JP2018106856A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2018106856A
JP2018106856A JP2016250019A JP2016250019A JP2018106856A JP 2018106856 A JP2018106856 A JP 2018106856A JP 2016250019 A JP2016250019 A JP 2016250019A JP 2016250019 A JP2016250019 A JP 2016250019A JP 2018106856 A JP2018106856 A JP 2018106856A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
cylinder
lock arm
cylindrical body
inner cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016250019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6580548B2 (ja
Inventor
絢子 馬場
Ayako Baba
絢子 馬場
浩三 大石
Kozo Oishi
浩三 大石
宮川 知之
Tomoyuki Miyagawa
知之 宮川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2016250019A priority Critical patent/JP6580548B2/ja
Priority to EP17884907.1A priority patent/EP3561964A4/en
Priority to CN201780072320.XA priority patent/CN110024231B/zh
Priority to PCT/JP2017/035615 priority patent/WO2018116570A1/ja
Priority to BR112019010387A priority patent/BR112019010387A2/pt
Publication of JP2018106856A publication Critical patent/JP2018106856A/ja
Priority to US16/416,746 priority patent/US10581194B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6580548B2 publication Critical patent/JP6580548B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/639Additional means for holding or locking coupling parts together, after engagement, e.g. separate keylock, retainer strap
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/516Means for holding or embracing insulating body, e.g. casing, hoods
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Abstract

【課題】コネクタを小型化すること。【解決手段】端子を包囲する筒体9を有してなる一方のハウジング3と、一方のハウジング3の筒体9に結合する筒体17を有してなる他方のハウジング5と、一対のハウジング3,5の外形を形成する筒体の先端面29,31同士を互いに当接させ、一方のハウジング3と他方のハウジング5との結合状態を保持するロック機構7とを備えてなること。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタは、雌端子を収容する内側筒体と、その内側筒体を覆う外側筒体とを有する雌ハウジングと、内側筒体と外側筒体との間の隙間に嵌入され、雄端子を収容する筒体を有する雄ハウジングとを備えて構成されたものが知られている(特許文献1参照。)。この種のコネクタでは、雌ハウジングの内側筒体の外周面に環状のパッキンが装着され、そのパッキンの外周面と雌ハウジングの外側筒体の内周面との間の隙間に挿入された雄ハウジングの筒体の内周面にパッキンが密着することで、雄端子と雌端子の接続部分が防水されている。
特開2015−103372号公報
しかしながら、特許文献1のコネクタは、雌ハウジングの内側筒体と外側筒体との間の隙間に、パッキンが装着される空間と雄ハウジングの筒体が挿入される空間を形成する必要があるので、雌ハウジングの外形寸法が大きくなり、その結果、コネクタの外形寸法が大きくなるという問題がある。
本発明は、コネクタを小型化することを第1の課題とし、更にコネクタの防水性を確保することを第2の課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、端子を包囲する筒体を有してなる一方のハウジングと、この一方のハウジングの筒体に結合する筒体を有してなる他方のハウジングと、一対のハウジングの外形を形成する筒体の先端面同士を互いに当接させ、一方のハウジングと他方のハウジングとの結合状態を保持するロック機構とを備えてなることを特徴とする。
これによれば、一方のハウジングの外形を形成する筒体と他方のハウジングの外形を形成する筒体の先端面同士が当接するので、一方のハウジングの内部に他方のハウジングの筒体が挿入される空間を形成する必要がない。そのため、一方のハウジングの筒体の外形寸法を小さくすることができ、コネクタを小型化することができる。
更に、一方のハウジングの筒体が、端子を収容する内側筒体と、この内側筒体を包囲して同軸に配置された外側筒体とを有し、外側筒体は、内側筒体の軸方向に沿ってスライド可能に内側筒体に組み付けられ、外側筒体の前端の内周面から突出され、内側筒体の外周面から突出する鍔部に当接して外側筒体が内側筒体から離脱するのを防止するリブを有し、内側筒体は、他方のハウジングの筒体に挿入可能に形成され、鍔部よりも先端側の外周面に他方のハウジングの筒体の内周面との隙間をシールする環状のパッキンが装着され、ロック機構は、他方のハウジングの筒体の先端面が外側筒体の先端面に当接し、かつ、内側筒体の鍔部に外側筒体のリブが当接した位置で、結合状態となるように形成してもよい。
これによれば、一方のハウジングの外形を形成する外側筒体は、他方のハウジングの筒体と先端面同士が当接するので、内側筒体と外側筒体との間の隙間に、他方のハウジングの筒体が挿入される空間を形成する必要がない。そのため、一方のハウジングの外側筒体の外形寸法を小さくして、コネクタを小型化することができる。また、一方のハウジングの外側筒体は、内側筒体の軸方向に沿ってスライド可能に内側筒体に組み付けられているので、他方のハウジングの筒体に先端面が押し付けられると、他方のハウジングの筒体と先端面同士が当接した状態でスライドする。そのため、外側筒体がスライドして内側筒体の鍔部に外側筒体のリブが当接した位置では、他方のハウジングの筒体に内側筒体が挿入された状態となり、内側筒体に装着されたパッキンが他方のハウジングの筒体の内周面に密着されるので、コネクタの防水性を確保することができる。
この場合において、一方のハウジングは、他方のハウジングの筒体が外側筒体に当接する前の所定状態で、外側筒体が内側筒体の外周面に装着されたパッキンを先端まで覆っていることが好ましい。このように、パッキンを外側筒体で覆っておくことで、パッキンは、他方のハウジングの筒体が外側筒体に当接して外側筒体がスライドしても、他方のハウジングの筒体に覆われるので、露出を防ぐことができる。そのため、パッキンが外部に曝されて劣化するのを抑制することができるので、コネクタの防水性を長く維持することができる。
更に、内側筒体の先端は、外側筒体の先端よりも突出しており、内側筒体は、この内側筒体の先端よりも突出する複数の突起部を有し、突起部は、内側筒体の軸周りに互いに離間して設けられていることが好ましい。これによれば、例えば、コネクタに何らかの被接触物が接触した場合、突起部に被接触物が接触することで、内側筒体の先端に被接触物が接触するのを防ぐことができる。そのため、内側筒体の先端が外側筒体の先端よりも突出していても、内側筒体の先端に傷が付くのを防ぐことができる。
ところで、ロック機構は、一方のハウジングの外面に設けられた弾性を有する支持部材に、その外面に鉛直な面内で揺動可能に支持されてハウジングの先端側と後端側に延びるロックアームを備え、ロックアームの先端に他方のハウジングの外面に形成された被係合部に係合される係合部が形成され、ロックアームの後端に被係合部から係合部を解除させる操作部を設けて構成されることがある。
このような構成において、他方のハウジングの被係合部に係合されたロックアームの係合部を被係合部から解除するときは、ロックアームの後端の操作部を一方のハウジングの外面に向かって押し込み、ロックアームの先端と操作部との間の支点部材を一方のハウジングの外面に当接させ、ここを支点としてロックアームの先端の係合部を持ち上げる操作が行われる。このとき、操作部が一方のハウジングの外面に向かって深く押し込まれると、ロックアームの支持部材に過大な応力が発生し、支持部材が永久変形するおそれがある。
このような問題を解決するため、本発明では、支持部材よりも係合部側のロックアームを挟んだ両側の一方のハウジングの壁にロックアームの揺動範囲の上限を規制するストッパを設けたことを特徴とする。このようにロックアームの揺動範囲の上限を規制するストッパを設けたことにより、ロックアームの係合部を被係合部から解除する操作時に操作部を深く押し込んでも、ロックアームの揺動上限が規制されるので、支持部材に過大な応力が発生するのを防ぐことができ、支持部材の永久変形を防ぐことができる。
一方、ロック機構は、一方のハウジングの外面に設けられた弾性を有する支持部材に、その外面に鉛直な面内で揺動可能に支持されてハウジングの先端側と後端側に延びるロックアームを備え、ロックアームの先端に他方のハウジングの外面に形成された被係合部に係合される係合部が形成され、ロックアームの後端に被係合部から係合部を解除させる操作部が設けられ、ロックアームは、先端と操作部との間に一方のハウジングの外面から設定間隔をあけて先端が位置された支点部材が設けられて構成されることがある。
このような構成において、支点部材は、ロックアームの操作部側から見ると、支持部材との間に隙間が設けられ、その隙間は、樹脂成形用の金型の部品によって形成されている。そのため、例えば、ロックアームが小型化されてその隙間が狭くなると、金型の部品が細くなり、強度不足による金型の耐久性の低下が懸念される。
このような問題を解決するため、本発明では、支点部材は、ロックアームの操作部側から見た支持部材との間隔が、一方のハウジングの外面に向かうにつれて広くなるように先細りに形成されてなることを特徴とする。このように支点部材を一方のハウジングの外面に向かうにつれて支持部材との間隔が広くなるように先細りに形成することで、支点部材と支持部材との隙間を形成する金型の部品を太くすることができるので、金型の強度を高めることができ、金型の耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、コネクタを小型化することができる。また、本発明によれば、コネクタを小型化することに加えて、コネクタの防水性を確保することができる。
本発明の第1の実施形態のコネクタを構成する雌ハウジングと雄ハウジングを示した斜視図である。 本発明の第2の実施形態のコネクタを構成する雌ハウジングと雄ハウジングを示した斜視図である。 図2の雌ハウジングの嵌合前の外観斜視図である。 図3の雌ハウジングの嵌合時の外観斜視図である。 雌ハウジングを構成する内側筒体の斜視図である。 雌ハウジングを構成する外側筒体の斜視図である。 雌ハウジングの嵌合前の所定状態の断面図である。 図7の部分拡大図である。 雌ハウジングの嵌合時の部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態のコネクタの動作を説明する断面図である。 本発明の第3の実施形態のコネクタを構成する雌ハウジングの横断面図である。 図11の雌ハウジングを構成する内側筒体の斜視図である。 本発明の第4の実施形態のコネクタのロックアームの構成を説明する雌ハウジングの横断面図である。 本発明の第5の実施形態のコネクタのロックアームの後端部の構成を説明する雌ハウジングの斜視図である。 本発明の第5の実施形態のコネクタのロックアームの後端部の構成を説明する雌ハウジングの背面図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明に係るコネクタの第1の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本実施形態のコネクタ1を構成する雌ハウジング3と雄ハウジング5の斜視図である。本実施形態のコネクタ1は、一方のハウジングである雌ハウジング3と、他方のハウジングである雄ハウジング5と、雌ハウジング3と雄ハウジング5との結合状態を保持するロック機構7とを備えて構成されている。以下では、図1のX方向を前後方向、Y方向を幅方向、Z方向を高さ方向とし、各ハウジングの嵌合方向をそれぞれ前方とし、図1の上側を上方として説明する。
雌ハウジング3は、合成樹脂で形成され、複数の雌端子(不図示)を収容する角筒のフード部9を有している。フード部9は、雌ハウジング3の外形を形成する一方、雌端子を保持する図示しない端子保持部が内部に収容されている。フード部9は、上部を軸方向(前後方向)に切り欠いて、フード部9の内側を臨む設定幅の開口部11と、開口部11の幅方向に対向する1対の側壁13a,13bに沿ってフード部9の外周面から立ち上げられて、フード部9から前方へ門型に張り出した保護壁15とを有している。雌ハウジング3の後端には、雌端子に接続された電線が抜き出される電線引き出し口16が形成されている。
雄ハウジング5は、合成樹脂で形成され、雌ハウジング3のフード部9と結合する角筒の筒体17を有している。筒体17は、雄ハウジング5の外形を形成する一方、図示しない底板で後端が封止された中空のキャップ構造をなしているが、雌ハウジング3に収容される雌端子と接続される雄端子が収容されていてもよい。
ロック機構7は、筒体17の外周面19の上部に突設する被係合部21と、雌ハウジング3の外面に揺動可能に支持され、雌ハウジング3と雄ハウジング5との結合時に、被係合部21と係合して結合状態を保持するロックアーム23とを備えている。ロックアーム23は、雌ハウジング3の開口部11よりも後端寄りの上部の外面25に突設された支持部材(不図示)に支持されて雌ハウジング3の前端側と後端側に延び、前端側が保護壁15の内側に配置されている。ロックアーム23は、前端の下部に雄ハウジング5の被係合部21に係合される係合部(不図示)が突設され、後端に被係合部21から係合部を解除させる操作部27が設けられている。操作部27は、雌ハウジング3の外面25と間隔をあけて配置されている。
雌ハウジング3と雄ハウジング5は、両ハウジング3,5の結合時において、雌ハウジング3のフード部9の先端面29と雄ハウジング5の筒体17の先端面31が互いに当接するようになっている。雄ハウジング5の筒体17の外周面19は、雌ハウジング3のフード部9の外周面33に対応させて形成されている。すなわち、雌ハウジング3と雄ハウジング5は、フード部9の先端面29と筒体17の先端面31とが当接した状態で、互いの外周面33,19が周方向で略面一になるように外形寸法が設定されている。
雌ハウジング3と雄ハウジング5は、フード部9の先端面29と筒体17の先端面31とが当接された状態で、ロック機構7が機能して、ロックアーム23の係合部が被係合部21に係合され、フード部9と筒体17との結合状態、つまり、雌ハウジング3と雄ハウジング5との結合状態が保持される。
上述したように、本実施形態のコネクタ1は、雌ハウジング3と雄ハウジング5との結合状態において、雌ハウジング3の外形を形成するフード部9と雄ハウジング5の外形を形成する筒体17の先端面29,31同士が当接されるので、雌ハウジング3のフード部9の内部に雄ハウジング5の筒体17が挿入される空間を形成する必要がない。そのため、雌ハウジング3のフード部9の外形寸法を雄ハウジング5の筒体17の外形寸法と同じかそれよりも小さく設定することができるので、コネクタ1を小型化することができる。
また、本実施形態では、ロック機構7をコネクタ1の上部の1箇所に設けているが、ロック機構7は、コネクタ1の軸に対して互いに対称となる位置、つまり、上下の2箇所や左右の2箇所にそれぞれ設けることもできる。このようにすれば、フード部9と筒体17との相対的な軸のずれを確実に防止することができる。
また、本実施形態では、フード部9の先端面29と筒体17の先端面31がいずれも平坦面とされているが、先端面29,31の形状は、平坦面に限られるものではなく、先端面29,31同士が係合可能な形状に形成されていてもよい。例えば、先端面29,31の一方に環状の凸部を形成し、他方にその凸部が係合する環状の凹部を形成することで、先端面29,31同士の密着性を高めることができる。
なお、本実施形態では、フード部9と筒体17がそれぞれ角筒に形成されているが、これらの形状は、角筒に限られるものではなく、例えば、円筒に形成されていてもよい。
以下では、本発明に係るコネクタの他の実施形態について説明する。ただ、これらの実施形態はいずれも基本的には第1の実施形態と同様であり、第1の実施形態と同様の効果が得られる。したがって、以下では、各実施形態に特徴的な構成についてだけ説明し、第1の実施形態と共通する構成については説明を省略する。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るコネクタの第2の実施形態について説明する。図2は本実施形態のコネクタ35の雌ハウジング37と雄ハウジング3を示した斜視図、図3は雌ハウジング37の嵌合前の斜視図、図4は雌ハウジング37の嵌合時の斜視図である。本実施形態では、第1の実施形態と雌ハウジング37の構成が相違しているので、雌ハウジング37を中心に説明する。
雌ハウジング37は、合成樹脂で形成され、雌端子を収容する内側筒体39(図5)と、内側筒体39を包囲して同軸に配置され、雌ハウジング37の外形を形成する外側筒体41とを有している。外側筒体41は、全体として角筒に形成され、内側筒体39の軸方向に沿ってスライド可能に内側筒体39に組み付けられる。外側筒体41は、雄ハウジング5の筒体17の先端面31と当接する先端面71を有し、後述するように、先端面71に筒体17が当接された状態で、筒体17と結合されるようになっている。そのため、本実施形態の外側筒体41は、第1の実施形態のフード部9に対応している。
図5は、内側筒体39の外観斜視図である。以下、内側筒体39を図4及び図5を用いて説明する。内側筒体39は、先端部に複数の切り込みが形成されているが、全体として角筒とされている。この内側筒体39は、外周面にゴム製の環状のパッキン43が装着され、前方から角筒のフロントホルダ45が装着される。フロントホルダ45は、内側筒体39に収容された雌端子の先端部を位置決めすると共にパッキン43が前方に抜け出すのを防止するための部材である。内側筒体39は、雄ハウジング5の筒体17と結合されるものではないが、先端部が外側筒体の先端から突出して前方へ露出され、フロントホルダ45が装着された状態で、雄ハウジング5の筒体17に挿入可能に形成されている。内側筒体39の内部には、雌端子を収容する複数の端子収容室47が前方に開放されて形成されている。端子収容室47は、内側筒体39の後方の電線引き出し口16から端子収容室47に挿入された雌端子を係止して設定位置に保持するようになっている。
内側筒体39は、後端側に全周に亘って外周面から突出する鍔部49を有している。外周面に装着されるパッキン43は、鍔部49の前方の側面51とフロントホルダ45の後端面53との間に保持される。雌ハウジング37の内側筒体39の鍔部49よりも後方の上部の外面25には、保護壁15とロックアーム23が支持されている。保護壁15とロックアーム23は、前方に延びており、これらと内側筒体39との間には、雄ハウジング5の筒体17が挿入される空間55が形成されている。なお、ロックアーム23は、第1の実施形態と同一の構成となっている。
図6は、外側筒体41の外観斜視図である。図示するように、外側筒体41は、軸方向(前後方向)に切り欠いた切り欠き部57を有し、全体として角筒とされている。切り欠き部57は、外側筒体41が内側筒体39の軸方向に沿ってスライドしたときに、内側筒体39のロックアーム23及び保護壁15と干渉するのを防ぐためのものである。そのため、内側筒体39に組み付けられた外側筒体41を上方から見ると、図3及び図4に示すように、切り欠き部57の内側には、ロックアーム23の操作部27及び保護壁15が配置されている。なお、外側筒体41は、ロックアーム23の操作部27及び保護壁15が外側筒体41と干渉しない位置に設けられている場合、切り欠き部57が不要になる。
外側筒体41は、前端(図6の左端)の内周面に沿って突出するリブ59と、後端の内周面に沿って突出する1対の係止片61a,61bと、前端と後端の間の後端寄りの内周面に沿って突出する係止部63とを有している。リブ59は、内周面の周方向に延び、外側筒体41の内側に向かって外側筒体41の軸方向と直交する方向に延びている。リブ59は、後述するように、内側筒体39からの外側筒体41の離脱を防止する機能を有している。1対の係止片61a,61bは、外側筒体41の後端の幅方向の両側にそれぞれ設けられ、内側に向かって外側筒体41の軸方向と直交する方向に延びている。係止部63は、外側筒体41の後端寄りの内周面の周方向に延び、リブ59よりも突出高さが低く、断面が半円に形成されている。
次に、内側筒体39に外側筒体41が組み付けられた状態の構成を説明する。図7は雌ハウジング37の嵌合前の所定状態を示す断面図、図8は図7の部分拡大図、図9は雄ハウジング5との嵌合時の雌ハウジング37の一部を拡大して示す断面図である。なお、図9では雄ハウジング5を省略している。図7に示すように、雌ハウジング37の嵌合前の初期状態(雄ハウジング5の筒体17が外側筒体41に当接する前の所定状態)では、内側筒体39の外周面に装着されたパッキン43が外側筒体41に先端まで覆われている。図8に示すように、パッキン43の外周面には複数のリップ65が形成され、各リップ65の頂部は、外側筒体41のリブ59の先端67よりも僅かに内側に位置されている。内側筒体39の鍔部49の外周面には、断面が半円の被係止部69が周方向に沿って突設されている。外側筒体41は、内側筒体39の鍔部49の被係止部69の前方に係止部63が位置され、その係止部63が被係止部69に前方から当接することで、後方へのスライドが規制されるようになっている。被係止部69は、外側筒体41に所定以上の力を加えない限り、係止部63が乗り越えられない高さに設定されている。また、外側筒体41は、内側筒体39の鍔部49の後方に1対の係止片61a,61bが位置され、これらの係止片61a,61bがそれぞれ後方から鍔部49に当接することで、前方へのスライドが規制されるようになっている。
一方、雄ハウジング5と嵌合した雌ハウジング37は、図9に示すように、外側筒体41が内側筒体39の後方にスライドし、外側筒体41のリブ59が内側筒体39の鍔部49の前方の側面51と当接された状態となる。このようにリブ59が鍔部49の側面51に前方から当接することで、外側筒体41の内側筒体39からの後方への離脱を防止するようになっている。
次に、本実施形態のコネクタ35の雄ハウジング5と雌ハウジング37が嵌合するまでの動作を説明する。図10は、雄ハウジング5と雌ハウジング37の一連の動作を説明する図である。図10(a)に示すように、雌ハウジング37の嵌合前の所定状態では、図7及び図8で説明したように、内側筒体39の鍔部49の被係止部69の前方に係止部63が位置され、外側筒体41の後方へのスライドが規制された状態となっている。このとき、内側筒体39の外周面に装着されたパッキン43は、外側筒体41に先端まで覆われている。
続いて、図10(b)に示すように、雄ハウジング5の筒体17を雌ハウジング37に押し込むと、雄ハウジング5の筒体17の先端面31が雌ハウジング37の外側筒体41の先端面71に当接する。このとき、雄ハウジング5の筒体17には、雌ハウジング37の内側筒体39(フロントホルダ45を含む)の先端部が挿入される。この内側筒体39(フロントホルダ45を含む)は、雄ハウジング5の筒体17を外側筒体41に向けて案内するようになっている。
さらに雄ハウジング5を雌ハウジング37に押し込むと、図10(c)に示すように、雌ハウジング37は、雄ハウジング5の筒体17に先端面71,31同士が当接された状態で押し込まれ、外側筒体41の係止部63が、内側筒体39の鍔部49の被係止部69を乗り越えて、後方へスライドする。
そして、図10(d)に示すように、外側筒体41と雄ハウジング5の筒体17が先端面71,31同士で当接され、かつ、外側筒体41のリブ59が内側筒体39の鍔部49の側面51に当接された位置に至ると、雄ハウジング5と雌ハウジング37が嵌合状態となる。また、図10では表していないが、雄ハウジング5と雌ハウジング37が嵌合位置に至ると、ロック機構7が機能して、外側筒体41と雄ハウジング5の筒体17との結合状態、つまり、雄ハウジング5と雌ハウジング37との結合状態が保持される。また、この嵌合位置において、雄ハウジング5の筒体17に挿入された雌ハウジング37の内側筒体39の外周面に装着されたパッキン43は、筒体17の内周面と密着されるので、雄ハウジング5の筒体17と雌ハウジング37の内側筒体39との隙間が水密にシールされる。
以上述べたように、本実施形態では、雌ハウジング37の外形を形成する外側筒体41と雄ハウジング5の外形を形成する筒体17が先端面71,31同士で当接されるので、雌ハウジング37は、内側筒体39と外側筒体41との間の隙間に、雄ハウジング5の筒体17が挿入される空間を形成する必要がない。そのため、雌ハウジング37の外側筒体41の外形寸法を、雄ハウジング5の筒体17の外形寸法と同じかそれよりも小さくして、コネクタ35を小型化することができる。
また、本実施形態では、雌ハウジング37の外側筒体41は、内側筒体39の軸方向に沿ってスライド可能に内側筒体39に組み付けられているので、雄ハウジング5の筒体17に先端面71が押し付けられると、筒体17と先端面71,31同士が当接した状態でスライドする。そのため、内側筒体39の鍔部49に外側筒体41のリブ59が当接した位置では、雄ハウジング5の筒体17に内側筒体39が挿入された状態となり、内側筒体39に装着されたパッキン43が雄ハウジング5の筒体17の内周面に密着されるので、コネクタ35の防水性を確保することができる。
また、本実施形態では、雌ハウジング37は、雄ハウジング5の筒体17が外側筒体41に当接する前の所定状態で、外側筒体41がパッキン43を先端まで覆っている。このように、パッキン43を外側筒体41で覆っておくことで、パッキン43は、雄ハウジング5の筒体17が外側筒体41に当接して外側筒体41がスライドしても、雄ハウジング5の筒体17に覆われるので、露出を防ぐことができる。そのため、パッキン43が外部に曝されて劣化するのを抑制することができるので、コネクタ35の防水性を長く維持することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係るコネクタの第3の実施形態について説明する。図11は本実施形態のコネクタの雌ハウジング73の横断面図、図12は雌ハウジング73を構成する内側筒体75の斜視図である。なお、図11は、内側筒体75と外側筒体41を表しており、フロントホルダ45を省略している。本実施形態では、図示するように、第2の実施形態のコネクタ35において、雌ハウジング37の内側筒体39の先端に設けた複数の突起部77が特徴部となっており、基本的には、第2の実施形態と同様に構成されている。
図11に示すように、雌ハウジング73は、内側筒体75の先端が外側筒体41の先端よりも突出している。内側筒体75は、全体として角筒に形成され、その先端には、端子収容室47を前方に開放させる複数の開口79が形成されている。各開口79には、前方から開口79に挿入される雄端子を案内するためのテーパ部81が設けられている。
図12に示すように、内側筒体75には、内側筒体75の先端よりも突出する4本の突起部77a〜77dが設けられている。各突起部77a〜77dは、内側筒体39の軸周りに互いに離間して設けられ、具体的には、内側筒体39の四角に沿って設けられている。突起部77a,77bは、内側筒体75の2箇所の角部のR面に沿って内側筒体75の先端から突出され、扇形の断面形状をなしている。突起部77c,77dは、内側筒体75の2箇所の角部の外周面から突出して軸方向に延び、矩形の断面形状をなしている。本実施形態では、突起部77a,77bを内側筒体39の先端面から突出させ、突起部77c,77dを内側筒体39の外周面から突出させているが、すべての突起部77を一方の形態で形成することもできる。
本実施形態では、内側筒体75にその先端よりも突出する複数の突起部77a〜77dを設けているので、例えば、外部の被接触物が雌ハウジング73に接触したり、雌ハウジング73が落下した場合、いずれかの突起部77a〜77dが被接触物に接触することで、内側筒体75の先端(例えば、開口79のテーパ部81等)に被接触物が接触するのを防ぐことができる。そのため、内側筒体75の先端が外側筒体41の先端よりも突出していても、内側筒体75の先端が傷付くのを防ぐことができるので、端子収容室47に雄端子をスムーズに案内することができ、コネクタの信頼性を高めることができる。また、突起部77a〜77dに被接触物が接触することで、内側筒体75への衝撃を緩和することができるので、端子収容室47の変形を防ぐことができる。
本実施形態では、内側筒体75が角筒に形成されているので、突起部77を内側筒体75の角部にそれぞれ設けているが、内側筒体75が円筒に形成される場合は、内側筒体75の先端よりも突出する複数(少なくとも3個)の突起部77が、内側筒体75の周方向に互いに離間して設けられていればよい。なお、突起部77の設置数や突起部77が内側筒体75の先端から突出する長さは、内側筒体75の重量やサイズに応じて適宜設定すればよい。
(第4の実施形態)
次に、本発明に係るコネクタの第4の実施形態について説明する。図13は本実施形態のコネクタのロックアーム23の構成を示す横断面図である。本実施形態では、ロックアーム23の係合部86を被係止部21から解除させる操作時(以下、解除操作時という。)におけるロックアーム23の揺動範囲を規制する構造に特徴部を有している。以下では、第2の実施形態の雌ハウジング37の構成を前提に説明するが、本実施形態の特徴部は、他のいずれの実施形態にも適用することができる。
ロックアーム23は、雌ハウジング37の外面25に突設された弾性を有する支持部材82に雌ハウジング37の外面に鉛直な面内で揺動可能に支持されている。このロックアーム23は、支持部材82から雌ハウジング37の前端側へ延びる1対の第1アーム部83と、1対の第1アーム部83の前端部同士を連結させる連結部84と、連結部84から支持部材82よりも雌ハウジング37の後端側へ延びる第2アーム部85とを有している。第2アーム部85は、雌ハウジング37を上方から見ると、1対の第1アーム部83の内側に配置されている。
第1アーム部83の前端の連結部84には、雌ハウジング37と雄ハウジング5との嵌合時に、雄ハウジング5の被係合部21に係合される係合部86が下向きに突設され、第2アーム部85の後端には、被係合部21から係合部86を解除する操作部27が設けられる。第2アーム部85の先端と操作部27との間には、雌ハウジング37の外面25から設定間隔をあけて先端が位置された支点部材87が設けられている。
このような構成において、ロックアーム23の解除操作時には、ロックアーム23の後端の操作部27を雌ハウジング37の外面25に向かって押し込み、第2アーム部85の先端と操作部27との間の支点部材87を雌ハウジング37の外面に当接させ、ここを支点としてロックアーム23の先端の係合部86をシーソ状に持ち上げる操作が行われる。この場合、操作部27が雌ハウジング37の外面25に向かって深く押し込まれると、ロックアーム23の支持部材82に過大な応力が発生し、支持部材82が永久変形するおそれがある。
この点、本実施形態では、支持部材82よりも係合部86側のロックアーム23を挟んだ両側に配置された保護壁15の内面88に、それぞれロックアーム23側に突出するストッパ89を設けている。このストッパ89は、ロックアーム23の解除操作時に、上方へ揺動するロックアーム23(1対の第1アーム部83)の上面と当接して、ロックアーム23の揺動範囲の上限(最も高い位置)を規制するようになっている。ストッパ89の設置高さは、ロックアーム23の解除操作時の支持部材82の変形許容量に応じて設定することができる。なお、ストッパ89は、保護壁15の1対の内面88の片方だけに設けられていてもよい。
本実施形態によれば、ロックアーム23を挟んだ両側の雌ハウジング37の保護壁15の内面に、ロックアーム23の揺動範囲の上限を規制するストッパ89を設けているので、ロックアーム23の解除操作時に、操作部27を深く押し込んでも、ロックアーム23の揺動上限が規制される。そのため、支持部材82に過大な応力が発生するのを防ぐことができ、支持部材82の永久変形を防ぐことができる。
(第5の実施形態)
次に、本発明に係るコネクタの第5の実施形態について説明する。図14は本実施形態のコネクタのロックアーム23の後端部分を示す斜視図、図15はロックアーム23の後端部分を示す背面図である。本実施形態では、ロックアーム23の支点部材87の形状に特徴部を有している。本実施形態の特徴部は、他のいずれの実施形態にも適用することができる。
ロックアーム23は、第2アーム部85の先端と操作部27との間に、雌ハウジング37の外面25から設定間隔をあけて先端が位置する支点部材87が設けられている(図13を参照)。この支点部材87は、図15に示すように、ロックアーム23の操作部27側から見ると、支持部材82との間で雌ハウジング37の幅方向に隙間Sが設けられている。この隙間Sは、樹脂成形用の金型の部品によって形成される。そのため、例えば、ロックアーム23が小型化されてその隙間が狭くなると、金型の部品が細くなり、強度不足による金型の耐久性の低下が懸念される。
この点、本実施形態の支点部材87は、ロックアーム23の操作部27側から見た支持部材82との間隔が、雌ハウジング37の外面25に向かうにつれて広くなるように先細りに形成されている。すなわち、支点部材87は、ロックアーム23の操作部27側から見たときの支持部材82側の側面に、下端90に向かって先細りとなる傾斜面91を有している。これにより、隙間Sを大きくすることができ、隙間Sを形成する金型の部品を太くすることができるので、金型の強度を高めることができ、金型の耐久性を向上させることができる。
本実施形態では、支点部材87の側面に下端90まで延びる傾斜面91を設けた例を説明したが、支点部材87の側面には、傾斜面91に代えて、下端90に向かって段階的に支持部材82との間隔が広くなる1又は複数の段部を設けることもできる。なお、支点部材87と支持部材82との隙間Sを大きくするためには、支持部材82に上端に向かって先細りとなる傾斜面を設けることも考えられるが、このような構成は、ロックアーム23を支持する強度を低下させるので、好ましくない。
1 コネクタ
3,37 雌ハウジング
5 雄ハウジング
7 ロック機構
9 フード部
17 筒体
21 被係合部
23 ロックアーム
27 操作部
29,31 先端面
39 内側筒体
41 外側筒体
43 パッキン
49 鍔部
59 リブ
69 被係止部
77a〜77d 突起部
82 支持部材
86 係合部
87 支点部材
89 ストッパ
91 傾斜面

Claims (6)

  1. 端子を包囲する筒体を有してなる一方のハウジングと、前記一方のハウジングの筒体に結合する筒体を有してなる他方のハウジングと、前記一対のハウジングの外形を形成する前記筒体の先端面同士を互いに当接させ、前記一方のハウジングと前記他方のハウジングとの結合状態を保持するロック機構とを備えてなるコネクタ。
  2. 前記一方のハウジングの筒体は、前記端子を収容する内側筒体と、該内側筒体を包囲して同軸に配置された外側筒体とを有し、
    前記外側筒体は、前記内側筒体の軸方向に沿ってスライド可能に前記内側筒体に組み付けられ、該外側筒体の前端の内周面から突出され、前記内側筒体の外周面から突出する鍔部に当接して当該外側筒体が前記内側筒体から離脱するのを防止するリブを有し、
    前記内側筒体は、前記他方のハウジングの筒体に挿入可能に形成され、前記鍔部よりも先端側の外周面に前記他方のハウジングの筒体の内周面との隙間をシールする環状のパッキンが装着され、
    前記ロック機構は、前記他方のハウジングの筒体の先端面が前記外側筒体の先端面に当接し、かつ、前記内側筒体の前記鍔部に前記外側筒体の前記リブが当接した位置で、結合状態となるように形成されている請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記一方のハウジングは、前記他方のハウジングの筒体が前記外側筒体に当接する前の所定状態で、前記外側筒体が前記内側筒体の外周面に装着された前記パッキンを先端まで覆っていることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記内側筒体の先端は、前記外側筒体の先端よりも突出しており、
    前記内側筒体は、当該内側筒体の先端よりも突出する複数の突起部を有し、前記突起部は、前記内側筒体の軸周りに互いに離間して設けられることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  5. 前記ロック機構は、前記一方のハウジングの外面に設けられた弾性を有する支持部材に、当該外面に鉛直な面内で揺動可能に支持されてハウジングの先端側と後端側に延びるロックアームを備え、前記ロックアームの先端に前記他方のハウジングの外面に形成された被係合部に係合される係合部が形成され、前記ロックアームの後端に前記被係合部から前記係合部を解除させる操作部を設けてなり、
    前記支持部材よりも前記係合部側の前記ロックアームを挟んだ両側の前記一方のハウジングの壁に前記ロックアームの揺動範囲の上限を規制するストッパを設けたことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  6. 前記ロック機構は、前記一方のハウジングの外面に設けられた弾性を有する支持部材に、当該外面に鉛直な面内で揺動可能に支持されてハウジングの先端側と後端側に延びるロックアームを備え、前記ロックアームの先端に前記他方のハウジングの外面に形成された被係合部に係合される係合部が形成され、前記ロックアームの後端に前記被係合部から前記係合部を解除させる操作部が設けられ、
    前記ロックアームは、前記先端と前記操作部との間に前記一方のハウジングの外面から設定間隔をあけて先端が位置された支点部材が設けられてなり、
    前記支点部材は、前記ロックアームの前記操作部側から見た前記支持部材との間隔が、前記一方のハウジングの外面に向かうにつれて広くなるように先細りに形成されてなることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
JP2016250019A 2016-12-22 2016-12-22 コネクタ Active JP6580548B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016250019A JP6580548B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 コネクタ
EP17884907.1A EP3561964A4 (en) 2016-12-22 2017-09-29 CONNECTOR
CN201780072320.XA CN110024231B (zh) 2016-12-22 2017-09-29 连接器
PCT/JP2017/035615 WO2018116570A1 (ja) 2016-12-22 2017-09-29 コネクタ
BR112019010387A BR112019010387A2 (pt) 2016-12-22 2017-09-29 conector
US16/416,746 US10581194B2 (en) 2016-12-22 2019-05-20 Connector with tubular bodies

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016250019A JP6580548B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018106856A true JP2018106856A (ja) 2018-07-05
JP6580548B2 JP6580548B2 (ja) 2019-09-25

Family

ID=62626251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016250019A Active JP6580548B2 (ja) 2016-12-22 2016-12-22 コネクタ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10581194B2 (ja)
EP (1) EP3561964A4 (ja)
JP (1) JP6580548B2 (ja)
CN (1) CN110024231B (ja)
BR (1) BR112019010387A2 (ja)
WO (1) WO2018116570A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019169654A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 矢崎総業株式会社 電子部品モジュール、電気接続箱及び電気接続箱
CN109620296B (zh) * 2019-01-14 2023-09-12 深圳英美达医疗技术有限公司 一种双模探头的对接机构
JP7025373B2 (ja) * 2019-06-11 2022-02-24 矢崎総業株式会社 ハウジング
USD931230S1 (en) * 2019-07-31 2021-09-21 Molex, Llc Connector shroud
JP7111770B2 (ja) * 2020-05-29 2022-08-02 矢崎総業株式会社 コネクタのロック構造

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478772U (ja) * 1990-11-22 1992-07-09
JP2001250636A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Yazaki Corp コネクタのロック構造
JP2008186646A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2010165483A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Hosiden Corp コネクタ
JP2015103372A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 矢崎総業株式会社 コネクタ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4472012A (en) * 1981-03-04 1984-09-18 Molex Incorporated Modularized universal pin and sleeve electrical connector
US6923676B2 (en) * 2003-09-04 2005-08-02 American Power Conversion Corporation System for replacing a battery pack
JP4464898B2 (ja) * 2005-09-27 2010-05-19 矢崎総業株式会社 コネクタ及びコネクタの組立方法
JP4977404B2 (ja) * 2006-05-26 2012-07-18 矢崎総業株式会社 コネクタ
SG141248A1 (en) * 2006-09-08 2008-04-28 Mea Technologies Pte Ltd Electrical connector
CN101272019A (zh) * 2007-03-22 2008-09-24 泰科电子公司 分路电连接器及其分路
JP4941745B2 (ja) * 2007-06-19 2012-05-30 住友電装株式会社 コネクタ
CN101635407A (zh) * 2008-07-23 2010-01-27 Smk株式会社 防水式连接器及中继连接器
JP5264604B2 (ja) * 2009-04-17 2013-08-14 矢崎総業株式会社 防水コネクタ
US7854629B1 (en) * 2010-01-19 2010-12-21 Flowserve Management Company Power plug system for submersible pump system
US9033729B2 (en) * 2012-01-26 2015-05-19 Tyco Electronics Corporation Panel mounted connector assembly
CN103915717B (zh) * 2012-12-29 2016-08-03 东莞立德精密工业有限公司 电连接器组件
CN106165207B (zh) * 2014-02-06 2019-11-15 富加宜(亚洲)私人有限公司 连接器组件

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0478772U (ja) * 1990-11-22 1992-07-09
JP2001250636A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Yazaki Corp コネクタのロック構造
JP2008186646A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2010165483A (ja) * 2009-01-13 2010-07-29 Hosiden Corp コネクタ
JP2015103372A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 矢崎総業株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018116570A1 (ja) 2018-06-28
CN110024231A (zh) 2019-07-16
US20190280425A1 (en) 2019-09-12
EP3561964A4 (en) 2019-12-25
US10581194B2 (en) 2020-03-03
JP6580548B2 (ja) 2019-09-25
BR112019010387A2 (pt) 2019-09-03
EP3561964A1 (en) 2019-10-30
CN110024231B (zh) 2021-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6580548B2 (ja) コネクタ
JP5189941B2 (ja) コネクタ
JP2001319725A (ja) 防水コネクタ
JP5818100B2 (ja) 防水コネクタ
JP5854281B2 (ja) スプリングロック式コネクタ
WO2013161341A1 (ja) 防水コネクタ
CN109845043B (zh) 防水连接器
US9478897B2 (en) Waterproof connector
JP2013239368A (ja) 防水コネクタ
JP2016115411A (ja) 防塵キャップ付コネクタ
KR20140125319A (ko) 레버식 커넥터
JP2015144103A (ja) コネクタ
JP2006147474A (ja) 防水コネクタ
JP2004071200A (ja) 防水コネクタ
JP2016212969A (ja) コネクタ
JP2007073457A (ja) 防水コネクタ
WO2013161337A1 (ja) 防水コネクタ
CN111682349B (zh) 连接器
CN109792123B (zh) 连接器
JP6029016B2 (ja) 防水コネクタ
JP2007220691A (ja) コネクタ
JP5573718B2 (ja) 防水コネクタ
JP7063848B2 (ja) ハウジング
JP4826488B2 (ja) コネクタ
JP2007280769A (ja) 防水コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190305

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190730

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6580548

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250