JP2012037016A - 車両の駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サンギヤ42、ロータ13と一体回転可能なリングギヤ41、及びサンギヤ42及びリングギヤ41と噛合するピニオンギヤ43とを有する遊星歯車機構40は、ロータ13の内周側に配置される。また、ロータ13の支持部材17は、第1軸受部31によって第2回転軸28に回転自在に支持されるとともに、第1軸受部31を中心としてロータ13とステータ12の径方向隙間Cの範囲内で傾倒可能である。
【選択図】図1
Description
ロータコア(例えば、後述の実施形態におけるロータコア18)、及び外周面(例えば、後述の実施形態における外周面17a)に該ロータコアが支持される支持部材(例えば、後述の実施形態における支持部材17)を有するロータ(例えば、後述の実施形態におけるロータ13)と、前記ロータコアと径方向隙間(例えば、後述の実施形態における径方向隙間C)を介して対向配置されるステータ(例えば、後述の実施形態におけるステータ12)と、を有する電動機(例えば、後述の実施形態における電動機11)と、
第1回転軸(例えば、後述の実施形態における第1回転軸27)と一体回転可能なサンギヤ(例えば、後述の実施形態におけるサンギヤ42)、前記支持部材の内周面に設けられ、前記ロータと一体回転可能なリングギヤ(例えば、後述の実施形態におけるリングギヤ41)、前記サンギヤ及び前記リングギヤと噛合するピニオンギヤ(例えば、後述の実施形態におけるピニオンギヤ43)、及び、第2回転軸(例えば、後述の実施形態における第2回転軸28)と一体回転可能で、前記ピニオンギヤを自転可能、かつ、公転可能に支持するキャリア(例えば、後述の実施形態におけるキャリア44)、を有し、前記ロータの内周側に配置される遊星歯車機構(例えば、後述の実施形態における遊星歯車機構40)と、
を備える車両の駆動装置(例えば、後述の実施形態における駆動装置10)であって、
前記支持部材は、第1軸受部(例えば、後述の実施形態における第1軸受部31)によって前記第1回転軸又は第2回転軸に回転自在に支持されるとともに、前記第1軸受部を中心として前記径方向隙間の範囲内で傾倒可能であることを特徴とする。
前記リングギヤは、前記支持部材と別体で形成されることを特徴とする。
前記リングギヤは、前記支持部材と一体に形成されることを特徴とする。
前記第1軸受部及び前記遊星歯車機構は、前記ロータの軸方向中心(例えば、後述の実施形態における軸方向中心CL)に対して互いに反対側に配置されることを特徴とする。
前記第1回転軸と前記第2回転軸とを相対回転可能に支持する第2軸受部(例えば、後述の実施形態における第2軸受部46)は、軸方向において前記第1軸受部と前記遊星歯車機構との間に配置されることを特徴とする。
前記ロータの内周側、且つ前記第1軸受部に対して前記遊星歯車機構と軸方向反対側に、前記ロータの回転を検出可能な回転数検出手段(例えば、後述の実施形態におけるレゾルバ55)を更に備えることを特徴とする。
前記支持部材は、前記第1軸受部によって、前記第1回転軸の径方向外側に配置された前記第2回転軸に回転自在に支持され、
前記第2回転軸には、前記第1軸受部と前記遊星歯車機構との間で、前記遊星歯車機構に潤滑油を供給する給油穴(例えば、後述の実施形態における径方向穴28a)が形成され、
前記潤滑油は、前記第1回転軸に形成された他の給油穴(例えば、後述の実施形態における軸方向穴27a、径方向穴27b)から前記給油穴を介して前記遊星歯車機構に供給されることを特徴とする。
図1は車両の駆動装置の断面図であり、図2は要部拡大図である。図1及び図2に示すように、本実施形態の車両の駆動装置10は、電動機11と、遊星歯車機構40とを備え、互いに同芯の第1回転軸27と第2回転軸28の周囲に配置される。電動機11は、僅かな径方向隙間Cを介して対向配置されるステータ12とロータ13とを備える。ステータ12は、円環状のステータコア14の不図示のスロットに複数のコイル15が巻回されて構成されており、ステータコア14は、ハウジング50にボルト16よって固定されている。ロータ13は、支持部材17と、この支持部材17の外周面17aに固定されるロータコア18と、このロータコア18に埋設された複数の不図示の永久磁石と、を有する。
なお、本実施形態の変形例として、リングギヤ41が支持部材17と一体に形成されてもよい。この場合、図3に示すように、リングギヤ41の歯型が、支持部材17のロータコア保持部21の内周面に形成されている。これにより、部品点数を削減すると共に、駆動装置10の製造コストを抑制することができる
その他の構成及び効果については、上記実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態では、支持部材が第1軸受部によって第2回転軸に支持される構造としたが、本発明は、支持部材が第1軸受部によって第1回転軸に支持される構造であってもよい。
また、本実施形態では、適用車両としてハイブリッド車両について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、電気自動車であってもよい。
11 電動機
12 ステータ
13 ロータ
17 支持部材
17a 外周面
18 ロータコア
27 第1回転軸
27a 軸方向穴(他の給油穴)
27b 径方向穴(他の給油穴)
28 第2回転軸
28a 径方向穴(給油穴)
31 第1軸受部
40 遊星歯車機構
41 リングギヤ
42 サンギヤ
43 ピニオンギヤ
44 キャリア
46 第2軸受部
55 レゾルバ(回転数検出手段)
C 径方向隙間
CL ロータの軸方向中心
Claims (7)
- ロータコア、及び外周面に該ロータコアが支持される支持部材を有するロータと、前記ロータコアと径方向隙間を介して対向配置されるステータと、を有する電動機と、
第1回転軸と一体回転可能なサンギヤ、前記支持部材の内周面に設けられ、前記ロータと一体回転可能なリングギヤ、前記サンギヤ及び前記リングギヤと噛合するピニオンギヤ、及び、第2回転軸と一体回転可能で、前記ピニオンギヤを自転可能、かつ、公転可能に支持するキャリア、を有し、前記ロータの内周側に配置される遊星歯車機構と、
を備える車両の駆動装置であって、
前記支持部材は、第1軸受部によって前記第1回転軸又は第2回転軸に回転自在に支持されるとともに、前記第1軸受部を中心として前記径方向隙間の範囲内で傾倒可能であることを特徴とする車両の駆動装置。 - 前記リングギヤは、前記支持部材と別体で形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動装置。
- 前記リングギヤは、前記支持部材と一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両の駆動装置。
- 前記第1軸受部及び前記遊星歯車機構は、前記ロータの軸方向中心に対して互いに反対側に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両の駆動装置。
- 前記第1回転軸と前記第2回転軸とを相対回転可能に支持する第2軸受部は、軸方向において前記第1軸受部と前記遊星歯車機構との間に配置されることを特徴とする請求項4に記載の車両の駆動装置。
- 前記ロータの内周側、且つ前記第1軸受部に対して前記遊星歯車機構と軸方向反対側に、前記ロータの回転を検出可能な回転数検出手段を更に備えることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の車両の駆動装置。
- 前記支持部材は、前記第1軸受部によって、前記第1回転軸の径方向外側に配置された前記第2回転軸に回転自在に支持され、
前記第2回転軸には、前記第1軸受部と前記遊星歯車機構との間で、前記遊星歯車機構に潤滑油を供給する給油穴が形成され、
前記潤滑油は、前記第1回転軸に形成された他の給油穴から前記給油穴を介して前記遊星歯車機構に供給されることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の車両の駆動装置。
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