JP2018113826A - モータ駆動制御装置 - Google Patents

モータ駆動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018113826A
JP2018113826A JP2017004375A JP2017004375A JP2018113826A JP 2018113826 A JP2018113826 A JP 2018113826A JP 2017004375 A JP2017004375 A JP 2017004375A JP 2017004375 A JP2017004375 A JP 2017004375A JP 2018113826 A JP2018113826 A JP 2018113826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
energization
period
drive control
switching element
magnitude
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017004375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6576371B2 (ja
Inventor
進士 戸塚
Shinji Totsuka
進士 戸塚
弥 野上田
Wataru Nogamida
弥 野上田
聡 畑原
Satoshi Hatahara
聡 畑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MinebeaMitsumi Inc
Original Assignee
MinebeaMitsumi Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MinebeaMitsumi Inc filed Critical MinebeaMitsumi Inc
Priority to JP2017004375A priority Critical patent/JP6576371B2/ja
Priority to US15/817,647 priority patent/US10425022B2/en
Publication of JP2018113826A publication Critical patent/JP2018113826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6576371B2 publication Critical patent/JP6576371B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/10Arrangements for controlling torque ripple, e.g. providing reduced torque ripple
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
    • H02P27/06Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters
    • H02P27/08Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using dc to ac converters or inverters with pulse width modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

【課題】電源電流に発生する歪みを低減すること。
【解決手段】3相コイルを有するモータ60を駆動するモータ駆動部40と、所定の幅の通電期間に各コイルが通電されるようにモータ駆動部40を制御する制御部20とを備え、モータ駆動部40は、ハイサイドスイッチング素子とローサイドスイッチング素子と含むスイッチング回路50U,50V,50Wを各コイルに対して有し、制御部20は、スイッチング回路50U,50V,50Wのそれぞれにおいて、一方のスイッチング素子をオフ状態に制御しているとき他方のスイッチング素子を通電期間にオン状態に制御し、他方のスイッチング素子をオフ状態に制御しているとき一方のスイッチング素子を通電期間にオン状態とオフ状態とに交互に制御し、3相コイルのうち相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間、相隣るコイルの通電の大きさが変化するように一方のスイッチング素子を制御する、モータ駆動制御装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータ駆動制御装置に関する。
従来、モータ駆動時のトルクリップルが低減されるように、モータを駆動するモータ駆動装置を開示する文献がある(例えば、特許文献1)。
特許文献1のモータ駆動装置は、3相の駆動コイルを有するモータと、各相コイルに対して電気角150度幅の通電を行う広角通電器と、広角通電器が各相コイルに対して行う通電の大きさを制御する通電量制御器とを備える。広角通電器は、各相コイルのうち相隣る相コイルが同じ通電状態になる重なり期間を検出し得るものである。通電量制御器は、重なり期間での相コイルへの通電の大きさを第1の一定値とし、重なり期間以外の期間での通電の大きさを第2の一定値としている。
特開2002−354887号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、電源電流に歪みが発生しやすい。電源電流に発生する歪みが大きくなると、例えば、モータの振動や音が大きくなるおそれがある。
そこで、本開示の一態様は、電源電流に発生する歪みを低減できる、モータ駆動制御装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様では、
3相コイルを有するモータを駆動するモータ駆動部と、
電気角で120°よりも大きく180°よりも小さな幅の通電期間に前記3相コイルの各コイルが通電されるように前記モータ駆動部を制御する制御部とを備え、
前記モータ駆動部は、
電源の正極側に接続されるハイサイドスイッチング素子と前記電源の負極側に接続されるローサイドスイッチング素子と含むスイッチング回路を前記各コイルに対して有するインバータを備え、
前記制御部は、
前記スイッチング回路のそれぞれにおいて、一方のスイッチング素子をオフ状態に制御しているとき他方のスイッチング素子を前記通電期間にオン状態に制御し、前記他方のスイッチング素子をオフ状態に制御しているとき前記一方のスイッチング素子を前記通電期間にオン状態とオフ状態とに交互に制御するとともに、
前記3相コイルのうち相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間に、前記相隣るコイルの通電の大きさが直線状又は曲線状に変化するように前記一方のスイッチング素子を制御する、モータ駆動制御装置が提供される。
本開示の一態様によれば、電源電流に発生する歪みを低減することができる。
モータ駆動制御装置を備えたモータ制御システムの構成の一例を示す図である。 駆動タイミングの一例を示すチャート図である。 駆動制御信号の各波形の一例を示す図である。 制御部の構成の一例を示す図である。 重なり期間で正弦波曲線状に変化する駆動制御信号の通電波形の一例を示す図である。 従来技術と本実施形態との電源電流の違いを示す図である。 駆動制御信号の通電波形バリエーションを説明するための図である。 重なり期間で正弦波曲線状に変化する駆動制御信号の通電波形の一例を示す図である。
以下、一実施形態に係るモータ駆動装置について説明する。
図1は、モータ駆動制御装置を備えたモータ制御システムの構成の一例を示す図である。図1に示されるモータ制御システム100は、モータ60の回転動作を制御するシステムの一例である。モータ制御システム100は、モータ60と、モータ駆動制御装置1とを備えている。
モータ60は、複数のコイルを有する。モータ60は、例えば、U相コイル61とV相コイル62とW相コイル63とを有する3相のブラシレスモータである。U相コイル61とV相コイル62とW相コイル63とは、中性点64で互いに接続されている。U相コイル61とV相コイル62とW相コイル63は、3相コイルの一例である。
モータ駆動制御装置1は、モータ60を駆動する。モータ駆動制御装置1は、制御部20と、モータ駆動部40とを備える。
制御部20は、3相コイルを有するモータを駆動するモータ駆動部を制御する制御部の一例である。制御部20は、モータ60のロータの位相に応じて複数の位相検出素子11,12,13のそれぞれから出力される位相信号に基づいて、駆動制御信号SUH,SVH,SWH,SUL,SVL,SWLを生成する。制御部20の具体例として、CPU(Central Processing Unit)を備えたマイクロコンピュータが挙げられる。
位相検出素子11,12,13は、モータ60のロータの周りに等間隔で配置され、例えば、モータ60のロータの位相を検出するホール素子である。位相検出素子11,12,13は、それぞれ、ロータの駆動用主磁界を検出することで、各相のコイル61,62,63に対するロータの回転位置(回転位相)に対応する位相信号を出力する。
モータ駆動部40は、制御部20によって生成された駆動制御信号SUH,SVH,SWH,SUL,SVL,SWLに従って、モータ60を駆動する。モータ駆動部40は、インバータ駆動部30と、インバータ50とを備える。
インバータ駆動部30は、駆動制御信号SUH,SVH,SWH,SUL,SVL,SWLに従って、インバータ50に対して出力する複数の駆動信号UH,VH,WH,UL,VL,WLを生成する。インバータ駆動部30は、生成した複数の駆動信号UH,VH,WH,UL,VL,WLによってインバータ50を駆動する。インバータ駆動部30は、正弦波状の交流の駆動電流がモータ60の各相のコイル61,62,63に流れるように、インバータ50を動作させる複数の駆動信号UH,VH,WH,UL,VL,WLを生成する。
インバータ駆動部30は、駆動回路31〜36を有する。駆動回路31は、駆動制御信号SUHに従って、トランジスタ51を駆動する駆動信号UHを出力する。駆動回路33は、駆動制御信号SVHに従って、トランジスタ53を駆動する駆動信号VHを出力する。駆動回路35は、駆動制御信号SWHに従って、トランジスタ55を駆動する駆動信号WHを出力する。駆動回路32は、駆動制御信号SULに従って、トランジスタ52を駆動する駆動信号ULを出力する。駆動回路34は、駆動制御信号SVLに従って、トランジスタ54を駆動する駆動信号VLを出力する。駆動回路36は、駆動制御信号SWLに従って、トランジスタ56を駆動する駆動信号WLを出力する。
インバータ50は、複数の駆動信号UH,VH,WH,UL,VL,WLに従って、モータ60の各相のコイル61,62,63に駆動電流を流すことによって、モータ60のロータを回転させる。
インバータ50は、トランジスタ51〜56を有する。トランジスタ51,53,55は、それぞれ、直流電源の正極57側に接続されるハイサイドスイッチング素子の一例である。トランジスタ52,54,56は、それぞれ、その直流電源の負極58側(具体的には、グランド側)に接続されるローサイドスイッチング素子の一例である。トランジスタ51〜56は、それぞれ、駆動信号UH,UL,VH,VL,WH,WLに従ってオン又はオフとなる。トランジスタの具体例として、電界効果トランジスタ(FET)が挙げられ、この場合、トランジスタ51,53,55は、Pチャネル型のFETであり、トランジスタ52,54,56は、Nチャネル型のFETである。
インバータ50は、ハイサイドスイッチング素子とローサイドスイッチング素子とを含むスイッチング回路を各相のコイル61,62,63に対して有する。U相コイル61に対して設けられたスイッチング回路50Uは、トランジスタ51とトランジスタ52とを含む。V相コイル62に対して設けられたスイッチング回路50Vは、トランジスタ53とトランジスタ54とを含む。W相コイル63に対して設けられたスイッチング回路50Wは、トランジスタ55とトランジスタ56とを含む。
トランジスタ51とトランジスタ52との接続点は、U相コイル61の一端に接続される。トランジスタ53とトランジスタ54との接続点は、V相コイル62の一端に接続される。トランジスタ55とトランジスタ56との接続点は、W相コイル63の一端に接続される。U相コイル61とV相コイル62とW相コイル63とのそれぞれの他端は、中性点64で互いに接続されている。
図2は、駆動タイミングの一例を示すチャート図である。図2は、電気角で150°幅の通電期間に各相のコイル61,62,63が通電されるように制御部20がモータ駆動部40を制御する一例を示す。
図2のように、制御部20は、スイッチング回路50U,50V,50Wのそれぞれにおいて、トランジスタ52,54,56をオフ状態に制御しているときトランジスタ51,53,55を150°幅の通電期間にオン状態に制御する。具体的には、制御部20は、ローサイドのトランジスタ52をオフ状態に固定する駆動制御信号SULを出力している期間内において、ハイサイドのトランジスタ51を150°幅の通電期間にオン状態に固定する駆動制御信号SUHを出力する。V相のスイッチング回路50V内のトランジスタ53,54の制御、及び、W相のスイッチング回路50W内のトランジスタ55,56の制御についても同様である。
また、図2のように、制御部20は、スイッチング回路50U,50V,50Wのそれぞれにおいて、トランジスタ51,53,55をオフ状態に制御しているときトランジスタ52,54,56を150°幅の通電期間にオン状態とオフ状態とに交互に制御する。具体的には、制御部20は、ハイサイドのトランジスタ51をオフ状態に固定する駆動制御信号SUHを出力している期間内において、ローサイドのトランジスタ52を150°幅の通電期間にパルス幅変調(PWM)駆動する駆動制御信号SULを出力する。V相のスイッチング回路50V内のトランジスタ53,54の制御、及び、W相のスイッチング回路50W内のトランジスタ55,56の制御についても同様である。
また、制御部20は、各相のコイル61,62,63のうち相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間A,B,Cに、当該相隣るコイルの通電の大きさが直線状又は曲線状に変化するように、ローサイドのトランジスタ52,54,56を制御する。例えば、制御部20は、トランジスタ52,54,56を制御する駆動制御信号SUL,SVL,SWLの重なり期間A,B,Cでの波形を直線状又は曲線状に変化させる。これにより、重なり期間A,B,Cにおいて、相隣るコイルの通電の大きさが直線状又は曲線状に変化する。
相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間とは、相隣るコイルが共に正方向通電になる期間、又は、相隣るコイルが共に負方向通電になる期間を表す。図2に示される重なり期間Aは、相隣るコイルであるコイル61,63が同じ通電状態になる期間を表す。図2に示される重なり期間Bは、相隣るコイルであるコイル62,63が同じ通電状態になる期間を表す。図2に示される重なり期間Cは、相隣るコイルであるコイル61,62が同じ通電状態になる期間を表す。
図3は、駆動制御信号SUH,SVH,SWH,SUL,SVL,SWLの各波形の一例を示す図である。
制御部20は、150°幅の各通電期間でハイサイドのトランジスタ51,53,55をオン状態に固定するとき、駆動制御信号SUH,SVH,SWHの各波形を図3の左図に示されるような波形に制御する。これにより、ハイサイドのトランジスタ51,53,55には、一定電圧の駆動信号UH,VH,WHが駆動回路31,33,35から供給される。
一方、制御部20は、150°幅の各PWM駆動期間でローサイドのトランジスタ52,54,56をオン状態とオフ状態とに交互に制御するとき、駆動制御信号SUL,SVL,SWLの各波形を図3の右図に示されるような波形に制御する。これにより、ローサイドのトランジスタ52,54,56には、パルス幅変調された駆動信号UL,VL,WLが駆動回路32,34,36から供給される。図3の右図は、重なり期間A,B,Cに、相隣るコイルの通電の大きさを曲線状に変化させる波形の一例を示す。
このように、本実施形態によれば、各相のコイル61,62,63のうち相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間A,B,Cに、制御部20は、相隣るコイルの通電の大きさを直線状又は曲線状に変化させることができる。これにより、相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間での通電の大きさが一定値に固定される従来例に比べて、電源電流に発生する歪みや電源電流のリップルを低減することができる。
なお、制御部20は、重なり期間A,B,Cのうち少なくとも一つの重なり期間に、相隣るコイルの通電の大きさを直線状又は曲線状に変化させても、電源電流に発生する歪みや電源電流のリップルを低減できる。
次に、制御部20の詳細な構成について説明する。
図4は、制御部の構成の一例を示す図である。図4に示される制御部20は、位相検出部21、アドレスステップ算出部22、アドレス算出部23、波形テーブル記憶部24、駆動制御信号生成部25及び回転数算出部26を有する。位相検出部21、アドレスステップ算出部22、アドレス算出部23、駆動制御信号生成部25及び回転数算出部26の一部又は全部の処理機能は、メモリに格納されたプログラムをCPUが実行することにより実現される。あるいは、それらの一部又は全部は、ハードウェア回路によって実現されてもよい。
位相検出部21は、モータ60のロータの位相に応じて複数の位相検出素子11,12,13のそれぞれから出力される位相信号に基づいて、複数の位相検出信号パターンHu,Hv,Hw(図2参照)を生成する。位相検出部21は、例えば、複数の位相検出素子11,12,13のそれぞれから出力される位相信号が入力される比較部を有する。位相検出部21は、各位相信号を比較部により波形整形することによって、電気角で位相が互いに120°異なる複数の位相検出信号パターンHu,Hv,Hwを生成する。
図2において、位相検出信号パターンHu,Hv,Hwは、電気角で位相が互いに120°異なる。「H」は、ハイレベルを表し、「L」は、ローレベルを表す。
図4に示される位相検出部21は、電気角で150°の幅の通電期間に各相のコイル61,62,63の通電を制御できるように、複数の位相検出信号パターンHu,Hv,Hwのうち少なくとも一の位相検出信号パターンの一周期を15°刻みで内挿処理する。なお、一周期の分割数は必ずしも15°刻みである必要はなく、さらに細分化されてもよい(例えば、10°刻み等)。
位相検出部21は、複数の位相検出信号パターンHu,Hv,Hwのうち少なくとも一の位相検出信号パターンのエッジ(ハイレベルからローレベルへのエッジ、又はローレベルからハイレベルへのエッジ)を検出する。位相検出部21は、検出したエッジを基準に、波形テーブル記憶部24の開始アドレスを決定する。
アドレスステップ算出部22は、複数の位相検出信号パターンHu,Hv,Hwのうち少なくとも一の位相検出信号パターンの周期に基づいて、波形テーブル記憶部24のアドレスのステップ数を決定する。
アドレス算出部23は、位相検出部21によって決定された開始アドレスから順番に、アドレスステップ算出部22によって算出されたステップ数毎のアドレスを導出する。
波形テーブル記憶部24には、複数の駆動制御信号SUH,SVH,SWH,SUL,SVL,SWLの各波形を決める波形データが予め格納されている。
図3は、波形テーブル記憶部に格納されている波形データの一例を示す図である。図3の左図は、ハイサイドのトランジスタ51,53,55を駆動するための駆動制御信号SUH,SVH,SWHの各波形を決める波形データの一例である。図3の右図は、ローサイドのトランジスタ52,54,56を駆動するための駆動制御信号SUL,SVL,SWLの各波形を決める波形データの一例である。
図3の左図は、電気角360°の幅を駆動制御信号SUH,SVH,SWHの一周期とすると、アドレス0からアドレス768までの波形データのうち、アドレス0からアドレス384までの波形データ部分を示す。アドレスaからアドレスbまでの各アドレスには、正の一定値が格納されている。アドレス0からアドレス(a−1)までの各アドレスと、アドレス(b+1)からアドレス384までの各アドレスには、当該一定値よりも小さな非負の値(例えば、零)が格納されている。
図3の右図は、電気角360°の幅を駆動制御信号SUL,SVL,SWLの一周期とすると、アドレス0からアドレス768までの波形データのうち、アドレス384からアドレス768までの波形データ部分を示す。アドレスcからアドレスhまでの各アドレスには、正の値が格納されている。アドレス384からアドレス(c−1)までの各アドレスと、アドレス(h+1)からアドレス768までの各アドレスには、当該正の値よりも小さな非負の値(例えば、零)が格納されている。アドレスcからアドレスdまでの各アドレスには、アドレスが大きいほど大きな正の値が格納されている。アドレスgからアドレスhまでの各アドレスには、アドレスが大きいほど小さな正の値が格納されている。アドレスdからアドレスeまで及びアドレスfからアドレスgまでの各アドレスには、正の一定値が格納されている。アドレスeからアドレスiまで各アドレスには、アドレスが大きいほど小さな正の値が格納されている。アドレスiからアドレスfまで各アドレスには、アドレスが大きいほど大きな正の値が格納されている。アドレスiは、アドレスeとアドレスfとの間の中央アドレスである。
図4において、駆動制御信号生成部25は、アドレス算出部23により算出された各アドレスに格納された複数の波形データを波形テーブル記憶部24から読み出す。駆動制御信号生成部25は、波形テーブル記憶部24から読み出した複数の波形データにより決まる波形になるように、複数の駆動制御信号SUH,SVH,SWH,SUL,SVL,SWLをそれぞれ生成する。
駆動制御信号生成部25は、デューティ比算出部25aと、ハイサイド制御部25bと、ローサイド制御部25cとを有する。
ハイサイド制御部25bは、ハイサイドの駆動制御信号SUH,SVH,SWHの各波形を決める波形データを波形テーブル記憶部24から読み出すことによって、駆動制御信号SUH,SVH,SWHをそれぞれ生成する。ハイサイド制御部25bは、150°幅の通電期間に、ハイサイドのトランジスタ51,53,55をオン状態に固定する駆動制御信号SUH,SVH,SWHを出力する。
ローサイド制御部25cは、ローサイドの駆動制御信号SUL,SVL,SWLの各波形を決める波形データを波形テーブル記憶部24から読み出すことによって、駆動制御信号SUL,SVL,SWLをそれぞれ生成する。ローサイド制御部25cは、150°幅の通電期間に、デューティ比算出部25aによって算出されたデューティ比でローサイドのトランジスタ52,54,56をPWM駆動させる駆動制御信号SUL,SVL,SWLを出力する。
デューティ比算出部25aは、回転数算出部26によって算出されたモータ60のロータの回転数と、外部からの速度指令で指令された指令回転数との差が零になるように、ローサイドのトランジスタ52,54,56をPWM駆動する際のデューティ比を算出する。
回転数算出部26は、位相検出部21により生成された複数の位相検出信号パターンHu,Hv,Hwの周期に基づいて、モータ60のロータの回転数(単位時間当たりのロータ回転数)を算出する。
図5は、重なり期間A,B,Cで正弦波曲線状に変化する駆動制御信号の通電波形の一例を示す図である。
制御部20は、通電期間のうち通電始期の重なり期間Aに、相隣るコイルの通電の大きさを正弦波曲線状に上昇させ、通電期間のうち通電終期の重なり期間Cに、相隣るコイルの通電の大きさを正弦波曲線状に減少させる。また、制御部20は、通電期間のうち通電中期の重なり期間Bに、相隣るコイルの通電の大きさを窪み形状に変化させる。以下、具体的に説明する。
制御部20は、150°幅の通電期間のうち通電始期の重なり期間A(図5の場合、電気角で30°幅の期間)に、sin(0)からsin(π/2)までの正弦波曲線状に上昇するローサイドの駆動制御信号SUL,SVL,SWLを生成する。これにより、重なり期間Aで相隣るコイルの通電の大きさが、sin(0)からsin(π/2)までの正弦波曲線状に上昇するので、電源電流に発生する歪みを低減することができる。
制御部20は、150°幅の通電期間のうち通電終期の重なり期間C(図5の場合、電気角で30°幅の期間)に、sin(π/2)からsin(π)までの正弦波曲線状に減少するローサイドの駆動制御信号SUL,SVL,SWLを生成する。これにより、重なり期間Cで相隣るコイルの通電の大きさが、sin(π/2)からsin(π)までの正弦波曲線状に減少するので、電源電流に発生する歪みを低減することができる。
制御部20は、150°幅の通電期間のうち通電中期の重なり期間B(図5の場合、電気角で30°幅の期間)に、sin(π)からsin(2π)までの正弦波曲線状に減少するローサイドの駆動制御信号SUL,SVL,SWLを生成する。これにより、重なり期間Bで相隣るコイルの通電の大きさが、窪み形状(具体的には、sin(π)からsin(2π)までの正弦波曲線状)に変化するので、電源電流に発生する歪みを低減することができる。
図6は、従来技術と本実施形態との電源電流の違いを示す図である。図6に示される従来技術は、相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間での通電の大きさが一定値に固定される一例を示す。図6に示される本実施形態は、相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間での通電の大きさが正弦波曲線状に変化する一例を示す。
Ch1は、駆動信号UHの電圧波形を示す。Ch2は、駆動信号ULの電圧波形を示す。Ch4は、電源電圧VDDの電源の正極57(図1参照)からインバータ50へ流れ出る電源電流の波形を示す。
図6に示されるように、本実施形態によれば、モータ60の回転数が3800min−1でも7600min−1でも、従来技術に比べて、電源電流のピーク部分に発生する歪みを低減することが可能である。これにより、モータ60の振動や音を小さくすることができる。
図7は、駆動制御信号の通電波形バリエーションを説明するための図である。
通電始期の重なり期間Aでは、制御部20は、PWM信号である駆動制御信号SUL,SVL,SWLの電圧を直線状又は曲線状(好ましくは、正弦波曲線状に)に上昇させる。これにより、電源電流に発生する歪みを低減することができる。制御部20は、例えば、重なり期間Aで、駆動制御信号SUL,SVL,SWLの電圧を、当該駆動制御信号の最大値まで上昇させる。また、駆動制御信号SUL,SVL,SWLの電圧が直線状又は曲線状に上昇する期間の終点が重なり期間Aと重なり期間Bとの間に位置してもよい。
通電終期の重なり期間Cでは、制御部20は、PWM信号である駆動制御信号SUL,SVL,SWLの電圧を直線状又は曲線状(好ましくは、正弦波曲線状に)に減少させる。これにより、電源電流に発生する歪みを低減することができる。制御部20は、例えば、重なり期間Cで、駆動制御信号SUL,SVL,SWLの電圧を、当該駆動制御信号の最大値から減少させる。また、駆動制御信号SUL,SVL,SWLの電圧が直線状又は曲線状に減少する期間の始点が重なり期間Bと重なり期間Cとの間に位置してもよい。
図7において、H1は、150°幅の通電期間での駆動制御信号SUL,SVL,SWLの大きさ(具体的には、電圧)の最大値を表す。H2は、150°幅の通電期間のうち通電始期の重なり期間Aの始点又は150°幅の通電期間のうち通電終期の重なり期間Cの終点での駆動制御信号SUL,SVL,SWLの大きさ(具体的には、電圧)を表す。(H2/H1)が0.5以上0.8以下(好ましくは、0.6以上0.7以下)である駆動制御信号SUL,SVL,SWLを制御部20が出力することにより、電源電流のピーク部分に発生する歪みを低減することが可能である。(H2/H1)が0.5未満であると、150°幅の通電期間での電源電流の落ち込みが大きくなり、電源電流のリップルが大きくなる。(H2/H1)が0.8を超えると、150°幅の通電期間での電源電流の跳ね上がりが大きくなり、電源電流のリップルが大きくなる。
通電中期の重なり期間Bでは、制御部20は、駆動制御信号SUL,SVL,SWLの電圧を直線状又は曲線状に減少させてから直線状又は曲線状に上昇させる。例えば、制御部20は、駆動制御信号SUL,SVL,SWLの大きさを窪み形状(例えば、台形状、正弦波曲線状)に変化させる。これにより、電源電流に発生する歪みを低減することができる。なお、重なり期間Bでの駆動制御信号SUL,SVL,SWLの大きさの最低値H3は、重なり期間Bの中点に位置してもよいし、当該中点からずれていてもよい。
また、最低値H3は、重なり期間Aの始点又は重なり期間Cの終点での駆動制御信号SUL,SVL,SWLの大きさH2よりも大きいことが、電源電流に発生する歪みを低減する点で好ましい。また、(H3/H1)がH2以上0.9以下である駆動制御信号SUL,SVL,SWLを制御部20が出力することにより、電源電流のピーク部分に発生する歪みを低減することが可能である。(H3/H1)がH2未満であると、150°幅の通電期間での電源電流の落ち込みが大きくなり、電源電流のリップルが大きくなる。(H3/H1)が0.9を超えると、150°幅の通電期間での電源電流の跳ね上がりが大きくなり、電源電流のリップルが大きくなる。
図8は、重なり期間で正弦波曲線状に変化する駆動制御信号の通電波形の一例を示す図である。重なり期間A,Cについては、図5と同様である。
制御部20は、通電中期の重なり期間Bよりも広い期間(特に、電気角で30°よりも大きく60°よりも小さい幅の期間)、sin(π/2)からsin(5π/2)までの正弦波曲線状に変化するローサイドの駆動制御信号SUL,SVL,SWLを生成する。これにより、重なり期間Bよりも広い期間で相隣るコイルの通電の大きさが、窪み形状(具体的には、sin(π/2)からsin(5π/2)までの正弦波曲線状)に変化するので、電源電流に発生する歪みを低減することができる。また、相隣るコイルの通電の大きさを窪み形状に変化させるのを、重なり期間Bよりも早く開始させ、重なり期間Bの経過後に終了させることができるので、電源電流に発生する歪みや電源電流のリップルを低減する度合いを高めることができる。図8には、電気角で40°幅の期間、sin(π/2)からsin(5π/2)までの正弦波曲線状に変化するローサイドの駆動制御信号SUL,SVL,SWLが例示されている。
このように、本実施形態によれば、各相のコイル61,62,63のうち相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間にわたって、制御部20は、相隣るコイルの通電の大きさを直線状又は曲線状の任意の形状に沿って変化させることができる。このため、電源電流のリップルを最大限に抑制することが可能となる。
また、重なり期間での通電の大きさが一定値に固定される従来例では、PWM信号の大きさがデジタル的に変化する。これに対し、本実施形態によれば、駆動制御信号SUH,SVH,SWH,SUL,SVL,SWLの大きさをリニアに変化させることができるので、より効果的に電源電流のリップルを低減することができる。
また、電源電流のリップルの低減により、結果的に、モータ駆動時のトルクリップルを少なくすることができ、低振動、低騒音化が可能となる。
以上、モータ駆動制御装置を実施形態により説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、制御部20は、スイッチング回路50U,50V,50Wのそれぞれにおいて、トランジスタ51,53,55をオフ状態に制御しているときトランジスタ52,54,56を150°幅の通電期間にオン状態に制御してもよい。具体的には、制御部20は、ハイサイドのトランジスタ51をオフ状態に固定する駆動制御信号SUHを出力している期間内において、ローサイドのトランジスタ52を150°幅の通電期間にオン状態に固定する駆動制御信号SULを出力する。V相のスイッチング回路50V内のトランジスタ53,54の制御、及び、W相のスイッチング回路50W内のトランジスタ55,56の制御についても同様である。
この場合、制御部20は、スイッチング回路50U,50V,50Wのそれぞれにおいて、トランジスタ52,54,56をオフ状態に制御しているときトランジスタ51,53,55を150°幅の通電期間にオン状態とオフ状態とに交互に制御する。具体的には、制御部20は、ローサイドのトランジスタ52をオフ状態に固定する駆動制御信号SULを出力している期間内において、ハイサイドのトランジスタ51を150°幅の通電期間にパルス幅変調(PWM)駆動する駆動制御信号SUHを出力する。V相のスイッチング回路50V内のトランジスタ53,54の制御、及び、W相のスイッチング回路50W内のトランジスタ55,56の制御についても同様である。
この場合、制御部20は、各相のコイル61,62,63のうち相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間A,B,Cに、当該相隣るコイルの通電の大きさが直線状又は曲線状に変化するように、ハイサイドのトランジスタ51,53,55を制御する。例えば、制御部20は、トランジスタ51,53,55を制御する駆動制御信号SUH,SVH,SWHの重なり期間A,B,Cでの波形を直線状又は曲線状に変化させる。これにより、重なり期間A,B,Cにおいて、相隣るコイルの通電の大きさが直線状又は曲線状に変化する。
このように、ハイサイドとローサイドとの動きが図2に示される場合に対して逆の場合でも、電源電流に発生する歪みやリップルを低減することができる。
また、上述の説明では、制御部20は、電気角で150°幅の通電期間に各相のコイル61,62,63が通電されるようにモータ駆動部40を制御する。しかしながら、制御部20は、電気角で120°よりも大きく180°よりも小さな幅の通電期間に各相のコイル61,62,63が通電されるようにモータ駆動部40を制御するものでもよい。この場合でも、電源電流に発生する歪みやリップルを低減することができる。
また、モータは、ブラシレスモータに限られず、例えば、ステッピングモータ等の他の種類のモータでもよい。また、スイッチング素子は、電界効果トランジスタに限られず、例えば、バイポーラトランジスタ等の他の種類のスイッチング素子でもよい。
1 モータ駆動制御装置
11〜13 位相検出素子
20 制御部
21 位相検出部
30 インバータ駆動部
40 モータ駆動部
50 インバータ
50U,50V,50W スイッチング回路
51,53,55 トランジスタ(ハイサイドスイッチング素子の一例)
52,54,56 トランジスタ(ローサイドスイッチング素子の一例)
60 モータ
61 U相コイル
62 V相コイル
63 W相コイル
100 モータ制御システム

Claims (11)

  1. 3相コイルを有するモータを駆動するモータ駆動部と、
    電気角で120°よりも大きく180°よりも小さな幅の通電期間に前記3相コイルの各コイルが通電されるように前記モータ駆動部を制御する制御部とを備え、
    前記モータ駆動部は、
    電源の正極側に接続されるハイサイドスイッチング素子と前記電源の負極側に接続されるローサイドスイッチング素子と含むスイッチング回路を前記各コイルに対して有するインバータを備え、
    前記制御部は、
    前記スイッチング回路のそれぞれにおいて、一方のスイッチング素子をオフ状態に制御しているとき他方のスイッチング素子を前記通電期間にオン状態に制御し、前記他方のスイッチング素子をオフ状態に制御しているとき前記一方のスイッチング素子を前記通電期間にオン状態とオフ状態とに交互に制御するとともに、
    前記3相コイルのうち相隣るコイルが同じ通電状態になる重なり期間に、前記相隣るコイルの通電の大きさが直線状又は曲線状に変化するように前記一方のスイッチング素子を制御する、モータ駆動制御装置。
  2. 前記一方のスイッチング素子は、前記ローサイドスイッチング素子であり、前記他方のスイッチング素子は、前記ハイサイドスイッチング素子である、請求項1に記載のモータ駆動制御装置。
  3. 前記制御部は、前記通電期間のうち通電始期の前記重なり期間に、前記相隣るコイルの通電の大きさを正弦波曲線状に上昇させ、前記通電期間のうち通電終期の前記重なり期間に、前記相隣るコイルの通電の大きさを正弦波曲線状に減少させる、請求項1又は2に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 前記制御部は、前記通電期間のうち通電中期の前記重なり期間に、前記相隣るコイルの通電の大きさを窪み形状に変化させる、請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記制御部は、前記通電中期の前記重なり期間、前記相隣るコイルの通電の大きさをsin(π)からsin(2π)までの正弦波曲線状に変化させる、請求項4に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 前記制御部は、前記通電中期の前記重なり期間よりも広い期間、前記相隣るコイルの通電の大きさを窪み形状に変化させる、請求項4に記載のモータ駆動制御装置。
  7. 前記制御部は、前記広い期間、前記相隣るコイルの通電の大きさをsin(π/2)からsin(5π/2)までの正弦波曲線を少なくとも含む正弦波曲線状に変化させる、請求項6に記載のモータ駆動制御装置。
  8. 前記広い期間の幅は、電気角で30°よりも大きく60°よりも小さい、請求項6又は7に記載のモータ駆動制御装置。
  9. 前記制御部は、前記一方のスイッチング素子を制御する駆動制御信号を出力し、
    前記通電期間での前記駆動制御信号の大きさの最大値をH1とし、前記通電期間のうち通電始期の前記重なり期間の始点又は前記通電期間のうち通電終期の前記重なり期間の終点での前記駆動制御信号の大きさをH2とするとき、
    (H2/H1)は、0.5以上0.8以下である、請求項1から8のいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  10. 前記制御部は、前記一方のスイッチング素子を制御する駆動制御信号を出力し、
    前記通電期間での前記駆動制御信号の大きさの最大値をH1とし、前記通電期間のうち通電始期の前記重なり期間の始点又は前記通電期間のうち通電終期の前記重なり期間の終点での前記駆動制御信号の大きさをH2とし、前記通電期間のうち通電中期の前記重なり期間での前記駆動制御信号の大きさの最低値をH3とするとき、
    (H3/H1)は、H2以上0.9以下である、請求項1から9のいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  11. 前記通電期間の幅は、電気角で150°であり、前記重なり期間の幅は、電気角で30°である、請求項1から10のいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
JP2017004375A 2017-01-13 2017-01-13 モータ駆動制御装置 Active JP6576371B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004375A JP6576371B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 モータ駆動制御装置
US15/817,647 US10425022B2 (en) 2017-01-13 2017-11-20 Motor drive controller for motor with three-phase windings

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017004375A JP6576371B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 モータ駆動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018113826A true JP2018113826A (ja) 2018-07-19
JP6576371B2 JP6576371B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=62841722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017004375A Active JP6576371B2 (ja) 2017-01-13 2017-01-13 モータ駆動制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10425022B2 (ja)
JP (1) JP6576371B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024005116A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 新電元工業株式会社 モータ制御装置及びモータ制御方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6323046B1 (en) * 1998-08-25 2001-11-27 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for endpointing a chemical-mechanical planarization process
JP3450284B2 (ja) 2000-08-22 2003-09-22 松下電器産業株式会社 ブラシレスモータの制御装置
JP4055372B2 (ja) 2001-05-28 2008-03-05 松下電器産業株式会社 モータ駆動装置
JP5494095B2 (ja) 2010-03-25 2014-05-14 パナソニック株式会社 インバータ装置およびそれをファンモータの駆動装置に用いた電気掃除機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024005116A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 新電元工業株式会社 モータ制御装置及びモータ制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US10425022B2 (en) 2019-09-24
US20180205331A1 (en) 2018-07-19
JP6576371B2 (ja) 2019-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4294602B2 (ja) 多相モータのロータ磁極位置検出装置及びそれを備えたモータ駆動装置並びにモータ駆動方法
JP5132172B2 (ja) モータ駆動集積回路
JP5772029B2 (ja) センサレスブラシレスモータの駆動装置
JP5047582B2 (ja) インバータ装置
CN107241047B (zh) 电机驱动控制装置
JPWO2014024460A1 (ja) モータ制御装置
JP6450256B2 (ja) モータ駆動制御装置
JP6576371B2 (ja) モータ駆動制御装置
KR20120086255A (ko) 모터 시스템 및 모터 제어 회로
JP5784361B2 (ja) ブラシレスモータの駆動制御装置
JP5295152B2 (ja) インバーター駆動装置、並びに、これを搭載した空気調和機及びハンドドライヤー
JP2012191728A (ja) モータの制御装置
JP6674420B2 (ja) モータ駆動制御装置
JP2008043073A (ja) ブラシレスモータの回転数制御方法、ブラシレスモータの回転数制御装置
JP2017163637A (ja) モータ制御装置
JP6494809B2 (ja) インバータ制御装置
JP2007014115A (ja) モータ制御装置
JP6577306B2 (ja) モータ駆動装置およびモータユニット
JP6154704B2 (ja) ファンモータの制御装置
JP4140500B2 (ja) 二相変調制御式インバータ装置
US20240030840A1 (en) Motor control device, motor drive control device, motor device, and motor control program
JP2020048309A (ja) モータ制御装置
JP5589382B2 (ja) ブラシレスモータの駆動装置
JP2022161254A (ja) モータ制御装置、モータ制御方法、およびモータ制御システム
JP2012191729A (ja) モータの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6576371

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150