JP2020046055A - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents

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四郎 田村
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Abstract

【課題】コンパクトで音振性能に優れたインホイールモータ駆動装置を提供する。【解決手段】電動モータ部Aの回転を減速して出力する減速機部Bが、互いに平行に配置された歯車軸S1〜S4を有し、各歯車軸S1〜S4に設けられた歯車がはすば歯車で構成されたインホイールモータ駆動装置21において、歯車軸S1〜S4を回転自在に支持する転がり軸受42〜49の中から選択した一の転がり軸受48の外輪48aの一端外周縁部とハウジング22との間に環状の弾性部材60を圧縮状態で配置することにより、外輪49aとハウジング22とを軸方向で非接触状態とする軸方向隙間C1と、外輪49aの外周面49a1をハウジング22の内周面22aに対してすきまばめする径方向隙間C2とを形成した。【選択図】図4

Description

本発明は、インホイールモータ駆動装置に関する。
車両駆動装置の一種であるインホイールモータ駆動装置は、ホイールの内部に収容された状態で使用され、車両のばね下重量となることから、できるだけ軽量・コンパクトであることが求められる。その一方、インホイールモータ駆動装置は、車両を駆動するために大きなトルクを必要とする。このため、インホイールモータ駆動装置においては、駆動力を発生させる電動モータ部と、車輪を回転自在に支持する車輪用軸受部との間に、電動モータ部の回転を減速して出力する減速機部を設ける場合が多い。減速機部には、例えば、互いに平行に配置された複数の歯車軸を備える平行軸歯車減速機が採用される。
平行軸歯車減速機を採用したインホイールモータ駆動装置は、例えば、各歯車軸に設けられる歯車を薄板化することで装置全体を軸方向(車幅方向)にコンパクト化することができる。しかしながら、単に歯車を薄板化するだけでは、歯車同士のかみ合い率が低下し、減速機のトルク伝達性能や音振性能に悪影響が及ぶ。そこで、各歯車軸に設けられる歯車に歯筋がねじれたはすば歯車を用い、かつこの歯車のねじれ角(基準円筒ねじれ角)を大きくするという対策を採るのが一般的である。このように、各歯車にはすば歯車を用いた場合、各歯車軸には歯車同士のかみ合いによって径方向および軸方向の荷重が作用する。このため、各歯車軸の一端および他端を回転自在に支持する一対の転がり軸受には、深溝玉軸受のように、径方向荷重および軸方向荷重の双方を受けることができるものが採用される(以上、例えば特許文献1を参照)。
はすば歯車のねじれ角を大きくするほど、歯車同士のかみ合いによって歯車軸に作用する軸方向荷重が大きくなるため、減速機由来の軸方向の起振力が大きくなる。また、一般に、車両の操縦性を高めるべく、車幅方向(インホイールモータ駆動装置の軸方向)における車輪の位置決め剛性は高く設定されるため、インホイールモータ駆動装置で生じる軸方向の振動は、懸架部品等を介して車体に伝達され易い。従って、はすば歯車のねじれ角を大きくした場合には、車両のNVH性能が低下する可能性が高まる。
そこで、本発明者らは、歯車軸を支持する転がり軸受に、下記の特許文献2に開示された防振型転がり軸受を採用することを検討した。この防振型転がり軸受は、転がり軸受の軌道輪(例えば、外輪)とその取付相手部材(例えば、ハウジング)との間に介在する防振部材を備えており、防振部材は、外輪の外周面および軸方向両端面を覆う鍔付き円筒形の芯金と、ゴム等で形成され、芯金を被覆する弾性体とで構成される。そのため、はすば歯車同士のかみ合い等によって軸方向の振動が生じた場合でも、この振動を防振部材で吸収・減衰し、インホイールモータ駆動装置の音振性能低下を抑制または防止できると考えられる。
特開2018−53927号公報 特開平8−93759号公報
しかしながら、上記のような防振部材を用いると、少なくとも防振部材の一端および他端に設けられる鍔部の軸方向寸法分、インホイールモータ駆動装置が軸方向に長寸化するため、コンパクト化の要請に反することとなる。
また、歯車軸を支持する転がり軸受の径方向外側に上記の防振部材を配置した場合に歯車軸にモーメント荷重等の径方向荷重が作用すると、転がり軸受の径方向外側に防振部材を配置しない場合と比較して、歯車軸(歯車軸に設けられた歯車)が軸方向に対して傾き易くなる。歯車が軸方向に対して傾いた状態で歯車軸が回転駆動されると、歯車同士のかみ合い部におけるミスアライメントに起因した起振力の増加や歯面の偏摩耗といった問題、ひいてはインホイールモータ駆動装置の音振性能や耐久性の低下といった問題が生じ易くなる。特に、インホイールモータ駆動装置においては、上述したとおり、装置全体のコンパクト化の観点から歯車軸の軸方向寸法(歯車軸を支持する一対の転がり軸受の軸方向の離間距離)が極力短く設定されている関係上、歯車軸にモーメント荷重が作用したときには歯車が軸方向に対して大きく傾き易いため、インホイールモータ駆動装置の音振性能や耐久性が大きく低下することが懸念される。
以上の実情に鑑み、本発明は、軸方向にコンパクトでありながら、音振性能や耐久性に優れたインホイールモータ駆動装置を実現可能とすることを主たる目的とする。
上記の目的を達成するために創案された本発明は、駆動力を発生させる電動モータ部と、車輪を回転自在に支持する車輪用軸受部と、電動モータ部の回転を減速して車輪用軸受部に出力する減速機部とを備え、減速機部が、互いに平行に配置された複数の歯車軸と、各歯車軸を減速機部を収容したハウジングに対して回転自在に支持する複数の転がり軸受とを有し、各歯車軸に設けられた歯車がはすば歯車で構成されたインホイールモータ駆動装置において、複数の転がり軸受の中から選択した一つの転がり軸受の外輪の一端外周縁部とハウジングとの間に環状の弾性部材を圧縮状態で配置することにより、外輪とハウジングとを軸方向で非接触状態とする軸方向隙間と、上記外輪をハウジングの内周にすきまばめする径方向隙間とを形成したことを特徴とする。なお、本発明でいうすきまばめとは、JIS B 0401−1に規定された「すきまばめ」に準ずるものとする(以下同様)。
上記の構成によれば、複数の転がり軸受の中から選択した一つの転がり軸受の外輪は、弾性部材によって形成される軸方向隙間および径方向隙間の存在によりハウジングに対して非接触の状態に保持される。そのため、例えば、歯車(はすば歯車)同士のかみ合い部におけるミスアライメントの影響を受けて減速機部で軸方向の振動が生じた場合でも、この振動は、そのままハウジングに伝達されず、減衰された上で伝達される。従って、インホイールモータ駆動装置の音振性能を向上することができる。また、上記外輪をハウジングに対して非接触の状態に保持する環状の弾性部材は、上記外輪の一端外周縁部とハウジングとの間に設けられるので、転がり軸受の軸方向両側に防振部材の鍔部を介在させる特許文献2の構成に比べ、減速機部(インホイールモータ駆動装置)が軸方向に長寸化するのを抑制することができる。
また、上記の弾性部材によって形成される径方向隙間は、上記外輪をハウジングの内周に「すきまばめ」する隙間である。すなわち、上記外輪は、JIS B 0401−1に規定された「最大すきま」以下の隙間幅を有する径方向隙間を介してハウジングの内周に配置される。使用する転がり軸受のサイズにもよるが、「最大すきま」の値は100μm以下の微小値とされるので、弾性部材により形成される上記径方向隙間の隙間幅(径方向寸法)は、芯金およびこれを被覆する弾性体からなる特許文献2の防振部材の円筒部の径方向寸法よりも格段に小さくすることができる。そのため、歯車軸に対して径方向の荷重(例えば、モーメント荷重)が作用した場合でも、軸方向に対する歯車軸(歯車)の傾き量を小さくすることができる。これにより、歯車起因の振動や異音の発生の他、歯面の偏摩耗などを可及的に防止することができる。以上のことから、本発明によれば、軸方向にコンパクトでありながら、音振性能や耐久性に優れ、信頼性に富むインホイールモータ駆動装置を実現することができる。
弾性部材は、ハウジングのうち上記軸方向隙間に面する端面と内周面とが交差する交差部に設けた環状の凹部に嵌合することができる。また、弾性部材の一部は、上記外輪の一端外周縁部(上記軸方向隙間に面する端面と外周面との交差部)に設けた面取りに圧接させることができる。このような構成によれば、所定幅の軸方向隙間および径方向隙間を形成し易くなる。
上記外輪を有する転がり軸受(弾性部材により、ハウジングとの間に軸方向隙間および径方向隙間を形成する転がり軸受)は、複数の歯車軸のうち、車輪用軸受部とトルク伝達可能に連結された出力歯車軸の車幅方向内側(インボード側)の端部を支持する転がり軸受とするのが好ましい。出力歯車軸のインボード側の端部を支持する転がり軸受は、懸架装置から車体へと振動が伝達する経路の近傍に配置されるため、上述した本発明の作用効果を最も有効に享受することができるからである。
弾性部材は、例えばOリングで構成することができる。このような構成によれば、特許文献2で用いているような専用部品(制振部材)を用いずとも足りるので、上述した本発明の作用効果を安価に享受することができる。
以上から、本発明によれば、軸方向にコンパクトでありながら、音振性能や耐久性に優れ、信頼性に富むインホイールモータ駆動装置を実現することができる。
本発明の一実施形態に係るインホイールモータ駆動装置の断面図であって、図2のP−P線矢視断面図である。 図1のQ−Q線矢視断面図である。 図1に示す減速機で採用している歯車を模式的に示す図である。 図1のX部拡大図である。 図1に示すインホイールモータ駆動装置が組み込まれた後輪の懸架構造の一例を示す概要図である。 本発明の他の実施形態に係るインホイールモータ駆動装置の断面図である。 インホイールモータ駆動装置を搭載した電気自動車の概略平面図である。 図7に示す電気自動車の横断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、図7および図8に基づき、インホイールモータ駆動装置を搭載した電気自動車11の概要を説明する。図7に示すように、電気自動車11は、シャシー12と、駆動輪として機能する一対の前輪13と、従動輪として機能する一対の後輪14と、左右の前輪13のそれぞれを駆動するインホイールモータ駆動装置21とを備える。図8に示すように、前輪13は、シャシー12のホイールハウジング15の内部に収容され、懸架装置16を介してシャシー12に固定されている。
懸架装置16は、例えば、車幅方向に延びて前輪13を支持するアーム部材(ロアアーム)と、前輪13が路面から受ける振動を吸収してシャシー12の振動を抑制するストラットとを有する。懸架装置16は、路面の凹凸に対する追従性を向上し、前輪13の駆動力を効率よく路面に伝達するために、左右の車輪を独立して上下させる独立懸架式が好ましいが、その他の懸架方式が採用される場合もある。
この電気自動車11では、左右の前輪13それぞれを回転駆動させるインホイールモータ駆動装置21が前輪13のホイール内に組み込まれるので、シャシー12上にモータ、ドライブシャフトおよびデファレンシャルギヤ機構等を設ける必要がなくなる。そのため、この電気自動車11は、客室スペースを広く確保でき、しかも、左右の前輪13の回転をそれぞれ制御することができるという利点を有する。
なお、インホイールモータ駆動装置21は、上記のように、前輪13を駆動輪とした前輪駆動タイプの電気自動車11のみならず、後輪14を駆動輪とした後輪駆動タイプの電気自動車や、前輪13および後輪14の双方を駆動輪とした四輪駆動タイプの電気自動車に適用することもできる。
走行安定性およびNVH特性に優れ、広い客室スペースを有する電気自動車11を実現するためには、インホイールモータ駆動装置21をできるだけ軽量・コンパクト化する必要がある。そこで、以下に説明するようなインホイールモータ駆動装置21を採用する。
図1に、本発明の一実施形態に係るインホイールモータ駆動装置21、より詳細には、図7および図8に示す電気自動車11の左側の前輪13を回転駆動させるインホイールモータ駆動装置21の断面図を示す。このインホイールモータ駆動装置21は、電気自動車11(前輪13)を駆動するための駆動力を発生させる電動モータ部Aと、電動モータ部Aの回転を減速して出力する減速機部Bと、減速機部Bの出力を駆動輪に伝達する車輪用軸受部Cと、電動モータ部Aおよび減速機部B、並びに車輪用軸受部Cの一部を収容したハウジング22とを備える。以下の説明では、インホイールモータ駆動装置21を前輪13のホイール内に取り付けた状態で車幅方向外側および車幅方向内側となる側を、それぞれ、アウトボード側およびインボード側という。図1においては、紙面左側がアウトボード側であり、紙面右側がインボード側である。
電動モータ部Aは、ハウジング22に固定された筒状のステータ23と、図示外の径方向隙間を介してステータ23の内周に配置されたロータ24と、外周にロータ24を装着したモータ回転軸25とを有するラジアルギャップ型の電動モータ26を備える。モータ回転軸25は、その軸方向の二箇所に離間して配置された転がり軸受40,41によってハウジング22に対して回転自在に支持されており、毎分1万数千回程度の回転速度で回転可能である。
図1に示すように、減速機部Bは、入力歯車31を有する入力歯車軸S1と、第1中間歯車32および第2中間歯車33を有する第1中間歯車軸S2と、第3中間歯車34および第4中間歯車35を有する第2中間歯車軸S3と、出力歯車36を有する出力歯車軸S4とを備え、各歯車軸S1〜S4(の中心軸線)が互いに平行に配置された、いわゆる平行軸歯車減速機30(以下、単に「減速機30」ともいう)を備える。入力歯車軸S1は、モータ出力軸25と同軸に配置され、スプライン嵌合(セレーション嵌合を含む。以下同じ。)によってモータ回転軸25と一体回転可能に連結されている。出力歯車軸S4は、車輪用軸受部Cを構成する回転側の外輪53と同軸に配置され、スプライン嵌合によって外輪53と一体回転可能に連結されている。
減速機部Bは、各歯車軸S1〜S4をハウジング22に対して回転自在に支持する転がり軸受42〜49を有する。転がり軸受42,43は、入力歯車軸S1のインボード側およびアウトボード側の端部をそれぞれ支持し、転がり軸受44,45は、第1中間歯車S2のインボード側およびアウトボード側の端部をそれぞれ支持する。また、転がり軸受46,47は、第2中間歯車軸S3のインボード側およびアウトボード側の端部をそれぞれ支持し、転がり軸受48,49は、出力歯車軸S4のインボード側およびアウトボード側の端部をそれぞれ支持する。
後述するように、減速機部Bに設けられた各歯車31〜36は、何れも、はすば歯車で構成される。そのため、インホイールモータ駆動装置21の駆動中(歯車軸S1〜S4の回転中)、各歯車軸S1〜S4には、歯車同士のかみ合いによる径方向荷重および軸方向荷重が作用する。これらの径方向荷重および軸方向荷重は、歯車軸S1〜S4を支持する転がり軸受42〜49によって支持される。従って、転がり軸受42〜49は、何れも、深溝玉軸受のように、径方向荷重および軸方向荷重を支持し得るもので構成される。
各歯車軸S1〜S4のインボード側の端部を支持する転がり軸受42,44,46,48は、それぞれ、外輪のインボード側に設けられたハウジング22の端面と、内輪のアウトボード側に設けられた歯車軸S1〜S4の肩面(段差面)との間に配置されることにより軸方向で位置決めされている。また、各歯車軸S1〜S4のアウトボード側の端部を支持する転がり軸受43,45,47,49は、それぞれ、外輪のアウトボード側に設けられたハウジング22の端面と、内輪のインボード側に設けられた歯車軸S1〜S4の肩面との間に配置されることにより軸方向で位置決めされている。
図2に示すように、入力歯車軸S1の回転中心O1(モータ回転軸25の回転中心でもある)は、出力歯車軸S4の回転中心O4(車輪用軸受部Cの外輪53の回転中心でもある)と略同一高さに配置され、第1中間歯車軸S2の回転中心O2および第2中間歯車軸S3の回転中心O3は、回転中心O1,O2を結ぶ直線、回転中心O2,O3を結ぶ直線、および回転中心O3,O4を結ぶ直線を繋げて形成される軌跡が、下方側が開口した略コの字状をなすように、入力歯車軸S1の回転中心O1よりも上側に配置されている。上記態様で歯車軸S1〜S4を配置することにより、インホイールモータ駆動装置21(ハウジング22)の径方向のコンパクト化を図っている。
図1に示すように、減速機30では、入力歯車31と第1中間歯車32がかみ合い、第2中間歯車33と第3中間歯車34がかみ合い、第4中間歯車35と出力歯車36がかみ合っている。第1中間歯車32の歯数は入力歯車31および第2中間歯車33の歯数よりも多く、第3中間歯車34の歯数は第2中間歯車32および第4中間歯車35の歯数よりも多い。また、出力歯車36の歯数は、第4中間歯車35の歯数よりも多い。係る構成から、本実施形態の減速機30は、モータ回転軸25の回転を3段階で減速して出力する。
図3に模式的に示すように、入力歯車31、第1〜第4中間歯車32〜35および出力歯車36は、何れも、歯31a〜36aの歯筋がねじれた(歯筋が軸方向に対して傾斜した)はすば歯車で構成される。はすば歯車は、同時にかみ合う歯数が多く、歯当たりが分散されるため、かみ合い時の音が静かでトルク変動が少ないという利点を有する。従って、はすば歯車を用いれば、静粛かつトルク伝達効率に優れた減速機30を実現する上で有利となる。歯車同士のかみ合い率や歯車(歯車軸)の限界回転数などを考慮すると、各歯車31〜36のモジュールは1〜3程度に設定するのが好ましい。
図1に示すように、本実施形態の車輪用軸受部Cは、いわゆる外輪回転タイプの車輪用軸受50で構成される。車輪用軸受50は、車軸51と、車軸51の外周面に嵌合固定された一対の内輪52,52と、車軸51(内輪52)の径方向外側に配置された外輪53と、一対の内輪52,52と外輪53との間に配置された複列のボール54と、ボール54を保持する図示外の保持器とを備えた複列アンギュラ玉軸受からなる。車輪用軸受50の内部空間には、潤滑剤としてのグリースが充填されている。軸受内部空間への異物侵入および軸受外部へのグリース漏洩を防止するため、ボール54の軸方向外側にはシール部材56が設けられている。
車軸51のインボード側端部には、ハウジング22に設けられるナックル17に対して取り付け固定されるフランジ部51aが形成され、車軸51のアウトボード側端部には雄ねじ部51bが形成されている。この雄ねじ部51bにナット55を螺合して締め付け、ナット55と車軸51に設けた肩面(段差面)とで内輪52,52を軸方向に挟持することにより、車輪用軸受50の軸方向の位置決めがなされると共に、軸受内部に予圧が付与される。
外輪53は、中空状に形成された出力歯車軸S4の内周に配置された円筒部53aと、円筒部53aのアウトボード側の端部に設けられたフランジ部53bとを一体に有する。円筒部53aの外周面には雄スプラインが形成されており、この雄スプラインと出力歯車軸S4の内周面に形成された雌スプラインとを嵌合することにより、外輪53が出力歯車軸S4とトルク伝達可能に連結される。フランジ部53bにはボルト締結穴53cが設けられており、このボルト締結穴53cには、ブレーキディスク(図示省略)および前輪13(図7,8参照)のホイールをフランジ部53bに対して取付固定するためのボルト部材(図示省略)が締結される。以上の構成により減速機30の出力が車輪用軸受部Cを介して前輪13に伝達される。
以上の構成を有するインホイールモータ駆動装置21の全体的な作動態様を簡単に説明する。まず、電動モータ部Aにおいて、ステータ23に交流電流が供給されると、これに伴って生じる電磁力によりロータ24およびモータ回転軸25が一体回転する。モータ回転軸25の回転は、減速機部Bにおいて減速機30によって減速された上で車輪用軸受50に伝達されるので、低トルクで高回転型の電動モータ(小型の電動モータ)26を採用した場合でも、駆動輪としての前輪13に必要なトルクを伝達することができる。
図示は省略しているが、インホイールモータ駆動装置21は、電動モータ26および減速機30の各部に潤滑油を供給するための潤滑機構を有する。インホイールモータ駆動装置21の駆動中には、上記潤滑機構から供給される潤滑油により、電動モータ26の各部が冷却されると共に、減速機30の各部(特に歯車同士のかみ合い部および転がり軸受42〜49の内部)が潤滑および冷却される。
以下、本実施形態のインホイールモータ駆動装置21で採用している特徴的構成について、主に、図1のX部拡大図である図4に基づいて説明する。
図4に示すように、出力歯車軸S4のインボード側の端部をハウジング22に対して回転自在に支持する転がり軸受48は、外輪48a、内輪48b、ボール(複数のボール)48cおよび図示外の保持器を備えており、外輪48aとハウジング22との間には環状の弾性部材60が圧縮状態で配置されている。より詳細には、ハウジング22のうち、外輪48aの外周面48a1と対向する内周面22aと、外輪48aのインボード側の端面48a2と対向するアウトボード側の端面22bとが交差する交差部を環状に肉取りして環状の凹部61を形成し、この凹部61に弾性部材60を嵌合すると共に、弾性部材60の一部を、外輪48aのインボード側外周縁部(外周面48a1とインボード側の端面48a2との交差部)に設けた面取り62に圧接させている。なお、図示は省略するが、上記の構成とは逆に、弾性部材60が嵌合される環状の凹部61を外輪48aのインボード側外周縁部に設け、この凹部61に嵌合した弾性部材60の一部をハウジング22に圧接させても良い。
弾性部材60としては、ゴム、樹脂又は熱可塑性エラストマー等の弾性材料で環状に形成されたものを使用することができ、本実施形態ではゴム製のOリングを採用している。
上記態様で弾性部材60を配置することにより、転がり軸受48(外輪48a)がアウトボード側および径方向内側に付勢される。ハウジング22は、転がり軸受48のアウトボード側に隣接配置される部位を有していないことから、上記態様で転がり軸受48が付勢されると、転がり軸受48はハウジング22に対して非接触状態で保持される。これにより、外輪48aのインボード側の端面48a2(および内輪48bのインボード側の端面)とこれに対向するハウジング22のアウトボード側の端面22bとの間に軸方向隙間C1が形成されると共に、外輪48aの外周面48a1とこれに対向するハウジング22の内周面22aとの間に、外輪48aをハウジング22に対してすきまばめする径方向隙間C2が形成される。このとき、内輪48bの内周面48b1は、出力歯車軸S4の外周面S4aに対してしまりばめ(JIS B 0401−1参照)され、内輪48bのアウトボード側の端面は出力歯車軸S4の肩面に圧接される。
図4では理解の容易化のために誇張して描いているが、径方向隙間C2は、転がり軸受48の外輪48aがハウジング22の内周に「すきまばめ」された結果として形成されるものであるから、その隙間幅d2は、JIS B 0401−1に規定の「最大すきま」以下とされ、例えば5〜50μmの範囲とされる。また、軸方向隙間C1の隙間幅d1は、例えば50〜150μmの範囲とされる。
以上のように、転がり軸受48の外輪48aは、圧縮状態で外輪48aとハウジング22との間に介在する環状の弾性部材60によって形成される軸方向隙間C1および径方向隙間C2の存在によりハウジング22に対して非接触の状態に保持される。そのため、例えば、はすば歯車からなる出力歯車36と第4中間歯車35のかみ合い部等で生じたミスアライメントの影響を受けて減速機30で軸方向の振動が生じた場合でも、この振動は、そのままハウジング22に伝達されず、減衰された上で伝達される。従って、減速機部Bを発生源とする軸方向の振動成分の減衰効果が高まり、インホイールモータ駆動装置21の音振性能を向上することができる。また、環状の弾性部材60は、転がり軸受48の外輪48aのインボード側外周縁部(に設けた面取り62)とハウジング22(詳細には、ハウジング22のうち、上記面取り62と対峙する部分に設けた凹部61)との間に設けられるので、転がり軸受の軸方向両側に防振部材の鍔部を介在させる特許文献2の構成に比べ、減速機部B(インホイールモータ駆動装置21)が軸方向に長寸化するのを抑制することができる。
また、外輪48aとハウジング22との間に圧縮状態で配置された弾性部材60によって形成される径方向隙間C2は、外輪48aをハウジング22の内周に「すきまばめ」する隙間である。すなわち、転がり軸受48の外輪48aは、JIS B 0401−1に規定された「最大すきま」以下の隙間幅d2を有する径方向隙間C2を介してハウジング22の内周に配置される。「最大すきま」の値は100μm以下の微小値とされるので、弾性部材60により形成される径方向隙間C2の隙間幅d2は、芯金およびこれを被覆する弾性体からなる特許文献2の防振部材の円筒部の径方向寸法よりも格段に小さくすることができる。そのため、インホイールモータ駆動装置21の駆動に伴って歯車軸(特に出力歯車軸S4)に対してモーメント荷重等の径方向の荷重が作用した場合でも、軸方向に対する出力歯車軸S4およびこれに設けられた出力歯車36の傾き量を小さくすることができる。これにより、減速機30を構成する歯車起因の振動や異音の発生の他、歯車の歯面の偏摩耗などを可及的に防止することができる。
以上の作用効果が相俟って、本発明によれば、軸方向にコンパクトでありながら、音振性能や耐久性に優れて信頼性に富むインホイールモータ駆動装置21を実現することができる。これにより、このインホイールモータ駆動装置21を搭載した電気自動車11(図7,8参照)のNVH特性を高めることができる。
以上で説明した、本発明により享受される作用効果は、出力歯車軸S4のインボード側の端部を支持する転がり軸受48の外輪48aとハウジング22との間に環状の弾性部材60を圧縮状態で配置することに替えて、減速機30を構成する他の転がり軸受の外輪(例えば、出力歯車軸S4のアウトボード側の端部を支持する転がり軸受49の外輪)とハウジング22との間に環状の弾性部材60を圧縮状態で配置することによっても同様に享受し得る。但し、環状の弾性部材60は、以上で説明したように、出力歯車軸S4のインボード側の端部を支持する転がり軸受48の外輪48aとハウジング22との間に圧縮状態で配置することが、電気自動車11のシャシー12への振動伝達を抑制又は防止する上で特に有利である。その理由を、図5に基づいて説明する。
図5は、図7,8に示す電気自動車11の左側の前輪13の懸架構造の一例を示す概略図である。以上で説明したインホイールモータ駆動装置21は、外周にタイヤ13bを装着した前輪13のホイール13a内に配置され、ストラット16Aおよびロアアーム16Bを備えた懸架装置16を介してシャシー12(図7,8参照)に対して連結されている。ストラット16Aの上端部は、シャシー12に対して回動可能に連結され、ストラット16Aの下端部は、インホイールモータ駆動装置21の静止部材(ハウジング22)に設けられたナックル17に対して連結されている。ロアアーム16Bのインボード側(図5の紙面右側)の端部は、シャシー12に対して回動可能に連結され、ロアアーム16Bのアウトボード側(図5の紙面左側)の端部は、ボールジョイント18およびナックル17を介してインホイールモータ駆動装置21のハウジング22の底部に回動可能に連結されている。
インホイールモータ駆動装置21が駆動(前輪13が回転駆動)されるのに伴って、減速機部Bで振動が生じると、この振動は、ナックル17と、ストラット16Aおよびロアアーム16Bを含む懸架装置16とを介してシャシー12に伝達される。図5に示すように、減速機部Bを構成する歯車軸S1〜S4を支持するために設けられる転がり軸受42〜49のうち、出力歯車軸S4のインボード側の端部を支持する転がり軸受48は、ナックル17の近傍位置、すなわちシャシー12への振動伝達経路の近傍位置に配置される。従って、出力歯車軸S4のインボード側の端部を支持する転がり軸受48の外輪48aとハウジング22との間に環状の弾性部材60を圧縮状態で配置することによって上記の軸方向隙間C1および径方向隙間C2を形成することが、電気自動車11のシャシー12への振動伝達を抑制又は防止してNVH特性を向上する上で有利となる。
以上、本発明の一実施形態に係るインホイールモータ駆動装置21について説明したが、インホイールモータ駆動装置21には、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更を施すことが可能である。
例えば、以上で説明した実施形態では、入力歯車軸S1と出力歯車軸S4との間に第1中間歯車S2および第2中間歯車軸S3を配置してなり、モータ回転軸25の回転を3段階で減速して車輪用軸受部Cに伝達する平行軸歯車減速機30を採用したが、減速機部Bには、モータ回転軸25の回転を2段階で減速して車輪用軸受部Cに伝達する平行軸歯車減速機30や、モータ回転軸25の回転を4段階以上で減速して車輪用軸受部Cに伝達する平行軸歯車減速機30を採用することも可能である。
ここで、図6に基づき、モータ回転軸25の回転を2段階で減速して車輪用軸受部Cに伝達する平行軸歯車減速機30を備えたインホイールモータ駆動装置21について説明する。この実施形態のインホイールモータ駆動装置21が、以上で説明した実施形態と異なる主な点は、
・第2中間歯車軸S3を省略し、第1中間歯車軸S2に設けた第2中間歯車33と出力歯車軸S4に設けた出力歯車36とを噛み合わせた点、および、
・車輪用軸受部Cに、いわゆる内輪回転タイプの車輪用軸受70を採用した点、
にあり、その他の構成は、図4を参照して説明した本発明の特徴的構成も含め、以上で説明した実施形態に準ずる。すなわち、この実施形態においても、出力歯車軸S4のインボード側の端部をハウジング22に対して回転自在に支持する転がり軸受48の外輪48aとハウジング22との間には環状の弾性部材60が圧縮状態で配置されている。なお、車輪用軸受部Cを内輪回転タイプの車輪用軸受70で構成した関係上、ナックル17はハウジング22に対してボルト止めされている。以下、内輪回転タイプの車輪用軸受70について説明する。
車輪用軸受70は、ハブ輪71および内輪72からなる内方部材73と、外輪74と、ボール77と、図示外の保持器とを備えた複列アンギュラ玉軸受からなる。詳細な図示は省略しているが、車輪用軸受70の内部空間には、潤滑剤としてのグリースが充填されている。軸受内部空間への異物侵入および軸受外部へのグリース漏洩を防止するため、車輪用軸受70の軸方向両端部にはシール部材が設けられている。
ハブ輪71は、スプライン嵌合によって平行軸歯車減速機30を構成する出力歯車33と一体回転可能に連結されている。ハブ輪71のアウトボード側の端部外周にフランジ部71aが設けられ、このフランジ部71aに図示外の車輪(ブレーキディスクおよびホイール)が取り付けられる。また、ハブ輪71のインボード側の端部には、内輪72を加締め固定してなる加締め部71bが形成されている。この加締め部71bは、車輪用軸受70に対して予圧を付与する。
ハブ輪71の外周にアウトボード側の内側軌道面75が形成され、内輪72の外周にインボード側の内側軌道面75が形成されている。外輪74の内周には、両内側軌道面75,75に対応する複列の外側軌道面76が形成されており、対をなす内側軌道面75と外側軌道面76とで形成されるボールトラックに複数のボール77が組み込まれている。外輪74は、そのアウトボード側の端部から径方向外向きに延びるフランジ部を一体に有し、このフランジ部にボルト止めされたアタッチメント78を介してケーシング22にボルト止めされている。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得る。すなわち、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
11 電気自動車
12 シャシー
14 後輪
14a ホイール
16 懸架装置
17 ナックル
21 インホイールモータ駆動装置
22 ハウジング
26 電動モータ
30 減速機(平行軸歯車減速機)
31 入力歯車
36 出力歯車
42〜49 転がり軸受
48a 外輪
50 車輪用軸受
60 弾性部材
61 凹部
62 面取り
A 電動モータ部
B 減速機部
C 車輪用軸受部
C1 軸方向隙間
C2 径方向隙間
O1,O2,O3,O4 回転中心
S1 入力歯車軸
S2 第1中間歯車軸
S3 第2中間歯車軸
S4 出力歯車軸

Claims (5)

  1. 駆動力を発生させる電動モータ部と、車輪を回転自在に支持する車輪用軸受部と、前記電動モータ部の回転を減速して前記車輪用軸受部に出力する減速機部とを備え、
    前記減速機部が、互いに平行に配置された複数の歯車軸と、各歯車軸を前記減速機部を収容したハウジングに対して回転自在に支持する複数の転がり軸受とを有し、各歯車軸に設けられた歯車がはすば歯車で構成されたインホイールモータ駆動装置において、
    前記複数の転がり軸受の中から選択した一つの転がり軸受の外輪の一端外周縁部と前記ハウジングとの間に環状の弾性部材を圧縮状態で配置することにより、前記外輪と前記ハウジングとを軸方向で非接触状態とする軸方向隙間と、前記外輪の外周面を前記ハウジングの内周面に対してすきまばめする径方向隙間とを形成したことを特徴とするインホイールモータ駆動装置。
  2. 前記弾性部材は、前記ハウジングのうち前記軸方向隙間に面する端面と前記内周面とが交差する交差部に設けた環状の凹部に嵌合している請求項1に記載のインホイールモータ駆動装置。
  3. 前記弾性部材の一部が、前記外輪の一端外周縁部に設けた面取りに圧接している請求項1又は2に記載のインホイールモータ駆動装置。
  4. 前記外輪を有する前記転がり軸受が、前記複数の歯車軸のうち、前記車輪用軸受部とトルク伝達可能に連結された出力歯車軸の車幅方向内側の端部を支持する転がり軸受である請求項1〜3の何れか一項に記載のインホイールモータ駆動装置。
  5. 前記弾性部材がOリングである請求項1〜4の何れか一項に記載のインホイールモータ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023145468A1 (ja) * 2022-01-31 2023-08-03 株式会社デンソー 車輪ユニット、インホイールモータ

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