JP2018130315A - 身体支持装置 - Google Patents

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昌和 原田
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剛 八木
壽一 井原
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壽一 井原
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Abstract

【課題】支持台上での使用者の位置を左右方向の中央部に安定させる。
【解決手段】身体支持装置10は、使用者を支持する支持台11と、支持台11を、座位姿勢の使用者を支持するチェアポジションと、仰臥位姿勢の使用者を支持するベッドポジションP2と、の間で変更可能に支持する架台12と、支持台11に支持された使用者の腕を支持するアームレスト13と、支持台11の左右方向Yの側端部に配置され、支持台11がベッドポジションP2である状態で、支持台11よりも上方に突出する規制部30と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、身体支持装置に関する。
従来から、下記特許文献1に示すような身体支持装置が知られている。この身体支持装置は、支持台と、架台と、アームレストと、を備える。支持台は、使用者を支持する。架台は、支持台を、座位姿勢の使用者を支持するチェアポジションと、仰臥位姿勢の使用者を支持するベッドポジションと、の間で変更可能に支持する。アームレストは、支持台に支持された使用者の腕を支持する。
特開2000−14724号公報
しかしながら、前記従来の身体支持装置では、ベッドポジションの支持台に支持されている使用者が、支持台における左右方向の中央部に位置することが望まれているものの、例えば使用者が寝返りをうつ等して、使用者が支持台上で左右方向の外側(側端部側)に意図せず移動するおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、支持台上での使用者の位置を左右方向の中央部に安定させることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明に係る身体支持装置は、使用者を支持する支持台と、前記支持台を、座位姿勢の使用者を支持するチェアポジションと、仰臥位姿勢の使用者を支持するベッドポジションと、の間で変更可能に支持する架台と、前記支持台に支持された使用者の腕を支持するアームレストと、前記支持台の左右方向の側端部に配置され、前記支持台が前記ベッドポジションである状態で、前記支持台よりも上方に突出する規制部と、を備える。
この場合、支持台がベッドポジションである状態で、規制部が支持台よりも上方に突出する。したがって、ベッドポジションの支持台に支持されている使用者が、左右方向の外側に移動しようとしたときに、使用者が規制部に接触することで、使用者が支持台の側端部を認識することができる。そのため、例えば、使用者が覚醒状態などの場合には、使用者が更なる移動を意識的に停止することで、使用者が支持台における左右方向の中央部に位置し続けることができる。さらに、使用者が支持台の側端部から左右方向の外側に移動することを、規制部によって物理的に規制することもできる。そのため、例えば、使用者が睡眠状態などであっても、使用者の左右方向への移動を強制的に規制することが可能になり、使用者を支持台における左右方向の中央部に位置させ続けることができる。
以上から、規制部を設けることにより、支持台上での使用者の位置を左右方向の中央部に安定させることができる。その結果、例えば、支持台からの使用者の転落防止性を一層向上させること等ができる。
(2)上記(1)に係る身体支持装置では、前記支持台が前記ベッドポジションである状態で、前記規制部が前記アームレストよりも後側に位置する構成を採用してもよい。
この場合、支持台がベッドポジションである状態で、規制部がアームレストよりも後側に位置している。したがって、例えば、使用者が支持台の側端部から左右方向の外側に移動するときに、規制部によって使用者の肩部の移動を規制すること等ができる。これにより、使用者の転落を一層効果的に抑制することができる。また、このように転落を効果的に抑制することができるので、規制部の上方への突出量を小さく抑えることができる。これにより、規制部が使用者に過度な閉塞感を与えるのを抑えることができる。
(3)上記(1)または(2)に係る身体支持装置では、前記支持台が前記チェアポジションである状態で、前記規制部が前記支持台の背もたれよりも後側に位置する構成を採用してもよい。
この場合、支持台がチェアポジションである状態で、規制部が支持台の背もたれよりも後側に位置する。したがって、例えば、チェアポジションの支持台に支持されている使用者の動きが、規制部によって阻害されることが抑えられ、身体支持装置の使い勝手を確保することができる。
(4)上記(1)から(3)のいずれか1つに係る身体支持装置では、前記支持台が前記ベッドポジションである状態で、前記規制部のうち、前記支持台から上方に突出する部分は、鉛直方向よりも前後方向に大きい構成を採用してもよい。
この場合、支持台がベッドポジションである状態で、規制部のうち、支持台から上方に突出する部分が、鉛直方向よりも前後方向に大きい。したがって、規制部の上方への突出量を抑えつつ、使用者の左右方向の移動を規制することができる。その結果、使用者に過度な閉塞感を与えるのを抑えることができる。
本発明によれば、支持台上での使用者の位置を左右方向の中央部に安定させることができる。
本発明の一実施形態に係る身体支持装置であって、支持台がチェアポジションである状態を示す斜視図である。 図1に示す身体支持装置であって、カバーが架台から取り外されている状態を示す斜視図である。 図2に示す身体支持装置の側面図である。 図2に示す身体支持装置の上面図である。 図2に示す身体支持装置であって、支持台がベッドポジションである状態を示す斜視図である。 図5に示す身体支持装置の側面図である。 図5に示す身体支持装置の上面図である。 図1に示す身体支持装置の機能を説明する側面図であって、背もたれの昇降を説明する図である。 図1に示す身体支持装置の機能を説明する側面図であって、レッグレストの昇降を説明する図である。 図1に示す身体支持装置の機能を説明する側面図であって、支持台の昇降を説明する図である。 図1に示す身体支持装置の機能を説明する側面図であって、支持台のチェアポジションからベッドポジションおよびショックポジションへの変更を説明する図である。 図1に示す身体支持装置の機能を説明する側面図であって、支持台のショックポジションからチェアポジションへの変更を説明する図である。
以下、図1から図12を参照し、本発明の一実施形態に係る身体支持装置を説明する。
身体支持装置10は、例えば医療用チェアとして利用される。身体支持装置10は、例えば使用者が透析を受ける際に利用することができる。身体支持装置10は、電力に基づいて起伏調節可能であり、いわゆるリクライニング機能を具備している。
なお以下では、身体支持装置10が座位姿勢の使用者を支持した状態における使用者の前後方向および左右方向をそれぞれ、身体支持装置10の前後方向Xおよび左右方向Yとする。また、身体支持装置10が座位姿勢の使用者を支持した状態における使用者の前側および後側をそれぞれ、前後方向Xに沿う前側X1および後側X2という。前側X1および後側X2はそれぞれ、身体支持装置10が仰臥位姿勢の使用者を支持した状態における使用者の足側および頭側となる。
図1から図7に示すように、身体支持装置10は、支持台11と、架台12と、アームレスト13と、フットレスト14と、駆動部(不図示)と、を備えている。なお支持台11、アームレスト13およびフットレスト14は、外表面を形成する外皮部15と、外皮部15の内側に配置されたクッション材(不図示)と、をそれぞれ備えている。前記クッション材は、変形することで外力を吸収する。また図1に示すように、架台12の一部は、カバーCによって覆われているが、図2から図7では、架台12の内部構造の示すため、カバーCの図示を省略している。
支持台11は、使用者(使用者の胴体)を支持する。支持台11は、座面部21と、背もたれ22と、レッグレスト23と、を備えている。座面部21は、使用者の臀部を支持する。背もたれ22は、使用者の上半身を支持する。背もたれ22には、使用者の頭部を支持する枕24が取り付けられている。レッグレスト23は、使用者の脚部を支持する。
架台12は、支持台11、アームレスト13およびフットレスト14を支持する。架台12は、支持台11の形態を変更可能である。架台12は、支持台11の形態を、図1から図4に示すようなチェアポジションP1と、図5から図7に示すようなベッドポジションP2(フラットポジション)と、の間で変更可能である。
図1から図4に示すように、チェアポジションP1の支持台11は、座位姿勢の使用者を支持する。チェアポジションP1では、座面部21が上方を向いている。また背もたれ22が、座面部21の後側X2の端部から上側に向けて延びている。さらにレッグレスト23が、座面部21の前側X1の端部から前側X1斜め下側に向けて延びている。
図5から図7に示すように、ベッドポジションP2の支持台11は、仰臥位姿勢の使用者を支持する。ベッドポジションP2では、支持台11の全体(背もたれ22、座面部21およびレッグレスト23)が、前後方向Xに沿って一直線状に延び、水平方向に実質的に平行になっている。
なお架台12は、支持台11の形態を、チェアポジションP1とベッドポジションP2との間で連続的に変更可能であってもよく、間欠的に変更可能であってもよい。
支持台11の形態が、チェアポジションP1とベッドポジションP2との間で連続的に変更可能であることは、支持台11の形態を、チェアポジションP1やベッドポジションP2のみならず、チェアポジションP1やベッドポジションP2の間の任意の中間ポジションで保持可能であることを意味する。
支持台11の形態が、チェアポジションP1とベッドポジションP2との間で間欠的に変更可能であることは、支持台11の形態を、チェアポジションP1およびベッドポジションP2のみで、または、支持台11の形態を、チェアポジションP1およびベッドポジションP2に加えて、チェアポジションP1やベッドポジションP2の間の特定の(例えば数点の)中間ポジションで保持可能であることを意味する。
図1から図4に示すように、アームレスト13は、支持台11に支持された使用者の腕(肘から先の前腕)を支持する。アームレスト13は、支持台11の左右方向Yの両端部にそれぞれ設けられている。アームレスト13は、支持台11がチェアポジションP1である状態で、背もたれ22から前側X1に向けて水平に延びている。
アームレスト13は、架台12に、第1リンク機構25を介して連結されている。第1リンク機構25は、前後方向Xに延びる支持リンク部25aを備えている。図4に2点鎖線で示すように、アームレスト13は、支持リンク部25aに左右方向Yに移動可能に固定されている。
図3に2点鎖線で示すように、第1リンク機構25は、アームレスト13を、左右方向Yに延びる第1軸回りに回転可能に支持する。アームレスト13は、前記第1軸回りに上側に向けて回転させられることで、上側斜め後側X2に向けて移動する。これにより、使用者が外部から支持台11に接近するときや支持台11から降りるときに、アームレスト13が使用者の邪魔になることが抑えられる。
フットレスト14は、支持台11に支持された使用者の足先を支持する。フットレスト14は、支持台11よりも前側X1に設けられている。フットレスト14は、架台12に、第2リンク機構26を介して連結されている。図3に2点鎖線で示すように、第2リンク機構26は、フットレスト14を、左右方向Yに延びる第2軸回りに回転可能に支持する。
なお架台12は、支持台11の形態(位置)をチェアポジションP1とベッドポジションP2との間で変更するときに、第1リンク機構25および第2リンク機構26それぞれを介してアームレスト13およびフットレスト14を移動させる。アームレスト13およびフットレスト14は、支持台11の前記変更(チェアポジションP1とベッドポジションP2との間での形態の変更)に追従して変位する。図5から図7に示すように、支持台11がベッドポジションP2である状態で、アームレスト13は、座面部21に対して左右方向Yに並んだ状態で前後方向Xに沿って水平に延びている。またフットレスト14は、支持台11よりも上方に突出している。
前記駆動部は、架台12の内部に配置(架台12に内蔵)されている。前記駆動部は、操作部(不図示)からの入力に基づいて、架台12を介して支持台11の形態を変更させる。前記駆動部は、支持台11の形態を図8から図12に示すように変更することができる。
図8に示すように、前記駆動部は、チェアポジションP1の支持台11における背もたれ22を昇降可能である。これにより、背もたれ22の傾斜角度が変更される。
図9に示すように、前記駆動部は、チェアポジションP1の支持台11におけるレッグレスト23を昇降可能である。これにより、レッグレスト23の傾斜角度が変更される。
図10に示すように、前記駆動部は、支持台11の全体を昇降可能である。なお図10では、チェアポジションP1の支持台11を昇降させているが、ベッドポジションP2の支持台11を昇降させることもできる。
図11に示すように、前記駆動部は、チェアポジションP1の支持台11の座面部21、背もたれ22およびレッグレスト23を連動して移動させ、ベッドポジションP2の支持台11に変更可能である。なお、ベッドポジションP2の支持台11をさらに、支持台11が前後方向Xの後側X2斜め下側に向けて傾斜するショックポジションP3に変更することもできる。
図12に示すように、前記駆動部は、ショックポジションP3の支持台11の座面部21、背もたれ22およびレッグレスト23を連動して移動させ、チェアポジションP1の支持台11に変更可能である。本実施形態では、架台12が、支持台11の形態を、チェアポジションP1とベッドポジションP2との間だけでなく、チェアポジションP1とショックポジションP3との間で変更可能である。
そして本実施形態では、身体支持装置10が、規制部30(障壁部)を更に備えている。図5から図7に示すように、規制部30は、支持台11の左右方向Yの側端部に配置されていて、ベッドポジションP2の支持台11に支持されている使用者に、支持台11の左右方向Yの側端部を認識させる。支持台11がベッドポジションP2である状態で、規制部30は、支持台11の側端部に配置されるとともに支持台11よりも上方に突出する。規制部30は、使用者(ベッドポジションP2の支持台11に支持されている使用者)が規制部30に接触することで使用者に支持台11の側端部を認識させる。
規制部30は、支持台11に、左右方向Yの外側から隣接して配置されている。支持台11と規制部30との左右方向Yの間隔は、規制部30の左右方向Yの大きさ(幅)よりも小さい。規制部30の一部は、ベッドポジションP2の支持台11よりも上方に突出している。これにより、規制部30は、支持台11の側端部に転落防止用の障壁を形成している。
なお本実施形態では、支持台11がベッドポジションP2である状態で、規制部30のうち、支持台11から上方に突出する部分(以下、「突出部分31」という。)が、鉛直方向Zよりも前後方向Xに大きい。すなわち、突出部分31の前後方向Xの大きさLxが、突出部分31の鉛直方向Zの大きさLzよりも大きいが、小さくてもよい。また図示の例では、規制部30は、ベッドポジションP2の支持台11の上面視において、支持台11と重なっていないが、支持台11と重なっていてもよい。
規制部30は、アームレスト13とは別個に形成されていて、アームレスト13によっては形成されていない。規制部30は、支持台11がベッドポジションP2である状態で、アームレスト13よりも後側X2に位置している。規制部30は、背もたれ22に左右方向Yに隣接している。規制部30は、支持台11やアームレスト13、フットレスト14と同様に、外皮部15および前記クッション材を備えている。
規制部30は、架台12に支持されている。規制部30は、第1リンク機構25に固定されている。規制部30は、支持リンク部25aに固定されている。つまり、規制部30とアームレスト13とは、共通の部材に固定されている。規制部30は、前後方向Xに延びる直方体状に形成されている。規制部30は、左右方向Yや鉛直方向Zよりも前後方向Xに長い。規制部30とアームレスト13との間には、前後方向Xの隙間が設けられている。前記隙間は、規制部30やアームレスト13よりも前後方向Xに小さい。規制部30とアームレスト13とは、前後方向Xに隣接して配置されている。
なお規制部30は、アームレスト13やフットレスト14と同様に、架台12に支持されて支持台11の前記変更に追従して変位する。図1から図4に示すように、支持台11がチェアポジションP1である状態で、規制部30は、背もたれ22よりも後側X2に位置している。図示の例では、規制部30は、支持台11のチェアポジションP1とベッドポジションP2との間での形態の変更によらず、左右方向Yに同等の位置に配置されていて、支持台11の左右方向Yの側端部に位置している。
図5から図7に示すように、規制部30における支持台11からの上方に向けた突出量は、前側X1から後側X2に向かうに従い徐々に大きくなった後、小さくなっている。規制部30は、湾曲部30aを備えている。湾曲部30aは、規制部30を左右方向Yから側面視した場合に上方に向けて突となる。湾曲部30aの頂部は、規制部30の前後方向Xの中央よりも後側X2に位置している。
支持台11がベッドポジションP2である状態で、規制部30がアームレスト13よりも上方に突出している。本実施形態では、支持台11がベッドポジションP2である状態で、アームレスト13が、ベッドポジションP2の前記支持台11よりも上方に突出しているものの、規制部30が前後方向Xの全長にわたってアームレスト13よりも上方に突出している。
以上説明したように、本実施形態に係る身体支持装置10によれば、支持台11がベッドポジションP2である状態で、規制部30が支持台11よりも上方に突出する。したがって、ベッドポジションP2の支持台11に支持されている使用者が、左右方向の外側に移動しようとしたときに、使用者が規制部30に接触することで、使用者が支持台11の側端部を認識することができる。そのため、例えば、使用者が覚醒状態などの場合には、使用者が更なる移動を意識的に停止することで、使用者が支持台11における左右方向の中央部に位置し続けることができる。さらに、使用者が支持台11の側端部から左右方向Yの外側に移動することを、規制部30によって物理的に規制することもできる。そのため、例えば、使用者が睡眠状態などであっても、使用者の左右方向Yへの移動を強制的に規制することが可能になり、使用者を支持台11における左右方向Yの中央部に位置させ続けることができる。
以上から、規制部30を設けることにより、支持台11上での使用者の位置を左右方向Yの中央部に安定させることができる。その結果、例えば、支持台11からの使用者の転落防止性を一層向上させること等ができる。
また規制部30が、アームレスト13とは別個に形成されている。したがって、規制部30を設けることを起因としてアームレスト13が使い難くなることがなく、身体支持装置10の使い勝手を確保することができる。
また、支持台11がベッドポジションP2である状態で、規制部30がアームレスト13よりも後側X2に位置している。したがって、例えば、使用者が支持台11の側端部から左右方向Yの外側に移動するときに、規制部30によって使用者の肩部の移動を規制すること等ができる。これにより、使用者の転落を一層効果的に抑制することができる。また、このように転落を効果的に抑制することができるので、規制部30の上方への突出量を小さく抑えることができる。これにより、規制部30が使用者に過度な閉塞感を与えるのを抑えることができる。
また、支持台11がチェアポジションP1である状態で、規制部30が支持台11の背もたれ22よりも後側X2に位置する。したがって、例えば、チェアポジションP1の支持台11に支持されている使用者の動きが、規制部30によって阻害されることが抑えられ、身体支持装置10の使い勝手を確保することができる。
また、支持台11がベッドポジションP2である状態で、前記突出部分31が、鉛直方向Zよりも前後方向Xに大きい。したがって、規制部30の上方への突出量を抑えつつ、使用者の左右方向Yの移動を規制することができる。その結果、使用者に過度な閉塞感を与えるのを抑えることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
アームレスト13が、支持台11から上方に突出していなくてもよい。
規制部30に代えて、ベッドポジションP2の支持台11に支持されている使用者に、支持台11の側端部を認識させる認識部を備える構成を採用してよい。
この場合、認識部が、ベッドポジションP2の支持台11よりも上方に突出していなくてもよい。例えば、支持台11の前記クッション材において、左右方向Yの側端部の硬度と、左右方向Yの中央部の硬度と、を異ならせ、使用者が支持台11の側端部に移動したときに、クッション材の硬度の変化に基づいて、認識部が使用者に支持台11の側端部を認識させてもよい。
また認識部として、使用者が接触することなく支持台11の側端部を認識させる構成を採用してもよい。例えば、認識部として、使用者の位置を取得するセンサと、センサの検出結果に基づいて警告音を発生させるスピーカと、を備え、使用者が支持台11の側端部に位置したことをセンサが検出したときに、スピーカが警告音を発生させてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 身体支持装置
11 支持台
12 架台
13 アームレスト
14 フットレスト
30 規制部
P1 チェアポジション
P2 ベッドポジション
X 前後方向
X1 前側
X2 後側
Y 左右方向

Claims (4)

  1. 使用者を支持する支持台と、
    前記支持台を、座位姿勢の使用者を支持するチェアポジションと、仰臥位姿勢の使用者を支持するベッドポジションと、の間で変更可能に支持する架台と、
    前記支持台に支持された使用者の腕を支持するアームレストと、
    前記支持台の左右方向の側端部に配置され、前記支持台が前記ベッドポジションである状態で、前記支持台よりも上方に突出する規制部と、を備える身体支持装置。
  2. 前記支持台が前記ベッドポジションである状態で、前記規制部が前記アームレストよりも後側に位置する請求項1に記載の身体支持装置。
  3. 前記支持台が前記チェアポジションである状態で、前記規制部が前記支持台の背もたれよりも後側に位置する請求項1または2に記載の身体支持装置。
  4. 前記支持台が前記ベッドポジションである状態で、前記規制部のうち、前記支持台から上方に突出する部分が、鉛直方向よりも前後方向に大きい請求項1から3のいずれか1項に記載の身体支持装置。
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