JP2018119346A - 目地材 - Google Patents
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Abstract
【課題】目地材を同一平面上に配置された2つのパネルの継ぎ目を覆うときと、互いに直交するように配置された2つのパネルの継ぎ目を覆うときの両方に使用できるようにする。【解決手段】目地材10は、壁、天井等の構造材に固着した2つのパネル材P,Pの継ぎ目を覆うものであり、2つのパネル材P,Pの継ぎ目に嵌め込まれる断面U字形の嵌合部11と、嵌合部11の両端縁からパネル材P,Pの表面に沿って貼着される一対の張出部12A,12Bとを備え、嵌合部11と一対の張出部12A,12Bとは硬質材で構成され、一方の張出部12Aと嵌合部11との間に軟質材よりなる可撓部13を介在させ一方の張出部12Aを嵌合部11に対して回動自在とした。【選択図】図3
Description
本発明は、壁、天井等の構造材に固着した2つのパネル材の継ぎ目を覆う目地材に関する。
従来の目地材としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の目地材は、同一平面上に配置された2つのパネル材の継ぎ目を覆うものであり、2つのパネル材の継ぎ目に嵌め込まれる断面U字形の嵌合部と、この嵌合部の両端から外側に延び、パネル材の表面に沿って貼着される張出部よりなる。
上記の目地材は、同一平面上に配置された2つのパネル材の継ぎ目を覆うものであり、張出部が嵌合部の両端から同一平面上にて互いに外側に拡がるように延びている。これに対し、図4に示したように、入隅と呼ばれる互いに直交するように配置された2つのパネル材の継ぎ目を覆う目地材は、断面U字形の嵌合部の両側の張出部の一方が嵌合部から同じ方向に延長するように延び、両側の張出部の他方が嵌合部と直交するように外側に延び、両側の張出部が互いに直交するように配置されている。上記の特許文献1の目地材は、同一平面上に配置された2つのパネル材の継ぎ目を覆うものであり、入隅と呼ばれる互いに直交するように配置された2つのパネル材の継ぎ目を覆う目地材と形状が異なり、2つのパネル材の配置によってこれらの継ぎ目を覆う目地材の種類が多くなっていた。また、施工現場で2つのパネルの配置が変更になったときには、パネルの配置に応じた目地材を新たに準備しなければならなく、2つのパネルの配置を急に変更したときに対応できないことがあった。本発明は、目地材を同一平面上に配置された2つのパネルの継ぎ目を覆うときと、互いに直交するように配置された2つのパネルの継ぎ目を覆うときの両方に使用できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、2つのパネル材の継ぎ目を覆う目地材であり、2つのパネル材の継ぎ目に嵌め込まれる断面U字形の嵌合部と、嵌合部の両端縁からパネル材の表面に沿って貼着される一対の張出部とを備え、嵌合部と一対の張出部とは硬質材で構成され、一対の張出部の少なくとも一方と嵌合部との間に軟質材よりなる可撓部を介在させ、一対の張出部の少なくとも一方を嵌合部に対して回動自在としたことを特徴とする目地材を提供するものである。
上記のように構成した目地材においては、嵌合部と一対の張出部とは硬質材で構成され、一対の張出部の少なくとも一方と嵌合部との間に軟質材よりなる可撓部を介在させ、一対の張出部の少なくとも一方を嵌合部に対して回動自在としたので、同一平面上に配置した2つのパネル材の継ぎ目を覆うようにするときには、可撓部によって一対の張出部の両方を互いに同一平面上に配置させ、互いに直交するように配置した2つのパネル材の継ぎ目を覆うようにするときには、可撓部によって一対の張出部を互いに直交するように配置させ、1つの目地材によって同一平面上に配置した2つのパネルの継ぎ目を覆うときと、互いに直交するように配置した2つのパネルの継ぎ目を覆うときとの両方で使用できるようになった。
以下、本発明に係る目地材の一実施形態を図面に基づいて説明する。目地材10は、図1〜図3に示すように、壁、天井等の構造材に固着したパネル材Pの継ぎ目に嵌め込まれる断面U字形の嵌合部11と、この嵌合部11の両端縁からパネル材Pの上面に沿って貼着される張出部12A,12Bと、嵌合部11と一方の張出部12Aとの間に一体的に介在させた可撓部13とからなる。この目地材10は、嵌合部11と張出部12A,12BがショアD硬さ75以上の熱可塑性の硬質塩化ビニルよりなり、可撓部13がショアA硬さ60〜90の熱可塑性の軟質塩化ビニルよりなり、これら嵌合部11、張出部12A,12B及び可撓部13部を押出し成形機により成形したものである。目地材10の寸法は、幅が約46mm、高さが約6mm、厚さが0.5〜1mm、長さが所定の長さとして2500mmとなっている。なお、嵌合部11と張出部12A,12Bは硬質材の一例として硬質塩化ビニルを用い、可撓部13は軟質材の一例として軟質塩化ビニルを用いたが、本発明はこれに限られるものでなく、嵌合部11と張出部12A,12Bは他の硬質樹脂材を用いたものであってもよいし、可撓部13は他の軟質樹脂材を用いたものであってもよい。
図1及び図2に示すように、一方の張出部12Aと嵌合部11の一方の端部11aとの間には可撓部13が介在しており、一方の張出部12Aは嵌合部11に対して回動自在となっている。また、他方の張出部12Bは、嵌合部11の他方の端部11bから外側直角方向に延出されている。図1に示したように、一方の張出部12Aが他方の張出部12Bと同一平面上に配置(平行に配置)されているときには、図3(a)に示したように、同一平面上に配置された2つのパネル材P,Pの継ぎ目を覆うのに用いられ、図2に示したように、一方の張出部12Aが他方の張出部12Bと直交するように配置されているときには、図3(b)に示したように、入隅と呼ばれる互いに直交するように配置された2つのパネル材P,Pの継ぎ目を覆うのに用いられる。
本発明における目地材10の一使用例を図面を用いて説明する。図3(a)に示したように、同一平面上に配置された2つのパネル材P,Pの継ぎ目を覆うときには、一方の張出部12Aを他方の張出部12Bと同一平面上に配置させ、2つのパネル材P,Pの継ぎ目に嵌合部11を嵌め込み、同一平面上に配置させた張出部12A,12Bを左右のパネル材P,Pの表面に接着する。さらに、張出部12A,12Bの外側の端部からパネル材P,Pにパテ(図示省略)を塗って、張出部12A,12Bとパネル材P,Pとの段差をなくすようにし、パネル材P,Pから張出部12A,12Bにクロス(図示省略)を張り付けて仕上処理を施す。
図3(b)に示したように、入隅と呼ばれる互いに直交するように配置された2つのパネル材P,Pの継ぎ目を覆うときには、一方の張出部12Aを他方の張出部12Bと直交するように配置させ、2つのパネル材P,Pの継ぎ目に嵌合部11を嵌め込み、互いに直交するように配置させた張出部12A,12Bを左右のパネル材P,Pの表面に接着する。さらに、張出部12A,12Bの外側の端部からパネル材P,Pにパテ(図示省略)を塗って、張出部12A,12Bとパネル材P,Pとの段差をなくすようにし、パネル材P,Pから張出部12A,12Bにクロス(図示省略)を張り付けて仕上処理を施す。
上記のように構成した目地材10においては、嵌合部11と一対の張出部12A,12Bとは硬質材で構成され、一方の張出部12Aと嵌合部11との間に軟質材よりなる可撓部13を介在させ、一方の張出部12Aを嵌合部11に対して回動自在とした。同一平面上に配置した2つのパネル材P,Pの継ぎ目を覆うようにするときには、可撓部13によって一対の張出部12A,12Bの両方を互いに同一平面上に配置させ、互いに直交するように配置した2つのパネル材P,Pの継ぎ目を覆うようにするときには、可撓部13によって一対の張出部12A,12Bを互いに直交するように配置させればよく、1つの目地材10によって同一平面上に配置された2つのパネルP,Pの継ぎ目を覆うときと、互いに直交するように配置された2つのパネルP,Pの継ぎ目を覆うときとの両方で使用できるようになった。これにより、目地材の部品種類点数を減らすことができるととともに、施工現場で2つのパネルP,Pの配置が急に変更になったときでも1つの目地材で対応できるようになった。
上記の実施形態では、嵌合部11と一方の張出部12Aとの間に軟質材よりなる可撓部13を介在させたが、本発明はこれに限られるものでなく、嵌合部11と一方の張出部12Aとの間だけでなく、嵌合部11と他方の張出部12Bとの間に軟質材よりなる可撓部13を介在させたものであってもよい。
10…目地材,11…嵌合部,12A,12B…張出部、13…可撓部。
Claims (1)
- 2つのパネル材の継ぎ目を覆う目地材であり、
前記2つのパネル材の継ぎ目に嵌め込まれる断面U字形の嵌合部と、前記嵌合部の両端縁から前記パネル材の表面に沿って貼着される一対の張出部とを備え、
前記嵌合部と前記一対の張出部とは硬質材で構成され、前記一対の張出部の少なくとも一方と前記嵌合部との間に軟質材よりなる可撓部を介在させ、前記可撓部により前記一対の張出部の少なくとも一方を前記嵌合部に対して回動自在としたことを特徴とする目地材。
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