JP2018129920A - 一次側電圧算出装置、及び自動電圧調整器 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、電圧調整とは異なる目的のため、二次側電圧、及び一次側電圧と二次側電圧との差を用いて、一次側電圧を算出する方法が知られている(特許文献1参照)。
一般的に言えば、調整変圧器の一次側線間電圧を、二次側電圧、及び一次側電圧と二次側電圧との差を用いて算出する際に、演算負荷の低減と精度の向上とを両立させることができないという問題があった。
このような構成により、高精度なベクトル演算を行わなくても、正規化を行うことによって一次側線間電圧を高精度に算出することができるようになる。したがって、一次側線間電圧の算出において、演算負荷の低減と精度の向上とを両立させることができる。
このような構成により、正規化後の差電圧や位相差を用いて、調整変圧器等に関する異常を検知することもできるようになる。
このような構成により、二次側電流を用いて、一次側電流を算出することもできるようになる。
V2V=2/3×(V2VW+1/2×V2WU)
Δn=|n1k−n2k|/n2k
であってもよい。ターン数差比は、通電タップごとに異なることになる。ターン数差比と、調整変圧器11の通電タップに関する一次側と二次側とのタップ間隔またはタップ間電圧とは、一対一に対応している。したがって、結果として、差電圧に関する正規化後の値と、ターン数差比とは一対一に対応することになる。そのため、特定部26は、差電圧に関する正規化後の値を用いて、ターン数差比を特定することができる。特定部26は、例えば、差電圧に関する正規化後の値とターン数差比とを一対一に対応付ける情報(例えば、両者を対応付けるテーブル等)を用いて、差電圧に関する正規化後の値に対応するターン数差比を特定してもよい。そのターン数差比の特定は、例えば、特定対象のターン数差比を記録媒体に蓄積することによって行われてもよく、特定対象のターン数差比に対応付けてフラグ等の情報を設定することによって行われてもよい。
V1VW=V2VW+cos(ε(n))×Δn×V2VW
(ステップS101)線間電圧測定部21は、複数の二次側線間電圧を測定する。なお、二次側線間電圧の測定は継続して行われるため、複数の二次側線間電圧を測定するとは、複数の二次側線間電圧の測定を開始することであると考えてもよい。
上記実施の形態では、1つの相についてのみ正規化が行われる場合について説明したが、そうでなくてもよい。例えば、正規化部25は、複数の相について正規化を行ってもよい。図1Bは、正規化部25が複数の相について正規化を行う一次側電圧算出装置2を有する自動電圧調整器1の構成を示すブロック図である。図1Bにおいて、一次側電圧算出装置2は、線間電圧測定部21と、相電圧算出部22と、差電圧測定部23と、位相差測定部24と、正規化部25と、特定部26と、一次側電圧算出部27と、異常検知部31と、出力部32とを備える。なお、異常検知部31及び出力部32以外の構成及び動作は、線間電圧測定部21が3つの二次側線間電圧を測定し、相電圧算出部22が複数の相の二次側相電圧を算出し、差電圧測定部23が複数の相の差電圧を測定し、位相差測定部24が複数の相の位相差を測定し、正規化部25が複数の相について正規化を行う以外は、上記実施の形態と同様である。また、3つの二次側線間電圧は、二次側のすべての相間の線間電圧のことである。また、複数の相は、2つの相であってもよく、3つの相であってもよい。また、相電圧算出部22が二次側相電圧を算出する複数の相と、差電圧測定部23が差電圧を測定する複数の相と、正規化部25が正規化を行う複数の相とは同じであってもよい。また、3つの二次側線間電圧を用いて複数の二次側相電圧を算出する場合に、相電圧算出部22は、各二次側相電圧の算出に、それぞれ異なる二次側線間電圧の組み合わせを用いることが好適である。各線間に関する異常を検知できるようにするためである。例えば、二次側相電圧算出部22は、次式のようにして3つの相の二次側相電圧を算出してもよい。
V2U=2/3×(V2UV+1/2×V2VW)
V2V=2/3×(V2VW+1/2×V2WU)
V2W=2/3×(V2WU+1/2×V2UV)
なお、図2Bのフローチャートでは、異常が検知された場合には、一次側線間電圧の算出を行わないとしたが、そうでなくてもよい。異常が検知されても、一次側線間電圧の算出を行ってもよい。その場合には、ステップS202からステップS106に進んでもよい。なお、異常が検知された場合には、正規化の結果が相間で異なっている。したがって、特定部26や一次側電圧算出部27は、あらかじめ決められた相の正規化の結果を用いて処理を行ってもよく、他の相の正規化の結果と共通している正規化の結果を用いて処理を行ってもよい。
一次側電圧算出装置2において、一次側電流の算出も行ってもよい。図1Cは、一次側電流の算出も行う一次側電圧算出装置2の構成を示すブロック図である。図1Cにおいて、一次側電圧算出装置2は、線間電圧測定部21と、相電圧算出部22と、差電圧測定部23と、位相差測定部24と、正規化部25と、特定部26と、一次側電圧算出部27と、電流測定部41と、一次側電流算出部42とを備える。なお、電流測定部41及び一次側電流算出部42以外の構成及び動作は、上記実施の形態と同様である。
I1V=I2V/{1+cos(ε(n))×Δn}
2 一次側電圧算出装置
11 調整変圧器
12 タップ切替器
13 タップ切替制御器
14 判定部
21 線間電圧測定部
22 相電圧算出部
23 差電圧測定部
24 位相差測定部
25 正規化部
26 特定部
27 一次側電圧算出部
31 異常検知部
32 出力部
41 電流測定部
42 一次側電流算出部
Claims (4)
- 複数のタップを有する調整変圧器の一次側線間電圧を算出する一次側電圧算出装置であって、
前記調整変圧器の複数の二次側線間電圧を測定する線間電圧測定部と、
前記複数の二次側線間電圧を用いて、二次側相電圧を算出する相電圧算出部と、
一次側相電圧と二次側相電圧との差である差電圧を測定する差電圧測定部と、
前記相電圧算出部によって算出された二次側相電圧と、前記差電圧測定部によって測定された差電圧との位相差を測定する位相差測定部と、
前記差電圧の大きさを線間電圧に変換した結果が、前記調整変圧器のタップ間電圧となるように前記差電圧に関する正規化を行い、前記位相差が0°または180°となるように前記位相差の正規化を行う正規化部と、
前記差電圧に関する正規化後の値を用いて、前記調整変圧器の通電タップに応じた一次側ターン数と二次側ターン数との差の絶対値の二次側ターン数に対する比であるターン数差比を特定する特定部と、
二次側線間電圧と、前記特定部によって特定されたターン数差比と、前記正規化後の位相差とを用いて、一次側線間電圧を算出する一次側電圧算出部と、を備えた一次側電圧算出装置。 - 前記線間電圧測定部は、3つの二次側線間電圧を測定し、
前記相電圧算出部は、複数の相の二次側相電圧を算出し、
前記差電圧測定部は、複数の相の差電圧を測定し、
前記位相差測定部は、複数の相の位相差を測定し、
前記正規化部は、複数の相について正規化を行い、
正規化の結果が相間で異なる場合に、異常を検知する異常検知部と、
前記異常検知部によって異常が検知された場合に、当該異常の検知に関する出力を行う出力部と、をさらに備えた、請求項1記載の一次側電圧算出装置。 - 二次側電流を測定する電流測定部と、
二次側電流と、前記特定部によって特定されたターン数差比と、前記正規化後の位相差とを用いて、一次側電流を算出する一次側電流算出部と、をさらに備えた、請求項1または請求項2記載の一次側電圧算出装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか記載の一次側電圧算出装置を備え、
一次側の電圧調整を行う場合には、前記一次側電圧算出装置によって算出された一次側線間電圧を用いる自動電圧調整器。
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