JP2018120255A - プログラム及び携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像処理装置の1つに画像処理動作を実行させるプログラムにおいて、所望の画像処理装置を指定したか否かをユーザに適切に認識させる技術を提供する。【解決手段】端末プログラムは、通信ネットワークを通じて通信可能な複数の画像処理装置のうちの1つを、指定装置として指定するユーザ操作を受け付ける第1受付処理と、通信インタフェースを通じて指定装置から受信した装置情報を指定装置情報としてメモリに記憶させる第1記憶処理(S14)と、指定装置情報の動作IDに対応する動作アイコンと、指定装置の設置場所をユーザに認識させるための付加情報が記述された切替アイコンとを含む画面を表示させる表示処理(S12)と、動作アイコンが指定されたことに応じて(S13:動作)、通信インタフェースを通じて指定装置に動作指示情報を送信する動作指示処理(S15)とを携帯端末に実行させる。【選択図】図4

Description

本発明は、画像処理装置に画像処理動作を実行させる携帯端末のプログラムに関する。
例えば特許文献1には、通信ネットワークを通じて通信可能な画像処理装置に画像処理動作を実行させる携帯端末の端末プログラムが開示されている。より詳細には、特許文献1の端末プログラムは、ユーザが指定した画像処理装置に、ユーザが指定した画像処理動作を実行させる。なお、画像処理動作とは、例えば、画像をシートに記録するプリント動作、原稿に記録された画像を読み取るスキャン動作等である。
特開2012−203742号公報
上記構成の端末プログラムは、例えば、通信ネットワークに接続された画像処理装置をユーザに指定させる際に、画像処理装置のモデル名をディスプレイに表示させる。しかしながら、複数の画像処理装置が通信ネットワークに接続されている場合において、所望の画像処理装置をモデル名のみで特定することはユーザにとって容易ではないので、所望の画像処理装置と異なる画像処理装置を誤って指定してしまう可能性がある。
一例として、目の前に設置された画像処理装置にプリント動作を実行させるつもりが、離れた場所に設置された画像処理装置を誤って指定してしまうと、プリント動作によって出力されたシートを遠くまで取りに行く必要が生じる。他の例として、原稿をセットした画像処理装置にスキャン動作を実行させるつもりが、他の画像処理装置を誤って指定してしまうと、エラーが発生して操作をやり直す必要が生じる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信ネットワークに接続された複数の画像処理装置の1つに画像処理動作を実行させる携帯端末のプログラムにおいて、所望の画像処理装置を指定したか否かをユーザに適切に認識させる技術を提供することにある。
本明細書では様々な開示を行う。開示例の1つであるプログラムは、通信インタフェースと、入力インタフェースと、メモリと、ディスプレイとを備える携帯端末によって実行可能である。該プログラムは、前記通信インタフェースが接続された通信ネットワークを通じて通信可能な複数の画像処理装置のうちの1つを、指定装置として指定するユーザ操作を前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理と、前記通信インタフェースを通じて前記指定装置から受信した装置情報を、指定装置情報として前記メモリに記憶させる第1記憶処理とを前記携帯端末に実行させる。前記装置情報は、前記画像処理装置が実行可能な画像処理動作を識別する動作IDを含む。該プログラムは、前記指定装置情報の前記動作IDに対応する動作オブジェクトと、前記指定装置の設置場所をユーザに認識させるための付加情報が記述された装置オブジェクトとを含む画面を、前記ディスプレイに表示させる表示処理と、前記表示処理で表示させた画面に対するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、前記第2受付処理で前記動作オブジェクトが指定されたことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記指定装置に動作指示情報を送信する動作指示処理とを前記携帯端末に実行させる。前記動作指示情報は、指定された前記動作オブジェクトに対応する前記画像処理動作の実行を指示するための情報である。
上記構成によれば、動作オブジェクトを含む画面において、指定装置の設置場所を示す付加情報が装置オブジェクトに表示されるので、所望の画像処理装置を指定したか否かをユーザに適切に認識させることができる。なお、付加情報は、指定装置の設置場所を客観的に特定可能な情報に限定されず、特定のユーザのみが認識可能な情報でもよい。
図1は、本実施形態に係るシステム100の概略図である。 図2(A)はMFP10のブロック図であり、図2(B)は携帯端末50のブロック図である。 図3は、メモリ62に記憶された情報の例であって、(A)はネットワークリストを、(B)は履歴リストを、(C)は直前使用デバイス情報である。 図4は、メイン処理のフローチャートである。 図5は、画面生成処理のフローチャートである。 図6は、デバイス選択処理のフローチャートである。 図7は、付加情報決定処理のフローチャートである。 図8は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)は指定装置が指定されていないときのメイン画面を、(B)は通信I/F55が無線LAN103に接続されているときのデバイス選択画面を示す。 図9は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)はMFP10Cが指定装置に指定されているときのメイン画面を、(B)はMFP10Aが指定装置に指定されているときのメイン画面を示す。 図10は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)はMFP10Bが初めて指定装置に指定されたときのメイン画面を、(B)はMFP10Bに画像処理動作を実行させた直後のメイン画面を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更することができる。
図1は、本実施形態に係るシステム100の概略図である。図1に示されるシステム100は、MFP10A、10B、10C(以下、これらを総称して、「MFP10」と表記することがある。)と、携帯端末50とで構成されている。MFP10及び携帯端末50は、通信ネットワークを通じて通信可能に構成されている。通信ネットワークは、例えば、有線LAN、無線LAN102、103、或いはこれらの組み合わせであってもよい。または、MFP10及び携帯端末50は、USBケーブル等によって接続されていてもよい。
MFP10A、10Bは、無線LAN102に属している。また、MFP10Cは、無線LAN103に属している。一方、携帯端末50は、無線LAN102、103のどちらにも属することができる。但し、携帯端末50は、無線LAN102、103の両方に同時に属することはできない。無線LAN102は、例えば、携帯端末50のユーザが勤務する会社の通信ネットワークであって、アクセスポイント102Aに設定されたSSID“ABC”で識別される。無線LAN103は、例えば、携帯端末50のユーザの自宅の通信ネットワークであって、アクセスポイント103Aに設定されたSSID“XYZ”で識別される。SSIDは、ネットワークIDの一例である。
携帯端末50は、無線LAN102に属しているときに、アクセスポイント102Aを通じてMFP10A、MFP10Bと通信することができ、MFP10Cと通信することができない。また、携帯端末50は、無線LAN103に属しているときに、アクセスポイント103Aを通じてMFP10Cと通信することができ、MFP10A、10Bと通信することができない。
MFP10(Multi-Function Peripheralの略)は、図2(A)に示されるように、プリンタ11と、スキャナ12と、FAX部13と、ディスプレイ23と、入力I/F24と、通信I/F25と、CPU31と、メモリ32と、通信バス33とを主に備える。MFP10を構成する各構成要素は、通信バス33を通じて相互に接続されている。MFP10は、画像処理装置の一例である。
プリンタ11は、画像データで示される画像をシートに記録するプリント動作を実行するハードウェアである。プリンタ11の記録方式としては、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ12は、原稿に記録されている画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作を実行するハードウェアである。FAX部13は、外部装置との間で画像データをFAX送信或いはFAX受信するFAX動作を実行するハードウェアである。プリント動作、スキャン動作、及びFAX動作は、画像処理動作の一例である。MFP10A、10B、10Cは、少なくとも1つの動作を実行可能であればよい。さらに、MFP10A、10B、10Cが実行可能な動作は、異なっていてもよい。
ディスプレイ23は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、各種情報を表示する表示画面を備える。
入力I/F24は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインタフェースである。具体的には、入力I/F24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、入力I/F24は、ディスプレイ23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。ディスプレイ23の表示画面に表示されたオブジェクトを指定する操作、文字列或いは数字列を入力する操作は、ユーザ操作の一例である。「オブジェクト」とは、例えば、ディスプレイ23に表示された文字列、アイコン、ボタン、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニュー等である。
タッチセンサとして実現される入力I/F24は、ユーザがタッチした表示画面上の位置を示す位置情報を出力する。なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示画面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体が表示画面に触れていなくても、表示画面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させる「ホバー」或いは「フローティングタッチ」を、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。ディスプレイ23に表示されたオブジェクトの位置をタップするユーザ操作は、当該オブジェクトを指定するユーザ操作の一例である。
通信I/F25は、通信ネットワーク101を通じて外部装置と通信可能なインタフェースである。すなわち、MFP10は、通信I/F25を通じて外部装置に各種情報を送信し、通信I/F25を通じて外部装置から各種情報を受信する。通信I/F25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(登録商標)を採用することができる。また、MFP10及び携帯端末50がUSBケーブルで接続される場合、通信I/F25は、USBケーブルを着脱可能なUSBインタフェースであってもよい。
CPU31は、MFP10の全体動作を制御するものである。CPU31は、入力I/F24から出力される各種情報、通信I/F25を通じて外部装置から受信した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムをメモリ32から取得して実行する。CPU31及びメモリ32は、コントローラの一例を構成する。
メモリ32は、OS34と、装置プログラム35とを記憶している。装置プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。また、メモリ32は、装置プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報等を記憶する。メモリ32は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、HDD、MFP10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
メモリ32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。後述する携帯端末50のメモリ62についても同様である。
メモリ32のMIB(Management Information Baseの略)は、図1に示される装置情報を記憶している。装置情報は、MFP10を識別する装置IDと、MFP10のモデル名を示すモデル名情報と、MFP10が実行可能な画像処理動作を識別する動作IDと、MFP10の設置位置を示すロケーション情報とを含む。装置情報に含まれる情報のうち、装置ID、モデル名情報、及び動作IDはMFP10の製造時に設定され、ロケーション情報はMFP10のユーザによって入力される。
装置IDは、全てのMFP10を一意に識別する。装置IDは、例えば、通信I/F25に設定されたMACアドレスであってもよい。本実施形態では、MFP10Aが装置ID“MFP−A”で識別され、MFP10Bが装置ID“MFP−B”で識別され、MFP10Cが装置ID“MFP−C”で識別される。
MFP10のモデルとは、例えば、同一の製造メーカによって製造されたMFP10のうち、同一の機能を有するMFP10を識別するための情報である。すなわち、モデル名情報には、同一モデルの複数のMFP10に同一の値が設定される。本実施形態では、MFP10Aにモデル名情報“model−01”が設定され、MFP10Bにモデル名情報“model−02”が設定され、MFP10Cにモデル名情報“model−03”が設定されている。
プリント動作は動作ID“プリント”で識別され、スキャン動作は動作ID“スキャン”で識別され、FAX動作は動作ID“FAX”で識別される。すなわち、本実施形態では、MFP10Aはプリント動作、スキャン動作、及びFAX動作を実行可能であり、MFP10Bはプリント動作及びFAX動作を実行可能であり、MFP10Cはプリント動作及びスキャン動作を実行可能である。
ロケーション情報は、例えば、MFP10の設置場所をユーザが認識するために、ユーザによって入力された文字列を示す。ロケーション情報は、例えば、入力I/F24を通じて入力されてもよいし、通信I/F25を通じて接続された情報処理端末を通じて入力されてもよい。通信I/F25を通じたロケーション情報の入力は、例えば、MFP10に実装されたEWS(Embedded Web Serverの略)によって実現されてもよい。本実施形態では、MFP10Aにロケーション情報“会議室”が設定され、MFP10Cにロケーション情報“自宅”が設定されており、MFP10Bにはロケーション情報が設定されていない。すなわち、ロケーション情報は、省略可能である。
携帯端末50は、図2(B)に示されるように、ディスプレイ53と、入力I/F54と、通信I/F55と、CPU61と、メモリ62と、通信バス63とを主に備える。携帯端末50に含まれるディスプレイ53、入力I/F54、通信I/F55、CPU61、メモリ62、及び通信バス63は、MFP10に含まれるディスプレイ23、入力I/F24、通信I/F25、CPU31、メモリ32、及び通信バス33と同様の構成であるので、説明は省略する。CPU61及びメモリ62は、コントローラの一例である。
携帯端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、或いはタブレット端末等である。より詳細には、携帯端末50のディスプレイ53は、表示画面のサイズが12インチ以下、より好ましくは8インチ以下であるのが望ましい。また、携帯端末50の入力I/F54は、ディスプレイ53の表示画面に重ねられたタッチセンサであるのが望ましい。
メモリ62は、OS64と、端末プログラム65とを記憶している。端末プログラム65は、ユーザが指定したMFP10(以下、「指定装置」と表記する。)に、ユーザが指定した画像処理動作(以下、「指定動作」と表記する。)を実行させるプログラムである。端末プログラム65が指示可能な画像処理動作は、例えば、プリント動作、スキャン動作、及びFAX動作である。
また、メモリ62は、例えば図3(A)に示されるように、ネットワークリストを記憶することができる。ネットワークリストは、1以上のネットワークレコードを含む。ネットワークレコードは、携帯端末50の通信I/F55が接続された実績のある通信ネットワークに対応する。ネットワークレコードは、例えば、SSIDと、名称情報と、デバイス数情報とを含む。
SSIDは、対応する通信ネットワーク(すなわち、無線LAN102、103)を識別する接続ネットワークIDの一例である。名称情報は、対応する通信ネットワークの名称を示す情報であって、例えば、入力I/F54を通じてユーザが入力した文字列である。デバイス数情報は、SSIDで識別される通信ネットワークに接続された画像処理装置(すなわち、MFP10)の数を示す情報である。ネットワークレコードは、例えば、後述するS35において、端末プログラム65がネットワークリストに登録する。
また、メモリ62は、例えば図3(B)に示されるように、履歴リストを記憶することができる。履歴リストは、1以上の履歴レコードを含む。履歴レコードは、ユーザが過去に指定した指定装置に対応する。履歴レコードは、例えば、日時情報と、履歴装置IDとを含む。日時情報は、履歴装置IDで識別されるMFP10が指定装置に指定された日時を示す。履歴装置IDは、ユーザが過去に指定装置に指定したMFP10を識別する装置IDである。履歴レコードは、例えば、後述するS37において、端末プログラム65が履歴リストに登録する。
また、メモリ62は、例えば図3(C)に示されるように、直前使用デバイス情報を記憶することができる。直前使用デバイス情報は、端末プログラム65が直近に画像処理動作を指示したMFP10に対応する。直前使用デバイス情報は、例えば、日時情報と、直前装置IDとを含む。日時情報は、画像処理動作を指示した日時を示す。直前装置IDは、画像処理動作を指示したMFP10を識別する装置IDである。直前使用デバイス情報は、例えば、後述するS16において、端末プログラム65がメモリ62に記憶させる。
さらに図示は省略するが、メモリ62は、指定装置情報を記憶することができる。指定装置情報は、入力I/F54を通じてユーザが指定した指定装置に関する情報である。指定装置情報は、例えば、指定装置のMIBに記憶された装置情報と、指定装置が指定された日時を示す日時情報と、後述する付加情報決定処理で決定した付加情報とを含む。指定装置情報の詳細は、後述する。
[システム100の動作]
図4〜図7を参照して、本実施形態に係るシステム100の動作を説明する。なお、図4に示されるメイン処理を開始する時点において、通信I/F55は、無線LAN103に接続されているものとする。また、メモリ62には、ネットワークレコード、履歴レコード、直前使用デバイス情報、及び指定装置情報が記憶されていないものとする。
本明細書のフローチャートは、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU31、61の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「制御」等の処理は、CPU31、61の処理を表している。CPU31、61による処理は、OS34、64を介したハードウェア制御も含む。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。
まず、端末プログラム65は、ユーザによって起動されたことに応じて、図4に示されるメイン処理を実行する。まず、端末プログラム65は、図5に示される画面生成処理を実行する(S11)。画面生成処理は、ディスプレイ53に表示させるメイン画面を生成する処理である。
端末プログラム65は、指定装置情報がメモリ62に記憶されているか否かを判断する(S21)。そして、端末プログラム65は、指定装置情報がメモリ62に記憶されていないと判断したことに応じて(S21:なし)、後述する切替アイコン114に文字列“未選択”を記述する(S22)。また、端末プログラム65は、端末プログラム65が指定装置に指示可能なプリント動作、スキャン動作、及びFAX動作に対応する動作アイコン111、112、113を、メイン画面に追加する(S23)。S24〜S29の処理の詳細は、後述する。
次に図4に戻って、端末プログラム65は、図8(A)に示されるメイン画面をディスプレイ53に表示させる(S12)。図8(A)に示されるメイン画面は、S23で追加された動作アイコン111〜113と、S24で文字列“未選択”が記述された切替アイコン114とを含む。動作アイコン111〜113は動作オブジェクトの一例であり、切替アイコン114は装置オブジェクトの一例である。そして、端末プログラム65は、メイン画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S13)。S12の処理は表示処理の一例であり、S13の処理は第2受付処理の一例である。
次に、端末プログラム65は、例えば、図8(A)の切替アイコン114の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S13:切替)、図6に示されるデバイス選択処理を実行する(S14)。デバイス選択処理は、ユーザに指定装置を指定させる処理である。
まず、端末プログラム65は、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocolの略)を用いて、通信I/F55が接続された無線LAN103を通じて通信可能なMFP10を検索する(S31)。具体的には、端末プログラム65は、通信I/F55を通じて無線LAN103に送信要求情報をブロードキャストする。次に、端末プログラム65は、送信要求情報の応答としてMFP10Cが送信した装置情報を、通信I/F55を通じて受信する。すなわち、端末プログラム65は、装置情報の送信元のMFP10Cを、通信可能なMFP10として特定する。なお、通信可能なMFP10を検索する方法は、周知の他の方法であってもよい。
次に、端末プログラム65は、図8(B)に示されるデバイス選択画面をディスプレイ53に表示させる(S32)。デバイス選択画面は、S31で発見したMFP10Cに対応するデバイスアイコン120を含む。そして、端末プログラム65は、デバイス選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S33)。S33の処理は、第1受付処理の一例である。
次に、端末プログラム65は、デバイスアイコン120の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S33:Yes)、デバイスアイコン120に対応するMFP10Cを新たな指定装置に決定する。そして、端末プログラム65は、MFP10Cから受信した装置情報をメモリ62に一時記憶させる。デバイスアイコン120のタップは、デバイスアイコン120に対応するMFP10Cを、指定装置として指定するユーザ操作の一例である。
次に、端末プログラム65は、アクセスポイント103Aに設定されたSSID“XYZ”を含むネットワークレコードがネットワークリストに登録されているか否かを判断する(S34)。そして、端末プログラム65は、SSID“XYZ”を含むネットワークレコードが登録されていないと判断したことに応じて(S34:なし)、SSID“XYZ”を含むネットワークレコードを、ネットワークリストに登録する(S35)。S35の処理は、第4記憶処理の一例である。
また図示は省略するが、端末プログラム65は、SSID“XYZ”で識別される無線LAN103の名称を示す名称情報の入力を、入力I/F54を通じて受け付けてもよい。この処理は、第3受付処理の一例である。そして、端末プログラム65は、例えばユーザが入力した名称情報“自宅”を、S35でネットワークリストに登録したネットワークレコードに含めてもよい。この処理は、第5記憶処理の一例である。なお、端末プログラム65は、ネットワークリストに登録されたネットワークレコードの数が、複数の場合に第3受付処理及び第5記憶処理を実行し、1つの場合に第3受付処理及び第5記憶処理をスキップしてもよい。
一方、端末プログラム65は、SSID“XYZ”を含むネットワークレコードが既にネットワークリストに登録されていると判断したことに応じて(S34:あり)、S35、第3受付処理、及び第5記憶処理を実行せずに、S36以降の処理を実行する。次に、端末プログラム65は、SSID“XYZ”で識別される無線LAN103に接続されたMFP10の数をカウントする。すなわち、端末プログラム65は、S31で送信要求情報の応答として受信した装置情報の数をカウントする。そして、端末プログラム65は、カウントした数“1”を示すデバイス数情報を、SSID“XYZ”を含むネットワークレコードに含める(S36)。
次に、端末プログラム65は、S37の時点でメモリ62に指定装置情報が記憶されている場合に、履歴レコードを履歴リストに登録する(S37)。S37の処理は、第3記憶処理の一例である。一方、端末プログラム65は、S37の時点でメモリ62に指定装置情報が記憶されていない場合に、S37の処理を実行せずに、S38以降の処理を実行する。S37の処理の詳細は、後述する。そして、端末プログラム65は、図7に示される付加情報決定処理を実行する(S38)。付加情報決定処理は、指定装置情報に含める付加情報を決定する処理である。
まず、端末プログラム65は、新たに指定装置に指定されたMFP10Cの装置情報にロケーション情報が含まれているか否かを判断する(S41)。そして、端末プログラム65は、装置情報がロケーション情報を含むと判断したことに応じて(S41:あり)、当該ロケーション情報“自宅”を付加情報に決定する(S42)。S42、及び後述するS44、S46、S47で決定される付加情報は、指定装置の設置場所をユーザに認識させるための情報である。S41の処理は第1判断処理の一例であり、S42の処理は第1決定処理の一例である。S43〜S47の処理の詳細は、後述する。
次に図6に戻って、端末プログラム65は、S33で一時記憶させたMFP10Cの装置情報と、S38で決定した付加情報“自宅”と、現在日時を示す日時情報“2016/12/13 10:35”とを含む指定装置情報を、メモリ62に記憶させる(S39)。日時情報は、例えば、不図示のシステムクロックから取得可能である。S39の処理は、第1記憶処理の一例である。さらに図4に戻って、端末プログラム65は、画面生成処理を再び実行する(S11)。
まず、端末プログラム65は、指定装置情報がメモリ62に記憶されていると判断したことに応じて(S21:あり)、ネットワークリストに登録されているネットワークレコードの数を判断する(S24)。次に、端末プログラム65は、ネットワークレコードの数が1つだと判断したことに応じて(S24:1)、通信I/F55が接続中の無線LAN103に接続されているMFP10の数を、無線LAN103に対応するネットワークレコードのデバイス数情報に基づいて判断する(S27)。S24の処理は第6判断処理の一例であり、S27の処理は第5判断処理の一例である。
そして、端末プログラム65は、デバイス数情報に“1”が設定されていると判断したことに応じて(S27:1)、指定装置情報のモデル名情報に対応する文字列“モデル:model−03”を、切替アイコン114に記述する(S29)。また、端末プログラム65は、指定装置情報の動作ID“プリント”、“スキャン”で示される画像処理動作に対応する動作アイコン111、112を、メイン画面に追加する(S26)。さらに、端末プログラム65は、図9(A)に示されるように、S11で生成されたメイン画面をディスプレイ53に表示させる(S12)。
また詳細な説明は省略するが、他の例として、端末プログラム65は、デバイス数情報に“2”以上の値が設定されていると判断したことに応じて(S27:複数)、指定装置情報のモデル名情報に対応する文字列“モデル:model−03”と、付加情報に対応する文字列“ロケーション:自宅”とを、切替アイコン114に記述する(S28)。
次に、携帯端末50を所持したユーザは、自宅を出て会社に移動したとする。これにより、携帯端末50の通信I/F55は、無線LAN103に代えて、無線LAN102に接続される。以下、この状態で図9(A)に示される切替アイコン114がタップされた場合のデバイス選択処理を説明する(S13:切替→S14)。
まず、端末プログラム65は、無線LAN102に接続されたMFP10A、10Bを発見し(S31)、発見したMFP10A、10Bそれぞれに対応するデバイスアイコンを含むデバイス選択画面をディスプレイ53に表示させる(S32)。次に、端末プログラム65は、例えば、MFP10Aに対応するデバイスアイコンの指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S33:Yes)、MFP10Aを新たな指定装置に決定すると共に、MFP10Aから受信した装置情報をメモリ62に一時記憶させる。
次に、端末プログラム65は、アクセスポイント102Aに設定されたSSID“ABC”を含むネットワークレコードがネットワークリストに登録されていないと判断したことに応じて(S34:なし)、SSID“ABC”と、入力I/F54を通じて入力された名称情報“会社”と、無線LAN103に接続されたMFP10の数を示すデバイス数情報“2”とを含むネットワークレコードを、ネットワークリストに登録する(S35&S36)。
次に、端末プログラム65は、S37の時点でメモリ62に記憶されている指定装置情報から日時情報“2016/12/13 10:35”及び履歴装置ID“MFP−C”を抽出する。そして、端末プログラム65は、抽出した日時情報“2016/12/13 10:35”と、抽出した装置ID“MFP−C”を履歴装置IDとして含む履歴レコードを、履歴リストに登録する(S37)。次に、端末プログラム65は、付加情報決定処理において(S38)、MFP10Aの装置情報がロケーション情報を含むと判断したことに応じて(S41:あり)、当該ロケーション情報“会議室”を付加情報に決定する(S42)。
そして、端末プログラム65は、S33で一時記憶させたMFP10Aの装置情報と、S38で決定した付加情報“会社”と、現在日時を示す日時情報“2016/12/15 18:47”とを含む指定装置情報を、メモリ62に記憶させる(S39)。なお、メモリ62に既に指定装置情報が記憶されている場合、端末プログラム65は、当該指定装置情報を新たな指定装置情報で上書きする。
次に、端末プログラム65は、画面生成処理において(S11)、指定装置情報がメモリ62に記憶されており、且つ複数のネットワークレコードがネットワークリストに登録されていると判断したことに応じて(S21:あり&S24:複数)、指定装置情報のモデル名情報に対応する文字列“モデル:model−01”と、付加情報に対応する文字列“ロケーション:会議室”と、無線LAN103に対応するネットワークレコードのSSIDに対応する文字列“ネットワーク:ABC”とを、切替アイコン114に記述する(S25)。また、端末プログラム65は、指定装置情報の動作ID“プリント”、“スキャン”、“FAX”で示される画像処理動作に対応する動作アイコン111、112、113を、メイン画面に追加する(S26)。
そして、端末プログラム65は、図9(B)に示されるように、S11で生成されたメイン画面をディスプレイ53に表示させる(S12)。次に、端末プログラム65は、例えば、動作アイコン111の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S13:動作)、動作アイコン111に対応するプリント動作を指定動作に決定する。そして、端末プログラム65は、指定装置にプリント動作の実行を指示する動作指示処理を実行する(S15)。S15の処理は、動作指示処理の一例である。動作指示処理の図示は省略するが、例えば、以下の処理が実行される。
まず、端末プログラム65は、メモリ62或いはインターネット上の不図示のサーバに記憶された複数の画像データのうちの1つを、指定データとして指定するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付ける。そして、端末プログラム65は、指定装置であるMFP10Aに通信I/F55を通じてプリント指示情報を送信する。プリント指示情報は、指定データを対象とするプリント動作の実行を指示する動作指示情報の一例である。プリント指示情報は、例えば、指定データを含む。
一方、MFP10Aの装置プログラム35は、通信I/F25を通じて携帯端末50からプリント指示情報を受信する。そして、装置プログラム35は、受信したプリント指示情報に従って、プリンタ11にプリント動作を実行させる。すなわち、プリンタ11は、プリント指示情報に含まれる指定データで示される画像をシートに記録する。
また、端末プログラム65は、プリント指示情報を送信するのに先立って、プリント動作の実行条件を指定するユーザ操作を入力I/F54を通じて受け付けてもよいし、指定データで示される画像をシートに記録した状態を示すプレビュー画面をディスプレイ53に表示させてもよい。さらに、動作アイコン112、113がタップされた場合、端末プログラム65は、タップされた動作アイコン112、113に対応する画像処理動作を、指定装置に実行させる。
次に図4に戻って、端末プログラム65は、現在時刻を示す日時情報“2016/12/15 18:51”と、指定装置情報に含まれる装置ID“MFP−A”を直前装置IDとして含む直前使用デバイス情報を、メモリ62に記憶させる(S16)。なお、メモリ62に既に直前使用デバイス情報が記憶されている場合、端末プログラム65は、当該直前使用デバイス情報を新たな直前使用デバイス情報で上書きする。S16の処理は、第2記憶処理の一例である。
次に、図9(B)に示される切替アイコン114がタップされた場合のデバイス選択処理を説明する(S13:切替→S14)。なお、前述の処理との共通点の説明は省略し、相違点を中心に説明する。
端末プログラム65は、例えば、MFP10Bに対応するデバイスアイコンの指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S33:Yes)、MFP10Bを新たに指定装置に決定すると共に、MFP10Bから受信した装置IDをメモリ62に一時記憶させる。また、端末プログラム65は、SSID“ABC”を含むネットワークレコードがネットワークレコードに登録されていると判断したことに応じて(S34:あり)、S35の処理を省略する。さらに、端末プログラム65は、S37の時点でメモリ62に記憶されている指定装置情報の日時情報“2016/12/15 18:47”及び装置ID“MFP−A”を含む履歴レコードを、履歴リストに登録する(S37)。
次に、端末プログラム65は、付加情報決定処理において(S38)、MFP10Bの装置情報がロケーション情報を含まないと判断したことに応じて(S41:なし)、新たな指定装置の装置ID“MFP−B”と、直前使用デバイス情報の直前装置IDとが一致するか否かを判断する(S43)。また、端末プログラム65は、新たな指定装置の装置IDと直前装置IDとが一致しないと判断したことに応じて(S43:No)、新たな指定装置の装置ID“MFP−B”と、履歴リストに登録されている履歴装置IDとが一致するか否かを判断する(S45)。S43の処理は第2判断処理の一例であり、S45の処理は第3判断処理の一例である。
そして、端末プログラム65は、新たな指定装置の装置IDと履歴装置IDとが一致しないと判断したことに応じて(S45:なし)、初めて指定装置に指定した画像処理装置であることを示す文字列“初めて使用するデバイス”を、付加情報に決定する(S46)。S46の処理は、第4決定処理の一例である。次に図6に戻って、端末プログラム65は、S33で一時記憶させたMFP10Bの装置情報と、S38で決定した付加情報“初めて使用するデバイス”と、現在日時を示す日時情報“2016/12/15 19:02”とを含む指定装置情報を、メモリ62に記憶させる(S39)。そして図4に戻って、端末プログラム65は、図10(A)に示されるように、画面生成処理(S21:あり&S24:複数→S25&S26)で生成したメイン画面を、ディスプレイ53に表示させる(S12)。
また詳細な説明は省略するが、他の例として、端末プログラム65は、付加情報決定処理において(S38)、新たな指定装置の装置IDと直前装置IDとが一致すると判断したことに応じて(S43:Yes)、直前に画像処理動作を指示した画像処理装置であることを示す文字列“前回使用したデバイス”を、付加情報に決定する(S44)。S44の処理は、第3決定処理の一例である。この場合の端末プログラム65は、図10(B)に示されるメイン画面をディスプレイ53に表示させる(S12)。
さらに他の例として、端末プログラム65は、付加情報決定処理において(S38)、新たな指定装置の装置IDと直前装置IDとが一致せず、且つ新たな指定装置の装置IDと履歴装置IDとが一致すると判断したことに応じて(S43:No&S45:あり)、MFP10BのIPアドレス及びMACアドレスの少なくとも一方を、付加情報に決定する(S47)。MFP10BのIPアドレス及びMACアドレスは、例えば、TCP/IPに準拠した方式でMFP10Bと通信する過程において、周知の方法で取得することができる。IPアドレス及びMACアドレスは、通信ネットワーク上でMFP10を識別するネットワーク情報の一例である。S47の処理は、第2決定処理の一例である。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、指定装置の設置場所を示す付加情報が記述された切替アイコン114がメイン画面に表示されるので、所望のMFP10が指定されているか否かをユーザに適切に認識させることができる。また、切替アイコン114に記述された付加情報を見たユーザが、所望のMFP10と異なるMFP10が指定されていることに気づいた場合に、切替アイコン114をタップすることによって、指定装置を簡単に指定し直すことが可能になる。
また、上記の実施形態によれば、指定装置に予め入力されたロケーション情報が、付加情報として切替アイコン114に記述される。一方、ロケーション情報を予め登録しておかなくても、ロケーション情報に代えて切替アイコン114に記述される文字列“前回使用したデバイス”、“初めて使用するデバイス”、或いはネットワーク情報等によって指定装置を特定することができる。すなわち、付加情報は、指定装置の設置場所を客観的に特定可能な情報に限定されず、特定のユーザのみが認識可能な情報でもよい。
一例として、携帯端末50ユーザは、例えば、新規に購入したMFP10Bを無線LAN102に接続した際に、当該MFP10Bを指定する可能性が高い。そこで、当該MFP10Bにロケーション情報が登録されていない場合に、例えば図1(A)に示されるように、「初めて使用するデバイス」等の文字列を切替アイコン114に記述することによって、所望のMFP10Bが指定装置に指定されていることをユーザに認識させることができる。
他の例として、携帯端末50のユーザは、直前に画像処理動作を実行させたMFP10の位置を認識している。そこで、ロケーション情報が登録されていないMFP10Bが指定された場合に、例えば図10(B)に示されるように、「前回使用したデバイス」等の文字列を切替アイコン114に記述することによって、所望のMFP10Bが指定装置に指定されていることをユーザに認識させることができる。
一方、無線LAN103にMFP10Cが1台だけ接続されている場合(S27:1)、切替アイコン114にロケーション情報を記述しなくても、MFP10Cを特定することができる(S29)。但し、携帯端末50が複数の無線LAN102、103に接続され得る場合(S24:複数)、SSIDを切替アイコン114に記述することによって(S25)、どの無線LAN102、103に接続されたMFP10が指定装置に指定されているのかを、ユーザに認識させることができる。
なお、端末プログラム65は、S25において、無線LAN102に対応するネットワークレコードに名称情報が登録されていることに応じて、当該名称情報に対応する文字列“会社”を、SSID“ABC”に代えて切替アイコン114に記述してもよい。また、端末プログラム65は、S25、S27において、切替アイコン114にモデル名を記述しなくてもよい。
また、端末プログラム65は、新たな指定装置の装置情報がロケーション情報を含まないと判断したことに応じて(S41:なし)、ロケーション情報を指定装置に登録することをディスプレイ53を通じて推奨してもよい。この処理は、第1推奨処理の一例である。一方、端末プログラム65は、新たな指定装置の装置情報がロケーション情報を含むと判断したことに応じて(S41:あり)、新たな指定装置のロケーション情報と、通信I/F55が接続中の通信ネットワークに接続された他のMFP10のロケーション情報とが一致するか否かを判断してもよい。この処理は、第4判断処理の一例である。そして、端末プログラム65は、第4判断処理で一致すると判断したことに応じて、指定装置のロケーション情報の変更をディスプレイ53を通じて推奨してもよい。この処理は、第2推奨処理の一例である。
上記の変形例のように、指定装置に対するロケーション情報の登録或いは変更をユーザに促すことによって、通信ネットワークに接続された複数のMFP10を、ロケーション情報によって適切に特定することが可能になる。さらに、端末プログラム65は、第1推奨処理及び第2推奨処理の実行後に、ロケーション情報を入力するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付けてもよい。そして、端末プログラム65は、入力されたロケーション情報を通信I/F55を通じて指定装置に送信してもよい。一方、MFP10の装置プログラム35は、通信I/F25を通じて携帯端末50から受信したロケーション情報を、メモリ62の装置情報に設定してもよい。
また、上記の実施形態のMFP10及び携帯端末50において、メモリ32、62に記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明のントローラが実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、コントローラの構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、MFP10及び携帯端末50として実現できるだけでなく、MFP10及び携帯端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワークを通じてMFP10及び携帯端末50に接続可能なサーバに搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバの記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワークを通じて配信されてもよい。
10・・・MFP
11・・・プリンタ
12・・・スキャナ
13・・・FAX部
23,53・・・ディスプレイ
24,54・・・入力I/F
25,55・・・通信I/F
31,61・・・CPU
32,62・・・メモリ
35・・・装置プログラム
50・・・携帯端末
65・・・端末プログラム

Claims (14)

  1. 通信インタフェースと、入力インタフェースと、メモリと、ディスプレイとを備える携帯端末によって実行可能なプログラムであって、
    該プログラムは、
    前記通信インタフェースが接続された通信ネットワークを通じて通信可能な複数の画像処理装置のうちの1つを、指定装置として指定するユーザ操作を前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理と、
    前記通信インタフェースを通じて前記指定装置から受信した装置情報を、指定装置情報として前記メモリに記憶させる第1記憶処理とを前記携帯端末に実行させ、前記装置情報は、前記画像処理装置が実行可能な画像処理動作を識別する動作IDを含み、
    該プログラムは、
    前記指定装置情報の前記動作IDに対応する動作オブジェクトと、前記指定装置の設置場所をユーザに認識させるための付加情報が記述された装置オブジェクトとを含む画面を、前記ディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記表示処理で表示させた画面に対するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、
    前記第2受付処理で前記動作オブジェクトが指定されたことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記指定装置に動作指示情報を送信する動作指示処理とを前記携帯端末に実行させ、前記動作指示情報は、指定された前記動作オブジェクトに対応する前記画像処理動作の実行を指示するための情報であるプログラム。
  2. 該プログラムは、前記第2受付処理で前記装置オブジェクトが指定されたことに応じて、前記第1受付処理及び前記第1記憶処理を、前記携帯端末に再び実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 該プログラムは、前記指定装置情報がロケーション情報を含むか否かを判断する第1判断処理を前記携帯端末に実行させ、前記ロケーション情報は、ユーザによって前記画像処理装置に入力された当該画像処理装置の設置場所を示し、
    該プログラムは、前記第1判断処理で含むと判断したことに応じて、当該ロケーション情報を前記付加情報に決定する第1決定処理を前記携帯端末に実行させる請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 該プログラムは、前記第1判断処理で含まないと判断したことに応じて、前記通信ネットワーク上で前記指定装置を識別するネットワーク情報を前記付加情報に決定する第2決定処理を前記携帯端末に実行させる請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記指定装置情報は、前記指定装置を識別する装置IDを含み、
    該プログラムは、
    前記動作指示処理を実行したことに応じて、前記指定装置情報に含まれる前記装置IDを、直前装置IDとして前記メモリに記憶させる第2記憶処理と、
    前記第1判断処理で含まないと判断したことに応じて、前記指定装置情報の前記装置IDと、直前の前記第2記憶処理で記憶させた前記直前装置IDとが一致するか否かを判断する第2判断処理とを前記携帯端末に実行させ、
    前記第2判断処理で一致しないと判断したことに応じて、前記第2決定処理を前記携帯端末に実行させ、
    前記第2判断処理で一致すると判断したことに応じて、直前に前記画像処理動作を指示した前記画像処理装置であることを示す情報を前記付加情報に決定する第3決定処理を前記携帯端末に実行させる請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記指定装置情報は、前記指定装置を識別する装置IDを含み、
    該プログラムは、
    前記第1受付処理で前記指定装置が指定されたことに応じて、前記メモリに既に記憶されている前記指定装置情報の前記装置IDを、履歴装置IDとして前記メモリに記憶させる第3記憶処理を、前記第1記憶処理に先立って前記携帯端末に実行させ、
    前記第1判断処理で含まないと判断したことに応じて、前記指定装置情報の前記装置IDと、過去の前記第3記憶処理で記憶させた前記履歴装置IDとが一致するか否かを判断する第3判断処理とを前記携帯端末に実行させ、
    前記第3判断処理で一致すると判断したことに応じて、前記第2決定処理を前記携帯端末に実行させ、
    前記第3判断処理で一致しないと判断したことに応じて、初めて前記指定装置に指定した前記画像処理装置であることを示す情報を前記付加情報に決定する第4決定処理を前記携帯端末に実行させる請求項4又は5に記載のプログラム。
  7. 該プログラムは、前記第1判断処理で含まないと判断したことに応じて、前記ロケーション情報を前記指定装置に登録することを前記ディスプレイを通じて推奨する第1推奨処理を前記携帯端末に実行させる請求項3から6のいずれかに記載のプログラム。
  8. 該プログラムは、
    前記第1判断処理で含むと判断したことに応じて、前記指定装置情報の前記ロケーション情報と、前記通信ネットワークに接続された他の前記画像処理装置の前記ロケーション情報とが一致するか否かを判断する第4判断処理と、
    前記第4判断処理で一致すると判断したことに応じて、前記指定装置の前記ロケーション情報の変更を前記ディスプレイを通じて推奨する第2推奨処理とを前記携帯端末に実行させる請求項3から7のいずれかに記載のプログラム。
  9. 該プログラムは、
    前記通信ネットワークに接続されている前記画像処理装置の数を判断する第5判断処理を前記携帯端末に実行させ、
    前記第5判断処理で複数だと判断した場合の前記表示処理において、前記装置オブジェクトに前記付加情報を記述し、
    前記第5判断処理で1つだと判断した場合の前記表示処理において、前記装置オブジェクトに前記付加情報を記述しない請求項3から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 該プログラムは、
    前記第1受付処理で前記指定装置が指定されたことに応じて、当該指定装置が接続された前記通信ネットワークを識別するネットワークIDを、接続ネットワークIDとして前記メモリに記憶させる第4記憶処理と、
    前記接続ネットワークIDの数を判断する第6判断処理とを前記携帯端末に実行させ、
    前記第6判断処理で1つだと判断したことに応じて、前記第5判断処理を前記携帯端末に実行させ、
    前記第6判断処理で複数だと判断した場合の前記表示処理において、前記装置オブジェクトに前記付加情報を記述する請求項9に記載のプログラム。
  11. 該プログラムは、前記第6判断処理で複数だと判断した場合の前記表示処理において、前記指定装置が接続されている前記通信ネットワークの前記ネットワークIDを前記装置オブジェクトにさらに記述する請求項10に記載のプログラム。
  12. 該プログラムは、
    前記接続ネットワークIDで識別される前記通信ネットワークの名称を示す名称情報の入力を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第3受付処理と、
    前記第3受付処理で入力された前記名称情報を、当該接続ネットワークIDに対応付けて前記メモリに記憶させる第5記憶処理とを前記携帯端末に実行させ、
    前記第6判断処理で複数だと判断した場合の前記表示処理において、前記指定装置が接続されている前記通信ネットワークの前記名称情報を前記装置オブジェクトにさらに記述する請求項10に記載のプログラム。
  13. 前記指定装置情報は、前記指定装置のモデルを示すモデル情報を含み、
    該プログラムは、前記表示処理において、前記指定装置情報の前記モデル情報を前記装置オブジェクトにさらに記述する請求項1から12のいずれかに記載のプログラム。
  14. 通信インタフェースと、
    入力インタフェースと、
    メモリと、
    ディスプレイと、
    コントローラとを備える携帯端末であって、
    前記コントローラは、
    前記通信インタフェースが接続された通信ネットワークを通じて通信可能な複数の画像処理装置のうちの1つを、指定装置として指定するユーザ操作を前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理と、
    前記通信インタフェースを通じて前記指定装置から受信した装置情報を、指定装置情報として前記メモリに記憶させる第1記憶処理とを実行し、前記装置情報は、前記画像処理装置が実行可能な画像処理動作を識別する動作IDを含み、
    前記コントローラは、
    前記指定装置情報の前記動作IDに対応する動作オブジェクトと、前記指定装置の設置場所をユーザに認識させるための付加情報が記述された装置オブジェクトとを含む画面を、前記ディスプレイに表示させる表示処理と、
    前記表示処理で表示させた画面に対するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、
    前記第2受付処理で前記動作オブジェクトが指定されたことに応じて、前記通信インタフェースを通じて前記指定装置に動作指示情報を送信する動作指示処理とを実行し、前記動作指示情報は、指定された前記動作オブジェクトに対応する前記画像処理動作の実行を指示するための情報である携帯端末。
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