JP2018120753A - 照明装置 - Google Patents

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加藤 俊也
Toshiya Kato
俊也 加藤
井上 優
Masaru Inoue
優 井上
有美 羽生田
Yumi Hanyuda
有美 羽生田
竜士 杉戸
Ryuji Sugito
竜士 杉戸
長島 文秀
Fumihide Nagashima
文秀 長島
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Abstract

【課題】自重による回転を防止しつつ、コンパクトに構成できる照明装置を提供すること。
【解決手段】 実施形態によれば、照明装置は、光源を有する本体と;電動モータと;前記電動モータにより回動されるウォームと;前記ウォームに噛み合うウォームホイールと;前記本体を前記ウォームホイールに、前記ウォームホイールと一体に回動するよう連結する連結機構と;を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明の実施形態は、回動することにより照射方向を変更可能な照明装置に関する。
照明装置として、例えば天井に設けられたライティングレール等の取付部に取り付けられることにより、天井に固定される照明装置が知られている。この種の照明装置は、LED等の光源を有する照明装置本体が、水平方向に平行な回動軸回りに回動可能に構成されている。照明装置本体が回動軸回りに回動されることにより、照射装置による照射方向が調整可能となる。
また、照明装置本体が水平方向に平行な回動軸回りに回動可能な照明装置では、電動モータにより、照明装置本体が回動される照明装置が知られている。具体的には、電動モータは、照明装置本体と、この照明装置本体を取付部に支持するアームと、の間に配置されており、照明装置本体に対して回動軸の軸方向に並んで配置されている。
特開2015−225799号公報
照明装置は、電動モータを有することにより、その外観が大きくなる傾向にある。特に、電動モータが、照明装置本体に対して回動軸の軸方向に並んで配置される構造であると、照明装置は、水平方向に大型化することとなり、その周囲に比較的広い設置スペースを要する。
また、照明装置の照明装置本体が水平方向に平行な回動軸回りに回動可能に構成されることにより、照明装置本体はその自重により回転するようなモーメントが作用する。この為、照明装置は、照明装置本体の自重により回転することを防止する構造も必要となる。
本発明が解決しようとする課題は、自重による回転を防止しつつ、コンパクトに構成できる照明装置を提供することである。
実施形態によれば、照明装置は、光源を有する本体と;電動モータと;前記電動モータにより回動されるウォームと;前記ウォームに噛み合うウォームホイールと;前記本体を前記ウォームホイールに、前記ウォームホイールと一体に回動するよう連結する連結機構と;を備える。
本発明によれば、自重による回転を防止しつつ、コンパクトに構成できる照明装置を提供できる。
一実施形態に係る照明装置を示す斜視図である。 同照明装置を示す側面図である。 同照明装置を示す断面図である。 同照明装置の要部を、一部切り欠いて示す斜視図である。 同照明装置の要部を示す側面図である。 同照明装置の要部を示す斜視図である。 同照明装置の要部を示す斜視図である。 同照明装置の要部を示す斜視図である。
照明装置10は、光源71を有する照明装置本体70と;第2の電動モータ51と;第2の電動モータ51により回動されるウォーム53と;ウォーム53に噛み合うウォームホイール54と;照明装置本体70をウォームホイール54に、ウォームホイールと一体に回動するよう連結する連結機構110と;を備える。
連結機構110は、ウォームホイール54に対してウォームホイール54の軸方向に離間して配置され、ウォームホイール54と一体に回動する被押圧部材56と;照明装置本体70を被押圧部材56に回動可能に連結する連結部材74と;被押圧部材56に当接する押圧部材75と;押圧部材75を被押圧部材56に押圧する押圧機構76と;を備える。
被押圧部材56は、ウォームホイール54と同軸に配置され、かつ、その外周面62に、径方向に突出する複数の突出部63が周方向に複数形成された円盤状部材である。
外周面62は、周方向に隣接配置された一対の突出端間に形成され、凹んだ曲面となる凹曲面部64を有する。
押圧部材75は、凹曲面部64に面接触する、突出した曲面となる凸曲面部84を有する。
一実施形態に係る照明装置10を、図1乃至図8を用いて説明する。図1は、照明装置10を示す斜視図である。図2は、照明装置10を示す側面図である。図3は、照明装置10を示す断面図である。図4は、照明装置10の要部を、一部きり欠いて示す斜視図である。図4は、具体的には、照明装置10の照明装置本体70を駆動する駆動部30の内部を示している。図5は、照明装置10の要部を示す側面図である。図5は、具体的には、照明装置本体70のカバー部材77が取り外された状態を示している。図6は、照明装置10の要部を示す斜視図である。図6は、具体的には、基部20内に配置された駆動部30の一部を示している。なお、基部20は省略されている。図7は、照明装置10の要部を示す斜視図である。図7は、具体的には、駆動部30を示している。図8は、照明装置10の要部を示す斜視図である。図8は、具体的には、駆動部30の内部を示している。なお、図8では、駆動部30の筐体55は、図示を省略しており、筐体55内を示している。
照明装置10は、図1に示すように、ライティングレール等の取付部5に固定可能に形成された基部20と、基部20に固定された駆動部30と、駆動部30により回動される、光源71を有した照明装置本体70と、駆動部30と照明装置本体70とを制御する制御部90(図3に示す)と、を有している。
なお、本実施形態では、取付部5は、一例として、ライティングレールである。基部20は、ライティングレールに着脱可能に構成されている。本実施形態では、ライティングレールは、一例として、部屋の天井に設けられている。図1では、照明装置10がライティングレールに固定された状態が示されており、ライティングレールの一部が示されている。ライティングレールは、電力線を有している。この電力線は、外部電源に接続されており、電流が流れている。照明装置10は、この電力線に電気的に接続されている。
照明装置10の本実施形態での上下方向を定義する。本実施形態では、照明装置10が取付部5に取り付けられた状態において、重力方向に沿う方向を下方向として上下方向Vを定義する。
基部20は、図1乃至図3に示すように、外観が例えば直方体状に形成されており、内部に制御部90を収容可能に形成されている。基部20は、底壁部21と、一対の側壁部22と、上壁部23と、端壁部24と、を有している。端壁部24は、基部20の長手方向両端に配置されている。
駆動部30は、基部20に対して、上下方向Vに平行な第1の回動中心線C1回りに駆動部30を回動可能に構成された第1の駆動部40と、照明装置本体70を、第1の回動中心線C1に直交する方向に平行な第2の回動中心線C2回りに回動可能に構成された第2の駆動部50と、を有している。
第1の駆動部40は、本実施形態では一例として基部20内に配置されている。第1の駆動部40は、図3及び図6に示すように、第1の電動モータ41と、第1の電動モータ41の主軸42の回動を第2の駆動部50に伝達する伝達部43と、を有している。
第1の電動モータ41は、本実施形態では、主軸42を両方向に回転可能である。第1の電動モータ41が主軸42を両方向に回転可能であることにより、主軸42は、可能となり、それゆえ、第2の駆動部が第1の回動中心線C1回りに回動可能となる。第1の電動モータ41は、主軸42の軸線が第1の回動中心線C1と平行となる姿勢で、かつ、主軸42が下方に突出する姿勢で、基部20内に固定されている。第1の電動モータ41は、例えば、ブラケット等の固定用の部材を介して、底壁部21に固定されている。
伝達部43は、第1の電動モータ41の主軸42の回動を、第2の駆動部50の第1の回動中心線C1回りの回動に変換可能に構成されている。伝達部43は、例えば、第1の電動モータ41により回動される軸部材に固定された第1の歯車44と、第2の駆動部50と一体に回動可能に形成された第2の歯車45と、第1の歯車44に噛み合う第3の歯車46と、第2の歯車45に噛み合う第4の歯車47と、を有している。
第1の歯車44は、本実施形態では、一例として、第1の電動モータ41の主軸42に固定されている。主軸42は、第1の電動モータ41の回転子に固定され、この回転子と一体に回転する軸部材である。第1の歯車44は、例えば、第1の電動モータ41の主軸42に固定され、主軸42と一体に回転する軸部材に固定されてもよい。
第2の歯車45は、第2の駆動部50の上端部に固定されている。第2の歯車45は、その軸方向が上下方向に平行となる姿勢で、基部20内に配置されている。第2の歯車45の軸線が、第1の回動中心線C1となる。第2の歯車45は、その軸線が第1の電動モータ41の主軸42の軸線とずれた位置において、第1の歯車44よりも下方に配置されている。
第3の歯車46と第4の歯車47とは、軸部材48に固定されており、一体に回転可能に構成されている。第1の電動モータ41が駆動して主軸42が回動されると、第1の歯車44乃至第4の歯車47により、第2の駆動部50が、上下方向Vに平行な第1の回動中心線C1回りに回動される。本実施形態では、第2の駆動部50は、第1の回動中心線C1回りの両方向に360度回転可能である。
第2の駆動部50は、図3及び図4に示すように、第2の電動モータ51と、第2の電動モータ51により回動される軸部材52と、軸部材52に固定されたウォーム53と、ウォーム53に噛み合うウォームホイール54と、これら部材を内部に配置する筐体55と、ウォームホイール54と同軸に配置され、ウォームホイール54と一体に回動可能に設けられた被押圧部材56と、を有している。
筐体55は、図1及び図2に示すように、第2の電動モータ51を内側に収容する円筒状に形成されたモータ収容部55aと、軸部材52とウォーム53とを内側に収容するウォーム収容部55bと、ウォームホイール54を内側に収容するウォームホイール収容部55cと、配線収容部55dと、を有している。モータ収容部55aとウォーム収容部55bとウォームホイール収容部55cと配線収容部55dとは、一体に形成されている。筐体55は、例えば、2つの部品をボルト等の固定部材により固定することにより、構成される。筐体55は、図3では、2つの部品の内一方の部品の端面が示されている。
モータ収容部55aは、図3に示すように、円筒状に形成されている。モータ収容部55aの上端には第2の歯車45が固定されている。この為、筐体55は、第2の歯車45と一体に、第1の回動中心線C1回りに回動する。モータ収容部55aは、その上端の開口が、基部20内に連通している。
ウォーム収容部55bは、モータ収容部55aの下端に位置している。ウォーム収容部55bは、例えば下端が閉塞された円筒状に形成されている。ウォーム収容部55bの外径は、モータ収容部55aの外径よりも小さい。ウォーム収容部55bは、モータ収容部55aと例えば同軸に配置されている。
ウォームホイール収容部55cは、ウォーム収容部55bに、第1の回動中心線C1に直交する方向に並んで配置している。ウォームホイール収容部55cは、側面形状が例えば半円形状に形成されている。
配線収容部55dは、照明装置本体70へ電力を供給する電力線等を含む配線100の一部を収容可能に形成されている。配線収容部55dは、モータ収容部55aとウォーム収容部55bとウォームホイール収容部55cとに囲まれる範囲に形成されている。配線収容部55dの内部は、モータ収容部55a内に連通している。配線収容部55dは、孔57が形成されている。孔57は、配線収容部55dの内と外とを連通している。孔57は、配線100の一部を配置可能に形成されている。
第2の電動モータ51は、主軸58を両方向に回転可能に構成されている。この為、照明装置本体70は、第2の回動中心線C2回りに回動可能となる。第2の電動モータ51は、モータ収容部55a内に配置され、モータ収容部55aに固定されている。第2の電動モータ51の主軸58は、下方に延びている。主軸58は、第2の電動モータ51の回転子に固定されており、回転子と一体に回転する軸である。第2の電動モータ51は、例えば、主軸58の軸線が第1の回動中心線C1と同軸となる位置に配置されている。
軸部材52は、第2の電動モータ51の主軸58に固定部材59により固定されている。軸部材52は、主軸58と同軸に配置されている。軸部材52は、主軸58と一体に回動する。軸部材52の下端部は、軸受部材60により、回転可能に支持されている。軸受部材60は、ウォーム収容部55bに支持されている。
ウォーム53は、軸部材52に固定されている。ウォーム53は、軸部材52と同軸に配置されている。ウォーム53の長さ、及び、位置は、照明装置本体70の回動範囲が、所定の角度になるように設定されている。本実施形態では、照明装置本体70の回動範囲は、一例として90度である。
ウォームホイール54は、図4に示すように、その軸方向すなわち軸線の延びる方向が上下方向Vに直交する姿勢で、ウォームホイール収容部55c内に配置されている。ウォームホイール54の軸線が、第2の回動中心線C2となる。なお、ウォームホイール54は、図3では図示が省略されている。
ウォームホイール54は、ウォーム53と噛み合っている。ウォームホイール54は、ウォーム53の回動に伴って一体に回動可能に形成されている。ウォームホイール54の外径は、ウォーム53の外径よりも大きい。
ウォームホイール54は、ウォームホイール収容部55cに回転可能に支持されている。この支持の構造の一例として、ウォームホイール54に固定された軸部材61がウォームホイール収容部55cに回転可能に支持されている。軸部材61は、ウォームホイール54の両側面から突出している。軸部材61は、ウォームホイール54と同軸に配置されている。ウォームホイール収容部55cは、軸部材61を回転可能に配置する孔が形成されている。この孔は、例えば、軸部材61の径よりも若干大きい。ウォームホイール54は、この支持構造により、その軸線が、第1の回動中心線C1に直交する姿勢を保ったまま、回動可能に、ウォームホイール収容部55c内に収容されることとなる。軸部材61の両端部は、ウォームホイール収容部55cから出ている。
被押圧部材56は、軸部材61の両端部のそれぞれに1つずつ固定されており、ウォームホイール54と一体に回動する。被押圧部材56は、図5に示すように、ウォームホイール収容部55cの外側に配置されている。被押圧部材56は、円盤状に形成されている。被押圧部材56は、軸部材61と同軸に配置されている。被押圧部材56は、すなわち、ウォームホイール54と同軸に配置されている。
被押圧部材56の外周面62には、周方向に並んで配置された複数の突出部63と、隣接する2つの突出部63の突出端となる先端間に設けられた凹曲面部64と、を有している。突出部63は、被押圧部材56の周方向に等間隔離間して配置されている。言い換えると、突出部63は、周方向に隣接する一対の凹曲面部64により構成されている。突出部63の突出端は、周方向に隣接する一対の凹曲面部64が連結される部分となる。
突出部63の突出端Tから被押圧部材56の軸線までの長さは、いずれの突出部63であっても同じである。凹曲面部64から被押圧部材56の軸線までの長さは、凹曲面部64の周方向の一端すなわち突出部63の突出端Tから、凹曲面部64の周方向の中間位置P1まで次第に小さくなり、中間位置P1から凹曲面部64の周方向の他端すなわち突出部63の突出端Tまで次第に大きくなる。被押圧部材56の突出端Tが配置される円の外径は、ウォームホイール54の外径よりも小さい。
照明装置本体70は、図1乃至図4に示すように、筐体72と、筐体72内に固定された光源71と、筐体72内に固定されたレンズ73と、筐体72を第2の回動中心線C2回りに回動可能に駆動部30に連結する連結部材74と、被押圧部材56の外周面62に当接された押圧部材75と、押圧部材75を被押圧部材56の外周面62に押圧する押圧機構76と、カバー部材77と、を有している。
筐体72は、例えば、外観が円筒状に形成されている。光源71は、基板78に搭載されている。基板78は、例えば、筐体72の軸方向の中途部に固定されている。光源71は、その中心が筐体72の軸線上に配置されている。基板78には、放熱用のフィン79が複数固定されている。フィン79は、基板78に熱的に接続されており、基板78を冷却可能に構成されている。なお、フィン79が基板78に直接接続されることに限定されない。フィン79は他の部材を介して、基板78に接続されてもよい。レンズ73は、例えばフレネルレンズである。
連結部材74は、照明装置本体70を、第2の回動中心線C2回りに回動可能に、駆動部30に連結する。連結部材74は、一例として、被押圧部材56に第2の回動中心線C2回りに回転可能に連結されている。連結部材74は、具体的には、板状に形成されている。連結部材74は、一対設けられている。一方の連結部材74は、一方の被押圧部材56に連結されており、他方の連結部材74は、他方の被押圧部材56に連結されている。
連結部材74の、筐体72への固定と被押圧部材56への固定について説明すると、連結部材74の一端部は、筐体72に固定されている。連結部材74の他端部は、被押圧部材56の外側に配置され、ボルト等の固定部材により、第2の回動中心線C2回りに回動可能に、被押圧部材56に連結されている。例えば、連結部材74には、孔が形成されている。この孔は、ボルト等の固定部材の外径よりも若干大きい。固定部材は、連結部材74内に配置されている。連結部材74は、固定部材を回転軸部材として、両方向に回転可能にすなわち回動可能に、被押圧部材56に連結される。なお、連結部材74は、図5では2点鎖線で示されており、図4では図示が省略されている。
連結部材74は、押圧部材75の移動をガイドするガイド部80を有している。ガイド部80は、例えば、連結部材74に形成された一対の壁部81により構成されている。壁部81は、それぞれ、他方の連結部材74側に向かって突出している。
この一対の壁部81間に押圧部材75が配置されることにより、押圧部材75の、筐体72側と被押圧部材56側との間での移動がガイドされる。一方の壁部81の内面81aと、他方の壁部81の内面81aとは、例えば互いに平行な平面に形成されている。
押圧部材75は、1つの被押圧部材56に対して1つ設けられている。すなわち、押圧部材75は、一対設けられる。押圧部材75は、連結部材74に形成されたガイド部80に沿って移動可能なプランジャ部82と、プランジャ部82の先端に設けられた押圧部83と、を有している。プランジャ部82は、内部に、押圧機構76の一部を配置可能に形成されている。プランジャ部82は、ガイド部80に沿って移動可能に形成されている。
押圧部83は、プランジャ部82の先端面に設けられている。押圧部83は、例えばプランジャ部82とは別部材で形成され、プランジャ部82に固定されてもよい。または、押圧部83はプランジャ部82と一体に形成されてもよい。押圧部83は、プランジャ部82の先端面よりも突出する形状に形成されている。押圧部83は、被押圧部材56の外周面62に当接される。押圧部83において被押圧部材56の外周面62に当接する部分は、曲面に形成されている。すなわち、押圧部83は、半円柱状に形成されており、外周面62に当接する、突出した曲面である凸曲面部84を有している。凸曲面部84は、一例として、被押圧部材56の外周面62の凹曲面部64に面接触する曲面に形成されている。なお、押圧部83は、厳密に半円柱であることに限定されない。
また、押圧部83の凸曲面部84は、本実施形態では、被押圧部材56の凹曲面部64の周方向の一端から他端まで、すなわち、周方向に隣接配置された一対の突出部63の一方の突出端Tから他方の突出端Tまでの範囲に当接する大きさを有している。この為、押圧部83は、被押圧部材56の凹曲面部64に押圧された状態では、凹曲面部64に嵌まることとなる。言い換えると、押圧部83は、周方向に隣接する一対の突出部63の間に嵌まることとなる。
押圧機構76は、押圧部材75に対して、1つずつ設けられている。押圧機構76は、押圧部83を被押圧部材56の外周面62に押圧可能に構成されている。押圧機構76は、本実施形態では、例えばコイルばねである。
押圧機構76であるコイルばねは、圧縮された状態で、照明装置本体70の筐体72に一端が当接され、他端が押圧部材75に当接されている。押圧機構76であるコイルばねの押圧部材75側の部分は、プランジャ部82内に配置されている。押圧機構76であるコイルばねは、押圧部83が被押圧部材56の外周面62の突出部63を乗り越えることができる縮み代を有している。押圧機構76であるコイルばねは、その軸線が、第2の回動中心線C2を通る位置に配置されている。また、押圧部83の被押圧部材56側の先端、すなわち、凹曲面部64の中間位置P1に接触される先端も、押圧機構76となるコイルばねの軸線上に配置されている。なお、プランジャ部82には、コイルばねを位置決めする構造が形成されてもよい。この為、押圧機構76であるコイルばねは、押圧部材75の押圧部83を、被押圧部材56の径方向に、被押圧部材56の外周面62に押圧することとなる。
照明装置本体70は、押圧部83と被押圧部材56の外周面62との間に生じる摩擦力と押圧部83が被押圧部材56の凹曲面部64に嵌まることとにより、被押圧部材56に連結される。すなわち、照明装置本体70は、押圧機構76と連結部材74と被押圧部材56と軸部材61とにより、ウォームホイール54と一体に回動可能に連結されることとなる。これら、押圧機構76と連結部材74と被押圧部材56と軸部材61とは、照明装置本体70をウォームホイール54と一体に回動可能にウォームホイール54に連結する、連結機構110を構成している。
なお、照明装置本体70に外力を入力して押圧機構76による押圧力に抗って照明装置本体70を第2の回動中心線C2回りに回転しようとすると、押圧機構76であるコイルばねが縮んで押圧部83が被押圧部材56の外周面62の突出部63を乗り越えることにより、被押圧部材56に対して相対的に回転することが可能となる。
ここで、押圧機構76の押圧力ついて説明する。照明装置本体70に、例えば手で押圧する等して、第2の回動中心線C2回りに回転するような外力が入力されると、ウォームホイール54からウォーム53に力が作用する。この力は、ウォームホイール54が上述の外力により回転しようすることに伴い、ウォーム53の歯を押圧する力である。ウォーム53は、ウォームホイール54からの入力によっては回転しにくい為、ウォームホイール54から入力される力は、ウォーム53を回転させることなく、ウォーム53の歯の部分に作用する。この為、この外力が所定の値を超えると、ウォーム53が破損する場合がある。
この為、押圧機構76による押圧力は、上述のように第2の回動中心線C2回りに照明装置本体70を回転しようとするモーメントに起因してウォームホイール54からウォーム53に入力される力によってウォーム53が破損することを防止する為に、照明装置本体70に入力される外力により照明装置本体70に作用するモーメントが所定の値以上となると、押圧機構76であるコイルばねが縮むことにより照明装置本体70が被押圧部材56に対して相対的に回転される値に設定されている。このモーメントの所定値は、このモーメントに起因してウォーム53にウォームホイール54から入力される力が、ウォーム53が破損することがない値に設定されている。
すなわち、照明装置本体70に外部から入力される外力により生じる、照明装置本体70を第2の回動中心線C2回りに回転しようとするモーメントが所定値以上となると、押圧部83の先端の凸曲面部84が、突出部63を乗り越える。
また、押圧機構76による押圧力は、照明装置10が取付部5に取り付けられた後、照明装置本体70の自重により発生するモーメントにより照明装置本体70が被押圧部材56に対して相対的に回転することを防止できる値に設定されている。すなわち、押圧機構76による押圧力は、照明装置本体70の自重によるモーメントによっては、押圧部83が被押圧部材56の突出部63の突出端を乗り越えることがないように設定されている。
カバー部材77は、照明装置本体70に固定されており、押圧部材75と押圧機構76と被押圧部材56とを覆うことが可能に形成されている。
制御部90は、図3に示すように、基部20内に配置されている。制御部90は、例えば、底壁部21に固定されている。制御部90は、照明装置本体70の光源71の点灯の制御と、駆動部30の制御と、を可能に構成されている。
制御部90は、配線100により、第1の電動モータ41と、第2の電動モータ51と、基板78と、に接続されている。なお、配線100は、それぞれ、接続される相手により、その構成が異なる。例えば、制御部90と第1の電動モータ41とに接続される配線100は、第1の電動モータ41に送電する電力線等により構成されている。制御部90と第2の電動モータ51とに接続される配線100は、第2の電動モータ51に送電する電力線等により構成されている。制御部90と基板78とに接続される配線100は、基板78に送電する電力線と、光源71の点灯を制御する信号を送信する信号線等から構成されている。なお、これら配線100の構成は、一例である。
制御部90と基板78とに接続される配線100の一部は、基部20内と筐体55のモータ収容部55a内と配線収容部55d内とに配置されている。残りの一部は、図8に示すように、配線収容部55dの孔57を通り筐体55の外側に出ており、筐体55の外側に配置されている。そして、制御部90と基板78とを接続する配線100の一部は、照明装置本体70の筐体72のフィン79側の開口を通って基板78に接続されている。
次に、照明装置10の動作を説明する。照明装置10は、第1の電動モータ41が制御されることにより、すなわち主軸42が一方向またはこの逆方向に回転されることにより第2の駆動部50と照明装置本体70とが第1の回動中心線C1回りに回動される。また、第2の電動モータ51が制御されることにより、すなわち主軸58が一方向または逆方向に回転されることにより、照明装置本体70が第2の回動中心線C2回りに、90度の角度範囲で回動される。照明装置本体70が第1の回動中心線C1回りに回動され、かつ、第2の回動中心線C2回りに回動されることにより、照射方向が所望の照射方向となるように調整される。
本実施形態の照明装置10では、第2の駆動部50がウォーム53とウォームホイール54とにより、照明装置本体70を第2の回動中心線C2回りに回動可能としているので、照明装置本体70の自重により、不意に照明装置本体70が回転することを防止できる。
さらに、第2の駆動部50は、ウォーム53とウォームホイール54とを有することにより、第2の電動モータ51を照明装置本体70に対して第2の回動中心線C2に平行な方向に並べて配置することがないので、コンパクトに構成できる。
このように、照明装置10は、照明装置本体70の自重によって意図せずに照明装置本体70が回転することを防止しつつ、コンパクトにすることができる。
さらに、第2の駆動部50がウォーム53とウォームホイール54とを有する構成であることにより、第2の電動モータ51は、照明装置本体70から離れて配置されることとなる。この為、第2の電動モータ51の熱が光源71に影響し、光源71の発光効率が低下することを防止できる。
さらに、照明装置本体70は、押圧部材75の押圧部83を被押圧部材56に当接させることにより、ウォームホイール54と一体に回動可能にウォームホイール54に連結されている。この為、照明装置本体70に外力が入力されることにより照明装置本体70に第2の回動中心線C2回りに回転させようとするモーメントが発生した場合において、このモーメントによりウォームホイール54からウォーム53に入力される力がウォーム53を破損するおそれのある力となる場合では、照明装置本体70が被押圧部材56に対して相対的に回転される。この為、ウォーム53に当該ウォーム53を破損するおそれのある力がウォームホイール54から入力されることが防止されるので、ウォーム53が破損することを防止できる。
さらに、被押圧部材56が外周面62上に複数の突出部63を有することにより、照明装置本体70は、押圧部材75の押圧部83と被押圧部材56の外周面62との間の摩擦力に加えて、押圧部83が被押圧部材56の周方向に押圧部83に当接することにより達成される係合によっても、ウォームホイール54と一体に回動可能に連結することとなる。この為、照明装置本体70は、ウォームホイール54により強固に連結されるようになる。
さらに、被押圧部材56の外周面62が複数の凹曲面部64を有することにより、換言すると、周方向の隣接配置された一対の突出部63の突出端の間が凹曲面部64であることにより、押圧部83は、突出部63を乗り越える際に凹曲面部64によりガイドされることとなるので、押圧部83がスムーズに突出部63を乗り越えることが可能となる。押圧部材75の押圧部83が、被押圧部材56の凹曲面部64に面接触する凸曲面部84を有することにより、押圧部83がより一層スムーズに突出部63を乗り越えることが可能となる。
なお、本実施形態では、照明装置本体70は、押圧部材75と被押圧部材56を介してウォームホイール54に連結されたがこれに限定されない。例えば、他の例では、照明装置本体70は、ウォームホイール54に固定されてもよい。照明装置本体70がウォームホイール54に固定されることにより、照明装置本体70は、ウォームホイール54の回動に伴って一体に回動するようになる。なお、本実施形態のように、被押圧部材56と押圧部83とを介す構造とすることにより、ウォーム53の破損を防止できるので、より好ましい。
また、本実施形態では、被押圧部材56は、押圧部材75の押圧部83が嵌まる凹曲面部64を有しているが、これに限定されない。例えば、周方向に隣接する一対の突出部63の間の面部は、被押圧部材56の軸線を中心とする曲面に形成されてもよい。
また、本実施形態では、押圧部材75は、被押圧部材56の外周面62に押圧されており、押圧部材75の押圧部83の凸曲面部84が外周面62の凹曲面部64に面接触可能である。すなわち、凸曲面部84の先端が外周面62の凹曲面部64の中間位置P1に接触される。しかしながら、これに限定されない。
例えば、他の例では、押圧部材75の押圧部83は、その凸曲面部84の先端が凹曲面部64には当接せず、凸曲面部84の先端以外の部分が被押圧部材56の周方向に凹曲面部64に当接可能な位置に付勢されてもよい。具体的には、押圧部材75が、押圧機構76により押圧されて、押圧部83の先端が最も被押圧部材56側に位置した状態であっても、押圧部83の凸曲面部84の先端と被押圧部材56の凹曲面部64の周方向の中間位置P1との間には若干の隙間を有してもよい。
この場合であっても、押圧部83が突出部63すなわち突出部63を構成する凹曲面部64に被押圧部材56の周方向に当接することにより、押圧部材75と被押圧部材56とが係合する。この係合により、照明装置本体70は、ウォームホイール54と一体に回動可能に連結される。この係合は、上述のように、照明装置本体70に、第2の回動中心線C2回りに回転されるような外力が作用する場合において、ウォームホイール54からウォーム53に入力される力によりウォーム53が破損することがないように、解除されるように設定されている。具体的には、押圧機構76による押圧部材75の押圧力が、そのように設定されている。
なお、本実施形態では、照明装置10は、一例として、第1の回動中心線C1が上下方向と平行となる姿勢で、取付部5に取り付けられた。しかしながら、これに限定されない。例えば、取付部5の一例であるライティングレールが垂直な壁面に固定される場合では、照明装置10は、第1の回動中心線C1が上下方向Vに直交する姿勢で、取付部5に取り付けられる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…照明装置、51…第2の電動モータ(電動モータ)、53…ウォーム、54…ウォームホイール、56…被押圧部材、62…外周面、63…突出部、64…凹曲面部、70…照明装置本体、71…光源、74…連結部材、75…押圧部材、76…押圧機構、84…凸曲面部、110…連結機構。

Claims (5)

  1. 光源を有する本体と;
    電動モータと;
    前記電動モータにより回動されるウォームと;
    前記ウォームに噛み合うウォームホイールと;
    前記本体を前記ウォームホイールに、前記ウォームホイールと一体に回動するよう連結する連結機構と;
    を具備する照明装置。
  2. 前記連結機構は、
    前記ウォームホイールに対して前記ウォームホイールの軸方向に離間して配置され、前記ウォームホイールと一体に回動する被押圧部材と;
    前記本体を前記被押圧部材に回動可能に連結する連結部材と;
    前記被押圧部材に当接する押圧部材と;
    前記押圧部材を前記被押圧部材に押圧する押圧機構と;
    を具備する請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記被押圧部材は、前記ウォームホイールと同軸に配置され、かつ、その外周面に、径方向に突出する複数の突出部が周方向に複数形成された円盤状部材である
    請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記外周面は、周方向に隣接配置された一対の突出端間に形成され、凹んだ曲面となる曲面部を有する
    請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記押圧部材は、前記曲面に面接触する、突出した曲面となる凸曲面を有する
    請求項4に記載の照明装置。
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