JP2018129913A - 充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】DC充電設備による蓄電装置の充電の開始時に、開閉器が開固着しているのか、それとも電圧センサが故障しているのかを判定可能とする。
【解決手段】車両ECU300は、DC充電設備500の絶縁診断の実行中に電圧センサ180,540の検出値が0Vを示すときは、電圧センサ180,540が故障しているものと判定する。車両ECU300は、DC充電設備500の絶縁診断の実行中に電圧センサ180,540の検出値が0Vでない値を示した場合に、絶縁診断が終了してDCリレー160を閉じた後に電圧センサ180,540の検出値が0Vを示すときは、DCリレー160が開固着しているものと判定する。
【選択図】図1

Description

本開示は、充電システムに関し、特に、直流電力を供給する直流充電設備によって蓄電装置を充電する充電システムに関する。
特開2016−174468号公報(特許文献1)は、車両外部の直流充電設備(以下「DC(Direct Current)充電設備」とも称する。)によって車載の蓄電装置を充電可能な電源システムを開示する。この電源システムにおいては、DC充電設備による蓄電装置の充電の終了後に、車両の充電リレーがオフ(開状態)にされ、充電リレーと受電用のインレットとの間の電圧が電圧センサによって検出される。電圧センサに判定値以上の電圧が検出されたときは、システムメインリレーをオフにすることによって電圧センサに電圧が印加されない状態が形成され、電圧センサに判定値以上の電圧が検出されるか否かをチェックする電圧センサチェックが実行される。これにより、充電リレーが閉固着しているのか、それとも電圧センサが故障しているのかを特定している(特許文献1参照)。
特開2016−174468号公報
特許文献1に記載の技術は、DC充電設備による蓄電装置の充電の終了後に充電リレーの閉固着と電圧センサの故障とを切り分けて故障診断できる点で有用であるが、DC充電設備による蓄電装置の充電の開始時に充電リレー(開閉器)の開固着を診断する手法については、特許文献1では検討されていない。特許文献1に記載の電源システムでは、充電リレーがオン(閉状態)にされたときに電圧センサの検出値が0Vを示した場合、充電リレーが開固着しているのか、それとも電圧センサが故障しているのかを特定することはできない。
本開示は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、直流電力を供給するDC充電設備によって蓄電装置を充電する充電システムにおいて、蓄電装置の充電の開始時に、開閉器が開固着しているのか、それとも電圧センサが故障しているのかを判定可能とすることである。
本開示の充電システムは、蓄電装置と、受電部と、開閉器と、電圧センサと、制御装置とを備える。蓄電装置は、直流電力を供給するDC充電設備によって充電される。受電部は、DC充電設備から直流電力を受けて蓄電装置へ出力するように構成される。開閉器は、受電部と蓄電装置との間の電路に設けられる。電圧センサは、開閉器とDC充電設備との間の電路の電圧を検出する。制御装置は、開閉器及び電圧センサの故障を判定するように構成される。直流充電設備は、直流充電設備が受電部に接続されると、開閉器が閉じられる前に電圧を出力して直流充電設備の絶縁診断を実行するように構成される。制御装置は、直流充電設備の絶縁診断の実行中に電圧センサの検出値が零を示すときは、電圧センサが故障しているものと判定する。制御装置は、直流充電設備の絶縁診断の実行中に電圧センサの検出値が非零を示した場合に、絶縁診断が終了して開閉器を閉じた後に電圧センサの検出値が零を示すときは、開閉器が開固着しているものと判定する。
上記の構成により、DC充電設備による蓄電装置の充電の開始時に、開閉器が開固着しているのか、それとも電圧センサが故障しているのかを判定することができる。仮に、DC充電設備による蓄電装置の充電の開始後に開閉器及び電圧センサの故障診断を実行するものとすると、DC充電設備の出力を一旦停止させたり開閉器を一旦開いたりする処理が必要となるところ、本開示の充電システムによれば、DC充電設備による蓄電装置の充電の開始時に、開閉器が開固着しているのか、それとも電圧センサが故障しているのかを速やかに判定することができる。
本開示の実施の形態に従うDC充電システムの全体構成図である。 図1に示す車両ECUにより実行される故障判定処理の手順を説明するフローチャートである。 電圧センサ及びDCリレーが正常であるときの、各電圧センサの検出値の挙動を示した図である。 電圧センサが異常であるときの、各電圧センサの検出値の挙動を示した図である。 DCリレーが開固着しているときの、各電圧センサの検出値の挙動を示した図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本開示の実施の形態に従うDC充電システムの全体構成図である。図1を参照して、このDC充電システムは、車両100と、DC充電設備500とを備える。車両100は、蓄電装置110と、システムメインリレー(SMR(System Main Relay))115と、パワーコントロールユニット(PCU(Power Control Unit))120と、モータ135と、駆動輪150とを含む。
蓄電装置110は、再充電可能な直流電源であり、たとえばリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池を含んで構成される。蓄電装置110は、DC充電設備500から供給される電力や、モータ135によって車両制動時に発電される電力を蓄えることができる。そして、蓄電装置110は、蓄えられた電力をPCU120へ供給することができる。
SMR115は、蓄電装置110と電力線PL,NLとの間に設けられる。SMR115は、車両ECU300からの信号SRによって制御され、車両の走行時に閉状態(導通状態)となる。また、SMR115は、DC充電設備500による蓄電装置110の充電(以下「外部充電」と称する。)時にも閉状態となる。
PCU120は、電力線PL,NLに電気的に接続され、車両ECU300によって制御される。PCU120は、電力線PL,NLとモータ135との間で電力変換を行なう。PCU120は、たとえば、電力線PL,NLから直流電力を受けてモータ135を駆動するインバータや、インバータに供給される直流電圧のレベルを調整するコンバータ等を含んで構成される。
モータ135は、交流電動機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。モータ135は、PCU120に含まれるインバータによって駆動され、駆動輪150を駆動する。また、モータ135は、車両の制動時には、駆動輪150の回転力を受けて発電する。モータ135によって発電された電力は、PCU120を通じて蓄電装置110に蓄えられる。
車両100は、さらに、DCリレー160と、受電部170と、電圧センサ180と、車両ECU300とを含む。受電部170は、DC充電設備500から延びる充電ケーブル440の給電部410と接続可能に構成される。受電部170及び充電ケーブル440の給電部410の構成は特に限定されるものではないが、一例として、給電部410がコネクタによって構成され、受電部170は、充電ケーブル440のコネクタを嵌合可能なインレットによって構成される。
DCリレー160は、受電部170と電力線PL,NLとの間に設けられる。DCリレー160は、車両ECU300からの信号DCRによって制御され、DC充電設備500による外部充電時に閉状態(導通状態)に制御される。
電圧センサ180は、DCリレー160と受電部170との間の電力線対間の電圧V1を検出し、その検出値を車両ECU300へ出力する。
車両ECU300は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ(ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory))、各種信号を入出力するための入出力ポート等を含み(いずれも図示せず)、車両100における各種制御を実行する。代表的なものとして、車両ECU300は、所定の走行条件が成立すると、SMR115及びDCリレー160をそれぞれ閉状態及び開状態に制御するとともにPCU120を駆動させ、車両の走行制御を実行する。また、車両ECU300は、外部充電の実行が許可される所定の条件が成立すると、SMR115及びDCリレー160の双方を閉状態に制御する。これにより、DC充電設備500が蓄電装置110に電気的に接続され、DC充電設備500による蓄電装置110の充電が可能となる。
また、車両ECU300は、充電ケーブル440内に電力線とともに配設される通信線(図示せず)を通じてDC充電設備500の充電ECU550(後述)と通信可能に構成される。
DC充電設備500は、電力変換器510と、ダイオード520と、電圧センサ530,540と、充電ECU550と、操作スイッチ560とを含む。
電力変換器510は、充電ECU550によって制御され、系統電源(たとえばAC200V)から供給される交流電力を、車両100の蓄電装置110を充電するための直流電力に変換するように構成される。電力変換器510は、たとえば、コンバータ、インバータ、絶縁トランス、整流器等を含んで構成される。
ダイオード520は、電力変換器510と充電ケーブル440との間の電力線に設けられ、電力変換器510から充電ケーブル440への電流の流れを許容するとともに、充電ケーブル440から電力変換器510へ電流が流れるのを防止する。
電圧センサ530は、電力変換器510とダイオード520との間の電力線対間の電圧Voutを検出し、その検出値を充電ECU550へ出力する。電圧センサ540は、ダイオード520と充電ケーブル440の給電部410との間の電力線対間の電圧V2を検出し、その検出値を充電ECU550へ出力する。
操作スイッチ560は、ユーザが操作可能であり、ユーザ操作により変化する信号を充電ECU550へ出力する。この操作スイッチ560をユーザが操作することによって、外部充電を実行するための各種処理が開始される。
充電ECU550は、CPU、メモリ(ROM及びRAM)、各種信号を入出力するための入出力ポート等を含み(いずれも図示せず)、DC充電設備500における各種制御を実行する。
代表的なものとして、充電ケーブル440の給電部410が車両100の受電部170に接続された状態でユーザにより操作スイッチ560が操作されると、充電ECU550は、外部充電の実行に先立ってDC充電設備500の絶縁診断を実行する。具体的には、車両100のDCリレー160が開状態の下で、充電ECU550は、電力変換器510を制御することによって電力変換器510から電圧を出力させ、電圧センサ530,540の検出値等に基づいて、DC充電設備500において絶縁低下が生じていないか否かを診断する。
また、充電ECU550は、充電ケーブル440内に電力線とともに配設される通信線(図示せず)を通じて車両100の車両ECU300と通信可能に構成される。そして、上記の絶縁診断が正常に終了し、車両ECU300から給電開始信号を受信すると、充電ECU550は、蓄電装置110を充電するための充電電力をDC充電設備500が出力するように電力変換器510を制御する。
上記のようなDC充電システムにおいては、外部充電の開始にあたり、SMRが閉じた状態でDCリレーへ閉指令が与えられたときに、DCリレーとDC充電設備との間の電路の電圧を検出する電圧センサ(本実施の形態における電圧センサ180,540に相当するセンサ)が0Vを示した場合、DCリレーが開固着しているのか、それとも電圧センサが故障しているのかを特定することができない。
そこで、この実施の形態に従うDC充電システムにおいては、充電ケーブル440の給電部410が車両100の受電部170に接続された後、DC充電設備500において上述の絶縁診断が実行されている場合に(絶縁診断中はDCリレー160が開いた状態でDC充電設備500が電圧を出力する)、電圧センサ180,540の検出値が0Vを示すときは、電圧センサ180,540が故障しているものと判定される。そして、絶縁診断の実行中に電圧センサ180,540の検出値が0Vでない値を示した場合に(電圧センサ180,540は正常)、絶縁診断が終了して(DC充電設備500からの電圧出力は停止される。)DCリレー160が閉じられた後に電圧センサ180,540の検出値が0Vを示すときは、DCリレー160が開固着しているものと判定される。
これにより、DC充電設備500による外部充電の開始時に、DCリレー160が開固着しているのか、それとも電圧センサ180,540が故障しているのかを判定することができる。仮に、外部充電の開始後にDCリレー160及び電圧センサ180,540の診断を実行するものとすると、DC充電設備500の出力を一旦停止させたりDCリレー160を一旦開いたりする処理が必要となるところ、このDC充電システムによれば、外部充電の開始時に、DCリレー160が開固着しているのか、それとも電圧センサ180,540が故障しているのかを速やかに判定することができる。
図2は、図1に示した車両ECU300により実行される故障判定処理の手順を説明するフローチャートである。充電ケーブル440の給電部410が車両100の受電部170に接続され、DC充電設備500において操作スイッチ560がユーザにより操作されると、このフローチャートに示される一連の処理が開始される。
図2を参照して、車両ECU300は、DC充電設備500からの通信要求に従って、DC充電設備500の充電ECU550との通信を開始する(ステップS10)。なお、この実施の形態では、車両ECU300と充電ECU550との通信は、充電ケーブル440内に設けられる通信線を通じて行なわれるものとするが、車両100とDC充電設備500との双方に無線通信装置を設けて無線通信を行なってもよい。
DC充電設備500において操作スイッチ560がユーザにより操作されると、DC充電設備500において上述の絶縁診断が実行される。そして、車両ECU300は、DC充電設備500において絶縁診断を実行中であることを示す信号をDC充電設備500から受信する(ステップS20)。
上述のように、DC充電設備500における絶縁診断の実行中は、DC充電設備500が電圧を出力するところ(DCリレー160は開状態)、車両ECU300は、電圧センサ180から電圧V1の検出値を取得するとともに、DC充電設備500において電圧センサ540により取得される電圧V2の検出値をDC充電設備500(充電ECU550)から受信する(ステップS30)。
次いで、車両ECU300は、取得された電圧V1,V2が0V(実質的に0Vであればよい。)であるか否かを判定する(ステップS40)。電圧V1,V2が0Vであると判定されると(ステップS40においてYES)、DC充電設備500における絶縁診断の実行に伴ないDC充電設備500が電圧を出力しているにも拘わらず電圧V1,V2が0Vであることから、車両ECU300は、電圧センサ180,540が故障しているものと判定する(ステップS50)。そして、電圧センサ180,540が故障していることから、車両ECU300は、DC充電設備500による外部充電を不許可とする(ステップS60)。
一方、ステップS40において電圧V1,V2は0Vでないと判定されると(ステップS40においてNO)、車両ECU300は、電圧センサ180,540は正常であると判定する(ステップS70)。そして、車両ECU300は、DC充電設備500において絶縁診断が終了したことを示す信号をDC充電設備500から受信したか否かを判定する(ステップS80)。
上記の信号に基づきDC充電設備500において絶縁診断が終了したものと判定されると(ステップS80においてYES)、車両ECU300は、SMR115を閉じるとともに、DCリレー160を閉状態にするための信号DCRをDCリレー160へ出力する(ステップS90)。
次いで、車両ECU300は、電圧センサ180から電圧V1の検出値を取得するとともに、DC充電設備500において電圧センサ540により取得される電圧V2の検出値をDC充電設備500(充電ECU550)から受信する(ステップS100)。
そして、車両ECU300は、取得された電圧V1,V2が0V(実質的に0Vであればよい。)であるか否かを判定する(ステップS110)。電圧V1,V2が0Vであると判定されると(ステップS110においてYES)、SMR115を通じて蓄電装置110の電圧が印加されるはずであるにも拘わらず電圧V1,V2が0Vであることから、車両ECU300は、DCリレー160が開固着しているものと判定する(ステップS120)。その後、ステップS60へ処理が移行され、DC充電設備500による外部充電が不許可とされる。
一方、ステップS110において電圧V1,V2は0Vでないと判定されると(ステップS110においてNO)、車両ECU300は、DCリレー160は正常であると判定する(ステップS130)。その後、車両ECU300は、外部充電の開始を指示する信号をDC充電設備500の充電ECU550へ送信し、これにより外部充電が開始される(ステップS140)。
図3から図5は、図2に示した故障判定処理が実行されるときの、各電圧センサの検出値の挙動をケース毎に示した図である。
図3は、電圧センサ180,540及びDCリレー160が正常であるときの、各電圧センサの検出値の挙動を示した図である。図3において、電圧V1は、車両100の電圧センサ180の検出値であり、電圧V2,Voutは、それぞれDC充電設備500の電圧センサ540,530の検出値である(後述の図4,図5についても同様)。
図3を参照して、DC充電設備500の操作スイッチ560がユーザにより操作され、時刻t1において、DC充電設備500にて絶縁診断が開始される。上述のように、絶縁診断の実行中は、DC充電設備500から電圧が出力され、電圧Voutは非零の所定値となる。この例では、電圧センサ180,540は正常であるので、電圧V1,V2も非零の所定値となる(図2のステップS40においてNO)。
時刻t2において、DC充電設備500の電力変換器510が停止し、それに伴なって電圧Vout,V1,V2は0Vとなる。そして、時刻t3において絶縁診断が終了し、時刻t4において、車両100にてDCリレー160(及びSMR115)に開指令が出力される。この例では、DCリレー160は正常であるので、DCリレー160は開状態となり、電圧V1,V2は、非零の所定値となる(図2のステップS110においてNO)。
そして、DC充電設備500において非零の電圧V2が検出されると、DCリレー160(及び電圧センサ180,540)は正常である判断され(図2のステップS130)、DC充電設備500において電力変換器510が駆動されることにより電圧Voutに充電電圧が現われる。これにより外部充電が開始される。
図4は、電圧センサ180,540が故障しているときの、各電圧センサの検出値の挙動を示した図である。図4を参照して、時刻t1において、DC充電設備500にて絶縁診断が開始されると、電圧Voutは非零の所定値となる。しかしながら、この例では、電圧センサ180,540は故障しているので、電圧V1,V2は0Vのままである(図2のステップS40においてYES)。したがって、外部充電は不許可とされ(図2のステップS60)、その後にDCリレー160が閉状態にされることはない。
図5は、DCリレー160が開固着しているときの、各電圧センサの検出値の挙動を示した図である。図5を参照して、時刻t1において、DC充電設備500にて絶縁診断が開始されると、電圧Voutは非零の所定値となる。この例では、電圧センサ180,540は正常であるので、電圧V1,V2も非零の所定値となる(図2のステップS40においてNO)。
時刻t2において、DC充電設備500が停止し、それに伴なって電圧Vout,V1,V2は0Vとなる。そして、時刻t3において絶縁診断が終了し、時刻t4において、車両100にてDCリレー160(及びSMR115)に開指令が出力される。この例では、DCリレー160が開固着しているので、電圧V1,V2は0Vのままである(図2のステップS110においてYES)。したがって、外部充電は不許可とされ、その後にDC充電設備500において電力変換器510が駆動されることはなく、電圧Voutに充電電圧は現われない。
以上のように、この実施の形態によれば、DC充電設備500による外部充電の開始時に、DCリレー160が開固着しているのか、それとも電圧センサ180,540が故障しているのかを判定することができる。仮に、外部充電の開始後にDCリレー160及び電圧センサ180,540の診断を実行するものとすると、DC充電設備500の出力を一旦停止させたりDCリレー160を一旦開いたりする処理が必要となるところ、この実施の形態によれば、外部充電の開始時に、DCリレー160が開固着しているのか、それとも電圧センサ180,540が故障しているのかを速やかに判定することができる。
なお、上記の実施の形態においては、電圧センサ180,540をセットで故障判定するものとしたが、必ずしも電圧センサ180,540をセットで故障判定する必要はなく、電圧センサ180,540の一方を用いて故障判定処理及びそれによる電圧センサの故障診断を行なってもよい。
また、上記の実施の形態においては、図2に示した一連の処理は、車両100に搭載される車両ECU300において実行されるものとしたが、DC充電設備500に設けられる充電ECU550において実行されるものとしてもよい。その場合は、車両100の電圧センサ180による電圧V1の検出値等が車両ECU300から充電ECU550へ送信される。
なお、上記において、DCリレー160は、本開示における「開閉器」の一実施例に対応し、電圧センサ180,540の少なくとも一方は、本開示における「電圧センサ」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 車両、110 蓄電装置、115 SMR、120 PCU、135 モータ、150 駆動輪、160 DCリレー、170 受電部、180,530,540 電圧センサ、300 車両ECU、410 給電部、440 充電ケーブル、500 DC充電設備、510 電力変換器、520 ダイオード、550 充電ECU、560 操作スイッチ。

Claims (1)

  1. 直流電力を供給する直流充電設備によって充電される蓄電装置と、
    前記直流充電設備から前記直流電力を受けて前記蓄電装置へ出力するように構成された受電部と、
    前記受電部と前記蓄電装置との間の電路に設けられる開閉器と、
    前記開閉器と前記直流充電設備との間の電路の電圧を検出する電圧センサと、
    前記開閉器及び前記電圧センサの故障を判定するように構成された制御装置とを備え、
    前記直流充電設備は、前記直流充電設備が前記受電部に接続されると、前記開閉器が閉じられる前に電圧を出力して前記直流充電設備の絶縁診断を実行するように構成され、
    前記制御装置は、
    前記絶縁診断の実行中に前記電圧センサの検出値が零を示すときは、前記電圧センサが故障しているものと判定し、
    前記絶縁診断の実行中に前記電圧センサの検出値が非零を示した場合に、前記絶縁診断が終了して前記開閉器を閉じた後に前記検出値が零を示すときは、前記開閉器が開固着しているものと判定する、充電システム。
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