JP2018129196A - セラミックヒータの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】RF電極等の電極の厚みが大きな場合でも、好適にセラミックヒータを製造することができるセラミックヒータの製造方法を提供すること。【解決手段】セラミックヒータの製造方法では、セラミックグリーンシート51を積層した第1積層体59の表面に電極パターン61を形成する。その第1積層体59の外周を囲むように型枠65を配置し、その型枠65内にセラミックスラリー63を流し込んで電極パターン61等の表面を覆う。その後、乾燥した第2積層体を焼成してセラミックヒータを作製することで、厚みの大きなRF電極の周囲に隙間なくセラミックスラリー63を充填でき、焼成の際にクラック等の破損が生じにくくなる。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば、半導体ウェハ等の被加工物を加熱できるセラミックヒータの製造方法に関する。例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition:化学的気相成長法)、PVD(Physical Vapor Deposition:物理的気相成長法)、ALD(Atomic Layer Deposition:原子層堆積法)等によって、加工を行う場合に利用できるセラミックヒータの製造方法に関する。
従来、半導体製造装置では、半導体ウェハ(例えばシリコンウェハ)に対して、ドライエッチング処理(例えばプラズマエッチング)や成膜処理など各種の処理が行われている。
これらの処理を行う場合には、半導体ウェハを保持して加熱するために、内部に発熱体を備えた平板形状のセラミックヒータが用いられている。
この種のセラミックヒータとしては、発熱体に加えて、プラズマを発生するための高周波電極(RF電極)を備えた例えばCVDヒータが知られている。
このようなセラミックヒータを製造する技術としては、セラミックの粉末材料内に電極を配置してホットプレスする方法(ホットプレス法)、セラミックグリーンシート上に電極を形成し、積層して焼成する方法(シート積層法)などが知られている(特許文献1参照)。
さらに、フィルム上に電極を形成し、その上にスラリーを流し込んでセラミックグリーンシートを作製し、その後、フィルムを剥がして、セラミックグリーンシート同士を積層する技術も開示されている(特許文献2参照)。
特開2004−296254号公報 特開2009−208459号公報
ところで、例えばCVDヒータを用いて好適に成膜処理等を行うためには、十分にプラズマを発生させることが望ましいので、その方法として、RF電極に大きな電力を供給することが考えられる。
しかしながら、RF電極の厚みが従来のように薄い場合には、抵抗が大きいので、大きな電力を印加するとRF電極自体が発熱して、CVDヒータの平面方向における温度分布が均一でなくなる恐れがある。即ち、平面における均熱性が低下する恐れがある。
この対策として、RF電極の厚みを大きくすること(即ち厚くすること)が考えられるが、厚みが大きなRF電極を備えたCVDヒータを製造することは容易ではない。
例えば、ホットプレス法でCVDヒータを製造する場合には、粉末材料中にRF電極となる金属箔を配置することが考えられるが、粉末充填の制御が難しく、焼成後にはRF電極の平面度が悪くなることがある。
なお、RF電極の平面度が悪くなると、RF電極表面とヒータ表面との距離が場所(即ち平面方向における位置)によってばらつくので、プラズマの発生状態も場所によって不均一になり、その結果、好適な成膜処理等ができない恐れがある。
また、例えば、シート積層法でCVDヒータを製造する場合には、RF電極の厚みが大きいと、RF電極を両側から挟むセラミックグリーンシートの間に隙間が生じることがある。そして、隙間が大きい場合には、焼成時にその隙間からクラックが発生して破損等が発生することがある。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、例えばRF電極等の電極の厚みを大きくした場合でも、好適にセラミックヒータを製造することができるセラミックヒータの製造方法を提供することにある。
(1)本発明の第1局面は、セラミック基板の内部に、通電により発熱する発熱体と電圧が印加される電極とを備えたセラミックヒータの製造方法に関するものである。
このセラミックヒータの製造方法は、第1工程にて、セラミックグリーンシートに、発熱体となる発熱パターンを形成した後に、他のセラミックグリーンシートを発熱パターンが形成されたセラミックグリーンシートに積層して第1積層体を作製する。
第2工程では、第1積層体の表面に、電極となる電極パターンを形成する。
第3工程では、第1積層体の平面方向における外周を囲むように枠体を配置し、枠体内にセラミックスラリーを流し込んで、電極パターンの表面と電極パターンの周囲の第1積層体の表面とをセラミックスラリーで覆う。
第4工程では、セラミックスラリーを乾燥させて被覆層を形成することにより、第1積層体上に電極パターンおよび被覆層が形成された第2積層体を作製する。
第5工程では、第2積層体を焼成して、セラミック基板の内部に発熱体と電極とを備えたセラミックヒータを作製する。
このように、本第1局面では、セラミックグリーンシートを積層した第1積層体の表面に電極パターンを形成し、その第1積層体の外周を囲むように枠体を配置し、その枠体内にセラミックスラリーを流し込んで電極パターン等の表面を覆い、その後乾燥した第2積層体を焼成してセラミックヒータを作製する。
従って、この製造方法では、厚みの大きな電極の周囲に隙間なくセラミックスラリーを充填できるので、焼成の際にクラック等の破損が生じにくいという顕著な効果を奏する。
また、本第1局面は、ホットプレス法のような粉末充填ではなく、スラリー充填を採用しているので、焼成後の電極の平面度が小さい(即ち凹凸が少なく平坦である)という利点がある。
(2)本発明の第2局面では、セラミックスラリーの溶媒は、電極パターンを形成する電極材料の溶媒よりも、電極材料を溶解しにくいものである。
本第2局面では、セラミックスラリーの溶媒として、電極パターンを形成する電極材料の溶媒よりも電極材料を溶解しにくいものを用いるので、電極パターン(従って焼成後の電極)の形状を損ないにくいという利点がある。
なお、セラミックスラリーの溶媒は、電極材料の溶媒に応じて選択できる。例えば電極材料の溶媒がテルピオネールである場合には、それよりも電極材料を溶解しにくい例えばジイソブチルケトン、水を採用できる。
(3)本発明の第3局面では、電極は、高周波の電圧が印加される高周波電極である。
本第3局面は、電極の好適な用途を例示している。
なお、高周波としては、例えば13.56MHzから60.00MHzの範囲が挙げられる。
(4)本発明の第4局面では、電極の厚みは、発熱体の厚みより大である。
本第4局面は、電極の好適な厚みを例示している。この構成により、発熱体以外の電極が異常な発熱をせずに均熱性に優れ、焼成時の収縮差により剥離や亀裂が発生することを抑制できるという利点がある。
(5)本発明の第5局面では、電極の厚みは、50μm以上である。
本第5局面は、電極の好適な厚みを例示している。電極が例えば高周波電極である場合には、高周波電極の厚みを大きく(即ち50μm以上と)することにより、低抵抗にできるので、高周波電極の発熱を抑制して、大きな電力を印加することができる。それにより、十分にプラズマを発生させて、好適に成膜処理等を行うことができる。
なお、この厚みとは、電極の厚みのうち最小値を指す。すなわち、電極の厚みの最小値を50μm以上とすることが好ましい。
(6)本発明の第6局面では、電極の平面度は、100μm以下である。
本第6局面は、電極の好適な平面度を例示している。電極の平面度が小さな場合(即ち100μm以下の場合)には、セラミックヒータの表面と電極の表面との距離がほぼ一定である。そのため、例えば高周波電極の場合には、平面方向において、プラズマの発生状態の均一化が可能であるので、プラズマによる加工性(例えば成膜性)が向上する。
ここで、平面度とは、JIS B 0621で規定されるものである。
<以下に、本発明の各構成について説明する>
・セラミック基板に含まれるセラミックとしては、窒化アルミニウム、酸化アルミニウム、酸化イットリウム等を主成分(セラミック中で50質量%以上)とする材料が挙げられる。
なお、前記主成分以外に、例えば希土類化合物を添加することもできる。この希土類化合物としては、希土類元素の化合物、例えばイットリウム(Y)、ランタン(La)、イッテルビウム(Yb)、セリウム(Ce)の化合物(例えばフッ化物、硝酸塩や塩化物)が挙げられる。その他、アルカリ土類金属の化合物、例えばカルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)の化合物(例えば酸化物、水酸化物、フッ化物、硝酸塩、炭酸塩、炭化物)が挙げられる。
・セラミックグリーンシートとは、セラミックを主成分とする材料から形成された未焼成のセラミックシート(セラミック生シート)のことを示している。
・セラミックスラリーとは、セラミックを主成分とする材料から形成された泥漿(スラリー)である。
・セラミックグリーンシートとセラミックスラリーとは、同じセラミックを主成分とするのが好ましい。
・電極は、例えば高周波電極(RF電極)のように、電源(電力供給源)に接続されて電力が供給される電極(電圧が印加される電極)であり、この電極の構成としては、タングステン、モリブデン等が挙げられる。
・電極の厚みは、50μm以上が高出力における耐久性等の点で好ましいが、50μm〜300μmの範囲のものを採用できる。
・電極パターンとは、セラミックグリーンシートに配置された電極の材料(例えばペースト状の材料)からなるパターン(未焼成の層)であり、焼成後に電極となるものである。なお、電極パターンは、例えばペースト状の材料を用いて1回又は複数回の印刷や塗布等によって形成したり、伸縮可能なメッシュ状の金属材料を載置して形成できる。
・発熱体は通電により発熱する部材であり、発熱体の材料としては、タングステン、タングステンカーバイド、モリブデン、モリブデンカーバイド、タンタル、白金等が挙げられる。
・発熱体の厚みとしては、5μm〜30μmの範囲を採用できる。発熱体が線状である場合には、その平面視(厚み方向から見た場合)での幅(線幅)としては、0.5mm〜3mmの範囲を採用できる。
・発熱パターンとは、セラミックグリーンシートに配置された発熱体の材料(例えばペースト状の材料)からなるパターン(未焼成の層)であり、焼成後に発熱体となるものである。なお、発熱パターンは、例えばペースト状の材料を用いて印刷や塗布等によって形成できる。
・焼成条件としては、焼成温度(例えば1400℃〜1900℃)、焼成雰囲気(例えば大気、窒素)が挙げられる。
・平面方向とは、セラミック基板の厚み方向と垂直な方向である。
実施形態のセラミックヒータを示す斜視図である。 実施形態のセラミックヒータを軸線方向に沿って破断した状態を示す断面図である。 (a)はRF電極の形状を示す平面図、(b)は第2基板部内の発熱体の形状を示す平面図である。 セラミックヒータの製造方法を示し、(a)はシート積層法による第1積層体の作製方法を示す説明図、(b)はスラリー充填による第2積層体の作製方法等を示す説明図である。 セラミックヒータの製造方法を示し、(a)は支持部の作製方法を示す説明図、(b)は保持部と支持部との接合方法を示す説明図である。 セラミックヒータが4つの加熱ゾーンを有する場合の各加熱ゾーンや部分発熱体の配置を示す平面図である。 比較例1のセラミックヒータを軸線方向に沿って破断した状態を示す断面図である。
以下に、本発明の実施形態のセラミックヒータの製造方法を説明する。
[1.実施形態]
[1−1.構成]
まず、実施形態のセラミックヒータの製造方法によって製造されるセラミックヒータの構成について説明する。
ここでは、セラミックヒータとして、半導体(例えば半導体ウェハ)の製造に用いられる半導体製造用部品、具体的にはプラズマ加工に用いられるプラズマ加工用部品を例に挙げる。詳しくは、CVD(プラズマCVD)を実施する際に使用される加熱装置であるセラミックヒータ(いわゆるCVDヒータ)を例に挙げて説明する。
図1に示す様に、実施形態のセラミックヒータ1は、CVDによって半導体ウェハ3を加工する際に、半導体ウェハ3を収容したチャンバー(図示せず)内に配置されるものであり、半導体ウェハ3を載置(搭載)して加熱する装置である。なお、セラミックヒータ1の半導体ウェハ3の搭載面(第1主面S1)の構造等は簡易化してある(以下同様)。
このセラミックヒータ1は、円盤形状(板状)の保持部(即ち保持体であるセラミック基板)5と円筒形状の支持部(即ち支持体であるシャフト)7とを備えており、支持部7は、保持部5の後端側(図1の下側である第2主面S2側)にて、保持部5と同軸に接合されている。この保持部5と支持部7とは、主として、窒化アルミニウムを主成分とし、例えばイットリア等の希土類化合物を含む窒化アルミニウム焼結体から形成されている。
以下、各構成について説明する。なお、以下では、図1の上方をセラミックヒータ1の先端側と称し、図1の下方を後端側と称する。
<保持部5>
図2に示すように、保持部5は、先端側に半導体ウェハ3を搭載する搭載面である第1主面S1を有するとともに、後端側に第2主面S2を有しており、第1主面S1の外周と第2主面S2との外周をつなぐように円筒状の側面13を有している。
この保持部5は、先端側の円盤形状の第1基板部15と後端側の円盤形状の第2基板部17とが、重ね合わせられたような一体の構成を有している。
保持部5の内部、即ち第1基板部15の第2基板部17側(即ち図2の下方)には、高周波電極であるRF電極19(図3(a)の斜線部分参照)が配置されている。詳しくは、第1基板部15には、第1基板部15の厚み方向(図2の上下方向)と垂直の平面方向に広がるように、厚み方向から見た平面視で、例えば円盤形状のRF電極19が、第1基板部15と同軸に配置されている。
このRF電極19は、例えばタングステン又はモリブデンからなり、その厚みは50μm以上である。具体的には、50μm〜200μmの範囲内の例えば100μmである。なお、この厚みは、最小値が50μm以上である。また、RF電極19の平面度は100μm以下である。
一方、第2基板部17の内部には、平面方向に広がるように、平面視で、3つに分離された線状の部分発熱体Hからなる発熱体21が配置されている。
詳しくは、図3(b)に示すように、第2基板部17(従って保持部5)は、平面視で同心円状に3つに区分された加熱ゾーンKZ(KZ1、KZ2、KZ3)を備えている。各加熱ゾーンKZには、各加熱ゾーンKZの形状に合わせて形成された各部分発熱体H(H1、H2、H3)が配置されている。
この発熱体21は、例えばタングステンからなり、その厚みは例えば20μm、線幅は例えば1mmである。この発熱体21の厚みは、RF電極19の厚みより小である(即ちRF電極19より薄い)。
また、前記図2に示すように、第2基板部17の内部には、発熱体21の各部分発熱体Hとそれぞれ電気的に接続されたビア23や配線層25が設けられている、このビア23や配線層25は、第2基板部17の第2主面S2に形成された受電電極(電極パッド)27に電気的に接続されている。
保持部5の第2主面S2側には、第2主面S2からRF電極19に到る第1孔部31と第2主面S2から保持部5の内部に到る第2孔部33が設けられている。第1孔部31には、RF電極19に電力を供給するRF端子(電極端子)35が配置され、第2孔部33には、温度を検出する熱電対37が配置されている。
さらに、保持部5の第2主面S2に設けられた電極パッド27には、発熱体21に電力を供給するヒータ端子39が接続されている。
なお、保持部5の内部には、表面等に開口するガス流路41(図1参照)が形成されている。このガス流路41は、例えばパージガス(即ち半導体ウェハ3の加工中に半導体ウェハ3が第1主面S1に接合しないように供給されるガス)等のガスが流される流路である。
<支持部7>
図2に示すように、支持部7は、例えば窒化アルミニウムを主成分とする材料からなる窒化アルミニウム焼結体であり、上述したように、保持部5の後端側(即ち第2主面S2)に同軸に接合されている円筒形状の部材である。
また、支持部7の中心孔43には、上述したRF端子35、熱電対37、ヒータ端子39の後端側が配置されている。
なお、保持部5と支持部7とは、例えば拡散接合によって接合されるが、それ以外に、例えばろう付け等の方法によって接合されていてもよい。
[1−2.製造方法]
次に、セラミックヒータ1の製造方法について説明する。
<シート積層法による第1積層体の作製工程>
最初に、図4(a)に示すように、シート積層法による第1積層体59等の作製方法(第1工程)について説明する。
まず、窒化アルミニウム粉末100重量部に、酸化イットリウム(Y)粉末1重量部とアクリル系バインダ20重量部と、分散剤及び可塑剤を適量加えた混合物に、溶媒としてトルエン等の有機溶剤を加え、ボールミルにて24時間混合し、グリーンシート用スラリーを作製した。
このスラリーを用いて、キャスティング装置で、スラリーをシート状に成形し、乾燥させてセラミックグリーンシート(以下、グリーンシートと記す)51を作製した。
また、タングステンやモリブデン等の粉末と、窒化アルミニウム粉末と、アクリル系バインダと、溶媒としてテルピネオール等の有機溶剤を混合したメタライズペースト(金属ペースト)53を作製した。
そして、このメタライズペースト53を用いて、所定の(発熱体21を設ける)グリーンシート51上に、メタライズ層である発熱体21となる発熱パターン55を印刷した。同様に、所定の(配線層25を設ける)グリーンシート51には、メタライズ層である配線層25となる配線パターン(図示せず)を印刷した。
また、所定の(ビア23を設ける)グリーンシート51には、ビア23となる貫通孔(図示せず)を設け、その貫通孔にメタライズペースト53を充填した。さらに、所定の(第1孔部31や第2孔部33を設ける)グリーンシート51には、第1孔部31や第2孔部33となる貫通孔57を形成した。
なお、ガス流路41となる部分(図示せず)については、グリーンシート51の対応する箇所に、溝や空間や貫通孔等を形成しておけばよい。
次に、これらのグリーンシート51を、複数枚(例えば20枚)圧着した。そして、必要に応じて外周を切断して、厚み約8mmの(第2基板部17となる)グリーンシート積層体(即ち第1積層体)59を作製した。
次に、第1積層体59の表面に、RF電極19となる円形の電極パターン61を形成した(第2工程)。詳しくは、上述したメタライズペーストを用いて、1回又は複数回(例えば2回又は3回)同じ個所に印刷を行い、電極パターン61を形成した。
なお、電極パターン61の厚みは、焼成後にRF電極19の厚みが例えば50μm〜200μm程度の厚みとなるように、例えば75μm〜400μmの厚みとなるようにすればよい。なお、1回の印刷の厚みとしては、例えば50μm以上が好ましい。
次に、マシニングによって、第1積層体59の周囲を切削加工して、円盤形状の成形体60を作製した。
<スラリー充填工程>
ここでは、まず、セラミックスラリー(充填用スラリー)63(図4(b)参照)を作製する。
具体的には、窒化アルミニウム粉末100重量部に、酸化イットリウム(Y)粉末1重量部と、水性のウレタンエマルジョン20重量部と、分散剤、PH調整剤を適量加えた混合物に、溶媒として純水を加え、ボールミルにてガス抜きのため間欠的に一晩混合して、セラミックスラリー63を作製した。
なお、このセラミックスラリー63の溶媒(ここでは水)は、電極パターン61を形成する電極材料(メタライズペースト)の溶媒(テルピネオール等の有機溶剤)よりも、電極材料を溶解しにくいものである。
次に、図4(b)に示すように、円盤形状の成形体60を、成形体60よりやや大きい内径を持つ型枠65内に設置し、その型枠65中にセラミックスラリー63を高さ5mm程度になるように注入した(第3工程)。すなわち、セラミックスラリー63によって、電極パターン61の表面と電極パターン61の周囲の第1積層体59の表面とを覆った。
<第2積層体の作製工程>
そして、その状態にて室温で一晩放置後に、型枠65ごと恒温槽にて120℃まで1℃/min以下で昇温し、24時間以上保持して乾燥した。
これによって、セラミックスラリー63が乾燥して被覆層67となる。つまり、成形体60上に被覆層67が積層された第2積層体69が得られる(第4工程)。
<焼成工程>
次に、第2積層体69を型枠65から取り出し、窒素中550℃で12時間脱脂し、脱脂体(図示せず)を得た。
そして、この脱脂体を、カーボン炉71の窒化アルミニウムさや内に入れ、窒素中常圧にて、例えば1900℃で4時間焼成し、焼成体(焼結体)73を作製した(第5工程)。
次に、焼成体73の表面を加工(研磨)して、目的とする寸法(直径330mm×厚み5mm)の部材(即ち保持部5)を作製した。
なお、保持部5のうち第1主面S1は、ラッピング加工を行い、表面粗さはRaで0.2μm以下とし、平面度は5μm以下とした。
<支持部の作製方法>
次に、図5(a)に示すように、支持部7の作製方法について説明する。
まず、窒化アルミニウム粉末100重量部に、酸化イットリウム粉末1重量部と、バインダとしてポリビニルアルコール(PVA)3重量部と、分散剤と可塑剤を適量加えた混合物に、メタノール等の有機溶剤を加え、ボールミルにて15時間混合して、スラリーを作製した。
次に、前記スラリーを用いてスプレードライヤーで作製した顆粒粉(原料粉末)81を、円柱形状の中子83を配置したカップ形状のゴム型85内に充填し蓋87を閉めた。そして、200MPaの圧力で、冷間静水圧プレスして成形体(図示せず)を得た。
なお、成形体の軸中心の円柱状の空隙(中心孔43に対応する空隙)は、中子83により形成するが、成形後のマシニングによる加工で形成しても良い。また焼成後のマシニング加工で形成しても良い。
次に、前記成形体を垂直に立てて、空気中にて550℃で脱脂し、その後、脱脂体89を窒素ガス雰囲気の焼成炉91内に吊り下げて、1850℃で5時間焼成して、例えば外径60mm×内径40mm×長さ200mmの焼成体である支持部7を得た。
なお、その後、支持部7の研磨仕上げを行った。
<保持部と支持部との接合方法>
次に、図5(b)に示すように、保持部5と支持部7との接合方法について説明する。
まず、円盤形状の保持部5の接合面(即ち第2主面S2)にラッピング加工を行い、表面粗さRaを1μm以下とし、接合箇所の平面度を5μm以下となるようにした。一方、支持部7の接合面(軸方向の一端面)も同様にラッピング加工を行った。
次に、保持部5の第2主面S2と支持部7の一端面とを軸中心を一致させて重ね合わせ、加熱炉93内にて、上下方向(図2における上下方向)に荷重をかけて加熱することにより拡散接合した。
詳しくは、真空中、または減圧した窒素ガス、アルゴンガス等の不活性ガス中で、温度1400℃〜1850℃、圧力0.5MPa〜10MPaの条件で、例えば1450℃、1MPaの条件で拡散接合した。
その後、電極パッド27に、棒状のヒータ端子39を銀ろう等によってろう付けした。同様に、第1孔部31内にてRF電極19にRF端子35をろう付けした。また、第2孔部33に熱電対37を配置した。
これにより、セラミックヒータ1を得た。
[1−3、効果]
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態では、セラミックグリーンシート51を積層した第1積層体59の表面に電極パターン61を形成し、その第1積層体59の外周を囲むように型枠65を配置し、その型枠65内にセラミックスラリー63を流し込んで電極パターン61等の表面を覆い、その後乾燥した第2積層体69を焼成してセラミックヒータ1を作製する。
従って、この製造方法では、厚みの大きなRF電極19の周囲に隙間なくセラミックスラリー63を充填できるので、焼成の際にクラック等の破損が生じにくいという顕著な効果を奏する。
また、本実施形態は、ホットプレス法のような粉末充填を行わないので、焼成後のRF電極19の平面度が小さい(即ち凹凸が少なく平坦である)という利点がある。
(2)本実施形態では、セラミックスラリー63の溶媒として、電極パターン61を形成する電極材料の溶媒よりも電極材料を溶解しにくいものを用いるので、電極パターン61(従って焼成後のRF電極19)の形状を損ないにくいという利点がある。
(3)本実施形態では、RF電極19の厚みは、50μm以上であるので、それより厚みが小さい場合に比べて、RF電極19を低抵抗にできる。そのため、RF電極19に大きな電力を供給しても発熱が少ないので、RF電極19に大きな電力を印加することができる。それにより、十分にプラズマを発生させて、好適に成膜処理等を行うことができる。
(4)本実施形態では、RF電極19の平面度は、100μm以下であるので、セラミックヒータ1の表面(第1主面S1)とRF電極19の表面との距離のバラツキが少ない。そのため、RF電極19に電力を印加した場合には、平面方向において、プラズマの発生状態を均一化することができるので、プラズマによる加工性(例えば成膜性)が向上する。
(5)本実施形態では、フィルム上に電極を形成しないので、電極パターン61(従って焼成後のFR電極19)の形状を損ないにくいという利点がある。フィルムの剥離が必要な場合には、フィルム上に剥離剤を塗布した後に電極パターン61を形成する場合があるが、剥離剤上には電極パターン61は形成し難い。フィルム上に剥離剤を塗布しない場合には、フィルムは剥離しにくくなるので好ましくない。
(6)本実施形態では、セラミックグリーンシート51に、発熱体21となる発熱パターン55を形成している。そのため、保持部(セラミック基板)5が平面視で複数の加熱ゾーンKZに区分され、各加熱ゾーンKZに各加熱ゾーンKZを独立して加熱することができる発熱体21が配置されたセラミックヒータ1を得ることができる。
[1−4、文言の対応関係]
本実施形態の、セラミック基板(保持部)5、発熱体21、RF電極19、セラミックヒータ1、セラミックグリーンシート51、発熱パターン55、第1積層体59、電極パターン61、型枠65、セラミックスラリー63、被覆層67、第2積層体69は、それぞれ、本発明の、セラミック基板、発熱体、電極、セラミックヒータ、セラミックグリーンシート、発熱パターン、第1積層体、電極パターン、枠体、セラミックスラリー、被覆層、第2積層体の一例に相当する。
[2.実験例]
次に、上述したセラミックヒータに関する効果を確認した実験例について説明する。
本実験例では、下記表1に示す条件で、セラミックヒータの試料として、第1実施形態の保持部の試料(本発明の実施例1〜3)と、本発明の範囲外の試料(比較例1、2)とを作製した。
なお、試料の作製方法に関しては、表1に記載以外の内容は、第1実施形態と同様である。なお、実施例1、2、3、比較例1では、電極の印刷を、それぞれ1回、3回、2回、1回行った。
そして、各試料に対して、下記のようにして、電極の厚み(電極厚み)、電極の平面度(電極平面度)、層間の剥離や亀裂(層間隙間)、保持部材の温度分布(即ち最高温度と最低温度との差:最高最低の温度差)を調べた。
・「電極の厚み」は、焼成後の保持体を切断解体し、光学顕微鏡による観察で厚みの測定を行った。
・「電極の平面度」は、平坦に加工した保持体の表面から渦電流式または超音波式膜厚計により、広範囲(9点以上)の層状の電極の直上のセラミックの厚みのバラツキを非破壊で測定し、この厚みバラツキの最大値と最小値の差を電極の平面度とした。
・「層間の剥離や亀裂」は、超音波探傷法(パルス反射法)にて、探査し層間剥離や亀裂の有無を判断した。
・温度分布は、真空中でセラミックヒータ(即ち保持部)の発熱体に直流電圧を印加し、半導体ウェハの載置面(即ち保持部の第1主面)を設定温度で450℃に発熱させ、載置面の温度を赤外線サーモグラフィ装置にて測定した。そして、最も温度が高い箇所と低い箇所の温度差を温度分布とした。
その結果を同表1に記す。
なお、表1の加熱ゾーンの数が4とは、例えば図6のように区分したものである(各加熱ゾーンは破線部分で区分されている)。
また、比較例2とは、図7に示すように、セラミックヒータ(CVDヒータ)101の保持部103の第1基板部105と第2基板部107とをホットプレス法で作製して、後に一体化したものである。
ここで、第1基板部105は、厚み方向の異なる位置(3箇所)に発熱体109を形成するために、各位置に金属箔を配置してホットプレスしたものである。また、第2基板部107は、RF電極111を形成するために、金属箔を配置してホットプレスしたものである。なお、図7では、CVDヒータ101の全体を示してあるが、実験では保持部103のみを用いた。
この表1から明らかなように、実施例1〜3では、電極の厚みが51μm〜158μmと十分に厚く、電極の平面度が63μm〜97μmと十分に小さく、層間に剥離等が発生しておらず、温度分布も十分に小さいので、好適である。
それに対して、比較例1では、従来のようにシート積層法のみで保持部を形成するので、層間に剥離が発生し、好ましくない。詳しくは、比較例1では、焼成時にRF電極を形成した面に剥離が発生した。
また、比較例2では、従来のホットプレス法で保持部を形成するので、電極の平面度が大きく、また、温度分布が大きく好ましくない。
[2.他の実施形態]
尚、本発明は前記実施形態や実験例になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)例えば、本発明は、第1実施形態のようなCVDヒータ以外に、PVDに用いるヒータ(PVDヒータ)、ALDに用いるヒータ(ALDヒータ)等、各種のセラミックヒータに適用することができる。
(2)また、前記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分担させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に発揮させたりしてもよい。また、前記実施形態の構成の一部を、省略してもよい。また、前記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…セラミックヒータ
5…保持部(セラミック基板)
7…支持部
19…RF電極
21…発熱体
51…セラミックグリーンシート
55…発熱パターン
59…第1積層体
63…セラミックスラリー
65…型枠
67…被覆層
69…第2積層体

Claims (6)

  1. セラミック基板の内部に、通電により発熱する発熱体と電圧が印加される電極とを備えたセラミックヒータの製造方法において、
    セラミックグリーンシートに、前記発熱体となる発熱パターンを形成した後に、他のセラミックグリーンシートを前記発熱パターンが形成された前記セラミックグリーンシートに積層して第1積層体を作製する第1工程と、
    前記第1積層体の表面に、前記電極となる電極パターンを形成する第2工程と、
    前記第1積層体の平面方向における外周を囲むように枠体を配置し、該枠体内にセラミックスラリーを流し込んで、前記電極パターンの表面と該電極パターンの周囲の前記第1積層体の表面とを前記セラミックスラリーで覆う第3工程と、
    前記セラミックスラリーを乾燥させて被覆層を形成することにより、前記第1積層体上に前記電極パターンおよび前記被覆層が形成された第2積層体を作製する第4工程と、
    前記第2積層体を焼成して、前記セラミック基板の内部に前記発熱体と前記電極とを備えた前記セラミックヒータを作製する第5工程と、
    を備えたことを特徴とするセラミックヒータの製造方法。
  2. 前記セラミックスラリーの溶媒は、前記電極パターンを形成する電極材料の溶媒よりも、前記電極材料を溶解しにくいものであることを特徴とする請求項1に記載のセラミックヒータの製造方法。
  3. 前記電極は、高周波の電圧が印加される高周波電極であることを特徴とする請求項1又は2に記載のセラミックヒータの製造方法。
  4. 前記電極の厚みは、前記発熱体の厚みより大であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセラミックヒータの製造方法。
  5. 前記電極の厚みは、50μm以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のセラミックヒータの製造方法。
  6. 前記電極の平面度は、100μm以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のセラミックヒータの製造方法。
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