(43.2mg、収率74%)。
(例5)
(例5−1)
5−ヘキセン−1−オール(5.0mmol)のジクロロメタン(40mL)溶液に、0℃の条件下にて、TsN=C=O(5.0mmol)を滴下した。得られた溶液を室温にて2時間撹拌した後、溶媒を留去した。得られた生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(充填剤:シリカゲル、展開溶媒:ヘキサンと酢酸エチルとの混合溶液)にて精製し、化合物Fを得た(1.41g、収率95%)。
(例5−2)
窒素ガス雰囲気下のシュレンク管(内容積20mL)に、化合物F(0.25mmol)と、トリフルオロメタンスルホニルクロリド(0.5mmol)と、CH3CN(5.0mL)と、ペリレン(0.0127mmol)と、H2O(0.25mmol)とを加え、3回凍結脱気した。シュレンク管を25℃の水浴中にセットし、シュレンク管から2〜3cm離れた場所にLEDランプ(光源波長425±15nm)をセットし、6時間、光照射した。
光照射終了後、シュレンク管(内容積20mL)にH2O(15mL)を加え、得られた懸濁液を塩化メチレン(15mL)で3回抽出した。全ての有機相を混合し、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機相から硫酸マグネシウムを濾過して除去した後、減圧濃縮した。濃縮物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(充填剤:シリカゲル、展開溶媒:ヘキサンと酢酸エチルとの混合溶液)とゲルパーミエーションクロマトグラフィー法とにより精製して、化合物X12を得た(57.2mg、収率57%)。

Claims (7)

  1. 多環芳香族炭化水素の存在下、一般式(1)で表される化合物、一般式(2)で表される化合物、親電子的フルオロメチル化剤、および、水を光照射下で反応させる、一般式(3)で表される化合物の製造方法。
    (R1は、置換基を有していてもよいアリール基、または、置換基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキル基である。R2は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、または、ベンジルオキシカルボニル基である。R1とR2とは、結合して環を形成してもよい。)
    3−CN 一般式(2)
    (R3は、炭素数1〜6のアルキル基、または、アルコキシメチル基である。)
    (R1、R2およびR3は前記に同じ。R4は、フルオロメチル基である。)
  2. 前記親電子的フルオロメチル化剤が、一般式(41)で表される化合物、または、一般式(42)で表される化合物である、請求項1に記載の製造方法。
    (R5は、それぞれ独立に、水素原子、または、炭素数1〜3のアルキル基である。X-は、陰イオンである。mは0〜2の整数であり、nは1〜3の整数であり、m+n=3の関係を満たす。)
    (R6は、それぞれ独立に、ハロゲン原子である。X-は、陰イオンである。mは0〜2の整数であり、nは1〜3の整数であり、m+n=3の関係を満たす。qは、それぞれ独立に、0または1である。)
  3. mが1であり、nが2である、請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記親電子的フルオロメチル化剤が、一般式(6)で表される化合物である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
  5. 前記多環芳香族炭化水素が、ペリレンである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
  6. 一般式(5)で表される化合物。
    (R5は、それぞれ独立に、水素原子、または、炭素数1〜3のアルキル基である。X-は、陰イオンである。)
  7. 多環芳香族炭化水素の存在下、一般式(1)で表される化合物および一般式(7)で表されるフルオロメチル化剤を光照射下で反応させる、一般式(8)で表される化合物の製造方法。
    (R1は、置換基を有していてもよいアリール基、または、置換基を有していてもよい炭素数1〜10のアルキル基である。R2は、水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシカルボニル基、フェノキシカルボニル基、または、ベンジルオキシカルボニル基である。R1とR2とは、結合して環を形成してもよい。)
    (Xは、ハロゲン原子である。R4は、フルオロメチル基である。)
    (R1、R2およびR4は前記に同じ。)
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