JP2018113087A - 光ディスク処理装置及び光ディスク処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク読込前に読込速度の変更が頻繁に必要になるため、ディスク読込までに時間を要する。【解決手段】光ディスク処理装置を、光ディスクの読込速度を所定のディスク領域毎に変更する速度変更部と、次のアクセス先データとその直前のアクセスデータとが異なるディスク領域に属する場合には、アクセス先データが属するディスク領域に拘わらず速度変更部による読込速度の変更を禁止する禁止部とを備える構成とする。【選択図】図3

Description

本発明は、光ディスク処理装置及び光ディスク処理システムに関する。
光ディスクの読込方式として、例えば、ZCLV(Zone Constant Linear Velocity)方式やCAV(Constant Angular Velocity)方式が知られている。FG(Frequency Generator)信号が生成されないため回転モータの回転速度を固定することができない装置や、CAVの制御回路が実装されていない装置など、比較的安価な光ディスク処理装置では、CAV方式とCLV方式の利点を併せ持つZCLV方式が読込方式として好適である。
例えば特許文献1に、ZCLV方式の光ディスク処理装置の具体的構成が記載されている。特許文献1には、ZCLV方式で各ゾーンを交互にアクセスするような読み出し/書き込み要求が来た場合に、現在アドレスの取得後に光ディスクの回転数を読み出し/書き込みアドレスのゾーンに適した回転数にしてアクセスすることにより、ゾーンを跨って移動する際の回転数の変動を最小限に抑えてアクセス時間を短縮することが記載されている。
特開2005−85353号公報
図9(a)、図9(b)は、それぞれ、ZCLV方式で動作する従来の光ディスク処理装置においてシングルセッションのCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)のファイル読み込みを開始するまでのアクセス手順、所要時間を説明するための図である。図9(a)に示されるように、この例では、CD-ROMは、Zone1〜Zone7に分割管理されている。なお、各Zoneは、光ディスクの記録面上の位置を示すアドレス(例えば物理ブロックアドレス)によって規定された領域である。Zone1が最内周の領域であり、Zone7が最外周の領域である。Zoneに付した数字が大きいほど最外周寄りの領域となっている。また、図9(b)の縦軸は光ディスクの回転速度(単位:RPM)を示し、横軸は時間を示している。図9(b)のグラフの下方には、説明の便宜上、各処理時の読込速度及び処理実行中のZoneを記載している。
図9(a)に示されるように、Zone1には、セッション1のリードイン領域及びPVD(Primary Volume Descriptor)領域が含まれている。Zone2には、ディレクトリ領域が含まれている。Zone7には、パステーブル領域及びセッション1のリードアウト領域が含まれている。Zone1では4×CLV読込(以下、「4倍速読込」と記す。)が行われ、Zone2〜Zone5では6×CLV読込(以下、「6倍速読込」と記す。)が行われ、Zone6及びZone7では10×CLV読込(以下、「10倍速読込」と記す。)が行われる。
図9に示されるように、4倍速読込で、Zone1にあるリードイン領域からTOC(Table Of Contents)情報が取得され、次いで、PVD領域からPVDが取得される(処理1)。4倍速読込が維持されたまま、Zone7にあるパステーブル領域へのアクセスのため、トラックジャンプが実行される(処理2)。Zone7へのトラックジャンプが完了すると、読込速度が4倍速読込から10倍速読込に変更されて、パステーブルが取得される(処理3)。ディレクトリを取得するため、Zone2へのアクセス前に読込速度が10倍速読込から6倍速読込に変更される(処理4)。Zone2にあるディレクトリ領域へのトラックジャンプが実行されて、ディレクトリが取得される(処理5)。先頭ファイルから読み込みするため、Zone1へのアクセス前に読込速度が6倍速読込から4倍速読込に変更される(処理6)。Zone1にある先頭ファイルへのトラックジャンプが実行される(処理7)。以上の処理1〜処理7を経て、CD-ROMのファイルの読み込みが開始される。
このように、従来の光ディスク処理装置では、ディスク読込前に読込速度の変更が頻繁に必要になるため、ディスク読込までに時間を要するという問題が指摘される。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ディスク読込までに必要な時間を短く抑えるのに好適な光ディスク処理装置及び光ディスク処理システムを提供することである。
本発明の一実施形態に係る光ディスク処理装置は、光ディスクの読込速度を所定のディスク領域毎に変更する速度変更部と、次のアクセス先データとその直前のアクセスデータとが異なるディスク領域に属する場合には、アクセス先データが属するディスク領域に拘わらず速度変更部による読込速度の変更を禁止する禁止部とを備える。
また、本発明の一実施形態に係る光ディスク処理装置は、光ディスクの読込速度を所定のディスク領域毎に変更する速度変更部と、所定の処理が完了するまで速度変更部による読込速度の変更を禁止する禁止部とを備える。
また、本発明の一実施形態において、所定の処理は、例えば、光ディスクのファイル解析処理である。
また、本発明の一実施形態において、所定の処理は、光ディスク内の全てのセッションのTOC情報の取得処理である。この場合、光ディスク処理装置は、光ディスクのセッション1がCD−DA領域であるか否かを判定する判定部を更に備えており、判定部によりセッション1がCD−DA領域であると判定された場合には、光ディスク内の全てのセッションのTOC情報の取得後、光ディスクのファイル解析を行うことなく、READY状態に移行する構成としてもよい。
また、本発明の一実施形態に係る光ディスク処理装置は、光ディスクの読込速度を所定のディスク領域毎に変更する速度変更部と、光ディスクのセッション1がCD−DA領域であるか否かを判定する判定部と、判定部によりセッション1がCD−DA領域であると判定された場合には、光ディスクのトラック再生前に実行される所定の準備処理中、光ディスクのセッション2以降にアクセスする際には速度変更部による読込速度の変更を禁止する禁止部とを備える。
また、本発明の一実施形態において、速度変更部は、例えば、ZCLV方式による読込速度の制御を行う。
また、本発明の一実施形態に係る光ディスク処理システムは、上記の光ディスク処理装置と、光ディスク処理装置と接続されたホストとを備える。
本発明の一実施形態によれば、ディスク読込までに必要な時間を短く抑えるのに好適な光ディスク処理装置及び光ディスク処理システムが提供される。
本発明の第1実施形態に係る光ディスク処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態においてシステムコントロール部にて実行される光ディスクの回転速度制御のフローチャートを示す図である。 本発明の第1実施形態においてシステムコントロール部にて実行される準備処理のフローチャートを示す図である。 第1実施形態においてCD-ROMのファイル読み込みを開始するまでの所要時間を説明するための図である。 本発明の第3実施形態においてシステムコントロール部にて実行される準備処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第3実施形態においてCDエクストラのトラック再生を行うまでのアクセス手順を説明するための図(図6(a))及びCDエクストラのトラック再生を行うまでの所要時間を説明するための図(図6(b))である。 本発明の第4実施形態においてシステムコントロール部にて実行される準備処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第4実施形態においてCDエクストラのトラック再生を行うまでのアクセス手順を説明するための図(図8(a))及びCDエクストラのトラック再生を行うまでの所要時間を説明するための図(図8(b))である。 従来の光ディスク処理装置においてCD-ROMのファイル読み込みを開始するまでのアクセス手順を説明するための図(図9(a))及びCD-ROMのファイル読み込みを開始するまでの所要時間を説明するための図(図9(b))である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、本発明の一実施形態として光ディスク処理システムを例に取り説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る光ディスク処理システム1の構成を示すブロック図である。第1実施形態に係る光ディスク処理システム1は、例えば車両に搭載されており、光ディスクDの記録面RSに記録されたデータの読み込み/再生を行う。光ディスクDには、例示として、CD-ROM、CD-DA(Compact Disc Digital Audio)、CDエクストラ(CD-EXTRA)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)等が挙げられる。
図1に示されるように、光ディスク処理システム1は、光ディスク処理装置100及び光ディスク処理装置100と接続されたホスト側コンピュータ200を備えている。
光ディスク処理装置100は、図1に示されるように、回転モータ102、ピックアップ部104、サーボ制御部106、回転速度制御部108、データ復号部110、バッファメモリ112、データ転送部114及びシステムコントロール部116を備えている。
回転モータ102は、光ディスクDを回転させるものであり、例示的にはステッピングモータである。
ピックアップ部104は、光ディスクDの記録面RSに記録されたデータを読み取るための機構であり、ピックアップ104A及びピックアップ配送装置104Bを有している。ピックアップ104Aは、規格上定められた波長のレーザ光を記録面RSに照射し、照射された記録面RSからの戻り光を受光し、受光結果を出力する。ピックアップ配送装置104Bは、スレッドモータの駆動により、ピックアップ104Aを光ディスクDの径方向に移動させる。
サーボ制御部106は、ピックアップ104Aから出力される受光結果に基づいてレーザ光の照射光量、フォーカス位置及びトラッキング位置をサーボ制御する。具体的には、サーボ制御部106は、レーザ光の戻り光の光量とリファレンス値とを比較して、戻り光の光量がリファレンス値の光量を維持するようにレーザ光の照射光量を制御する。また、サーボ制御部106は、戻り光の光量に基づいてフォーカス制御及びトラッキング制御を行う。
光ディスク処理システム1では、光ディスクDの記録面RSに記録されたデータを3段階(4/6/10倍速読込)のZCLV方式によって読み取ることができる。回転速度制御部108は、回転モータ102を回転駆動することにより、光ディスクDの回転速度を可変制御する。具体的には、回転速度制御部108は、システムコントロール部116によるZCLV制御により、光ディスクDの回転速度を4/6/10倍速読込に対応する速度で制御する。すなわち、回転速度制御部108は、システムコントロール部116によるZCLV制御により、光ディスクDの読込速度をディスク領域毎に変更する速度変更部として機能する。
データ復号部110は、ピックアップ104Aから出力される受光結果に基づいて光ディスクDの記録面RSに記録されたデータを復号する。
バッファメモリ112は、データ復号部110によって復号化されたデータを一時的に保持する。
データ転送部114は、バッファメモリ112に保持されたデータをシステムコントロール部116に転送する。
システムコントロール部116は、光ディスク処理装置100を統括的に制御すると共にホスト側コンピュータ200と連携して光ディスク処理システム1全体を制御する。
ホスト側コンピュータ200は、図1に示されるように、ホストCPU202、キー入力機器204及び表示部206を備えている。ホストCPU202は、例えば、キー入力機器204に対するユーザ操作に応じて光ディスク処理装置100にコマンドを出力して光ディスク処理を行わせたり、光ディスク処理装置100より取得したデータ(例えば光ディスクDの記録面RSに記録されたデータ)を処理して表示部206に表示させたりする。
[回転速度制御]
図2は、システムコントロール部116にて実行される光ディスクDの回転速度制御のフローチャートである。
[図2のS11(READ要求の受信)]
処理ステップS11では、キー入力機器204に対するユーザ操作に応じてホスト側コンピュータ200により発行されたREAD要求が受信される。なお、読み取りエラーが発生してリトライする場合もREAD要求が発生する。
[図2のS12(サーボ制御の実行判定)]
処理ステップS12では、サーボ制御部106によるサーボ制御が実行されている(サーボ起動済み)か否かが判定される。
[図2のS13(サーボ制御の実行開始)]
本処理ステップS13は、処理ステップS12(サーボ制御の実行判定)にてサーボ制御部106によるサーボ制御が実行されていないと判定された場合(S12:NO)に実行される。本処理ステップS13では、光ディスクDの記録面RSに記録されたデータを読み取るべく、サーボ制御部106によるサーボ制御を開始(サーボを起動)させる。
[図2のS14(データ開始位置へのアクセス準備)]
本処理ステップS14は、処理ステップS12(サーボ制御の実行判定)にてサーボ制御部106によるサーボ制御が実行されていると判定された場合(S12:YES)又は処理ステップS13(サーボ制御の実行開始)の実行後に開始される。本処理ステップS14では、READ要求によって読み出しを要求されたデータの開始位置(すなわち、次のアクセス先であるデータ開始位置)の手前にピックアップ104Aが移動制御される。
[図2のS15(処理速度テーブルの選択)]
システムコントロール部116は、処理速度テーブルT1〜T3を保持している。本実施形態では、光ディスクDがZone1〜Zone7で分割管理されているものとする。表1に処理速度テーブルT1〜T3を例示する。本処理ステップS15では、現在の読込速度に応じて処理速度テーブルT1〜T3の中から1つのテーブルが選択される。
(表1)
Figure 2018113087
処理速度テーブルT1は、現在の読込速度が4倍速読込の場合に選択される。表1に示されるように、処理速度テーブルT1では、次のアクセス先であるデータ開始位置が、Zone1又はZone2である場合に読込速度が4倍速読込に維持され、Zone3〜Zone5の何れかある場合に読込速度が6倍速読込に加速され、Zone6又はZone7である場合に読込速度が10倍速読込に加速されることを示している。
処理速度テーブルT2は、現在の読込速度が6倍速読込の場合に選択される。表1に示されるように、処理速度テーブルT2では、次のアクセス先であるデータ開始位置が、Zone1である場合に読込速度が4倍速読込に減速され、Zone2〜Zone6の何れかある場合に読込速度が6倍速読込に維持され、Zone7である場合に読込速度が10倍速読込に加速されることを示している。
処理速度テーブルT3は、現在の読込速度が10倍速読込の場合に選択される。表1に示されるように、処理速度テーブルT3では、次のアクセス先であるデータ開始位置が、Zone1である場合に読込速度が4倍速読込に減速され、Zone2〜Zone5の何れかある場合に読込速度が6倍速読込に減速され、Zone6又はZone7である場合に読込速度が10倍速読込に維持されることを示している。
[図2のS16(加速閾値KA及び減速閾値KDの設定)]
本処理ステップS16では、処理ステップS15(処理速度テーブルの選択)にて選択された処理速度テーブルに基づいて加速閾値KA及び減速閾値KDが設定される。
加速閾値KAは、光ディスクDを現在の読込速度から加速させるディスク領域の境界を示す値である。減速閾値KDは、光ディスクDを現在の読込速度から減速させるディスク領域の境界を示す値である。一例として、処理ステップS15(処理速度テーブルの選択)にて処理速度テーブルT2が選択された場合を考える。この場合、加速閾値KAは、6倍速読込の領域であるZone6と、10倍速読込の領域であるZone7との境界のアドレスとなる。また、減速閾値KDは、4倍速読込の領域であるZone1と、6倍速読込の領域であるZone2との境界のアドレスとなる。
[図2のS17(加速閾値KAとの比較判定)]
本処理ステップS17では、次のアクセス先であるデータ開始位置が加速閾値KA以下(言い換えると、加速閾値KAに対応するアドレス又は当該アドレスよりも内周側のアドレス)であるか否かが判定される。なお、処理ステップS15(処理速度テーブルの選択)にて処理速度テーブルT3が選択された場合、現在の読込速度が最高速度(10倍速読込)であることから、処理ステップS16(加速閾値KA及び減速閾値KDの設定)にて加速閾値KAが設定されない。この場合、本処理ステップS17における比較判定が行われることなく、本フローチャートの処理は、処理ステップS19(減速閾値KDとの比較判定)に進む。
[図2のS18(暫定的な加速決定)]
本処理ステップS18は、処理ステップS17(加速閾値KAとの比較判定)にて次のアクセス先であるデータ開始位置が加速閾値KA以下でないと判定された場合(S17:NO)に実行される。本処理ステップS18では、処理ステップS15(処理速度テーブルの選択)にて選択された処理速度テーブルに基づいて目標の読込速度に加速することが暫定的に決定される。
[図2のS19(減速閾値KDとの比較判定)]
本処理ステップS19は、処理ステップS17(加速閾値KAとの比較判定)にて次のアクセス先であるデータ開始位置が加速閾値KA以下であると判定された場合(S17:YES)に実行される。本処理ステップS19では、次のアクセス先であるデータ開始位置が減速閾値KD以上(言い換えると、減速閾値KDに対応するアドレス又は当該アドレスよりも外周側のアドレス)であるか否かが判定される。なお、処理ステップS15(処理速度テーブルの選択)にて処理速度テーブルT1が選択された場合、現在の読込速度が最低速度(4倍速読込)であることから、処理ステップS16(加速閾値KA及び減速閾値KDの設定)にて減速閾値KDが設定されない。この場合、本処理ステップS19における比較判定が行われることなく、本フローチャートの処理は、処理ステップS21(速度変更禁止条件の判定)に進む。
[図2のS20(暫定的な減速決定)]
本処理ステップS20は、処理ステップS19(減速閾値KDとの比較判定)にて次のアクセス先であるデータ開始位置が減速閾値KD以上でないと判定された場合(S19:NO)に実行される。本処理ステップS20では、処理ステップS15(処理速度テーブルの選択)にて選択された処理速度テーブルに基づいて目標の読込速度に減速することが暫定的に決定される。
[図2のS21(速度変更禁止条件の判定)]
本処理ステップ21は、処理ステップS18(暫定的な加速決定)又は処理ステップS20(暫定的な減速決定)の実行後、若しくは処理ステップS19(減速閾値KDとの比較判定)にて次のアクセス先であるデータ開始位置が減速閾値KD以上であると判定された場合(S19:YES)に実行される。本処理ステップS21では、所定の速度変更禁止条件が満たされるか否かが判定される。ここで、速度変更禁止条件は、次のアクセス先データとその直前のアクセスデータとが異なるZoneに属することである。
[図2のS22(読込速度の変更禁止)]
本処理ステップS22は、処理ステップS21(速度変更禁止条件の判定)にて速度変更禁止条件が満たされると判定された場合(S21:YES)、言い換えると、次のアクセス先データとその直前のアクセスデータとが異なるZoneに属すると判定された場合に実行される。
ここで、異なるZoneに記録されたデータを読み取るために読込速度の変更が極短時間に頻発する状況では、読込速度の変更処理に掛かる時間を考慮すると、読込速度が却って遅くなる場合がある。そこで、本処理ステップS22では、速度変更禁止条件が満たされる場合、処理ステップS18(暫定的な加速決定)や処理ステップS20(暫定的な減速決定)の実行の結果に拘わらず、直前の読込速度からの変更が禁止される。すなわち、現在の読込速度が維持される。これにより、読込速度の変更が極短時間に頻発することによる読込速度の実質的な低下が避けられる。また、回転モータ102が加減速する回数が低減するため、回転モータ102に対する機械的な負荷が軽減される。
[図2のS23(処理速度テーブルに従った読込速度の確定)]
本処理ステップS23は、処理ステップS21(速度変更禁止条件の判定)にて速度変更禁止条件が満たされないと判定された場合(S21:NO)、言い換えると、次のアクセス先であるデータ開始位置とその直前のアクセス位置が同一Zoneに属すると判定された場合に実行される。本処理ステップS23では、読込速度が、処理ステップS17(加速閾値KAとの比較判定)から処理ステップS20(暫定的な減速決定)までの処理ステップの実行の結果に応じた速度に確定される。
具体的には、処理ステップS18(暫定的な加速決定)又は処理ステップS20(暫定的な減速決定)にて暫定的に決定された速度が確定し、確定された読込速度への変更処理が実行される。処理ステップS18(暫定的な加速決定)と処理ステップS20(暫定的な減速決定)が何れも実行されなかった場合には、現在の読込速度が維持される。
このように、速度変更禁止条件が満たされない場合には、処理速度テーブルT1〜T3に従ったZCLV制御が行われる。
[図2のS24(データの転送)]
本処理ステップS24では、データ開始位置へのアクセスが完了すると、光ディスクDの記録面RSに記録されたデータの読み出し及び転送が行われる。
このように、システムコントロール部116は、ホスト側コンピュータ200によりREAD要求を受信すると、光ディスクDの読込速度を適正な速度で制御してREAD要求に対するデータの読み出し及び転送を実行する。具体的には、次のアクセス先データとその直前のアクセスデータとが異なるZoneに属する場合にはZCLV方式による読み込みを一時的に禁止(言い換えると、同じZoneに属する別のデータに続けてアクセスする場合に限り、ZCLV方式による読み込みを実行)する。このような処理の実行により、読込速度の変更が極短時間に頻発することによる読込速度の実質的な低下が避けられる。
[準備処理]
次に、第1実施形態においてディスクローディングされた光ディスクD(CD−ROM)のファイル読み込みを開始するまでにシステムコントロール部116が実行する準備処理を説明する。図3は、第1実施形態において実行される準備処理のフローチャートを示す。図4は、第1実施形態においてCD-ROMのファイル読み込みを開始するまでの所要時間を説明するための図である。このCD−ROMは、図9の従来例と同じデータ構造を有するものとする。第1実施形態に係る準備処理において、Zone1は、4倍速読込の領域として設定されている。また、Zone2〜Zone5は、6倍速読込の領域として設定されている。また、Zone6及びZone7は、10倍速読込の領域として設定されている。
[図3のS31(TOC情報の取得)]
本処理ステップS31では、Zone1にあるリードイン領域からTOC情報が取得される(図4の処理1)。TOC情報は、Zone1にあることから4倍速読込で取得される。
[図3のS32(PVDの取得)]
本処理ステップS32では、Zone1にあるPVD領域からPVDが取得される(図4の処理1)。PVDは、Zone1にあることから4倍速読込で取得される。
[図3のS33(トラックジャンプの実行)]
本処理ステップS33では、Zone7にあるパステーブル領域へのアクセスのため、トラックジャンプが実行される(図4の処理2)。
[図3のS34(パステーブルの取得)]
本処理ステップS34では、Zone7へのトラックジャンプが完了したため、パステーブルが取得される(図4の処理2)。ここで、パステーブルは、Zone7にあることから、通常のZCLV方式に従うと10倍速読込に変更されたうえで取得される。しかし、第1実施形態では、次のアクセス先データとその直前のアクセスデータとが異なるZoneに属する場合には、次のアクセス先データが属するZoneに拘わらず、直前の読込速度からの変更が禁止される。従って、パステーブルは、Zone7に属するにも拘わらず、直前の読込速度(すなわち4倍速読込)で取得される。なお、読込速度の変更を禁止する動作は、システムコントロール部116に含まれる禁止部により実行される。
[図3のS35(トラックジャンプの実行)]
本処理ステップS35では、Zone2にあるディレクトリ領域へのアクセスのため、トラックジャンプが実行される(図4の処理3)。
[図3のS36(ディレクトリの取得)]
本処理ステップS36では、Zone2へのトラックジャンプが完了したため、ディレクトリが取得される(図4の処理3)。ここで、ディレクトリは、Zone2にあることから、通常のZCLV方式に従うと6倍速読込に変更されたうえで取得される。しかし、本処理ステップS36においても処理ステップS34(パステーブルの取得)と同様に、直前の読込速度からの変更が禁止される。従って、ディレクトリは、Zone2に属するにも拘わらず、直前の読込速度(すなわち4倍速読込)で取得される。
[図3のS37(トラックジャンプの実行)]
本処理ステップS37では、Zone1にある先頭ファイルにアクセスするため、トラックジャンプが実行される(図4の処理4)。これにより、準備処理が完了し(言い換えると、READY状態となり)、以降は、処理速度テーブルT1〜T3に従ったZCLV方式によるCD−ROMのファイル読み込みが行われる。
準備処理中、通常のZCLV方式に従うと、読込速度の変更が極短時間に頻発することによって読込速度が却って遅くなる(図9参照)。これに対し、第1実施形態では、次のアクセス先データとその直前のアクセスデータとが異なるZoneに属する場合には直前の読込速度からの変更を禁止(言い換えると、同じZoneに属する別のデータに続けてアクセスする場合に限り、ZCLV方式による読み込みを実行)することにより、準備処理中に読込速度の変更が極短時間に頻発する状況が避けられる。そのため、読込速度の変更が極短時間に頻発することによる読込速度の実質的な低下が避けられる。また、回転モータ102が加減速する回数が低減するため、回転モータ102に対する機械的な負荷が軽減される。なお、ディレクトリやパステーブルはサイズが小さい。そのため、これらのデータの読み込みに掛かる時間自体は、低速(4倍速読込)であっても本来の読込速度(6倍速読込や10倍速読込)と比べて殆ど変わらない。従って、ディレクトリやパステーブルを低速で読み込むことによるデメリットは実質的には生じない。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態においてディスクローディングされた光ディスクD(CD-ROM)のファイル読み込みを開始するまでにシステムコントロール部116が実行する準備処理を説明する。第2実施形態をはじめとする以降の実施形態においては、それまで説明した実施形態と重複する部分の説明を適宜簡略又は省略する。また、第2実施形態において実行される準備処理については、図3を援用して説明する。また、第2実施形態においてCD-ROMのファイル読み込みを開始するまでの所要時間については、図4を援用して説明する。なお、このCD−ROMは、第1実施形態と同じデータ構造を有するものとする。
第2実施形態に係る準備処理では、Zone1にあるリードイン領域からTOC情報が取得され(図3のS31及び図4の処理1)、次いで、同じくZone1にあるPVD領域からPVDが取得される(図3のS32及び図4の処理1)。TOC情報及びPVDは、Zone1にあることから4倍速読込で取得される。
Zone7にあるパステーブル領域へのアクセスのため、トラックジャンプが実行される(図3のS33及び図4の処理2)。次いで、パステーブルが取得される(図3のS34及び図4の処理2)。ここで、第2実施形態では、ファイル解析が完了したと判定されるまで読込速度の変更が禁止される。従って、パステーブルは、Zone7に属するにも拘わらず、従前と同じ読込速度(すなわち4倍速読込)で取得される。
ファイル解析については、例えばSET CD SPEEDコマンドが実行されたときやREAD10コマンドのデータ長が変更されたときに完了したと判定することができる。
Zone2にあるディレクトリ領域へのアクセスのため、トラックジャンプが実行される(図3のS35及び図4の処理3)。次いで、ディレクトリが取得される(図3のS36及び図4の処理3)。ここでも、ファイル解析完了前であるため、ディレクトリは、Zone2に属するにも拘わらず、従前と同じ読込速度(すなわち4倍速読込)で取得される。
ディレクトリが取得されて、ファイル解析が完了する。次いで、Zone1にある先頭ファイルにアクセスするため、トラックジャンプが実行される(図3のS37及び図4の処理4)。これにより、準備処理が完了し(言い換えると、READY状態となり)、以降は、処理速度テーブルT1〜T3に従ったZCLV方式によるCD−ROMのファイル読み込みが行われる。
第2実施形態においても、準備処理中に読込速度の変更が極短時間に頻発する状況が避けられる。そのため、読込速度の変更が極短時間に頻発することによる読込速度の実質的な低下が避けられる。また、回転モータ102が加減速する回数が低減するため、回転モータ102に対する機械的な負荷が軽減される。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態においてディスクローディングされた光ディスクD(CDエクストラ)のトラック再生を行うまでにシステムコントロール部116が実行する準備処理を説明する。図5は、第3実施形態において実行される準備処理のフローチャートを示す。図6(a)、図6(b)は、それぞれ、第3実施形態においてCDエクストラのトラック再生を行うまでのアクセス手順、所要時間を説明するための図である。
第3実施形態において、CDエクストラは、Zone1〜Zone7に分割管理されている。Zone1には、セッション1のリードイン領域が含まれている。Zone5及びZone6には、セッション1のリードアウト領域が含まれている。Zone6には、セッション2のリードイン領域が含まれている。Zone6及びZone7には、PVD領域、パステーブル領域及びディレクトリ領域が含まれている。Zone7には、セッション2のリードアウト領域が含まれている。第3実施形態に係る準備処理において、Zone1は、4倍速読込の領域として設定されている。また、Zone2〜Zone5は、6倍速読込の領域として設定されている。また、Zone6及びZone7は、10倍速読込の領域として設定されている。
[図5のS41(セッション1のTOC情報の取得)]
本処理ステップS41では、Zone1にあるリードイン領域からセッション1のTOC情報が取得される(図6(b)の処理1)。TOC情報は、Zone1にあることから4倍速読込で取得される。
[図5のS42(トラックジャンプの実行)]
本処理ステップS42では、Zone6にあるセッション2のリードイン領域へのアクセスのため、トラックジャンプが実行される(図6(b)の処理2)。
[図5のS43(セッション1の判定)]
本処理ステップS43では、S41(セッション1のTOC情報の取得)にて取得されたセッション1のTOC情報に基づいてセッション1がCD−DA領域であるか否かが判定される。セッション1がCD−DA領域でないと判定された場合(S43:NO)、通常のZCLV方式による準備処理が行われる。準備処理が完了すると(言い換えると、READY状態になると)、以降は、処理速度テーブルT1〜T3に従ったZCLV方式によるトラック再生が行われる。なお、光ディスクDのセッション1がCD−DA領域であるか否かを判定する動作は、システムコントロール部116に含まれる判定部により実行される。
本例では、光ディスクDがセッション1にオーディオトラックが収録されているCDエクストラであるから、セッション1がCD−DA領域であると判定される(S43:YES)。
[図5のS44(セッション2のTOC情報の取得)]
本処理ステップ44は、処理ステップS43(セッション1の判定)にてセッション1がCD−DA領域であると判定された場合(S43:YES)に実行される。本処理ステップS44では、セッション2のリードイン領域からセッション2のTOC情報が取得される(図6(b)の処理2)。
第3実施形態では、処理ステップS43(セッション1の判定)にてセッション1がCD−DA領域であると判定された場合(S43:YES)、準備処理中は、セッション2以降にアクセスする際であっても読込速度が維持される(変更されない)。従って、セッション2のTOC情報は、セッション2のリードイン領域がZone6に含まれているにも拘わらず、直前の読込速度(すなわち4倍速読込)で取得される。
[図5のS45(トラックジャンプの実行及び各種情報の取得)]
本処理ステップS45では、Zone6及びZone7にあるPVD領域、パステーブル領域及びディレクトリ領域へのアクセスのため、トラックジャンプが実行されて、各領域からPVD、パステーブル及びディレクトリの各種情報が順次取得される(図6(b)の処理3)。ここでもセッション2以降へのアクセスのため、PVD、パステーブル及びディレクトリの各種情報は、Zone6及びZone7に含まれているにも拘わらず、直前の読込速度(すなわち4倍速読込)で取得される。
[図5のS46(トラックジャンプの実行)]
本処理ステップS46では、Zone1にあるトラック1にアクセスするため、トラックジャンプが実行される(図6(b)の処理4)。これにより、準備処理が完了し(言い換えると、READY状態となり)、以降は、処理速度テーブルT1〜T3に従ったZCLV方式によるトラック再生が行われる。
CDエクストラのようなセッション1がCD−DAのマルチセッションディスクでは、準備処理中、セッション2以降にアクセスした際に直前の読込速度からの変更を禁止することにより、準備処理中に読込速度の変更が極短時間に頻発する状況が避けられる。そのため、読込速度の変更が極短時間に頻発することによる読込速度の実質的な低下が避けられる。また、回転モータ102が加減速する回数が低減するため、回転モータ102に対する機械的な負荷が軽減される。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態においてディスクローディングされた光ディスクD(CDエクストラ)のトラック再生を行うまでにシステムコントロール部116が実行する準備処理を説明する。第4実施形態では、第3実施形態と同じデータ構造のCDエクストラを対象に説明を行う。図7は、第4実施形態において実行される準備処理のフローチャートを示す。図8(a)、図8(b)は、それぞれ、第4実施形態においてCDエクストラのトラック再生を行うまでのアクセス手順、所要時間を説明するための図である。
[図7のS51(セッション1のTOC情報の取得)]
本処理ステップS51では、Zone1にあるリードイン領域からセッション1のTOC情報が取得される(図8(b)の処理1)。TOC情報は、Zone1にあることから4倍速読込で取得される。
[図7のS52(トラックジャンプの実行)]
本処理ステップS52では、Zone6にあるセッション2のリードイン領域へのアクセスのため、トラックジャンプが実行される(図8(b)の処理2)。
[図7のS53(セッション1の判定)]
本処理ステップS53では、処理ステップS51(セッション1のTOC情報の取得)にて取得されたセッション1のTOC情報に基づいてセッション1がCD−DA領域であるか否かが判定される。セッション1がCD−DA領域でないと判定された場合(S53:NO)、通常のZCLV方式による準備処理が行われる。準備処理が完了すると(言い換えると、READY状態になると)、以降は、処理速度テーブルT1〜T3に従ったZCLV方式によるトラック再生が行われる。
本例では、光ディスクDがセッション1にオーディオトラックが収録されているCDエクストラであるから、セッション1がCD−DA領域であると判定される(S53:YES)。
[図7のS54(セッション2のTOC情報の取得)]
本処理ステップ54は、処理ステップS53(セッション1の判定)にてセッション1がCD−DA領域であると判定された場合(S53:YES)に実行される。本処理ステップS54では、セッション2のリードイン領域からセッション2のTOC情報が取得される(図8(b)の処理2)。
第4実施形態では、処理ステップS53(セッション1の判定)にてセッション1がCD−DA領域であると判定された場合(S53:YES)、全てのセッションのTOC情報の取得が完了するまで、直前の読込速度からの変更が禁止される。そのため、従って、セッション2のTOC情報は、セッション2のリードイン領域がZone6に含まれているにも拘わらず、直前の読込速度(すなわち4倍速読込)で取得される。
[図5のS55(トラックジャンプの実行)]
また、第4実施形態では、処理ステップS53(セッション1の判定)にてセッション1がCD−DA領域であると判定された場合(S53:YES)、準備処理中にファイル解析を実行しない。そのため、本処理ステップS55では、Zone1にあるトラック1にアクセスするため、トラックジャンプが実行される(図8(b)の処理3)。これにより、準備処理が完了し(言い換えると、READY状態となり)、以降は、処理速度テーブルT1〜T3に従ったZCLV方式によるトラック再生が行われる。
セッション1がCD−DA領域の場合には、全てのセッションのTOC情報の取得が完了するまで、直前の読込速度からの変更を禁止することにより、準備処理中に読込速度の変更が極短時間に頻発する状況が避けられる。そのため、読込速度の変更が極短時間に頻発することによる読込速度の実質的な低下が避けられる。また、回転モータ102が加減速する回数が低減するため、回転モータ102に対する機械的な負荷が軽減される。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施例等又は自明な実施例等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
1 光ディスク処理システム
100 光ディスク処理装置
102 回転モータ
104 ピックアップ部
104A ピックアップ
104B ピックアップ配送装置
106 サーボ制御部
108 回転速度制御部
110 データ復号部
112 バッファメモリ
114 データ転送部
116 システムコントロール部
200 ホスト側コンピュータ
202 ホストCPU
204 キー入力機器
206 表示部

Claims (8)

  1. 光ディスクの読込速度を所定のディスク領域毎に変更する速度変更部と、
    次のアクセス先データとその直前のアクセスデータとが異なるディスク領域に属する場合には、前記アクセス先データが属するディスク領域に拘わらず前記速度変更部による前記読込速度の変更を禁止する禁止部と、
    を備える、
    光ディスク処理装置。
  2. 光ディスクの読込速度を所定のディスク領域毎に変更する速度変更部と、
    所定の処理が完了するまで前記速度変更部による前記読込速度の変更を禁止する禁止部と、
    を備える、
    光ディスク処理装置。
  3. 前記所定の処理は、
    前記光ディスクのファイル解析処理である、
    請求項2に記載の光ディスク処理装置。
  4. 前記所定の処理は、
    前記光ディスク内の全てのセッションのTOC情報の取得処理である、
    請求項2に記載の光ディスク処理装置。
  5. 前記光ディスクのセッション1がCD−DA領域であるか否かを判定する判定部
    を更に備え、
    前記判定部により前記セッション1がCD−DA領域であると判定された場合には、前記光ディスク内の全てのセッションのTOC情報の取得後、前記光ディスクのファイル解析を行うことなく、READY状態に移行する、
    請求項4に記載の光ディスク処理装置。
  6. 光ディスクの読込速度を所定のディスク領域毎に変更する速度変更部と、
    前記光ディスクのセッション1がCD−DA領域であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により前記セッション1がCD−DA領域であると判定された場合には、前記光ディスクのトラック再生前に実行される所定の準備処理中、前記光ディスクのセッション2以降にアクセスする際には前記速度変更部による前記読込速度の変更を禁止する禁止部と、
    を備える、
    光ディスク処理装置。
  7. 前記速度変更部は、
    ZCLV方式による読込速度の制御を行う、
    請求項1から請求項6の何れか一項に記載の光ディスク処理装置。
  8. 請求項1から請求項7の何れか一項に記載の光ディスク処理装置と、
    前記光ディスク処理装置と接続されたホストと、
    を備える、
    光ディスク処理システム。
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