JP2018114595A - ドリル - Google Patents

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Abstract

【課題】円錐面状の切屑の発生を抑制可能なドリルを提供する。【解決手段】ドリル100は、軸線Oの周りに回転可能に構成され、かつ軸線Oに平行な方向における先端部4と、先端部4と反対側の後端部5とを有するドリル100であって、先端面10と、側面2と、底面3とを備えている。先端面10は、先端部4を含み、かつ軸線Oから離れる方向に延在する。側面2は、先端部4と連なり、かつ先端部4から後端部5に近づく方向に延在する。底面3は、先端部4から見て、先端面10と反対側に位置し、かつ側面2と連なる。側面2と底面3とは、後端部5に向かって窪んだ段差1を構成する。先端部4と交差し、かつ軸線Oを含む断面に対して垂直な方向から見て、先端面10は軸線Oに対して垂直な平面Sに対して傾斜する第1面10aを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、ドリルに関する。
たとえば特開2014−87873号公報(特許文献1)には、先端中心部から外周側に延在する2枚の切れ刃を有するドリルが記載されている。
特開2014−87873号公報
しかしながら、2枚の切れ刃を有するドリルを用いて、たとえばアルミニウム製のバルブボディに対して貫通穴開け加工を実施すると、円錐面状(陣笠状)の切屑が発生する場合がある。バルブボディには、オイルの通路となる複数の隙間が設けられている。そのため、円錐面状の切屑がバルブボディの隙間に挟まると、たとえば油圧ユニットなどの動作不良が発生するおそれがある。
本発明の一態様の目的は、円錐面状の切屑の発生を抑制可能なドリルを提供することである。
本発明の一態様に係るドリルは、軸線の周りに回転可能に構成され、かつ軸線に平行な方向における先端部と、先端部と反対側の後端部とを有するドリルであって、先端面と、側面と、底面とを備えている。先端面は、先端部を含み、かつ軸線から離れる方向に延在する。側面は、先端部と連なり、かつ先端部から後端部に近づく方向に延在する。底面は、先端部から見て、先端面と反対側に位置し、かつ側面と連なる。側面と底面とは、後端部に向かって窪んだ段差を構成する。先端部と交差し、かつ軸線を含む断面に対して垂直な方向から見て、先端面は軸線に対して垂直な平面に対して傾斜する第1面を含む。
本発明の一態様によれば、円錐面状の切屑の発生を抑制可能なドリルを提供することができる。
本実施形態に係るドリルの構成を示す平面模式図である。 本実施形態に係るドリルの構成を示す側面模式図である。 図2のIII−III線に沿った矢視断面模式図である。 本実施形態の第1変形例に係るドリルの構成を示す矢視断面模式図である。 本実施形態の第2変形例に係るドリルの構成を示す矢視断面模式図である。 本実施形態の第3変形例に係るドリルの構成を示す矢視断面模式図である。 比較例に係るドリルを用いてアルミニウム製ブロックに対して貫通穴開け加工を行った場合における切屑の写真である。 実施例に係るドリルを用いてアルミニウム製ブロックに対して貫通穴開け加工を行った場合における切屑の写真である。 比較例に係るドリルを用いて被削材に対して貫通穴開け加工を行っている状態を示す断面模式図である。
[本発明の実施形態の概要]
まず、本発明の実施形態の概要について説明する。
発明者らは、円錐面状の切屑の発生を抑制する方策について鋭意検討した結果、以下の知見を得て、本発明の一態様を見出した。
図9に示されるように、回転軸としての軸線Oに対して、一方側に延在する第1切れ刃61と他方側に延在する第2切れ刃62とを有するドリル100(以降、2枚刃ドリルとも称する)を用いて、たとえばアルミニウム製の被削材50(たとえばバルブボディ)に対して貫通穴開け加工を行う場合を想定する。被削材50には、複数の隙間52が設けられている。隙間52の幅dは、たとえば3.5mm程度である。2枚刃ドリルを用いて被削材50に対して貫通穴開け加工を行う際、図9の白抜き矢印で示されるように、ドリル100の第1切れ刃61および第2切れ刃62の双方が同時に被削材50に接触し、被削材50をドリルの進行方向の前方に押し出す。そのため、ドリル100が被削材50を貫通する際に、円錐面状(陣笠状)の切屑51が発生する。切屑51は、被削材50に設けられた隙間52に押し出される。切屑51のサイズは、ドリル100の直径程度である。隙間52の幅dが小さい場合、切屑51が隙間52に挟まれ、隙間52から切屑51を取り除くことが困難となる。特に、被削材50がアルミニウムなどの靭性の高い材料の場合、円錐面状の切屑51が発生しやすい。
発明者らは鋭意研究の結果、ドリルが有する2枚の切れ刃のうち、一方側の切れ刃の一部を除去して先端部から連なる段差を設け、かつ先端部と連なり他方側に位置する切れ刃を有するドリル(以降、1枚刃ドリルとも称する)を用いて被削材50に対して貫通穴開け加工を行うことに着想した。1枚刃ドリルを用いて被削材50に対して貫通穴開け加工を行う場合、被削材50は、片側に設けられた1枚の切れ刃のみによって押し出される。被削材50の切屑51は、片側に設けられた1枚の切れ刃が螺旋状に回転することで細かく粉砕される。結果として、円錐面状の切屑51が発生することを抑制することができると考えられる。
(1)本発明の一態様に係るドリル100は、軸線Oの周りに回転可能に構成され、かつ軸線Oに平行な方向における先端部4と、先端部4と反対側の後端部5とを有するドリル100であって、先端面10と、側面2と、底面3とを備えている。先端面10は、先端部4を含み、かつ軸線Oから離れる方向に延在する。側面2は、先端部4と連なり、かつ先端部4から後端部5に近づく方向に延在する。底面3は、先端部4から見て、先端面10と反対側に位置し、かつ側面2と連なる。側面2と底面3とは、後端部5に向かって窪んだ段差1を構成する。先端部4と交差し、かつ軸線Oを含む断面に対して垂直な方向から見て、先端面10は軸線Oに対して垂直な平面Sに対して傾斜する第1面10aを含む。これにより、円錐面状の切屑が発生することを抑制することができる。
(2)上記(1)に係るドリル100において、軸線Oに平行な方向から見て、先端部4は、軸線Oよりも外周側に位置していてもよい。これにより、軸線Oと平行な方向における切れ刃の長さを低減することができる。結果として、隙間の幅が小さい被削材に対して、貫通穴開け加工を行うことができる。
(3)上記(2)に係るドリル100において、軸線Oに平行な方向から見て、先端部4と軸線Oとの距離aは、2.5mm以下であってもよい。これにより、切れ刃長さを低減することができる。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかに係るドリル100において、先端面10と連なる第1すくい面14aをさらに備えていてもよい。先端面10と第1すくい面14aとの稜線は、第1切れ刃13を構成する。第1切れ刃13によって、被削材に対して貫通穴開け加工を行うことができる。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかに係るドリル100において、底面3と連なり、かつ軸線Oから離れる方向に延在する傾斜面20と、傾斜面20と連なる第2すくい面24aをさらに備えていてもよい。傾斜面20と第2すくい面24aとの稜線は、第2切れ刃23を構成する。段差1よりも外周側に設けられている第2切れ刃23を用いることで、鋳抜き穴を広げることができる。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかに係るドリル100において、軸線Oに平行な方向から見て、先端面10は、軸線Oから最も離れた外周端部15を有していてもよい。軸線Oから外周端部15までの距離をドリル半径とした場合、断面において、先端部4と底面3との軸線Oに平行な方向における距離bは、0.5mm以上ドリル半径の半分以下である。これにより、ドリルの強度を維持しつつ、円錐面状の切屑が発生することを抑制することができる。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかに係るドリル100において、先端面10は、第1面10aと連なり、第1面10aに対して傾斜し、かつ軸線Oから離れる向きに延在する第2面10bを含んでいてもよい。先端面10が2段構造になっていることにより、軸線Oと平行な方向における切れ刃の長さをさらに低減することができる。結果として、さらに隙間の幅が小さい被削材に対して、貫通穴開け加工を行うことができる。
(8)上記(7)に係るドリル100において、先端面10は、第2面10bと連なり、第2面10bに対して傾斜し、かつ軸線Oから離れる向きに延在する第3面10cを含んでいてもよい。先端面10が3段構造になっていることにより、軸線Oと平行な方向における切れ刃の長さをさらに低減することができる。結果として、さらに隙間の幅が小さい被削材に対して、貫通穴開け加工を行うことができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、図面に基づいて本発明の実施形態(以降、本実施形態と称する)の詳細について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
まず、本実施形態に係るドリル100の構成について説明する。
図1〜図3に示されるように、本実施形態に係るドリルは、たとえば、軸線Oの周りに回転可能に構成されたドリル100であって、先端部4と、後端部5と、先端面10と、側面2と、底面3と、傾斜面20と、第1すくい面14aと、第2すくい面24aと、シャンク部6と、第1溝部14と、第2溝部24とを主に有している。先端面10は、逃げ面である。傾斜面20は、たとえば逃げ面であってもよいし、逃げ面以外の面であってもよい。先端部4は、たとえば軸線Oに平行な方向Dにおけるドリル100の先端4aを含む直線状の領域である。後端部5は、たとえば軸線Oに平行な方向Dにおけるドリル100の後端である。後端部5は、軸線Oに平行な方向Dにおいて、先端部4の反対側にある。第1溝部14および第2溝部24は、切屑排出溝である。
図2および図3に示されるように、先端面10は、先端部4を含む。先端面10は、先端部4から、軸線Oから離れる方向に延在する。言い換えれば、先端面10は、先端部4から外周側に延在する。側面2は、先端面10の先端部4と連なる。図3に示されるように、側面2は、先端部4から後端部5に近づく方向に延在する。側面2は、軸線Oと平行な方向Dに延在していてもよいし、軸線Oに対して傾斜する方向に延在していてもよい。
底面3は、角部8において側面2と連なる。底面3は、先端部4から見て、先端面10と反対側に位置する。図3に示されるように、側面2と底面3とは、後端部5に向かって窪んだ段差1を構成する。底面3は、たとえば軸線Oに対して交差するように設けられていてもよい。底面3は、軸線Oに対して垂直な平面Sとほぼ平行であってもよい。段差1は、先端面10および傾斜面20の間にある。
図2に示されるように、先端面10は、たとえば第1面10aと、第2面10bと、第3面10cとを含む。第2面10bは、第1面10aと連なる。第2面10bは、第1面10aに対して傾斜している。第2面10bは、第1面10aから、軸線Oから離れる向きに延在する。第3面10cは、第2面10bと連なる。第3面10cは、第2面10bに対して傾斜している。第3面10cは、第2面10bから、軸線Oから離れる向きに延在する。
第1面10aは、前方第1傾斜面11aと、後方第1傾斜面12aと、前方第1傾斜面11aと後方第1傾斜面12aとの第1境界部19aとを有する。前方第1傾斜面11aは、ドリル100の回転方向において、後方第1傾斜面12aに対して前方に位置する。前方第1傾斜面11aは、第1境界部19aにおいて、後方第1傾斜面12aと連なる。後方第1傾斜面12aは、前方第1傾斜面11aに対して後端部5側に傾斜している。
同様に、第2面10bは、前方第2傾斜面11bと、後方第2傾斜面12bと、前方第2傾斜面11bと後方第2傾斜面12bとの第2境界部19bとを有する。前方第2傾斜面11bは、ドリル100の回転方向において、後方第2傾斜面12bに対して前方に位置する。前方第2傾斜面11bは、第2境界部19bにおいて、後方第2傾斜面12bと連なる。後方第2傾斜面12bは、前方第2傾斜面11bに対して後端部5側に傾斜している。
同様に、第3面10cは、前方第3傾斜面11cと、後方第3傾斜面12cと、前方第3傾斜面11cと後方第3傾斜面12cとの第3境界部19cとを有する。前方第3傾斜面11cは、ドリル100の回転方向において、後方第3傾斜面12cに対して前方に位置する。前方第3傾斜面11cは、第3境界部19cにおいて、後方第3傾斜面12cと連なる。後方第3傾斜面12cは、前方第3傾斜面11cに対して後端部5側に傾斜している。
図2に示されるように、傾斜面20は、第4面20bと、第5面20cとを含む。第4面20bは、底面3と連なる。第4面20bは、底面3に対して後端部5側に傾斜している。第4面20bは、底面3から、軸線Oから離れる向きに延在する。第5面20cは、第4面20bと連なる。第5面20cは、第4面20bに対して後端部5側に傾斜している。第5面20cは、第4面20bから、軸線Oから離れる向きに延在する。
第4面20bは、前方第4傾斜面21bと、後方第4傾斜面22bと、前方第4傾斜面21bと後方第4傾斜面22bとの第4境界部29bとを有する。前方第4傾斜面21bは、ドリル100の回転方向において、後方第4傾斜面22bに対して前方に位置する。前方第4傾斜面21bは、第4境界部29bにおいて、後方第4傾斜面22bと連なる。後方第4傾斜面22bは、前方第4傾斜面21bに対して後端部5側に傾斜している。前方第4傾斜面21bおよび後方第4傾斜面22bは、底面3と連なる。
同様に、第5面20cは、前方第5傾斜面21cと、後方第5傾斜面22cと、前方第5傾斜面21cと後方第5傾斜面22cとの第5境界部29cとを有する。前方第5傾斜面21cは、ドリル100の回転方向において、後方第5傾斜面22cに対して前方に位置する。前方第5傾斜面21cは、第5境界部29cにおいて、後方第5傾斜面22cと連なる。後方第5傾斜面22cは、前方第5傾斜面21cに対して後端部5側に傾斜している。
図2に示されるように、先端面10は、第1すくい面14aと連なる。第1すくい面14aと先端面10との稜線は、第1切れ刃13を構成する。具体的には、前方第1傾斜面11a、前方第2傾斜面11bおよび前方第3傾斜面11cの各々は、第1すくい面14aと連なる。前方第1傾斜面11aと第1すくい面14aとの稜線は、第1切れ刃部13aを構成する。同様に、前方第2傾斜面11bと第1すくい面14aとの稜線は、第2切れ刃部13bを構成する。同様に、前方第3傾斜面11cと第1すくい面14aとの稜線は、第3切れ刃部13cを構成する。第1切れ刃13は、第1切れ刃部13aと、第2切れ刃部13bと、第3切れ刃部13cとを含む。
同様に、傾斜面20は、第2すくい面24aと連なる。第2すくい面24aと傾斜面20との稜線は、第2切れ刃23を構成してもよい。具体的には、前方第4傾斜面21bおよび前方第5傾斜面21cの各々は、第2すくい面24aと連なる。前方第4傾斜面21bと第2すくい面24aとの稜線は、第4切れ刃部23bを構成する。同様に、前方第5傾斜面21cと第2すくい面24aとの稜線は、第5切れ刃部23cを構成する。第2切れ刃23は、第4切れ刃部23bと、第5切れ刃部23cとを含む。底面3は、第2すくい面24aと連なる。しかしながら、底面3と、第2すくい面24aとの稜線は、切れ刃を構成しない。
先端面10は、第1切れ刃13と、第1ヒール部18と、第1外周部16と、先端部4とに囲まれた領域である。先端面10は、第1ヒール部18において第1ヒール面17と連なる。側面2および底面3は、第1ヒール面17と連なっていてもよい。同様に、傾斜面20は、第2切れ刃23と、第2ヒール部28と、第2外周部26と、底面3と第4面20bとの境界7とに囲まれた領域である。傾斜面20は、第2ヒール部28において第2ヒール面27と連なる。側面2および底面3は、第2ヒール面27と連なっていてもよい。
図2に示されるように、先端面10には、第1冷却液供給孔41が設けられていてもよい。第1冷却液供給孔41は、たとえば後方第2傾斜面12bに設けられている。第1冷却液供給孔41は、先端面10および後端部5の双方に開口する。第1冷却液供給孔41の後端部5の開口部から冷却液が導入され、先端面10の開口部から冷却液が放出される。同様に、傾斜面20には、第2冷却液供給孔42が設けられていてもよい。第2冷却液供給孔42は、たとえば後方第4傾斜面21bに設けられている。第2冷却液供給孔42は、傾斜面20および後端部5の双方に開口する。第2冷却液供給孔42の後端部5の開口部から冷却液が導入され、傾斜面20の開口部から冷却液が放出される。
図3に示されるように、先端面10は、たとえば3段構造である。具体的には、先端部4と交差し、かつ軸線Oを含む断面(図3においてハッチングで示す面)に対して垂直な方向から見て(以降、断面視とも称する)、第1面10aは、軸線Oに対して垂直な平面Sに対して傾斜している。断面視において、軸線Oと第1面10aとのなす第1角度θ1は、90°未満である。第1角度θ1は、たとえば75°である。第2面10bは、第1面10aに対して傾斜している。断面視において、軸線Oと第2面10bとのなす第2角度θ2は、第1角度θ1よりも小さい。第2角度θ2は、たとえば65°である。第3面10cは、第2面10bに対して傾斜している。断面視において、軸線Oと第3面10cとのなす第3角度θ3は、第2角度θ2よりも小さい。第3角度θ3は、たとえば45°である。第3面10cは、第1外周端部15において、第1外周面31に連なっている。第1外周面31は、軸線Oとほぼ平行である。
断面視において、第4面20bは、底面3に対して傾斜している。断面視において、軸線Oと第4面20bとのなす第4角度θ4は、第1角度θ1よりも小さい。第4角度θ4は、たとえば65°である。第4角度θ4は、第2角度θ2とほぼ同じである。第5面20cは、第4面20bに対して傾斜している。断面視において、軸線Oと第5面20cとのなす第5角度θ5は、第4角度θ4よりも小さい。第5角度θ5は、たとえば45°である。第5角度θ5は、第3角度θ3とほぼ同じである。第5面20cは、第2外周端部25において、第2外周面32に連なっている。第2外周面32は、軸線Oとほぼ平行である。
図2に示されるように、軸線Oに平行な方向Dから見て、先端部4は、軸線Oよりも外周側に位置する。先端部4は、軸線Oから離間している。具体的には、先端部4の先端4aは、軸線Oから離間している。軸線Oに平行な方向Dから見て、先端部4と軸線Oとの距離aは、たとえば2.5mm以下である。距離aは、好ましくは1.5mm以下であり、より好ましくは0mm以上である。距離aは、0.5mm以上であってもよい。
図2に示されるように、軸線Oに平行な方向Dから見て、先端面10は、軸線Oから最も離れた第1外周端部15を有している。第1外周端部15は、第1外周部16が第3境界部19cと接する点である。軸線Oに平行な方向Dから見て、軸線Oから第1外周端部15までの距離cをドリル半径とした場合、断面(図3参照)において、先端部4と底面3との軸線Oに平行な方向Dにおける距離bは、0.5mm以上ドリル半径の半分以下である。距離bは、好ましくは1.0mm以上であり、より好ましくは0.8mm以上である。
(第1変形例)
次に、第1変形例に係るドリルの構成について説明する。
図4に示されるように、側面2は、軸線Oに交差していてもよい。この場合、段差1を構成する側面2と底面3との境界である角部8は、軸線Oから見て、先端部4と反対側に位置する。軸線Oは、図3に示されるように、底面3に交差していてもよいし、図4に示されるように、側面2に交差していてもよい。言い換えれば、軸線Oは、側面2および底面3のいずれかに交差していることが望ましい。軸線Oは、先端部4と交差していてもよい。
(第2変形例)
次に、第2変形例に係るドリルの構成について説明する。
図5に示されるように、先端面10は、2段構造であってもよい。具体的には、先端面10は、たとえば第1面10aと、第2面10bとにより構成されていてもよい。第2面10bは、第1面10aから見て、軸線Oと反対側に位置している。第1切れ刃13は、第1切れ刃部13aと、第2切れ刃部13bとにより構成されている。第1面10aは、先端部4から外周側に向かって延在している。第2面10bは、第1面10aに連なっている。第2面10bは、第1面10aに対して後端部5側に傾斜している。
断面視において、第1面10aと軸線Oとのなす第1角度θ1は、第4面20bと軸線Oとのなす第4角度θ4とほぼ同じであってもよい。第1角度θ1および第4角度θ4は、たとえば130°以上160°以下である。同様に、断面視において、第2面10bと軸線Oとのなす第2角度θ2は、第5面20cと軸線Oとのなす第5角度θ5とほぼ同じであってもよい。第2角度θ2および第5角度θ5は、たとえば90°以上130°以下である。第1角度θ1は、第2角度θ2より大きい。同様に、第4角度θ4は、第5角度θ5よりも大きい。
(第3変形例)
次に、第3変形例に係るドリルの構成について説明する。
図6に示されるように、先端面10は、1段構造であってもよい。具体的には、先端面10は、たとえば第1面10aのみにより構成されていてもよい。第1切れ刃13は、第1切れ刃部13aのみにより構成されている。第1面10aは、先端部4から外周側に向かって延在している。第3変形例に係るドリル100は、第2切れ刃を有していない。段差1を構成する底面3は、第2外周端部25において第2外周面32に連なっていてもよい。軸線Oと平行な方向Dにおいて、底面3は、第1外周端部15と後端部5との間に位置していてもよい。断面視において、第1面10aと軸線Oとのなす第1角度θ1は、たとえば130°以上160°以下である。
以上のように、本実施形態に係るドリル100は、先端面10および段差1を有していればよく、傾斜面20を有していなくてもよい。言い換えれば、本実施形態に係るドリル100は、先端面10が構成する第1切れ刃13を有していればよく、傾斜面20が有する第2切れ刃23を有していなくてもよい。
次に、本実施形態に係るドリルの作用効果について説明する。
本実施形態に係るドリル100は、先端部4を含む先端面10と、先端部4と連なり、かつ先端部4から後端部5に近づく方向に延在する側面2と、側面2と連なる底面3を有し、側面2と底面3とは、後端部5に向かって窪んだ段差1を構成している。そのため、当該ドリルを用いて被削材50に対して貫通穴開け加工を行う際、被削材50は、実質的に1枚の切れ刃によって切断されるので、切屑51は、細かく粉砕される。結果として、円錐面状の切屑51が発生することを抑制することができる。
また本実施形態に係るドリル100においては、軸線Oに平行な方向から見て、先端部4は、軸線Oよりも外周側に位置する。これにより、軸線Oと平行な方向における切れ刃の長さを低減することができる。結果として、隙間の幅が小さい被削材に対して、貫通穴開け加工を行うことができる。
さらに本実施形態に係るドリル100においては、軸線Oに平行な方向から見て、先端部4と軸線Oとの距離aは、2.5mm以下である。これにより、切れ刃長さを低減することができる。
さらに本実施形態に係るドリル100においては、先端面10と連なる第1すくい面14aをさらに有している。先端面10と第1すくい面14aとの稜線は、第1切れ刃13を構成する。第1切れ刃13によって、被削材50に対して貫通穴開け加工を行うことができる。
さらに本実施形態に係るドリル100においては、底面3と連なり、かつ軸線Oから離れる方向に延在する傾斜面20と、傾斜面20と連なる第2すくい面24aをさらに有している。傾斜面20と第2すくい面24aとの稜線は、第2切れ刃23を構成する。段差1よりも外周側に設けられている第2切れ刃23を用いることで、鋳抜き穴を広げることができる。
さらに本実施形態に係るドリル100においては、軸線Oに平行な方向から見て、先端面10は、軸線Oから最も離れた外周端部15を有していている。軸線Oから外周端部15までの距離をドリル半径とした場合、断面において、先端部4と底面3との軸線Oに平行な方向における距離bは、0.5mm以上ドリル半径の半分以下である。これにより、ドリルの強度を維持しつつ、円錐面状の切屑が発生することを抑制することができる。
さらに本実施形態に係るドリル100においては、先端面10は、第1面10aと連なり、第1面10aに対して傾斜し、かつ軸線Oから離れる向きに延在する第2面10bを含んでいる。先端面10が2段構造になっていることにより、軸線Oと平行な方向における切れ刃の長さをさらに低減することができる。結果として、さらに隙間の幅が小さい被削材に対して、貫通穴開け加工を行うことができる。
さらに本実施形態に係るドリル100においては、先端面10は、第2面10bと連なり、第2面10bに対して傾斜し、かつ軸線Oから離れる向きに延在する第3面10cを含んでいる。先端面10が3段構造になっていることにより、軸線Oと平行な方向における切れ刃の長さをさらに低減することができる。結果として、さらに隙間の幅が小さい被削材に対して、貫通穴開け加工を行うことができる。
(サンプル準備)
まず、実施例に係るドリルと比較例に係るドリルとが準備された。実施例に係るドリル100は、先端面10および傾斜面20を有しており、先端面10と傾斜面20との間に段差1が設けられている。つまり、実施例に係るドリル100は、実質的に1枚刃である。先端面10は2段構造である。先端面10は、先端部4を含む第1面10aと、第1面10aに対して後端部5側に傾斜した第2面10bとを有する(図5参照)。比較例に係るドリルとして、2枚刃を有するドリルが準備された。比較例に係るドリルには、段差1が設けられていない。実施例および比較例に係るドリルの直径は9mmである。
(実験方法)
実験設備として、ホーコス株式会社製の横型マシニングセンタが使用された。被削材として、アルミニウム製ブロックが用いられた。実施例に係るドリルおよび比較例に係るドリルを用いて、アルミニウム製ブロックに対して貫通穴開け加工が行われた。貫通穴開け加工に際し、冷却液供給孔から水溶性の冷却液が供給された。ドリルの周速を128m/分とした。ドリルの送りを0.5mm/回転とした。
(実験結果)
図7は、比較例に係るドリルを用いてアルミニウム製ブロックに対して貫通穴開け加工を行った場合における典型的な切屑51の写真である。切屑51は、円錐面形状を有している。切屑51のサイズは、たとえば7mm程度である。一方、図8は、実施例に係るドリルを用いてアルミニウム製ブロックに対して貫通穴開け加工を行った場合における典型的な切屑51の写真である。図8に示されるように、実施例に係るドリルを用いた場合の切屑51のサイズは、比較例に係るドリルを用いた場合の切屑51のサイズよりも小さい。実施例に係るドリルを用いた場合、切屑51は粉砕されており、切屑51の形状およびサイズも多様である。比較例に係るドリルを用いた場合に見られた円錐面状の切屑51は観察されなかった。つまり、実施例に係るドリルを用いることにより、円錐面状の切屑51が発生することを抑制可能であることが実証された。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 段差
2 側面
3 底面
4 先端部
4a 先端
5 後端部
6 シャンク部
7 境界
8 角部
10 先端面
10a 第1面
10b 第2面
10c 第3面
11a 前方第1傾斜面
11b 前方第2傾斜面
11c 前方第3傾斜面
12a 後方第1傾斜面
12b 後方第2傾斜面
12c 後方第3傾斜面
13,61 第1切れ刃
13a 第1切れ刃部
13b 第2切れ刃部
13c 第3切れ刃部
14 第1溝部
14a 第1すくい面
15 外周端部(第1外周端部)
16 第1外周部
17 第1ヒール面
18 第1ヒール部
19a 第1境界部
19b 第2境界部
19c 第3境界部
20 傾斜面
20b 第4面
20c 第5面
21b 前方第4傾斜面
21c 前方第5傾斜面
22b 後方第4傾斜面
22c 後方第5傾斜面
23,62 第2切れ刃
23b 第4切れ刃部
23c 第5切れ刃部
24 第2溝部
24a 第2すくい面
25 第2外周端部
26 第2外周部
27 第2ヒール面
28 第2ヒール部
29b 第4境界部
29c 第5境界部
31 第1外周面
32 第2外周面
41 第1冷却液供給孔
42 第2冷却液供給孔
50 被削材
51 切屑
52 隙間
100 ドリル
D 方向
O 軸線
S 平面
a,b,c 距離
d 幅

Claims (8)

  1. 軸線の周りに回転可能に構成され、かつ前記軸線に平行な方向における先端部と、前記先端部と反対側の後端部とを有するドリルであって、
    前記先端部を含み、かつ前記軸線から離れる方向に延在する先端面と、
    前記先端部と連なり、かつ前記先端部から前記後端部に近づく方向に延在する側面と、
    前記先端部から見て、前記先端面と反対側に位置し、かつ前記側面と連なる底面とを備え、
    前記側面と前記底面とは、前記後端部に向かって窪んだ段差を構成し、
    前記先端部と交差し、かつ前記軸線を含む断面に対して垂直な方向から見て、前記先端面は前記軸線に対して垂直な平面に対して傾斜する第1面を含む、ドリル。
  2. 前記軸線に平行な方向から見て、前記先端部は、前記軸線よりも外周側に位置する、請求項1に記載のドリル。
  3. 前記軸線に平行な方向から見て、前記先端部と前記軸線との距離は、2.5mm以下である、請求項2に記載のドリル。
  4. 前記先端面と連なる第1すくい面をさらに備え、
    前記先端面と前記第1すくい面との稜線は、第1切れ刃を構成する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のドリル。
  5. 前記底面と連なり、かつ前記軸線から離れる方向に延在する傾斜面と、
    前記傾斜面と連なる第2すくい面をさらに備え、
    前記傾斜面と前記第2すくい面との稜線は、第2切れ刃を構成する、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のドリル。
  6. 前記軸線に平行な方向から見て、前記先端面は、前記軸線から最も離れた外周端部を有し、
    前記軸線から前記外周端部までの距離をドリル半径とした場合、
    前記断面において、前記先端部と前記底面との前記軸線に平行な方向における距離は、0.5mm以上前記ドリル半径の半分以下である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のドリル。
  7. 前記先端面は、前記第1面と連なり、前記第1面に対して傾斜し、かつ前記軸線から離れる向きに延在する第2面を含む、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のドリル。
  8. 前記先端面は、前記第2面と連なり、前記第2面に対して傾斜し、かつ前記軸線から離れる向きに延在する第3面を含む、請求項7に記載のドリル。
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