JP2018124338A - 現像装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像装置内の現像剤量が増加したとしても、安定してゴースト現像の発生を防止する。【解決手段】現像剤を収容する第1の貯留部541と、第1の貯留部541内に設けられ、現像剤を搬送する第1の搬送部521、522と、像担持体に対向して配置された現像剤担持体53であって、第1の搬送部521、522から搬送された現像剤を担持し、担持した現像剤を、像担持体32に形成された静電潜像を現像する現像位置に搬送する現像剤担持体53と、現像位置を経由して搬送された現像剤を収容し、合流開口部93で第1の貯留部541と連通する第2の貯留部542と、第2の貯留部542内に設けられ、現像位置を経由して搬送された現像剤を合流開口部93に向けて搬送する第2の搬送部523と、第2の貯留部542内の現像剤が所定量以上になった場合に、溢れた現像剤を収容する第3の貯留部543と、を備える現像装置50。【選択図】図2

Description

本発明は、現像装置、および画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いた画像形成装置における現像方式としては、トナーとキャリアを混合した2成分現像剤を用いる2成分現像方式が知られている。
2成分現像方式の現像装置では、一般に、補給したトナーを2成分現像剤と混合、攪拌する貯留部を設け、この貯留部から現像ローラーに現像剤を供給するとともに、現像ローラーの現像位置でトナーが消費された現像剤を再び貯留部に戻す構成としている。
例えば、特許文献1では、2本の互いに搬送方向が逆向きの搬送スクリューを互いに上下となるように内部に配置し、両スクリューの両端部側に設けた連通口を通じて現像剤を循環搬送する貯留部としての循環搬送経路を、現像ローラーに隣接して設けた現像装置が開示されている。
特許文献1のような現像ローラーに搬送スクリューにより現像剤を供給する構成では、供給が不均一なために画像濃度むらが発生する場合がある。
例えば、特許文献2に開示された現像装置では、現像ローラーに現像剤を供給する搬送スクリューのスクリューピッチによる現像剤供給むらに起因する画像濃度むらを防止するために、供給用の搬送スクリューに対向させて、バッファ室とすり切り部を設け、軸方向での搬送スクリューによる現像ローラーへの現像剤供給量の均一化を図っている。
特開平10−228175号公報 特開2012−42839号公報
ところで、現像ローラーの現像剤の供給に起因した画像濃度むらとしては、その他に、いわゆるゴースト現像(現像ゴーストともいう)がある。ゴースト現像とは、現像ローラーに担持される現像剤の1回転毎の入れ替わりが不十分なために、生じる濃度むらのことである。この現象は、現像位置で現像ローラーに担持した現像剤のトナーを消費して、感光体上にトナー画像を形成した際に、現像ローラー表面上で、前の回転でトナーを消費したことによる影響が次の回転でも残るために生じる。
特に、特許文献1に開示されたような現像装置では、現像ローラーから剥ぎ取って、回収した現像剤を搬送する搬送スクリュー側での現像剤量が多くなると、多くなった現像剤が、現像ローラーから剥ぎ取られた現像剤の流れを妨げるために剥ぎ取り性が低下する。そのため、現像ローラーに担持された現像剤の入れ替えが不十分となり、ゴースト現像が生じ易くなる。
また、特許文献2に開示された現像装置は、現像ローラーに供給する側の搬送スクリューでの現像剤量を制御するものであり、回収側の搬送スクリューでの現像剤量を制御するものではない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、現像装置内の現像剤量が増加したとしても、安定してゴースト現像の発生を防止できる現像装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)現像剤を収容する第1の貯留部と、
前記第1の貯留部内に設けられ、現像剤を搬送する第1の搬送部と、
像担持体に対向して配置された現像剤担持体であって、前記第1の搬送部から搬送された現像剤を担持し、担持した現像剤を、前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像位置に搬送する現像剤担持体と、
前記現像位置を経由して搬送された現像剤を収容し、合流開口部で前記第1の貯留部と連通する第2の貯留部と、
前記第2の貯留部内に設けられ、前記現像位置を経由して搬送された現像剤を前記合流開口部に向けて搬送する第2の搬送部と、
前記第2の貯留部内の現像剤が所定量以上になった場合に、溢れた現像剤を収容する第3の貯留部と、
を備える現像装置。
(2)前記第3の貯留部は、前記合流開口部の近傍に設けられている、上記(1)に記載の現像装置。
(3)前記第3の貯留部は、前記第2の貯留部を囲う、前記現像剤担持体の回転軸方向に沿った2つの側壁のうち、該現像剤担持体から遠い方の側壁に隣接して設けられている、上記(1)または上記(2)に記載の現像装置。
(4)前記第3の貯留部と前記第1の貯留部と連通する連通路を備え、前記第3の貯留部に収容された現像剤は、前記連通路を経由して前記第1の貯留部に搬送される、上記(1)から上記(3)のいずれか1つに記載の現像装置。
(5)前記第3の貯留部と前記第1の貯留部は互いに上下になるように配置されるとともに、前記連通路は、上下方向に延在し、
前記第3の貯留部の前記連通路側に設けられた側壁の上面高さは、前記第2の貯留部を囲う前記現像剤担持体の回転軸方向に沿った2つの側壁のうち、該現像剤担持体に近い方の側壁の上面高さよりも低く、
前記第3の貯留部から前記連通路側に設けられた前記側壁を乗り越えた現像剤が、前記連通路を経由して下方の前記第1の貯留部に落下する、上記(4)に記載の現像装置。
(6)前記第1の貯留部には、補給用の現像剤が供給される現像剤供給口が設けられ、前記連通路を経由した現像剤は、さらに前記現像剤供給口を経由して前記第1の貯留部に搬送される、上記(4)または上記(5)に記載の現像装置。
(7)平面視において、前記第3の貯留部は前記合流開口部に近づくほど、収容領域が大きくなるように構成されている、上記(1)から上記(6)のいずれか1つに記載の現像装置。
(8)前記第3の貯留部は、前記第2の貯留部を囲む複数の側壁のうちの1つの側壁に連続し、上方に向けて外側に広がる傾斜面を有し、収容した現像剤を前記傾斜面に沿って落下させることで、収容した現像剤を、現像剤量が所定量以下となった前記第2の貯留部に戻す、上記(1)から上記(7)のいずれか1つに記載の現像装置。
(9)前記第2の貯留部と前記第1の貯留部は、前記第2貯留部の底部に設けられた前記合流開口部を挟んで互いに上下になるように配置されるとともに、
前記第2の搬送部の回転軸方向において、前記第3の貯留部は前記合流開口部に近い前記第2の搬送部の端部側に設けられており、前記第2の搬送部により前記合流開口部を超えて搬送された現像剤が収容される、上記(1)または上記(2)に記載の現像装置。
(10)さらに、前記現像剤担持体の前記現像位置の下流側で、前記現像剤担持体に担持された現像剤を剥離させる剥離部材を備える、上記(1)から上記(9)のいずれか1つに記載の現像装置。
(11)前記現像剤担持体は複数であり、
複数の前記現像剤担持体には、
前記現像位置に担持した現像剤を前記現像位置に搬送する第1の現像剤担持体と、
前記第1の現像剤担持体の前記現像位置の下流側で、前記第1の現像剤担持体に担持した現像剤を剥離して、下流側に搬送する第2の現像剤担持体と、
が含まれる、上記(1)から上記(9)のいずれか1つに記載の現像装置。
(12)前記像担持体と、
前記像担持体に潜像を形成する書込部と、
前記像担持体の潜像を現像する上記(1)から上記(11)のいずれか1つに記載の現像装置と、を備えた画像形成装置。
(13)前記像担持体と、
前記像担持体に潜像を形成する書込部と、
前記像担持体の潜像を現像する上記(4)から上記(6)のいずれか1つに記載の現像装置と、
前記第3の貯留部に所定量以上の現像剤が収容されたか否かを検出する検出センサーと、
前記連通路を開閉する開閉部材と、
前記検出センサーの出力に応じて前記開閉部材の開閉動作を制御する制御部であって、前記現像剤が前記第3の貯留部に収容されている場合に前記連通路を開放し、収容されていない場合に前記連通路を閉鎖する制御部と、
を備えた画像形成装置。
本発明によれば、現像剤を収容する第1の貯留部と、現像位置を経由して搬送された現像剤を収容し、合流開口部で第1の貯留部と連通する第2の貯留部と、第2の貯留部内の現像剤が所定量以上になった場合に、溢れた現像剤を収容する第3の貯留部と、を備える現像装置とする。このようにすることで、現像装置内の現像剤量が増加したとしても、第2の貯留部内の現像剤量の増加を抑制することができるので、ゴースト現像が生じることを防止できる。
画像形成装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係る現像装置の断面図である。 図2のA−A線位置での平面図である。 図2のB−B線位置での平面図である。 比較例における現像装置の断面図である。 第2の実施形態に係る現像装置の断面図である。 図5のC−C線位置での平面図である。 第3の実施形態に係る現像装置の平面図である。 第4の実施形態に係る現像装置の平面図である。 第5の実施形態に係る現像装置の平面図である。 第6の実施形態に係る現像装置の平面図である。 第7の実施形態に係る現像装置の平面図である。 第8の実施形態に係る現像装置の平面図である。 第9の実施形態に係る現像装置の断面図である。 現像剤量と画像濃度低下との関係を示すグラフである。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。また図面においては、上下方向をZ方向、画像形成装置の正面、背面方向をY方向、これらのX、Z方向に直交する方向をX方向とする。また、このY方向は、以下に説明する画像形成装置に装填されている現像装置の現像ローラー、攪拌スクリューの回転軸方向でもある。さらに、以下においてX方向を左右方向、Y方向を前後方向(または手前、奥)という場合もある。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す図である。図2は、第1の実施形態に係る現像装置50(50a)の断面図である。図3A、図3Bはそれぞれ図2のA−A線位置、B−B線位置での平面図である。
図1に示すように画像形成装置100は、制御部10、操作表示部20、画像形成部30、給紙搬送部40、トナー補給部60を備える。
制御部10は、CPU、RAM、ROM、HDD(ハードディスクドライブ)等を備え画像形成装置100全体を制御する。
操作表示部20は、タッチパネル、テンキー、スタートボタン、ストップボタン等を備え、ユーザーからの各種の設定を受け付けたり、ユーザーへの表示を行ったりする。
画像形成部30は、露光部31、感光体ドラム32、現像装置50、1次転写ローラー33、中間転写ベルト34、2次転写ローラー35、および定着装置36を備える。
このうち露光部31、感光体ドラム32、現像装置50、1次転写ローラー33は、複数設けられ、上から順に、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)のそれぞれの色に対応している。図1では、現像装置50以外の構成については符号の表記を一部省略している。
現像装置50の構成についての詳細は後述するが、現像装置50のそれぞれには、キャリアと各色に対応したトナーとを混合した現像剤が収容される。感光体ドラム32は、帯電極(図示せず)により表面が均一に帯電された後、露光部31により露光されることで画像データに対応した静電潜像が形成される。現像ローラー53と感光体ドラム32は対向し、その対向した領域は現像が行われる現像位置となる(図2参照)。この現像位置で、感光体ドラム32の静電潜像は、現像装置50により現像され、トナー画像が形成される。各感光体ドラム32に形成されたトナー画像は、それぞれの1次転写ローラー33により中間転写ベルト34上で重ね合わされた後、2次転写ローラー35により搬送された用紙Sに転写される。フルカラーのトナー画像が転写された用紙Sは、下流側の定着装置36に搬送され、加熱、加圧処理され、これにより用紙S上にフルカラーの画像が形成される。
給紙搬送部40は、複数の給紙トレイ41と用紙搬送路42を備える。給紙トレイ41には、複数枚の用紙Sが積載され、最上位の用紙Sを1枚ずつ給紙する。用紙搬送路42は、用紙搬送路42に沿って配置された複数の搬送ローラー対とこれを駆動する駆動モーター(図示せず)を備え、給紙トレイ41から給紙された用紙Sを、2次転写ローラー35の転写位置や、その下流側の定着装置36に搬送する。
トナー補給部60は、各色に対応したトナーとキャリアを含んだ現像剤を収納したトナーボトルが交換可能に装填され、内部に収納した現像剤を、各色に対応した現像装置50に搬送し、補給する。本実施形態においては、トリクル現像方式(AR(Auto−Refining Developing System)方式とも呼ばれる)を採用している。トリクル現像方式では、一部の現像剤を感光体上に少しずつ排出(廃棄)するとともに、新しい現像剤を補給することにより現像剤の劣化を抑える。トナーボトル内に充填され、トナー補給部60により補給される現像剤のトナー重量比は、例えば80から95%である。現像装置50で、現像によりトナーが消費されると、所定のトナー濃度(トナー重量比)、例えば5から10%、を維持するように、その消費量に見合ったトナーを含む現像剤が、トナー補給部60によりトナー補給口(現像剤供給口)94(図3A参照)を経由して現像装置50の内部に補給される。補給されたトナーは、後述する攪拌部材により現像装置50内のキャリアと混合、攪拌されることで、補給されたトナーは、所定の帯電量が付与される。
(第1の実施形態に係る現像装置50aの構成)
図2の断面図に示すように、現像装置50aは、例えば樹脂で形成される筐体51(現像ケーシングともいう)と、その内部にベアリング等の支持部材を介して回転可能に配置された複数の攪拌スクリュー521、522、523、および現像ローラー53を備える。また筐体51は複数の壁(51a〜51d)を含み、これらの壁によりその内部には、現像剤を貯留する第1の貯留部541、第2の貯留部542、および第3の貯留部543が形成される。
図3Aは、現像装置50aの下部の構成を示す図である。図3Aに示すように現像装置50aの下部の第1の貯留部541の内部には、一対の攪拌スクリュー521、522が中央の仕切り壁51dを挟んで左右に並んで配置されている。左右に仕切られた第1の貯留部541は、前後に設けられた連通口91、92で連通している。また攪拌スクリュー521、522は、Y方向に延在する回転軸回りに、らせん状の羽が設けられており、搬送の向きを互いに反対に設定することで、現像剤を第1の貯留部541内で図3Aにおいて矢印で示す時計回りに循環搬送する。これらの攪拌スクリュー521、522は協働することで「第1の搬送部」として機能する。また第1の貯留部541の奥側上部には、合流開口部93、およびトナー補給口94が設けられている。
図3Bは、現像装置50aの上部の構成を示す図である。図3Bに示すように、現像装置50aの上部の第2の貯留部542の内部は、「第2の搬送部」として機能する攪拌スクリュー523が配置されている。
下部の攪拌スクリュー522を搬送される現像剤の一部は、斜め上方の現像ローラー53に搬送される。現像ローラー53は、内部に固定して配置した複数の磁極と、その外周面を回転するスリーブとで構成され、そのスリーブの表面に現像剤を担持する「現像剤担持体」として機能する。現像ローラー53の第2の貯留部542に面する位置には、同極の磁極を隣接して配置させた剥離部(剥離位置ともいう)が設けられている。
下方の攪拌スクリュー522から供給された現像剤は、回転する現像ローラー53の表面に担持されて現像位置を通過し、剥離位置で剥離されて、第2の貯留部542に搬送される。その後、攪拌スクリュー523により図3Bの奥側(矢印方向)に搬送される。搬送方向下流側の第2の貯留部542の底部には合流開口部93が設けられており、互いに上下になるように配置される第1の貯留部541と、第2の貯留部542とはこの合流開口部93を介して連通する。第2の貯留部542において、攪拌スクリュー523の下流側に搬送された現像剤は、この合流開口部93から第1の貯留部541に搬送される。
また、図2に示すように第2の貯留部542は、現像ローラー53の回転軸方向(Y方向)に沿った2つの側壁、すなわち現像ローラー53に対向する側壁51aと、これとは反対側の側壁51bにより区画化される。第2の貯留部542の現像ローラー53から遠い方の側壁51bに隣接して、第3の貯留部543が設けられている。図2、図3Bに示すように屈曲ラインe2はY方向に延在する。側壁51cは、側壁51bとこの屈曲ラインe2で連続し、上方に向けて外側に広がる傾斜面f1を有する。第3の貯留部543は、Y方向から視た断面が湾曲し、Y方向に延在する側壁51cで区画化される。
第3の貯留部543は、第2の貯留部542に収容された現像剤の嵩(現像剤の液面)が上昇し、現像剤が溢れた場合に、この溢れた現像剤を収容する。そして、第2の貯留部542の現像剤の溢れが解消し、現像剤の嵩が低下した場合には、側壁51cの傾斜面f1に沿って現像剤が滑り落ちて、第2の貯留部542に戻る。
図4は、比較例に係る現像装置50xの断面図である。以下、現像装置50xと対比しながら本実施形態の現像装置50aの効果について説明する。
比較例の現像装置50xは、図2等に示した第1の実施形態に係る現像装置50aと比較して、第3の貯留部543が設けられていない点を除いて、同一の構成を備える。比較例の現像装置50xでは、内部に収容されている現像剤の量が増加する等により、現像剤の嵩が増えた場合には、第1の貯留部541内の現像剤の嵩が上昇するので、合流開口部93が現像剤により塞がれる。そのため、現像剤の流れが阻害され合流開口部93の上流側の第2の貯留部542内の現像剤の量が増え、嵩が高くなる。現像剤の嵩が側壁51aの上面e1よりも高くなるような場合には、第2の貯留部542よりも、さらに上流側の現像ローラー53からの現像剤の流れが阻害される。第1の貯留部541から搬送されて現像ローラー53に担持された現像剤は、現像位置でトナーが消費された後、理想的にはそのすべての現像剤が上面e1付近の剥離位置で剥離される。しかしながら、上面e1付近に現像剤が滞留している場合には、剥離位置での剥離が阻害され、現像位置を通過した現像剤がまた、現像ローラー53の表面に担持され、その後、再び現像位置に搬送されることになる。つまり、剥ぎ取り性が低下するために、現像剤の入れ替えが不十分となり、直前のトナーの消費の影響による画像濃度の低下、すなわちゴースト現像が発生する。
一方で、本実施形態に係る現像装置50aでは、第3の貯留部543を設けているために、第2で現像剤が溢れた場合には、溢れた現像剤をこの第3の貯留部543に収容するので、剥ぎ取り性を阻害せずにゴースト現像を生じさせない。
(第2の実施形態)
図5、図6を参照し、第2の実施形態に係る現像装置50bについて説明する。図5は、現像装置50bの断面図であり、図6は図5のC−C線位置での平面図である。現像装置50bの下部の構成は、図3Aに示した第1の実施形態に係る現像装置50aと同一であり、説明を省略する。
第2の実施形態に係る現像装置50bは、第1の実施形態に係る現像装置50aと異なり、連通路95が設けられている。連通路95は、第3の貯留部543に隣接し、第2の貯留部542とは反対側に設けられており、上下方向に延在する。連通路95は、上方の第2の貯留部542と下方の第1の貯留部541を接続する。
第3の貯留部543の連通路95側に設けられた側壁51cの上面e3の高さは、第2の貯留部542の現像ローラー53に近い側の側壁51aの上面e1の高さよりも低い。そのため、第2の貯留部542と第3の貯留部543に収容された現像剤の嵩が、上面e3を超えた場合には、現像剤は側壁51cを乗り越え、連通路95を経由して第1の貯留部541に落下する。これにより第2の貯留部542の現像剤の嵩は、上面e1よりも高くなることはない。
このように第2の実施形態に係る現像装置50bでは、連通路95を設けることで、第1の実施形態と同様の効果を得られるとともに、第2の貯留部542に収容される現像剤の嵩を上面e3以下にすることが可能となり、より効果的にゴースト現像が生じることを防止できる。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態に係る現像装置50cを示す平面図であり、図2のB−B位置に対応する。また現像装置50cの下部の構成は、図3Aに示した第1の実施形態に係る現像装置50aと同一であり、説明を省略する(以降の図8等でも同様)。
第1の実施形態に係る現像装置50aでは、第3の貯留部543は第2の貯留部542のY方向の全領域に隣接して設けていた。これに対して第3の実施形態の現像装置50cでは、図7に示すように全領域ではなく合流開口部93の近傍にのみ設けている。
第1の貯留部541の現像剤の嵩が増えた場合には、合流開口部93からの現像剤の搬送が阻害される。その場合、第3の貯留部543においては合流開口部93の近傍に現像剤が滞留する。そのため、合流開口部93の近傍に第3の貯留部543を設けることが好ましい。その場合、第3の実施形態の現像装置50cのように、合流開口部93の近傍にのみ、第3の貯留部543を設けた場合であっても、第1の実施形態に係る現像装置50aと同様の効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図8は、第4の実施形態に係る現像装置50dの平面図である。第1の実施形態の現像装置50aにおいては、第3の貯留部543の収容領域は、図3Bに示す上方から見た平面視において、均一な幅でY方向に延在している。一方で、図8に示すように第4の実施形態に係る現像装置50dにおいては、平面視において第3の貯留部543の収容領域が三角形状にしており、合流開口部93に近づくほど、収容領域が大きくなるように構成している。
第4の実施形態に係る現像装置50dでは第3の貯留部543をこのような形状とすることで、第3の実施形態に係る現像装置50cと同様の効果を得ることができる。
なお、第3、第4の実施形態の現像装置において、第2の実施形態と同様に、連通路95を現像ローラー53から遠い方の側壁51cに隣接して設けるようにしてもよい。
なお、第2から第4の実施形態に対応する現像装置50b、50c、50dおいては、連通路95の位置を、内部を滑り落ちた現像剤が第1の貯留部451のうち仕切り壁51dの右側の攪拌スクリュー521周辺に落下するように構成している。しかしながら、これに限られず、仕切り壁51dを相対的に右側にシフトさせる等により、連通路95を経由した現像剤が攪拌スクリュー522側に落下するように構成してもよい。
(第5の実施形態)
図9は、第5の実施形態に係る現像装置50eを示す平面図である。第1から第4の実施形態においては、第3の貯留部543は、現像ローラー53から遠い方の側壁bに隣接して設けていた。第5の実施形態に係る現像装置50eにおいては、第3の貯留部543は、第2の貯留部542の内部の撹拌スクリュー523bの回転軸方向の端部のうち、合流開口部93に近い方に設けている。なお、撹拌スクリュー523bは、第3の貯留部543内にも延伸しており、第2の貯留部542内の羽根b1と、第3の貯留部543内の羽根b2とは螺旋の向きが反対である。ただし、羽根b2のピッチは、羽根b1のピッチよりも短く搬送力は弱い。羽根b1では合流開口部93に向けて奥側に現像剤が搬送され、この合流開口部93を超えて搬送された現像剤は、羽根b2により手前側に向けて戻される。
このように、第5の実施形態に係る現像装置50eでは、合流開口部93から下方に搬送されなかった現像剤を、撹拌スクリュー523bの回転軸方向の端部側に設けた第3の貯留部543に収容することにより、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第6の実施形態)
図10は、第6の実施形態に係る現像装置50fを示す平面図である。第6の実施形態に係る現像装置50fにおいては、第3の貯留部543とトナー補給口94との間を結ぶ連通路561を設けている。
現像装置50fにおいては、第3の貯留部543に搬送された現像剤は、押し出されて連通路561を経由してトナー補給口94から第1の貯留部541に戻る。
このように、第6の実施形態に係る現像装置50fでは、撹拌スクリュー523bの回転軸方向の端部側に設けた第3の貯留部543に収容した現像剤の量が多くなった場合に、連通路561から直接、第1の貯留部541に現像剤を戻すことができるので、第2の実施形態と同様に、第2の貯留部542に収容される現像剤の嵩をより下げることが可能となり、より効果的にゴースト現像が生じることを防止できる。
(第7の実施形態)
図11は、第7の実施形態に係る現像装置50gを示す平面図である。第7の実施形態に係る現像装置50gにおいては、第3の貯留部543の内部に複数の凸部c1を設けている。各凸部c1は、第3の貯留部543の内部で傾斜面f1から上方に向けて突出したX方向に延在する突起であり、これを第3の貯留部543の全領域に渡ってY方向に所定間隔で並べて配置している。この凸部c1は、第3の貯留部543内部の現像剤がY方向に移動することを妨げる壁として機能する。これにより第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、凸部c1により現像剤がY方向の奥側に偏って収容されずにY方向において均一に収容できるようになる。
(第8の実施形態)
図12は、第8の実施形態に係る現像装置50iを示す平面図である。第8の実施形態に係る現像装置50iは、第3の貯留部543内に配置した、検出センサー57、および開閉シャッター(開閉部材)58を備える。検出センサー57は圧電素子、または光学センサー等で構成され、所定の高さの検出領域における現像剤の有無の検出信号を出力する。開閉シャッター58は、合流開口部93の近傍に配置されており、同図に示す閉鎖状態では、第1の貯留部541と連通する連通路95を塞ぐ。駆動機構(不図示)により開閉シャッター58をY方向にスライドさせて連通路95を開放することで、第3の貯留部543の収容された現像剤は、連通路95を経由して第1の貯留部541に搬送される。
制御部10は、検出センサー57の検出信号により、第3の貯留部543に所定量以上の現像剤が収容されたと判断した場合、開閉シャッター58を開放状態に設定する。これにより第3の貯留部543に収容された現像剤は、連通路95を経由して、第1の貯留部541に落下する。その後、検出センサー57の検出信号により、第3の貯留部543に所定量以上の現像剤が収容されなくなったと判断した場合、開閉シャッター58を閉鎖状態に切り替える。なお、第8の実施形態においては、開閉シャッター58が配置されていない領域のみ側壁51c(図5参照)を設け、配置されている領域には、この側壁51cを設けず、フラットな床面にすることが好ましい。また検出センサー57の検出領域は、Z方向において、側壁51aの上面e1の高さよりも低い位置に設定することが好ましい。
このように第8の実施形態に係る現像装置fでは、検出センサー57および開閉シャッター58を設け、検出センサー57の検出信号により開閉シャッター58を制御部10で制御することで、第2の実施形態と同様の効果が得られるとともに、開閉シャッター58を開放することで、直ぐに、第3の貯留部543の現像剤を、第1の貯留部541に排出することが可能となり、より効果的にゴースト現像が生じることを防止できる。
(第9の実施形態)
図13は、第9の実施形態に係る現像装置50iを示す平面図である。第9の実施形態に係る現像装置50iは、第1、第2の現像ローラー531、532、および剥ぎ取りローラー533から構成される複数の現像剤担持体を備える。ここで、第1、第2の現像ローラー531、532は協働して「第1の現像剤担持体」として機能し、剥ぎ取りローラー533は「第2の現像剤担持体」として機能する。
第1、第2の現像ローラー531、532、および剥ぎ取りローラー533は、上述の現像ローラー53と同様に、内部に固定して配置した複数の磁極と、その外周面を回転するスリーブとで構成され、そのスリーブの表面に現像剤を担持する。例えば、第1、第2の現像ローラー531、532の外径は25mmであり、剥ぎ取りローラー533は20mmである。図13に示すように、第2の攪拌スクリュー522から搬送された現像剤は、第1の現像ローラー531、第2の現像ローラー532、剥ぎ取りローラー533の順に下流側に送られて、第2の貯留部542まで搬送される。
剥ぎ取りローラー533は、第2の現像ローラー532に担持された現像剤を、剥ぎ取って、下流側に搬送する「剥離部材」としても機能する。
第1の実施形態では、1つの現像剤担持体(現像ローラー53)を備える例を示したが、この第9の実施形態に係る現像装置50iのように、複数の現像剤担持体を備える構成としてもよい。また、複数の現像ローラーを備える構成としたが、1つの現像ローラーと、1つの剥ぎ取りローラーを備える現像装置としてもよい。また、第2〜第8の実施形態に係る現像装置に対しても、同様にこのような複数の現像剤担持体を備える構成としてもよい。また、剥離部材としては、剥ぎ取りローラー533に代えて、板状の剥離板を、現像ローラー53の剥離位置近傍に配置した構成としてもよい。
このような第9の実施形態に係る現像装置50iにおいても、第1〜第8の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上述の各実施形態の効果を検証するため、現像装置内の現像剤量を1100gから1400gまで100gずつ増やし、ゴースト現像の発生状況について、下記の評価指標により評価した。なおこの1100gは、設計上の初期現像剤量である。現像装置内の現像剤量は、トナー補給口94からトナーとキャリアを混ぜ合わせた現像剤を補給する際に、現像装置からの排出量と現像剤の補給量(すなわち印字率に応じたトナー消費量)のバランスが崩れた場合に、現像装置内の現像剤量は徐々に増加し得る。
(評価指標)
A3縦帯(搬送方向)のベタ画像をプリントし、出力した印刷物の先後端での反射画像濃度(ID)の変化(ΔID)をゴースト現像として評価した。
ΔID=画像先端のID−画像後端のID
(評価条件)
評価に用いた現像装置は、下記のとおりである。
比較例:現像装置50x(図4)
実施例1:現像装置50b(図5、図6)
実施例2:現像装置50a(図2、図3A、図3B)
実施例3:現像装置50e(図9)
実施例4:現像装置50h(図12)
(結果)
結果を図14のグラフに示す。同図において、ΔIDが0.1以上の場合には、画像品質が不十分と判断している。比較例においては、現像剤量が1300g程度からΔIDが増加して、ゴースト現像が発生していることが分かる。
一方で、実施例1〜4では、現像剤量が増加した場合であっても、ΔIDは増加していない。これは、第2の貯留部542の現像剤量の増加は発生しづらく、現像剤量増加による現像ローラー53に担持した現像剤の入れ替わり性は低下しておらず、剥ぎ取り性にほとんど影響していないためである。
以上に説明した現像装置、および画像形成装置の構成は、上記の実施形態の特徴を説明するにあたって主要構成を説明したのであって、上記の構成に限られず、許請求の範囲内において、種々改変することができる。また、一般的な現像装置および画像形成装置が備える構成を排除するものではない。
例えば、第1の貯留部の内部に2本の攪拌スクリューを配置した例を示したが、これに限られず、1本の攪拌スクリューとしてもよく、3本以上の攪拌スクリューを配置してもよい。また、攪拌スクリューとして螺旋状の羽根を用いた例を示したがこれに限られず、パドル状の羽根を用いたり、これと螺旋状の羽根を1つの回転軸に取付けたりしてもよい。
100 画像形成装置
10 制御部
20 操作表示部
30 画像形成部
31 露光部
32 感光体ドラム(像担持体)
33 1次転写ローラー
34 中間転写ベルト
35 2次転写ローラー
36 定着装置
40 給紙搬送部
41 給紙トレイ
42 用紙搬送路
50、50a〜50i、50x 現像装置
51 筐体
51a、51b、51c 側壁
51d 仕切り壁
e1、e3 上面
e2 屈曲ライン
f1 傾斜面
521〜523、523b 攪拌スクリュー
b1、b2 羽根
53、531、532 現像ローラー(現像剤担持体)
533 剥ぎ取りローラー(現像剤担持体、剥離部材)
541 第1の貯留部
542 第2の貯留部
543 第3の貯留部
561 連通路
57 検出センサー
58 開閉シャッター
60 トナー補給部
93 合流開口部
94 トナー補給口
95 連通路

Claims (13)

  1. 現像剤を収容する第1の貯留部と、
    前記第1の貯留部内に設けられ、現像剤を搬送する第1の搬送部と、
    像担持体に対向して配置された現像剤担持体であって、前記第1の搬送部から搬送された現像剤を担持し、担持した現像剤を、前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像位置に搬送する現像剤担持体と、
    前記現像位置を経由して搬送された現像剤を収容し、合流開口部で前記第1の貯留部と連通する第2の貯留部と、
    前記第2の貯留部内に設けられ、前記現像位置を経由して搬送された現像剤を前記合流開口部に向けて搬送する第2の搬送部と、
    前記第2の貯留部内の現像剤が所定量以上になった場合に、溢れた現像剤を収容する第3の貯留部と、
    を備える現像装置。
  2. 前記第3の貯留部は、前記合流開口部の近傍に設けられている、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第3の貯留部は、前記第2の貯留部を囲う、前記現像剤担持体の回転軸方向に沿った2つの側壁のうち、該現像剤担持体から遠い方の側壁に隣接して設けられている、請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第3の貯留部と前記第1の貯留部と連通する連通路を備え、前記第3の貯留部に収容された現像剤は、前記連通路を経由して前記第1の貯留部に搬送される、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の現像装置。
  5. 前記第3の貯留部と前記第1の貯留部は互いに上下になるように配置されるとともに、前記連通路は、上下方向に延在し、
    前記第3の貯留部の前記連通路側に設けられた側壁の上面高さは、前記第2の貯留部を囲う前記現像剤担持体の回転軸方向に沿った2つの側壁のうち、該現像剤担持体に近い方の側壁の上面高さよりも低く、
    前記第3の貯留部から前記連通路側に設けられた前記側壁を乗り越えた現像剤が、前記連通路を経由して下方の前記第1の貯留部に落下する、請求項4に記載の現像装置。
  6. 前記第1の貯留部には、補給用の現像剤が供給される現像剤供給口が設けられ、前記連通路を経由した現像剤は、さらに前記現像剤供給口を経由して前記第1の貯留部に搬送される、請求項4または請求項5に記載の現像装置。
  7. 平面視において、前記第3の貯留部は前記合流開口部に近づくほど、収容領域が大きくなるように構成されている、請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の現像装置。
  8. 前記第3の貯留部は、前記第2の貯留部を囲む複数の側壁のうちの1つの側壁に連続し、上方に向けて外側に広がる傾斜面を有し、収容した現像剤を前記傾斜面に沿って落下させることで、収容した現像剤を、現像剤量が所定量以下となった前記第2の貯留部に戻す、請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の現像装置。
  9. 前記第2の貯留部と前記第1の貯留部は、前記第2貯留部の底部に設けられた前記合流開口部を挟んで互いに上下になるように配置されるとともに、
    前記第2の搬送部の回転軸方向において、前記第3の貯留部は前記合流開口部に近い前記第2の搬送部の端部側に設けられており、前記第2の搬送部により前記合流開口部を超えて搬送された現像剤が収容される、請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  10. さらに、前記現像剤担持体の前記現像位置の下流側で、前記現像剤担持体に担持された現像剤を剥離させる剥離部材を備える、請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の現像装置。
  11. 前記現像剤担持体は複数であり、
    複数の前記現像剤担持体には、
    前記現像位置に担持した現像剤を前記現像位置に搬送する第1の現像剤担持体と、
    前記第1の現像剤担持体の前記現像位置の下流側で、前記第1の現像剤担持体に担持した現像剤を剥離して、下流側に搬送する第2の現像剤担持体と、
    が含まれる、請求項1から請求項9のいずれか1つに記載の現像装置。
  12. 前記像担持体と、
    前記像担持体に潜像を形成する書込部と、
    前記像担持体の潜像を現像する請求項1から請求項11のいずれか1つに記載の現像装置と、を備えた画像形成装置。
  13. 前記像担持体と、
    前記像担持体に潜像を形成する書込部と、
    前記像担持体の潜像を現像する請求項4から請求項6のいずれかに記載の現像装置と、
    前記第3の貯留部に所定量以上の現像剤が収容されたか否かを検出する検出センサーと、
    前記連通路を開閉する開閉部材と、
    前記検出センサーの出力に応じて前記開閉部材の開閉動作を制御する制御部であって、前記現像剤が前記第3の貯留部に収容されている場合に前記連通路を開放し、収容されていない場合に前記連通路を閉鎖する制御部と、
    を備えた画像形成装置。
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