JP2018128105A - 遊星歯車機構の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】構成が複雑になることが抑えられ、製造コストが抑えられ、プラネタリギヤの内部に十分に潤滑油を流通可能な遊星歯車機構の支持構造を提供すること。【解決手段】遊星歯車機構は、サンギヤと、サンギヤに噛合するプラネタリギヤ22Bと、プラネタリギヤ22Bを支持するプラネタリキャリア23Bと、プラネタリギヤ22Bに噛合するリングギヤ24Bと、を有し、リングギヤ24Bは、ボールベアリング25Bを介してプラネタリキャリア23Bに対して回転可能に、プラネタリキャリア23Bに支持されている遊星歯車機構の支持構造である。【選択図】図4

Description

本発明は、遊星歯車機構の支持構造に関する。
従来より、車両の車輪と、車両の車輪を駆動する駆動源と、の動力伝達経路上に配置される遊星歯車機構が知られている。遊星歯車機構は、サンギヤと、サンギヤに噛合するプラネタリギヤと、プラネタリギヤを支持するプラネタリキャリアと、プラネタリギヤに噛合するリングギヤと、を有している(例えば、特許文献1参照)。遊星歯車機構においては、例えば、複数のニードルベアリング等によって、プラネタリキャリアとリングギヤが支持されている。
特開2013−137073号公報
上記公報記載の遊星歯車機構においては、前述のように複数のニードルベアリング等によってプラネタリキャリアとリングギヤが支持されている。このため、遊星歯車機構を含む車両等の製造工程・組み付け工程が複雑化し、これに伴い、製造コストが高くなるという問題がある。また、プラネタリギヤの内部の回転軸には、十分に潤滑油を流通することが好ましい。
本発明は、構成が複雑になることが抑えられ、製造コストが抑えられ、プラネタリギヤの内部に十分に潤滑油を流通可能な遊星歯車機構の支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、車両(例えば、後述の車両3)の車輪(例えば、後述の後輪Wr)を駆動する駆動源(例えば、後述の電動機2A,2B)と、前記車両の車輪と、前記駆動源と、の動力伝達経路上に配置される遊星歯車機構(例えば、後述の遊星歯車式減速機12A,12B)と、を備え、前記遊星歯車機構は、サンギヤ(例えば、後述のサンギヤ21B)と、前記サンギヤに噛合するプラネタリギヤ(例えば、後述のプラネタリギヤ22B)と、前記プラネタリギヤを支持するプラネタリキャリア(例えば、後述のプラネタリキャリア23B)と、前記プラネタリギヤに噛合するリングギヤ(例えば、後述のリングギヤ24B)と、を有し、前記リングギヤは、ボールベアリング(例えば、後述のボールベアリング25B)を介して前記プラネタリキャリアに対して回転可能に、前記プラネタリキャリアに支持されている遊星歯車機構の支持構造を提供する。
このため、複数のニードルベアリング等によって、リングギヤとプラネタリキャリアとを支持する必要がなくなる。このため、遊星歯車機構の支持構造の構成が複雑になることが抑えられ、遊星歯車機構の支持構造の製造コストが抑えられる。
また、ボールベアリングにおいては潤滑油が流通可能であるため、流路にボールベアリングを配置することが可能となる。これにより、流路における潤滑油の流通を確保することが可能となり、潤滑油の流通を確保できる。
また、前記ボールベアリングは、前記プラネタリギヤの回転軸(例えば、後述のピニオンシャフト221B)へ潤滑油を流通させるための流路(例えば、後述のオイル流路232B、233B)に配置され、前記ボールベアリングにおいて潤滑油が流通可能である。
このため、流路に配置されたボールベアリングを通して、流路に潤滑油が流通する。この結果、プラネタリギヤの内部に形成された流路へ、十分に潤滑油を流通させることが可能となる。
また、前記ボールベアリングに対向して潤滑油を前記ボールベアリングに供給する前記流路の上流側開口(例えば、後述の開口2321B)と、前記ボールベアリングに対向して前記ボールベアリングから潤滑油が供給される前記流路の下流側開口(例えば、後述の開口2331B)とは、それぞれ前記プラネタリキャリアの軸方向に平行に開口して互いに対向し合う位置関係を有する。
このため、ボールベアリングのアウターレースの軸心とインナーレースの軸心とを、それぞれプラネタリキャリアの軸方向に平行な位置関係として配置させることが可能となる。また、上流側開口と下流側開口とが互いに対向し合う位置関係を有するため、流路における潤滑油のなめらかな流れを図ることが可能となる。
また、前記ボールベアリングに対向して潤滑油を前記ボールベアリングに供給する前記流路の上流側開口と、前記ボールベアリングに対向して前記ボールベアリングから潤滑油が供給される前記流路の下流側開口とは、前記プラネタリキャリアの軸方向において、一致せずにずれた位置関係を有する。
このため、上流側開口と下流側開口とが、プラネタリキャリアの軸方向において完全に一致して対向する位置関係を有する場合と比較して、設計の自由度が高まる。
また、前記プラネタリキャリアの径方向において、前記プラネタリキャリアの軸心から前記上流側開口までの最大距離である第1最大距離(例えば、後述の第1最大距離a1)は、前記プラネタリキャリアの軸心から前記下流側開口までの最小距離である第1最小距離(例えば、後述の第1最小距離c1)よりも大きく、前記プラネタリキャリアの径方向において、前記第1最小距離及び前記第1最大距離は、前記プラネタリキャリアの軸心から前記ボールベアリングまでの最大距離である第2最大距離(例えば、後述の第2最大距離BRG O.D.)よりも小さく、且つ、前記プラネタリキャリアの軸心から前記ボールベアリングまでの最小距離である第2最小距離(例えば、後述の第2最小さい距離BRG I.D.)よりも大きい。
このため、流路の上流側開口と下流側開口とが、少なくとも一部で対向し、当該対向する部分がボールベアリングに対向する位置関係となるため、上流側開口と下流側開口において、潤滑油の流れが妨げられることが抑えられる。
本発明によれば、構成が複雑になることが抑えられ、製造コストが抑えられ、プラネタリギヤの内部に十分に潤滑油を流通可能な遊星歯車機構の支持構造を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造を含む車両駆動システムを搭載した車両を示す図である。 上記実施形態に係る第2駆動装置の縦断面図である。 図2に示す第2駆動装置の部分拡大図である。 上記実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造を示す部分拡大図である。 上記実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造の各部の寸法の関係示す部分拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造の各部の寸法の関係示す部分拡大図である。 本発明の第3実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造の各部の寸法の関係示す部分拡大図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、第2実施形態以降の説明において、第1実施形態と共通する構成、ステップについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両駆動システムを搭載した車両を示す図である。本実施形態に係る車両駆動システム10を搭載した車両3は、ハイブリッド車両である。図1に示すように、車両3に搭載された車両駆動システム10は、第1駆動装置1と、第2駆動装置2と、これらの駆動装置を制御する制御装置としての電子制御ユニット(以下、「ECU」という。)6と、PDU(パワードライブユニット)8と、バッテリ9と、を備える。
第1駆動装置1は、車両3の前部に設けられ、第1駆動輪としての前輪Wf,Wfを駆動する。第1駆動装置1は、内燃機関(ENG)4と、電動機5と、トランスミッション7と、を備える。内燃機関4と電動機5は、直列に接続されており、これら内燃機関4と電動機5のトルクが、トランスミッション7を介して前輪Wf,Wfに伝達される。
内燃機関4は、例えば直列4気筒エンジンであり、燃料を燃焼させることで車両3を走行させるためのトルクを発生する。内燃機関4のクランクシャフトは、電動機5の出力軸に連結されている。
電動機5は、例えば3相交流モータであり、バッテリ9に蓄えられた電力により、車両3を走行させるためのトルクを発生する。電動機5は、インバータを備えるPDU8を介してバッテリ9に接続されており、内燃機関4の駆動力をアシストする。
トランスミッション7は、内燃機関4で発生したトルクを所望の変速比での回転数及びトルクに変換し、前輪Wf,Wfに伝達する。
第2駆動装置2は、車両3の後部に設けられ、第2駆動輪としての後輪Wr(RWr,LWr)を駆動する。第2駆動装置2は、電動機2A,2B及びM−TCS(モータトラクションコントロールシステム)70を備える。これら電動機2A,2Bのトルクが、後輪Wr(RWr,LWr)に伝達される。
電動機2A,2Bは、電動機5と同様に、例えば3相交流モータであり、バッテリ9に蓄えられた電力により、車両3を走行させるためのトルクを発生する。また、電動機2A,2Bは、インバータを備えるPDU8を介してバッテリ9に接続されており、ECU6からの制御信号がPDU8に入力されることで、バッテリ9からの電力供給と、バッテリ9へのエネルギー回生が制御される。
M−TCS70は、第2駆動装置2に対してモータトラクションコントロール制御を実行する。具体的にM−TCS70は、各後輪RWr,LWrの車輪回転数や電動機2A,2Bのモータ回転数に基づいて電動機2A,2Bにより発生するトルクを制御することによって、各後輪RWr,LWrの回転状態も制御して各後輪RWr,LWrの空転を防止する。
なお、4つの前輪Wf,Wf、後輪Wr(RWr,LWr)の各々には、図示しない摩擦ブレーキが設けられている。この摩擦ブレーキは、例えば、油圧式のディスクブレーキで構成される。運転手がブレーキペダルを踏み込むと、踏込力が油圧シリンダ等を介してブレーキパッドに増幅して伝達され、各駆動輪に取り付けられているブレーキディスクとブレーキパッドとの間に摩擦力が生じることで、各駆動輪の制動が行われる。
第2駆動装置2について、更に詳しく説明する。なお、第2駆動装置2については、本願出願人により出願されて公開された特開2010−235051号公報に詳しく記載されている。
図2は、本実施形態に係る第2駆動装置2の縦断面図である。図3は、図2に示す第2駆動装置2の部分拡大図である。図2及び図3に示すように、第2駆動装置2は、車両3の各後輪RWr,LWrに駆動力を伝える出力軸10A,10Bを有し、各々、車幅方向に同軸上に配置される。これら出力軸10A,10Bは、各後輪RWr,LWrの車軸に接続される。減速機ケース11の内部には、出力軸10A,10Bを駆動する電動機2A,2Bと、電動機2A,2Bの駆動回転を減速する遊星歯車式減速機12A,12Bが、出力軸10A,10Bと同軸上に配置される。
減速機ケース11の左右両端側内部には、電動機2A,2Bのステータ14A,14Bが固定され、ステータ14A,14Bの内周側には環状のロータ15A,15Bが回転可能に配置される。ロータ15A,15Bの内周部には、出力軸10A,10Bの外周を囲繞する円筒軸16A,16Bが結合され、この円筒軸16A,16Bが出力軸10A,10Bと同軸で相対回転可能に支持される。減速機ケース11の端部壁17A,17Bには、ロータ15A,15Bの回転位置情報を検出するレゾルバ20A,20Bが設けられる。
遊星歯車式減速機12A,12Bは、サンギヤ21A,21Bと、このサンギヤ21に噛合される複数のプラネタリギヤ22A,22Bと、これらのプラネタリギヤ22A,22Bを支持するプラネタリキャリア23A,23Bと、プラネタリギヤ22A,22Bの外周側に噛合されるリングギヤ24A,24Bと、を備え、サンギヤ21A,21Bから電動機2A,2Bの駆動力が入力され、減速された駆動力がプラネタリキャリア23A,23Bを通して出力される。なお、遊星歯車式減速機12A,12Bの詳細については、特開2010−235051号公報を参照されたい。
減速機ケース11とリングギヤ24Aの間には円筒状の空間部が確保され、その空間部内に、リングギヤ24A,24Bに対する制動を行う油圧ブレーキ60Aが、第2ピニオン26Aと径方向でオーバーラップし、第1ピニオン27Aと軸方向でオーバーラップして配置される。油圧ブレーキ60Aは、減速機ケース11の内周面にスプライン嵌合された複数の固定プレート35Aと、リングギヤ24Aの外周面にスプライン嵌合された複数の回転プレート36Aが軸方向に交互に配置され、これらのプレート35A,36Aが環状のピストン37Aによって係合及び開放操作される。
ピストン37Aは、減速機ケース11と支持壁39と円筒状支持部間に形成された環状のシリンダ室38Aに進退自在に収容されており、シリンダ室38Aへの高圧オイルの導入によってピストン37Aを前進させ、シリンダ室38Aからオイルを排出することによってピストン37Aを後退させる。油圧ブレーキ60Aはオイルポンプに接続される。
なお、油圧ブレーキ60A及びピストン37Aの詳細については、特開2010−235051号公報を参照されたい。
減速機ケース11とリングギヤ24Bの間にも円筒状の空間部が確保されており、その空間部内には、リングギヤ24A,24Bに対し一方向の動力のみを伝達し他方向の動力を遮断する一方向クラッチ50が配置される。一方向クラッチ50は、インナーレース51とアウターレース52との間に多数のスプラグ53を介在させて構成され、そのインナーレース51がリングギヤ24Bのギヤ部28Bと一体に構成される。またアウターレース52は、減速機ケース11の内周面により位置決めされるとともに、回り止めされている。
一方向クラッチ50は、車両3が電動機2A,2Bの駆動力で前進走行する際に係合してリングギヤ24A,24Bの回転をロックするように構成される。より具体的には、一方向クラッチ50は、リングギヤ24A,24Bに作用するトルクの作用方向によってリングギヤ24A,24Bをロック又は切り離すように構成され、車両3が前進する際のサンギヤ21A,21Bの回転方向を正転方向とするとリングギヤ24A,24Bに逆転方向のトルクが作用する場合に、リングギヤ24A,24Bの回転をロックする。
このように構成された第2駆動装置2は、遊星歯車式減速機12A,12Bが中央部で軸方向に対向し、遊星歯車式減速機12Aのリングギヤ24Aと遊星歯車式減速機12Bのリングギヤ24Bとが連結される。また、遊星歯車式減速機12Aの外径側と減速機ケース11との間の空間には油圧ブレーキ60Aが設けられ、遊星歯車式減速機12Bの外径側と減速機ケース11との間の空間には一方向クラッチ50が設けられ、油圧ブレーキ60Aと一方向クラッチ50との間には、油圧ブレーキ60Aを作動するピストン37Aが配置される。
以下、リングギヤ24B、プラネタリキャリア23Bの支持構造について、詳細に説明する。図4は、上記実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造を示す部分拡大図である。図5は、上記実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造の各部の寸法の関係示す部分拡大図である。
以下の説明においては、リングギヤ24Bはリングギヤ24Aと鏡面対称の構成を有しており、プラネタリキャリア23Bはプラネタリキャリア23Aと鏡面対称の構成を有している。このため、特に言及しない限りにおいては、リングギヤ24B、プラネタリキャリア23Bの支持構造についてのみ説明し、リングギヤ24A、プラネタリキャリア23Aの支持構造については、説明を省略する。
リングギヤ24Bは、ボールベアリング25Bによってプラネタリキャリア23Bに支持されている。具体的には、リングギヤ24Bは、図4に示すように、リングギヤ24Bの径方向において階段状をなしている段部241Bを有しており、その段部241Bに、ボールベアリング25Bのアウターレース251Bは突き当てられて固定されている。このため、ボールベアリング25Bのアウターレース251Bは、リングギヤ24Bと一体回転可能である。また、プラネタリキャリア23Bは、プラネタリキャリア23Bの径方向において階段状をなしている段部231Bを有しており、その段部231Bに、ボールベアリング25Bのインナーレース252Bは突き当てられて固定されている。このため、ボールベアリング25Bのインナーレース252Bは、プラネタリキャリア23Bと一体回転可能である。従って、リングギヤ24Bは、ボールベアリング25Bを介してプラネタリキャリア23Bに対して回転可能に、プラネタリキャリア23Bに支持されている。
リングギヤ24Bの段部241Bとプラネタリキャリア23Bの段部231Bとにより構成される、ボールベアリング25Bが収容されている空間は、第2駆動装置2の左右方向における中央に向けて開口する中央寄りの開口2321Bと、第2駆動装置2の左右方向における端部に向けて開口する端部寄りの開口2322Bとに連通する。中央寄りの開口2321Bは、リングギヤ24Bの一部とプラネタリキャリア23Bの一部とによって形成されているオイル流路232Bであって、ボールベアリング25Bからプラネタリキャリア23Bの径方向内側(図4における下側)に延びるオイル流路232Bの当該径方向の外側の端部(図4における上側の端部)に位置している。プラネタリキャリア23Bの径方向内側のオイル流路232Bの端部には、潤滑油としてのオイルが流入する。即ち、図4において矢印で示すように、ここからオイルは流入し、プラネタリキャリア23Bの径方向外側(図4における上側)へ向って、プラネタリキャリア23Bの回転による遠心力により流通し、いわゆる軸心給油の構成とされている。
また、端部寄りの開口2331Bは、リングギヤ24Bの一部とプラネタリキャリア23Bの一部とによって形成されたオイル流路233Bであって、ボールベアリング25Bからプラネタリキャリア23Bの径方向外側(図4における上側)に延びるオイル流路233Bの当該径方向の内側の端部(図4における下側の端部)に位置している。オイル流路233Bの当該径方向の外側の端部は、第2駆動装置2の左右方向における中央に向けて(図4における左へ向けて)折れ曲がり、プラネタリキャリア23Bに形成されプラネタリキャリア23Bの径方向外側(図4における上側)へ延びるオイル流路234Bの当該径方向の内側の端部(図4における下側の端部)に連通している。オイル流路234Bの当該径方向の内側の端部は、ピニオンシャフト221Bに形成されたオイル流路2211Bに連通している。
即ち、ボールベアリング25Bは、プラネタリギヤ22Bの回転軸へ潤滑油としてのオイルを流通させるための、オイル流路232B、オイル流路233B、オイル流路234Bにより構成されるクランク状の流路の途中に配置されている。そして、ボールベアリング25Bのアウターレース251Bとインナーレース252Bとの間の、アウターレース251Bとインナーレース252Bとによってボールベアリング25Bのボール253Bが支持されている空間において、オイルは流通可能である。つまり、ボールベアリング25Bは、プラネタリギヤ22Bの回転軸へオイルを流通させるための流路の一部を構成する。
ボールベアリング25Bに対向してオイル潤滑油をボールベアリング25Bに供給するオイル流路232Bの開口2321B(プラネタリキャリア23Bの径方向外側におけるオイル流路232Bの端部の開口2321B)と、ボールベアリング25Bに対向してボールベアリング25Bからオイルが供給されるオイル流路233Bの開口2331B(プラネタリキャリア23Bの径方向内側におけるオイル流路233Bの端部の開口2331B)とは、それぞれプラネタリキャリア23Bの軸方向(図4等に示す左右方向)に平行に開口して互いに対向し合う位置関係を有する。即ち、プラネタリキャリア23Bの軸方向において、少なくとも開口の一部と開口の一部とが対向する位置関係を有している。
より具体的には、開口2321Bと開口2331Bとは、プラネタリキャリア23Bの軸方向(図4における左右方向)において、一致せずにずれた位置関係を有する。そして、図5に示すように、プラネタリキャリア23Bの径方向(図5における上下方向)において、プラネタリキャリア23Bの軸心から開口2321Bまでの最大距離である第1最大距離a1は、プラネタリキャリア23Bの軸心から開口2331Bまでの最小距離である第1最小距離c1よりも大きい。また、プラネタリキャリア23Bの径方向において、第1最小距離c1及び第1最大距離a1は、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最大距離である第2最大距離BRG O.D.よりも小さく、且つ、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最小距離である第2最小距離BRG I.D.よりも大きい。これにより、流路に流入したオイルは、図4において矢印で示すように、ボールベアリング25Bを流通し、オイル流路232B、233B、234Bを流通して、プラネタリギヤ22Bのピニオンシャフト221Bに形成されたオイル流路2211Bへ流通する。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、遊星歯車機構の支持構造は、車両3の車輪Wrを駆動する電動機2Bと、車両3の車輪Wrと、電動機2Bと、の動力伝達経路上に配置される遊星歯車式減速機12Bと、を備えている。
遊星歯車式減速機12Bは、サンギヤ21Bと、サンギヤ21Bに噛合するプラネタリギヤ22Bと、プラネタリギヤ22Bを支持するプラネタリキャリア23Bと、プラネタリギヤ22Bに噛合するリングギヤ24Bと、を有し、リングギヤ24Bは、ボールベアリング25Bを介してプラネタリキャリア23Bに対して回転可能に、プラネタリキャリア23Bに支持されている。
これにより、複数のニードルベアリング等によって、リングギヤ24Bとプラネタリキャリア23Bとを支持する必要がなくなる。このため、遊星歯車機構の支持構造の構成が複雑になることが抑えられ、遊星歯車機構の支持構造の製造コストが抑えられる。
また、ボールベアリング25Bにおいてはオイルが流通可能であるため、オイル流路232B、233Bにボールベアリング25Bを配置することが可能となる。これにより、オイル流路232B、233Bにおけるオイルの流通を確保することが可能となり、潤滑油としてのオイルの流通を確保できる。
また、ボールベアリング25Bは、プラネタリギヤ22Bの回転軸へ潤滑油を流通させるための流路に配置され、ボールベアリング25Bにおいてオイルが流通可能である。
このため、オイル流路232B、233Bに配置されたボールベアリング25Bを通して、オイル流路232B、233Bにオイルが流通する。この結果、ピニオンシャフト221Bに形成されたオイル流路2211Bへ、十分にオイルを流通させることが可能となる。
また、ボールベアリング25Bに対向してオイルをボールベアリング25Bに供給するオイル流路232Bの開口2321Bと、ボールベアリング25Bに対向してボールベアリング25Bからオイルが供給されるオイル流路233Bの開口2331Bとは、それぞれプラネタリキャリア23Bの軸方向に平行に開口して互いに対向し合う位置関係を有する。
このため、ボールベアリング25Bのアウターレース251Bの軸心とインナーレース252Bの軸心とを、それぞれプラネタリキャリア23Bの軸方向に平行な位置関係として配置させることが可能となる。また、の開口2321Bと開口2331Bとが互いに対向し合う位置関係を有するため、オイル流路232B、233Bにおけるオイルのなめらかな流れを図ることが可能となる。
また、ボールベアリング25Bに対向してオイルをボールベアリング25Bに供給するオイル流路232Bの開口2321Bと、ボールベアリング25Bに対向してボールベアリング25Bから潤滑油が供給されるオイル流路233Bの開口2331Bとは、プラネタリキャリア23Bの軸方向において、一致せずにずれた位置関係を有する。
これにより、開口2321Bと開口2331Bとが、プラネタリキャリア23Bの軸方向において完全に一致して対向する位置関係を有する場合と比較して、設計の自由度が高まる。
また、プラネタリキャリア23Bの径方向において、プラネタリキャリア23Bの軸心から開口2321Bまでの最大距離である第1最大距離a1は、プラネタリキャリア23Bの軸心から開口2331Bまでの最小距離である第1最小距離c1よりも大きく、プラネタリキャリア23Bの径方向において、第1最小距離c1及び第1最大距離a1は、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最大距離である第2最大距離BRG O.D.よりも小さく、且つ、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最小距離である第2最小距離BRG I.D.よりも大きい。
これにより、オイル流路232Bの開口2321Bと、開口2331Bとが、少なくとも一部で対向し、当該対向する部分がボールベアリング25Bに対向する位置関係となるため、オイル流路232B、233Bにおいて、オイルの流れが妨げられることが抑えられる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造は、第1実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造と比べて、介在物としてのワッシャ235B、245Bが、プラネタリキャリア23Bの軸方向におけるボールベアリング25Bの端面に当接している点のみが異なる。第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造の各部の寸法の関係示す部分拡大図である。
図6に示すように、プラネタリキャリア23Bの径方向の外側(図6の上側)におけるオイル流路232Bの端部には、介在物としてのワッシャ245Bが、プラネタリキャリア23Bと同軸的な位置関係で配置されている。プラネタリキャリア23Bの軸方向(図6の左右方向)におけるボールベアリング25Bの端部は、プラネタリキャリア23Bの軸方向においてリングギヤ24Bに直接当接しておらず、ワッシャ245Bを介してリングギヤ24Bに当接している。
また、プラネタリキャリア23Bの径方向の内側(図6の下側)におけるオイル流路の端部には、介在物としてのワッシャ235Bが、プラネタリキャリア23Bと同軸的な位置関係で配置されている。プラネタリキャリア23Bの軸方向(図6の左右方向)におけるボールベアリング25Bの端部は、プラネタリキャリア23Bの軸方向においてプラネタリキャリア23Bに直接当接しておらず、ワッシャ235Bを介してプラネタリキャリア23Bに当接している。
プラネタリキャリア23Bの径方向において、ワッシャ245Bの内径a2は、ワッシャ235Bの外径c2よりも大きい。また、プラネタリキャリア23Bの径方向において、ワッシャ245Bの内径a2、及び、ワッシャ235Bの外径c2は、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最大距離である第2最大距離BRG O.Dよりも小さく、且つ、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最小距離である第2最小距離BRG I.D.よりも大きい。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造は、第1実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造と比べて、オイル流路232Bが形成されていない点、このため軸心給油ではなくボールベアリング25Bのサイドから(プラネタリキャリア23Bの軸方向から)の給油でオイルがボールベアリング25Bに流通する点のみが異なる。図7は、本発明の第3実施形態に係る遊星歯車機構の支持構造の各部の寸法の関係示す部分拡大図である。
図7に示すように、プラネタリキャリア23Bの軸方向における第2駆動装置2の中央寄り(図7の左寄り)のリングギヤ24Bの部分は、ボールベアリング25Bよりもプラネタリキャリア23Bの径方向の内側(図7における下側)へ長く延びておらず、ボールベアリング25Bのアウターレース251Bの位置で留まっている。このため、ボールベアリング25Bに対してオイルは、プラネタリキャリア23Bの軸方向であって図7に示す左から右へ向って流入する。
プラネタリキャリア23Bの径方向において、プラネタリキャリア23Bの軸心から開口2321Bまでの最大距離である第1最大距離a3は、プラネタリキャリア23Bの軸心から開口2331Bまでの最小距離である第1最小距離c3よりも大きい。また、プラネタリキャリア23Bの径方向において、第1最小距離c3及び第1最大距離a3は、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最大距離である第2最大距離BRG O.D.よりも小さく、且つ、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最小距離である第2最小距離BRG I.D.よりも大きい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、遊星歯車機構の構成は、本実施形態における遊星歯車式減速機12A,12Bの構成に限定されない。また、ボールベアリングをリングギヤ、プラネタリキャリアにそれぞれ固定する構成は、本実施形態における段部231B、段部241Bへのボールベアリング25Bを固定する構成に限定されない。
また、本実施形態においては、第1最小距離c1及び第1最大距離a1は、第2最大距離BRG O.D.よりも小さく、且つ、第2最小距離BRG I.D.よりも大きく、且つ、第1最大距離a1は、第1最小距離c1よりも大きいが、これに限定されない。例えば、第1最小距離c1及び第1最大距離a1は、第2最大距離BRG O.D.よりも小さく、且つ、第2最小距離BRG I.D.よりも大きく、且つ、第1最大距離a1は、第1最小距離c1よりも小さくてもよい。
同様に、プラネタリキャリア23Bの径方向において、ワッシャ245Bの内径a2、及び、ワッシャ235Bの外径c2は、第2最大距離BRG O.Dよりも小さく、且つ、第2最小距離BRG I.D.よりも大きく、且つ、プラネタリキャリア23Bの径方向において、ワッシャ245Bの内径a2は、ワッシャ235Bの外径c2よりも大きいがこれに限定されない。プラネタリキャリア23Bの径方向において、ワッシャ245Bの内径a2、及び、ワッシャ235Bの外径c2は、第2最大距離BRG O.Dよりも小さく、且つ、第2最小距離BRG I.D.よりも大きく、且つ、プラネタリキャリア23Bの径方向において、ワッシャ245Bの内径a2は、ワッシャ235Bの外径c2よりも小さくてもよい。
同様に、プラネタリキャリア23Bの径方向において、第1最小距離c3及び第1最大距離a3は、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最大距離である第2最大距離BRG O.D.よりも小さく、且つ、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最小距離である第2最小距離BRG I.D.よりも大きく、且つ、第1最大距離a3は、第1最小距離c3よりも大きいが、これに限定されない。例えば、プラネタリキャリア23Bの径方向において、第1最小距離c3及び第1最大距離a3は、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最大距離である第2最大距離BRG O.D.よりも小さく、且つ、プラネタリキャリア23Bの軸心からボールベアリング25Bまでの最小距離である第2最小距離BRG I.D.よりも大きく、且つ、第1最大距離a3は、第1最小距離c3よりも小さくてもよい。
また、第2実施形態においては、介在物としてワッシャ235B、245Bが用いられたが、ワッシャ235B、245Bに限定されない。例えば、ワッシャ235B、245Bに代えて、スペーサ等として用いられるシム(shim)が用いられてもよい。
また、本実施形態では、遊星歯車機構の支持構造は、車両3の車両駆動システム10に適用されたが、これに限定されない。
2A,2B…電動機(駆動源)
3…車両
12A,12B…遊星歯車式減速機(遊星歯車機構)
21B…サンギヤ
22B…プラネタリギヤ
23B…プラネタリキャリア
24B…リングギヤ
25B…ボールベアリング
221B…ピニオンシャフト
232B…オイル流路
233B…オイル流路
2321B…開口
2331B…開口
a1、a2、a3…第1最大距離
c1、c2、c3…第1最小距離
BRG O.D.…第2最大距離
BRG I.D.…第2最小距離
Wr…後輪(車輪)

Claims (5)

  1. 車両の車輪を駆動する駆動源と、
    前記車両の車輪と、前記駆動源と、の動力伝達経路上に配置される遊星歯車機構と、を備え、
    前記遊星歯車機構は、
    サンギヤと、
    前記サンギヤに噛合するプラネタリギヤと、
    前記プラネタリギヤを支持するプラネタリキャリアと、
    前記プラネタリギヤに噛合するリングギヤと、を有し、
    前記リングギヤは、ボールベアリングを介して前記プラネタリキャリアに対して回転可能に、前記プラネタリキャリアに支持されている遊星歯車機構の支持構造。
  2. 前記ボールベアリングは、前記プラネタリギヤの回転軸へ潤滑油を流通させるための流路に配置され、前記ボールベアリングにおいて潤滑油が流通可能である請求項1に記載の遊星歯車機構の支持構造。
  3. 前記ボールベアリングに対向して潤滑油を前記ボールベアリングに供給する前記流路の上流側開口と、前記ボールベアリングに対向して前記ボールベアリングから潤滑油が供給される前記流路の下流側開口とは、それぞれ前記プラネタリキャリアの軸方向に平行に開口して互いに対向し合う位置関係を有する請求項2に記載の遊星歯車機構の支持構造。
  4. 前記ボールベアリングに対向して潤滑油を前記ボールベアリングに供給する前記流路の上流側開口と、前記ボールベアリングに対向して前記ボールベアリングから潤滑油が供給される前記流路の下流側開口とは、前記プラネタリキャリアの軸方向において、一致せずにずれた位置関係を有する請求項3に記載の遊星歯車機構の支持構造。
  5. 前記プラネタリキャリアの径方向において、前記プラネタリキャリアの軸心から前記上流側開口までの最大距離である第1最大距離は、前記プラネタリキャリアの軸心から前記下流側開口までの最小距離である第1最小距離よりも大きく、
    前記プラネタリキャリアの径方向において、前記第1最小距離及び前記第1最大距離は、前記プラネタリキャリアの軸心から前記ボールベアリングまでの最大距離である第2最大距離よりも小さく、且つ、前記プラネタリキャリアの軸心から前記ボールベアリングまでの最小距離である第2最小距離よりも大きい請求項4に記載の遊星歯車機構の支持構造。
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