JP2016115411A - 防塵キャップ付コネクタ - Google Patents

防塵キャップ付コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2016115411A
JP2016115411A JP2014250698A JP2014250698A JP2016115411A JP 2016115411 A JP2016115411 A JP 2016115411A JP 2014250698 A JP2014250698 A JP 2014250698A JP 2014250698 A JP2014250698 A JP 2014250698A JP 2016115411 A JP2016115411 A JP 2016115411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
lock arm
dust
cap
dustproof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014250698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6514496B2 (ja
Inventor
和真 沼田
Kazuma Numata
和真 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2014250698A priority Critical patent/JP6514496B2/ja
Publication of JP2016115411A publication Critical patent/JP2016115411A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6514496B2 publication Critical patent/JP6514496B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

【課題】相手ハウジングとの嵌合状態を安定して保持することができる防塵キャップ付コネクタを提供する。
【解決手段】相手ハウジングが嵌合可能な開口を有するハウジング3と、このハウジング3に撓み可能に設けられ相手ハウジングに係止可能な係止部5を有するロックアーム7と、ハウジング3に組付けられ開口を閉塞する閉塞部9とハウジング3の外周を覆いロックアーム7の係止部5が内部に配置される保護部11とを有する防塵キャップ13とを備えた防塵キャップ付コネクタ1において、防塵キャップ13に、ハウジング3と保護部11との間にロックアーム7から離間して撓み可能に配置され係合部15を有する防塵ロックアーム17を設け、ハウジング3に、ハウジング3と保護部11との間に防塵ロックアーム17に近接して配置され係合部15に係合可能な被係合部19を設けた。
【選択図】図6

Description

本発明は、防塵キャップ付コネクタに関する。
従来、防塵キャップ付コネクタとしては、相手ハウジングが嵌合可能な開口を有するハウジングと、このハウジングに撓み可能に設けられ相手ハウジングに係止可能な係止部を有するロックアームと、ハウジングに組付けられ開口を閉塞する閉塞部としての端壁とハウジングの外周を覆いロックアームの係止部が内部に配置される保護部としての周壁とを有する防塵キャップとしての防塵カバーとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この防塵キャップ付コネクタでは、防塵カバーの周壁の内周面にロックアームの係止部に係合可能な係合突起が設けられ、この係合突起とロックアームの係止部とを係合することによりハウジングに対する防塵カバーの組付状態が保持される。
一方、この防塵キャップ付コネクタでは、ハウジングから防塵カバーを取り外す場合、防塵カバーを変形させたり、防塵カバーの端壁に形成された孔から治具を差し入れることにより、係合突起とロックアームの係止部との係合を解除している。
特開2001−267004号公報
しかしながら、上記特許文献1のような防塵キャップ付コネクタでは、ハウジングに対する防塵キャップの組付けにおいて、ハウジングのロックアームの係止部と防塵キャップの係合突起とを係合させている。
このため、ハウジングのロックアームの係止部と防塵キャップの係合突起との係合を解除させるときには、防塵キャップを変形させたり、防塵キャップに治具を挿入するなどして、ロックアームを撓ませて係合を解除する必要があるので、ロックアームに変形や破損などが発生する恐れがあり、相手ハウジングとの嵌合状態を安定して保持することができなくなる可能性があった。
そこで、この発明は、相手ハウジングとの嵌合状態を安定して保持することができる防塵キャップ付コネクタの提供を目的としている。
請求項1記載の発明は、相手ハウジングが嵌合可能な開口を有するハウジングと、このハウジングに撓み可能に設けられ前記相手ハウジングに係止可能な係止部を有するロックアームと、前記ハウジングに組付けられ前記開口を閉塞する閉塞部と前記ハウジングの外周を覆い前記ロックアームの係止部が内部に配置される保護部とを有する防塵キャップとを備えた防塵キャップ付コネクタであって、前記ハウジングと前記防塵キャップとのうち一方には、前記ハウジングと前記保護部との間に前記ロックアームから離間して撓み可能に配置され係合部を有する防塵ロックアームが設けられ、前記ハウジングと前記防塵キャップとのうち他方には、前記ハウジングと前記保護部との間に防塵ロックアームに近接して配置され前記係合部に係合可能な被係合部が設けられていることを特徴とする。
この防塵キャップ付コネクタでは、ハウジングと防塵キャップとのうち一方に設けられロックアームから離間して配置された係合部を有する防塵ロックアームと、他方に設けられ係合部に係合可能な被係合部との係合によって、ハウジングに対して防塵キャップが組付けられている。
このため、防塵キャップをハウジングから取り外す場合には、防塵キャップを変形させたり、防塵キャップに治具を挿入するなどして、防塵ロックアームの係合部と被係合部との係合を解除させても、防塵ロックアームや被係合部や治具がロックアームと干渉することがなく、ロックアームに変形や破損などの影響を与えることがない。
従って、このような防塵キャップ付コネクタでは、ロックアームに影響を与えずに、防塵キャップをハウジングから取り外すことができるので、ハウジングが相手ハウジングと嵌合した際には相手ハウジングとの嵌合状態を安定して保持することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の防塵キャップ付コネクタであって、前記防塵ロックアームの係合部と前記被係合部との係合は、前記防塵キャップを前記ハウジングから取り外す方向に移動させることにより解除されることを特徴とする。
この防塵キャップ付コネクタでは、防塵ロックアームの係合部と被係合部との係合が、防塵キャップをハウジングから取り外す方向に移動させることにより解除されるので、防塵キャップの変形や防塵キャップ内に治具などを挿入する必要がなく、さらにロックアームへの影響を防止することができる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の防塵キャップ付コネクタであって、前記被係合部は、前記ロックアームの係止部より前記閉塞部側に位置されていることを特徴とする。
この防塵キャップ付コネクタでは、被係合部が、ロックアームの係止部より閉塞部側に位置されているので、誤ってロックアームの係止部と被係合部或いは防塵ロックアームの係合部とが一致する部分で、ハウジングに対して防塵キャップが組付けられても、ロックアームの係止部と被係合部或いは防塵ロックアームの係合部とが干渉することがなく、ハウジングに対する防塵キャップの誤組付けによるロックアームへの影響を防止することができる。
本発明によれば、相手ハウジングとの嵌合状態を安定して保持することができる防塵キャップ付コネクタを提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタを一側から見たときの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタを他側から見たときの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタを一側から見たときの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタを他側から見たときの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタを防塵キャップ側から見たときの正面図である。 本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタの断面図である。 本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタの要部拡大断面図である。
図1〜図7を用いて本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタについて説明する。
本実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタ1は、相手ハウジング(不図示)が嵌合可能で端子収容室21の開口を有するハウジング3と、このハウジング3に撓み可能に設けられ相手ハウジングに係止可能な係止部5を有するロックアーム7と、ハウジング3に組付けられ開口を閉塞する閉塞部9とハウジング3の外周を覆いロックアーム7の係止部5が内部に配置される保護部11とを有する防塵キャップ13とを備えている。
そして、防塵キャップ13には、ハウジング3と保護部11との間にロックアーム7から離間して撓み可能に配置され係合部15を有する防塵ロックアーム17が設けられ、ハウジング3には、ハウジング3と保護部11との間に防塵ロックアーム17に近接して配置され係合部15に係合可能な被係合部19が設けられている。
また、防塵ロックアーム17の係合部15と被係合部19との係合は、防塵キャップ13をハウジング3から取り外す方向に移動させることにより解除される。
さらに、被係合部19は、ロックアーム7の係止部5より閉塞部9側に位置されている。
ここで、相手ハウジングは、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、円筒状に形成されている。この相手ハウジングの内部には、電源や機器などに電気的に接続され、タブ状の接続部を有する雄端子からなる相手端子(不図示)が収容されている。
このような相手ハウジングの上部には、ハウジング3との嵌合方向の前側が傾斜面とされ、ハウジング3との嵌合方向の後側が上面とほぼ垂直に形成され係止面とされた被係止部(不図示)が突設されている。
このように構成された相手ハウジングは、ハウジング3と嵌合可能となっており、ハウジング3と嵌合した状態で、被係止部がハウジング3に設けられたロックアーム7の係止部5に係止されることによって、ハウジング3との嵌合状態が保持される。
なお、以下の説明では、嵌合側を基準とし、ハウジング3の相手ハウジング及び防塵キャップ13との嵌合側を一端側、他方を他端側とし、又、防塵キャップ13のハウジング3との嵌合側を一端側、他方を他端側としている。
図1〜図7に示すように、ハウジング3は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、一端側が相手ハウジングと嵌合可能な筐体状に形成され、内部に複数の端子収容室21が設けられると共に、上面側にロックアーム7が撓み可能に設けられている。
なお、ロックアーム7は、撓み可能に設けられているが、ロックアーム7の全体的な動きは長さ方向の一端側と他端側とが揺動するので、以下では揺動という表現を用いて説明する。
端子収容室21は、ハウジング3の中央部にハウジング3の長さ方向に沿って形成されてハウジング3の幅方向に沿って複数(ここでは4つ)配置され、ハウジング3の他端側に設けられた開口からそれぞれ相手端子の接続部に接続可能な箱状の接続部を有する雌型端子からなる複数の端子(不図示)が収容される。なお、端子は、電源や機器などに接続された電線(不図示)の端末部に圧着部が圧着されて電気的に接続されている。
この端子は、ハウジング3の他端側に設けられた開口から端子収容室21内に挿入され、端子収容室21内に撓み可能に設けられた係止ランス(不図示)が係止することによって端子収容室21内からの抜け止めがなされる。
なお、端末部に端子が接続された電線の外周には、端子収容室21の内壁面と密着して端子収容室21内を防水するゴム栓などのシール部材が装着されている。
このような端子は、相手ハウジングとハウジング3とが嵌合することにより、端子収容室21の一端側の開口から挿入される相手端子の接続部が箱状の接続部内に挿入され、相手端子と電気的に接続される。
この端子と相手端子との接続状態は、相手ハウジングとハウジング3との嵌合状態を保持するロックアーム7の係止部5と相手ハウジングの被係止部との係止によって保持される。
なお、ハウジング3の端子収容室21の外周には、相手ハウジングの内周面と密着してハウジング3の内部と外部とを区画して防水するパッキンなどのシール部材23が装着されている。
ロックアーム7は、ハウジング3の上方にハウジング3の高さ方向に揺動可能に設けられ、ハウジング3の長さ方向に沿って枠状に形成されて一端側に係止部5が設けられ、他端側に解除操作部25が設けられている。
係止部5は、相手ハウジングとの嵌合方向の前側の下面側が傾斜面となっており、相手ハウジングとの嵌合方向の後側が上面とほぼ垂直に形成された係止面となっている。
この係止部5は、相手ハウジングとハウジング3とが嵌合する際に、傾斜面が被係止部の傾斜面と当接することによってロックアーム7を上方に向けて揺動させ、相手ハウジングとハウジング3とが嵌合した際に、被係止部を乗り越えロックアーム7が下方に向けて復元するように揺動することにより、係止面が被係止部の係止面を係止して相手ハウジングとハウジング3との嵌合状態を保持する。
解除操作部25は、上面が操作者の指などによって下方に向けて押圧されることにより、ロックアーム7の係止部5側を上方に向けて揺動させ、係止部5と被係止部との係止を解除することによって、相手ハウジングとハウジング3との嵌合を解除することができる。
このようにハウジング3の一端側の開口には、相手ハウジングが嵌合されて内部に収容された端子と相手端子とが電気的に接続される。このようなハウジング3は、相手ハウジングと嵌合していない状態で、一端側の開口が露出されているので、この開口から水や埃などがハウジング3の内部に侵入する恐れがある。
そこで、ハウジング3と相手ハウジングとが嵌合していない状態では、ハウジング3の一端側に防塵キャップ13が組付けられている。
防塵キャップ13は、合成樹脂などの絶縁性材料からなり、一端側が開口された有底の筒状に形成され、閉塞部9と、保護部11とを備えている。
閉塞部9は、有底の筒状に形成された他端側の底壁部となっており、防塵キャップ13が一端側の開口からハウジング3に組付けられると、ハウジング3の一端側の開口を閉塞する。
この閉塞部9によってハウジング3の開口を閉塞することにより、ハウジング3の内部に水や埃などの異物が侵入することを防止することができる。
保護部11は、閉塞部9と連続する一部材で形成され有底の筒状に形成された筒状部となっており、防塵キャップ13が一端側の開口からハウジング3に組付けられると、ロックアーム7の係止部5を内部に収容するようにハウジング3の外周に位置される。
この保護部11によってロックアーム7の係止部5を覆うことにより、ロックアーム7の係止部5が周辺部材と干渉することがなくなるので、係止部5の変形や破損を防止することができ、相手ハウジングとハウジング3との嵌合状態を安定して保持することができる。
このような防塵キャップ13は、一端側の開口からハウジング3の一端側(相手ハウジングとの嵌合面側)の開口に向けて組付けられ、ハウジング3に対する組付状態が防塵ロックアーム17と被係合部19とによって保持される。
防塵ロックアーム17は、防塵キャップ13の内部に撓み可能に設けられ、防塵キャップ13がハウジング3に組付けられた状態で、ハウジング3と保護部11との間に配置される。この防塵ロックアーム17は、ハウジング3と保護部11との間に配置された状態で、ハウジング3のロックアーム7と180度離間して位置されている。
このような防塵ロックアーム17には、防塵キャップ13の内方(ハウジング3側)に向けて係合部15が突設されている。係合部15は、ハウジング3への組付方向の前側が傾斜面となっており、ハウジング3への組付方向の後側が組付方向とほぼ垂直に形成された係止面となっている。この係合部15は、ハウジング3に設けられた被係合部19に係合される。
なお、防塵ロックアーム17の外周には、防塵キャップ13の保護部11が配置されており、防塵ロックアーム17や係合部15が周辺部材と干渉することがなく、防塵ロックアーム17や係合部15の変形や破損が防止されている。
被係合部19は、ハウジング3の一端側の外周の周方向に連続し外方に向けてリブ状に突設されている。この被係合部19は、防塵キャップ13がハウジング3に組付けられた状態で、ロックアーム7の係止部5より閉塞部9側に位置されている。
このように被係合部19の位置を設定することにより、被係合部19に係合する防塵ロックアーム17の係合部15も、ロックアーム7の係止部5より閉塞部9側に位置されることになる。
このため、誤って防塵キャップ13をロックアーム7の係止部5と防塵ロックアーム17の係合部15とが一致するように防塵キャップ13を180度異なる向きでハウジング3に組付けても、ロックアーム7の係止部5と防塵ロックアーム17の係合部15とが干渉することがなく、誤組付けによる係止部5の変形や破損を防止することができる。
なお、ロックアーム7と被係合部19とは、ハウジング3の周方向に対して180度異なる位置に設けられているが、例えば、ロックアーム7と被係合部19とをハウジング3の周方向に対して90度異なる位置に設けるように、ロックアーム7と被係合部19とをハウジング3の周方向に対して対向しない位置に設けてもよい。
この場合でも、防塵キャップ13をハウジング3に対して誤った向きで組付けても、ロックアーム7と防塵ロックアーム17とが完全に離間しており、互いの干渉を確実に防止することができる。
このような被係合部19は、防塵キャップ13をハウジング3に組付ける際に、防塵ロックアーム17の係合部15の傾斜面が被係合部19と当接することによって防塵ロックアーム17を外方に向けて撓ませ、防塵キャップ13をハウジング3に組付けた際に、防塵ロックアーム17の係合部15が被係合部19を乗り越え防塵ロックアーム17が内方に向けて復元することにより、防塵ロックアーム17の係合部15の係止面が被係合部19を係止して防塵キャップ13のハウジング3に対する組付状態を保持する。
ここで、防塵ロックアーム17の弾性力は、防塵キャップ13をハウジング3から引き抜く方向に移動させることにより、防塵ロックアーム17を撓ませ、係合部15と被係合部19との係合を解除できる程度に設定されている。
このため、防塵キャップ13をハウジング3から取り外す場合には、防塵キャップ13をハウジング3から引き抜く方向に移動させれば、容易に防塵キャップ13をハウジング3から取り外すことができる。
なお、防塵キャップ13の閉塞部9には、防塵ロックアーム17が位置する部分に内部と外部とを連通する孔27が設けられており、防塵キャップ13をハウジング3から引き抜いて取り外せない場合、この孔27に治具などを挿入して防塵ロックアーム17を撓ませて、係合部15と被係合部19との係合を解除することができる。
このように孔27に治具などを挿入する場合であっても、ロックアーム7と防塵ロックアーム17とは、離間して配置されているので、防塵キャップ13内に挿入された治具などがロックアーム7と干渉することがなく、ロックアーム7の変形や破損を防止することができる。
このような防塵キャップ付コネクタ1では、防塵キャップ13に設けられロックアーム7から離間して配置された係合部15を有する防塵ロックアーム17と、ハウジング3に設けられ係合部15に係合可能な被係合部19との係合によって、ハウジング3に対して防塵キャップ13が組付けられている。
このため、防塵キャップ13をハウジング3から取り外す場合には、防塵キャップ13を変形させたり、防塵キャップ13に治具を挿入するなどして、防塵ロックアーム17の係合部15と被係合部19との係合を解除させても、防塵ロックアーム17や被係合部19や治具がロックアーム7と干渉することがなく、ロックアーム7に変形や破損などの影響を与えることがない。
従って、このような防塵キャップ付コネクタ1では、ロックアーム7に影響を与えずに、防塵キャップ13をハウジング3から取り外すことができるので、ハウジング3が相手ハウジングと嵌合した際には相手ハウジングとの嵌合状態を安定して保持することができる。
また、防塵ロックアーム17の係合部15と被係合部19との係合は、防塵キャップ13をハウジング3から取り外す方向に移動させることにより解除されるので、防塵キャップ13の変形や防塵キャップ13内に治具などを挿入する必要がなく、さらにロックアーム7への影響を防止することができる。
さらに、被係合部19は、ロックアーム7の係止部5より閉塞部9側に位置されているので、誤ってロックアーム7の係止部5と防塵ロックアーム17の係合部15とが一致する部分で、ハウジング3に対して防塵キャップ13が組付けられても、ロックアーム7の係止部5と防塵ロックアーム17の係合部15とが干渉することがなく、ハウジング3に対する防塵キャップ13の誤組付けによるロックアーム7への影響を防止することができる。
なお、本発明の実施の形態に係る防塵キャップ付コネクタでは、防塵キャップに防塵ロックアームが設けられ、ハウジングに被係合部が設けられているが、これに限らず、防塵キャップに被係合部を設け、ハウジングに防塵ロックアームを設けてもよい。
また、被係合部は、ハウジングの開口側の外周に周方向に連続するリブ状に形成されているが、これに限らず、防塵ロックアームの係合部と一致する部分に設けられた係合突起などであってもよく、防塵ロックアームの係合部と係合できるものであれば、被係合部はどのような形状であってもよい。
さらに、被係合部は、ハウジングの上面にはリブ状に設けられていないが、ハウジングの外周の周方向に完全に連続する環状のリブとして被係合部を設けてもよい。
この場合には、防塵キャップをハウジングに対してどの向きで組付けても、防塵ロックアームの係合部に被係合部を組付けることができるので、防塵キャップのハウジングへの組付作業において、防塵キャップの向きを確認する必要がなく、組付性を向上することができる。特に、ハウジングや防塵キャップの形状が、真円状や正多角形状に形成されているときに有効である。
1…防塵キャップ付コネクタ
3…ハウジング
5…係止部
7…ロックアーム
9…閉塞部
11…保護部
13…防塵キャップ
15…係合部
17…防塵ロックアーム
19…被係合部

Claims (3)

  1. 相手ハウジングが嵌合可能な開口を有するハウジングと、このハウジングに撓み可能に設けられ前記相手ハウジングに係止可能な係止部を有するロックアームと、前記ハウジングに組付けられ前記開口を閉塞する閉塞部と前記ハウジングの外周を覆い前記ロックアームの係止部が内部に配置される保護部とを有する防塵キャップとを備えた防塵キャップ付コネクタであって、
    前記ハウジングと前記防塵キャップとのうち一方には、前記ハウジングと前記保護部との間に前記ロックアームから離間して撓み可能に配置され係合部を有する防塵ロックアームが設けられ、
    前記ハウジングと前記防塵キャップとのうち他方には、前記ハウジングと前記保護部との間に防塵ロックアームに近接して配置され前記係合部に係合可能な被係合部が設けられていることを特徴とする防塵キャップ付コネクタ。
  2. 請求項1記載の防塵キャップ付コネクタであって、
    前記防塵ロックアームの係合部と前記被係合部との係合は、前記防塵キャップを前記ハウジングから取り外す方向に移動させることにより解除されることを特徴とする防塵キャップ付コネクタ。
  3. 請求項1又は2記載の防塵キャップ付コネクタであって、
    前記被係合部は、前記ロックアームの係止部より前記閉塞部側に位置されていることを特徴とする防塵キャップ付コネクタ。
JP2014250698A 2014-12-11 2014-12-11 防塵キャップ付コネクタ Active JP6514496B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014250698A JP6514496B2 (ja) 2014-12-11 2014-12-11 防塵キャップ付コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014250698A JP6514496B2 (ja) 2014-12-11 2014-12-11 防塵キャップ付コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016115411A true JP2016115411A (ja) 2016-06-23
JP6514496B2 JP6514496B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=56142111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014250698A Active JP6514496B2 (ja) 2014-12-11 2014-12-11 防塵キャップ付コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6514496B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019220305A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 住友電装株式会社 キャップ
EP3751675A1 (en) 2019-06-11 2020-12-16 Yazaki Corporation Housing comprising an engaging piece inserted into a seal mounting portion and abutting said seal mounting portion
EP3751676A1 (en) 2019-06-11 2020-12-16 Yazaki Corporation Housing comprising a protective wall facing the gap with the hood portion
US11171442B2 (en) 2019-05-20 2021-11-09 Yazaki Corporation Housing

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0656981U (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 住友電装株式会社 コネクタカバー
JPH0677176U (ja) * 1993-04-06 1994-10-28 住友電装株式会社 コネクタ用保護キャップ
JPH11307168A (ja) * 1998-04-22 1999-11-05 Yazaki Corp コネクタ用保護カバー
JP2004200074A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2007122886A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Fujitsu Component Ltd コネクタ保護カバー
JP2008091117A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Yazaki Corp コネクタ保護構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0656981U (ja) * 1993-01-13 1994-08-05 住友電装株式会社 コネクタカバー
JPH0677176U (ja) * 1993-04-06 1994-10-28 住友電装株式会社 コネクタ用保護キャップ
JPH11307168A (ja) * 1998-04-22 1999-11-05 Yazaki Corp コネクタ用保護カバー
JP2004200074A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
JP2007122886A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Fujitsu Component Ltd コネクタ保護カバー
JP2008091117A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Yazaki Corp コネクタ保護構造

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019220305A (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 住友電装株式会社 キャップ
WO2019244588A1 (ja) * 2018-06-19 2019-12-26 住友電装株式会社 キャップ
CN112335130A (zh) * 2018-06-19 2021-02-05 住友电装株式会社
JP7004169B2 (ja) 2018-06-19 2022-01-21 住友電装株式会社 キャップ及び接続装置
US11411329B2 (en) 2018-06-19 2022-08-09 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Cap with a protection wall
CN112335130B (zh) * 2018-06-19 2022-09-02 住友电装株式会社
US11171442B2 (en) 2019-05-20 2021-11-09 Yazaki Corporation Housing
EP3751675A1 (en) 2019-06-11 2020-12-16 Yazaki Corporation Housing comprising an engaging piece inserted into a seal mounting portion and abutting said seal mounting portion
EP3751676A1 (en) 2019-06-11 2020-12-16 Yazaki Corporation Housing comprising a protective wall facing the gap with the hood portion
US11133620B2 (en) 2019-06-11 2021-09-28 Yazaki Corporation Connector housing having sealing member and protective wall
US11239600B2 (en) 2019-06-11 2022-02-01 Yazaki Corporation Housing with an engaging piece

Also Published As

Publication number Publication date
JP6514496B2 (ja) 2019-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9425549B2 (en) Connector
JP6445495B2 (ja) コネクタ
US6910905B2 (en) Waterproof connector
WO2015178203A1 (ja) コネクタ
CN110024231B (zh) 连接器
JP2016115411A (ja) 防塵キャップ付コネクタ
JP5818100B2 (ja) 防水コネクタ
WO2018163787A1 (ja) シールド端子及びシールドコネクタ
JP5729350B2 (ja) 防水コネクタ
JP2012243546A (ja) 防水コネクタ
JP6408780B2 (ja) コネクタ嵌合構造
JP2003173840A (ja) 防水コネクタ
US20160056584A1 (en) Shield connector
KR100733849B1 (ko) 암단자
WO2018105362A1 (ja) ゴムカバー付きコネクタ
WO2015008609A1 (ja) コネクタ
JP2004071200A (ja) 防水コネクタ
JP7144480B2 (ja) コネクタユニットおよびワイヤハーネス
US9318842B2 (en) Connector
JP5681478B2 (ja) コネクタ
JP2007220691A (ja) コネクタ
JP2015216063A (ja) コネクタ
JP2014146437A (ja) コネクタ
JP6170780B2 (ja) 防水コネクタ
JP7227080B2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6514496

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250