JP2013219415A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体・一括設定と個別設定のバランスが取れた設定値にすることができる。
【解決手段】画像形成装置では、従来の設定値格納領域を共通設定用と個別設定用に分離して管理し、共通設定値と個別設定値間に禁則が発生した場合にこれを自動的に解消する手段を持ち、設定配信ソフトウェアからの設定値は、前記個別設定領域に保持するので、一括で変更したとしても、利用者にとって望ましい設定だけが保持される。
【選択図】図7

Description

本発明は、動作に関する設定値を永続的に保持する複数の画像形成装置と、複数の画像形成装置に対して一度に設定値を反映させることのできる外部システムを組み合わせた環境において、各画像形成装置内の設定値の整合をとるための、画像形成装置に関する。
複合機では機器内で動作する様々な用途のアプリケーションが存在する。従来、複合機内のアプリケーションは、アドレス帳のバックアップ方法や複合機自身の状態情報の出力先や出力方法といった設定値を自身が管理する機器内の領域に保持している。仮に複数の複合機が1つの拠点で動作するようなケースでは、その設定値は一括で反映させることが多く、そのために複合機の外部−具体的にはPC上−に配置する設定配信ソフトウェアが存在する。
しかし、設定配信ソフトウェアでは、例えば設定値を反映させたくない複合機に対しても誤って設定配信の対象に加えた結果、意図せず設定値を上書きされてしまうような問題点があった。
これに対し、設定配信ソフトウェアが設定値を複合機に反映・送信する前に複合機自身の設定値を読み出してこれを復元用設定値ファイルとして保存し、必要ならばこれを用いて設定値を復元させる機能を持たせる、という技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−173679号公報
しかし、上述した技術では復元用の設定値は設定値全体を保持していることによる問題がある。仮に一部の設定だけは設定値の反映をさせたくなかったが、それ以外の設定値については、設定配信ソフトウェアが反映しようとする設定値の内容に沿いたい、とする場合に、復元実施後に手動で設定値を変更する必要が生じる。
また、設定配信ソフトウェアが配信の対象とする複写機の台数が多い場合、設定値の復元を実施する複写機の特定や実際の復元手段が煩雑になりかねない。
加えて、上述した技術では複写機から読み取って保存する復元用設定値ファイルはPC上に保存するため、設定値を反映したPCからしか復元が行えない。
任意の保存領域に対してファイル出力が可能である複数の画像形成装置とファイル出力を受け付けることができる情報処理装置からなるシステムにおいて、画像形成装置は、
自身の動作に関する設定を保持するための領域を保持し、
前記領域に保持された設定情報を任意の情報処理装置からの要求においてこれを開示する手段と、
前記情報処理装置の要求に応じて前記領域の設定を変更する手段と、
前記領域を共通設定用と個別設定用に分離して管理する手段と、
前記共通設定と前記個別設定間に禁則が発生した場合にこれを自動的に解消する手段を行うことを特徴とする画像形成装置。
本発明の画像形成装置によれば、複写機に対して設定配信ソフトウェアで上書きされたくない設定値を指定することができる。また、それ以外の設定については設定配信ソフトウェアの配信する設定値に従う、というような全体・一括設定と個別設定のバランスが取れた設定値に丸めることができる。
ネットワーク構成ならびに複合機内の構成を示す図である。 情報処理装置の構成を示す図である。 機器内アプリケーション内の記憶域の構造を示す図である。 本発明における禁則処理に用いる表である。 個別設定を行うときのWebブラウザの画面である。 一括設定を行うときの設定配信ソフトウェアの画面である。 設定配信ソフトウェアの追加画面である。 設定を反映する際のフロー図である。 設定を反映する際の禁則処理に関するフロー図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[実施例1]
図1は、本発明の代表的な実施形態としてのネットワーク構成ならびにそこに接続される複合機の構成を示す図である。同図は、第1の画像形成装置1と第2の画像形成装置2と第3の画像形成装置3と、情報処理装置4と情報処理装置4とが、ネットワーク6を介して接続されている。画像形成装置2と画像形成装置3は、画像形成装置1と同じ要素で構成され、それぞれ後述する第1の機器内アプリケーション11を持つ。情報処理装置4は、複数の画像形成装置がファイルを保存可能な共有の保存領域を持つ装置の代表例であり、情報処理装置5はWebブラウザや設定配信ソフトウェアをHDD42に保持してこれを実行することを可能としている。しかし、情報処理装置4と情報処理装置5の役割はどちらも図2で示す構成の一般的なPCで充当可能であり、ともすれば1台の情報処理装置で情報処理装置4ならびに情報処理装置5の役割を兼ねることは可能である。また、情報処理装置5について言えば、これはネットワーク上に公開する共有の保存領域を持たせることが目的であるため、必ずしもPCでなくてもインターネット上のストレージサーバなどであってもよい。また本実施形態では、ネットワーク6がLANや無線LAN、インターネットであってもよい。
本実施形態では、各画像形成装置1〜3の第1の機器内アプリケーション11が、予め設定された共通の定期間隔(例.1日1回)ごとに、記憶部124に記録された画像形成装置の状態情報を情報処理装置5にデータファイルとして出力するシステムを想定する。
画像形成装置1は、画像処理装置10及び印刷装置20からなる。
画像処理装置10は、ネットワーク通信部125とユーザインタフェース部126と制御部123(例.CPU)と記憶部124(例.メモリやHDD)と第1の機器内アプリケーション11からなる。本実施形態では、本発明に関係する第1の機器内アプリケーション11だけを記載しているが、不図示の複数のアプリケーション部が画像処理装置10に存在してもよいことは当業者には明白であろう。
ネットワーク通信部125は、ネットワークと接続して外部装置からのデータ受信や、外部装置へのデータ送信が可能となっている。
ユーザインタフェース部126は、キーボード、マウス、ディスプレイ、Webページ等からなり、ユーザからの指示の受付け、データ(画面データ)の表示をすることが可能となっている。
制御部123は、画像形成装置の画像処理や第1の機器内アプリケーション11の処理など、画像処理装置10のすべての動作の制御を司る。
記憶部124は、第1の機器内アプリケーション11が記録する情報や、第1の機器内アプリケーション11以外が記録する情報など、画像処理装置10が記録するすべての情報を記憶する。また、記憶部124は外付けHDDや外付けUSBメモリなどの外部記憶装置も含むことは当業者には明白であろう。
第1の機器内アプリケーション11は、制御部123と記憶部124と設定画面制御部121と設定管理部122とファイル出力処理部127と機器情報処理部128からなる。
設定画面制御部121は、記憶部124に記録され設定管理部122によって管理される設定値に関し、値の取得、表示、更には変更の機能を保持する。具体的には、設定画面制御部121は設定値の一覧を表示するためのHTMLを動的に生成し、それを情報処理装置4上で動作するWebブラウザの要求に応じてネットワーク6を通じて返送する。この時、情報処理装置4上のWebブラウザにて設定値一覧を変更した上でその内容をHTTPコマンドで設定画面制御部121に送信する。設定画面制御部121は送信情報に含まれる設定値を制御部123に伝送し、制御部123は記憶部124上の設定値を変更する。また、設定画面制御部121は情報処理装置4で動作する設定配信ソフトウェアの要求に応じて設定値一覧を返送する、あるいは設定値一覧の変更を受付け、制御部123を通じて記憶部124上の設定値を変更させる。
設定管理部122は設定画面制御部121を通じて得られた、情報記憶装置4からの設定値に関する要求を処理する。具体的には情報記憶装置4から設定値取得要求があれば、記憶部124に存在する設定値を設定画面制御部121に伝送し、情報記憶装置4から設定値変更要求があれば、設定画面制御部121を通じて得られた変更内容を記憶部124上の設定値に反映する。特に設定値変更要求があった場合の処理については本実施形態の核となる部分であり、詳細については後述する。
制御部123ならびに記憶部124については第1の画像形成装置1で動作する機器内アプリケーションが共有して利用する領域であり、第1の機器内アプリケーション11が占有するものではない。
制御部123は印刷装置20の状態情報を定期的に取得して記憶部124に記録する。また、制御部123は第1の機器内アプリケーション11の要求に応じて、記憶部124に記録された印刷装置20の状態情報を読み出す。
記憶部124は第1の画像形成装置1に関する静的および動的なすべての情報を記録する領域である。その中には印刷装置20に関する状態情報や第1の機器内アプリケーション11の設定値情報を含む。
ネットワーク通信部125は第1の画像形成装置がネットワーク6上に存在する他の装置と通信を行う際の伝送処理を行う。
ユーザインタフェース部126は第1の画像形成装置にてコピー、ファックスといった作業を行うために用意されている画面を指す。
図2は図1上の情報処理装置4ならびに情報処理装置5として用いられる装置の構造を示したものである。情報処理装置4は設定配信ソフトウェアを実行するのに十分な性能を有しておればよく、一般的なPCがこれに該当する。対して、情報処理装置5はサーバ用途で利用され、一般的なPCよりは高い性能を有するPCを志向するが、基本的な構成は図2で示すもので共通している。
HDD42は情報処理装置を駆動させるためのOS関連ファイルやアプリケーションファイル、ならびにネットワーク6を通じて送信されたデータファイルを保持する。本実施例では情報処理装置4上のHDD42にはアプリケーションファイルとしてWebブラウザや設定配信ソフトウェアが存在する。また、情報処理装置5上のHDD42上には画像形成装置1上の第1の機器内アプリケーション11から送信された設定情報をデータファイルとして保持する。
メインメモリ41はOS関連ファイルやアプリケーションファイルの実行時情報を保持する。
CPU43はOS関連ファイルやアプリケーションファイルが動作する際の演算処理を行う。
ネットワーク通信部44は情報処理装置4ならびに情報処理装置5がネットワーク6を通じて他の装置と通信を行う際の伝送処理を行う。
入出力制御部45は情報処理装置に外部接続する機器の制御を行う。外部接続する機器はマウス46、キーボード47およびディスプレイ48である。
上記構成における本発明の概略について、以下に述べる。
第1の画像形成装置1は印刷装置20などの機器内の各装置の状態情報を記憶部124に保持する。第1の機器内アプリケーション11は機器情報処理部128にて記憶部124に保持された状態情報を取得した上で、例えば状態情報をログとしてまとめた内部状態保存ファイルとして保存する。画像処理装置10が本来保持する状態情報は制御部123が第1の機器内アプリケーション11の有無に関係なく、これを記憶部124に保存するが、記憶部124の空き容量に限りがあるため、状態情報は揮発性を帯びている。第1の機器内アプリケーション11は状態情報を永続的に保持しつつ、画像形成装置外に出力する目的を持つことが本発明の例における前提となる。
内部状態保存ファイルは各画像形成装置内に保持されているものを一元管理して各画像形成装置の利用状況を分析することを目的として、画像形成装置外に集約する。この集約を目的として、サーバ用途となる情報処理装置5を設置し、第1の機器内アプリケーション11のファイル出力処理部127では内部状態保存ファイルを加工する。加工とは例えばCSVファイルなど、一般的なPCの構成を持った情報処理装置4や情報処理装置5でも安易に参照ができる形式に変換することである。本発明ではこの形式を外部出力状態ファイルと呼ぶ。ファイル出力処理部127は画像処理装置10内のネットワーク通信部125に対し、自身が生成した外部出力状態ファイルを情報処理装置5に伝送するよう依頼する。ネットワーク通信部125は情報処理装置5の内部にあるネットワーク通信部44に対し、外部出力状態ファイルを伝送し、最終的にはHDD42に外部出力状態ファイルが保持される。これは第1の画像形成装置1に限られた話ではなく、第2の画像形成装置2、第3の画像形成装置3、あるいは不図示の画像形成装置でも同様の処理を行うことは具当業者にも明白であろう。よって、情報処理装置5内のHDD42には複数の画像形成装置の状態情報が、複数の外部出力状態ファイルとして一元化して保存される。
図3は第1の画像形成装置1における、記憶部124のうち、第1の機器内アプリケーション11が利用する記憶領域についてのファイル構造を示したものである。301は第1の機器内アプリケーション11自身を格納する領域である。例えばJavaで作成した実行モジュールであるところのバンドルファイルを格納する。304はデータを格納する領域であり、前述の内部状態保存ファイルはここに保持する。また、304は一時作成したデータの保存領域でもあり、例えば情報処理装置5に伝送するために外部出力状態ファイルを作成する際にはこの領域に一時保存する。302ならびに303はいずれも第1の機器内アプリケーション11自身の動作設定を保持する領域である。302は共通設定領域、303は個別設定領域とするが詳細については後述するが、個別設定領域にある設定項目は共通設定領域にある同じ設定項目に優先して適用する。
図5は情報処理装置4の画面上に表示する、第1の機器内アプリケーション11の設定を行うWebブラウザ画面の例である。後述する個別設定についてはWebブラウザから行う。Webブラウザの画面500は第1の機器内アプリケーション11から取得した設定情報を表示する機能とそれを変更する機能を有する。
501にて第1の画像形成装置1のIPアドレスと第1の機器内アプリケーション11を示す文字列からなるURL(Uniform Resource Locator)を入力する。URLの指定に従い情報処理装置4上のWebブラウザはネットワーク6を通じて設定画面制御部121に設定値取得を要求する。設定値取得要求を受信した設定画面制御部121は設定管理部122から設定情報を取得し、設定内容を例えばHTMLの形で生成し、返信データとして情報処理装置4に伝送する。Webブラウザ500は設定値を受信してからその内容を表示する。
502には第1の画像形成装置1の機器名を表示する。506は第1の機器内アプリケーション11の設定画面であることを示すための情報である。ここでの「Myapp」というのが第1の機器内アプリケーション11を指すものであり、不図示の他の機器内アプリケーションの場合にはそれに対応する名前が表示されることは当業者にも明白であろう。
504は後述する507、508、509ならびに510で変更した内容を変更情報として第1の機器内アプリケーション11に送信する際に押下するボタンである。
また、505は同じく変更した内容を破棄して送信しない場合に押下するボタンである。
507、508、509ならびに510は第1の機器内アプリケーション11が生成した外部出力状態ファイルを保存する際の設定項目である。
507は保存の方法あるいはプロトコルを選択するためのリストである。507には代表的な3項目のみを例として示したが、保存あるいは送信方法についてはこの限りではない。例えば外部出力状態ファイルをネットワーク6上に存在する不図示のFTPサーバーに送信したい場合はここで「FTPサーバー」を選択する。
508は保存先の位置情報を示す情報を表示あるいは入力する領域である。この領域に記載する位置情報の書式は507にて選択する方法やプロトコルに応じて変わる。例えば507にて「FTPサーバー」とした場合は、508には「ftp://(サーバーのIPアドレス)/(フォルダー名)」というURL形式で入力する必要がある。また、507にて「Windows(登録商標)共有フォルダー」とした場合は508には「¥¥(サーバーのIPアドレス)¥(フォルダー名)」というUNC(Universal Naming Convention)の形式で入力する必要がある。例えば507にて「FTPサーバー」を選びながら508にてUNCの形式で位置情報を入力し、504の押下で設定情報を送信しようとした場合は、設定内容の不整合につき、設定は反映されない。
509と510では508にて指定した保存先に外部出力状態ファイルを送信するための認証情報を入力する。なお、入力した509と510の認証情報を以って、実際に保存先に保存できるかは保存しないとわからない。503は508にて入力した保存先に対して、509と510で入力した認証情報でファイル保存ができるかの接続確認を行うためのボタンである。503が押下されるとテスト用のファイルを生成し、508、509ならびに510に入力された情報を元にテスト用のファイルを保存先に送信し、その成否を結果として表示する。チェックボックス511は本画面で設定変更する内容を一時的に使用したいのか、永続的に反映したいのかを選択する。一時・永続の持つ意味については後述する。
図6は情報処理装置4で動作させる設定配信ソフトウェアの画面の例を示した図である。これは設定項目については図5で示したWebブラウザのものと変わりないが、Webブラウザの場合は一度に一つの画像形成装置に対する設定のみ可能である。対してダイアログ600で示す画面上での設定は複数の画像形成装置を選択して、選択した画像形成装置内に配置された、第1の機器内アプリケーション11に対して一括で設定を変更することができる。ここで行う設定を一括設定と呼ぶ。リスト601は設定を変更する画像形成装置を選択するためのリストである。本リストに列挙する画像形成装置についてはボタン602について追加を行うことができ、画像形成装置を選択してからボタン603を押下することにより、選択した画像形成装置を本リストから削除することができる。ボタン602を押下することにより、図9に示すダイアログ900を表示する。リスト604、文字列入力605、同606、同607、およびボタン608については、それぞれ図5上のリスト507、文字列入力508、同509、同510およびボタン503と同じ機能を有する。ボタン609についてもボタン504と同様に画像形成装置内の第1の機器内アプリケーション11への設定変更を行うが、ボタン609はリスト601で選択した全ての画像形成装置に対して設定変更を行う。チェックボックス610はリスト601にて選択した画像形成装置内の第1の機器内アプリケーション11が管理する個別設定領域303を初期化するかを設定する。
図9は図6に示した設定配信ソフトウェア内の機能であり、リスト601に画像形成装置を追加するために表示するダイアログ画面の例である。文字列入力901に追加したい画像形成装置のIPアドレスを入力し、ボタン902を押下することにより、IPアドレスで指定した機器が画像形成装置であるか確認する。IPアドレスで指定した機器が画像形成装置であり、かつそこに第1の機器内アプリケーション11が構成されていることが判断できると文字列表示903および同904に画像形成装置の機器情報を表示する。ボタン905を押下することにより、表示された情報をダイアログ600上のリスト601に追加する。ボタン906を押下するとダイアログ900上での入力は破棄して、ダイアログ600に遷移を戻す。
図7は図5で示したWeb画面ならびに図6で示した設定配信ソフトウェアによって設定変更がなされた場合の第1の機器内アプリケーション11内の設定管理部122の設定変更処理について説明したフロー図である。
S101から始まるフローはダイアログ500上のボタン504の押下により、設定変更内容をWeb画面から第1の画像形成装置1に送信した場合のものである。
S102では設定画面制御部121から受け取った変更内容を一次記憶に保持する。
S103では設定内容に含まれる、Web画面上のチェックボックス511上で設定された内容を参照し、Web画面からなされた設定を一時的に保持するか永続的に保持するかをS105にて判断する。永続的に変更する場合は、S107にて変更内容のみを個別設定領域303に保存する。変更内容のみ、というのは情報処理装置4上のWebブラウザからの設定値取得要求に応じて設定画面制御部121が返答した設定値情報と、その後Webブラウザ上から設定画面制御部121への設定変更要求があった際の設定値情報の差分をさす。永続的に変更せず、一時的に変更を保持する場合は設定値全体を共通設定領域302に保存する。設定値全体とはWeb画面の例で言えばダイアログ500上のリスト507、文字列入力508、同509および同510の内容となる。
S113から始まるフローは設定配信ソフトウェアによって設定変更がなされた場合のフローである。ダイアログ600上のボタン609の押下により、ダイアログ上の設定内容をアプリケーションは第1の機器内アプリケーション11内の設定画面制御部121に伝送する。
S114にて設定管理部122は設定画面制御部121から設定内容を受信し、それをS102と同様に一時領域に保持する。ダイアログ600上のチェックボックス610で設定された内容を確認し、個別設定領域を初期化するかをS115にて確認する。個別設定領域を初期化する場合はS117にて個別設定領域303の内容を消去する。また、ダイアログ600上のリスト604、文字列入力605、同606および同607で設定された内容で共通設定領域302の設定内容を更新する。個別設定領域を初期化しない場合は、まずS116にて個別設定領域303から個別設定を取得する。個別設定の有無についてS118にて判断し、個別設定が存在する場合は個別設定でなされている設定値と共通設定としてこれから反映する設定値に禁則がないかをS119にて確認する。S119の処理については別途詳細化する。禁則についての処理を行った結果、個別設定でなされた設定値が共通設定に沿って変更される場合、S121にて個別設定が変更された旨をS111を使い通知する。最後に設定値全てを共通設定領域302に保持する。
図8は図7のフロー上のS119における禁則処理について説明したフロー図である。また図4は禁則処理に使われる禁則テーブルを表にあらわしたものである。既に個別設定領域に何らかの設定値が保存されている場合、共通設定領域に変更が生じた場合は設定値間に禁則が生じることがある。まずS152にて禁則テーブルS151の内容を取得する。禁則テーブルはデータ格納領域304に保持している。
次にS153にて一次記憶に保持している個別設定変更フラグS110を初期化する。個別設定変更フラグは図7のフローにおけるS120において個別設定に変更がなされたかを判断するために必要となるフラグである。その後、保存された個別設定の数だけ以下の処理を行う。
まずS155にて個別設定の内容が禁則テーブルにあるかを照合して確認する。ここからは個別設定が図4上の禁則テーブルL10上にあるかないかを判断する例を用いて説明する。例えば個別設定としてWebブラウザ上のダイアログ500にある、文字列入力508で指定されたフォルダーパスを保持していたとする。フォルダーパスに関する禁則が存在するかをL10内のL102からL107まで行ごとに検索するのがS155の処理に該当する。
フォルダーパスについてはL103、L104およびL105に行が該当するため、禁足する設定の識別を行う。フォルダーパスと禁則が発生するのはL10によると設定値IDが0001である、バックアップファイルの保存先となる。ここでバックアップファイルの保存先も個別設定に含まれているのであれば、禁則が発生しうる二つの設定は共に個別設定が適用されることから実際の禁則は発生しない。このような判断をS164にて行う。もし、ここでバックアップファイルの保存先は個別設定に含まれない場合、S157の設定強弱の確認を行う。L10において、「設定値ID」の列にある項目は「禁則する設定値ID」の列にある項目よりも強弱関係としては強いことを意味し、逆に「禁則される設定値ID」の列にある項目よりも弱いことを意味する。よって、ここでは個別設定したフォルダーパスの方が設定値としてはバックアップファイルの保存先よりも強いことから、共通設定で指定されたバックアップファイルの保存先を変更することとなる。例えば、個別設定としてフォルダーパスにUNC形式のパスが設定されており、設定配信ソフトウェアで指定された共通設定の項目としてバックアップファイルの保存先にFTPサーバーが指定された場合、この二つの設定にはL103の禁則ルールに応じて不整合があると判断され、バックアップファイルの保存先としてはWindows共有フォルダーに変更される。この処理がS159となる。また、個別設定と共通設定の強弱を評価した際に前述の例とは逆に共通設定の側が強くなるケースも存在する。このときはS160にて個別設定を共通設定の設定値に併せて是正することとなり、個別設定領域303を変更する。また、個別設定領域303が変更されたことを後段の処理S121にて行うためにS161にて個別設定変更フラグS110のフラグを変更された旨、セットする。
以上のように処理を行うことにより、複数の画像形成装置上の機器内アプリケーションの設定を一括変更できることと、一括変更の手段は提供しながらもそれより優先しておきたい個別設定を上書きされず、設定値間の不整合も発生させずに利用することができる。
1 第1の画像形成装置
2 第2の画像形成装置
3 第3の画像形成装置
4 情報処理装置
6 ネットワーク

Claims (3)

  1. 任意の保存領域に対してファイル出力が可能である複数の画像形成装置とファイル出力を受け付けることができる情報処理装置からなるシステムにおいて、画像形成装置は、
    自身の動作に関する設定を保持するための領域を保持し、
    前記領域に保持された設定情報を任意の情報処理装置からの要求においてこれを開示する設定表示手段と、
    前記情報処理装置の要求に応じて前記領域の設定を変更する設定変更手段と、
    前記領域を共通設定用と個別設定用に分離して管理する手段と、
    前記共通設定と前記個別設定間に禁則が発生した場合にこれを自動的に解消する禁則解消手段を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記設定変更手段を用いて、複数の画像形成装置に対して一括で設定を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記禁則解消手段は禁則に関するルールに則って動作し、かつそのルール自体が変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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