JP5845624B2 - 車両駆動装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、特許文献1の第1変速部(78)では、シフトクラッチ(94、96)の切替えにより減速比を変化させるために、カウンタシャフト(80)と電動機(40)の出力軸(72)との二軸構成となっているため、車軸(16)の径方向に対して大きくなり、車両搭載性に劣る。また、特許文献1の電動機(40)の出力軸(72)の内側には、第1変速部(78)から第2変速部(104)に動力を伝達する中空軸(100)が通り、中空軸(100)の内側には、差動部(110)から左側の出力軸(52)に動力を伝達する軸が通るため、車軸(16)の径方向に対して、大きくなり車両搭載性に劣る。
本発明の第2の視点においては、車両駆動装置において、回転動力を出力するモータと、前記モータからの回転動力を減速して出力するとともに減速比が切り替え可能な減速部と、前記減速部からの回転動力を一対の車輪に向けて分配して出力する差動部と、前記減速部の減速比を切り替える切替部と、を備え、前記モータ、前記減速部、及び前記差動部は、前記車輪の車軸方向の一軸上に並べて配置され、前記減速部は、前記モータの回転動力が入力されるサンギヤと、前記サンギヤの外周にて公転可能に前記サンギヤと噛合う第1ピニオンギヤと、前記サンギヤから外周に離間して配されるとともに、前記第1リングギヤと噛合う第1リングギヤと、前記第1ピニオンギヤと一体に回転するとともに、前記第1ピニオンギヤの径よりも小さい第2ピニオンギヤと、前記第1リングギヤから軸方向にずれて配されるとともに、前記第2リングギヤと噛合う第2リングギヤと、前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤを回転可能に支持するとともに、前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤが公転したときの回転動力を前記差動部に向けて出力する第1キャリアと、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の視点においては、車両駆動装置において、 回転動力を出力するモータと、前記モータからの回転動力を減速して出力するとともに減速比が切り替え可能な減速部と、前記減速部からの回転動力を一対の車輪に向けて分配して出力する差動部と、前記減速部の減速比を切り替える切替部と、を備え、前記モータ、前記減速部、及び前記差動部は、前記車輪の車軸方向の一軸上に並べて配置され、前記減速部は、前記モータの回転動力が入力される第1サンギヤと、前記サンギヤの外周にて公転可能に前記サンギヤと噛合う第1ピニオンギヤと、前記第1ピニオンギヤと一体に回転するとともに、前記第1ピニオンギヤの径よりも小さい第2ピニオンギヤと、前記第2ピニオンギヤと噛合う第2リングギヤと、前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤを回転可能に支持するとともに、前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤが公転したときの回転動力を前記差動部に向けて出力する第1キャリアと、を備えることを特徴とする。
走行パターン1では、車速がV未満(発進〜V)の低・中速域のときに、切替部(図1、図2の23)において、Hi側のブレーキ(図2の23a)をOFF(断)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23b)をON(接)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21)をON(加速中では駆動、減速中では回生)とし、常時4WD走行とする。
走行パターン2では、車速がV以上の高速域のときに、切替部(図1、図2の23)においてHi側のブレーキ(図2の23a)をON(接)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23b)をOFF(断)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21)をON(加速中では駆動、減速中では回生)とし、常時4WD走行とする。
走行パターン3では、車両が停止しているときに、切替部(図1、図2の23)においてHi側のブレーキ(図2の23a)をON(接)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23b)をON(接)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21)をOFF(非駆動)とする。これにより、パーキング、ヒルホールドとなる。
走行パターン4では、車速に関わらず、切替部(図1、図2の23)においてHi側のブレーキ(図2の23a)をOFF(断)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23b)をOFF(断)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21)をOFF(非駆動)とする。これにより、ニュートラルとなる。
走行パターン1では、加速時において車速がV1未満(停止〜V1)の低速域のときに、切替部(図1、図2の23に相当)においてHi側のブレーキ(図2の23aに相当)をOFF(断)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23bに相当)をON(接)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21に相当)をON(駆動)とし、常時4WD走行とする。
走行パターン2では、加速時において車速がV1以上かつV2未満の中速域のときに、切替部(図1、図2の23に相当)においてHi側のブレーキ(図2の23aに相当)をOFF(断)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23bに相当)をON(接)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21に相当)をOFF(非駆動)とし、原則的には2WD走行とするが、スリップ、加速アシスト、旋回等の所定の条件を検出したときのみ、モータジェネレータ(図1の21に相当)をON(駆動)として4WD走行とする。ここで、走行パターン2において切替部(図1、図2の23に相当)のLo側のブレーキ(図2の23bに相当)をON(接)にしているのは、スリップ等の所定の条件を検出した時に4WDの応答性の遅れがないようにする(モータジェネレータ21を通電するだけで4WD走行とする)ためであり、4WDにする必要がないときにはモータジェネレータ(図1の21に相当)の消費電力を低減させるためである。なお、V2はV1よりも大きい値である。
走行パターン3では、加速時において車速がV2以上の高速域のときに、切替部(図1、図2の23に相当)においてHi側のブレーキ(図2の23aに相当)をOFF(断)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23bに相当)をOFF(断)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21に相当)をOFF(非駆動)とし、常時2WD走行とする。ここで、切替部(図1、図2の23に相当)のブレーキ(図2の23a、23bに相当)をOFF(断)としているのは、モータジェネレータ(図1、図2の21に相当)の引き摺りトルクを低減させるためである。
走行パターン4では、減速時において車速がV3以上(V2>V3>V1)のときに、切替部(図1、図2の23に相当)においてHi側のブレーキ(図2の23aに相当)をOFF(断)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23bに相当)をOFF(断)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21に相当)をOFF(非駆動)とし、常時2WD走行とする。なお、V3は、V2近傍での走行による頻繁な動力の断接(ON/OFF)を防ぐために、V2より低く設定する。
走行パターン5では、減速時において車速がV3未満(V3〜停止)のときに、切替部(図1、図2の23に相当)においてHi側のブレーキ(図2の23aに相当)をOFF(断)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23bに相当)をON(接)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21に相当)をON(回生)とする。
走行パターン6では、車両が停止しているときに、切替部(図1、図2の23に相当)においてHi側のブレーキ(図2の23aに相当)をON(接)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23bに相当)をON(接)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21に相当)をOFF(非駆動)とする。これにより、パーキング、ヒルホールドとなる。
走行パターン7では、車速に関わらず、切替部(図1、図2の23に相当)においてHi側のブレーキ(図2の23aに相当)をOFF(断)、かつ、Lo側のブレーキ(図2の23bに相当)をOFF(断)とし、モータジェネレータ(図1、図2の21に相当)をOFF(非駆動)とする。これにより、ニュートラルとなる。
2 エンジン
3、4 モータジェネレータ
5 変速機
6 差動装置
7、8、9 インバータ
10 昇降圧コンバータ
11 バッテリ
12、13 前輪
14、15 後輪
16 センサ
20 後輪駆動装置
21 モータジェネレータ(モータ)
22 減速部
23、23´ 切替部
23a ブレーキ(第1ブレーキ)
23b ブレーキ(第2ブレーキ)
24 差動部
30、30´ 電子制御装置
31 メインコントローラ
32 エンジンコントローラ
33 モータジェネレータコントローラ
34 アクチュエータコントローラ
41、42、43、44 ハウジング
42a ガイド穴部
45、46 ボルト
47 ステータ
48 ホルダ
49 ボルト
50 ロータ
51 出力軸
51a サンギヤ部(第1サンギヤ)
52 ピニオンギヤ部材
52a 大径ピニオンギヤ部(第1ピニオンギヤ)
52b 小径ピニオンギヤ部(第2ピニオンギヤ)
53 リングギヤ(第1リングギヤ)
54 リングギヤ(第2リングギヤ)
55 キャリア(第1キャリア)
56 キャリア
55a リングギヤ部(第3リングギヤ)
58 カムギヤ(カム機構)
58a 凸部(第1凸部)
58b 凸部(第2凸部)
58c ギヤ部
59 カムプレート(カム機構、第1カムギヤ)
59a 凹部(第1凹部)
60 ウェーブスプリング(カム機構、第1スプリング)
61、62 摩擦プレート
63 カムプレート(カム機構、第2カムプレート)
63a 凹部(第2凹部)
64 ウェーブスプリング(カム機構、第2スプリング)
65、66 摩擦プレート
67 アクチュエータ
69 支持部材
70 ボルト
71 固定子
72 ボルト
73 回転子
75 ピニオンギヤ(第3ピニオンギヤ)
76 ピニオンギヤ(第4ピニオンギヤ)
77 キャリア(第2キャリア)
78 キャリア
79 サンギヤ(第2サンギヤ)
80 出力シャフト
81 継手部材
82 ナット部材
83 シール
84 出力シャフト
85 継手部材
86 ナット部材
87 シール
Claims (17)
- 回転動力を出力するモータと、
前記モータからの回転動力を減速して出力するとともに減速比が切り替え可能な減速部と、
前記減速部からの回転動力を一対の車輪に向けて分配して出力する差動部と、
前記減速部の減速比を切り替える切替部と、
を備え、
前記モータ、前記減速部、及び前記差動部は、前記車輪の車軸方向の一軸上に並べて配置され、
前記減速部は、
前記モータの回転動力が入力されるサンギヤと、
前記サンギヤの外周にて公転可能に前記サンギヤと噛合う第1ピニオンギヤと、
前記サンギヤから外周に離間して配されるとともに、前記第1リングギヤと噛合う第1リングギヤと、
前記第1ピニオンギヤと一体に回転するとともに、前記第1ピニオンギヤの径よりも小さい第2ピニオンギヤと、
前記第1リングギヤから軸方向にずれて配されるとともに、前記第2リングギヤと噛合う第2リングギヤと、
前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤを回転可能に支持するとともに、前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤが公転したときの回転動力を前記差動部に向けて出力する第1キャリアと、
を備えることを特徴とする車両駆動装置。 - 前記切替部は、
前記第1リングギヤの回転を止めることが可能な第1ブレーキと、
前記第2リングギヤの回転を止めることが可能な第2ブレーキと、
を備えることを特徴とする請求項1記載の車両駆動装置。 - 前記切替部は、
前記第1ブレーキ及び前記第2ブレーキの動作状態を切り替えるカム機構と、
前記カム機構を操作するアクチュエータと、
を備えることを特徴とする請求項2記載の車両駆動装置。 - 前記カム機構は、
前記アクチュエータの操作に応じて回転するとともに、前記第1ブレーキ側の面、及び、前記第2ブレーキ側の面のそれぞれに第1凸部及び第2凸部を有するカムギヤと、
前記第1ブレーキと前記カムギヤとの間にて回転不能かつ軸方向移動可能に配されるとともに、前記第1凸部が入ることが可能な第1凹部を有する第1カムプレートと、
前記第1ブレーキと前記第1カムプレートとの間に配されるとともに、前記第1カムプレートを前記カムギヤ側に付勢する第1スプリングと、
前記第2ブレーキと前記カムギヤとの間にて回転不能かつ軸方向移動可能に配されるとともに、前記第2凸部が入ることが可能な第2凹部を有する第2カムプレートと、
前記第2ブレーキと前記第2カムプレートとの間に配されるとともに、前記第2カムプレートを前記カムギヤ側に付勢する第2スプリングと、
を備えることを特徴とする請求項3記載の車両駆動装置。 - 前記カム機構は、
前記第1凸部を前記第1凹部に入れず、かつ、前記第2凸部を前記第2凹部に入れないことによって、前記第1ブレーキを係合とし、かつ、前記第2ブレーキを係合とするパーキング状態と、
前記第1凸部を前記第1凹部に入れ、かつ、前記第2凸部を前記第2凹部に入れないことによって、前記第1ブレーキを非係合とし、かつ、前記第2ブレーキを係合とするLoギヤ状態と、
前記第1凸部を前記第1凹部に入れ、かつ、前記第2凸部を前記第2凹部に入れることによって、前記第1ブレーキを非係合とし、かつ、前記第2ブレーキを非係合とするニュートラル状態と、
前記第1凸部を前記第1凹部に入れず、かつ、前記第2凸部を前記第2凹部に入れることによって、前記第1ブレーキを係合とし、かつ、前記第2ブレーキを非係合とするHi状態と、
に切り替え可能であることを特徴とする請求項4記載の車両駆動装置。 - 回転動力を出力するモータと、
前記モータからの回転動力を減速して出力するとともに減速比が切り替え可能な減速部と、
前記減速部からの回転動力を一対の車輪に向けて分配して出力する差動部と、
前記減速部の減速比を切り替える切替部と、
を備え、
前記モータ、前記減速部、及び前記差動部は、前記車輪の車軸方向の一軸上に並べて配置され、
前記減速部は、
前記モータの回転動力が入力される第1サンギヤと、
前記サンギヤの外周にて公転可能に前記サンギヤと噛合う第1ピニオンギヤと、
前記第1ピニオンギヤと一体に回転するとともに、前記第1ピニオンギヤの径よりも小さい第2ピニオンギヤと、
前記第2ピニオンギヤと噛合う第2リングギヤと、
前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤを回転可能に支持するとともに、前記第1ピニオンギヤ及び前記第2ピニオンギヤが公転したときの回転動力を前記差動部に向けて出力する第1キャリアと、
を備えることを特徴とする車両駆動装置。 - 前記切替部は、前記第2リングギヤの回転を止めることが可能な第2ブレーキを備えることを特徴とする請求項6記載の車両駆動装置。
- 前記切替部は、
前記第2ブレーキの動作状態を切り替えるカム機構と、
前記カム機構を操作するアクチュエータと、
を備えることを特徴とする請求項7記載の車両駆動装置。 - 前記カム機構は、
前記アクチュエータの操作に応じて回転するとともに、前記第2ブレーキ側の面に第2凸部を有するカムギヤと、
前記第2ブレーキと前記カムギヤとの間にて回転不能かつ軸方向移動可能に配されるとともに、前記第2凸部が入ることが可能な第2凹部を有する第2カムプレートと、
前記第2ブレーキと前記第2カムプレートとの間に配されるとともに、前記第2カムプレートを前記カムギヤ側に付勢する第2スプリングと、
を備えることを特徴とする請求項8記載の車両駆動装置。 - 前記カム機構は、
前記第2凸部を前記第2凹部に入れないことによって前記第2ブレーキを係合とするLoギヤ状態と、
前記第2凸部を前記第2凹部に入れることによって前記第2ブレーキを非係合とするニュートラル状態と、
に切り替え可能であることを特徴とする請求項9記載の車両駆動装置。 - 前記モータは、発電可能なモータジェネレータであり、
放電及び蓄電可能なバッテリと、
前記モータの動作を制御するインバータと、
前記バッテリの電力を昇圧して前記インバータを介して前記モータに供給する機能と、前記モータで発電した電力を前記インバータを介して降圧して前記バッテリに供給する機能とを有する昇降圧コンバータと、
を備えることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一に記載の車両駆動装置。 - 前記モータ及び前記減速部を制御する電子制御装置を備えることを特徴とする請求項11記載の車両駆動装置。
- 前記一対の車輪は、前輪及び後輪の一方の車輪であり、
回転動力を出力する1又は複数の動力源と、
前記動力源からの回転動力を変速して出力する変速機と、
前記変速機からの回転動力を前記前輪及び前記後輪の他方の一対の車輪に向けて分配して出力する差動装置と、
を備え、
前記電子制御装置は、前記動力源の動作も制御することを特徴とする請求項12記載の車両駆動装置。 - 前記電子制御装置は、
加速時において車速が第1閾値未満である低速域のときに前記Loギヤ状態、及び、前記モータを駆動として、4輪駆動走行となるように制御し、
加速時において車速が前記第1閾値以上、かつ、前記第1閾値よりも大きい第2閾値未満である中速域のときに前記Loギヤ状態、及び、前記モータを非駆動として2輪駆動走行とし、所定の条件が満たされたときのみ、前記Loギヤ状態、及び、前記モータを駆動として4輪駆動走行となるように制御し、
加速時において車速が前記第2閾値以上である高速域のときに前記ニュートラル状態、及び、前記モータを非駆動として、2輪駆動走行となるように制御することを特徴とする請求項13記載の車両駆動装置。 - 前記電子制御装置は、
減速時において車速が、前記第1閾値よりも大きくかつ前記第2閾値よりも小さい第3閾値以上のときに前記ニュートラル状態、及び、前記モータを非駆動として、2輪駆動走行となるように制御し、
減速時において車速が前記第3閾値未満のときに、前記Loギヤ状態、及び、前記モータを回生とするように制御することを特徴とする請求項13又は14記載の車両駆動装置。 - 前記差動部は、
前記第1キャリアと一体に回転する第3リングギヤと、
前記第3リングギヤの内周にて公転可能に前記第3リングギヤと噛合う第3ピニオンギヤと、
前記一対の車軸の一方と一体に回転する第2サンギヤと、
前記第2サンギヤの外周にて公転可能に前記第2サンギヤと噛合う第4ピニオンギヤと、
前記第3ピニオンギヤ及び前記第4ピニオンギヤを回転可能に支持するとともに、前記第3ピニオンギヤ及び前記第4ピニオンギヤが公転したときの回転動力を前記一対の車軸の他方に向けて出力する第2キャリアと、
を備えることを特徴とする請求項1又は6記載の車両駆動装置。 - 前記切替部は、前記減速部に対して前記車輪の車軸を中心とする径方向外側に配設されることを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一に記載の車両駆動装置。
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