JP6869038B2 - 離座検知システム - Google Patents

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Description

本発明は、離座検知システムに関する。
便座から立ち上がる前であることを検出する離座検出手段を備えたトイレ装置において、離座検出手段による検出結果に基づいてトイレ装置の外部に信号を出力する送信手段と、送信手段による外部への信号出力の要否を指示する指示手段と、を備えているものが知られている(例えば、特許文献1)。
特許第5079314号公報
トイレ室外部への信号出力の要否を指示する指示手段として、入切スイッチなどが用いられる。この例において、入切スイッチを切り忘れると、誤報が生じて使い難い場合があることが分かった。以下、この例について説明する。
例えば、被介助者(患者、使用者等)がトイレ装置を使用する際、介助者(看護師等)は入切スイッチを「入」にして、トイレ室外部への信号出力の要否を「要」にする。その後、介助者はトイレ室から退室し、被介助者はトイレ装置を使用する。すなわち、非介助者がトイレ装置を使用している間、介助者はトイレ室の外に居る。そして、被介助者はトイレ装置を使用して立ち上がろうとすると、トイレ装置は便座から立ち上がる前であることを検出し、送信手段から介助者を呼ぶ所謂「ナースコール」が送信される。介助者は、このナースコールを受信することで、トイレ室内に入り、被介助者の立ち上がりを介助する。これにより、非介助者はトイレ装置を安全に使用できる。そして、非介助者のトイレ装置からの立ち上がりを介助者が介助した後、介助者は入切スイッチを「切」にすることで、トイレ室外部への信号出力の要否は「否」となる。このように入切スイッチを「切」にすることで、被介助者がトイレ装置から離座した後に、別の人(トイレ装置の使用において介助を必要としない人等)がトイレ装置を使用しても、ナースコールが送信されなくなる。
しかしながら、被介助者がトイレ装置を使用した後において、介助者が被介助者の介助に集中していると、介助者は入切スイッチを「切」にし忘れることがある。この場合、入切スイッチが「入」のまま(すなわち、トイレ室外部への信号出力の要否が「要」の状態のまま)なので、トイレ装置の使用において介助を必要としない人等がトイレ装置を使用した時に、必要の無いナースコールが送信されてしまう場合がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、トイレ装置の安全な使用を可能にしつつ、必要のない信号の送信を抑制でき、安全性と利便性のバランスの良い離座検知システムを提供することを目的とする。
第1の発明の離座検知システムは、使用者の便座からの離座を察知して離座察知信号を送信する離座察知手段と、前記使用者の介助者に前記使用者の離座を報知する報知手段に対して離座予測情報を送信する送信手段に前記離座察知信号に基づく発信信号を送信可能なオン状態と、前記送信手段に前記発信信号を送信しないオフ状態と、が切替自在な入切手段と、前記入切手段を手動操作により前記オフ状態から前記オン状態に切り替えるオン操作手段と、を備えた離座検知システムであって、前記オン状態において前記離座察知信号が送信された場合、前記入切手段は前記送信手段に前記発信信号を送信し、前記報知手段が前記離座予測情報を受信した場合、前記報知手段が離座報知を行い、前記入切手段が、前記発信信号の送信、または、前記報知手段の離座報知を停止する報知停止手段による前記離座報知の停止に基づいて、前記オン状態から前記オフ状態に切り替わり、前記報知停止手段は、前記離座察知手段とは別体の前記介助者を呼び出す呼出手段による呼び出しに基づく前記報知手段の呼出報知も停止し、前記入切手段は、前記呼出報知が実施された場合、または、前記報知停止手段による前記呼出報知が停止された場合に、前記オフ状態とならないことを特徴する。
第1の発明によれば、入切手段が、発信信号の送信、または、報知手段の離座報知を停止する報知停止手段による離座報知の停止に基づいて、オン状態からオフ状態に切り替わることにより、介助者が入切手段を操作せずともオン状態からオフ状態に切り替わるため、離座検知システム不要者がトイレ装置を使用した際に、離座検知手段の入切スイッチを「切」にし忘れたことにより発生する誤報を抑制できる。
切手段は、呼出報知が実施された場合、または、報知停止手段により呼出報知が停止された場合に、オフ状態とならないことにより、便座に着座している使用者が離座以外の要件で介助者を呼んだ場合にオン状態が保たれるため、介助者が再びトイレから離れたとしても、使用者の離座を確実に検知できる。
の発明は、第1の発明において、入切手段を手動操作により前記オン状態から前記オフ状態に切り替えるオフ操作手段をさらに備えたことを特徴とする。
の発明によれば、入切手段を手動操作によりオン状態からオフ状態に切り替えるオフ操作手段をさらに備えたことにより、報知手段による離座報知によらずに介助者がトイレ内に到着している場合に、介助者が入切手段をオフ状態に切り替えられるため、不要な離座報知を減らすことができる。
本発明によれば、トイレ装置の安全な使用を可能にしつつ、必要のない信号の送信を抑制でき、安全性と利便性のバランスの良い離座検知システムを提供することができる。
実施形態に係る離座検知システムを例示する模式図である。 図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る離座検知システムを例示する模式図である。 図3(a)〜図3(c)は、実施形態に係る離座検知システムで用いられる前方ボードを例示する模式図である。 実施形態に係る離座検知システムの動作を例示するフローチャートである。 実施形態に係る離座検知システムの別の動作を例示するフローチャートである。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
病院または介護施設等におけるトイレ装置の使用者は、投薬や長期療養による筋力の低下により、トイレ装置から立ち上がる際に転倒してしまう恐れがある。そこで、このような使用者のトイレ装置からの立ち上がりには介助者の存在が重要であり、使用者のトイレ装置からの離座を早期に察知または検知することは重要であるといえる。
そこで、この離座検知システム110は、上述のような事情を鑑みた、病院または介護施設等に設置されるトイレ装置からの離座を検知するシステムである。
まず、図1を用いて実施形態に係る離座検知システムの概要について説明する。
図1は、実施形態に係る離座検知システムを例示する模式図である。
図1に示すように、実施形態において、離座検知システム110は、トイレ装置50からの離座を検知するシステムである。
すなわち、離座検知システム110は、使用者のトイレ装置50の便座51からの離座を察知する離座察知手段50Sと、この離座察知手段50Sから発信される離座察知信号S1を受信すると共に発信信号S2を送信する入切手段10と、この入切手段10と接続されるI/Oユニット35と、I/Oユニット35と接続され入切手段10と通信自在な制御手段36と、この制御手段36に接続され後述する報知手段85に対して離座予測情報Iを送信する送信手段20と、を備えている。
I/Oユニット35には、入切手段10および制御手段36だけでなく、介助者を呼び出す呼出手段(呼出スイッチ)31、報知手段85による種々の報知を停止する報知停止手段(復旧スイッチ)32、廊下灯33も接続されている。
なお、呼出手段31および報知停止手段32は本実施形態においては機械式のスイッチを採用しているが、タッチパネルのような非機械式のスイッチであってもよい。
また、報知停止手段32はI/Oユニット35に接続されているものに加え、介助者が所持する携帯端末内に設けられるものであってもよい。
報知手段85は、使用者を介助する介助者に使用者の離座を報知するものである。本実施形態において、報知手段85は介助者が所持する携帯端末である。なお、報知手段85は、スタッフステーションに設置されるナースコール親機であってもよい。
送信手段20は、無線送信機あるいは有線送信機である。
入切手段10は、入出力ポート51aと接続され、入出力ポート51aはトイレ装置50と接続されており、これにより、トイレ装置50からの信号が入切手段10に入力される。
さらに、入切手段10は、後述する前方ボードセンサ61sとも接続されている。
そして、入切手段10には、オン操作手段11とオフ操作手段12とが設けられている。オン操作手段11は、手動操作により入切手段10をオフ状態からオン状態に切り替える。オフ操作手段12は、手動操作により入切手段10をオン状態からオフ状態とする。
なお、オン操作手段11およびオフ操作手段12は本実施形態においては機械式のスイッチを採用しているが、タッチパネルのような非機械式のスイッチであってもよい。
さらに、本実施形態では、オン操作手段11はオフ操作手段12とは別に設けられているが、1つの操作手段(例えば、ボタン)により、オン操作及びオフ操作が実施可能なものであっても良い。例えば、1つの操作手段(例えば、ボタン)を一度押すとオンになり、もう一度押すとオフになっても良い。さらにもう一度押すと再度オンになる。このような1つの操作手段は、オン操作手段と見なすことができ、オフ操作手段と見なすこともできる。
離座察知手段50Sは、前方ボード61の動きだけを検知してもよいし、トイレ装置50の便座51からの離座だけを検知してもよいし、前方ボード61の動きおよびトイレ装置50の便座51からの離座を察知してもよい。
まず、トイレ装置50の便座51からの離座の検知について説明する。
トイレ装置50の便座51内には着座センサ51sが設けられており、この着座センサ51sにより、使用者の離座を検知する。
なお、着座センサ51sは、荷重や静電容量を検知するものである。
続いて、前方ボード61による離座の検知について説明する。
図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る離座検知システムで用いられる前方ボード61を例示する模式図である。
図2(a)に示すように、前方ボード61において、ボード部62a及び固定部62hが設けられる。ボード部62aは、例えば、棒状または板状である。固定部62hが、トイレ室50Rの壁面50RF(図3(a)及び図3(b)参照)に固定される。ボード部62aは、固定部62hに設けられた軸62pを中心に水平方向に回転可能なように固定部62hに取り付けられている。この例では、操作レバー62Lが設けられている。操作レバー62Lは、ボード部62aの回転をロックする機能を有する。操作レバー62Lの操作により、ボード部62aの意図しない回転が生じない。操作レバー62Lにより、安全な使用が可能である。
図2(b)に示す別の1つの例の前方ボード61aでは、ボード部62aが、固定部62hに設けられた軸62pを中心に鉛直方向に回転可能である。
前方ボードセンサ61sは、前方ボード61の位置を検出する。前方ボードセンサ61sは、トイレ室50Rの壁面50RF(図3(a)及び図3(b)参照)の、被介助者81の側方(すなわち、トイレ装置50の側方)に設けられる。
図3(a)〜図3(c)は、実施形態に係る離座検知システムを例示する模式図である。
図3(a)及び図3(b)は、上面図である。図3(c)は、側面図である。これらの図において、一部の構成要素が透視されて描かれている。図3(a)及び図3(b)は、離座検知システム110による検知の対象となる2つの状態を示す。図3(a)及び図3(c)は、使用者(被介助者81)がトイレ装置50を使用している状態に対応する。図3(b)は、使用者がトイレ装置50を使用した後に、離座する前の状態に対応する。
図3(a)〜図3(c)に示すように、トイレ装置50が、トイレ室50R内に設けられる。トイレ装置50には、便座51が設けられる。便座51は、例えば、温水洗浄便座である。
トイレ室50Rの壁面50RFに、トイレ装置50の各種の操作用の操作スイッチ50SW(ボタンなど)が設けられても良い。操作スイッチ50SWの操作により、使用者(被介助者81)の臀部の洗浄などが行われる。この他、操作スイッチ50SWの操作により、トイレ装置50の便器の洗浄などが行われても良い。
トイレ装置50の使用者(被介助者81)は、介助者82に介助されて、トイレ室50R内に入る。被介助者81は、介助者82に介助されて、トイレ装置50の便座51に移乗する。被介助者81が便座51に座ったら、介助者82は、トイレ室50Rの外に出て、トイレ室50Rの出入り口50Eを閉じる。
介助者82により、入切手段10のオン操作手段11を操作することで、入切手段10はオン状態にセットされる。これにより、便座51に座った被介助者81の離座の検知が始まる。介助者82が居ない状態で被介助者81が便座51から離座した場合(または離座しようとした場合)などが、検知される。このとき、オン状態の入切手段10を介して、離座の検出結果に基づいて、送信手段20から、離座予測情報Iが送信される。離座予測情報Iを受けた介助者82がトイレ室50R内に入り、必要な介助を行う。
この例では、トイレ室50Rの内部には、呼出手段31(例えば、呼出ボタン)が設けられている。使用者(例えば、被介助者81)は、呼出手段31(呼出ボタン)を用いて、介助者82を呼ぶことができる。使用者は、トイレ装置50を使用しトイレ装置50から立ち上がる前に、呼出手段31を操作する(例えば、呼出ボタンを押す)。呼出手段31に応じて、介助者82がトイレ室50Rに入り、介助者82は、被介助者81の安全な立ち上がりを介助する。そして、介助者82に介助されて、被介助者81は、トイレ室50Rを出る。
この他、トイレ装置50の使用中に被介助者81の気分が悪くなったときなどに、呼出手段31が操作されても良い。呼出手段31により呼び出された介助者82により、必要な処置が行われる。
図3(c)に示すように、この例では、トイレ室50Rの外側の壁に、上記の入切手段10が設けられている。図3(c)に示すように、この例では、トイレ室50Rの外側の壁に、さらに、報知停止手段32(例えば、復旧ボタン)、及び、廊下灯33などが設けられている。報知停止手段32の操作により、報知手段85からの種々の報知を手動で停止することができる。廊下灯33の点灯により、例えば、複数のトイレ室のうちのどのトイレ室50Rが介助必要状態であるか、などが、種々の報知と連動して表示される。入切手段10及び報知停止手段32は、被介助者81が便座に着座中において被介助者81の手が届かない場所であればトイレ室50Rの内部に設けられても良い。
図3(a)及び図3(c)に示すように、被介助者81がトイレ装置50を使用する際に、被介助者81は、便座51の上に座る。この例では、便座51には、着座センサ51sが設けられる。着座センサ51sは、使用者(被介助者81)のトイレ装置50からの離座を検知する。離座の検知には、例えば、荷重センサ及び静電センサなどの任意のセンサが用いられても良い。
この例では、トイレ室50Rに前方ボード61が設けられている。被介助者81が便座51に座ったときに、前方ボード61は、被介助者81の前方に位置する。この例では、前方ボード61として、スイング式前方ボードが設けられている。前方ボード61aとして図2(b)に示すような跳ね上げ式前方ボードが設けられても良い。
この状態において、被介助者81(使用者)は、トイレ装置50を使用する。一方、ボード部62aが回転して、被介助者81から遠い位置に移動可能である(図3(b)参照)。この状態が、被介助者81(使用者)が離座する前の状態である。跳ね上げ式前方ボードが使用される場合には、ボード部62aが回転して上方位置に移動であり、この状態が、被介助者81(使用者)が離座する前の状態である。
図3(a)及び図3(c)に示すように、被介助者81がトイレ装置50を使用するときに、被介助者81の前方の近い位置に前方ボード61が位置する。これにより、トイレ装置50の使用中に、被介助者81は、体を安定して支持できる。トイレ装置50を安全に便利に使用できる。
一方、被介助者81がトイレ装置50を使用した後に、便座51から離座するときには、前方ボード61が被介助者81から遠い位置に向けて回転される。これにより、便座51からの離座が容易になる。このように、前方ボード61の位置の差に基づいて、トイレ装置50の使用中の状態なのか、トイレ装置50の使用が終わり離座の前の状態なのかが判断されても良い。
この例では、前方ボードセンサ61sが設けられる。前方ボードセンサ61sは、前方ボード61の位置を検出する。前方ボードセンサ61sは、トイレ室50Rの壁面50RFの、被介助者81の側方(すなわち、トイレ装置50の側方)に設けられる。前方ボードセンサ61sは、前方ボード61の位置を測距センサなどにより検知する。
図3(a)に例示したように、前方ボード61と壁面50RFと、の間の角度が90度に近い時には、トイレ装置50の使用状態であると判断される。図3(b)に例示したように、前方ボード61と壁面50RFとの間の角度が小さくなった時には、トイレ装置50からの離座の前の状態であると判断される。
図4は、実施形態に係る離座検知システムの動作を例示するフローチャートである。
図4に示す例では、発信信号S2に基づいて、オン状態からオフ状態への移行が行われる。
図4に示すように、入切手段10をオン状態にする操作の要否が判断される(ステップS109)。トイレ装置50を使用する人が、介助が必要であるか、または、介助が不要であるか、が判断される。立ち上がり、または、自立歩行が困難な人においては、トイレ装置50の使用における介助が必要である。立ち上がり、または、自立歩行が可能な人においては、トイレ装置50の使用における介助が不要である。この判断は、認識コードの読み取りなどにより行われても良い。または、この判断は、介助者82などによる操作(オン操作手段11を操作)により行われても良い。
ステップS109において、入切手段10をオン状態にする操作が不要の場合には、ステップS109の前の状態(例えば、待機状態)に戻る。
ステップS109において、入切手段10をオン状態にする操作が必要の場合には、入切手段10がオン状態にセットされる(ステップS110)。既に説明したように、オン状態のセットは、オン操作手段11(例えば、オンボタンなど)の操作により行われる。
被介助者81によるトイレ装置50の使用が開始される。
呼出手段31(例えば、呼出ボタン)がオンであるかどうかが判断される(ステップS111)。呼出手段31がオンになったときには、報知手段85が呼出報知を行うための呼出情報が送信手段20から送信される(ステップS118)。
が報知手段85に送信されたとき(ステップS118)において、入切手段10はオン状態を維持する。これにより、トイレ装置50を使用する人(被介助者81)の状態の、より安全な検知が維持できる。
報知停止手段32(復旧ボタン)がオンであるかどうかが判断される(ステップS119)。報知停止手段32(復旧ボタン)がオンでない場合は、ステップS119の前の状態に戻り、呼出報知が継続される。
報知停止手段32(復旧ボタン)がオンのときに、呼出報知が停止される(ステップS120)。そして、ステップS111の前の状態に戻る。ステップS120において、入切手段10はオン状態を維持する。これにより、トイレ装置50を使用する人(被介助者81)の状態の、より安全な検知が維持できる。このように、入切手段10は、呼出手段31による呼出報知が実施された場合、または、報知停止手段32による呼出報知が停止された場合に、オフ状態とならない。
一方、ステップS111において呼出手段31がオンではないときに、入切手段10がオフ状態にする操作が行われたどうかが判断される(ステップS112)。オフ操作手段12が操作され、オフ状態になったときには、入切手段10をオフにする(ステップS117)。そして、動作が終了する。
一方、ステップS112において、入切手段10がオフ状態にする操作が行われないとき(オフ操作手段12)が操作されないとき)には、離座が検知されたどうかが判断される(ステップS113)。
ステップS113において、離座が検知されないときには、ステップS111の前の状態に戻る。
ステップS113において、離座が検知されたときには、入切手段10は、オン状態からオフ状態に移行する。この移行は、手動の操作によらずに実施される(ステップS114a)。このように、入切手段10は、発信信号S2の送信に基づいて、オン状態からオフ状態に切り替わる。そして、離座予測情報Iの送信が開始される(ステップS114b)。この送信は、送信手段20により行われる。このように、オン状態において離座察知手段50Sから離座察知信号S1が送信された場合、入切手段10は、送信手段20に発信信号S2を送信する。報知手段85がこの離座予測情報Iを受信した場合、報知手段85は、離座報知を行う。
報知停止手段32(復旧ボタン)がオンであるかどうかが判断される(ステップS115)。報知停止手段32(復旧ボタン)がオンでないときは、ステップS115の前の状態に戻り、ステップS115が繰り返される。
報知停止手段32(復旧ボタン)がオンのとき(操作されたとき)、離座報知がオフになる(ステップS116)。そして、動作が終了する。
図4に示した例においては、ステップS113において離座が検知されて発信信号S2の送信が開始されたときに、入切手段10は、オン状態からオフ状態に移行する(ステップS114a)。
上記のように、入切手段10は、呼出手段31(呼出ボタン)による呼出信号の送信(ステップS118)および報知停止手段32(復旧ボタン)による呼出報知の停止(ステップS120)によっては、オフ状態とならない。
上記のように、呼出手段31による呼出報知および報知停止手段32による呼出報知の停止によって入切手段10がオフ状態とならない。これにより、患者の転倒リスクを抑制できる。
図5は、実施形態に係る離座検知システムの別の動作を例示するフローチャートである。
図5に示す例では、離座報知を停止させた後、入切手段10がオン状態からオフ状態へと移行する。
図5において、ステップS109〜S113、及び、ステップS118〜S120は、図4に示す例と同様である。
図5に示す例において、ステップS113において、離座が検知されないときには、ステップS111の前の状態に戻る。
ステップS113において離座が検知されたときには、離座予測情報Iの送信が開始される(ステップS114)。この送信は、送信手段20により行われる。
報知停止手段32(復旧ボタン)がオンであるかどうかが判断される(ステップS115)。報知停止手段32(復旧ボタン)がオンでないときは、ステップS115の前の状態に戻り、ステップS115が繰り返される。
報知停止手段32(復旧ボタン)がオンのとき、離座報知送信が停止される(ステップS126a)。そして、入切手段10は、オン状態からオフ状態に移行する(ステップS126b)。この移行は、手動の操作によらずに実施される。そして、動作が終了する。
既に説明したように、トイレ装置使用後において、介助者が入切スイッチ(入切手段10)をオフにすることを忘れることがある。この場合、入切スイッチがオンのままなので、別の人(トイレ装置の使用において介助を必要としない人等)がトイレ装置を使用した時に、必要の無いナースコールが発生する。これにより、介助者(看護師等)の業務効率が低下する。トイレ装置の安全な使用を可能にしつつ、必要のない信号の送信を抑制し、安全性と利便性のバランスの良い離座検知システムを提供することが望まれる。実施形態によれば、トイレ装置の安全な使用を可能にしつつ、必要のない信号の送信を抑制でき、安全性と利便性のバランスの良い離座検知システムを提供することができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、それらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
10…入切手段、 11…オン操作手段、 12…オフ操作手段、 20…送信手段、 31…呼出手段、 32…報知停止手段、 33…廊下灯、 35…I/Oユニット、 36…制御手段、 50…トイレ装置、 50E…出入り口、 50R…トイレ室、 50RF…壁面、 50S…離座察知手段、 50SW…操作スイッチ、 51…便座、 51a…入出力ポート、 51s…着座センサ、 61、61a…前方ボード、 61s…前方ボードセンサ、 62L…操作レバー、 62a…ボード部、 62h…固定部、 62p…軸、 81…被介助者、 82…介助者、 85…報知手段、 110…離座検知システム、 I…離座予測情報、 S1…離座察知信号、 S2…発信信号

Claims (2)

  1. 使用者の便座からの離座を察知して離座察知信号を送信する離座察知手段と、
    前記使用者の介助者に前記使用者の離座を報知する報知手段に対して離座予測情報を送信する送信手段に前記離座察知信号に基づく発信信号を送信可能なオン状態と、前記送信手段に前記発信信号を送信しないオフ状態と、が切替自在な入切手段と、
    前記入切手段を手動操作により前記オフ状態から前記オン状態に切り替えるオン操作手段と、
    を備えた離座検知システムであって、
    前記オン状態において前記離座察知信号が送信された場合、前記入切手段は前記送信手段に前記発信信号を送信し、
    前記報知手段が前記離座予測情報を受信した場合、前記報知手段が離座報知を行い、
    前記入切手段が、前記発信信号の送信、または、前記報知手段の離座報知を停止す報知停止手段による前記離座報知の停止に基づいて、前記オン状態から前記オフ状態に切り替わり、
    前記報知停止手段は、前記離座察知手段とは別体の前記介助者を呼び出す呼出手段による呼び出しに基づく前記報知手段の呼出報知も停止し、
    前記入切手段は、前記呼出報知が実施された場合、または、前記報知停止手段による前記呼出報知が停止された場合に、前記オフ状態とならないことを特徴する離座検知システム。
  2. 前記入切手段を手動操作により前記オン状態から前記オフ状態に切り替えるオフ操作手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の離座検知システム。
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