JP2018117976A - 離座検知システム及び離座センサ - Google Patents
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Description
第1の発明によれば、離座センサの検知位置が、使用位置を中心とした揺動範囲外に設けられていることにより、使用者の体動により最も揺動する可能性の高い使用位置で離座の検知が行われないため、便器使用者の体動を介助装置の動きとして誤検知してしまうことを抑制できる。
第2の発明によれば、使用者の体の大部分は使用位置よりも洋風大便器側にあることが多いので、検知位置が洋風大便器から見て使用位置より前方の前方空間領域に設けられていることにより、使用位置より後方で検知した場合に比べて、誤検知の可能性が減る。
第3の発明によれば、使用者の体の大部分は洋風大便器の幅方向の両端を洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域にあることが多いので、検知位置が大便器前方領域の外側に設けられていることにより、使用者の体の動きなどによる誤検知が抑制できる。
第4の発明によれば、人間の肩幅に対応する35cm以上50cm以下の範囲の内側では体動が多く誤検知し易いので、幅が35cm以上50cm以下であると共に幅方向の仮想中心線が洋風大便器の幅方向の仮想中心線と略一致する大便器前方領域の外側に検知位置が設けられていることにより誤検知の可能性が減る。
第5の発明によれば、介助者は、大便器前方領域の外側のうち、介助装置の把持部の回動軸側とは反対側から被介助者に向かって接近することが多いため、検知位置を大便器前方領域の外側のうち、介助装置の把持部の回動軸側に設けることで、介助者等を誤検知する可能性が減らせる。
第6の発明によれば、使用者の体の大部分は洋風大便器または使用位置におけるボード部のうち幅の小さいものの幅方向の両端を洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域にあることが多いので、検知位置が、大便器前方領域の外側に設けられていることにより、使用者の体の動きなどによる誤検知が抑制できる。
第7の発明によれば、使用位置とは異なる離座動作準備位置に検知位置が設けられることにより、検知位置が明確になるため、検知位置の初期設定が楽になる。
第8の発明によれば、離座センサが電磁波及び超音波の少なくともいずれかにより検知を行うものであることにより、測定距離を長くできるため、離座センサの設置の自由度をあげることができる。さらに、離座センサが指向性を有するものであることにより、検知範囲が限定されるため、誤検知の可能性を減らすことができる。
第9の発明によれば、離座センサが介助装置の把持部の回動範囲外に配設されることにより、介助装置の把持部が離座センサに接触しないため、介助装置と離座センサとの間に手などを挟まなくでき、医療施設などにおける事故の可能性が減らせる。
第10の発明によれば、使用者の体の大部分は使用位置よりも洋風大便器側にあることが多いので、離座センサが洋風大便器から見て使用位置より前方の前方空間領域に配設されていることにより、誤検知の可能性が減る。
第11の発明によれば、介助者は、大便器の外側のうち、介助装置の把持部の回動軸側とは反対側から被介助者に向かって接近することが多いため、離座センサを大便器前方領域の外側のうち、介助装置の把持部の回動軸側の側方領域または側壁に設けることで、介助者等を誤検知する可能性が減らせる。
第12の発明によれば、離座センサが鉛直方向において介助装置の少なくとも一部と重なることにより、介助装置と離座センサとの間の距離が最短にできるので、介助装置と離座センサとの間の領域に入った体などによる誤検知の可能性が減らせる。
第13の発明によれば、使用者は洋風大便器から離座するに操作レバーを操作して介助装置の把持部を使用位置から移動させるため、離座センサが操作レバーの位置を検知することにより、離座を早期に察知できる。
第14の発明によれば、離座センサの検知位置が、使用位置を中心とした揺動範囲外に設けられていることにより、使用者の体動により最も揺動する可能性の高い使用位置で離座の検知が行われないため、便器使用者の体動を介助装置の動きとして誤検知してしまうことを抑制できる。
第15の発明によれば、使用者の体の大部分は使用位置よりも洋風大便器側にあることが多いので、検知位置が洋風大便器から見て使用位置より前方の前方空間領域に設けられていることにより、使用位置より後方で検知した場合に比べて、誤検知の可能性が減る。
第16の発明によれば、使用者の体の大部分は洋風大便器の幅方向の両端を洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域にあることが多いので、検知位置が、大便器前方領域の外側に設けられていることにより、使用者の体の動きなどによる誤検知が抑制できる。
第17の発明によれば、人間の肩幅に対応する35cm以上50cm以下の範囲の内側では体動が多く誤検知し易いので、幅が35cm以上50cm以下であると共に幅方向の仮想中心線が洋風大便器の幅方向の仮想中心線と略一致する大便器前方領域の外側に検知位置が設けられていることにより誤検知の可能性が減る。
第18の発明によれば、介助者は、大便器前方領域の外側のうち、介助装置の把持部の回動軸側とは反対側から被介助者に向かって接近することが多いため、検知位置を大便器前方領域の外側のうち、介助装置の把持部の回動軸側に設けることで、介助者等を誤検知する可能性が減らせる。
第19の発明によれば、使用者の体の大部分は洋風大便器または使用位置におけるボード部のうち幅の小さいものの幅方向の両端を洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域にあることが多いので、検知位置が、大便器前方領域の外側に設けられていることにより、使用者の体の動きなどによる誤検知が抑制できる。
第20の発明によれば、使用位置とは異なる離座動作準備位置に検知位置が設けられることにより、検知位置が明確になるため、検知位置の初期設定が楽になる。
第21の発明によれば、離座センサが電磁波及び超音波の少なくともいずれかにより検知を行うものであることにより、測定距離を長くできるため、離座センサの設置の自由度をあげることができる。さらに、離座センサが、指向性を有するものであることにより、検知範囲が限定されるため、誤検知の可能性を減らすことができる。
第22の発明によれば、離座センサが介助装置の把持部の回動範囲外に配設されることにより、介助装置の把持部が離座センサに接触しないため、介助装置と離座センサとの間に手を挟まなくでき、医療施設などにおける事故の可能性が減らせる。
第23の発明によれば、使用者の体の大部分は使用位置よりも洋風大便器側にあることが多いので、離座センサが洋風大便器から見て使用位置より前方の前方空間領域に配設されていることにより、誤検知の可能性が減る。
第24の発明によれば、介助者は大便器の外側のうち、介助装置の把持部の回動軸側とは反対側から被介助者に向かって接近することが多いため、離座センサを大便器前方領域の外側のうち、介助装置の把持部の回動軸側の側方領域または側壁に設けることで、介助者等を誤検知する可能性が減らせる。
第25の発明によれば、離座センサが鉛直方向において介助装置の少なくとも一部と重なることにより、介助装置と離座センサとの間の距離が最短にできるので、介助装置と離座センサとの間の領域に入った体などによる誤検知の可能性が減らせる。
第26の発明によれば、使用者は洋風大便器から離座する前に操作レバーを操作して介助装置の把持部を使用位置から移動させるため、離座センサが操作レバーの位置を検知することにより、離座を早期に検知できる。
図1に示すように、離座検知システム110は、後述する洋風大便器50Aに載置される便座51と、使用者の洋風大便器50Aの使用を介助する前方ボード61(介助装置)と、この前方ボード61の動きを検知する前方ボード61とは別体の離座センサ61sとを備えている。
なお、呼出手段31および報知停止手段32は本実施形態においては機械式のスイッチを採用しているが、タッチパネルのような非機械式のスイッチであってもよい。
また、報知停止手段32はI/Oユニット35に接続されているものに加え、介助者82が所持する携帯端末内に設けられるものであってもよい。
このように、電磁波及び超音波の少なくともいずれかにより離座を検知することで、測定距離を長くでき、離座センサ61sの設置の自由度が高まる。
図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る離座検知システムの一部を例示する模式的斜視図である。
図2(a)に示すように、前方ボード61は、把持部62a及び固定部62hを有する。固定部62hが、トイレ室50Rの壁面50RF(図3(a)及び図3(b)参照)に固定される。図2(b)に示すように、把持部62aは、固定部62hに設けられた回動軸62pを中心に水平方向に回動可能なように固定部62hに取り付けられている。把持部62aは、回動軸62pに連結されている回動腕部62bと、回動腕部62bに載置されている平面視で略半円状のボード部62cと、を有する。
図3(a)〜図3(d)は、実施形態に係る離座検知システムを例示する模式的上面図である。
図3(a)は、第1セット位置(使用位置)P1を例示している。図3(b)〜図3(d)は、「他の位置」(例えば、第2セット位置(離座動作準備位置)P2、第3セット位置P3及び第4セット位置P4)を例示している。
離座センサ61sは、トイレ室50Rの壁面50RFに設けられており、離座センサ61sの高さ方向の設置位置は、前方ボード61と略同一の水平位置としている。ここで、離座センサ61sは、自身と前方ボード61(実際には回動腕部62b)の側面との距離を計測する。
図4(a)及び図4(b)は、上面図である。図4(c)は、側面図である。これらの図において、一部の構成要素が透視されて描かれている。図4(a)及び図4(b)は、離座検知システム110による検知の対象となる複数の状態を示す。図4(a)及び図4(c)は、使用者81(被介助者)がトイレ装置50を使用している状態に対応する。図4(b)は、使用者81がトイレ装置50を使用した後に、離座する前の状態に対応する。
図4(a)〜図4(c)に示すように、トイレ装置50が、トイレ室50R内に設けられる。トイレ装置50は、洋風大便器50Aと、この洋風大便器50Aに載置されている便座51とを備えている。便座51は、例えば、温水洗浄便座である。
図5に示すように、離座センサ61sの検知位置SPは、洋風大便器50Aから見て、使用位置(第1セット位置P1)より前方の前方空間領域Rfの内部に設けられている。把持部62aの回動軸62pから、第1セット位置P1における把持部62aに向かう方向に沿い、この回動軸62pを通る直線を直線L1とする。直線L1は洋風大便器50Aの幅方向と略平行である。第1セット位置P1における把持部62aと洋風大便器50Aとの間の距離は、前方空間領域Rf内の任意の点と洋風大便器50Aとの間の距離よりも短い。
図6に示すように、離座センサによる離座の検知位置SP(検知範囲)は、洋風大便器50Aの幅方向の両端を洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域の外側(第1領域R1及び第3領域R3の少なくともいずれか)の内部に設けられている。
洋風大便器50Aの幅方向の両端を洋風大便器50Aの前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた第2領域R2では、使用者81の体の動きなどによる誤検知が生じ易い。検知位置SPが第1領域R1または第3領域R3に設けられることにより、誤検知が抑制できる。
図7に示すように、この例においては、検知位置SP(検知領域)は、大便器前方領域の外側(図6または図7に例示した第1領域R1及び第3領域R3)のうち、前方ボード61の把持部62aの回動軸62p側(ドットで示すサイド空間領域Rs)に設けられる。
図8に示すように、この例においては、離座センサ61sによる離座の検知位置SP(検知範囲)は、使用位置(第1セット位置P1)におけるボード部62cの幅方向の両端を洋風大便器50Aの前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域の外側の領域のうち、前方ボード61の把持部62aの回動軸62p側(ドットで示すサイド空間領域Rs)に設けられる。
図9に示すように、この例においては、検知位置SP(検知領域)は、大便器前方領域の外側(図6または図7に例示した第1領域R1及び第3領域R3)のうち、前方ボード61の把持部62aの回動軸62p側かつ洋風大便器50Aより前方(ドットで示すサイド空間前方領域Rsf)に設けられる。
なお、サイド空間前方領域Rsfは図8で示した実施例のように、前方ボード61の幅により規定しても良い。
図10に示すように、この例においては、前方ボード61の把持部62aは、上記の「他の位置」の1つである第2セット位置P2、に設定可能である。そして、第1セット位置P1における固定部62hから把持部62aに向かう方向を第1方向(直線L1の方向)、第2セット位置P2における固定部62hから把持部62aに向かう方向を第2方向(直線L2の方向)とすれば、この2つの方向の間の角度θは、約24度である。
本実施形態では、前方ボード61が第2セット位置P2まで回転したことを離座センサ61sで検知する。なお、検知位置SPは、前方ボード61を第2セット位置P2まで回転させたときにもっとも離座センサ61sに近い面上である。
なお、検知位置SPは、極力前方ボード61の把持部62aの根元側(回動軸62p側)とすることが好ましい。
実施形態において、離座センサ61sは、前方ボード61の固定部62hが設置されている壁面50RFに設置されていることが好ましい。また、離座センサ61sは、介助装置(前方ボード61)の把持部62aの回動範囲外に配設されることが好ましい。これにより、把持部62aは、離座センサ61sに接触しない。また、把持部62aが最も大きな角度で回動した場合にも(図3(d)参照)、把持部62aと離座センサ61sとの間にある程度の隙間が設けられることが好ましい。これにより、把持部62aと離座センサ61sとの間に、手などが挟まれることが抑制される。この隙間の幅は、例えば、25mm以上である。
また、離座センサを第3領域R3に設けるようにしてもよい。この場合、離座センサは図6に示した第3領域R3内の壁面50RFや、第3領域R3内の天井、床等に設置される。これにより、第1領域R1内に置かれた杖などの誤検知を抑制することができる。
Claims (26)
- 水平方向に回動する把持部を有し洋風大便器の前方に設置される介助装置と、
該介助装置の把持部の位置を検知することで使用者の前記洋風大便器からの離座を察知する前記介助装置とは別体の離座センサと、
を備えた離座検知システムであって、
前記介助装置は、少なくとも前記把持部の長手方向が前記洋風大便器の幅方向に対して略平行になる使用位置で前記把持部を固定する固定機構および該固定機構による前記把持部の固定を解除する解除機構を有し、
前記介助装置の把持部は、前記固定機構により前記使用位置で固定された状態において、前記使用位置を中心として所定の範囲で揺動自在に固定されており、
前記離座センサの検知位置が、前記使用位置を中心とした揺動範囲外に設けられていることを特徴とする離座検知システム。 - 前記検知位置は、前記洋風大便器から見て前記使用位置より前方の前方空間領域に設けられていることを特徴とする請求項1記載の離座検知システム。
- 前記検知位置は、前記洋風大便器の幅方向の両端を前記洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域の外側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の離座検知システム。
- 前記洋風大便器の前方に形成され、幅が35cm以上50cm以下であると共に幅方向の仮想中心線が前記洋風大便器の幅方向の仮想中心線と略一致する大便器前方領域の外側に前記検知位置が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の離座検知システム。
- 前記検知位置は、前記大便器前方領域の外側のうち、前記介助装置の把持部の回動軸側に設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の離座検知システム。
- 前記介助装置の把持部は、回動腕部と該回動腕部に載置されている板状のボード部を有し、
前記検知位置は、前記洋風大便器または前記使用位置における前記ボード部のうち幅の小さいものの幅方向の両端を前記洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域の外側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の離座検知システム。 - 前記把持部は、前記固定機構により前記使用位置とは異なる離座動作準備位置でも固定され、
前記検知位置は、前記離座動作準備位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の離座検知システム。 - 前記離座センサは、電磁波及び超音波の少なくともいずれかにより前記離座を検知すると共に指向性を有するものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の離座検知システム。
- 前記離座センサは、前記介助装置の把持部の回動範囲外に配設され、
前記介助装置の把持部が、前記離座センサに接触しないことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の離座検知システム。 - 前記離座センサは、前記洋風大便器から見て前記使用位置より前方の前方空間領域に配設されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の離座検知システム。
- 前記離座センサは、前記洋風大便器の側方のうち、前記介助装置の把持部の回動軸側の側方領域または前記介助装置の把持部の回動軸の側壁に配設されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載の離座検知システム。
- 前記離座センサは、鉛直方向において、前記介助装置の少なくとも一部と重なることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の離座検知システム。
- 前記介助装置は、前記把持部の回転を固定または解除する操作レバーをさらに含み、
前記離座センサは、前記操作レバーの位置を検知することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の離座検知システム。 - 水平方向に回動する把持部を有し洋風大便器の前方に設置される介助装置の前記把持部の位置を検知することで使用者の前記洋風大便器からの離座を察知し前記介助装置とは別体の離座センサであって、
前記介助装置は、少なくとも前記把持部の長手方向が前記洋風大便器の幅方向に対して略平行になる使用位置で前記把持部を固定する固定機構および該固定機構による前記把持部の固定を解除する解除機構を有し、
前記介助装置の把持部は、前記固定機構により前記使用位置で固定された状態において、前記使用位置を中心として所定の範囲で揺動自在に固定されており、
前記離座センサの検知位置が、前記使用位置を中心とした揺動範囲外に設けられていることを特徴とする離座センサ。 - 前記検知位置は、前記洋風大便器から見て前記使用位置より前方の前方空間領域に設けられていることを特徴とする請求項14記載の離座センサ。
- 前記検知位置は、前記洋風大便器の幅方向の両端を前記洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域の外側に設けられていることを特徴とする請求項14または15に記載の離座センサ。
- 前記洋風大便器の前方に形成され、幅が35cm以上50cm以下であると共に幅方向の仮想中心線が前記洋風大便器の幅方向の仮想中心線と略一致する大便器前方領域の外側に前記検知位置が設けられていることを特徴とする請求項14または15に記載の離座センサ。
- 前記検知位置は、前記大便器前方領域の外側のうち、前記介助装置の把持部の回動軸側に設けられていることを特徴とする請求項16または17に記載の離座センサ。
- 前記介助装置の把持部は、回動腕部と該回動腕部に載置されている板状のボード部を有し、
前記検知位置は、前記洋風大便器または前記使用位置における前記ボード部のうち幅の小さいものの幅方向の両端を前記洋風大便器の前方側に延伸させた仮想直線に挟まれた大便器前方領域の外側に設けられていることを特徴とする請求項14または15に記載の離座センサ。 - 前記把持部は、前記固定機構により前記使用位置とは異なる離座動作準備位置でも固定され、
前記検知位置は、前記離座動作準備位置に設けられていることを特徴とする請求項14〜19のいずれか1つに記載の離座センサ。 - 前記離座センサは、電磁波及び超音波の少なくともいずれかにより前記離座を検知すると共に指向性を有するものであることを特徴とする請求項14〜20のいずれか1つに記載の離座センサ。
- 前記離座センサは、前記介助装置の把持部の回動範囲外に配設され、
前記介助装置の把持部が、前記離座センサに接触しないことを特徴とする請求項14〜21のいずれか1つに記載の離座センサ。 - 前記離座センサは、前記洋風大便器から見て前記使用位置より前方の前方空間領域に配設されていることを特徴とする請求項14〜22のいずれか1つに記載の離座センサ。
- 前記離座センサは、前記洋風大便器の側方のうち、前記介助装置の把持部の回動軸側の側方領域または前記介助装置の把持部の回動軸の側壁に配設されていることを特徴とする請求項14〜23のいずれか1つに記載の離座センサ。
- 前記離座センサは、鉛直方向において、前記介助装置の少なくとも一部と重なることを特徴とする請求項14〜24のいずれか1つに記載の離座センサ。
- 前記介助装置は、前記把持部の回転を固定または解除する操作レバーをさらに含み、
前記離座センサは、前記操作レバーの位置を検知することを特徴とする請求項14〜25のいずれか1つに記載の離座センサ。
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