JP2018106112A - 画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録材のメディア特性が変化する場合でも、ユーザの利便性や生産性を保つ画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、所定の画像形成条件に基づいて記録材に画像を形成する画像形成部17と、搬送路を介して画像形成部17へ記録材を搬送する給紙搬送モータ150と、画像形成部17へ搬送される記録材のメディア特性を検知するメディアセンサ14と、制御部20とを備える。制御部20は、記録材のメディア特性を記憶するRAM12を備え、メディアセンサ14で検知された搬送中の記録材の第1のメディア特性と、RAM12に記憶される前回の画像形成時の記録材の第2のメディア特性とが異なり、且つ第1のメディア特性に応じた画像形成条件と第2のメディア特性に応じた画像形成条件とが異なる場合に画像形成処理を中断する。【選択図】図2

Description

本発明は、シート等の記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、例えば感光体上に形成したトナー像をシート等の記録材に転写し、記録材に転写したトナー像を熱定着させることで画像形成処理を行う。このような画像形成装置は、記録材の厚みや表面性等のメディア特性に応じて、画像形成のための画像形成条件を設定する。画像形成条件には、画像形成速度や熱定着時の定着温度等である。画像形成速度は、感光体へのトナー像形成時の各部の速度、転写時の各部の速度、及び記録材の搬送速度等である。メディア特性は、画像形成装置に設けられるユーザインタフェースや、プリンタドライバを搭載した外部の装置からのユーザの操作により設定される。これに加え、近年の画像形成装置は、記録材のメディア特性を検知するためのセンサ(以下、「メディアセンサ」という。)を搭載したものがある。メディアセンサは、搬送中の記録材からメディア特性を検知する。
メディアセンサを搭載した画像形成装置は、連続して記録材に画像形成を行っているときに、異なるメディア特性の記録材を検知することがある。この場合、メディア特性が異なるために、メディア特性に対応しない画像形成条件により画像形成が行われることになる。特許文献1の画像形成装置は、搬送路上にメディア特性を検知するメディアセンサを設け、連続して搬送される複数の記録材のメディア特性を検知する。既に検知した記録材のメディア特性と、新たに検知した記録材のメディア特性とが異なる場合、画像形成装置は、画像形成動作を停止する。これにより画像形成装置は、メディア特性に対応しない画像形成条件による画像形成動作を中止する。
特開2010−211062号公報
しかしながら、画像形成には様々なメディア特性の記録材が使用されており、中には、メディアセンサによる検知結果が、メディア特性を判定するための閾値付近でばらつく記録材もある。このような記録材の束を用いて連続して画像形成を行う場合、メディアセンサで検知される記録材のメディア特性が、記録材毎に例えば普通紙と厚紙とに変化することがある。この場合、特許文献1の画像形成装置では、検知したメディア特性が変化する度に画像形成動作が停止され、ユーザの利便性が大きく損なわれることになる。
画像形成装置は、画像形成動作を停止しないで、検知したメディア特性に応じた新たな画像形成条件による画像形成動作を行うことも可能である。この場合、画像形成条件の切り替えによる待ち時間が発生する。例えば、普通紙と厚紙とでは、画像形成速度や定着温度が異なる。メディア特性が変化する場合、これらを切り替える時間が発生する。このような画像形成条件の切り替えは、生産性の低下につながる。
本発明は、上記の問題に鑑み、記録材のメディア特性が変化する場合でも、ユーザの利便性や生産性を保つ画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
本発明の画像形成装置は、所定の画像形成条件に基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段と、搬送路を介して前記画像形成手段へ前記記録材を搬送する搬送手段と、前記搬送路に設けられ、前記画像形成手段へ搬送される前記記録材のメディア特性を検知するメディア検知手段と、前記記録材のメディア特性を記憶する記憶手段と、前記メディア検知手段で検知された搬送中の記録材の第1のメディア特性と、前記記憶手段に記憶される既に画像形成された記録材の第2のメディア特性とが異なり、且つ前記第1のメディア特性に応じた画像形成条件と前記第2のメディア特性に応じた画像形成条件とが異なる場合に、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を中断する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記録材のメディア特性及び画像形成条件が前回の画像形成時とは異なる場合に画像形成処理を停止することで、従来よりも記録材のメディア特性の変化により画像形成処理が停止する頻度を低減する。これによりユーザの利便性や生産性が確保される。
画像形成装置の構成図。 制御部の構成図。 定着器の説明図。 メディアセンサの説明図。 (a)〜(d)は、メディアセンサが記録材を検知するときの状態の説明図。 (a)、(b)は、記録材の種類に応じた反射光量の説明図。 (a)、(b)は、画像形成処理時の動作タイミングを表すタイミングチャート。 画像形成処理を表すフローチャート。 メッセージの例示図。 画像形成条件と記録材のメディア特性との関係の説明図。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
(構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置100は、複数の画像形成ユニット120a〜120d、レーザスキャナ122a〜122d、一次転写部123a〜123d、中間転写ベルト130、二次転写部140、定着器170、及び給紙カセット220を備える。また画像形成装置100は、ユーザインタフェースとして操作部13を備える。
画像形成ユニット120a〜120dは、各々、帯電ローラ、感光体、及び現像器を備える。画像形成ユニット120a〜120dは、ユーザにより画像形成装置100の本体から取り外しできる構成となっている。各感光体は、帯電ローラにより表面が帯電され、対応するレーザスキャナ122a〜122dによりレーザ光を照射されることで、静電潜像が形成される。現像器は、静電潜像をトナーにより現像することで感光体にトナー像を形成する。画像形成ユニット120a〜120dは、1つがブラックのトナー像を形成し、他が有彩色のトナー像を形成する。例えば、画像形成ユニット120aの感光体にはイエローのトナー像が形成される。画像形成ユニット120bの感光体にはマゼンタのトナー像が形成される。画像形成ユニット120cの感光体にはシアンのトナー像が形成される。画像形成ユニット120dの感光体にはブラックのトナー像が形成される。
一次転写部123a〜123dは、対応する画像形成ユニット120a〜120dの感光体に形成されたトナー像を、中間転写ベルト130に重なるように転写する。中間転写ベルト130は、図中時計回りに回転しており、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順にトナー像が転写される。中間転写ベルト130は、転写されたトナー像を、回転することで二次転写部140に搬送する中間転写体である。
給紙カセット220は、画像が形成されるシート等の記録材Sを収容する。給紙カセット220は、同じ種類の記録材Sを収容していてもよく、材質や厚さ、サイズ等の種類が異なる記録材Sを収容していてもよい。記録材Sは、給紙カセット220から給紙されて、搬送路を二次転写部140に搬送される。給紙カセット220から二次転写部140までの搬送路には、ピックアップローラ151、ピックアップセンサ152、搬送ローラ154、155、メディアセンサ14、搬送センサ160、及びレジストローラ161が設けられる。
給紙カセット220に収容される記録材Sは、ピックアップローラ151により1枚ずつ給紙される。給紙された記録材Sは、ピックアップセンサ152により、1枚ずつ給紙されたか否かが監視される。記録材Sは、ピックアップローラ151により搬送ローラ154、155へ搬送される。搬送ローラ154、155は、記録材Sをレジストローラ161へ搬送する。レジストローラ161は、搬送センサ160が搬送されてきた記録材Sを検知すると、該記録材Sの搬送を一旦停止させて斜行補正等を行う。レジストローラ161は、中間転写ベルト130がトナー像を二次転写部140に搬送するタイミングに合わせて、記録材Sを二次転写部140へ搬送する。
二次転写部140は、レジストローラ161により搬送された記録材Sに、中間転写ベルト130に形成されたトナー像を転写する。定着器170は、記録材Sにトナー像を熱定着させる。定着器170の後段には、定着器170を通過した記録材Sを検知する用紙搬送センサ171が設けられる。定着器170でトナー像が定着した記録材Sは、両面印刷の場合に両面搬送路230に搬送され、画像形成が終了した場合に排紙搬送路231に搬送される。搬送フラッパ172は、用紙搬送センサ171による記録材Sの検知を契機にして動作し、記録材Sを両面搬送路230及び排紙搬送路231のいずれかに振り分ける。両面搬送路230に搬送された記録材Sは、表裏が反転された後に、搬送ローラ155からレジストローラ161まで搬送され、レジストローラ161から二次転写部140に搬送されて裏面用のトナー像の転写が行われる。
画像形成装置100は、排紙トレイ196及び排紙トレイ200を備える。排紙搬送路231に搬送された記録材Sは、搬送ローラ232により用紙搬送路180及び用紙搬送路181のいずれかに搬送される。搬送フラッパ190は、記録材Sを用紙搬送路180及び用紙搬送路181のいずれかに振り分ける。用紙搬送路180に振り分けられた記録材Sは、排紙トレイ200に排出される。用紙搬送路181に振り分けられた記録材Sは、排紙トレイ196に排出される。
操作部13は、ディスプレイ及びタッチパッドにより構成されるタッチパネル、キーボタン等を備える入出力デバイスである。ユーザは、操作部13を用いて画像形成処理に関する各種情報(枚数、画質、両面/片面印刷、白黒印刷、カラー印刷等)、画像形成処理の開始指示、記録材Sのメディア特性等を入力することができる。
メディアセンサ14は、給紙カセット220から二次転写部140までの搬送路の途中に設けられ、記録材Sの種類(薄紙、普通紙、厚紙)や表面性等のメディア特性を検知する。本実施形態では、メディアセンサ14が搬送ローラ154と搬送ローラ155との間に設けられる。
図2は、このような画像形成装置100の動作を制御する制御部の構成図である。制御部20は、画像形成装置100に内蔵される。制御部20は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)11、及びRAM(Random Access Memory)12を備えるコンピュータである。制御部20は、画像形成部17、操作部13、メディアセンサ14、給紙搬送モータ150、ピックアップセンサ152、及び定着器170が接続される。
CPU10は、ROM11からコンピュータプログラムを読み込み、RAM12を作業領域に用いて実行することで画像形成装置100の動作を制御する。本実施形態では、CPU10は、記録材Sのメディア特性をメディアセンサ14の検知結果から検知し、このメディア特性に応じて画像形成動作を制御する。例えば、CPU10は、メディアセンサ14を含む各種センサの検知結果、及びユーザによる操作部13からの各種情報、指示の入力に応じて、画像形成部17、給紙搬送モータ150、及び定着器170の動作を制御して、画像形成処理を行う。
画像形成部17は、制御部20の制御により、画像形成ユニット120a〜120d、レーザスキャナ122a〜122d、中間転写ベルト130、一次転写部123a〜123d、及び二次転写部140の動作を制御する。給紙搬送モータ150は、搬送路上に設けられる記録材Sを搬送するための各種ローラの駆動源である。
制御部20は、ピックアップセンサ152が記録材Sを検知することで、記録材Sの搬送が開始されたことを検知する。その後、記録材Sが搬送されることで、メディアセンサ14が記録材Sを検知する。制御部20は、メディアセンサ14の検知結果により、記録材Sのメディア特性を検知する。メディア特性としては、記録材Sの厚さ、表面性、坪量等があるが、本実施形態では、メディア特性として記録材Sの厚さに応じた種類(薄紙、普通紙、厚紙等)を検知する例を説明する。制御部20は、メディア特性に応じて、画像形成速度や定着器170の定着温度等の画像形成条件を決定する。例えば、制御部20は、メディア特性に応じた感光体の回転速度、レーザスキャナ122a〜122dの走査速度、中間転写ベルト130の回転速度、及び記録材Sの搬送速度等や、定着温度を決定する。制御部20は、決定した画像形成条件に基づいて給紙搬送モータ150等の駆動部や定着器170の動作を制御する。
画像形成速度は、例えば記録材Sが普通紙や薄紙の場合には、基準となる画像形成速度に対して1/1倍速に設定され、厚紙の場合には、基準となる画像形成速度に対して1/2倍速に設定される。定着温度は、例えば記録材Sの厚さや材質に応じた温度に設定される。例えば定着温度は、記録材Sが厚紙であれば普通紙のときよりも高く設定され、薄紙であれば普通紙のときよりも低く設定される。
(定着器)
図3は、定着器170の説明図である。定着器170は、加熱ローラ201及び加圧ローラ205を備える。定着器170は、トナー像Tが転写された記録材Sを加熱ローラ201及び加圧ローラ205の間に形成される定着ニップ部206に挟みながら搬送することで、トナー像Tを、加熱して溶融させて記録材Sに圧着させる。
加熱ローラ201は、ヒータホルダ207、ヒータホルダ207の下面にヒータホルダ長手方向(図面の奥行き方向)に沿って固定して配設される定着ヒータ204、及び弾性層の定着フィルム203等からなるアセンブリである。定着ヒータ204は、セラミック基板上に抵抗発熱体を形成して構成される。定着ヒータ204には、温度検知センサ208が当接する。温度検知センサ208は、定着ヒータ204の温度検知を行う。加圧ローラ205は、その芯金の両端部を定着器170の側板間に回転自由に軸受させて配設してある。
加熱ローラ201は、定着ヒータ204側が加圧ローラ205に接するようにして加圧ローラ205に並行に配列され、ヒータホルダ207の両端部側を所定の押圧力で押圧した状態にしてある。これにより、定着ヒータ204の面が定着フィルム203を挟んで加圧ローラ205の弾性層に圧接され、所定幅の定着ニップ部206が形成される。加圧ローラ205は、不図示の駆動機構により反時計方向に所定の周速度にて回転駆動される。
制御部20は、定着ヒータ204の温度を温度検知センサ208の検知結果から検知して、定着ヒータ204が目標の定着温度(目標温度)になるように、定着ヒータ204へ供給する電力量を制御する。制御部20は、定着ヒータ204の目標温度を、画像形成される記録材Sのメディア特性や環境温度等に基づいて決定する。環境温度は、例えば定着器170の近傍に配置される温度センサにより検知される。制御部20は、例えば記録材Sの種類に基づいて決定する画像形成条件である温度に、環境温度による補正を行い、定着ヒータ204の目標温度を決定する。
(メディアセンサ)
図4は、メディアセンサ14の説明図である。メディアセンサ14は、発光部481及び受光部480を備える。発光部481は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を備える。受光部480は、フォトダイオード等の受光素子を備える。発光部481は、搬送される記録材Sに光を照射する。受光部480は、発光部481から照射された光の記録材Sによる反射光を受光する。受光部480は、受光した反射光の光量に応じた検知結果を出力する。
メディアセンサ14は、弾性部材482、ガイド部483、及びカム484を備える。弾性部材482は、カム484の回転に応じた押圧力でガイド部483を記録材S方向に押圧する。弾性部材482による押圧力は、カム484の回転に応じて変化する。弾性部材482の実行長が短い方向にカム484が回転する場合、押圧力が弱くなり、弾性部材482の実行長が長い方向にカム484が回転する場合、押圧力が強くなる。メディアセンサ14は、記録材Sのメディア特性、ここでは記録材Sの種類(厚さ)を検知する間、カム484が回転し、弾性部材482の押圧力が変化するようになっている。なお、弾性部材482は、例えばバネであるが、カム484の回転によりガイド部483を記録材S方向に押圧するような部材であれば、バネに限らない。
図5は、メディアセンサ14が記録材Sを検知するときの状態の説明図である。図5は、記録材Sが薄紙と厚紙との2種類のときの通紙状態を表す。図5(a)は、弾性部材482の押圧力が弱いときの薄紙の通紙状態を表す。図5(b)は、弾性部材482の押圧力が強いときの薄紙の通紙状態を表す。図5(c)は、弾性部材482の押圧力が弱いときの厚紙の通紙状態を表す。図5(d)は、弾性部材482の押圧力が強いときの厚紙の通紙状態を表す。記録材Sが薄紙の場合、記録材Sは、押圧力にかかわらず、ガイド部483に対して安定した状態で搬送される。記録材Sが厚紙の場合、押圧力が弱ければ、記録材Sがガイド部483を押し上げた状態で搬送される。記録材Sが厚紙の場合、押圧力が強ければ、記録材Sがガイド部483に対して安定した状態で搬送される。
このように記録材Sが厚紙の場合、記録材Sがガイド部483を押し上げることがあるために、メディアセンサ14の受光部480が受光する反射光量が変化する。図6は、このような記録材Sの種類に応じた反射光量の説明図である。図6(a)は、記録材Sが薄紙のときの反射光量の変化を表す。図6(b)は、記録材Sが厚紙のときの反射光量の変化を表す。
記録材Sが薄紙の場合、受光部480が受光する反射光量250は、弾性部材482の押圧力にかかわらず、記録材Sがガイド部483に対して安定した状態で搬送されるために、平均値、ばらつきの大きさともに一定である。記録材Sが厚紙の場合、受光部480が受光する反射光量255は、弾性部材482の押圧力が弱いときにばらつきが大きくなり、弾性部材482の押圧力が強いときに平均値が大きくなり且つばらつきが小さくなる。このように、記録材Sが厚紙の場合には、押圧力による搬送状態の変化により反射光量に差が生じる。
制御部20は、メディアセンサ14の受光部480から、反射光量に応じた検知結果を取得する。図6に示すような反射光量(検知結果)の差により、制御部20は、記録材Sのメディア特性として、種類(材質、厚さ)を判別することができる。制御部20は、記録材Sの種類に応じて、画像形成速度及び定着器170の定着温度を最適に制御する。また、制御部20は、判別した記録材Sのメディア特性(種類)をRAM12に記憶する。画像形成装置100に給紙カセットが複数設けられる場合、制御部20は、給紙カセット毎の記録材Sのメディア特性(種類)をRAM12に記憶してもよい。
メディアセンサ14は、搬送路に設けられており、搬送路上の検知範囲を通過する記録材Sを検知するメディア検知手段である。そのために検知自体は記録材Sの搬送中に行われる。メディアセンサ14による検知結果に応じた記録材Sのメディア特性(種類)が、RAM12に記憶された既に搬送済みの記録材Sのメディア特性(種類)とは異なり、画像形成条件を変更する必要が生じた場合、制御部20は、記録材Sの搬送を一旦停止する。制御部20は、記録材Sの搬送停止後に画像形成条件を変更し、画像形成条件の変更後に、記録材Sの搬送を再開する。そのために、この場合、ダウンタイムが発生する。
メディアセンサ14は、発光部481及び受光部480に、圧電素子等の超音波センサを組み合わせて構成されていてもよい。この場合、メディアセンサ14は、超音波センサの受信信号を用いて記録材Sの坪量等を検知することが可能となり、さらに高精度の記録材Sのメディア特性(種類)の判別が可能になる。
(画像形成処理の動作タイミング)
図7は、画像形成装置100による画像形成処理時の動作タイミングを表すタイミングチャートである。画像形成装置100は、記録材Sのメディア特性をメディアセンサ14により検知するメディア自動検知モードと、記録材Sのメディア特性が操作部13により設定されるユーザ指示モードと、で動作する。いずれのモードで動作するかは、操作部13やプリンタドライバを搭載した外部の装置からの指示により設定される。図7では、横軸に画像形成装置100によるイベントの発生タイミングが示される。イベントには、画像形成の動作開始(プリント動作開始)、メディアセンサ14による記録材Sの検知、画像形成速度の切り替え完了、記録材Sの定着器170への到達等がある。図7の縦軸には、制御対象が示される。制御対象には、定着制御、画像形成制御、搬送制御等がある。
図7(a)は、メディア自動検知モード時のタイミングチャートである。
制御部20は、プリント動作開始指示を取得すると、記録材Sの搬送動作を開始する。この場合、動作開始時の記録材Sのメディア特性が不明であるために、制御部20は、前回の画像形成時の記録材Sのメディア特性に応じた速度で記録材Sの搬送を開始し、定着器170に対しては動作を開始させない。制御部20は、ピックアップセンサ152等を監視し、記録材Sがメディアセンサ14に到達するまで待機する。制御部20は、記録材Sがメディアセンサ14の検知範囲に到達すると、メディアセンサ14による検知結果を取得して記録材Sのメディア特性を検知する。ここでは、制御部20は記録材Sの種類(厚さ)を検知する。メディアセンサ14により記録材Sのメディア特性の検知が終了すると、制御部20は、定着温度の目標温度を設定し、且つ定着器170の立ち上げ制御を開始する。
制御部20は、記録材Sのメディア特性が前回検知した記録材のメディア特性とは異なり、画像形成速度を切り替える必要が有ると判断した場合、記録材Sの搬送を停止する。制御部20は、画像形成速度の切り替えが完了するまでの待機時間Xの間、動作を停止して待機する。画像形成速度の切り替えが完了すると、制御部20は、給紙搬送モータ150を駆動して記録材Sの搬送を再開し、画像形成処理を行う。なお、画像形成速度を切り替える必要が無いと判断した場合、制御部20は、記録材Sの搬送を停止することなく、画像形成処理を行う。つまり待機時間Xが「0」になる。以降の記録材への画像形成時にも同様の処理が行われる。
メディア自動検知モード時には、以上のようなタイミングで各動作が行われる。メディア自動検知モードは、ユーザが操作部13により記録材のメディア特性を設定する必要が無い。しかしながら、画像形成速度の切り替えが必要な場合にはダウンタイム(待機時間X)が発生する。画像形成装置100は、様々な種類の記録材への画像形成を行うために、画像形成速度の切り替えが頻発する場合には生産性が低下する。
図7(b)は、ユーザ指示モード時のタイミングチャートである。
制御部20は、操作部13から記録材のメディア特性が設定され、且つプリント動作の開始指示を受け付けると、記録材Sの搬送動作を開始する。この場合、動作開始時の記録材Sのメディア特性が判明しているために、画像形成条件(画像形成速度及び定着温度の目標温度)が確定している。そのために制御部20は、記録材Sの搬送を開始すると同時に、設定された記録材Sのメディア特性に応じて画像形成準備の開始及び定着器170の立ち上げ制御を開始する。また、制御部20は、ピックアップセンサ152等を監視する。
図7(b)では、制御部20は、温度検知センサ208により定着温度が目標温度に到達したことを検知し、その後に記録材Sが定着器170に到達したことを示す。制御部20は、メディアセンサ14を用いた記録材Sのメディア特性の検知に応じて画像形成速度を切り替える必要がない。そのために制御部20は、記録材Sの搬送を停止すること無く動作を継続して行う。従って、ユーザ指示モード時には、待機時間Xが発生せず、プリント動作開始から記録材Sの排出までが最短時間で実行可能である。連続印刷中であっても画像形成速度を切り替える必要が無いために、ダウンタイムが発生しない。
ユーザ指示モード時には、以上のようなタイミングで各動作が行われる。ユーザ指示モードは、ユーザが操作部13により記録材のメディア特性を設定する必要が有るが、画像形成速度の切り替えが行われないために生産性を維持することができる。
本実施形態の画像形成装置100は、メディア自動検知モードとユーザ指示モードとで動作することで、記録材Sのメディア特性の設定を行いたくないユーザ、及びメディア特性の設定を行いたいユーザのいずれにも対応することができる。なお、ユーザ指示モード時には、プリンタドライバを搭載した外部の装置により記録材Sのメディア特性が設定されてもよい。
(画像形成処理)
図8は、このような画像形成装置100による画像形成処理を表すフローチャートである。画像形成装置100は、メディア自動検知モード及びユーザ指示モードのいずれのモードが設定されている場合であっても、印刷ジョブに応じてこの処理を行うことになる。
制御部20は、操作部13やプリンタドライバを搭載した外部の装置から印刷ジョブを受け付けるまで待機する(S801)。印刷ジョブを受け付けた制御部20は、印刷ジョブにより指示された給紙カセットから、記録材Sの搬送を開始する(S801:Y、S802)。なお、ユーザ指示モードの場合、制御部20は、記録材Sのメディア特性を印刷ジョブとともに受け付けることになる。記録材Sの搬送を開始した制御部20は、メディア自動検知モードが設定されているか否かを判断する(S803)。
メディア自動検知モードが設定されている場合(S803:Y)、制御部20は、記録材Sがメディアセンサ14の検知範囲に到達すると、メディアセンサ14の検知結果を取得する。制御部20は、メディアセンサ14の検知結果に応じて記録材Sのメディア特性を検知する(S804)。これにより制御部20は、例えば記録材Sの種類(薄紙、普通紙、厚紙等)を検知する。制御部20は、検知した記録材Sの種類が、前回の画像形成時の記録材の種類と同じであるか否かを判断する(S805)。制御部20は、RAM12に前回の画像形成時の記録材の種類(メディア特性)を記憶しており、今回検知した記録材Sの種類とRAM12の内容とを比較することで、この判断を行う。
前回の画像形成時の記録材の種類と、今回の記録材Sの種類とが同じである場合(S805:Y)、制御部20は、今回の記録材Sの種類(メディア特性)をRAM12に記憶する(S806)。なお、ユーザ指示モードが選択されている場合(S803:N)、制御部20は、印刷ジョブとともに入力された今回の記録材Sの種類(メディア特性)をRAM12に記憶する(S806)。制御部20は、記録材Sの種類(メディア特性)に応じた画像形成条件(画像形成速度及び定着温度の目標温度)により、該記録材Sに画像形成を行う(S807)。記録材Sへの画像形成を行った制御部20は、最終ページの画像形成を行ったか否かを判断する(S808)。最終ページの画像形成を行っていない場合(S808:N)、制御部20は、S802以降の処理を最終ページまで繰り返し行う。最終ページの画像形成を行った場合(S808:Y)、制御部20は、画像形成装置100の動作を停止して画像形成処理を終了する(S809)。
前回の画像形成時の記録材の種類と、今回の記録材Sの種類とが異なる場合(S805:N)、制御部20は、今回検知した記録材Sの種類に対応する画像形成速度が、前回の画像形成時と同じであるか否かを判断する(S810)。今回検知した記録材Sの種類に対応する画像形成速度が、前回の画像形成時と同じである場合(S810:Y)、制御部20は、S806以降の処理により画像形成を行う。
今回検知した記録材Sの種類に対応する画像形成速度と、前回の画像形成時の画像形成速度とが異なる場合(S810:N)、制御部20は、画像形成処理を中断する(S811)。制御部20は、例えば記録材Sの搬送を停止する。画像形成処理を中断した制御部20は、操作部13のディスプレイやデバイスドライバを搭載した外部の装置のディスプレイに、記録材Sがメディアセンサ14による自動検知に対応していない旨のメッセージを表示する(S812)。ユーザは、メッセージに応答することで、画像形成処理の中断後の処理を指示することができる。
図9は、このようなメッセージの例示図である。このメッセージは、ユーザに対してメディア特性の入力を促す。ユーザは、このようなメッセージに応じて、ユーザ指示モードに切り替えて記録材Sのメディア特性を設定する場合には、「設定」ボタン901を押下する。この場合、印刷ジョブの終了まで記録材のメディア特性の自動検知は行われず、設定されたメディア特性に応じた画像形成条件で画像形成が行われる。ユーザは、このままメディア自動検知モードを継続する場合には、「継続」ボタン902を押下する。
メッセージに対してユーザが「設定」ボタン901を押下することでユーザ指示モードを選択した場合(S813:Y)、制御部20は、引き続き操作部13により設置されるメディア特性を取得し、S806以降の処理を行う。メッセージに対してユーザが「継続」ボタン902を押下した場合(S813:N)、制御部20は、S802以降の処理を繰り返し行う。この場合、制御部20は、搬送が停止されている記録材Sを、画像形成を行わずにそのまま画像形成装置100の外部に排出する。
以上のように、メディア特性に応じた画像形成処理が行われる。
図10は、画像形成条件と記録材のメディア特性との関係の説明図である。ここでは、画像形成条件は画像形成速度1001(1/1倍速、1/2倍速)であり、メディア特性は記録材の種類1002(薄紙、普通紙、厚紙)である。メディア自動検知モードにおける検知結果は、薄紙、普通紙、厚紙のいずれかに分類される。ユーザ指示モードでは、メディア特性として薄紙、普通紙、厚紙のいずれかが設定される。記録材の種類1002が薄紙及び普通紙の場合、画像形成速度1001は1/1倍速になる。記録材の種類1002が厚紙の場合、画像形成速度1001は1/2倍速になる。
メディアセンサ14の検知結果1003は、複数の記録材のメディア特性を繰り返し検知する際に、ばらつきが生じる。図10では、記録材Aは、ばらつきの範囲が普通紙の範囲内に含まれる。記録材Bは、ばらつきの範囲が普通紙の範囲と厚紙の範囲とに跨がっている。つまり記録材Bは、メディアセンサ14の検知結果に応じて、画像形成速度1001が1/1倍速と1/2倍速とに変化する。記録材Cは、ばらつきの範囲が薄紙の範囲と普通紙の範囲とに跨がっている。記録材Cは、検知結果のばらつきにかかわらず、画像形成速度1001が1/1倍速である。
このような記録材A、B、Cにより画像形成を行う場合について説明する。メディア自動検知モードで記録材Aに画像形成を行う場合、検知結果により記録材の種類1002が変化しないために、制御部20は、画像形成速度1001の変更を行わない。
メディア自動検知モードで記録材Bに画像形成を行う場合、検知結果が普通紙と厚紙とでばらつく。前回の画像形成時の記録材の種類と今回の記録材の種類とが異なる場合、制御部20は、画像形成速度の変更の要否を判断することになる(図8のS810の処理)。画像形成速度が異なるために、制御部20は、図9のメッセージを表示する。ユーザが「設定」ボタン901を押下して普通紙及び厚紙のいずれかを選択することで、制御部20は、以降の記録材の自動検知を行わず、選択された記録材の種類に応じた画像形成条件で画像形成処理を行う。
メディア自動検知モードで記録材Cに画像形成を行う場合、検知結果が薄紙と普通紙とでばらつく。前回の画像形成時の記録材の種類と今回の記録材の種類とが異なる場合、制御部20は、画像形成速度の変更の要否を判断することになる(図8のS810の処理)。画像形成速度が同じであるために、制御部20は、画像形成処理を継続して行う。
以上のように本実施形態の画像形成装置100は、メディアセンサ14の検知結果による記録材のメディア特性が変化する場合、メディア特性に応じた画像形成条件を確認する。画像形成条件を変更する必要がある場合、画像形成装置100は、画像形成処理を一旦中断して、ユーザにメディア特性の入力を促す。ユーザによりメディア特性が入力されると、画像形成装置100は、入力されたメディア特性に応じた画像形成条件による画像形成処理を行う。メディア特性が変化した場合であっても画像形成条件を変更する必要が無ければ、画像形成装置100は、画像形成処理を中断せずに継続する。このような画像形成装置100は、ユーザの利便性の向上を図ることができる。
なお、上記では画像形成条件として画像形成速度を例に説明したが、定着温度についても同様の処理が可能である。例えば、制御部20は、図8のS810の処理で、今回検知した記録材Sの種類に対応する定着温度が、前回の画像形成時と同じであるか否かを判断する。定着温度が異なる場合、制御部20は、画像形成処理を中断して図9のメッセージを表示する(S811、S812)。ユーザからのメディア特性の入力を受け付けた制御部20は、該メディア特性に応じた定着温度で画像形成を行うことになる。

Claims (11)

  1. 所定の画像形成条件に基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    搬送路を介して前記画像形成手段へ前記記録材を搬送する搬送手段と、
    前記搬送路に設けられ、前記画像形成手段へ搬送される前記記録材のメディア特性を検知するメディア検知手段と、
    前記記録材のメディア特性を記憶する記憶手段と、
    前記メディア検知手段で検知された搬送中の記録材の第1のメディア特性と、前記記憶手段に記憶される既に画像形成された記録材の第2のメディア特性とが異なり、且つ前記第1のメディア特性に応じた画像形成条件と前記第2のメディア特性に応じた画像形成条件とが異なる場合に、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を中断する制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1のメディア特性と、前記記憶手段に記憶される前回の画像形成時の記録材の前記第2のメディア特性とを比較することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. ユーザによるメディア特性の入力が可能な入力手段をさらに備えており、
    前記制御手段は、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送の中断後に前記入力手段からメディア特性を取得し、該メディア特性に応じた画像形成条件で、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を再開することを特徴とする、
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1のメディア特性と前記第2のメディア特性とが異なる場合に、所定のディスプレイに、前記入力手段によるメディア特性の入力を促すメッセージを表示することを特徴とする、
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記入力手段から取得した前記メディア特性を前記記憶手段に記憶することを特徴とする、
    請求項3又は4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成条件は、画像形成速度を含み、
    前記制御手段は、前記入力手段から入力されるメディア特性に応じた画像形成速度で、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を再開することを特徴とする、
    請求項3〜5のいずれか1項記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成条件は、前記記録材の搬送速度を含み、
    前記制御手段は、前記入力手段から入力されるメディア特性に応じた搬送速度で、前記搬送手段による前記記録材の搬送を再開することを特徴とする、
    請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成手段は、前記記録材に画像を所定の定着温度で定着させるための定着手段を備えており、
    前記画像形成条件は、前記定着温度の目標温度を含み、
    前記制御手段は、前記入力手段から入力されるメディア特性に応じた定着温度で、前記画像形成手段による画像形成を再開させることを特徴とする、
    請求項3〜7のいずれか1項記載の画像形成装置。
  9. 所定の画像形成条件に基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段、搬送路を介して前記画像形成手段へ前記記録材を搬送する搬送手段、及び前記搬送路に設けられ、前記画像形成手段へ搬送される前記記録材のメディア特性を検知するメディア検知手段を備えた画像形成装置により実行される方法であって、
    既に画像形成された記録材のメディア特性を所定の記憶手段に記憶しておき、
    前記メディア検知手段で検知された搬送中の記録材の第1のメディア特性と、前記記憶手段に記憶された第2のメディア特性とが異なるか否かを判断し、
    前記第1のメディア特性と前記第2のメディア特性とが異なる場合に、前記第1のメディア特性に応じた画像形成条件と前記第2のメディア特性に応じた画像形成条件とが異なるか否かを判断し、
    前記第1のメディア特性に応じた画像形成条件と前記第2のメディア特性に応じた画像形成条件とが異なる場合に、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を中断し、
    前記第1のメディア特性と前記第2のメディア特性とが同じ、あるいは前記第1のメディア特性に応じた画像形成条件と前記第2のメディア特性に応じた画像形成条件とが同じ場合に、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を継続することを特徴とする、
    画像形成方法。
  10. 所定の画像形成条件に基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    搬送路を介して前記画像形成手段へ前記記録材を搬送する搬送手段と、
    前記搬送路に設けられ、前記画像形成手段へ搬送される前記記録材のメディア特性を検知するメディア検知手段と、
    ユーザによるメディア特性の入力が可能な入力手段と、
    前記記録材のメディア特性を記憶する記憶手段と、
    前記メディア検知手段で検知された搬送中の記録材の第1のメディア特性と、前記記憶手段に記憶される既に画像形成された記録材の第2のメディア特性とが異なる場合に、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を中断し、中断後に前記入力手段からメディア特性を取得すると、該メディア特性に応じた画像形成条件で、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を再開する制御手段と、を備えることを特徴とする、
    画像形成装置。
  11. 所定の画像形成条件に基づいて記録材に画像を形成する画像形成手段、搬送路を介して前記画像形成手段へ前記記録材を搬送する搬送手段、前記搬送路に設けられ、前記画像形成手段へ搬送される前記記録材のメディア特性を検知するメディア検知手段、及びユーザによるメディア特性の入力が可能な入力手段を備えた画像形成装置により実行される方法であって、
    既に画像形成された記録材のメディア特性を所定の記憶手段に記憶しておき、
    前記メディア検知手段で検知された搬送中の記録材の第1のメディア特性と、前記記憶手段に記憶された第2のメディア特性とが同じ場合に、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を継続し、
    前記第1のメディア特性と前記第2のメディア特性とが異なる場合に、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を中断し、
    前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送の中断後に前記入力手段からメディア特性を取得すると、該メディア特性に応じた画像形成条件で、前記画像形成手段による画像形成及び前記搬送手段による前記記録材の搬送を再開することを特徴とする、
    画像形成方法。
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