JP2018122881A - 二剤混合容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2剤を容器本体内に少量ずつ滴下させることが可能で、しかもこの滴下している様子を、容器本体の外側から容易に視認することができる二剤混合容器を提供する。【解決手段】第1剤が収容される容器本体10に装着され、第2剤C2が収容される第2剤収容部20と、第2剤収容部20に装着され、第2剤収容部20を覆うキャップ30と、を備え、第2剤収容部20には、その内部と容器本体10内とを連通する連通孔24が形成され、キャップ30は、連通孔24を閉塞する栓体40を備え、栓体40は、キャップ30の上方移動に伴い、連通孔24を開放し、容器本体10は、内側が視認可能に形成され、栓体40および第2剤収容部20のうちの少なくともいずれか一方には、連通孔24が開放された際に、第2剤収容部20内に収容された第2剤C2を、容器本体10内に滴下する滴下路44が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、二剤混合容器に関する。
従来、例えば下記特許文献1に示されるように、第1剤が収容される容器本体と、容器本体の口部に装着され、第2剤が収容される第2剤収容部と、を備えた二剤混合容器が知られている。この二剤混合容器では、第2剤収容部の周壁は、容器本体に対して周方向に回転させることで、上方移動可能とされている。また、第2剤収容部の底壁は、容器本体に対する上方移動が規制されるとともに、周壁から離脱可能とされている。
そして、第2剤収容部の周壁を、容器本体に対して回転させて上方移動させると、第2剤収容部の底蓋が周壁から離脱し、第2剤収容部内の第2剤が、底蓋とともに容器本体内に落下することで流入し、第1剤と第2剤とが混合される。
特開2003−292059号公報
しかしながら、前記従来の二剤混合容器では、第2剤収容部の底蓋が周壁から離脱した際に、全ての第2剤が瞬時に容器本体内に流入する。また、第2剤が容器本体内に流入している様子を容器本体の外側から視認することが困難であった。
そこで本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、第2剤を容器本体内に少量ずつ滴下させることが可能で、しかもこの滴下している様子を、容器本体の外側から容易に視認することができる二剤混合容器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の二剤混合容器は、第1剤が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、第2剤が収容される第2剤収容部と、前記第2剤収容部に上方移動可能に装着され、前記第2剤収容部を覆うキャップと、を備え、前記第2剤収容部には、その内部と前記容器本体内とを連通する連通孔が形成され、前記キャップは、前記連通孔を閉塞する栓体を備え、前記栓体は、前記第2剤収容部に対する前記キャップの上方移動に伴い、前記連通孔を開放し、前記容器本体は、内側が視認可能に形成され、前記栓体および前記第2剤収容部のうちの少なくともいずれか一方には、前記連通孔が開放された際に、前記第2剤収容部内に収容された第2剤を、前記容器本体内に滴下する滴下路が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、第2剤収容部を覆うキャップを、第2剤収容部に対して上方に移動させると、容器本体内と第2剤収容部内とを連通する連通孔から、キャップの栓体が上方に向けて離間することで、連通孔を開放することができる。これにより、第2剤収容部内と容器本体内とを連通することができ、栓体および第2剤収容部のうちの少なくともいずれか一方に形成された滴下路、および連通孔を通して、第2剤収容部内の第2剤を容器本体内に少量ずつ滴下させて、第1剤と第2剤とを混合することができる。
そして容器本体が、内側が視認可能に形成されているので、第2剤が容器本体内に流入している様子を、容器本体の外側から容易に視認することができる。
また、前記栓体は上下方向に沿って延び、前記栓体の下端部が、前記連通孔内に離脱可能に嵌合され、前記滴下路は細溝であり、前記細溝は、前記栓体の外面のうち、前記栓体の下端部に連なる部分、および前記第2剤収容部の内面のうち、前記連通孔に連なる部分のうちの少なくともいずれか一方に、前記栓体の下端部が、前記連通孔に対して前記連通孔の上方から近接した状態で前記連通孔から離脱している際に、前記連通孔と前記第2剤収容部内とを連通可能に形成されてもよい。
この場合には、キャップを第2剤収容部に対して上方に移動させ、栓体の下端部が、第2剤収容部の連通孔に対して連通孔の上方から近接した状態で連通孔から離脱している際に、栓体の外面および第2剤収容部の内面のうちの少なくともいずれか一方に形成された細溝を通して、第2剤収容部内の第2剤を、連通孔に流入させることができる。これにより、第2剤を少量ずつ、連通孔を通して容器本体内に流入させることができる。
また、前記第2剤収容部および前記キャップはそれぞれ、内側が視認可能に形成されてもよい。
この場合には、連通孔の容器本体に対する位置によらず、第2剤が容器本体内に流入している様子を、二剤混合容器の外側から確実に視認することができる。
また、前記キャップは、前記第2剤収容部に対して、前記容器本体の中心軸線回りに沿う周方向に沿う緩み側に回転させることにより、前記第2剤収容部に対して上方移動可能とされ、前記第2剤収容部および前記キャップには、前記栓体が、前記連通孔に対して前記連通孔の上方から近接した状態で前記連通孔を開放する際に、互いに係合することで、前記キャップの前記第2剤収容部に対する前記緩み側への移動を抑止する第1抑止部および第2抑止部が各別に配設されてもよい。
この場合には、第2剤収容部およびキャップに各別に配設された第1抑止部および第2抑止部により、キャップの第2剤収容部に対する前記緩み側への移動が抑止される位置まで、キャップを第2剤収容部に対して前記緩み側に回転させることで、栓体を、連通孔に対して連通孔の上方から近接した状態で連通孔から離脱させ、連通孔を開放することができる。これにより、栓体と連通孔との間の隙間を通して、第2剤を少量ずつ容器本体内に流入させることが可能となる。そしてこのように、第2剤を少量ずつ容器本体内に流入させる際に、キャップを第2剤収容部に対して、他の方法等により位置決めする必要が無く、キャップに優れた操作性を具備させることができる。
また、前記第1抑止部および前記第2抑止部は、前記キャップの前記第2剤収容部に対する前記緩み側への移動を許容するように、互いに乗り越え可能に形成されてもよい。
この場合には、第1抑止部および第2抑止部が互いに係合することにより、キャップが第2剤収容部に対する前記緩み側への移動を抑止された後に、さらにキャップを第2剤収容部に対して前記緩み側へ回転させると、第1抑止部および第2抑止部が互いに乗り越えて、キャップを第2剤収容部に対してさらに前記緩み側に移動させ移、キャップを第2剤収容部に対してさらに上方に移動させることが可能になる。これにより、栓体を連通孔から上方に大きく離間させることで、栓体と連通孔との間の流路面積を大きく確保することが可能となり、大量の第2剤を容器体内に流入させることができる。
本発明によれば、第2剤が容器本体内に流入している様子を、容器本体の外側から容易に視認することができる。
本発明の第1実施形態に係る二剤混合容器の要部における縦断面図である。 図1に示すキャップ、および栓体の正面図である。 図1に示す栓体の下端部が、連通孔に対して連通孔の上方から近接した状態で連通孔から離脱した状態を示す縦断面図である。 (a)図3に示す第2剤収容部の第1抑止部、およびキャップの第2抑止部の拡大図、(b)(a)におけるA−A線矢視断面図である。 図1に示す栓体の下端部が、連通孔に対して連通孔の上方に大きく離間した状態を示す縦断面図である。 図1に示す容器本体の口部に、キャップ、および栓体に替えてポンプ、および蓋を装着した状態を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る二剤混合容器について説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
図1に示すように、二剤混合容器1は、第1剤C1が収容される容器本体10と、容器本体10の口部10Aに装着され、第2剤C2が収容される第2剤収容部20と、第2剤収容部20に移動可能に装着され、第2剤収容部20を覆うキャップ30と、を備えている。
第1剤C1および第2剤C2は、流動性を有していれば、液体であってもよいし、固体(紛体)であってもよい。例えば、第1剤C1と第2剤C2とのうちの一方が液体で、他方が固体(紛体)であってもよい。
第1剤C1と第2剤C2とが混合された混合物としては、例えば、化粧料、消臭剤、芳香剤、農業用薬剤、若しくは接着剤等の薬剤、あるいは食品(調味料)等が挙げられる。
また、第1剤C1と第2剤C2とが混合された混合物としては、希釈液としての第1剤C1中に、濃縮剤としての第2剤C2を添加して、有効成分を適切な濃度に希釈したもの、第1剤C1と第2剤C2とを混合することで気体を発生する等、新たな性質を示すもの、あるいは第1剤C1に、例えば芳香成分や調味料等の第2剤C2を単に添加したもの等が挙げられる。
容器本体10は上面視で円形状を呈する有底筒状をなし、容器本体10の口部10Aの外周面には、第1雄ねじ部11が形成されている。
以下の説明において、容器本体10の中心軸線Oに沿う方向を上下方向といい、上下方向に沿う容器本体10の図示しない底部側を下側、その反対側を上側という。また、上下方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
第2剤収容部20は、第2剤C2が収容された筒状の収容部本体21と、容器本体10の口部10Aに装着された装着部22と、を備えている。収容部本体21および装着部22は一体に形成され、中心軸線Oと同軸に配置されている。図示の例では、装着部22は、収容部本体21における上下方向の中間部分に接続されている。
なお、装着部22は、収容部本体21と別体に形成されてもよいし、収容部本体21のうち、上下方向の中間部分以外の部分に接続されてもよい。
収容部本体21は、下方から上方に向かうに従い漸次、拡径する多段筒状に形成されている。収容部本体21は、収容部本体21の下端部に位置する下筒部21Aと、下筒部21Aの上方に位置し、下筒部21Aよりも内径および外径が拡径された中間筒部21Bと、中間筒部21Bの上方に位置し、中間筒部21Bよりも内径および外径が拡径された上筒部21Cと、上筒部21Cの上方に位置し、上筒部21Cよりも内径および外径が拡径された被装着筒部21Dと、を備えている。
下筒部21A、中間筒部21B、上筒部21C、および被装着筒部21Dはそれぞれ、中心軸線Oと同軸に配置されている。下筒部21A、中間筒部21B、上筒部21C、および被装着筒部21Dは、一体に形成されている。
下筒部21Aは、容器本体10における肩部10Bの径方向の内側に位置している。下筒部21Aの上下方向の大きさは、中間筒部21Bより小さくなっている。
中間筒部21Bは、容器本体10における口部10Aの径方向の内側に位置している。中間筒部21Bおよび上筒部21Cそれぞれの上下方向の大きさは、互いに同等となっている。
上筒部21Cの上端部、および容器本体10の口部10Aの上端部それぞれの上下方向の位置は、互いに同等となっている。なお、下筒部21A、中間筒部21B、および上筒部21Cそれぞれの上下方向の大きさは、任意に変更可能である。
下筒部21Aおよび中間筒部21Bは、上方に向かうに従い漸次、拡径するテーパ状に形成された下側接続部21Eにより、互いに接続されている。
中間筒部21Bおよび上筒部21Cは、上方に向かうに従い漸次、拡径するテーパ状に形成された上側接続部21Fにより、互いに接続されている。
被装着筒部21Dの内周面と、上筒部21Cの内周面と、の接続部分には、径方向の段差が形成されている。被装着筒部21Dの外周面には、第2雄ねじ部21Gが形成されている。被装着筒部21Dは、容器本体10より上方に位置している。
下側接続部21Eおよび下筒部21Aそれぞれの上下方向の大きさは、互いに同等となっている。上側接続部21Fの上下方向の大きさは、下側接続部21Eよりも大きくなっている。下側接続部21Eは、上側接続部21Fよりも中心軸線Oに対する傾斜角度が大きくなっている。なお、下側接続部21Eおよび上側接続部21Fそれぞれの形状は、任意に変更可能である。
装着部22の外形は、上面視で円形状を呈している。装着部22は、収容部本体21における上筒部21Cと被装着筒部21Dとの接続部分から、径方向の外側に向けて延びるフランジ部22Aと、フランジ部22Aの径方向の外端部から下方に向けて延び、容器本体10の口部10Aに装着される装着筒部22Bと、を備えている。
フランジ部22Aの外形は、上面視で円形状を呈している。フランジ部22Aおよび装着筒部22Bはそれぞれ、中心軸線Oと同軸に配置されている。
フランジ部22Aの下面は、シール材60を介して、容器本体10における口部10Aの上端開口縁と密に当接している。
装着筒部22Bの内周面には、第1雌ねじ部22Dが形成されている。第1雌ねじ部22Dが、容器本体10の口部10Aに形成された第1雄ねじ部11と螺合することで、装着部22が容器本体10の口部10Aに装着される。装着筒部22Bの下端部は、容器本体10の肩部10Bに上下方向に近接している。
装着筒部22Bおよび被装着筒部21Dそれぞれの上下方向の大きさは、互いに同等となっている。
キャップ30は、第2剤収容部20に上方移動可能に装着され、第2剤収容部20の上端開口部を覆う有頂筒状をなしている。キャップ30は、中心軸線Oと同軸に配置されている。キャップ30における周壁31の下端部は、装着部22のフランジ部22Aに上下方向に近接している。
周壁31の内周面には、第2雌ねじ部32が形成されている。第2雌ねじ部32が、被装着筒部21Dに形成された第2雄ねじ部21Gに螺合することで、キャップ30が第2剤収容部20に装着される。
キャップ30における頂壁33の下面には、下方に向けて突出し、被装着筒部21D内に嵌合された係止筒部34が形成されている。係止筒部34の上端部には、径方向の外側に向けて張り出した張出部34Aが形成されている。張出部34Aが、被装着筒部21Dの内周面に当接していることにより、収容部本体21における被装着筒部21D内の密封性を確保することができる。係止筒部34の外周面のうち、張出部34Aの下方に位置する部分は、被装着筒部21Dの内周面と、径方向に隙間をあけて対向している。
係止筒部34の下端部には、径方向の内側に向けて突出する係止突部34Bが形成されている。係止突部34Bは、係止筒部34の下端部に全周にわたって形成されている。
キャップ30における頂壁33の下面は、被装着筒部21Dの上端開口縁と当接している。
そして本実施形態では、第2剤収容部20に、その内部と容器本体10内とを連通する連通孔24が形成されている。図示の例では、収容部本体21における下筒部21Aの内側が連通孔24となっている。なお、このような態様に限られず、収容部本体21が有底筒状に形成され、収容部本体21の底部に、底部を上下方向に貫く連通孔24が形成されてもよい。
また本実施形態では、キャップ30は、連通孔24を閉塞する栓体40を備えている。栓体40は、上下方向に沿って延びる有底筒状をなし、中心軸線Oと同軸に配置されている。栓体40における周壁41の外径および内径は、上下方向の全域にわたって同等となっている。なお、栓体40における周壁41の外径および内径は、上下方向の全域にわたって同等でなくてもよい。
周壁41の上端部は、キャップ30の係止筒部34内に嵌合されている。周壁41の下端部は、収容部本体21の中間筒部21B内に嵌合されている。周壁41は、収容部本体21の上筒部21C、および被装着筒部21Dと、径方向に隙間をあけて対向している。
周壁41の上端部には、径方向の外側に向けて突出する被係止突部41Aが形成されている。被係止突部41Aは、周壁41の外周面に全周にわたって形成されている。被係止突部41Aに、キャップ30における係止筒部34の係止突部34Bが、被係止突部41Aの下方から係止していることで、後述するキャップ30の上方移動に際して、栓体40がキャップ30とともに上方移動する。
栓体40の下端部が、栓体40における底部42の下面から下方に向けて突出し、連通孔24内に離脱可能に嵌合された閉塞筒部43となっている。閉塞筒部43は中心軸線Oと同軸に配置されている。閉塞筒部43の外径は、栓体40の周壁41の外径よりも小さくなっている。
閉塞筒部43および連通孔24それぞれの上下方向の大きさが、互いに同等となっている。
栓体40は、第2剤収容部20に対するキャップ30の上方移動に伴い、連通孔24を開放する。図示の例では、図3に示されるように、第2剤収容部20に対するキャップ30の上方移動に伴い、栓体40の閉塞筒部43が、収容部本体21の連通孔24から上方に向けて離脱することで、連通孔24を開放する。
また本実施形態では、栓体40および第2剤収容部20のうちの少なくともいずれか一方には、連通孔24が開放された際に、第2剤収容部内20に収容された第2剤C2を、容器本体10内に滴下する滴下路が形成されている。滴下路は細溝44であり、細溝44は、栓体40の外面のうち、閉塞筒部43に連なる部分、および第2剤収容部20の内面のうち、連通孔24に連なる部分のうちのいずれか一方に、閉塞筒部43が、図3に示されるように、連通孔24に対して連通孔24の上方から近接した状態で連通孔24から離脱している際に、連通孔24と第2剤収容部20内とを連通可能に形成されている。
図示の例では、細溝44は、栓体40における周壁41の外周面のうち、閉塞筒部43の上方に連なる部分に形成されている。細溝44は、上下方向に沿って延び、周壁41を径方向に貫いている。細溝44は周方向に間隔をあけて複数形成されている。なお、細溝44は、第2剤収容部20における収容部本体21の内周面のうち、連通孔24に連なる部分に形成されてもよい。
細溝44の上下方向の大きさは、収容部本体21の中間筒部21Bよりも大きくなっている。このため細溝44は、栓体40の内側の空間と、収容部本体21と栓体40との間の径方向の隙間と、を径方向に連通している。これにより、後述する第2剤C2の収容部本体21内への充填時において、栓体40の上端開口部から栓体40内に充填された第2剤C2は、細溝44を通して、栓体40の内側の空間から、収容部本体21と栓体40との間の径方向の隙間に流入する。
また本実施形態では、容器本体10、第2剤収容部20、およびキャップ30はそれぞれ、内側が視認可能に形成されている。容器本体10、第2剤収容部20、およびキャップ30はそれぞれ、例えば透明又は半透明な合成樹脂材料等といった内側が視認可能な材質で形成されている。図示の例では、容器本体10、第2剤収容部20、およびキャップ30は、互いに同一の材質により形成されている。なお、容器本体10、第2剤収容部20、およびキャップ30のうちの少なくとも1つが、他と異なる材質により形成されてもよい。
また本実施形態では、キャップ30は、第2剤収容部20に対して周方向に沿う緩み側Tに回転させることにより、第2剤収容部20に対して上方移動可能とされている。図示の例では、キャップ30の周壁31に形成された第2雌ねじ部32と、第2剤収容部20の収容部本体21における被装着筒部21Dに形成された第2雄ねじ部21Gと、が螺合していることにより、キャップ30は、前記緩み側Tへの回転に伴って、第2剤収容部20に対して上方移動可能とされている。
また本実施形態では、第2剤収容部20およびキャップ30には、栓体40が、図3に示されるように、連通孔24に対して連通孔24の上方から近接した状態で連通孔24を開放する際に、互いに係合することで、キャップ30の前記緩み側Tへの移動を抑止する第1抑止部25および第2抑止部36が各別に配設されている。図示の例では、第1抑止部25は、第2剤収容部20の収容部本体21における被装着筒部21Dの外周面に形成され、第2抑止部36は、キャップ30における周壁31の内周面に形成されている。
第1抑止部25は、図4に示すように、被装着筒部21Dの外周面から径方向の外側に向けて突出し、径方向の外側への突出量よりも周方向に沿う長さが長く形成されている。
中心軸線Oに直交する横断面視において、第1抑止部25のうち、前記緩み側Tを向く第1周端面25Aは、上下方向に沿って延びるとともに、被装着筒部21Dの外周面に対して垂直をなす平坦面となっている。一方、第1抑止部25のうち、前記緩み側Tの反対側を向く第2周端面25Bは、前記反対側に向かうに従い漸次、径方向の内側に向けて延びる傾斜面となっている。また、第2周端面25Bは径方向の外側に向けて突となす曲面状に形成されている。
キャップ30における周壁31の内周面の下端部には、径方向の内側に向けて窪む逃げ溝37が形成されている。逃げ溝37は、周壁31における内周面の下端部に、全周にわたって形成されている。
第2抑止部36は、逃げ溝37における径方向の内側を向く外側面37Aに形成されている。
第2抑止部36は、径方向の内側に向けて突出している。前記横断面視において、第2抑止部36の表面36Aは、径方向の内側に向けて突となす曲面状に形成されている。キャップ30を前記緩み側Tに回転させると、キャップ30における第2抑止部36の表面36Aが、被装着筒部21Dにおける第1抑止部25の第2周端面25Bと当接することで、第1抑止部25および第2抑止部36が互いに係合し、キャップ30の前記緩み側Tへの移動が抑止される。
また本実施形態では、第1抑止部25および第2抑止部36は、キャップ30の前記緩み側Tへの移動を許容するように、互いに乗り越え可能に形成されている。
図示の例では、第2抑止部36の表面36Aが、第1抑止部25における第2周端面25Bと当接した状態で、キャップ30が前記緩み側Tへさらに回転させられると、キャップ30の第2抑止部36が、第2周端面25Bに摺接しつつ、第1抑止部25を乗り越える。これにより、キャップ30の前記緩み側Tへの移動が許容される。
次に、上述のように構成された二剤混合容器1の作用について説明する。
まず、図1に示すように、容器本体10に第1剤C1を収容し、第2剤収容部20を容器本体10の口部10Aに装着する。そして収容部本体21の連通孔24内に、栓体40の閉塞筒部43を嵌合することで、連通孔24を閉塞する。
そして、収容部本体21の内側に配置された栓体40の上端開口部から、栓体40の内側に第2剤C2を充填する。この際、第2剤C2は、細溝44を通して収容部本体21と栓体40との間の径方向の隙間に流入する。なお、上記の手順に限られず、第2剤収容部20の連通孔24内に栓体40の閉塞筒部43を嵌合し、第2剤収容部20を容器本体10の口部10Aに装着する前に、第2剤C2を第2剤収容部20内に充填してもよい。
そして、キャップ30の係止筒部34を、被装着筒部21Dと栓体40との間に位置する径方向の隙間に挿入するとともに、キャップ30の第2雌ねじ部32と、被装着筒部21Dの第2雄ねじ部21Gと、を螺合させ、キャップ30を第2剤収容部20に装着する。この際、キャップ30における係止筒部34の係止突部34Bが、栓体40における周壁41の被係止突部41Aを、被係止突部41Aの下方から係止する。
次に、第1剤C1と第2剤C2とを混合する際には、第2剤収容部20の装着部22、およびキャップ30をともに把持し、キャップ30を前記緩み側Tに回転させる。キャップ30を前記緩み側Tに回転した際に、キャップ30が第2剤収容部20に対して上方移動するのに伴い、キャップ30の栓体40の閉塞筒部43が、収容部本体21に対して上方に向けて移動し、栓体40の閉塞筒部43が、連通孔24から上方に向けて離間することで、連通孔24が開放される。これにより、栓体40内の第2剤C2が、細溝44を通して連通孔24に到達し、連通孔24から容器本体10内に流入する。また、収容部本体21と栓体40との間の径方向の隙間に充填された第2剤C2も、細溝44を通して連通孔24に到達し、連通孔24から容器本体10内に流入する。
また、図3に示すように、キャップ30の第2剤収容部20に対する上方移動に伴い、キャップ30における係止筒部34の張出部34Aが被装着筒部21Dから離脱することで、被装着筒部21D内と外部とが連通する。そして、係止筒部34の外周面のうち、張出部34Aの下方に位置する部分が、被装着筒部21Dの内周面と、径方向に隙間をあけて対向しているので、この隙間を通して、外部から収容部本体21内に空気が流入することで、第2剤C2が円滑に容器本体10内に流入する。
ここで、前述のようにキャップ30が、前記緩み側Tに回転する過程において、栓体40の閉塞筒部43が、連通孔24に対して連通孔24の上方から近接した状態で、キャップ30の第2抑止部36と、第2剤収容部20における被装着筒部21Dの第1抑止部25と、が互いに係合する。これにより、キャップ30の前記緩み側Tへの移動が抑止され、キャップ30が、第2剤収容部20に対して所定量、上方移動した位置に維持される。
このように、栓体40の閉塞筒部43が連通孔24と近接しているので、閉塞筒部43と連通孔24との間の隙間を通して、第2剤C2を少量ずつ容器本体10内に流入させることができる。これにより、第1剤C1と第2剤C2とが容器本体10内で混合される。なお、第2剤C2が、連通孔24を通して容器本体10内に滴下される様子は、二剤混合容器1の外側から視認することができる。
また、第2剤C2を大量に容器本体10内に流入させる際には、この状態からさらにキャップ30を前記緩み側Tに回転させる。これにより、図5に示すように、キャップの第2抑止部36が、第2剤収容部20の第1抑止部25を乗り越えることで、キャップ30をさらに前記緩み側Tに回転させ、キャップ30を第2剤収容部20に対してさらに上方に移動させることができる。また、キャップ30のこのような上方移動に伴い、栓体40の閉塞筒部43を連通孔24から上方に大きく離間させることが可能になり、第2剤C2を大量に容器本体10内に流入させることができる。
最後に、収容部本体21内の第2剤C2が、全て容器本体10内に流入され、第1剤C1と第2剤C2との混合が完了すると、第2剤収容部20からキャップ30および栓体40を取り外す。この際、キャップ30における係止筒部34の係止突部34Bが、栓体40の被係止突部41Aに係止しているので、キャップ30を被装着筒部21Dから取り外すことで、一度にキャップ30および栓体40を、第2剤収容部20から取り外すことができる。
そして図6に示すように、第2剤収容部20の被装着筒部21Dに、新たにポンプ50および蓋51を装着した上で、第1剤C1と第2剤C2とを混合した混合物を使用する。
ポンプ50は、上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステム52を有している。なお、ポンプ50に替えて、例えば、容器本体10の口部10Aに装着されるとともに、頂壁に吐出孔が形成された有頂筒状の吐出筒部と、吐出筒部にヒンジ部を介して連結され、吐出孔を閉塞するヒンジ蓋と、を備えている付替えキャップ等を、容器本体10の口部10Aに装着してもよい。なお、上記の構成に限られず、ポンプ50を容器本体10の口部10Aに装着してもよいし、付替えキャップを第2剤収容部20の被装着筒部21Dに装着してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る二剤混合容器1によれば、第2剤収容部20を覆うキャップ30を、第2剤収容部20に対して上方に移動させると、容器本体10内と第2剤収容部20内とを連通する連通孔24から、キャップ30の栓体40が上方に向けて離間することで、連通孔24を開放することができる。これにより、第2剤収容部20内と容器本体10内とを連通することができ、栓体40に形成された細溝(滴下路)44、および連通孔24を通して、第2剤収容部20内の第2剤C2を容器本体10内に少量ずつ滴下させて、第1剤C1と第2剤C2とを混合することができる。
そして容器本体10が、内側が視認可能に形成されているので、第2剤C2が容器本体10内に流入している様子を、容器本体10の外側から容易に視認することができる。
また、栓体40の外面のうち、閉塞筒部43に連なる部分には、細溝44が形成されている。このため、キャップ30を第2剤収容部20に対して上方に移動させ、閉塞筒部43が、第2剤収容部20の連通孔24に対して連通孔24の上方から近接した状態で連通孔24から離脱している際に、栓体40の外面に形成された細溝44を通して、第2剤収容部20内の第2剤C2を、連通孔24に到達させることができる。これにより、第2剤C2を少量ずつ、連通孔24を通して容器本体10内に流入させることができ、第1剤C1および第2剤C2を緩やかに混合させることができる。
また、第2剤収容部20およびキャップ30はそれぞれ、内側が視認可能に形成されているので、連通孔24の容器本体10に対する位置によらず、第2剤C2が容器本体10内に流入している様子を、二剤混合容器1の外側から確実に視認することができる。
また、キャップ30が、前記緩み側Tに回転させることにより、第2剤収容部20に対して上方移動可能とされ、第2剤収容部20には、第1抑止部25が配設され、キャップ30には、第1抑止部25と係合する第2抑止部36が配設されている。このため、キャップ30の前記緩み側Tへの移動が抑止される位置まで、キャップ30を前記緩み側Tに回転させることで、栓体40を、連通孔24に対して連通孔24の上方から近接した状態で連通孔24から離脱させ、連通孔24を開放することができる。これにより、栓体40と連通孔24との間の隙間を通して、第2剤C2を少量ずつ容器本体10内に流入させることが可能となる。そしてこのように、第2剤C2を少量ずつ容器本体10内に流入させる際に、キャップ30を第2剤収容部20に対して、他の方法等により位置決めする必要が無く、キャップ30に優れた操作性を具備させることができる。
また、第1抑止部25および第2抑止部36が、キャップ30の前記緩み側Tへの移動を許容するように、互いに乗り越え可能に形成されているので、キャップ30が前記緩み側Tへの移動を抑止された後に、さらにキャップ30を前記緩み側Tへ回転させると、第1抑止部25および第2抑止部36が互いに乗り越えて、キャップ30を第2剤収容部20に対してさらに前記緩み側Tに移動させ、キャップ30を第2剤収容部20に対してさらに上方に移動させることが可能になる。これにより、栓体40を連通孔24から上方に大きく離間させることで、栓体40と連通孔24との間の流路面積を大きく確保することが可能となり、大量の第2剤C2を容器本体10内に流入させることができる。
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、栓体40の外面のうち、閉塞筒部43に連なる部分に細溝44が滴下路として形成されている構成を示したが、このような態様に限られない。滴下路は細溝44でなくてもよいし、第2剤収容部20に形成されてもよい。また、滴下路として細溝44と異なる構成を採用する場合には、栓体40の外面および第2剤収容部20の内面に、細溝44が形成されなくてもよい。
また、上記実施形態においては、栓体40が上下方向に沿って延び、栓体40の下端部である閉塞筒部43が、連通孔24内に離脱可能に嵌合される構成を示したが、このような態様に限られない。栓体40は上下方向に沿って延びていなくてもよいし、栓体40の下端部が、閉塞筒部43となってなくてもよいし、栓体40のうち、下端部以外の部分が連通孔24内に離脱可能に嵌合されてもよい。また、栓体40が有底筒状ではなく、例えば柱状等の他の形状であってもよい。
また、上記実施形態においては、第2剤収容部20およびキャップ30がそれぞれ、内側が視認可能に形成されている構成を示したが、このような態様に限られない。第2剤収容部20およびキャップ30のうちの少なくとも一方が、内側が視認不能に形成されてもよい。
また、容器本体10は、少なくとも第2剤C2が滴下されている様子が、容器本体10の外側から視認可能に形成されていればよい。そのため、例えば、容器本体10の胴部10Cに印刷、塗装等の加飾を行ったり、ラベル等の貼り付けを行ったり、または、シュリンクラベルで覆う等することで、装飾性を向上させてもよい。
また、上記実施形態においては、キャップ30は、前記緩み側Tに回転させることにより、第2剤収容部20に対して上方移動可能とされている構成を示したが、このような態様に限られない。キャップ30は、前記緩み側Tに回転させることなく、第2剤収容部20に対して上方移動可能とされてもよい。
また、上記実施形態においては、第2剤収容部20およびキャップ30に、互いに係合することで、キャップ30の前記緩み側Tへの移動を抑止する第1抑止部25および第2抑止部36が各別に配設されている構成を示したが、このような態様に限られない。第2剤収容部20およびキャップ30に、第1抑止部25および第2抑止部36が各別に配設されなくてもよい。
また、上記実施形態においては、第1抑止部25および第2抑止部36が、キャップ30の前記緩み側Tへの移動を許容するように、互いに乗り越え可能に形成されている構成を示したが、このような態様に限られない。第1抑止部25および第2抑止部36は、互いに乗り越え可能に形成されなくてもよい。
また、上記各実施形態では、第2剤収容部20が装着部22を備える構成を示したが、このような態様に限られない。第2剤収容部20が、装着部22を備えず、例えば収容部本体21が容器本体10の口部10A内に嵌合されることで装着されるような構成であってもよい。このような場合には、キャップ30は収容部本体21の外周面に装着されてもよい。
また、第1雄ねじ部11および第2雄ねじ部21Gを、逆ねじの関係としてもよい。このような場合には、キャップ30を第2剤収容部20に対して回転させる際に、第2剤収容部20の装着部22を把持しなくても、装着部22が容器本体10の口部10Aから離脱することが無い。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 二剤混合容器
10 容器本体
20 第2剤収容部
30 キャップ
24 連通孔
40 栓体
44 細溝(滴下路)

Claims (5)

  1. 第1剤が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着され、第2剤が収容される第2剤収容部と、
    前記第2剤収容部に上方移動可能に装着され、前記第2剤収容部を覆うキャップと、を備え、
    前記第2剤収容部には、その内部と前記容器本体内とを連通する連通孔が形成され、
    前記キャップは、前記連通孔を閉塞する栓体を備え、
    前記栓体は、前記第2剤収容部に対する前記キャップの上方移動に伴い、前記連通孔を開放し、
    前記容器本体は、内側が視認可能に形成され、
    前記栓体および前記第2剤収容部のうちの少なくともいずれか一方には、前記連通孔が開放された際に、前記第2剤収容部内に収容された第2剤を、前記容器本体内に滴下する滴下路が形成されていることを特徴とする二剤混合容器。
  2. 前記栓体は上下方向に沿って延び、
    前記栓体の下端部が、前記連通孔内に離脱可能に嵌合され、
    前記滴下路は細溝であり、前記細溝は、前記栓体の外面のうち、前記栓体の下端部に連なる部分、および前記第2剤収容部の内面のうち、前記連通孔に連なる部分のうちの少なくともいずれか一方に、前記栓体の下端部が、前記連通孔に対して前記連通孔の上方から近接した状態で前記連通孔から離脱している際に、前記連通孔と前記第2剤収容部内とを連通可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の二剤混合容器。
  3. 前記第2剤収容部および前記キャップはそれぞれ、内側が視認可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の二剤混合容器。
  4. 前記キャップは、前記第2剤収容部に対して、前記容器本体の中心軸線回りに沿う周方向に沿う緩み側に回転させることにより、前記第2剤収容部に対して上方移動可能とされ、
    前記第2剤収容部および前記キャップには、前記栓体が、前記連通孔に対して前記連通孔の上方から近接した状態で前記連通孔を開放する際に、互いに係合することで、前記キャップの前記第2剤収容部に対する前記緩み側への移動を抑止する第1抑止部および第2抑止部が各別に配設されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の二剤混合容器。
  5. 前記第1抑止部および前記第2抑止部は、前記キャップの前記第2剤収容部に対する前記緩み側への移動を許容するように、互いに乗り越え可能に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の二剤混合容器。
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