JP2018112364A - 冷蔵庫及び食品貯蔵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性の高い水素水により貯蔵室内に貯蔵された食品の鮮度低下を遅らせることができる冷蔵庫及び食品貯蔵装置を提供する。【解決手段】冷蔵庫1及び食品貯蔵装置は、食品を貯蔵する貯蔵室としての野菜室50と、野菜室50内に水素水を供給する水素水供給部60(61,62,63)と、水素水供給部による水素水の供給を制御する制御装置91とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、食品を貯蔵する冷蔵庫及び食品貯蔵装置に関する。
冷蔵庫に貯蔵される青果物などの生鮮食品は、カビなどの細菌類の繁殖によって腐敗が速まるので、食品が貯蔵される貯蔵室内を殺菌処理及び抗菌処理することにより生鮮食品を長期保存する種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、殺菌作用及び抗菌作用を有する処理水である過酸化水素水を貯蔵室内に噴霧する冷蔵庫が提案されている。
特開2012−77955号公報
しかしながら、過酸化水素水は、以下の理由(a)〜(d)から安全な処理水ではない。
(a)強い腐食性を持つ。
(b)人間の皮膚に痛みを伴う白斑を生じさせることがある。
(c)可燃物と混合すると過酸化物を生成して発火し易くなる。
(d)水に溶けると水生生物に対して毒性を持つ。
また、過酸化水素水は、強い酸化力を持つヒドロキシラジカルに変化し、脂質、タンパク質、糖質、核酸などを酸化させて、細胞器官、細胞膜、DNA(デオキシリボ核酸)に損傷を与えることがある。このため、過酸化水素水の供給が、生鮮食品である青果物の鮮度低下(すなわち、青果物の老化)を速めるおそれがある。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、安全性の高い水素水により貯蔵室内に貯蔵された食品の鮮度低下を遅らせることができる冷蔵庫及び食品貯蔵装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る冷蔵庫は、食品を貯蔵する貯蔵室と、前記貯蔵室内に水素水を供給する水素水供給手段と、前記水素水供給手段による前記水素水の供給を制御する制御装置とを備えたものである。
本発明の他の態様に係る食品貯蔵装置は、食品を貯蔵する貯蔵室と、前記貯蔵室内に水素水を供給する水素水供給手段と、前記水素水供給手段による前記水素水の供給を制御する制御装置とを備えたものである。
本発明によれば、安全性の高い水素水により貯蔵室内に貯蔵された食品の鮮度低下を遅らせることができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の外観を概略的に示す正面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の全体の構造(図1におけるII−II線断面)を概略的に示す縦断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の野菜室の構造(図1におけるIII−III線断面)を概略的に示す縦断面図である。 実施の形態1に係る冷蔵庫の制御系の構成(開閉検知器を備えている)を概略的に示す機能ブロック図である。 実施の形態1の第1変形例に係る冷蔵庫の野菜室の構造(吸水性材料を備えている)を概略的に示す縦断面図である。 実施の形態1の第2変形例に係る冷蔵庫の制御系の構成(時間計測部を備えている)を概略的に示す機能ブロック図である。 実施の形態1の第4変形例に係る冷蔵庫の制御系の構成(湿度検出器を備えている)を概略的に示す機能ブロック図である。 実施の形態1の第5変形例に係る冷蔵庫の制御系の構成(重量計測部を備えている)を概略的に示す機能ブロック図である。 実施の形態1の第6変形例に係る冷蔵庫の制御系の構成(カメラを備えている)を概略的に示す機能ブロック図である。 実施の形態1の第7変形例に係る冷蔵庫の水素水供給部の構造(水素水容器が設定される)を概略的に示す断面図である。 実施の形態1の第9変形例に係る冷蔵庫の水素水供給部の構造(水素ガスをバブリングすることで水素水を生成する)を概略的に示す断面図である。 実施の形態1の第11変形例に係る冷蔵庫の水素水供給部(電気分解を行う)の構造を概略的に示す断面図である。 実施の形態1の第11変形例に係る冷蔵庫の水素水供給部(マグネシウムスティックを備えている)の構造を概略的に示す断面図である。
以下に本発明の実施の形態に係る冷蔵庫及び食品貯蔵装置を、添付図を参照しながら説明する。以下の実施の形態及び添付図は、本発明が適用される冷蔵庫及び食品貯蔵装置の例示に過ぎず、本発明の範囲内において種々の変更が可能である。また、本発明は、実施の形態及び添付図に示される部材の形状、部材の寸法比、その他の構造などによって限定されるものではない。また、実施の形態及び添付図に示される部材同士の位置関係(例えば、上下の位置関係)は、冷蔵庫及び食品貯蔵装置を使用可能な状態に設置したときのものである。実施の形態1においては冷蔵庫を説明し、実施の形態2においては食品貯蔵装置を説明する。なお、食品貯蔵装置は、冷蔵庫を含むが、冷却機能を持たなくてもよく、常温において保存が可能な食品の貯蔵に適した装置である。
《1》実施の形態1.
《1−1》水素水
本発明の実施の態様1に係る冷蔵庫は、食品を貯蔵する貯蔵室(例えば、野菜室)と、貯蔵室内に水素水を供給する水素水供給手段としての水素水供給部と、水素水供給部による水素水の供給を制御する制御装置とを備えたものである。
水素水とは、水素分子を含有する水、一般には、水素分子(水素ガス)を1ppm以上溶解させた水である。水素水は、高い抗酸化力を有しており、動植物の体内に取り込まれることによって体内で発生した活性酸素を除去する効果(すなわち、活性酸素除去効果)がある。
活性酸素は、動植物の体内で発生し、その代表例は、ヒドロキシラジカルである。ヒドロキシラジカルは、強い酸化力を持ち、体内の脂質、タンパク質、糖質、核酸などを酸化させて、細胞器官、細胞膜、DNAに損傷を与えることが知られている。このため、ヒドロキシラジカルは、動植物の老化を速め及び疾患を引き起こし易くする性質を持つ。水素水に含まれる水素ガスは、ヒドロキシラジカルと結合することで水に変換され、ヒドロキシラジカルを無害化する性質を持つ。
《1−2》冷蔵庫1
図1は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の外観を概略的に示す正面図である。図2は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の全体の構造を示す縦断面図である。図2は、図1の冷蔵庫1をII−II線で切る断面構造を示している。
図1及び図2に示されるように、冷蔵庫1は、前面(正面)が開口されて内部に貯蔵空間が形成された断熱性の箱体2を有している。箱体2は、例えば、鋼鉄製の外箱と、樹脂製の内箱と、外箱と内箱との間の空間に充填された断熱材とを有している。箱体2の内側に形成された貯蔵空間は、1つ又は複数の仕切り部材により、食品を保存するための複数の貯蔵室に区画されている。冷蔵庫1は、複数の貯蔵室として、最上段に配置された冷蔵室10と、冷蔵室10の下方に配置された切替室20と、切替室20の側方に隣接して切替室20と並列に配置された製氷室30と、切替室20及び製氷室30の下方に配置された冷凍室40と、冷凍室40の下方に配置された最下段の野菜室50とを備えている。切替室20は、保冷温度帯を、予め設定された複数の温度帯の内のいずれかに切り替えることができる貯蔵室である。ユーザは、切替室20の保冷温度帯を、冷凍温度帯(設定温度−18℃程度)、冷蔵温度帯(設定温度3℃程度)、チルド温度帯(設定温度0℃程度)、及びソフト冷凍温度帯(設定温度−7℃程度)などの内のいずれかに切り替えることができる。なお、切替室20の切替温度帯の種類、数、及び設定温度は、上記例に限定されない。
冷蔵室10の箱体2の前面(図2における箱体2の左側)に形成された前面開口部には、支軸を中心に回転して前面開口部を開閉する冷蔵室扉11が設けられている。冷蔵室扉11は、例えば、両開き式(観音開き式)であり、右扉11a及び左扉11bを有している。冷蔵庫1の前面部となる冷蔵室扉11(例えば、左扉11b)の外側表面には、操作パネル4が設けられている。操作パネル4は、複数の貯蔵室の各々の保冷温度などを設定するための操作部である操作スイッチ4aと、複数の貯蔵室の各々の内部温度などを表示する表示部である液晶表示装置4bとを備えている。また、操作パネル4は、操作部4aと表示部4bとが重ねて配置されたタッチパネルであってもよい。
切替室20の前面開口部、製氷室30の前面開口部、冷凍室40の前面開口部、及び野菜室50の前面開口部は、それぞれ前面側に引出し自在な引出し式の切替室扉21、製氷室扉31、冷凍室扉41、及び野菜室扉51によって開閉可能に構成されている。切替室扉21、製氷室扉31、冷凍室扉41、及び野菜室扉51は、切替室扉21、製氷室扉31、冷凍室扉41、及び野菜室扉51に固定して設けられたフレームを、切替室20、製氷室30、冷凍室40、及び野菜室50の左右の内壁面に水平に設けられたレールに沿ってスライドさせることにより、冷蔵庫1の奥行方向(前後方向)に移動して前面開口部を開閉できるように構成されている。また、冷凍室40には、収納ケース42が引出し自在に格納されている。収納ケース42は、扉41のフレームによって支持されており、扉41の開閉に連動して前後方向にスライドするように構成されている。また、切替室20には、食品などを内部に収納できる収納ケース22が引出し自在に格納されている。また、野菜室50には、下段収納ケース52a及び上段収納ケース52bが、それぞれ引出し自在に格納されている。以上に説明した冷蔵庫1の構造は例示に過ぎず、貯蔵室の数、配置、及び構造、貯蔵室の大きさ、扉の数及び構造、並びに、収納ケースの数及び構造は、変更が可能である。
冷蔵庫1は、その背面側に、複数の貯蔵室を冷却するための冷却機構として、圧縮機5と、冷却器6と、送風ファン7と、風路8とを備えている。冷却機構を含む冷蔵庫1の動作は、制御装置91によって制御される。制御装置91は、例えば、動作プログラムを格納した半導体メモリなどの記憶部91aと、記憶部91aに記憶された動作プログラムを実行するCPU(中央処理装置)などの情報処理部とを備えたプログラム実行部とによって構成される。なお、制御装置91は、制御回路によって構成されてもよく、又は、制御回路とプログラム実行部との組み合わせによって構成されてもよい。また、記憶部91aは、制御装置91の外部に設けられてもよい。
圧縮機5及び冷却器6により冷却された空気(冷気)は、送風ファン7によって送風され、背面の風路8を通って、冷凍室40、切替室20、製氷室30、及び冷蔵室10に送られ、各貯蔵室内の食品を冷却する。野菜室50には、冷蔵室10の戻り冷気が冷蔵室用の帰還風路(図示せず)より循環される。そして、野菜室用の帰還風路(図示せず)より野菜室50内を冷却した冷気は、冷却器6に戻される。貯蔵室の温度は、貯蔵室内に設置された温度検出器としてのサーミスタ(野菜室50内のサーミスタ54以外のサーミスタは図示せず)により測定され、サーミスタの測定温度に基づいて、貯蔵室毎に予め設定された温度になるように、風路8に設置されたダンパ(図示せず)の開度、圧縮機5の出力、及び送風ファン7の送風量を調整することで制御される。
図3は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の貯蔵室としての野菜室50の構造を概略的に示す縦断面図である。図3は、図1の冷蔵庫1をIII−III線で切る断面構造を示している。野菜室50の前面開口部には、野菜室扉51が設けられている。野菜室50の内部では、野菜室扉51のフレーム(図示せず)によって、下段収納ケース52aが支持されている。下段収納ケース52aの上段には、上部開口部を有する上段収納ケース52bが載置されている。野菜室扉51を前方(図3における左方向)へ引き出すと、下段収納ケース52a及び上段収納ケース52bは、一体となって前方へと引き出される。野菜室扉51を引き出した状態で、上段収納ケース52bを後方へスライドさせると、下段収納ケース52aだけが引き出された状態となり、下段収納ケース52aの上部開口を通して食品を出し入れすることができる状態になる。野菜室50には、野菜室扉51の開閉状態を検知する扉開閉検知スイッチとしての開閉検知器53と、野菜室50の温度を測定するサーミスタ54が備えられている。開閉検知器53は、例えば、野菜室扉51の開閉に応じてON又はOFFになるスイッチを備えたセンサである。
野菜室50内に水素水を供給する水素水供給部60は、冷蔵室10内に設置された水素水貯蔵用の貯水容器である貯水部63と、貯水部63に連結された配管である水路62と、水路62に連結された水素水供給口61とを有している。水素水は、貯水部63から水路62を通して水素水供給口61に送られ、水素水供給口61から下段収納ケース52aの開口部57を通して野菜室50内に供給される。貯水部63及び水路62は、水素水が凍結しない場所及び構造であれば冷蔵庫1内のどの場所に設置されてもよい。
水素水の供給の開始及び停止は、例えば、水素水供給口61に設けられ、制御装置91によって開閉が制御される供給弁(図示せず)の開閉動作によって行われる。この供給弁が開状態であれば、野菜室50よりも高い位置にある貯水部63内の水素水は重力によって水素水供給口61から開口部57を通して野菜室50の下段収納ケース52a内に供給される。なお、水路62の途中に水素水を供給するための電動ポンプ(図示せず)を備えてもよく、この場合には、貯水部63を野菜室50よりも低い場所に設置可能である。
水素水供給部60から下段収納ケース52a内へ水素水を供給する方法の一例は、水素水を霧状にして開口部57を通して下段収納ケース52a内に噴射する方法がある。霧状にして噴射する供給方法によれば、水素水は、野菜室50内に収容された青果物に万遍なく供給することが可能であり、かつ、野菜室50内の乾燥を防ぐことも可能となり、青果物の鮮度低下を遅くすることが可能となる。
図4は、実施の形態1に係る冷蔵庫1の制御系の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図4において、図1から図3に示される構成要素と同一の構成要素には、図1から図3における符号と同じ符号が付される。図4に示されるように、制御装置91は、野菜室50内のサーミスタ54が検出した温度を示す情報を取得し、野菜室50内が、設定温度に維持されるように、制御装置91内の記憶部91aに予め記憶された動作プログラムに従って、圧縮機5及び送風ファン7などの運転状態を制御する。また、制御装置91は、操作パネル4の操作部4aからユーザによって入力された操作信号を受け取るとともに、操作パネル4の表示部4bに表示信号を出力する。
また、制御装置91は、野菜室扉51の開閉を開閉検知器53により検知し、水素水供給部60の動作を制御する。制御装置91は、野菜室扉51が開かれたことを検知した後、閉じられたことを検知すると、水素水供給部60の水素水供給口61の供給弁を開状態にして水素水を野菜室50内に供給し、その後、供給弁を閉状態にして水素水の供給を停止する制御を行う。水素水の供給時間(供給弁を開状態にする時間)は、例えば、予め設定された時間である。なお、1回当たりの水素水の供給量を、予め設定された一定量とするように制御してもよい。また、野菜室扉51が開かれたことを検知した後、閉じられたことを検知してから一定時間経過後に水素水の供給を開始してもよい。
《1−3》効果
以上に説明したように、実施の態様1に係る冷蔵庫1は、青果物などの生鮮食品を貯蔵するための貯蔵室である野菜室50内に水素水を噴射する水素水供給部60を備えているので、水素水の活性酸素除去効果によって、貯蔵されている生鮮食品の鮮度の低下を遅らせることができる。
また、水素水は、過酸化水素水のように強い腐食性及び皮膚への悪影響などのような問題がなく、安全性は高い。
また、水素水を霧状に噴射しているので、貯蔵している野菜の全体に水素水を供給することができ、青果物の全体の殺菌及び抗菌処理により、青果物の鮮度の低下を遅らせることができる。
また、野菜室扉51が開かれたことを検知した後、閉じられたことを検知してから一定時間経過後に水素水の供給を開始する場合には、短時間で、複数回の野菜室扉51の開閉があった場合であっても、最後の開閉後に、水素水を供給することができ、水素水の過剰な供給を避けることができる。
《1−4》第1変形例
図5は、実施の形態1の第1変形例に係る冷蔵庫の野菜室50a部分の構造を概略的に示す縦断面図である。図5において、図3に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図3に示される符号と同じ符号が付される。第1変形例に係る冷蔵庫の野菜室50aは、野菜室50aの下段収納ケース52aの底面上に吸水性材料64が配置され、水素水供給口65は、下段収納ケース52aの開口部58を介して吸水性材料64に向き合う位置に配置された点において、図3に示される野菜室50と異なる。この点以外については、第1変形例に係る冷蔵庫は、図1から図4に示される冷蔵庫と同じである。
水素水供給部60から下段収納ケース52aへ水素水を供給する際には、水素水供給口65から水素水を下段収納ケース52aの開口部58を通して注入し、吸水性材料64に吸水させる。吸水性材料64は、例えば、吸水性の高く耐久性に優れた繊維材料であるが、他の材料を用いることも可能である。第1変形例によれば、水素水が吸水性材料64を介して野菜室50aの下段収納ケース52a内に収容された青果物に接触することで、水素水を下段収納ケース52aの全域に均等に供給できるので、青果物の鮮度低下を遅らせることができ、また、野菜室50内の乾燥を防ぐことができる。
《1−5》第2変形例
図6は、実施の形態1の第2変形例に係る冷蔵庫の制御系の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図6において、図4に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図4に示される符号と同じ符号が付される。第2変形例に係る冷蔵庫は、時計としての機能を持つ時間計測部56を有する点、及び、水素水供給部60による水素水の供給が、時間計測部56によって予め設定された一定の時間が計測される毎に(すなわち、一定時間間隔で)繰り返される点において、実施の形態1(図1〜図4)に係る冷蔵庫1と異なる。この点以外については、第2変形例に係る冷蔵庫は、図1から図4に示される冷蔵庫と同じである。
また、第2変形例に係る冷蔵庫は、一定時間毎に予め設定された一定量の水素水を供給するように制御してもよい。このように水素水を供給すれば、水素水は、野菜室50内に収容された青果物に一定時間毎に間欠的に一定量ずつ供給されるため、特別な検知装置を追加することなく、適切な量の水素水を野菜室に供給することができる。
なお、一定時間間隔を開けて水素水を繰り返し供給する場合には、野菜室扉51の開閉の検知時に水素水を供給しない制御方法としてもよい。
また、一定時間間隔を開けて水素水を繰り返し供給する制御と、他の水素水の供給の制御(第1、第3〜第11変形例)と組み合わせて水素水の供給を行ってもよい。例えば、第2変形例における一定時間間隔毎の水素水の供給は、直近の水素水の供給から一定時間経過したときに、水素水を供給するように行われてもよい。このように制御すれば、過剰な量の水素水の供給を防ぐことができ、適切な量の水素水を供給することができる。
《1−6》第3変形例
実施の形態1の第3変形例に係る冷蔵庫は、制御装置91が野菜室50内の空気の温度を検出している温度検出器であるサーミスタ71によって計測された温度変化が、予め決められた基準温度以上の温度上昇(例えば、急な温度上昇)であるときに、水素水供給部60による水素水の供給を実行させる点が、他の例と異なる。サーミスタ71による検出温度が基準温度以上の温度上昇を示すのは、野菜室扉51が開けられて、ある程度の時間が経過した場合であると推定できる。したがって、サーミスタ71による検出温度が基準温度以上の温度上昇を示すときには、野菜室50における青果物の出し入れが行われた可能性が高い。この場合に、水素水を野菜室50内に供給することで、実施の形態1(図1〜図4)の場合と同様の効果を得ることができる。また、サーミスタ71による検出温度が基準温度以上の温度上昇を示した後、一定時間経過した後に、水素水を野菜室50内に供給するように制御してもよい。この場合には、一定時間内に食品の投入が複数回あった場合であっても、水素水の供給を1回にすることができ、必要以上の水素水の供給を回避することができる。
また、第3変形例のように制御すれば、特別な検知装置を追加することなく、適切なタイミングで適切な量の水素水を供給することができる。例えば、第3変形例の場合には、野菜室50の温度が急激に上昇したときに、野菜室扉51の開を検出することができ、その後、野菜室50の温度が低下したときに、野菜室扉51の閉を検出することができるので、開閉検知器53を省略することも可能である。また、サーミスタ71による検出温度が基準温度以上の温度上昇を示した後、野菜室50の温度が決められた温度まで低下したときに、水素水を野菜室50内に供給するように制御してもよい。
また、第3変形例における水素水の供給は、サーミスタ71による検出温度が基準温度以上の温度上昇を示したときであり、且つ、直近の水素水の供給から一定時間以上経過したときに、水素水を供給する制御方法であってもよい。例えば、サーミスタ71による検出温度から青果物の投入があったと判定された場合であっても、直近の水素水の供給から一定時間(例えば、1時間)以上経過していない場合には、水素水の過度の供給を防ぐために、水素水の供給を行わないことができる。
また、第3変形例における水素水の供給の制御と、他の水素水の供給の制御(第1、第2、第4〜第11変形例)とを組み合わせて水素水の供給を行ってもよい。
《1−7》第4変形例
図7は、実施の形態1の第4変形例に係る冷蔵庫の制御系の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図7において、図4及び図6に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図4及び図6に示される符号と同じ符号が付される。
実施の形態1の第4変形例に係る冷蔵庫は、制御装置91が野菜室50内の空気の湿度を検出している湿度検出器72によって計測された湿度変化が、予め決められた基準湿度以上の湿度上昇(例えば、急な湿度上昇)であるときに、水素水供給部60による水素水の供給を実行させる点が、上記例と異なる。湿度検出器72による検出湿度が基準湿度以上の湿度上昇を示すのは、野菜室扉51が開けられて、ある程度の時間が経過した場合であると推定できる。したがって、湿度検出器72による検出湿度が基準湿度以上の湿度上昇を示すときには、野菜室50における青果物の出し入れが行われた可能性が高い。この場合に、水素水を野菜室50内に供給することで、実施の形態1(図1〜図4)の場合と同様の効果を得ることができる。また、湿度検出器72による検出湿度が基準湿度以上の湿度上昇を示した後、一定時間経過した後に、水素水を野菜室50内に供給するように制御してもよい。
また、第4変形例のように制御すれば、特別な検知装置を追加することなく、適切なタイミングで適切な量の水素水を供給することができる。例えば、第4変形例の場合には、野菜室50の湿度が急激に上昇したときに、野菜室扉51の開を検出することができ、その後、野菜室50の湿度が低下したときに、野菜室扉51の閉を検出することができるので、開閉検知器53を省略することも可能である。
また、湿度検出器72による検出湿度が基準湿度以上の湿度上昇を示した後、予め決められた一定時間経過後(例えば、数分から数10分経過後)に、水素水を野菜室50内に供給するように制御してもよい。この場合には、一定時間内に食品の投入が複数回あった場合であっても、水素水の供給を1回にすることができ、必要以上の水素水の供給を回避することができる。
なお、第4変形例における水素水の供給は、湿度検出器72による検出湿度が基準湿度以上の湿度上昇を示したときであり、且つ、直近の水素水の供給から一定時間以上経過したときに、水素水を供給する制御方法で行われてもよい。例えば、検出湿度の上昇から青果物の投入があったと判定された場合であっても、直近の水素水の供給から一定時間(例えば、1時間)以上経過していない場合には、水素水の過度の供給を防ぐために、水素水の供給を行わないことができる。このように制御すれば、過剰な量の水素水の供給を防ぎ、水素水の供給量を適切な量にすることができる。
また、第4変形例における水素水の供給の制御と、他の水素水の供給の制御(第1〜第3、第5〜第11変形例)とを組み合わせて水素水の供給を行ってもよい。
《1−8》第5変形例
図8は、実施の形態1の第5変形例に係る冷蔵庫の制御系の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図8において、図4、図6、図7に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図4、図6、図7に示される符号と同じ符号が付される。
第5変形例に係る冷蔵庫は、野菜室50内に貯蔵されている、被貯蔵物としての食品の重量を計測する重量計測部73をさらに有し、制御装置91は、重量計測部73によって計測された重量変化が予め決められた基準重量以上の重量増加であるときに、水素水供給部60による水素水の供給を実行させる点が、他の例と異なる。基準重量以上の重量増加は、野菜室扉51が開けられて、食品(例えば、青果物)が投入された場合であると推定できる。したがって、基準重量以上の重量増加があったときに、水素水を野菜室50内に供給することで、実施の形態1(図1〜図4)の場合と同様の効果を得ることができる。
また、基準重量以上の重量増加が計測された後、予め決められた一定時間経過後(例えば、数分から数10分経過後)に、水素水を野菜室50内に供給するように制御してもよい。この場合には、一定時間内に食品の投入が複数回あった場合であっても、水素水の供給を1回にすることができ、必要以上の水素水の供給を回避することができる。
また、第5変形例のように制御すれば、特別な検知装置を追加することなく、適切なタイミングで適切な量の水素水を供給することができる。例えば、第5変形例の場合には、野菜室50内の青果物の重量が大きく変化したときに、野菜室扉51の開を検出することができ、その後、一定時間が経過したときに、野菜室扉51が閉じられたと推定することができるので、開閉検知器53を省略することも可能である。
なお、第5変形例における水素水の供給は、重量計測部73による検出重量が大きく変化したときであり、且つ、直近の水素水の供給から一定時間以上経過したときに、水素水を供給する制御方法で行われてもよい。例えば、検出重量が大きく一定重量以上に増加したと判定された場合であっても、直近の水素水の供給から一定時間(例えば、1時間)以上経過していない場合には、水素水の過度の供給を防ぐために、水素水の供給を行わないことができる。このように制御すれば、過剰な量の水素水の供給を防ぎ、水素水の供給量を適切な量にすることができる。
また、第5変形例における水素水の供給の制御と、他の水素水の供給の制御(第1〜第4、第6〜第11変形例)とを組み合わせて水素水の供給を行ってもよい。
《1−9》第6変形例
図9は、実施の形態1の第6変形例に係る冷蔵庫の制御系の構成を概略的に示す機能ブロック図である。図9において、図4、図6から図8に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図4、図6から図8に示される符号と同じ符号が付される。
第6変形例に係る冷蔵庫は、野菜室50内を撮影するカメラ74をさらに有し、制御装置91は、カメラ74によって取得された画像データに基づいて野菜室50内に被貯蔵物としての食品の投入があったと判定したときに、水素水供給部60による水素水の供給を実行させる点が、他の例と異なる。したがって、食品の投入があったときに、水素水を野菜室50内に供給することで、実施の形態1(図1〜図4)の場合と同様の効果を得ることができる。
また、画像データに基づいて食品の投入があったと判定された後、予め決められた一定時間経過後(例えば、数分から数10分経過後)に、水素水を野菜室50内に供給するように制御してもよい。この場合には、一定時間内に食品の投入が複数回あった場合であっても、水素水の供給を1回にすることができ、必要以上の水素水の供給を回避することができる。
さらに、制御装置91は、画像データを解析することで、投入された食品が水素水の供給が必要な青果物であるか、水素水の供給が不要な青果物であるのかを識別する機能を持たせ、水素水の供給が必要な青果物が投入されたとき又は貯蔵されているときに、水素水を供給するように制御してもよい。
また、第6変形例のように制御すれば、特別な検知装置を追加することなく、適切なタイミングで適切な量の水素水を供給することができる。例えば、第6変形例の場合には、野菜室50内の青果物の出し入れを画像データの解析によって検出できるので、野菜室扉51の開閉を画像データに基づいて検出することも可能である。このため、第6変形例では、開閉検知器53を省略することも可能である。
なお、第6変形例における水素水の供給は、画像データの解析により、青果物が投入されたときであり、且つ、直近の水素水の供給から予め決められた一定時間以上経過したときに、水素水を供給する制御方法で行われてもよい。例えば、画像データの解析によって青果物の投入があったと判定された場合であっても、直近の水素水の供給から一定時間(例えば、1時間)以上経過していない場合には、水素水の過度の供給を防ぐために、水素水の供給を行わないことができる。
また、第6変形例における水素水の供給の制御と、他の水素水の供給の制御(第1〜第5、第7〜第11変形例)とを組み合わせて水素水の供給を行ってもよい。
《1−10》第7変形例
図10は、実施の形態1の第7変形例に係る冷蔵庫の水素水供給部の構造(水素水容器81が設定される)を概略的に示す断面図である。図10において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2における符号と同じ符号が付される。図2の冷蔵庫では、水素水を収容する容器である貯水部63が、冷蔵庫の構造の一部であった。これに対し、図10に示される第7変形例に係る冷蔵庫では、水素水が収容されている水素水容器81の開口と、水路62の端部に備えられた接続部(設置部)66とを連結することで、水素水容器81から水路62に水素水を供給可能にしている。水素水は、水素水容器81から接続部66を通して水路62に供給され、図3又は図5と同様に野菜室50内に供給される。第7変形例によれば、冷蔵庫内部に水素水の生成機構を持たないため、複雑な機構を必要としない利点がある。
《1−11》第8変形例
実施の形態1の第8変形例に係る冷蔵庫には、図2に示されるように、貯水部63に水素水を給水するための蓋63a付きの給水口が備えられている。蓋63aを開けて、給水口から貯水部63内に水素水を注水することで、水素水供給部60で使用される水素水を補給することができる。第8変形例によれば、冷蔵庫内部に水素水の生成機構を持たないため、複雑な機構を必要としない利点がある。また、第7変形例の水素水容器81は、開口部サイズ及び容器サイズが規定のサイズであることが必要であるが、第8変形例の場合には、給水口からの給水が可能な形状及びサイズであれば、補給用の水素水容器の形状に制限はない。
《1−12》第9変形例
図11は、実施の形態1の第9変形例に係る冷蔵庫の水素水供給部の構造(水素ガスをバブリングすることで水素水を生成する)を概略的に示す断面図である。図11において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2における符号と同じ符号が付される。図2の冷蔵庫では、水素水を収容する容器である貯水部63が、冷蔵庫の構造の一部であり、貯水部63に水素水を補給する構造が採用されていた。これに対し、図11に示される第9変形例に係る冷蔵庫では、貯水部63には水素水が収容されており、この水素水に水素容器82からバルブ67を開いて水素ガスをバブリングすることで水素水に溶解している水素の濃度を上昇させることができ、水素水の水素濃度を適切な濃度(1ppm以上)に維持することができる。
《1−13》第10変形例
図12は、実施の形態1の第10変形例に係る冷蔵庫の水素水供給部の構造(電気分解で水素水を生成する)を概略的に示す断面図である。図12において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2における符号と同じ符号が付される。図2の冷蔵庫では、水素水を収容する容器である貯水部63が、冷蔵庫の構造の一部であり、貯水部63に水素水を補給する構造が採用されていた。これに対し、図12に示される第10変形例に係る冷蔵庫では、貯水部63の内部に備えられたマイナス電極69aと、イオン交換膜69cを介在させて貯水部63に繋がる他の貯水部内に備えられたプラス電極69bとに電流を流し、水を電気分解することで、貯水部63のマイナス電極69aの周囲に水素ガスを発生させて、水素水を生成する。このような構造により、水素水の水素濃度を適切な濃度(1ppm以上)にすることができる。
《1−14》第11変形例
図13は、実施の形態1の第11変形例に係る冷蔵庫の水素水供給部の構造(水マグネシウム反応で水素水を生成する)を概略的に示す断面図である。図13において、図2に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図2における符号と同じ符号が付される。図2の冷蔵庫では、水素水を収容する容器である貯水部63が、冷蔵庫の構造の一部であり、貯水部63に水素水を補給する構造が採用されていた。これに対し、図13に示される第11変形例に係る冷蔵庫では、貯水部63には水素水が収容されており、この中にマグネシウムスティック(マグネシウム部材)を備え、水とマグネシウムの化学反応
2HO+Mg→Mg(OH)+H
により、水素ガスを発生させて、水素水に溶解している水素の濃度を上昇させている。このような構造により、水素水の水素濃度を適切な濃度(1ppm以上)にすることができる。
《2》実施の形態2.
以下に、本発明の実施の形態2に係る食品貯蔵装置である野菜貯蔵庫について説明する。実施の形態2に係る野菜貯蔵庫は、食品を貯蔵する貯蔵室である野菜保管室と、野菜保管室内に水素水を供給する水素水供給手段としての水素水供給部と、水素水供給部による水素水の供給を制御する制御装置とを備えている。実施の形態2に係る野菜貯蔵庫は、冷蔵庫(0〜10℃)での低温保存をする必要がない、常温(約25℃)での保存に適した野菜などの青果物を保存するための装置である。
野菜保管室の構造は、実施の形態1(図2)に示される冷蔵庫の野菜室50と同様の構造であることができる。ただし、実施の形態2に係る野菜貯蔵庫は、冷房機能を持たないので、実施の形態1における箱体2を、気密性の無い、籠などで構成してもよい。
野菜保管室へ水素水を供給する水素水供給部の構造は、実施の形態1(図2、図3、図5、図10から図13)に示される冷蔵庫の水素水供給部60と同様の構造であることができる。なお、野菜保管室の底部には、排水構造を備えてもよい。
野菜保管室への水素水の供給の時期は、実施の形態1(第2、第4から第6変形例を含む)と同様に行うことができる。制御装置は、例えば、一定時間ごとに一定量の水素水を間欠的に供給する方法、貯蔵されている食品の重量の増加を検知した際に水素水を供給する方法を採用することができる。また、制御装置は、例えば、野菜保管庫周辺に設置された湿度検出器により湿度の下降を検知した際又は湿度の下降を検知した後一定時間経過後に水素水を供給する方法、保管庫周辺に設置されたカメラにより、野菜保管室への野菜の投入が画像認識により検知された際又は検知された後一定時間経過後に水素水を供給する方法を採用することができる。
以上に説明したように、実施の態様2に係る食品貯蔵装置である野菜保管庫は、青果物などを貯蔵するための野菜保管室内に水素水を供給する水素水供給部を備えているので、水素水の活性酸素除去効果によって、貯蔵されている生鮮食品の鮮度の低下を遅らせることができる。
また、水素水は、過酸化水素水のように強い腐食性及び皮膚への悪影響などのような問題がなく、安全性は高い。
1 冷蔵庫、 2 箱体、 4 操作パネル、 5 圧縮機、 6 冷却器、 7 送風ファン、 8 風路、 10 冷蔵室(貯蔵室)、 11 冷蔵室扉、 20 製氷室、 21 製氷室扉、 30 切替室(貯蔵室)、 31 切替扉、 40 冷凍室、 41 冷凍室扉、 50,50a 野菜室(貯蔵室)、 51 野菜室扉、 52a 下段収納ケース、 52b 上段収納ケース、 53 開閉検知器、 56 時間計測部、 57,58 開口部、 60 水素水供給部(水素水供給手段)、 61,65 水素水供給口、 62 水路(配管)、 63 貯水部、 63a 蓋、 64 吸水性材料、 67 弁、 68 マグネシウムスティック(マグネシウム部材)、 69a マイナス電極、 69b プラス電極、 69c イオン交換膜、 71 サーミスタ(温度検出器)、 72 湿度検出器、 73 重量検出部、 74 カメラ、 81 水素水容器、 82 水素容器、 91 制御装置。

Claims (18)

  1. 食品を貯蔵する貯蔵室と、
    前記貯蔵室内に水素水を供給する水素水供給手段と、
    前記水素水供給手段による前記水素水の供給を制御する制御装置と
    を備えた冷蔵庫。
  2. 前記貯蔵室の扉の開閉を検知する開閉検知器をさらに有し、
    前記制御装置は、前記開閉検知器によって前記貯蔵室の扉の開閉が検知されたときに、前記水素水供給手段に前記水素水の供給を実行させる
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記貯蔵室内の温度を検出する温度検出器をさらに有し、
    前記制御装置は、前記温度検出器によって計測された温度変化が予め決められた基準温度以上の温度上昇であるときに、前記水素水供給手段による前記水素水の供給を実行させる
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記貯蔵室内の湿度を検出する湿度検出器をさらに有し、
    前記制御装置は、前記湿度検出器によって計測された湿度変化が予め決められた基準湿度以上の湿度上昇であるときに、前記水素水供給手段による前記水素水の供給を実行させる
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 前記貯蔵室内に貯蔵されている食品の重量を計測する重量計測部をさらに有し、
    前記制御装置は、前記重量計測部によって計測された重量変化が予め決められた基準重量以上の重量増加であるときに、前記水素水供給手段による前記水素水の供給を実行させる
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  6. 前記貯蔵室内を撮影するカメラをさらに有し、
    前記制御装置は、前記カメラによって取得された画像データに基づいて前記貯蔵室内に食品の投入があったと判定したときに、前記水素水供給手段による前記水素水の供給を実行させる
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  7. 時間を計測する時間計測部をさらに有し、
    前記制御装置は、前記時間計測部によって計測された直前の前記水素水の供給からの経過時間が予め決められた基準時間を経過する毎に、前記水素水供給手段に前記水素水の供給を実行させる
    請求項1から6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記水素水供給手段は、
    前記貯蔵室内に前記水素水を供給する水素水供給口と、
    前記水素水供給口に前記水素水を供給する水路と
    を有する請求項1から7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記水素水供給口は、前記貯蔵室内に前記水素水を霧状に噴射する噴射口である請求項8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記貯蔵室の底面上に配置された吸水性材料をさらに備え、
    前記水素水供給口は、前記吸水性材料に向き合う位置に配置された
    請求項8に記載の冷蔵庫。
  11. 前記水素水供給手段は、前記水素水を収容する容器が設置される容器設置部をさらに有し、
    前記容器設置部に設置された前記容器に収容された水素水が、前記水路を通して前記水素水供給口に供給される
    請求項8から10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記水素水供給手段は、貯水容器をさらに有し、
    前記貯水容器に収容された水素水が、前記水路を通して前記水素水供給口に供給される
    請求項8から10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記水素水供給手段は、貯水容器と、前記貯水容器内の水に水素ガスをバブリングさせて水素水を生成する水素水生成部とをさらに有し、
    前記水素水が、前記水路を通して前記水素水供給口に供給される
    請求項8から10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  14. 前記水素水供給手段は、貯水容器と、前記貯水容器内の水を電気分解することで水素水を生成する水素水生成部とをさらに有し、
    前記水素水が、前記水路を通して前記水素水供給口に供給される
    請求項8から10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  15. 前記水素水供給手段は、貯水容器と、前記貯水容器内の水内に設置されたマグネシウム部材とを備えた含む水素水生成部をさらに有し、
    前記水素水が、前記水路を通して前記水素水供給口に供給される
    請求項8から10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  16. 前記貯水容器は、アルミ製である請求項12から15のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  17. 前記水素水の濃度は、1ppm以上である請求項2から16のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  18. 食品を貯蔵する貯蔵室と、
    前記貯蔵室内に水素水を供給する水素水供給手段と、
    前記水素水供給手段による前記水素水の供給を制御する制御装置と
    を備えた食品貯蔵装置。
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