JP2017073888A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部充電の終了時等において外部電源と車両との間を確実に電気的に遮断状態にする。
【解決手段】ECUは、外部充電が終了している場合(S100にてYES)、スイッチSW2をオフ状態にする制御信号を送信するステップ(S102)と、電圧の印加状態が継続するか否かを判定するステップ(S104)と、電圧の印加状態が継続する場合に(S104にてYES)、放電リレーのいずれか一方の接点をオンするステップ(S106)とを含む、制御処理を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両外部の電源を用いた車載の蓄電装置の充電と車両外部の電気機器に対して電力を供給するための蓄電装置の放電とが可能な車両に関する。
特開2014−193088号公報(特許文献1)には、電動車両で使用可能な、外部充電および外部給電の双方を行なうことができる電力伝達ケーブルが開示される。この電力伝達ケーブルには、車両から遠隔コントロールされて外部電源と車両との間を電気的に遮断状態にするリレーが設けられる。この遠隔コントロールは、たとえば、外部充電の終了時等において車両と接続された信号線に出力される信号の電圧レベルが車両側によって設定されることによって行なわれる。
特開2014−193088号公報
しかしながら、車両と接続された信号線に出力される信号の電圧レベルを車両側に設けられる回路(たとえば、スイッチ等を用いた回路)の故障によって変更できない場合には、外部電源と車両との間を電気的に遮断状態にすることができない場合がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、外部充電の終了時等において外部電源と車両との間を確実に電気的に遮断状態にする車両を提供することである。
この発明のある局面に係る車両は、蓄電装置と、車両外部の外部電源の電力を蓄電装置に供給して蓄電装置を充電する外部充電を行なうための充電装置と、車両外部の電気機器に対して蓄電装置の電力を供給する外部給電を行なうための放電装置と、充電装置および放電装置の各々に接続され、電源および電気機器のいずれにも接続可能なインレットと、インレットと充電装置との間の電気的な接続状態を維持しつつ、インレットと放電装置とを電気的に遮断可能な位置に設けられる放電リレーと、放電リレーと放電装置とを接続する2つの電力線の間に設けられるコンデンサと、放電リレーの接点を導通状態および開放状態のうちのいずれか一方の状態に制御する制御装置とを備える。外部電源と、インレットとは、インレットから脱着可能な電力伝達ケーブルによって接続される。電力伝達ケーブルには、漏電を検出するための漏電検出装置と、外部電源と車両との間を電気的に遮断状態および導通状態のうちのいずれか一方の状態にするためのリレーと、制御装置に接続される信号線とが設けられる。リレーは、漏電が検出された場合および制御装置によって信号線に出力される信号の電圧レベルが予め定められた電圧レベルである場合のうちの少なくともいずれかの場合に、外部電源と車両との間を遮断状態にされる。制御装置は、スイッチを開状態にすることによって信号線に出力される信号の電圧レベルを予め定められた電圧レベルに設定する回路を含む。制御装置は、外部充電の終了時にスイッチが開状態になるように制御する制御信号を出力する場合、制御信号を出力した後に、リレーによって外部電源と前記車両との間が電気的に導通状態が維持されるときには、2つの電力線の各々に接続される放電リレーの2つの接点のうちのいずれか一方が導通状態になるように放電リレーを制御する。
この発明によると、スイッチが開状態になるように制御信号を出力した後に、リレーによって外部電源と車両との間が電気的に導通状態が維持される場合に、放電リレーの2つの接点のうちのいずれか一方が導通状態になるように放電リレーが制御されることにより放電リレーと放電装置とを接続する2つの電力線の間に設けられるコンデンサによって漏電状態となる。そのため、電力伝達ケーブルに設けられる漏電検出装置によって漏電状態が検出される場合には、電力伝達ケーブルに設けられるリレーによって外部電源と車両との間が電気的に遮断状態にされる。したがって、外部充電の終了時等において外部電源と車両との間を確実に電気的に遮断状態にする車両を提供することができる。
本実施の形態に係る車両に搭載される充電装置および放電装置の構成を示す図である。 本実施の形態におけるCCIDの構成を示す図である。 本実施の形態におけるECUの構成を示す図である。 本実施の形態におけるECUで実行される制御処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返されない。
図1は、本実施の形態に係る車両1に搭載される充電装置および放電装置の構成を示す図である。車両1は、たとえば、モータジェネレータ(図示せず)を駆動源とする電動車両である。車両1は、車両外部の系統電源(以下、外部電源と記載する)400から供給される電力でバッテリ70を充電することが可能である。また、車両1は、バッテリ70の電力を用いて車両1の外部の電気機器に放電することが可能である。
図1に示すように、車両1は、PCU(Power Control Unit)60と、バッテリ70と、インレット110と、ECU(Electronic Control Unit)200と、充電装置300と、放電装置350とを備える。
バッテリ70は、駆動源であるモータジェネレータを駆動するための電力を蓄える直流の蓄電装置であり、たとえば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等を含んで構成される二次電池である。バッテリ70の出力電圧は、たとえば200V程度である。なお、蓄電装置としては、再充電が可能な直流電源であればよく、たとえば、二次電池に代えてまたは加えてキャパシタ等が用いられてもよい。
PCU60は、システムメインリレー71を介してバッテリ70に接続される。PCU60は、ECU200からの制御信号によって制御され、バッテリ70とモータジェネレータとの間で電力変換を行なう。
インレット110は、外部電源400からの電力(以下「外部電力」という)を受けたり、あるいは、車両外部の電気機器に電力を供給したりするための電力インターフェースである。インレット110は、外部電源400に接続された充電プラグ410と接続可能に構成される。充電プラグ410と外部電源400とは、電力伝達ケーブル412によって接続される。電力伝達ケーブルには、CCID430(後述)が設けられる。
充電装置300は、外部電源400からの交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータである。図1を参照して、充電装置300の入力側は、電力線ACL1,ACL2を介してインレット110のACIH端子およびACIC端子に接続される。充電装置300の出力側は、充電用電力線ACLC1,ACLC2および充電リレー72を介してバッテリ70とPCU60とを接続する正極線PLおよび負極線NLに接続される。
充電装置300は、充電プラグ410がインレット110に接続され、充電リレー72の接点部分が導通状態である場合に、ECU200からの制御信号に基づいて、図2の破線矢印に示すように、インレット110に入力された外部電力(交流)をバッテリ70に充電可能な電力(直流)に変換してバッテリ70に出力する。すなわち、外部電力によってバッテリ70が充電される。以下の説明では、外部電力を用いてバッテリ70を充電することを「外部充電」という。
充電リレー72は、充電装置300の出力側とバッテリ70の正極線PLおよび負極線NLとを接続する2つの充電用電力線ACLC1,ACLC2に設けられる。充電リレー72は、ECU200からの制御信号に基づいて接点を開放状態にしたり、導通状態にしたりする。
ECU200は、たとえば、バッテリ70の外部充電を停止する場合に、充電装置300の作動を停止するとともに、充電リレー72の接点を開放状態にする。ECU200は、たとえば、バッテリ70の外部充電を実行する場合に、充電リレー72の接点を導通状態にするとともに充電装置300を作動させる。
本実施の形態において、充電装置300は、電力変換部302と、電圧センサ304とを含む。電力変換部302は、ECU200からの制御信号に応じて外部電源400からの交流電力を直流電力に変換する。電圧センサ304は、電力変換部302に供給される交流電力の電圧を検出する。電圧センサ304は、検出した電圧を示す信号をECU200に送信する。
放電装置350は、バッテリ70の直流電力を交流電力に変換するDC/ACコンバータである。放電装置350の入力側は、第2放電用電力線ACLD1,ACLD2を介してバッテリ70の正極線PLおよび負極線NLに接続される。放電装置350の出力側は、第1放電用電力線ACLB1,ACLB2、放電リレー73および電力線ACL1,ACL2を介してインレット110に接続される。
第1放電用電力線ACLB1の一方端は、電力線ACL1に接続され、他方端は、放電装置350の出力側に接続される。第1放電用電力線ACLB2の一方端は、電力線ACL2に接続され、他方端は、放電装置350の出力側に接続される。また、第1放電用電力線ACLB1,ACLB2は、途中で分岐し、ソケット64に接続される。
放電装置350は、インレット110に接続される電力線ACL1,ACL2を除き、充電装置300とは別経路の電力線を経由してインレット110とバッテリ70との間に接続される。
放電装置350は、電気機器が接続された外部給電用のアダプタ(図示せず)がインレット110に接続され、かつ、放電リレー73およびシステムメインリレー71の各々の接点部分が導通状態である場合に、ECU200からの制御信号に基づいてバッテリ70の電力(直流)を給電用の予め定められた電力(交流)に変換して電気機器に変換された電力を供給する。以下の説明では、バッテリ70の電力を交流電力に変換して車両1の外部の電気機器に供給することを「外部給電」という。
インレット110と放電装置350との間には、インレット110と充電装置300との間の電気的な接続状態を維持しつつ、インレット110と放電装置350とを遮断可能な位置に放電リレー73が設けられる。具体的には、放電リレー73は、第1放電用電力線ACLB1,ACLB2に介装され、ECU200からの制御信号S3に基づいて接点を開放状態にしたり、導通状態にしたりする。
ECU200は、たとえば、バッテリ70を用いた外部給電を停止する場合に、放電装置350の作動を停止するとともに、放電リレー73の接点を開放状態にする。ECU200は、たとえば、外部給電を実行する場合に、放電リレー73の接点を導通状態にするとともに放電装置350を作動させる。
本実施の形態において、放電装置350は、電力変換部352と、抵抗体354と、コンデンサ356とを含む。抵抗体354およびコンデンサ356は、電力変換部352と電力線ACL1,ACL2とを接続する第1放電用電力線ACLB1とACLB2との間に設けられる。本実施の形態においては、抵抗体354と、コンデンサ356とは、いずれも放電装置350に内蔵されるものとして説明するが、放電装置350とは別体で設けられてもよい。
コンデンサ356は、Xコンデンサである。コンデンサ356は、第1放電用電力線ACLB1,ACLB2間に接続される。コンデンサ358,360は、Yコンデンサである。コンデンサ358,360の一方端は、第1放電用電力線ACLB1,ACLB2にそれぞれ接続され、コンデンサ358,360の他方端は、グラウンドに接続される。コンデンサ356,358,360は、放電装置350から出力される交流電力のノイズを低減するために設けられる。抵抗体354は、コンデンサ356に蓄積された電荷を放電するための放電抵抗である。
システムメインリレー71、充電リレー72及び放電リレー73の各々の動作については、ECU200によって制御される。
インレット110は、車両1の側面等に配置され、上述したように、充電プラグ410および外部給電用のアダプタの接続が可能な形状に形成される。また、インレット110は、ACIH端子と、ACIC端子と、GND端子と、PISW端子と、CPLT端子とを含む。
充電プラグ410も、ACIH端子と、ACIC端子と、GND端子と、PISW端子と、CPLT端子とをそれぞれ含む(図示せず)。そのため、たとえば、充電プラグ410がインレット110に物理的に接続された場合、充電プラグ410のACIH端子と、ACIC端子と、GND端子と、PISW端子と、CPLT端子とは、インレット110のACIH端子と、ACIC端子と、GND端子と、PISW端子と、CPLT端子とそれぞれ物理的および電気的に接続される。外部給電用のアダプタも、少なくともACIH端子と、ACIC端子と、GND端子と、PISW端子とを有している。
CPLT端子は接続線を経由してECU200に接続される。PISW端子は、接続線を経由してECU200に接続される。GND端子には接地線が接続されている。ECU200は、CPLT端子を経由して充電プラグ410側の電力伝達ケーブル412の太さを示す信号を受信する。また、ECU200は、PISW端子を経由して充電プラグ410が接続されたか、外部給電用のアダプタが接続されたか、未接続の状態であるかを示す信号を受信する。
ECU200は、CPU(Central Processing Unit)(図3参照)およびメモリを内蔵し、当該メモリに記憶された情報や各種センサ等からの情報に基づいて所定の演算処理を実行する。ECU200は、その演算結果に基づいて車両1の各機器を制御する。
ECU200は、たとえば、ユーザが充電プラグ410をインレット110に接続する操作を行なった場合、放電リレー73の接点を開放状態にするとともに、充電リレー72の接点を導通状態にし、かつ、充電装置300を作動させることで、外部充電を行なう。外部充電によってバッテリ70が満充電状態になると(たとえば、SOC(State Of Charge)がしきい値を超えると)、ECU200は、外部充電が終了したと判定し、充電装置300を停止させ、かつ、充電リレー72の接点を開放状態として外部充電を終了させる。
ECU200は、たとえば、ユーザが外部給電用のアダプタをインレット110に接続する操作を行なった場合、充電リレー72の接点を開放状態にするとともに、放電リレー73の接点を導通状態にし、かつ、放電装置350を作動させることで、外部給電を行なう。車両1の外部にある電気機器のプラグがアダプタに接続された場合には、バッテリ70の電力が放電装置350において交流電力に変換され、変換された交流電力が放電リレー73、インレット110およびアダプタを経由して電気機器に供給される。これにより、電気機器は、車両1から供給される交流電力によって作動可能な状態になる。
また、ECU200は、CPLTの電位を変更することによってCCID430に内蔵するリレーを制御する。
図2にCCID430の構成を示す。図2に示すように、CCID430は、CCIDリレー450と、CCID制御部460と、コントロールパイロット回路470と、電磁コイル471と、漏電検出装置480と、電圧センサ481と、電流センサ482とを含む。
CCIDリレー450は、電力伝達ケーブル412に設けられる。CCIDリレー450は、コントロールパイロット回路470によって制御される。そして、CCIDリレー450が開放されているときは、電力伝達ケーブル412内で電路が遮断される。一方、CCIDリレー450が閉成されると、外部電源400から車両1へ電力が供給される。
コントロールパイロット回路470は、充電プラグ410およびインレット110を介してECU200へパイロット信号CPLTを出力する。このパイロット信号CPLTは、コントロールパイロット回路470からECU200へ電力伝達ケーブル412の定格電流を通知するための信号である。また、パイロット信号CPLTは、ECU200によって操作されるパイロット信号CPLTの電位に基づいて、ECU200からCCIDリレー450を遠隔操作するための信号としても使用される。そして、コントロールパイロット回路470は、パイロット信号CPLTの電位変化に基づいてCCIDリレー450を制御する。
CCID制御部460は、いずれも図示しないが、CPUと、記憶装置と、入出力バッファとを含み、各センサおよびコントロールパイロット回路470の信号の入出力を行なうとともに、電力伝達ケーブル412の充電動作を制御する。
コントロールパイロット回路470は、図示しない発振回路を含む。発振回路は、電圧センサによって検出されるパイロット信号CPLTの電位が規定の電位(たとえば、12V)のときは非発振の信号を出力し、パイロット信号CPLTの電位が上記の規定の電位から低下したとき(たとえば、9V)は、CCID制御部460により制御されて、規定の周波数(たとえば、1kHz)およびデューティサイクルで発振する信号を出力する。
なお、パイロット信号CPLTの電位は、ECU200によって操作される。また、デューティサイクルは、外部電源400から電力伝達ケーブル412を介して車両1へ供給可能な定格電流に基づいて設定される。
パイロット信号CPLTは、上述のようにパイロット信号CPLTの電位が規定の電位から低下すると、規定の周期で発振する。ここで、外部電源400から電力伝達ケーブル412を介して車両1へ供給可能な定格電流に基づいてパイロット信号CPLTのパルス幅が設定される。すなわち、この発振周期に対するパルス幅の比で示されるデューティによって、パイロット信号CPLTを用いてコントロールパイロット回路470から車両1のECU200へ定格電流が通知される。
なお、定格電流は、電力伝達ケーブル412毎に定められており、電力伝達ケーブル412の種類が異なれば定格電流も異なる。したがって、電力伝達ケーブル412毎にパイロット信号CPLTのデューティも異なることになる。
ECU200は、コントロールパイロット線を介して受信したパイロット信号CPLTのデューティに基づいて、電力伝達ケーブル412を介して車両1へ供給可能な定格電流を検知することができる。
ECU200によってパイロット信号CPLTの電位がさらに低下されると(たとえば、6V)、コントロールパイロット回路470は、電磁コイル471へ電流を供給する。電磁コイル471は、コントロールパイロット回路470から電流が供給されると電磁力を発生し、CCIDリレー450の接点を閉じて導通状態にする。
漏電検出装置480は、CCID430内部において電力伝達ケーブル412の途中に設けられ、漏電の有無を検出する。具体的には、漏電検出装置480は、対となるケーブルに互いに反対方向に流れる電流の平衡状態を検出し、その平衡状態が破綻すると漏電の発生を検知する。漏電検出装置480により漏電が検出されると、検出結果がCCID制御部460に送信される。CCID制御部460は、漏電検出装置480によって漏電が検出されると、電磁コイル471への給電が遮断されるようにコントロールパイロット回路470を制御する。電磁コイル471への給電が遮断されることによって、CCIDリレー450の接点が開放されて非導通状態となる。
電圧センサ481は、電力伝達ケーブル412の一方端のプラグがコンセントに差し込まれて外部電源400に接続されると、外部電源400から伝達される電源電圧を検知し、その検出値をCCID制御部460に送信する。また、電流センサ482は、電力伝達ケーブル412に流れる電流を検知し、その検出値をCCID制御部460に送信する。
図3に、車両1に搭載されるECU200の構成を示す。図3に示すように、ECU200は、CPU310と、抵抗回路320と、入力バッファ330とを含む。抵抗回路320は、パイロット信号CPLTの電位を変更するための回路である。抵抗回路320は、スイッチSW1,SW2と、図示しない複数のプルダウン抵抗とを含む。スイッチSW1,SW2は、CPU310からの制御信号S1,S2に従って導通または非導通に制御される。スイッチSW1,SW2は、たとえば、機械式接点であってもよいしトランジスタ等の半導体が用いられてもよい。CPU310は、スイッチSW1,SW2の双方がオフ状態となる第1状態と、スイッチSW1がオン状態であって、かつ、スイッチSW2がオフ状態である第2状態と、スイッチSW1,SW2の双方がオン状態となる第3状態とのうちのいずれかの状態を選択する。第1状態が選択される場合と、第2状態の状態が選択される場合と、第3状態が選択される場合とで、CPLT信号の電位が異なる。そのため、CPU310は、第1状態、第2状態および第3状態のうちのいずれか一つを選択することによってCPLT信号の電位を変更する。本実施の形態においては、CPU310は、たとえば、充電プラグ410がインレットに非接続状態である場合には、第1状態を選択し、充電プラグ410がインレットに接続され、かつ、充電が開始されていない状態である場合には、第2状態を選択し、充電を開始する場合に第3状態を選択する。なお、CPU310は、充電を終了する場合に、第2状態を選択する。
入力バッファ330はコントロールパイロット線のパイロット信号CPLTを受け、その受けたパイロット信号CPLTをCPU310に出力する。CPU310は、入力バッファ330から、パイロット信号CPLTを受ける。CPU310は、パイロット信号CPLTの発振状態およびデューティサイクルを検知することによって、電力伝達ケーブル412の定格電流を検出する。
CPU310は、パイロット信号CPLTの発振状態に基づいて、スイッチSW1,SW2を制御することによって、パイロット信号CPLTの電位を変更する。これによって、CPU310は、CCIDリレー450を遠隔操作することができる。
本実施の形態においては、たとえば、第2状態が選択されることによってパイロット信号CPLTの電位が9Vに変更され、第3状態が選択されることによってパイロット信号CPLTの電位が6Vに変更される。パイロット信号CPLTの電位が6Vになる場合に、CCIDリレー450の接点は閉じられるため、充電の開始が可能となる。一方、パイロット信号CPLTの電位が9Vである場合、CCIDリレー450の接点は開かれるため、外部電源400と車両1との間が電気的に遮断状態になる。
以上のような構成を有する車両1において、外部電源400を用いた充電の終了時において、車両1と接続された信号線に出力される信号の電圧レベル(電位)をECU200の抵抗回路320の故障によって変更できない場合には、外部電源400と車両1との間を電気的に遮断状態にすることができない場合がある。
より具体的には、外部電源400を用いた充電の終了時において、抵抗回路320が第3状態から第2状態に切り替えられる場合、スイッチSW2がオン故障(オン状態のまま固着)していると、第3状態から第2状態に切り替えることができない場合がある。その結果、CPLTの電位を6Vから9Vに変更することができないため、CCIDリレー450の接点を開放することができないため、外部電源400と車両1との間を電気的に遮断状態にすることができない場合がある。
そこで、本実施の形態においては、ECU200が、外部充電の終了時にスイッチSW2に対してオフ状態になるように制御信号S2を送信したにも関わらず、CCIDリレー450によって外部電源400と車両1との間が電気的に導通状態が維持されるときには、2つの電力線ACLB1,ACLB2の各々に接続される放電リレー73の2つの接点のうちのいずれか一方が導通状態になるように放電リレーを制御するものとする。
このようにすると、放電リレー73と放電装置350とを接続する2つの電力線の間に設けられるコンデンサ356によって漏電状態となる。そのため、電力伝達ケーブル412に設けられる漏電検出装置480によって漏電状態が検出される場合には、電力伝達ケーブル412に設けられるCCIDリレー450によって外部電源400と車両1との間を電気的に遮断状態にすることができる。
図4を参照して、本実施の形態に係る車両1に搭載されたECU200で実行される制御処理について説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する)100にて、ECU200は、外部充電が終了したか否かを判定する。ECU200は、たとえば、外部充電中においてバッテリ70のSOCがしきい値以上となる満充電状態になる場合に、外部充電が終了したと判定する。外部充電が終了したと判定される場合(S100にてYES)、処理はS102に移される。もしそうでない場合(S100にてNO)、この処理は終了する。
S102にて、ECU200は、スイッチSW2がオフ状態になるようにスイッチSW2に対して制御信号S2を送信する。S104にて、ECU200は、外部電源400から車両1に対して電圧の印加状態が継続するか否かを判定する。たとえば、電圧センサ304の検出結果に基づいて外部電源400から車両1に対して電圧の印加状態が継続するか否かを判定してもよい。ECU200は、たとえば、電圧センサ304の検出結果から外部電源400から交流電圧が印加されている状態が予め定められた時間以上継続する場合に、電圧の印加状態が継続すると判定する。電圧の印加状態が継続すると判定される場合(S104にてYES)、処理はS106に移される。もしそうでない場合(S104にてNO)、この処理は終了する。S106にて、ECU200は、放電リレー73がオン状態になるように放電リレー73に対して制御信号S3を送信する。なお、本実施の形態においては、放電リレー73に含まれる2つの接点のうちのいずれか一方の接点(具体的には、第1放電用電力線ACLB1に接続される接点)をオン状態にするものとする。
以上のような構造およびフローチャートに基づく本実施の形態に係る車両1に搭載されたECU200の動作について説明する。
たとえば、バッテリ70に対して外部電源400を用いた充電中である場合を想定する。このとき、抵抗回路320においては、第3状態が選択されており、スイッチSW1,SW2の双方がオン状態となる。また、外部充電中にスイッチSW2がオン故障した場合を想定する。
バッテリ70が満充電状態になるなどして外部電源400を用いた充電が終了する場合には(S100にてYES)、ECU200のCPU310は、スイッチSW2をオフ状態にする制御信号を送信する(S102)。
スイッチSW2がオン故障によってオフ状態にならないため、パイロット信号CPLTの電位が6Vから第2状態に対応する9Vに上昇しないため、CCIDリレー450の接点が導通状態となる。その結果、外部電源400から車両1に対して交流電圧が印加された状態が継続されることとなる(S104にてYES)。そのため、放電リレー73の2つの接点のうちのいずれか一方の接点が導通状態になる(S106)。
放電リレー73の2つの接点のうちの第1放電用電力線ACLB1に接続される接点が導通状態になることにより、第1放電用電力線ACLB1を経由してコンデンサ356に電流が流れる。コンデンサ356に蓄えられる電力は抵抗体354によって消費される。そのため、漏電が生じることとなる。漏電検出装置480においてACL1側のみ電流が生じることが検出されることによって車両1の漏電が検出されると、CCIDリレー450の接点は開放状態になるように制御される。その結果、外部電源400と車両1との間が電気的に遮断状態になる。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両1によると、外部充電の終了時にスイッチSW2がオフ状態になるように制御信号を送信しても、CCIDリレー450によって外部電源400と車両1との間が電気的に遮断状態にならない場合には、放電リレー73の接点が導通状態になるように放電リレー73が制御される。これにより、放電リレー73と放電装置350とを接続する2つの電力線の間に設けられるコンデンサ356によって漏電状態となる。そのため、電力伝達ケーブル412に設けられる漏電検出装置480によって漏電状態が検出される場合には、電力伝達ケーブル412に設けられるCCIDリレー450によって外部電源400と車両1との間が電気的に遮断状態にされる。したがって、外部充電の終了時等において外部電源と車両との間を確実に電気的に遮断状態にする車両を提供することができる。
以下、変形例について記載する。
上述の実施の形態においては、車両1が電動車両であることを一例に説明したが、車両1は、特に、電動車両に限定されるものではなく、モータジェネレータに加えて駆動用または発電用のエンジンを搭載したハイブリッド車両であってもよい。
さらに、上述の実施の形態においては、放電リレー73をオン状態にする場合に、放電リレー73の2つの接点のうちの第1放電用電力線ACLB1に接続される接点を導通状態にする場合を一例として説明したが、たとえば、第1放電用電力線ACLB2に接続される接点を導通状態にしてもよい。あるいは、放電リレー73の2つの接点を導通状態にするタイミングを漏電検出装置480において漏電が検出できる程度に異なるタイミングにしつつ、双方を導通状態にしてもよい。
上述の実施の形態においては、システムメインリレー71および充電リレー72は、正極側および負極側に1つずつリレーを設ける場合を説明したが、たとえば、システムメインリレー71および充電リレー72の正極側のリレーおよび負極側のリレーには、プリチャージ用のリレーを追加的に設けてもよい。
上述の実施の形態においては、Xコンデンサであるコンデンサ356と、Yコンデンサであるコンデンサ358,360とが設けられるものとして説明したが、たとえば、コンデンサ356,358,360のうちYコンデンサであるコンデンサ358,360のみが設けられるようにしてもよい。
なお、上記した変形例は、その全部または一部を組み合わせて実施してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、64 ソケット、70 バッテリ、71 システムメインリレー、72 充電リレー、73 放電リレー、110 インレット、300 充電装置、302,352 電力変換部、304,481 電圧センサ、320 抵抗回路、330 入力バッファ
350 放電装置、354 抵抗体、356 コンデンサ、400 外部電源、410 充電プラグ、412 電力伝達ケーブル、450 CCIDリレー、460 CCID制御部、470 コントロールパイロット回路、471 電磁コイル、480 漏電検出装置、482 電流センサ。

Claims (1)

  1. 蓄電装置と、
    車両外部の外部電源の電力を前記蓄電装置に供給して前記蓄電装置を充電する外部充電を行なうための充電装置と、
    前記車両外部の電気機器に対して前記蓄電装置の電力を供給する外部給電を行なうための放電装置と、
    前記充電装置および前記放電装置の各々に接続され、前記電源および前記電気機器のいずれにも接続可能なインレットと、
    前記インレットと前記充電装置との間の電気的な接続状態を維持しつつ、前記インレットと前記放電装置とを電気的に遮断可能な位置に設けられる放電リレーと、
    前記放電リレーと前記放電装置とを接続する2つの電力線の間に設けられるコンデンサと、
    前記放電リレーの接点を導通状態および開放状態のうちのいずれか一方の状態に制御する制御装置とを備え、
    前記外部電源と、前記インレットとは、前記インレットから脱着可能な電力伝達ケーブルによって接続され、
    前記電力伝達ケーブルには、漏電を検出するための漏電検出装置と、前記外部電源と前記車両との間を電気的に遮断状態および導通状態のうちのいずれか一方の状態にするためのリレーと、前記制御装置に接続される信号線とが設けられ、
    前記リレーは、前記漏電が検出された場合および前記制御装置によって前記信号線に出力される信号の電圧レベルが予め定められた電圧レベルである場合のうちの少なくともいずれかの場合に、前記外部電源と前記車両との間を前記遮断状態にされ、
    前記制御装置は、スイッチを開状態にすることによって前記信号線に出力される信号の電圧レベルを前記予め定められた電圧レベルに設定する回路を含み、
    前記制御装置は、前記外部充電の終了時に前記スイッチが開状態になるように制御する制御信号を出力する場合、前記制御信号を出力した後に、前記リレーによって前記外部電源と前記車両との間が電気的に導通状態が維持されるときには、2つの前記電力線の各々に接続される前記放電リレーの2つの接点のうちのいずれか一方が前記導通状態になるように前記放電リレーを制御する、車両。
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