JP2018127329A - 物品搬送設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の自動倉庫から出庫した物品を積付部に効率よく搬送できる物品搬送設備を実現させる。【解決手段】複数の自動倉庫1の夫々に、複数段の収納棚6と複数の搬送台車と複数の中継部9と昇降自在な昇降台10とを備え、搬送装置2は、複数の搬送コンベヤ16を備え、複数の搬送コンベヤ16の夫々に、複数の自動倉庫1の昇降台10から出庫された物品を受け取る複数の受取部18と、搬送装置2にて搬送された物品を載置体に積み付けるための積付領域E1に位置する積付部19と、複数の受取部18により受け取った物品を積付部19に搬送する搬送部20と、を備え、複数の搬送コンベヤ16の夫々に備えられている搬送部20を、搬送する物品の移動軌跡が他の搬送部20により搬送される物品の移動軌跡と重ならないように設置し、一つの自動倉庫1の昇降台10から物品を受け取る受取部18を、互いに異なる高さに複数設置する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の自動倉庫と、複数の前記自動倉庫から出庫された物品を搬送する搬送装置と、を備えている物品搬送設備に関する。
かかる物品搬送設備の従来例が、特開2015−048195号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1の物品搬送設備は、搬送コンベヤ(複数のラック接続コンベヤ8とメインコンベヤ9と複数の分岐コンベヤ13とで構成)を備えている。搬送コンベヤは、複数の自動倉庫から出庫された物品を受け取る複数の受取部(複数のラック接続コンベヤの夫々における上流側端部)と、載置体に物品を積み付けるための積付領域に位置する複数の積付部(複数の分岐コンベヤの夫々における下流側端部)と、複数の受取部により受け取った物品を積付部に搬送する複数の搬送部と、を備えている。この搬送コンベヤは、複数の受取部で受け取った物品Wを複数のラック接続コンベヤによって各別に搬送した後、当該物品をメインコンベヤに合流させ、その後、複数の分岐コンベヤに分岐させて、物品Wを複数の積付部に搬送する。このように搬送コンベヤを構成することで、複数の自動倉庫のうちの何れの自動倉庫から物品を出庫した場合でも、当該物品を目的の積付部に搬送できるようになっている。
特開2015−048195号公報
上記した物品搬送設備では、複数の自動倉庫から出庫した物品は全て一旦一つのメインコンベヤに集められた後に積付部に搬送する。自動倉庫の数が多い場合では、複数のラック接続コンベヤからメインコンベヤに合流する物品の数も多くなるため、メインコンベヤに物品を合流させるときに物品の滞留が起こり易く、複数の自動倉庫から出庫した物品を積付部に効率よく搬送し難いものであった。
そこで、複数の自動倉庫から出庫した物品を積付部に効率よく搬送できる物品搬送設備の実現が望まれる。
上記に鑑みた、物品搬送設備の特徴構成は、複数の自動倉庫と、複数の前記自動倉庫から出庫された物品を搬送する搬送装置と、を備え、複数の前記自動倉庫の夫々は、上下方向に並ぶ状態で設置された複数段の収納棚と、前記複数段の夫々に対して設置されて前記収納棚の長手方向に沿って走行する複数の搬送台車と、前記複数段の夫々に対して設置された複数の中継部と、昇降自在な昇降台と、を備えて、前記複数段の夫々において、前記搬送台車によって前記収納棚から前記中継部に物品を搬送し、前記昇降台を前記中継部に対応する高さに昇降させた状態で前記中継部から前記昇降台に物品を搬送し、前記昇降台から前記自動倉庫外に物品を出庫し、前記搬送装置は、複数の搬送コンベヤを備え、複数の前記搬送コンベヤの夫々は、複数の前記自動倉庫の前記昇降台から出庫された物品を受け取る複数の受取部と、前記搬送装置にて搬送された物品を載置体に積み付けるための積付領域に位置する積付部と、複数の前記受取部により受け取った物品を前記積付部に搬送する搬送部と、を備え、複数の前記搬送コンベヤの夫々に備えられている前記搬送部は、搬送する物品の移動軌跡が他の前記搬送部により搬送される物品の移動軌跡と重ならないように設置され、一つの前記自動倉庫の前記昇降台から物品を受け取る前記受取部が、互いに異なる高さに複数設置されている点にある。
これらの特徴構成によれば、搬送装置は、物品を受取部から積付部に搬送する搬送コンベヤが複数備えられている。そして、自動倉庫から物品を出庫して複数の積付部のうちの1つである目的の積付部に搬送する場合、自動倉庫から物品を出庫するときに目的の積付部を備えた搬送コンベヤを選択し、当該搬送コンベヤが備えている受取部に物品を出庫することで、選択した搬送コンベヤによって物品を目的の積付部に搬送することができる。そして、複数の搬送コンベヤの夫々には、複数の自動倉庫の夫々に対して受取部を備えているため、複数の自動倉庫のうちの何れの自動倉庫から物品を出庫した場合でも、当該物品を目的の積付部に搬送できるようになっている。
そして、複数の自動倉庫から出庫した物品は、複数の搬送コンベヤによって複数の積付部に搬送されることで、1つの搬送コンベヤによって搬送する物品の数が少なくなるため、搬送コンベヤによって物品を搬送するときに物品の滞留が起こり難く、複数の自動倉庫から出庫した物品を積付部に効率よく搬送できる。
また、複数の搬送コンベヤの搬送部の夫々は、搬送する物品の移動軌跡が他の搬送部により搬送される物品の移動軌跡と重ならないため、例えば、2つの搬送コンベヤの間で物品が載り移るというような、複数の搬送コンベヤによって搬送している物品が互いに干渉することがないため、この点でも、複数の自動倉庫から出庫した物品を積付部に効率よく搬送できる。
第一の実施形態における物品搬送設備の平面図 第一の実施形態における物品搬送設備の正面図 第一の実施形態における物品搬送設備の斜視図 第一の実施形態における自動倉庫の斜視図 第二の実施形態における物品搬送設備の第二搬送装置を示す平面図 第二の実施形態における物品搬送設備の第一搬送装置を示す平面図 第二の実施形態における積付領域の平面図 第二の実施形態における物品搬送設備の正面図 第三の実施形態における物品搬送設備の第二搬送装置を示す平面図 第三の実施形態における物品搬送設備の第一搬送装置を示す平面図 第三の実施形態における物品搬送設備の正面図
1.第一の実施形態
物品搬送設備の第一の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1から図3に示すように、物品搬送設備は、複数の自動倉庫1と、複数の自動倉庫1から出庫された物品Wを搬送する搬送装置としての出庫用搬送装置2と、複数の自動倉庫1に入庫する物品Wを搬送する第二搬送装置としての入庫用搬送装置3と、を備えている。
以下、上下方向Zに見て、複数の自動倉庫1が並ぶ方向を幅方向Yと称し、幅方向Yに対して直交する方向を長手方向Xと称する。また、長手方向Xの一方向を第一長手方向X1と称し、長手方向Xの他方向を第二長手方向X2と称する。また、幅方向Yの一方向を第一幅方向Y1と称し、幅方向Yの他方向を第二幅方向Y2と称する。
1−1.自動倉庫
図1から図4に示すように、複数の自動倉庫1の夫々は、上下方向Zに並ぶ状態で設置された複数段の収納棚6と、長手方向X(複数段の夫々に対して設置されて収納棚6の長手方向)に沿って走行する複数の搬送台車7と、を備えている。収納棚6は、複数段の夫々に対して、幅方向Yに間隔を空けて並ぶ状態で一対備えられている。搬送台車7は、複数段の夫々に対して、一対の収納棚6の間に1台備えられている。
また、複数の自動倉庫1の夫々は、複数段の夫々に設置された中継部としての第一中継部9と、昇降自在な昇降台としての第一昇降台10と、を備えている。複数の第一中継部9及び1つの第一昇降台10は、収納棚6に対して第一長手方向X1側(長手方向Xの一方側)に設置されている。説明を加えると、複数の第一中継部9は、収納棚6に対して第一長手方向X1に並ぶ状態で設置されている。第一昇降台10は、複数の第一中継部9に対して第一長手方向X1に並ぶ状態で設置されている。
図1から図3に示すように、複数の自動倉庫1の夫々は、複数段の夫々に設置された第二中継部11と、昇降自在な第二昇降台12と、を備えている。複数の第二中継部11及び1つの第二昇降台12は、収納棚6に対して第二長手方向X2側(長手方向Xの他方側)に設置されている。説明を加えると、複数の第二中継部11は、収納棚6に対して第二長手方向X2に並ぶ状態で設置されている。第二昇降台12は、複数の第二中継部11に対して第二長手方向X2に並ぶ状態で設置されている。
そして、複数の自動倉庫1の夫々は、複数段の夫々において、搬送台車7によって収納棚6から第一中継部9に物品Wを搬送し、第一昇降台10を第一中継部9に対応する高さに昇降させた状態で第一中継部9から第一昇降台10に物品Wを搬送し、第一昇降台10から自動倉庫1外に物品Wを出庫する。
また、複数の自動倉庫1の夫々は、複数段の夫々において、搬送台車7によって収納棚6から第二中継部11に物品Wを搬送し、第二昇降台12を第二中継部11に対応する高さに昇降させた状態で第二中継部11から第二昇降台12に物品Wを搬送し、第二昇降台12から自動倉庫1外に物品Wを出庫する。
このように、複数の自動倉庫1の夫々は、収納棚6に収納している物品Wを第一昇降台10又は第二昇降台12から自動倉庫1外に出庫するように構成されており、自動倉庫1の第一長手方向X1と第二長手方向X2との双方から出庫できるようになっている。
また、図1から図4に示すように、複数の自動倉庫1の夫々は、複数段の夫々に対して設置された第三中継部13と、昇降自在な第三昇降台14と、を備えている。説明を加えると、複数の第三中継部13は、収納棚6に対して第一長手方向X1に並ぶ状態で設置されている。第三昇降台14は、複数の第三中継部13に対して第一長手方向X1に並ぶ状態で設置されている。
そして、複数の自動倉庫1の夫々は、複数段の夫々において、自動倉庫1外から第三昇降台14に物品Wを入庫し、第三昇降台14を第三中継部13に対応する高さに昇降させた状態で第三昇降台14から第三中継部13に物品Wを搬送し、搬送台車7によって第三中継部13から収納棚6に物品Wを搬送する。
このように、複数の自動倉庫1の夫々は、収納棚6に収納する物品Wを第三昇降台14から自動倉庫1内に入庫するように構成されており、自動倉庫1の第一長手方向X1からのみ入庫できるようになっている。
1−2.第一搬送装置
出庫用搬送装置2は、複数の搬送コンベヤとしての複数の第一搬送コンベヤ16と、複数の第二搬送コンベヤ17と、を備えている。
複数の第一搬送コンベヤ16の夫々は、複数の自動倉庫1の第一昇降台10から出庫された物品Wを受け取る複数の第一受取部18と、積付領域E1に位置する1つの第一積付部19と、複数の第一受取部18により受け取った物品Wを1つの第一積付部19に搬送する第一搬送部20と、を備えている。
複数の第二搬送コンベヤ17の夫々は、複数の自動倉庫1の第二昇降台12から出庫された物品Wを受け取る複数の第二受取部21と、積付領域E1に位置する1つの第二積付部22と、複数の第二受取部21にて受け取った物品Wを1つの第二積付部22に搬送する第二搬送部23と、を備えている。
積付領域E1は、出庫用搬送装置2にて搬送された物品Wを載置体としてのカゴ車Kに積み付けるための領域であり、複数の自動倉庫1に対して第一幅方向Y1に形成されている。第一搬送コンベヤ16の第一積付部19に搬送された物品Wは、作業者によってカゴ車Kに積み付けられる。また、同様に、第二搬送コンベヤ17の第二積付部22に搬送された物品Wは、作業者によってカゴ車Kに積み付けられる。
積付領域E1は、第一積付部19や第二積付部22が配置された積付箇所E3を複数有している。複数の積付箇所E3の夫々は、出荷先が異なる載置体への積み付けを行う箇所である。複数の積付箇所E3の夫々には、第一積付部19又は第二積付部22のうちの少なくとも一方が1つのみ備えられており、複数の積付箇所E3に対して、第一搬送コンベヤ16又は第二搬送コンベヤ17が各別に設けられている。
複数の第一搬送コンベヤ16の夫々に備えられている第一搬送部20は、搬送する物品Wの移動軌跡が他の第一搬送部20により搬送される物品Wの移動軌跡及び複数の第二搬送部23により搬送される物品Wの移動軌跡と重ならないように設置されている。そのため、第一搬送部20は、第一受取部18から受け取った物品Wを、他の第一搬送部20や第二搬送部23に渡すことなく、当該第一搬送部20に対して備えられた1つの第一積付部19に搬送する。
また、複数の第二搬送コンベヤ17の夫々に備えられている第二搬送部23は、搬送する物品Wの移動軌跡が他の第二搬送部23により搬送される物品Wの移動軌跡及び複数の第一搬送部20により搬送される物品Wの移動軌跡と重ならないように設置されている。そのため、第二搬送部23は、第二受取部21から受け取った物品Wを、他の第二搬送部23や第一搬送部20に渡すことなく、当該第二搬送部23に対して備えられた1つの第二積付部22に搬送する。
次に、複数の第一搬送コンベヤ16のうちの一つに着目して説明する。
一つの第一搬送コンベヤ16は、複数の自動倉庫1の夫々に対して第一受取部18が備えられており、一つの第一搬送コンベヤ16には複数の第一受取部18(自動倉庫1と同数の第一受取部18)が備えられている。一つの第一搬送コンベヤ16に備えられている複数の第一受取部18は、同じ高さに設置されている。これら複数の第一受取部18の夫々は、第一昇降台10に対して第一長手方向X1に並ぶ状態で設置されている。このように、第一搬送コンベヤ16における複数の第一受取部18は、複数の自動倉庫1に対して第一長手方向X1に設置されている。
一つの第一搬送コンベヤ16は、第一積付部19が1つのみ備えられている。第一搬送コンベヤ16における1つの第一積付部19は、複数の自動倉庫1に対して第一幅方向Y1に設置されている。
一つの第一搬送コンベヤ16の第一搬送部20は、1つの第一下流部と複数の第一上流部と、を備えている。第一下流部は、複数の自動倉庫1の第一長手方向X1から複数の自動倉庫1の第一幅方向Y1に亘って設置されており、1本の搬送経路に沿って物品Wを搬送する。複数の第一上流部は、複数の第一受取部18の夫々に対して備えられており、第一下流部と複数の第一受取部18との間に設置されている。一つの第一搬送コンベヤ16は、複数の第一受取部18で受け取った物品Wを複数の第一上流部によって各別に搬送した後、一つの第一下流部に合流させて、当該一つの第一下流部によって物品Wを1つの第一積付部19に搬送する。
次に、複数の第二搬送コンベヤ17のうちの一つに着目して説明する。
一つの第二搬送コンベヤ17は、複数の自動倉庫1の夫々に対して第二受取部21が備えられており、一つの第二搬送コンベヤ17には複数の第二受取部21(自動倉庫1と同数の第二受取部21)が備えられている。一つの第二搬送コンベヤ17に備えられている複数の第二受取部21は、同じ高さに設置されている。これら複数の第二受取部21の夫々は、第二昇降台12に対して第二長手方向X2に並ぶ状態で設置されている。このように、第二搬送コンベヤ17における複数の第二受取部21は、複数の自動倉庫1に対して第二長手方向X2に設置されている。
一つの第二搬送コンベヤ17は、第二積付部22が1つのみ備えられている。第二搬送コンベヤ17における1つの第二積付部22は、複数の自動倉庫1に対して第一幅方向Y1に設置されている。
一つの第二搬送コンベヤ17の第二搬送部23は、1つの第二下流部と複数の第二上流部と、を備えている。第二下流部は、複数の自動倉庫1の第一長手方向X1から複数の自動倉庫1の第一幅方向Y1に亘って設置されており、1本の搬送経路に沿って物品Wを搬送する。複数の第二上流部は、複数の第二受取部21の夫々に対して備えられており、第二下流部と複数の第二受取部21との間に設置されている。一つの第二搬送コンベヤ17は、複数の第二受取部21で受け取った物品Wを複数の第二上流部によって各別に搬送した後、1つの第二下流部に合流させて、当該1つの第二下流部によって物品Wを1つの第二積付部22に搬送する。
そして、一つの自動倉庫1に対しては、複数の第一搬送コンベヤ16夫々の第一受取部18が設置されている。つまり、一つの自動倉庫1の第一昇降台10から物品Wを受け取る第一受取部18は複数設置されている。これら複数の第一受取部18は、互いに異なる高さに設置されており、長手方向Xや幅方向Yには同じ位置に設置されている。
また、一つの自動倉庫1に対しては、複数の第二搬送コンベヤ17夫々の第二受取部21が設置されている。つまり、一つの自動倉庫1の第二昇降台12から物品Wを受け取る第二受取部21は複数設置されている。これら複数の第二受取部21は、互いに異なる高さに設置されており、長手方向Xや幅方向Yには同じ位置に設置されている。
積付領域E1には、複数の第一搬送コンベヤ16夫々の第一積付部19と複数の第二搬送コンベヤ17夫々の第二積付部22とが設置されている。つまり、積付領域E1には、複数の第一積付部19(第一搬送コンベヤ16と同数の第一積付部19)と複数の第二積付部22(第二搬送コンベヤ17と同数の第二積付部22)とが設置されている。これら、複数の第一積付部19と複数の第二積付部22とは、長手方向Xに並ぶ状態で一列に設置されており、床面F上に同じ高さに設置されている。
1−3.第二搬送装置
入庫用搬送装置3は、複数の第三搬送コンベヤ26を備えている。
複数の第三搬送コンベヤ26の夫々は、入荷された物品Wを受け取る1つの第三受取部27と、第三搬送コンベヤ26にて搬送された物品Wを第三昇降台14に渡して自動倉庫1に入庫する1つの入庫部28と、第三受取部27にて受け取った物品Wを入庫部28に搬送する1つの第三搬送部29と、を備えている。
搬入領域E2は、入庫用搬送装置3にて搬送する物品Wを第三搬送コンベヤ26に載せるための領域であり、複数の自動倉庫1に対して第一長手方向X1に形成されている。第三搬送コンベヤ26の第三受取部27には、作業者によって物品Wが載せられる。
複数の第三搬送コンベヤ26の夫々に備えられている第三搬送部29は、搬送する物品Wの移動軌跡が他の第三搬送部29により搬送される物品Wの移動軌跡と重ならないように設置されている。また、複数の第三搬送コンベヤ26の夫々に備えられている第三搬送部29は、複数の第一搬送コンベヤ16により搬送される物品Wの移動軌跡及び複数の第二搬送コンベヤ17により搬送される物品Wの移動軌跡と重ならないように設置されている。そのため、第三搬送部29は、第三受取部27に載せられた物品Wを、他の第三搬送部29や第一搬送部20や第二搬送部23に受け渡すことなく、当該第三搬送部29に対して備えられた1つの入庫部28に搬送する。
次に、複数の第三搬送コンベヤ26のうちの一つに着目して説明する。
一つの第三搬送コンベヤ26は、一つの自動倉庫1に対して入庫部28が備えられており、一つの第三搬送コンベヤ26には一つの入庫部28のみが備えられている。
一つの第三搬送コンベヤ26は、第三受取部27が1つのみ備えられている。第三搬送コンベヤ26における単一の第三受取部27は、自動倉庫1に対して第一長手方向X1に設置されている。
一つの第三搬送コンベヤ26の第三搬送部29は、長手方向Xに沿って一直線状に設置されており、一つの第三受取部27に載せられた物品Wを、一つの入庫部28に搬送する。
そして、一つの自動倉庫1に対しては、1つの入庫部28が設置されている。この1つの入庫部28は、複数の第一受取部18と異なる高さに設置されており、具体的には、複数の第一受取部18より低い高さに設置されている。
搬入領域E2には、複数の第三搬送コンベヤ26夫々の第三受取部27が設置されている。つまり、搬入領域E2には、複数の第三受取部27(第三搬送コンベヤ26と同数の第三受取部27)が設置されている。これら、複数の第三受取部27は、幅方向Yに並ぶ状態で一列に設置されており、床面F上に同じ高さに設置されている。
1−4.架台
図2に示すように、物品搬送設備には、床面Fと平行に床面Fより上方に設置された第一架台DAを備えている。自動倉庫1は、床面Fに設置されており、複数段の収納棚6の一部が第一架台DAより上方に設置されると共に、複数段の収納棚6の残る一部が第一架台DAより下方に設置されている。また、複数の第一受取部18の一部、及び、複数の第二受取部21の一部が、第一架台DAに設置されている。
第一架台DAとして、第一下架台D1と、この第一下架台D1より上方に設置された第一上架台D2とが設置されている。
自動倉庫1の上端は、第一上架台D2より上方に位置しており、自動倉庫1の収納棚6は、床面Fと第一下架台D1との間、及び、第一下架台D1より上方に設置されている。
複数の第一受取部18には、床面Fに設置されている第一受取部18と、第一下架台D1に設置されている第一受取部18と、第一下架台D2に設置されている第一受取部18と、がある。また、複数の第二受取部21には、床面Fに設置されている第二受取部21と、第一下架台D1に設置されている第二受取部21と、第一上架台D2に設置されている第二受取部21と、がある。また、第三搬送コンベヤ26の第三受取部27や入庫部28は床面Fに設置されている。
1−5.搬送の形態
トラック等によって物品搬送設備に搬入された物品Wは、複数の第三受取部27に載せられ複数の自動倉庫1に入庫される、又は、1つの第三受取部27に載せられて1つの自動倉庫1に入庫される。この複数又は1つの第三受取部27に載せられる物品Wは、複数の地域(出荷先)に出荷する物品Wである。
複数の第三受取部27には、出荷先が互いに異なる複数の物品Wが載せられる場合があり、この場合では、複数の第三搬送コンベヤ26の夫々は、出荷先が異なる複数の物品Wを搬送する。そのため、同じ出荷先に出荷する物品Wであっても、複数の自動倉庫1に分散して収納されている。
複数の第一積付部19や複数の第二積付部22は、対応する出荷先が設定されており、第一積付部19や第二積付部22には、対応する出荷先に出荷すべき物品Wが搬送される。つまり、自動倉庫1は、物品Wを出庫する場合に、当該物品Wの出荷先に対応する第一搬送コンベヤ16の第一受取部18又は第二搬送コンベヤ17の第二受取部21に出庫する。そして、出庫された物品Wは、第一搬送コンベヤ16又は第二搬送コンベヤ17によって、出荷先に対応する第一積付部19又は第二積付部22に搬送される。当該物品Wは、出荷先に出荷するカゴ車Kに積み付けられて、出荷先が同じ複数の物品Wがカゴ車Kに載せられた状態で当該カゴ車Kが出荷先に向けて出荷される。
2.第二の実施形態
次に、物品搬送設備の第二の実施形態について、図5から図8を用いて説明する。本実施形態では、自動倉庫1や出庫用搬送装置2や入庫用搬送装置3の構成が、上記第一の実施形態とは異なる。以下では、本実施形態に係る自動倉庫1や出庫用搬送装置2や入庫用搬送装置3の構成について、上記第一の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第一の実施形態と同様とする。
2−1.自動倉庫
図5、図6及び図8に示すように、複数の自動倉庫1の夫々は、複数段の夫々に対して設置された第四中継部31と、昇降自在な第四昇降台32と、を備えている。複数の第四中継部31及び1つの第四昇降台32は、収納棚6に対して第二長手方向X2側に設置されている。説明を加えると、複数の第四中継部31は、収納棚6に対して第二長手方向X2に並ぶ状態で設置されている。第四昇降台32は、複数の第四中継部31に対して第二長手方向X2に並ぶ状態で設置されている。
そして、複数の自動倉庫1の夫々は、複数段の夫々において、自動倉庫1外から第四昇降台32に物品Wを入庫し、第四昇降台32を第四中継部31に対応する高さに昇降させた状態で第四昇降台32から第四中継部31に物品Wを搬送し、搬送台車7によって第四中継部31から収納棚6に物品Wを搬送する。
このように、複数の自動倉庫1の夫々は、収納棚6に収納する物品Wを第三昇降台14に加えて、第四昇降台32から自動倉庫1内に入庫可能に構成されており、自動倉庫1の第一長手方向X1と第二長手方向X2との双方から入庫できる。
2−2.第一搬送装置
図5及び図6に示すように、複数の第一搬送コンベヤ16の夫々は、複数の第一受取部18と、複数の第一積付部19と、複数の第一受取部18により受け取った物品Wを複数の第一積付部19に搬送する第一搬送部20と、を備えている。
複数の第二搬送コンベヤ17の夫々は、複数の第二受取部21と、複数の第二積付部22と、複数の第二受取部21にて受け取った物品Wを複数の第二積付部22に搬送する第二搬送部23と、を備えている。
積付領域E1は、複数の自動倉庫1に対して第一長手方向X1と第二長手方向X2との双方に形成されている。複数の第一積付部19は、複数の自動倉庫1に対して第一長手方向X1に位置する積付領域E1に備えられており、複数の第二積付部22は、複数の自動倉庫1に対して第二長手方向X2に位置する積付領域E1に備えられている。
一つの第一搬送コンベヤ16には、第一積付部19が複数備えられている。本実施形態では、一つの第一搬送コンベヤ16には、第一積付部19が2つ備えられている。第一搬送コンベヤ16における複数の第一積付部19は、自動倉庫1に対して第一長手方向X1で且つ下方に設置されている。
一つの第一搬送コンベヤ16の第一搬送部20は、1つの第一中流部と複数の第一上流部と複数の第一下流部とを備えている。第一中流部は、複数の自動倉庫1の第一長手方向X1から複数の自動倉庫1の第一幅方向Y1、そして、複数の自動倉庫1の下方に亘って設置されており、1本の搬送経路に沿って物品Wを搬送する。第一上流部は、複数の第一受取部18の夫々に対して備えられており、第一中流部と複数の第一受取部18との間に設置されている。第一下流部は、複数の第一積付部19の夫々に対して備えられており、第一中流部と第一積付部19との間に設置されている。一つの第一搬送コンベヤ16は、複数の第一受取部18で受け取った物品Wを複数の第一上流部によって各別に搬送した後、一つの第一中流部に合流させ、その後、複数の第一下流部に分岐させて、物品Wを複数の第一積付部19に搬送する。
一つの第二搬送コンベヤ17は、第二積付部22が複数備えられている。本実施形態では、一つの第二搬送コンベヤ17は、第二積付部22が2つ備えられている。第二搬送コンベヤ17における複数の第二積付部22は、複数の自動倉庫1に対して第一長手方向X1で且つ下方に設置されている。
一つの第二搬送コンベヤ17の第二搬送部23は、1つの第二中流部と複数の第二上流部と複数の第二下流部とを備えている。第二中流部は、複数の自動倉庫1の第二長手方向X2から複数の自動倉庫1の第一幅方向Y1、そして、複数の自動倉庫1の下方に亘って設置されており、1本の搬送経路に沿って物品Wを搬送する。第二上流部は、複数の第二受取部21の夫々に対して備えられており、第二中流部と複数の第二受取部21との間に設置されている。第二下流部は、複数の第二積付部22の夫々に対して備えられており、第二中流部と第二積付部22との間に設置されている。一つの第二搬送コンベヤ17は、複数の第二受取部21で受け取った物品Wを複数の第二上流部によって各別に搬送した後、一つの第二中流部に合流させ、その後、複数の第二下流部に分岐させて、物品Wを複数の第二積付部22に搬送する。
2−3.第二搬送装置
入庫用搬送装置3は、複数の第三搬送コンベヤ26に加えて、複数の第四搬送コンベヤ34を備えている。
複数の第四搬送コンベヤ34の夫々は、入荷された物品Wを受け取る複数の第四受取部(図示せず)と、第四搬送コンベヤ34にて搬送された物品Wを第四昇降台32に渡して自動倉庫1に入庫する複数の第二入庫部36と、第四受取部にて受け取った物品Wを第二入庫部36に搬送する第四搬送部37と、を備えている。
複数の第三搬送コンベヤ26の夫々は、複数の第三受取部27(本実施形態では図示せず)と、複数の入庫部28と、複数の第三受取部27により受け取った物品Wを複数の入庫部28に搬送する第三搬送部29と、を備えている。
複数の第四搬送コンベヤ34の夫々に備えられている第四搬送部37は、搬送する物品Wの移動軌跡が他の第四搬送部37により搬送される物品Wの移動軌跡と重ならないように設置されている。また、複数の第四搬送コンベヤ34の夫々に備えられている第四搬送部37は、複数の第一搬送コンベヤ16により搬送される物品Wの移動軌跡、複数の第二搬送コンベヤ17により搬送される物品Wの移動軌跡、及び、複数の第三搬送コンベヤ26により搬送される物品Wの移動軌跡と重ならないように設置されている。そのため、第四搬送部37は、第四受取部に載せられた物品Wを、他の第四搬送部37や第一搬送部20や第二搬送部23や第三搬送部29に受け渡すことなく、当該第四搬送部37に対して備えられた複数の第二入庫部36に搬送する。
一つの第三搬送コンベヤ26は、複数の自動倉庫1の夫々に対して入庫部28が備えられており、一つの第三搬送コンベヤ26には複数の入庫部28(自動倉庫1と同数の入庫部28)が備えられている。
一つの第三搬送コンベヤ26は、第三受取部27が複数備えられている。一つの第三搬送コンベヤ26の第三搬送部29は、複数の第三受取部27に載せられた物品Wを、複数の入庫部28に搬送する。
一つの第四搬送コンベヤ34は、複数の自動倉庫1の夫々に対して第二入庫部36が備えられており、一つの第四搬送コンベヤ34には複数の第二入庫部36(自動倉庫1と同数の第二入庫部36)が備えられている。
一つの第四搬送コンベヤ34は、第四受取部が複数備えられている。一つの第四搬送コンベヤ34の第四搬送部37は、複数の第四受取部に載せられた物品Wを、複数の第二入庫部36に搬送する。
そして、一つの自動倉庫1に対しては、複数の入庫部28が設置されている。この複数の入庫部28は、複数の第一受取部18と異なる高さに設置されている。具体的には、複数の第一受取部18と複数の入庫部28とは上下方向Zに交互に設置されている。
また、一つの自動倉庫1に対しては、複数の第二入庫部36が設置されている。この複数の第二入庫部36は、複数の第二受取部21と異なる高さに設置されている。具体的には、複数の第二受取部21と複数の第二入庫部36とは上下方向Zに交互に設置されている。
2−4.架台
図8に示すように、物品搬送設備には、床面Fと平行に床面Fより上方に設置された第二架台DBを備えている。自動倉庫1は、第二架台DBに設置されており、複数段の収納棚6の全てが第二架台DBより上方に設置されている。また、複数の第一受取部18の全て及び複数の第二受取部21の全てが、第二架台DBに設置されている。また、複数の第一積付部19の全て及び複数の第二積付部22の全ては、床面Fに設置されている。
3.第三の実施形態
次に、物品搬送設備の第三の実施形態について、図9から図11を用いて説明する。本実施形態では、自動倉庫1や出庫用搬送装置2や入庫用搬送装置3の構成が、上記第一の実施形態や第二の実施形態とは異なる。以下では、本実施形態に係る自動倉庫1や出庫用搬送装置2や入庫用搬送装置3の構成について、上記第一の実施形態との相違点を中心として説明する。なお、特に説明しない点については、上記第一の実施形態と同様とする。
3−1.自動倉庫
図9から図11に示すように、複数の自動倉庫1の夫々は、第一中継部9と第一昇降台10と第三中継部13と第三昇降台14とは備えているが、第二中継部11及び第二昇降台12は備えていない。
つまり、複数の自動倉庫1の夫々は、収納棚6に収納している物品Wを第一昇降台10から自動倉庫1外に出庫するように構成されており、自動倉庫1の第一長手方向X1からのみ出庫できるようになっている。
また、複数の自動倉庫1の夫々は、収納棚6に収納する物品Wを第三昇降台14から自動倉庫1内に入庫するように構成されており、自動倉庫1の第一長手方向X1からのみ入庫できるようになっている。
3−2.第一搬送装置、第二搬送装置
出庫用搬送装置2は、複数の第一搬送コンベヤ16は備えているが、複数の第二搬送コンベヤ17は備えていない。
複数の第一搬送コンベヤ16の夫々は、複数の自動倉庫1の第一昇降台10から出庫された物品Wを受け取る複数の第一受取部18と、積付領域E1に位置する1つの第一積付部19と、複数の第一受取部18により受け取った物品Wを1つの第一積付部19に搬送する第一搬送部20と、を備えている。
入庫用搬送装置3は、複数の第三搬送コンベヤ26は備えているが、複数の第四搬送コンベヤ34は備えていない。
複数の第三搬送コンベヤ26の夫々は、入荷された物品Wを受け取る複数の第三受取部27(本実施形態では図示せず)と、第三搬送コンベヤ26にて搬送された物品Wを第三昇降台14に渡して自動倉庫1に入庫する複数の入庫部28と、第三受取部27にて受け取った物品Wを入庫部28に搬送する第三搬送部29と、を備えている。
3−3.架台
図11に示すように、物品搬送設備には、床面Fと平行に床面Fより上方に設置された第一架台DAを備えている。自動倉庫1は、床面Fに設置されており、複数段の収納棚6の一部が第一架台DAより上方に設置されると共に、複数段の収納棚6の残る一部が第一架台DAより下方に設置されている。また、複数の第三受取部27及び複数の入庫部28は、第一架台DAに設置されており、複数の第一受取部18及び複数の第一積付部19は床面Fに設置されている。自動倉庫1の上端は、第一架台DAより上方に位置しており、自動倉庫1の収納棚6は、第一架台DAの下方から上方に亘って設置されている。
4.その他の実施形態
次に、物品搬送設備のその他の実施形態について説明する。
(1)上記実施形態では、入庫部28を、長手方向Xにおいて複数の自動倉庫1に対して第一受取部18と同じ方向に設置したが、入庫部28を、長手方向Xにおいて複数の自動倉庫1に対して第一受取部18と異なる方向に設置してもよい。
(2)上記第一の実施形態では、第一搬送コンベヤ16に第一積付部19を1つのみ備えたが、第一搬送コンベヤ16に第一積付部19を複数備えてもよく、また、第二搬送コンベヤ17に第二積付部22を1つのみ備えたが、第二搬送コンベヤ17に第二積付部22を複数備えてもよい。
また、上記第二の実施形態では、第一搬送コンベヤ16に第一積付部19を複数備えたが、第一搬送コンベヤ16に第一積付部19を1つのみ備えてもよく、また、第二搬送コンベヤ17に第二積付部22を複数備えたが、第二搬送コンベヤ17に第二積付部22を1つのみ備えてもよい。
また、上記第三の実施形態では、第一搬送コンベヤ16に第一積付部19を1つのみ備えたが、第一搬送コンベヤ16に第一積付部19を複数備えてもよい。
(3)上記第一及び第二の実施形態では、出庫用搬送装置2に、第一搬送コンベヤ16と第二搬送コンベヤ17との双方を備えたが、出庫用搬送装置2に、第一搬送コンベヤ16と第二搬送コンベヤ17とのうちの第一搬送コンベヤ16のみを備えてもよい。
また、上記第三の実施形態では、出庫用搬送装置2に、第一搬送コンベヤ16と第二搬送コンベヤ17とのうちの第一搬送コンベヤ16のみを備えたが、出庫用搬送装置2に、第一搬送コンベヤ16と第二搬送コンベヤ17との双方を備えてもよい。
(4)上記第一及び第三の実施形態では、入庫用搬送装置3に、第三搬送コンベヤ26と第四搬送コンベヤ34とのうちの第三搬送コンベヤ26のみを備えたが、入庫用搬送装置3に、第三搬送コンベヤ26と第四搬送コンベヤ34との双方を備えてもよい。
また、上記第二の実施形態では、入庫用搬送装置3に、第三搬送コンベヤ26と第四搬送コンベヤ34との双方を備えたが、入庫用搬送装置3に、第三搬送コンベヤ26と第四搬送コンベヤ34とのうちの第三搬送コンベヤ26のみを備えてもよい。
(5)上記実施形態では、床面Fより上方に第一架台DA又は第二架台DBを備えたが、これら第一架台DA及び第二架台DBを備えなくてもよい。また、第一架台DAや第二架台DBを備えた場合において、これら第一架台DAや第二架台DBと自動倉庫1、出庫用搬送装置2及び入庫用搬送装置3の位置関係は適宜変更してもよい。
つまり、第一の実施形態において、第一架台DAに加えて又は代えて第二架台DBを設置し、当該第二架台D2上に自動倉庫1を立設してもよく、また、第二の実施形態において、第一積付部19を第二架台D2上に設置してもよい。また、第三の実施形態において複数の第一受取部18及び複数の第一積付部19を、第一架台DAに設置し、複数の第三受取部27及び複数の入庫部28を、床面Fに設置してもよい。
(6)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
5.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した物品搬送設備の概要について説明する。
物品搬送設備は、複数の自動倉庫と、複数の前記自動倉庫から出庫された物品を搬送する搬送装置と、を備え、複数の前記自動倉庫の夫々は、上下方向に並ぶ状態で設置された複数段の収納棚と、前記複数段の夫々に対して設置されて前記収納棚の長手方向に沿って走行する複数の搬送台車と、前記複数段の夫々に対して設置された複数の中継部と、昇降自在な昇降台と、を備えて、前記複数段の夫々において、前記搬送台車によって前記収納棚から前記中継部に物品を搬送し、前記昇降台を前記中継部に対応する高さに昇降させた状態で前記中継部から前記昇降台に物品を搬送し、前記昇降台から前記自動倉庫外に物品を出庫し、前記搬送装置は、複数の搬送コンベヤを備え、複数の前記搬送コンベヤの夫々は、複数の前記自動倉庫の前記昇降台から出庫された物品を受け取る複数の受取部と、前記搬送装置にて搬送された物品を載置体に積み付けるための積付領域に位置する積付部と、複数の前記受取部により受け取った物品を前記積付部に搬送する搬送部と、を備え、複数の前記搬送コンベヤの夫々に備えられている前記搬送部は、搬送する物品の移動軌跡が他の前記搬送部により搬送される物品の移動軌跡と重ならないように設置され、一つの前記自動倉庫の前記昇降台から物品を受け取る前記受取部が、互いに異なる高さに複数設置されている。
このような構成により、搬送装置は、物品を受取部から積付部に搬送する搬送コンベヤが複数備えられている。そして、自動倉庫から物品を出庫して複数の積付部のうちの1つである目的の積付部に搬送する場合、自動倉庫から物品を出庫するときに目的の積付部を備えた搬送コンベヤを選択し、当該搬送コンベヤが備えている受取部に物品を出庫することで、選択した搬送コンベヤによって物品を目的の積付部に搬送することができる。そして、複数の搬送コンベヤの夫々には、複数の自動倉庫の夫々に対して受取部を備えているため、複数の自動倉庫のうちの何れの自動倉庫から物品を出庫した場合でも、当該物品を目的の積付部に搬送できるようになっている。
そして、複数の自動倉庫から出庫した物品は、複数の搬送コンベヤによって複数の積付部に搬送されることで、1つの搬送コンベヤによって搬送する物品の数が少なくなるため、複数のコンベヤによって搬送するときに物品の滞留が起こり難く、複数の自動倉庫から出庫した物品を積付部に効率よく搬送できる。
また、複数の搬送コンベヤの搬送部の夫々は、搬送する物品の移動軌跡が他の搬送部により搬送される物品の移動軌跡と重ならないため、例えば、2つの搬送コンベヤの間で物品が載り移るというような、複数の搬送コンベヤによって搬送している物品が互いに干渉することがないため、この点でも、複数の自動倉庫から出庫した物品を積付部に効率よく搬送できる。
ここで、複数の前記自動倉庫の夫々は、前記中継部である第一中継部と前記昇降台である第一昇降台とに加えて、第二中継部と第二昇降台とを備え、前記収納棚に対して前記長手方向の一方側に前記第一中継部及び前記第一昇降台が設置され、前記収納棚に対して前記長手方向の他方側に前記第二中継部及び前記第二昇降台が設置され、前記搬送装置は、複数の前記搬送コンベヤである複数の第一搬送コンベヤに加えて、複数の第二搬送コンベヤを備え、複数の前記第一搬送コンベヤの夫々は、搬送する物品の移動軌跡が他の前記第一搬送コンベヤにより搬送される物品の移動軌跡及び複数の前記第二搬送コンベヤにより搬送される物品の移動軌跡と重ならないように設置され、複数の前記第二搬送コンベヤの夫々は、複数の前記自動倉庫の前記第二昇降台から出庫された物品を受け取る複数の第二受取部と、前記積付領域に位置する第二積付部と、複数の前記第二受取部にて受け取った物品を前記第二積付部に搬送する第二搬送部と、を備え、複数の前記第二搬送コンベヤの夫々に備えられている前記第二搬送部は、搬送する物品の移動軌跡が他の前記第二搬送部により搬送される物品の移動軌跡及び複数の前記第一搬送コンベヤにおける前記搬送部により搬送される物品の移動軌跡と重ならないように設置され、一つの前記自動倉庫の前記第二昇降台から物品を受け取る前記第二受取部が、互いに異なる高さに複数設置されていると好適である。
この構成によれば、自動倉庫から物品を出庫して目的の第一積付部又は目的の第二積付部に搬送する場合、搬送先が第一積付部の場合は、自動倉庫は、収納棚に対して長手方向の一方側に設置された第一昇降台から出庫し、搬送先が第二積付部の場合は、自動倉庫は、収納棚に対して長手方向の他方側に設置された第二昇降台から出庫する。このように自動倉庫は、物品を収納棚に対して長手方向の一方側と他方側との双方から出庫することができる。
そして、搬送装置は、複数の自動倉庫の第一昇降台から出庫された物品を受け取る複数の第一搬送コンベヤと、複数の自動倉庫の第二昇降台から出庫された物品を受け取る複数の第二搬送コンベヤと、を備えている。このように、複数の第一搬送コンベヤと複数の第二搬送コンベヤとを備えることで、複数の第一搬送コンベヤと複数の第二搬送コンベヤとの何れか一方のみを備えた場合に比べて、1つの第一搬送コンベヤや1つの第二搬送コンベヤによって搬送する物品の数が少なくなるため、複数の第一コンベヤによって物品を搬送するときや複数の第二搬送コンベヤによって物品を搬送するときに物品の滞留が起こり難く、複数の自動倉庫から出庫した物品を積付部に効率よく搬送できる。
また、床面と平行に前記床面より上方に設置された第一架台を備え、前記自動倉庫は、前記複数段の前記収納棚の一部が前記第一架台より上方に設置されると共に、前記複数段の前記収納棚の残る一部が前記第一架台より下方に設置され、複数の前記積付部は、前記床面又は前記第一架台に設置され、複数の前記受取部は、前記第一架台より上方に設置されていると好適である。
この構成によれば、上下方向において床面と受取部との間に第一架台を設置することで、受取部に対する作業が行い易くなる。説明を加えると、受取部が床面から高く離れている場合では、床面上の作業者が受取部に対して作業を行い難い場合がある。しかし、上下方向において床面と受取部との間に第一架台を設置することで、受取部の高さは第一架台に対して比較的低い高さとなる。そのため、第一架台上から受取部に対して作業を行うことで、受取部に対する作業が行い易くなる。また、受取部に支持用の脚を設置して受取部を支持する場合に、当該脚を第一架台に支持させることによって脚の長さを比較的短くでき、受取部を簡素な構成で安定よく支持し易い。また、複数段の収納棚の一部のみが第一架台より上方に位置するように自動倉庫を配置することで、収納棚の上部に位置する収納棚に対する作業や当該収納棚に対して設置されている搬送台車に対する作業が行い易くなる。
また、床面と平行に前記床面より上方に設置された第二架台を備え、前記自動倉庫は、前記第二架台上に設置され、複数の前記積付部は、前記床面に設置されていると好適である。
この構成によれば、自動倉庫を第二架台上に設置しているため、床面と第二架台との間における自動倉庫の直下の空間を作業スペースとして利用できる。また、複数の積付部を、床面に設置しているため、複数の積付部や、当該複数の搬送部に物品を搬送する複数の搬送部の一部を、自動倉庫の直下の空間を利用して設置できる。
また、前記積付領域は、前記積付部が配置された積付箇所を複数有し、複数の前記積付箇所の夫々が、出荷先が互いに異なる前記載置体への積み付けを行う箇所であり、複数の前記積付箇所に対して、前記搬送コンベヤが各別に設けられていると好適である。
この構成によれば、自動倉庫から物品を出庫する場合に、当該物品の出荷先に対応する積付箇所の搬送コンベヤを選択し、当該搬送コンベヤが備えている受取部に物品を出庫することで、選択した搬送コンベヤによって物品を出荷先に対応する積付箇所の積付部に搬送することができる。そして、1つの積付箇所に対して1つの積付部を備えることで、搬送コンベヤは、物品を複数の積付部に振り分けるために分岐搬送する必要がなく、物品を1つの積付部に向けて一本の搬送経路に沿って搬送するだけでよいため、物品を積付部に効率よく搬送できる。
また、複数の前記自動倉庫に入庫する物品を搬送する第二搬送装置を更に備え、複数の前記自動倉庫の夫々は、前記複数段の夫々に対して設置された複数の第三中継部と、昇降自在な第三昇降台と、を備えて、前記複数段の夫々において、前記自動倉庫外から前記第三昇降台に物品を入庫し、前記第三昇降台を前記第三中継部に対応する高さに昇降させた状態で前記第三昇降台から前記第三中継部に物品を搬送し、前記搬送台車によって前記第三中継部から前記収納棚に物品を搬送し、前記第二搬送装置は、複数の第三搬送コンベヤを備え、複数の前記第三搬送コンベヤの夫々は、入荷された物品を受け取る第三受取部と、前記第三搬送コンベヤにて搬送された物品を前記第三昇降台に渡して前記自動倉庫に入庫する入庫部と、前記第三受取部にて受け取った物品を前記入庫部に搬送する第三搬送部と、を備え、複数の前記第三搬送コンベヤの夫々が、出荷先が互いに異なる複数の物品を搬送し、複数の前記自動倉庫は、一旦入庫された複数の物品を出荷先毎に対応する前記搬送コンベヤに仕分けて出庫し、複数の前記搬送コンベヤの夫々が、出荷先毎に仕分けられた物品を搬送すると好適である。
この構成によれば、物品搬送設備に入荷された物品は、第二搬送装置によって搬送して複数の自動倉庫に入庫する。この入荷された物品は、様々な出荷先に出荷する物品であり、第二搬送装置の複数の第三搬送コンベヤは、出荷先が互いに異なる複数の物品を搬送する。この出荷先が互いに異なる物品は、例えば、収納率が低い自動倉庫に優先的に入庫させる等によって、出荷先に関わらず複数の自動倉庫に入庫することで、複数の自動倉庫の収納効率を高めることができる。
そして、搬送装置に複数の搬送コンベヤを備え、それら複数の搬送コンベヤの夫々が、複数の自動倉庫に対して受取部を備えることで、複数の自動倉庫のうちの何れの自動倉庫から物品を出庫した場合でも、当該物品を出荷先に対応する積付部に搬送できる。
このように、入荷された物品を、複数の第二搬送コンベヤ、複数の自動倉庫、及び複数の搬送コンベヤによって、当該物品の出荷先に応じた積付部に搬送することができ、物品搬送設備を、物品を出荷先ごとに仕分ける仕分け設備として利用できる。
本開示に係る技術は、複数の自動倉庫と、複数の自動倉庫から出庫された物品を搬送する搬送装置と、を備えている物品搬送設備に利用することができる。
1:自動倉庫
2:出庫用搬送装置(搬送装置)
3:入庫用搬送装置(第二搬送装置)
6:収納棚
7:搬送台車
9:第一中継部(中継部)
10:第一昇降台(昇降台)
11:第二中継部
12:第二昇降台
13:第三中継部
14:第三昇降台
16:第一搬送コンベヤ(搬送コンベヤ)
17:第二搬送コンベヤ
18:第一受取部(受取部)
19:第一積付部(積付部)
20:第一搬送部(搬送部)
21:第二受取部
22:第二積付部
23:第二搬送部
26:第三搬送コンベヤ
27:第三受取部
28:入庫部
29:第三搬送部
DA:第一架台
DB:第二架台
E1:積付領域
W:物品
X:長手方向
Z:上下方向

Claims (6)

  1. 複数の自動倉庫と、複数の前記自動倉庫から出庫された物品を搬送する搬送装置と、を備えている物品搬送設備であって、
    複数の前記自動倉庫の夫々は、上下方向に並ぶ状態で設置された複数段の収納棚と、前記複数段の夫々に対して設置されて前記収納棚の長手方向に沿って走行する複数の搬送台車と、前記複数段の夫々に対して設置された複数の中継部と、昇降自在な昇降台と、を備えて、前記複数段の夫々において、前記搬送台車によって前記収納棚から前記中継部に物品を搬送し、前記昇降台を前記中継部に対応する高さに昇降させた状態で前記中継部から前記昇降台に物品を搬送し、前記昇降台から前記自動倉庫外に物品を出庫し、
    前記搬送装置は、複数の搬送コンベヤを備え、
    複数の前記搬送コンベヤの夫々は、複数の前記自動倉庫の前記昇降台から出庫された物品を受け取る複数の受取部と、前記搬送装置にて搬送された物品を載置体に積み付けるための積付領域に位置する積付部と、複数の前記受取部により受け取った物品を前記積付部に搬送する搬送部と、を備え、
    複数の前記搬送コンベヤの夫々に備えられている前記搬送部は、搬送する物品の移動軌跡が他の前記搬送部により搬送される物品の移動軌跡と重ならないように設置され、
    一つの前記自動倉庫の前記昇降台から物品を受け取る前記受取部が、互いに異なる高さに複数設置されている物品搬送設備。
  2. 複数の前記自動倉庫の夫々は、前記中継部である第一中継部と前記昇降台である第一昇降台とに加えて、第二中継部と第二昇降台とを備え、
    前記収納棚に対して前記長手方向の一方側に前記第一中継部及び前記第一昇降台が設置され、前記収納棚に対して前記長手方向の他方側に前記第二中継部及び前記第二昇降台が設置され、
    前記搬送装置は、複数の前記搬送コンベヤである複数の第一搬送コンベヤに加えて、複数の第二搬送コンベヤを備え、
    複数の前記第一搬送コンベヤの夫々は、搬送する物品の移動軌跡が他の前記第一搬送コンベヤにより搬送される物品の移動軌跡及び複数の前記第二搬送コンベヤにより搬送される物品の移動軌跡と重ならないように設置され、
    複数の前記第二搬送コンベヤの夫々は、複数の前記自動倉庫の前記第二昇降台から出庫された物品を受け取る複数の第二受取部と、前記積付領域に位置する第二積付部と、複数の前記第二受取部にて受け取った物品を前記第二積付部に搬送する第二搬送部と、を備え、
    複数の前記第二搬送コンベヤの夫々に備えられている前記第二搬送部は、搬送する物品の移動軌跡が他の前記第二搬送部により搬送される物品の移動軌跡及び複数の前記第一搬送コンベヤにおける前記搬送部により搬送される物品の移動軌跡と重ならないように設置され、
    一つの前記自動倉庫の前記第二昇降台から物品を受け取る前記第二受取部が、互いに異なる高さに複数設置されている請求項1に記載の物品搬送設備。
  3. 床面と平行に前記床面より上方に設置された第一架台を備え、
    前記自動倉庫は、前記複数段の前記収納棚の一部が前記第一架台より上方に設置されると共に、前記複数段の前記収納棚の残る一部が前記第一架台より下方に設置され、
    複数の前記積付部は、前記床面又は前記第一架台に設置され、
    複数の前記受取部は、前記第一架台より上方に設置されている請求項1又は2に記載の物品搬送設備。
  4. 床面と平行に前記床面より上方に設置された第二架台を備え、
    前記自動倉庫は、前記第二架台上に設置され、
    複数の前記積付部は、前記床面に設置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の物品搬送設備。
  5. 前記積付領域は、前記積付部が配置された積付箇所を複数有し、
    複数の前記積付箇所の夫々が、出荷先が互いに異なる前記載置体への積み付けを行う箇所であり、
    複数の前記積付箇所に対して、前記搬送コンベヤが各別に設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載の物品搬送設備。
  6. 複数の前記自動倉庫に入庫する物品を搬送する第二搬送装置を更に備え、
    複数の前記自動倉庫の夫々は、前記複数段の夫々に対して設置された複数の第三中継部と、昇降自在な第三昇降台と、を備えて、前記複数段の夫々において、前記自動倉庫外から前記第三昇降台に物品を入庫し、前記第三昇降台を前記第三中継部に対応する高さに昇降させた状態で前記第三昇降台から前記第三中継部に物品を搬送し、前記搬送台車によって前記第三中継部から前記収納棚に物品を搬送し、
    前記第二搬送装置は、複数の第三搬送コンベヤを備え、
    複数の前記第三搬送コンベヤの夫々は、入荷された物品を受け取る第三受取部と、前記第三搬送コンベヤにて搬送された物品を前記第三昇降台に渡して前記自動倉庫に入庫する入庫部と、前記第三受取部にて受け取った物品を前記入庫部に搬送する第三搬送部と、を備え、
    複数の前記第三搬送コンベヤの夫々が、出荷先が互いに異なる複数の物品を搬送し、
    複数の前記自動倉庫は、一旦入庫された複数の物品を出荷先毎に対応する前記搬送コンベヤに仕分けて出庫し、
    複数の前記搬送コンベヤの夫々が、出荷先毎に仕分けられた物品を搬送する請求項5に記載の物品搬送設備。
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