JP2006290038A - 走行装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車体に延設され、車輪のホイール部分を回転自在に外嵌する中空の懸架部材と、該懸架部材内に埋設され、原動機の出力を増幅して前記ホイールに伝達可能な多段の遊星歯車減速機とを備えた走行装置において、遊星歯車減速機の浮動するサンギヤの軸方向移動をコストを抑え且つメンテナンス性の向上を図りながら確実に規制可能な走行装置を提供する。
【解決手段】 浮動する次段のサンギヤ(16)の軸方向端部(16B)と懸架部材(51)に固定された次段のプラネタリギヤのキャリア(12)との間には、次段のサンギヤ(16)の回転を許容するとともに該次段のサンギヤと上記次段のキャリアとの相対的な軸方向移動を規制するようにして軸受部材(28)が介装されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、走行装置に係り、詳しくは、露天の採掘場や石切り場、鉱山等で、主に砕石物等の運搬作業をする大型の運搬車に使用され、車輪を支持する懸架部材に内装された多段の遊星歯車減速機を介して原動機の出力を車輪に伝達するよう構成された走行装置に好適な技術に関する。
露天の採掘場や石切り場、鉱山等で、主に砕石物等の運搬作業をする大型の運搬車(マイニング用ダンプトラック等)の走行装置は、動力伝達部材の重量を軽減すること等を目的として、車輪を支持する懸架部材内に多段の遊星歯車減速機を埋設し、当該遊星歯車減速機を介して原動機(電動モータ等)の出力を増幅して車輪に伝達するよう構成されている。
ところで、多段の遊星歯車減速機は、一般には、前段(一段目)のリングギヤ或いはプラネタリギヤのキャリアと次段(二段目)のサンギヤとがギヤカップリングにより結合されるよう構成されている。そして、この場合、構造が簡単になる等の理由から、通常、次段のサンギヤは、軸芯を懸架部材で支持するのではなく、複数のプラネタリギヤによって調芯するよう構成されている。
しかしながら、このように、次段のサンギヤを懸架部材により支持せずに浮動可能に構成すると、当該次段のサンギヤが軸方向に移動し、隣接する他の部材と接触して摩耗するという問題がある。
故に、当該次段のサンギヤの軸方向移動を規制する必要があり、例えば、サンギヤのうち隣接する部材からスラスト荷重を受ける摺動面に、耐摩耗性の高い特殊な表面処理を施したり、スラスト荷重を受けるべく耐摩耗性の高いブッシングやストッパ、プレート等の摺動緩衝部材を介装することが考えられている。
しかしながら、サンギヤ端部の摺動面に耐摩耗性の高い特殊な表面処理を施したり耐摩耗性の高いブッシングやストッパ、プレート等の摺動緩衝部材を介装すると、耐摩耗性を高めるために比較的高価な材料を使用しなければならず、コストがかかるという問題がある。
また、耐摩耗性が高いとはいっても、表面処理や摺動緩衝部材の摩耗を完全に防止することはできず、定期的に表面処理をし直したり摺動緩衝部材を交換したりする必要があり、やはりコストがかかるという問題がある。
また、このように表面処理をし直したり摺動緩衝部材を交換したりするためには、遊星歯車減速機を一旦分解する必要があり、メンテナンス作業に手間がかかるという問題もある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、車体に延設され、車輪のホイール部分を回転自在に外嵌する中空の懸架部材と、該懸架部材内に埋設され、原動機の出力を増幅して前記ホイールに伝達可能な多段の遊星歯車減速機とを備えた走行装置において、遊星歯車減速機の浮動するサンギヤの軸方向移動をコストを抑え且つメンテナンス性の向上を図りながら確実に規制可能な走行装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の走行装置は、車体に延設され、車輪のホイール部分を回転自在に外嵌する中空の懸架部材と、該懸架部材内に埋設され、原動機の出力を増幅して前記ホイールに伝達可能な多段の遊星歯車減速機とを備えた走行装置において、前記多段の遊星歯車減速機は、前段がリングギヤ出力となり次段がサンギヤ入力となるよう、前段のリングギヤと次段のサンギヤとがギヤカップリングにより一体的に結合されてなり、前記次段のサンギヤの軸方向端部と前記懸架部材に固定された前段または次段のプラネタリギヤを回転可能に支持するキャリアのいずれか一方との間には、前記次段のサンギヤの回転を許容するとともに該次段のサンギヤと前記いずれか一方のキャリアとの相対的な軸方向移動を規制する軸受部材が介装されていることを特徴とする(第1実施例参照)。
これより、前段がリングギヤ出力となり次段がサンギヤ入力となる多段の遊星歯車減速機を有した走行装置において、ギヤカップリングにより一体的に結合された前段のリングギヤ及び次段のサンギヤが、懸架部材により支持されることなく浮動可能に構成されている場合であっても、懸架部材に固定された前段及び次段のプラネタリギヤのキャリアのいずれか一方に対する次段のサンギヤの軸方向移動が軸受部材(例えば、ボールベアリング)により確実に規制され、次段のサンギヤや前段のリングギヤとこれらに隣接する部材との摺接が回避される。
また、請求項2の走行装置は、車体に延設され、車輪のホイール部分を回転自在に外嵌する中空の懸架部材と、該懸架部材内に埋設され、原動機の出力を増幅して前記ホイールに伝達可能な多段の遊星歯車減速機とを備えた走行装置において、前記多段の遊星歯車減速機は、前段がプラネタリギヤのキャリア出力となり次段がサンギヤ入力となるよう、前段のプラネタリギヤのキャリアと次段のサンギヤとがギヤカップリングにより一体的に結合されてなり、前記次段のサンギヤの軸方向端部と前記懸架部材に固定された次段のプラネタリギヤを回転可能に支持するキャリアとの間には、前記次段のサンギヤの回転を許容するとともに該次段のサンギヤと前記次段のキャリアとの相対的な軸方向移動を規制する軸受部材が介装されていることを特徴とする(第2実施例参照)。
これより、前段がプラネタリギヤのキャリア出力となり次段がサンギヤ入力となる多段の遊星歯車減速機を有した走行装置において、ギヤカップリングにより一体的に結合された前段のキャリア及び次段のサンギヤが、懸架部材により支持されることなく浮動可能に構成されている場合であっても、懸架部材に固定された次段のプラネタリギヤのキャリアに対する次段のサンギヤの軸方向移動が軸受部材(例えば、ボールベアリング)により確実に規制され、次段のサンギヤや前段のキャリアとこれらに隣接する部材との摺接が回避される。
また、請求項3の走行装置は、請求項1または2において、前記多段の遊星歯車減速機は、前段よりも次段が原動機から離間するように配設されており、前記軸受部材は、前記次段のサンギヤのうちの前段のサンギヤから離間する側の軸方向端部と前記次段のキャリアとの間に介装されていることを特徴とする。
このように、多段の遊星歯車減速機において、前段よりも次段が原動機から離間するように配設され、さらに、次段のサンギヤのうちの前段のサンギヤから離間する側の軸方向端部と次段のキャリアとの間に軸受部材が介装されていると、軸受部材が多段の遊星歯車減速機の最も外側の部分に位置することになり、軸受部材を遊星歯車減速機の外側から障害なく容易に着脱可能である。
また、請求項4の走行装置は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記次段のサンギヤと前記軸受部材の内周面との間には、前記次段のサンギヤの半径方向での調芯移動を許容可能な調芯カップリングが介装されていることを特徴とする。
これより、調芯カップリングにより次段のサンギヤの調芯移動が許容されつつ、次段のサンギヤの軸方向移動が軸受部材により確実に規制される。
請求項1の走行装置によれば、前段がリングギヤ出力となり次段がサンギヤ入力となる多段の遊星歯車減速機を有した走行装置において、ギヤカップリングにより結合された前段のリングギヤ及び次段のサンギヤが浮動可能に構成されている場合であっても、懸架部材に固定された前段及び次段のプラネタリギヤのキャリアのいずれか一方に対する次段のサンギヤの軸方向移動を、特殊な表面処理を施したりブッシングやストッパ、プレート等の摺動緩衝部材を介装することなく、軸受部材(例えば、ボールベアリング)を用いてコストを抑えつつ確実に規制するようにできる。
また、軸受部材(例えば、ボールベアリング)は比較的十分な耐久性を有し、交換も容易であるので、交換頻度を少なくしてやはりコストを抑えることができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
請求項2の走行装置によれば、前段がプラネタリギヤのキャリア出力となり次段がサンギヤ入力となる多段の遊星歯車減速機を有した走行装置において、ギヤカップリングにより結合された前段のキャリア及び次段のサンギヤが浮動可能に構成されている場合であっても、上記請求項1の場合と同様、懸架部材に固定された次段のプラネタリギヤのキャリアに対する次段のサンギヤの軸方向移動を、特殊な表面処理を施したりブッシングやストッパ、プレート等の摺動緩衝部材を介装することなく、軸受部材(例えば、ボールベアリング)を用いてコストを抑えつつ確実に規制するようにできる。
また、軸受部材(例えば、ボールベアリング)は比較的十分な耐久性を有し、交換も容易であるので、上記請求項1の場合と同様、交換頻度を少なくしてやはりコストを抑えることができ、メンテナンス性の向上を図ることができる。
請求項3の走行装置によれば、多段の遊星歯車減速機は、前段よりも次段が原動機から離間するように配設され、軸受部材が次段のサンギヤのうちの前段のサンギヤから離間する側の軸方向端部と次段のキャリアとの間に介装されているので、軸受部材を多段の遊星歯車減速機の最も外側の部分に位置させ、製造時或いは交換時において軸受部材を遊星歯車減速機の外側から障害なく容易に着脱することができ、より一層メンテナンス性の向上を図ることができる。
請求項4の走行装置によれば、次段のサンギヤと軸受部材の内周面との間に調芯カップリングを介装したので、次段のサンギヤの調芯移動を許容して軸受部材に過大な負荷がかからないようにしつつ、次段のサンギヤの軸方向移動を軸受部材によって確実に規制することができる。
以下、本発明に係る走行装置の実施形態を図面に基づき説明する。
先ず、第1実施例について説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係るダンプトラックの走行装置を示す概略構成図である。以下、同図に基づき当該走行装置の構成について説明する。
走行装置50は、原動機である電動モータ1、懸架部材51、減速機52、回転部材(車輪)53で大略構成されている。詳しくは、懸架部材51は中空にして円筒状をなし、懸架部材51の内部に減速機52を埋設するように構成されている。
懸架部材51は、駆動輪毎にダンプトラックの車両フレーム(車体、図示せず)から車両幅方向外側に向けて延設され、主としてハウジング8にスピンドル9がボルト41で固定されて構成されている。スピンドル9の外周には回転部材53を回転自由に保持するための軸受3,4が配置されており、これより、懸架部材51は、回転部材53をスピンドル9周りに回転自在に外嵌するよう構成されている。
電動モータ1の出力軸は、カップリング14、懸架部材51に内装されたシャフト2を介して減速機52に接続されている。
減速機52は、一段目(前段)の第1遊星歯車減速機52Aと二段目(次段)の第2遊星歯車減速機52Bとから大略構成される。
上記スピンドル9には、第1遊星歯車減速機52Aの構成部品であるキャリア11がボルト42により固定され、第2遊星歯車減速機52Bの構成部品であるキャリア12がボルト43により固定されている。これより、キャリア11,12についてもハウジング8及びスピンドル9と同様に懸架部材51の一部として機能している。
第1遊星歯車減速機52Aは、上記シャフト2の先端が接続されたサンギヤ15と、上記スピンドル9に固定されたキャリア11にそれぞれピン21及び軸受23を介して回転自在に支持された複数のプラネタリギヤ17と、リングギヤ19とから構成されている。これより、電動モータ1の回転は、サンギヤ15からプラネタリギヤ17を介してリングギヤ19に伝達される。その際、電動モータ1の回転は、サンギヤ15とリングギヤ19の歯数比に応じて減速され、トルクが増幅されてリングギヤ19に伝達される。
リングギヤ19は、カップリング(ギヤカップリング)25を介して第2遊星歯車減速機52Bのサンギヤ16に連結されている。詳しくは、リングギヤ19は、リングギヤ19及びサンギヤ16とカップリング25とがそれぞれ互いにスプラインで噛合され、カップリング25がリングギヤ19に嵌合されたプレート26にボルト44で固定されるとともにサンギヤ16にリングリテイナ27が嵌合されてカップリング25の軸方向移動が規制されることで、サンギヤ16に同期回転可能に連結されている。つまり、当該第1実施例に係る遊星歯車減速機52は、一段目(前段)がリングギヤ出力となり二段目(次段)がサンギヤ入力となるよう構成されている。
より詳しくは、第2遊星歯車減速機52Bのサンギヤ16は、中心が中空にくり貫かれて中空部16Aを形成している一方、軸受(軸受部材、例えばボールベアリング)28を介してキャリア12に回転自在に保持されており、これより、リングギヤ19、サンギヤ16及びカップリング25は、一体にして懸架部材51内を浮動可能にして中空部16A周りで回転自在である。
図2には、リングギヤ19、サンギヤ16及びカップリング25周りの拡大図が示されており、以下、同図に基づき本発明に係るサンギヤ16のキャリア12への取付構成について説明する。
キャリア12には、軸受28の外輪(アウタレース)を嵌合させる外輪支持部12Aが一体に形成されており、外輪支持部12Aの第1遊星歯車減速機52A側には、軸受28の外輪の軸方向での移動を規制するストッパ部12Bが設けられている。
そして、外輪支持部12Aには、ストッパ部12Bと当接するようにして軸受28の外輪が締まり嵌めされている。
懸架部材51の先端側(車体から離間した側)には減速機52の内部空間を液密に塞ぐようにしてカバー71が設けられ、当該カバー71には上記外輪支持部12Aの内周面に嵌合するようにして凸部71Aが形成されており、軸受28の外輪は当該凸部71Aによってストッパ部12Bに押圧されている。これにより、軸受28がキャリア12に固定されている。
一方、サンギヤ16のうちの第1遊星歯車減速機52Aのサンギヤ15から離間した側の軸方向端部には、縮径して軸受28の内輪(インナレース)を嵌合させる内輪支持部16Bが形成されている。
そして、軸受28の内輪の内周面にはカップリング(調芯カップリング)39が圧入されており、軸受28の内輪は、当該カップリング39を介し、縮径により形成された段部16Cと当接するようにして内輪支持部16Bに嵌合されている。
詳しくは、カップリング39の内周面と内輪支持部16Bの外周面には、半径方向の移動を許容可能に、即ち半径方向に一定のガタを有してそれぞれスプライン39A及びスプライン16Dが形成されている。これにより、浮動するサンギヤ16は、軸受28によってキャリア12に対し回転自在であるとともに、回転時において半径方向に調芯移動可能である。
内輪支持部16Bには、軸受28の内輪及びカップリング39を段部16C間に挟むようにしてスペーサ40が外嵌されており、さらに当該スペーサ40、軸受28の内輪及びカップリング39を段部16C間に挟持するようにしてリングリテーナ40Aが嵌合されている。これにより、浮動するサンギヤ16は、キャリア12に対し相対的に軸方向での移動が規制されている。即ち、キャリア12はスピンドル9に接続されて懸架部材51の一部として機能しているため、浮動するサンギヤ16は、懸架部材51に対して軸方向の移動が規制されている。
第2遊星歯車減速機52Bは、上記サンギヤ16と、スピンドル9に固定されたキャリア12にそれぞれピン22と軸受24を介して回転自在に支持された複数のプラネタリギヤ18と、リングギヤ20とが噛合してなり、リングギヤ20には上記回転部材53が接続されている。回転部材53はホイール5とゴム製のタイヤ7を外嵌する一対のリム6,6とからなり、リングギヤ20は、ボルト30によりホイール5に固定されている。
これより、第1遊星歯車減速機52Aのリングギヤ19から減速されてサンギヤ16に伝えられた回転は、該サンギヤ16からプラネタリギヤ18を介してサンギヤ16とリングギヤ20の歯数比に応じてさらに減速され、トルクが増幅されてリングギヤ20ひいてはホイール5に伝達される。
そして、このようにトルクが増幅されてホイール5に伝達された電動モータ1の出力回転により、リム6,6を介してタイヤ7が回転し、ダンプトラックが電動モータ1の出力に応じて前進もしくは後進する。
ハウジング8及びスピンドル9で挟み込むようにしてリテーナ10が上記ボルト41で共締めされており、一方、ホイール5にはリテーナ13がボルト47により固定されている。リテーナ10、13は、軸受3,4を軸方向に適正な与圧にて固定する機能を有するとともに、フローティングシール33を保持する機能を併せ持ち、これにより装置内部への土砂等の異物の侵入を防ぐとともに装置内部の外部との気密性を保つことが可能である。なお、スピンドル9とリテーナ10との間にはシム35が介装されており、当該シム35により軸受3,4への与圧を調整可能である。
また、ホイール5との間にはリングギヤ20を挟み込むようにしてブラケット29がボルト30により共締めされており、一方、キャリア12にはリテーナ38がボルト48により固定されている。これらブラケット29とリテーナ38も、軸受3,4を軸方向に適正な与圧にて固定する機能を有するとともに、フローティングシール34を保持する機能を併せ持ち、これにより上記同様に装置内部への土砂等の異物の侵入を防ぐとともに装置内部の外部との気密性を保つことが可能である。
ブラケット29にはブレーキディスク31がボルト45により一体に固定されており、一方、キャリア12には、油圧シリンダに圧油を供給することで油圧ピストンを作動させる構成のブレーキヘッド32がボルト46により固定されている。なお、図1ではブレーキヘッド32を一つのみ示すが、実際には、三つのブレーキヘッド32が円周方向で均等に配設されている。
懸架部材51内には、ブレーキ油を流通する油圧管路60と潤滑油を流通させる油圧管路62とが懸架部材51の車両フレーム側(車体側)を液密に塞ぐカバー81側からキャリア11及びサンギヤ16の中空部16Aを介してカバー71側に向けて延びている。詳しくは、油圧管路60と油圧管路62とは、共に鋼管で構成され、それぞれ両端部がカバー71及びカバー81を貫通して外部に突出しており、当該突出した各端部においてカバー71及びカバー81に固定されている。
油圧管路60のカバー71から突出した端部には、ブレーキヘッド32に油圧シリンダへの圧油の給排を行うブレーキホース36が接続されており、油圧管路62のカバー71から突出した端部には、プラネタリギヤ18等に潤滑油の給脂を行う給脂ホース37が接続されている。
一方、油圧管路60のカバー81から突出した端部には、ブレーキ油圧源に連結されたブレーキホース84が接続されており、油圧管路62のカバー81から突出した端部には、潤滑油源に連結された給脂ホース88が接続されている。
このように、本発明の第1実施例に係る走行装置では、懸架部材51の一部として機能するキャリア12に外輪支持部12Aを形成する一方、第2遊星歯車減速機52Bのサンギヤ16の軸方向端部に内輪支持部16Bを設け、これら外輪支持部12Aと内輪支持部16B間に、サンギヤ16をキャリア12に対して回転自在であるとともに当該サンギヤ16のキャリア12ひいては懸架部材51に対する軸方向移動を規制するような軸受28を介装するようにしている。
従って、浮動するサンギヤ16や当該サンギヤ16と一体をなすリングギヤ19やカップリング25を周辺に配置されている部材と一切摺接させないようにでき、これらサンギヤ16等の摺接部分に特殊な表面処理を施したりブッシングやストッパ、プレート等の摺動緩衝部材を介装することなく、汎用の軸受(例えば、ボールベアリング)28を用いてコスト低減を図りながら、懸架部材51に対するサンギヤ16等の軸方向移動を確実に規制するようにできる。
また、軸受(例えば、ボールベアリング)28は本来的に比較的十分な耐久性を有し、交換も容易であるので、交換頻度を少なくしてやはりコストを抑えることができ、併せてメンテナンス性の向上を図ることができる。
また、ここでは、遊星歯車減速機52は第1遊星歯車減速機52Aよりも第2遊星歯車減速機52Bの方が電動モータ1から離間するように配設されており、軸受28についてはサンギヤ16のうちの第1遊星歯車減速機52Aのサンギヤ15から離間した側の軸方向端部の内輪支持部16Bと外輪支持部12Aとの間に介装するようにしている。
従って、軸受28を遊星歯車減速機52の最も外側の部分に位置させるようにでき、製造時或いは交換時において軸受28を遊星歯車減速機52の外側からカバー71を外すだけで障害なく容易に着脱することができ、より一層メンテナンス性の向上を図ることができる。
また、浮動するサンギヤ16は、半径方向に一定のガタを有した一対のスプライン39A及びスプライン16Dを有したカップリング39を介して軸受28の内輪に嵌合されているので、浮動するサンギヤ16を半径方向で調芯移動自在として軸受28に過大な負荷がかからないようにしながら、懸架部材51に対するサンギヤ16や当該サンギヤ16と一体をなすリングギヤ19やカップリング25の軸方向移動を確実に規制するようにできる。
次に、第2実施例について説明する。
図3は、本発明の第2実施例に係るダンプトラックの走行装置のうち、上記図2と同様の部分について拡大して示す図である。以下、同図に基づき第2実施例に係る走行装置の構成について説明する。なお、ここでは第1実施例と異なる部分を中心に説明し、それ以外の部分については第1実施例と同様であり説明を省略する。
同図に示すように、第2実施例の走行装置150では、遊星歯車減速機152は第1遊星歯車減速機152Aと第2遊星歯車減速機152Bからなり、第1遊星歯車減速機152Aは、サンギヤ115と、キャリア111にそれぞれピン121及び軸受123を介して回転自在に支持された複数のプラネタリギヤ117と、懸架部材151の一部であるスピンドル109に固定されたリングギヤ119とが噛合して構成されている。
サンギヤ115にはシャフト102の先端が接続される一方、キャリア111には、当該キャリア111と一体をなすカップリング(ギヤカップリング)125を介して第2遊星歯車減速機152Bのサンギヤ116が連結されている。詳しくは、キャリア111は、サンギヤ116とカップリング125とが互いにスプラインで噛合され、サンギヤ116にリングリテイナ127が嵌合されてカップリング125の軸方向移動が規制されることで、サンギヤ116に同期回転可能に連結されている。つまり、当該第2実施例に係る遊星歯車減速機152は、一段目(前段)がプラネタリギヤのキャリア出力となり二段目(次段)がサンギヤ入力となるよう構成されている。
より詳しくは、第2遊星歯車減速機152Bのサンギヤ116は、軸受(例えば、ボールベアリング)128を介してキャリア112に回転自在に保持されており、これより、キャリア111、サンギヤ116及びカップリング125は、一体にして懸架部材151内を浮動可能にして軸回転自在である。
キャリア112には、軸受128の外輪(アウタレース)を嵌合させる外輪支持部112Aがそれぞれまたは一体に形成されており、外輪支持部112Aの第1遊星歯車減速機152A側には、軸受128の外輪の軸方向での移動を規制するストッパ部112Bが設けられている。
そして、外輪支持部112Aには、ストッパ部112Bと当接するようにして軸受128の外輪が締まり嵌めされている。
懸架部材151の先端側(車体から離間した側)には減速機152の内部空間を液密に塞ぐようにしてカバー171が設けられ、当該カバー171には上記外輪支持部112Aの内周面に嵌合するようにして凸部171Aが形成されており、軸受128の外輪は当該凸部171Aによってストッパ部112Bに押圧されている。これにより、軸受128がキャリア112に固定されている。
一方、サンギヤ116のうちの第1遊星歯車減速機152Aのサンギヤ115から離間した側の軸方向端部には、縮径して軸受128の内輪(インナレース)を嵌合させる内輪支持部116Bが形成されている。
そして、軸受128の内輪の内周面にはカップリング(調芯カップリング)139が圧入されており、軸受128の内輪は当該カップリング139を介し、縮径により形成された段部116Cと当接するようにして内輪支持部116Bに嵌合されている。
詳しくは、カップリング139の内周面と内輪支持部116Bの外周面には、半径方向の移動を許容可能に、即ち半径方向に一定のガタを有してそれぞれスプライン139A及びスプライン116Dが形成されている。これにより、浮動するサンギヤ116は、軸受128によってキャリア112に対し回転自在であるとともに、回転時において半径方向に調芯移動可能である。
また、内輪支持部116Bには、軸受128の内輪及びカップリング139を段部116C間に挟むようにしてスペーサ140が外嵌されており、さらに当該スペーサ140、軸受128の内輪及びカップリング139を段部116C間に挟持するようにしてリングリテーナ140Aが嵌合されている。これにより、浮動するサンギヤ116は、キャリア112に対し相対的に軸方向での移動が規制されている。即ち、キャリア112はスピンドル109に接続されて懸架部材151の一部として機能しているため、浮動するサンギヤ116は、懸架部材151に対して軸方向の移動が規制されている。
そして、第2遊星歯車減速機152Bは、上記サンギヤ116と、スピンドル109に固定されたキャリア112にそれぞれピン122と軸受124を介して回転自在に支持された複数のプラネタリギヤ118と、リングギヤ120とが噛合してなり、上記第1実施例の場合と同様に、リングギヤ120には回転部材153が接続されている。
このように、本発明の第2実施例に係る走行装置でも、上記第1実施例の場合と同様、懸架部材151の一部として機能するキャリア112に外輪支持部112Aを形成する一方、第2遊星歯車減速機152Bのサンギヤ116の軸方向端部に内輪支持部116Bを設け、これら外輪支持部112Aと内輪支持部116B間に、サンギヤ116をキャリア112に対して回転自在であるとともに当該サンギヤ116のキャリア112ひいては懸架部材151に対する軸方向移動を規制するような軸受128を介装するようにしている。
従って、浮動するサンギヤ116や当該サンギヤ116と一体をなすキャリア111やカップリング125を周辺に配置されている部材と一切摺接させないようにでき、汎用の軸受(例えば、ボールベアリング)128を用いてコスト低減を図りながら、懸架部材151に対するサンギヤ116等の軸方向移動を確実に規制するようにでき、併せてメンテナンス性の向上を図ることができる。
また、軸受128を遊星歯車減速機152の最も外側の部分に位置させるようにできるので、軸受128を遊星歯車減速機152の外側からカバー171を外すだけで障害なく容易に着脱することができ、より一層メンテナンス性の向上を図ることができる。
さらに、浮動するサンギヤ116を半径方向で調芯移動可能として軸受128に過大な負荷がかからないようにしながら、懸架部材151に対するサンギヤ116や当該サンギヤ116と一体をなすキャリア111の軸方向移動を確実に規制するようにできる。
以上で本発明の実施形態の説明を終えるが、実施形態は上記に限られるものではない。
例えば、上記実施形態では、軸受28,128を例えばボールベアリングで構成したが、軸方向の移動を規制できる軸受であれば如何なるタイプの軸受であってもよい。
また、上記実施形態では、軸受28,128をサンギヤ16,116とキャリア12,112との間に介装するようにしたが、上記第1実施例のように、第1遊星歯車減速機52Aのキャリア11が懸架部材51に固定されているような場合には、第1実施例の変形例として、軸受28をサンギヤ16とキャリア11との間に介装することも可能である。
また、上記実施形態では、遊星歯車減速機52,152を第1遊星歯車減速機52A,152Aと第2遊星歯車減速機52B,152Bの二段で構成しているが、多段の遊星歯車減速機であれば二段に限らず三段以上であってもよく、浮動する二段目以降のサンギヤに対し本発明を好適に適用可能である。
また、上記実施形態では、ダンプトラックの走行装置を例に説明したが、同様の走行装置を有していれば車両はダンプトラックに限定されるものではない。
本発明の第1実施例に係るダンプトラックの走行装置を示す概略構成図である。 図1の拡大図であって、第1実施例に係る次段のサンギヤの次段のキャリアへの取付構成について説明する図である。 本発明の第2実施例に係るダンプトラックの走行装置の拡大図であって、当該第2実施例に係る次段のサンギヤの次段のキャリアへの取付構成について説明する図である。
符号の説明
1 電動モータ
5 ホイール
7 タイヤ
11,111 キャリア(前段のキャリア)
12,112 キャリア(次段のキャリア)
16,116 サンギヤ(次段のサンギヤ)
19,119 リングギヤ(前段のリングギヤ)
25,125 カップリング(ギヤカップリング)
28,128 軸受(軸受部材)
39,139 カップリング(調芯カップリング)
50,150 走行装置
51,151 懸架部材
52,152 減速機
52A,152A 第1遊星歯車減速機(前段)
52B,152B 第2遊星歯車減速機(次段)
53,153 回転部材(車輪)

Claims (4)

  1. 車体に延設され、車輪のホイール部分を回転自在に外嵌する中空の懸架部材と、該懸架部材内に埋設され、原動機の出力を増幅して前記ホイールに伝達可能な多段の遊星歯車減速機とを備えた走行装置において、
    前記多段の遊星歯車減速機は、前段がリングギヤ出力となり次段がサンギヤ入力となるよう、前段のリングギヤと次段のサンギヤとがギヤカップリングにより一体的に結合されてなり、
    前記次段のサンギヤの軸方向端部と前記懸架部材に固定された前段または次段のプラネタリギヤを回転可能に支持するキャリアのいずれか一方との間には、前記次段のサンギヤの回転を許容するとともに該次段のサンギヤと前記いずれか一方のキャリアとの相対的な軸方向移動を規制する軸受部材が介装されていることを特徴とする走行装置。
  2. 車体に延設され、車輪のホイール部分を回転自在に外嵌する中空の懸架部材と、該懸架部材内に埋設され、原動機の出力を増幅して前記ホイールに伝達可能な多段の遊星歯車減速機とを備えた走行装置において、
    前記多段の遊星歯車減速機は、前段がプラネタリギヤのキャリア出力となり次段がサンギヤ入力となるよう、前段のプラネタリギヤのキャリアと次段のサンギヤとがギヤカップリングにより一体的に結合されてなり、
    前記次段のサンギヤの軸方向端部と前記懸架部材に固定された次段のプラネタリギヤを回転可能に支持するキャリアとの間には、前記次段のサンギヤの回転を許容するとともに該次段のサンギヤと前記次段のキャリアとの相対的な軸方向移動を規制する軸受部材が介装されていることを特徴とする走行装置。
  3. 前記多段の遊星歯車減速機は、前段よりも次段が原動機から離間するように配設されており、
    前記軸受部材は、前記次段のサンギヤのうちの前段のサンギヤから離間する側の軸方向端部と前記次段のキャリアとの間に介装されていることを特徴とする、請求項1または2記載の走行装置。
  4. 前記次段のサンギヤと前記軸受部材の内周面との間には、前記次段のサンギヤの半径方向での調芯移動を許容可能な調芯カップリングが介装されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか記載の走行装置。
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