JP6647930B2 - インホイールモータ駆動装置 - Google Patents
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Description
次に、本発明の特徴的構成の第1実施形態を図3に基づいて説明する。なお、図3は図2中の車輪用軸受50の周辺部分を拡大して示す断面図である。
図5に本発明の第2実施形態を説明する。
図1〜図3に示す第1実施形態では、車輪用軸受50として、複列のインナレース54のうち、インボート側のインナレース54を車軸51の外周面に形成すると共に、アウトボード側のインナレース54を軸受内輪52の外周面に形成した、所謂第3世代を使用する場合を例示したが、図5に示す第2実施形態では、車輪用軸受50として、車軸51の外周面に二つの軸受内輪52a,52bを圧入固定し、両軸受内輪52a,52bの外周面にそれぞれインナレース54を形成した、所謂第2世代を使用している(以下の実施形態でも同様に第2世代の車輪用軸受50を使用することができる)。この第2世代の車輪用軸受50では、車軸51と二つの軸受内輪52a,52bで内方部材が形成される。以上の点を除き、第2実施形態の構成および作用効果は、第1実施形態の構成および作用効果と共通するので重複説明を省略する。
図6に本発明の第3実施形態を示す。
この第3実施形態は、図1〜図3に示す第1実施形態において、軸受内部空間62のアウトボード側をシールするシール部材73を省略し、その代りに軸受外輪53のアウトボード側の開口部にキャップ80を圧入固定したものである。このように接触タイプのシール部材73に代えてキャップ80を使用してグリース漏れを防止することにより、摩擦抵抗を軽減して車輪用軸受50の低トルク化を達成することが可能となる。特に問題がなければ、シール部材73を省略せずに、シール部材73とキャップ80を併用しても構わない(図8参照)。以上の点を除き、第3実施形態の構成および作用効果は、第1実施形態の構成および作用効果と共通するので重複説明を省略する。
図7に本発明の第4実施形態を示す。
図1〜図3に示す実施形態では、出力軸36のインボード側端部とハウジング22の間に配置したシール部材70でグリース充填空間64を密封しているが、図7に示す第4実施形態では、出力軸36と車軸51(静止部材)との間に配置したシール部材81でグリース充填空間64を密封している。具体的には出力軸36のインボード側端部の内周面にシール部材81を圧入し、そのシールリップを車軸51の外周面に接触させてグリース充填空間64を密封している。かかる構成によっても、第1実施形態と同様に、スプライン嵌合部60のインボード側からのグリース漏れを防止することができる。
図8に本発明の第5実施形態を示す。
この第5実施形態は、軸受内部空間62のインボード側を密封して、軸受内部空間62とスプライン嵌合部60とを分離したものである。具体的には、軸受外輪53のインボード側端部の内周面にシール部材82を圧入し、そのシールリップを車軸51の外周面に接触させている。この場合、車軸外周空間63のみがスプライン嵌合部60のインボード側端部に通じるグリース充填空間となる。かかる構成であれば、スプライン嵌合部60での歯面同士の摺動で摩耗粉が発生した場合でも、当該摩耗粉が車輪用軸受50に入り込む事態を防止することができる。また、スプライン嵌合部60と軸受内部空間62とで異なるグリースを使用することも可能となる。
26 モータ
30 入力ギヤ
30a 入力軸
35 出力ギヤ
36 出力軸
39 減速機
50 車輪用軸受
51 車軸(内方部材)
52 軸受内輪(内方部材)
53 軸受外輪(外方部材)
54 インナレース
55 アウタレース
56 転動体
60 スプライン嵌合部
61 潤滑油溜まり
62 軸受内部空間
63 車軸外周空間
64 グリース充填空間
70 シール部材(オイルシール)
71 シール部材(オイルシール)
73 シール部材(オイルシール)
74 シール部材(Oリング)
75 シール部材(Oリング)
80 キャップ
81 シール部材
82 シール部材
Claims (7)
- モータと、ハウジング内に収容され、前記モータの回転を減速して出力する減速機と、複列のアウタレースを有する外方部材、複列のインナレースを有する内方部材、およびアウタレースとインナレースの間に配置した複列の転動体を有する車輪用軸受とを有し、減速機の出力軸を車輪用軸受の外方部材に外嵌し、出力軸と外方部材の間でスプラインを介してトルク伝達を行い、かつ出力軸と外方部材間のスプライン嵌合部にグリースを介在させたインホイールモータ駆動装置において、
前記スプライン嵌合部のインボード側端部に通じるグリース充填空間を形成し、該グリース充填空間を区画する部材のうち、出力軸と静止部材の間にシール部材を配置したことを特徴とするインホイールモータ駆動装置。 - 前記静止部材は前記ハウジングである請求項1記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記静止部材は車輪用軸受の内方部材である請求項1記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記グリース充填空間を形成する部材のうち、外方部材と内方部材の間にシール部材を配置した請求項1〜3何れか1項に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記外方部材のアウトボード側の開口部にキャップを圧入した請求項1〜4何れか1項に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記スプライン嵌合部よりもアウトボード側で、前記出力軸と外方部材との間にシール部材を配置した請求項1〜5何れか1項に記載のインホイールモータ駆動装置。
- 前記スプライン嵌合部をすきま嵌めにした請求項1〜6何れか1項に記載のインホイールモータ駆動装置。
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