JP2006205402A - 画像形成システム、画像処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成システム、画像処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 印刷設定で指定した紙種と、給紙トレイに設定されている紙種が不一致となっているときの円滑で効率的な処理を可能とする。
【解決手段】 クライントPCでは、紙種のミスマッチが発生した時の処理が可能となっており、プリンタでは、ミスマッチが発生すると、印刷設定での指定を適用するかプリンタの設定を適用するかを確認し(ステップ120、122)、印刷設定を適用するときには、ユーザ介入無しでのプリント処理、一時的な紙種の変更、プリンタで設定されている紙種を用いたプリント処理、プリント中止の何れか(ステップ128〜142)に加え、給紙トレイに対する紙種の設定変更(ステップ140、144)を、クライアントPCでの印刷設定に基づいて行う。
【選択図】 図9

Description

本発明は、シート状の記録材料などの用紙に画像を形成する画像形成装置に係り、詳細には、給紙トレイごとに設定される用紙の紙種に応じた画像形成処理を実行する画像形成システム、画像処理装置及び画像形成装置に関する。
電子写真プロセスを用いて記録紙(以下、用紙とする)に画像データに応じた画像を形成する画像形成装置には、プリンタ、複写機、ファクシミリ或いはこれらの機能を併せ持つ複合機などがある。
この画像形成装置では、画像データに応じたトナー像を感光体ドラム上に形成し、中間転写体を介してトナー像を記録紙に転写する。この後に、画像形成装置では、トナー像を転写した用紙を加圧しながら加熱することにより、トナー像を溶融させて用紙に定着する。これにより、画像データに応じた画像を用紙に形成するようにしている。
一方、画像形成装置では、A4、A3サイズや、B5、B4サイズなどの各種サイズの用紙への画像形成が可能である。また、画像形成装置では、普通紙のみならず、OHPフィルム、薄紙や厚紙、上質紙や中質紙、コート紙、アート紙など各種の紙質の用紙への画像形成が要求され、高品質の画像を形成するためには、例えば、紙質を含む紙種に応じて定着温度などのパラメータ等の各種のパラメータを適切に設定する必要がある。
ここから、画像形成装置では、給紙トレイごとに収容されている用紙の種類が設定されるようになっており、例えば、画像データ又は印刷指定に基づいた種類の用紙を収容している給紙トレイを選択し、選択した給紙トレイを指定して用紙を取りだして画像形成(印刷処理)を行うようにしている。
ところで、画像形成装置では、パーソナルコンピュータなどの画像処理装置とネットワーク接続され、画像処理装置から印刷ジョブとして送信される画像や文書を受信すると、この印刷ジョブに応じた画像形成処理(印刷処理)を実行する。このとき、画像処理装置では、印刷設定として紙種の指定が可能となっており、画像形成装置では、この印刷設定で指定されている紙種と一致する紙種を収容している給紙トレイを選択するようにしている。
一方、印刷設定で紙種が指定されているときに、画像形成装置に該当する紙種の用紙が収容されていないミスマッチが発生することがある。このような紙種のミスマッチが発生した場合、印刷処理が中断してしまうことがあり、また、印刷処理が実行されたときにも、画像処理装置を利用して印刷ジョブを送ったユーザーの意図しない紙種の用紙に画像が形成されてしまったり、印刷出力される画像の画質低下が生じてしまうことがある。
ここから、画像形成装置の設定と、印刷ジョブでの印刷設定の何れを優先するかを予め設定しておき、ミスマッチが発生した時にこの設定に基づいた処理を実行することにより、画像処理装置を利用するユーザーの意図しない処理が実行されるのを防止するようにした提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
また、この提案では、ユーザーごとにミスマッチが発生した時に対する処理の設定を可能としている。
しかしながら、紙種や紙種のミスマッチに対する設定は、画像形成装置上で、所定のメニューを表示して行われるようになっており、印刷ジョブごとに設定を行うには、煩雑な処理が必要となってしまう。
このために、例えば、ミスマッチが発生した時に、印刷処理を中断し、印刷設定に応じた紙種の用紙を、必要枚数だけ何れかの給紙トレイ内の用紙上に重ね、その後に、画像形成装置上での操作によって印刷処理を実行するように設定されることがある。
このような操作を行うときには、通常、必要枚数よりも余分に装填するために、印刷処理が終了したときに、余った用紙を給紙トレイから取出し忘れると、本来の設定と異なる紙種の用紙が給紙トレイに残ってしまうことになる。すなわち、給紙トレイに対する紙種の設定が変更されていないために、該当給紙トレイには、最上部の数枚の用紙が設定と異なる紙種となっている。
このために、本来、設定されている紙種が指定されたときには、最初に異なる紙種の用紙への印刷処理が実行されてしまい、その印刷ジョブを依頼したユーザーの意図しない紙種の用紙に印刷処理がなされてしまうという問題が生じる。
例えば、普通紙が装填されている給紙トレイに、OHP用紙を普通紙に重ねて装填して印刷処理したときに、OHP用紙が残ったままとなると、次に普通紙を用いて印刷処理するために、この給紙トレイが選択されると、普通紙に印刷処理したいにもかかわらず、残っているOHP用紙に印刷処理されてしまうことになる。
特開2003−63109号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、画像形成装置での給紙トレイごとの紙種の設定及び、印刷ジョブで設定されている紙種と画像形成装置の給紙トレイに装填されている紙種が相違するミスマッチに対する設定を容易にすることにより、ユーザーの意図する紙種へ適正な画像形成が可能となるようにする画像形成システム、画像処理装置及び画像形成装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、それぞれに収容している画像形成用紙の紙種を設定され、印刷ジョブの印刷設定によって指定される紙種と一致する紙種を収容する給紙トレイを選択して、該給紙トレイから取出した画像形成用紙に、前記紙種に基づいて画像形成処理を制御して画像を形成可能とする画像形成装置と、前記画像形成装置に接続されて、前記印刷設定を含む印刷ジョブを出力する画像処理装置と、を含む画像形成システムであって、前記画像処理装置が、前記印刷設定の紙種と前記給紙トレイごとに設定されている紙種が不一致となるミスマッチ発生したときに、前記給紙トレイの紙種の設定を変更するか否かを指示可能とする印刷設定手段を含み、前記画像形成装置が、各種の設定指示の入力操作を可能とする入力操作手段と、前記印刷設定手段によって前記給紙トレイの紙種の変更が指示されているときに、前記入力操作手段から紙種を変更する給紙トレイが指示されることにより、該給紙トレイから取出す前記画像形成用紙に、前記印刷ジョブで指定された紙種に基づいて画像形成可能とするミスマッチ処理手段と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、画像形成装置へ印刷ジョブを出力する画像処理装置に紙種を指定する印刷設定手段を含んでおり、また、画像形成装置に給紙トレイごとに収容している画像形成用紙の紙種が設定されており、画像形成装置は、印刷ジョブで指定されている紙種と一致する紙種が設定されている給紙トレイを選択し、選択した給紙トレイを指定して画像形成用紙を取出し、紙種に基づいて画像形成制御を行って画像を形成する。
また、印刷設定手段では、印刷設定で指定している紙種が、給紙トレイに設定されていないミスマッチが発生したときに対する処理として、給紙トレイの紙種の変更を設定可能としている。
画像形成装置では、ミスマッチ発生時に、給紙トレイの紙種の変更が設定されていると、入力操作手段の入力操作によって選択された給紙トレイから取出す紙種を、印刷ジョブで設定されている紙種として画像形成処理を行う。
これにより、例えば、給紙トレイの何れかに、印刷ジョブで指定した紙種の画像形成用紙と装填して、該当給紙トレイを選択することにより、所望の紙種の画像形成用紙に、高品質の画像形成が可能となる。
このような本発明における紙種は、A4サイズ、A5サイズ、B5サイズ、B4サイズなどの用紙サイズ及び、普通紙、OHPフィルム、薄紙や厚紙、上質紙や中質紙、再生紙、コート紙、アート紙、色紙などの紙質を含み、また、孔空き紙などの形状を含むこともできる。
また、請求項2に係る発明は、前記印刷設定手段が、前記紙種の変更を該当ジョブに限るか又は前記給紙トレイの紙種の設定変更を行うかを指定可能であり、前記画像形成装置が紙種の設定変更が指示されることにより前記給紙トレイの紙種の設定変更を行うことを特徴とする。
この発明によれば、印刷設定手段で、紙種の変更を、該当ジョブに限るか、給紙トレイに対する紙種の設定を継続させる(恒久的とする)設定変更かを指定でき、画像形成装置では、設定変更が指定されていることにより、変更された紙種を、該当給紙トレイの紙種の設定にして記憶保持する。
これにより、給紙トレイに対する紙種の設定が容易となると共に、次に同じ紙種を指定した印刷ジョブを行うときにミスマッチが生じることがなく、円滑な印刷処理が可能となる。
また、本発明は、前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ発生時に画像形成処理の中止を指定可能であっても良く、前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ発生時に前記画像形成装置に設けている前記入力操作手段を介した処理の入力を指定可能であっても良く、さらに、前記ミスマッチ処理手段に、前記ミスマッチが発生した時に対する処理が設定されているとき、前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ処理手段の設定を指定可能であっても良い。
一方、本発明が適用されている画像処理装置は、それぞれに収容している画像形成用紙の紙種を設定され、印刷ジョブの印刷設定によって指定される紙種と一致する紙種を収容する給紙トレイを選択して、該給紙トレイから取出した画像形成用紙に、前記紙種に基づいて画像形成処理を制御して画像を形成可能とする画像形成装置に接続され、前記印刷設定を含む印刷ジョブを出力する画像処理装置であって、前記印刷設定の紙種と前記給紙トレイごとに設定されている紙種が不一致となるミスマッチが発生したときに、前記給紙トレイの紙種の設定を変更するか否かを指示可能とする印刷設定手段を含むものであれば良い。
また、本発明に適用する画像処理装置は、前記印刷設定手段が、前記紙種の変更を該当ジョブに限るか又は前記給紙トレイの紙種の設定変更を行うかを指定可能であっても良く、前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ発生時に画像形成処理の中止を指定可能であっても良い。
さらに、本発明が適用される画像処理装置は、前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ発生時に前記画像形成装置上で入力操作手段を介した処理の入力操作を指定可能であっても良く、前記画像形成装置に、前記ミスマッチが発生した時に対する処理が設定されているとき、前記印刷設定手段が、該画像形成装置の設定を指定可能であっても良い。
本発明に適用される画像形成装置は、給紙トレイに収容している画像形成用紙の紙種を設定され、画像処理装置から画像形成に用いる紙種が指定された印刷設定を含む印刷ジョブが入力されたときに、該印刷ジョブの印刷設定によって指定される紙種と一致する紙種を収容する給紙トレイを選択して、該給紙トレイから取出した画像形成用紙に、前記紙種に基づいて画像形成処理を制御して画像を形成可能とする画像形成装置であって、各種の設定指示の入力操作を可能とする入力操作手段と、前記印刷設定に、該印刷設定の紙種と前記給紙トレイごとに設定されている紙種が不一致となるミスマッチが発生したときに、前記給紙トレイの紙種の設定変更が指示されているときに、前記入力操作手段から紙種を変更する給紙トレイが指定されることにより、該給紙トレイから取出す前記画像形成用紙に、前記印刷ジョブで指定された紙種に基づいて画像形成可能とするミスマッチ処理手段と、を含むものであれば良い。
また、本発明が適用される画像形成装置は、前記印刷設定で前記給紙トレイの紙種の設定変更が指定されているときに、前記給紙トレイの紙種の設定変更を行う設定手段を含むことができる。
さらに、本発明が適用される画像形成装置は、前記印刷設定で、画像形成処理の中止が指定されているときに、前記ミスマッチ発生時に該当印刷ジョブに対する処理を中止することが可能であることが好ましく。前記印刷設定で、前記入力操作手段による処理の入力が指定されているときに、前記入力操作手段を介して入力される指定に基づいた処理を行うことが可能であることが好ましい。
以上説明したように本発明によれば、画像処理装置で、印刷ジョブで指定した紙種と給紙トレイの紙種が一致しないミスマッチが発生したときに対する処理を設定できると共に、画像処理装置で、給紙トレイの紙種の設定を変更できる。
これにより、印刷設定と画像形成装置で使用可能となっている紙種が一致しないときでも、印刷処理を行うための作業性の向上を図ることができるという優れた効果が得られる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施の一形態を詳細に説明する。図1には、本実施の形態に適用したネットワーク10の概略構成を示している。このネットワーク10は、画像形成装置12及び、画像処理装置として設けられている複数のクライアント端末14がネットワーク接続されて構成されている。
ネットワーク10では、クライアント端末14から送信された印刷ジョブを、画像形成装置12が受信すると、画像形成装置12が、この印刷ジョブに応じた印刷処理を実行する印刷ネットワークを形成している。なお、画像形成装置12とクライアント端末14のネットワーク接続は、任意のネットワークプロトコルを適用することができる。
また、画像形成装置12としては、プリンタ、複写機、ファクシミリ或いはこれらの機能を併せ持つ複合機などの適用が可能であるが、以下では、これらの基本的機能を備えたプリンタを例に説明する(以下、プリンタ12とする)。
図2に示すように、プリンタ12は、画像形成に用いるシート状の記録材料(以下、用紙16とする)が装填される給紙部18、電子写真プロセスによって用紙16に画像を形成するプリントエンジン(画像形成部)20及び、用紙16の搬送を担う搬送部22を含んでいる。
プリントエンジン20は、感光体ドラム24が設けられた現像モジュール26及び、レーザービーム等を用いたROS(Raster Optical Scanner)等の露光手段(図示省略)を備えており、帯電器等を用いて感光体ドラム24の表面を均一に帯電させた後に、画像データに応じてレーザービームを走査して露光することにより感光体ドラム24上に静電潜像を形成し、この後に、トナー現像を施すことにより画像データに応じたトナー像(例えば黒(K)色のトナー像)を形成する。
プリントエンジン20には、感光体ドラム24に対向して転写ベルト28が設けられており、給紙部18から供給(給紙)される用紙16を感光体ドラム24と転写ベルト28によって挟持する。このときに、プリントエンジン20では、用紙16と感光体ドラム24に形成したトナー像を重ねながら用紙16を搬送することにより、感光体ドラム24上のトナー像を用紙16に転写しながら送り出す。
なお、本実施の形態では、プリントエンジン20として例えば、黒(K)色のトナーを用いた単色画像を形成するようにしているが、プリントエンジン20としては、カラー画像の形成が可能なものであっても良い。
このときには、K色に加えて、Y(イエロー)、M(マゼンタ)C(シアン)の各色の現像モジュールを用い、印刷用として入力される画像データ(カラー画像データ)を、RIP処理することによりY、M、C、Kの各色成分のデータ(ラスタデータ)を生成し、それぞれのラスタデータを用いて、感光体ドラムを走査露光すると共に、Y、M、C、Kの各色のトナーを用いてY、M、C、Kの各色のトナー像を形成し、これらのトナー像を中間転写体に重畳しながら転写するか、直接、用紙16に重畳しながら転写して、フルカラーのトナー像を形成するものであれば良い。
プリントエンジン20には、定着モジュール(定着器)30が設けられている。この定着モジュール30は、図示しないヒータによって所定の温度に加熱された定着ローラ32を備えており、トナー像が転写された用紙16を、定着ローラ32によって挟持することにより加圧しながら加熱する。
これにより、トナーが溶融して用紙16に定着され、画像データに応じた画像が用紙16に形成される。なお、本発明が適用されるプリンタ12は、これに限らず、電子写真プロセスによって用紙16に画像を形成する任意の構成を適用することができる。
一方、給紙部18には、それぞれに多数枚の用紙16を積層して収容可能とする複数の給紙トレイ34が設けられている。なお、本実施の形態では、比較的小サイズの用紙16を収容する給紙トレイ34A、34Bと、比較的大きいサイズの用紙16まで収容が可能となっている給紙トレイ34C、34Dを設けており、総称するときに給紙トレイ34とする。また、給紙トレイ34の数及び収容可能な用紙16のサイズなどはこれに限るものではない。
給紙トレイ34には、取出しローラ及びフィードローラが設けられており、取出しローラによって最上層の用紙16を取出し、この用紙16をフィードローラによって送り出すようになっている。
搬送部22は、給紙トレイ34のから送り出された用紙16をプリントエンジン20の感光体ドラム24と転写ベルト28の間へ搬送する給紙用搬送路36、定着モジュール30から送り出される用紙16を、装置外へ向けて案内搬送する排紙用搬送路38を備えている。
給紙トレイ34から送り出される用紙16は、給紙用搬送路36に沿って搬送されてプリントエンジン20へ給紙される。なお、給紙用搬送路36には、感光体ドラム24の手前側の所定位置にレジローラ40が設けられており、レジローラ40によって、用紙16を、感光体ドラム24へのトナー像の形成に同期したタイミングで送り出す。これにより、用紙16の一定位置にトナー像が重ねられるようになっている。
画像が形成されて定着モジュール30から送り出される用紙16は、排紙用搬送路38に沿って搬送されることにより、例えば、図示しない排紙トレイ上に排出される。なお、プリンタ12には、各種の後処理を行う後処理装置を設けることができ、このときには、用紙16が排紙用搬送路38に沿って搬送されることにより後処理装置へ送り込まれる。
プリンタ12には、切換部42、反転部44及び両面用搬送路46が設けられている。切換部42は、定着モジュール30から送り出された用紙16の搬送方向を切換えて反転部44へ案内する。これにより、プリンタ12では、反転部44へ送り込まれた用紙16が排紙用搬送路38へ戻されることにより、画像形成面を反転させて、用紙16を排出することができるようになっている。
また、両面用搬送路46は、反転部44と給紙用搬送路36を連結しており、用紙16は、反転部44から両面用搬送路46を経て給紙用搬送路36へ送り込まれることにより、再度の画像形成が可能となる。このときに、用紙16の上下面が反転されることにより、プリンタ12では、用紙16の両面への画像形成(両面印刷)が可能となっている。
一方、図3に示すように、プリンタ12には、画像処理部50及び、装置の作動を制御するプリントコントローラ52が設けられている。プリンタ12では、図示しないネットワークインターフェイス等を介して、クライアント端末14と接続されている。
図1に示すように、クライアント端末14は、キーボードやマウスなどの入力デバイス、CRTディスプレイやLCDなどの表示デバイスを備えた一般的構成のパーソナルコンピュータ、ワークステーションなどを適用することができる。
このクライアント端末14には、入力デバイス、表示デバイス等を用いて文書、画像ないし文書や画像を含む各種のページレイアウトなどを作成するアプリケーション60と共に、プリンタドライバ(プリンタドライバソフト)62が設けられている。
クライアント端末14では、例えばアプリケーション60によって作成した文書などのデータ(画像データ)を、プリンタドライバ62を用いて、印刷ジョブとしてプリンタ12へ送信することができるようになっている。
図3に示すプリンタ12に設けている画像処理部50では、印刷ジョブが入力されると、印刷ジョブの画像データに対して印刷設定に基づいた画像処理を行うと共に、RIP処理を行う。
プリントコントローラ52には、給紙部18、プリントエンジン20及び搬送部22に設けられている各種のデバイス及びセンサが接続されており、プリントコントローラ52は、各種のセンサの検出結果に基づいて各種のデバイスの作動を制御することにより、印刷ジョブの印刷設定に基づいた用紙16への画像形成処理を制御する。
一方、プリンタ12には、例えば図示しないケーシングの上部に操作パネル54が設けられている。この操作パネル54は、各種の情報を表示するディスプレイと共に、ディスプレイの表示に基づいたキー入力が可能となっている。なお、このような操作パネル54としては、例えば、ディスプレイと操作キーが一体となったタッチパネルなどを用いることができる。
操作パネル54は、プリントコントローラ52に接続している。プリンタ12は、各種のUI(ユーザーインターフェイス)を操作パネル54に表示し、このUIを用いて各種の設定や設定情報の確認が可能となっている。また、プリントコントローラ52には、このUIが記憶されており、このUIを用いた各種の設定情報の表示、設定の入力が可能となるようにしていると共に、入力された設定情報を記憶し、記憶している設定情報に基づいた各種のデバイスの制御を行うようになっている。
一方、プリンタ12では、図示しないケーシングから給紙トレイ34を引き出すことにより、用紙16の補給が可能となっており、引き出した給紙トレイ34を装置内部の所定位置まで押し込むことにより用紙16が装填される一般的構成となっている。
給紙トレイ34には、例えばA4サイズからA6サイズ、B4サイズ、B5サイズなどの各種サイズの用紙16が収容可能となっており、また、給紙トレイ34には、収容する用紙16の周縁部(例えば給紙トレイ34から用紙16を送り出すときの送り出し方向に沿った一端側及び送り出し方向と直交する方向に沿った一端側)に対向する用紙ガイド(図示省略)が設けられている。
プリンタ12では、給紙トレイ34に用紙16を収容するときに、用紙16を所定位置に配置し、図示しない用紙ガイドをこの用紙16の周縁部に当接させるようにしている。
また、給紙トレイ34には、プリンタ12に装填するときの装填方向奥側の面に、用紙ガイドの移動位置に応じて移動するサイズ検知用の複数の突部が設けられており、用紙ガイドの移動位置、すなわち、用紙16のサイズや向きに応じて突部のパターンが変化する。
プリンタ12の給紙部18には、給紙トレイ34のサイズ検知用の突部に対向してサイズ検知用のセンサ56が設けられている。このセンサ56は、給紙トレイ34がプリンタ12内に装填されたときに、用紙ガイドの移動位置に応じた突部のパターンを検知する。
このセンサ56は、プリントコントローラ52に接続しており、プリントコントローラ52は、センサ56の検知結果に基づいて、給紙トレイ34が適正位置に装填されているか否かと共に、給紙トレイ34が適正位置に装填されているときに、センサ56によって検知する複数の突部のパターンから、該当給紙トレイ34に収容されている用紙16のサイズ(用紙サイズ)を判定するようになっている。
また、プリンタ12は、コート紙、非コート紙は勿論、普通紙、厚紙、薄紙、上質紙、再生紙、色紙、OHP用紙などの紙質の異なる各種の用紙16への画像形成が可能となっている。すなわち、プリンタ12では、各種のサイズ、各種の紙質など(以下、総称して紙種とする)の用紙12への画像形成が可能となっている。
プリンタ12では、例えば操作パネル54に表示するUIを用いて、給紙トレイ34A〜34Dに収容する用紙16の紙質が設定されるようになっており、設定された紙質がプリントコントローラ52に記憶される。これにより、プリントコントローラ52では、給紙トレイ34ごとの紙種の判定が可能となっている。
また、プリントコントローラ52では、各デバイスの作動制御を行うときの用紙16の紙種に応じたパラメータが設定されており、紙種に応じたパラメータを選択してデバイス制御を行うことにより、紙種の異なる用紙16のそれぞれに高品質の画像形成が可能となるようにしている。
図4には、プリンタ12に設けている操作パネル54の一例を示している。操作パネル54には、プリント可能時に点灯するプリントランプ64A、トナー交換時期に達すると点灯するトナー交換ランプ64B及び、エラー発生時に点灯するエラーランプ64Cと共に、各種の情報を表示するLCD66が設けられている。なお、プリントランプ64A、トナー交換ランプ64B及びエラーランプ66Cとしては、所定の色のLEDを用いることができる。
また、操作パネル54には、省電力モード/プリントモードへ切換える節電キー68、オンラインキー70、プリント中止キー72と共に、メニューキー74、排出/セットキー76及び、上、下、左、右のそれぞれに対応する矢印キー78U、78D、78L、78Rが設けられている。
プリンタ12では、メニューキー74を操作することにより、LCD66に操作/設定メニューの項目が表示される。このときに、矢印キー78U、78Dの操作によって、LCD66に表示する選択項目をスクロールさせながら順に切換え、矢印キー78Lによって、表示している項目を選択し、該当項目のサブメニューを階層的に選択可能となっている。また、矢印キー78Rは、LCD66に表示している項目の上の階層への切換え用となっている。
ここで、例えば、給紙トレイ34Aを「トレイA」として、この給紙トレイ34Aに収容する用紙16の紙種を設定するときには、メニューキーを操作してLCD66にメニュー項目を表示した状態で、矢印キー78U、78Dの操作によって「キカイ カンリシャ メニュー」を表示し、矢印キー78Lの操作によって設定項目を表示する。
これにより、図5に示すように、「ヨウシ ノ オキカエ」が表示された状態で、矢印キー78Dを操作することにより、給紙トレイ34への紙種の設定に用いる「トレイ ノ ヨウシシュルイ」を表示する。なお、「プリント セッテイ」には、「ヨウシシュルイエラー ノ ショリ」が含まれており、この設定項目で、印刷ジョブで設定されている紙種と、給紙トレイ34に装填されている紙種が一致しないミスマッチが発生した時に対する設定を行うことができる。
ここで、「トレイ ノ ヨウシシュルイ」を表示した状態で矢印キー78Lを操作することにより、給紙トレイ34のごとの紙種の設定が可能となる。選択するトレイ(給紙トレイ)がLCD66に表示されると共に、矢印キー78U又は矢印キー78Dの操作によって選択トレイ(表示)を切換えることができ、給紙トレイ34Aに対する紙種を設定するときには、「トレイA」を表示した状態で、矢印キー78Lを操作する。
これにより、トレイAに設定されている紙種(紙質)が表示される共に、矢印キー78U、78Dを操作することにより、紙種が切換えられる。ここで、紙種を上質紙に設定するときには、LCD66に「ジョウシツシ」を表示した状態で、排出/セットキー76を操作する。また、この設定処理はメニューキー74の操作によって終了することができる。
また、プリンタ12では、「プリント セッテイ」で「ヨウシノ オキカエ」(用紙の置換え)を選択することができる。この用紙の置換えとしては、「シナイ」、「オオキイサイズヲ センタク」(大きいサイズを選択)、「チカイサイズヲ センタク」(近いサイズを選択)及び、「テザシトレイカラ キュウシ」(手差しトレイから給紙)の何れかに設定することができる。
これにより、例えば、印刷ジョブ上で用紙16の紙質が設定されていないか、紙質は一致するがサイズの一致しない用紙16しかないときの処理を行うことができるようにしている。
一方、クライアント端末14のプリンタドライバ62では、印刷設定として、印刷部数、両面印刷/片面印刷などに加えて、用紙サイズ、紙質などの紙種の設定が可能となっている。
プリンタ12のプリントコントローラ52では、印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブから印刷設定を読み込み、この印刷設定に含まれる紙種と一致する紙種の用紙16を収容している給紙トレイ34を選択すると共に、選択した給紙トレイ34に対して設定されている紙種に基づいて各種のデバイスのパラメータを設定し、印刷実行時に、選択した給紙トレイ34から用紙16を取出すと共に、設定したパラメータに基づいた画像形成処理(印刷処理)を実行するようにしている。
また、印刷ジョブの印刷設定で指定されている紙種の用紙16が、給紙トレイ34に装填されていないことがある。すなわち、印刷ジョブの印刷設定とプリンタ12の間で紙種のミスマッチが発生することがある。プリンタ12では、ミスマッチ発生時の処理を設定することができる。
プリンタ12では、この時の処理に対する設定は、「プリントセッテイ」(プリント設定)の「ヨウシシュルイエラー ノ ショリ」(用紙種類エラーの処理)から行うことができ、「セッテイヘンコウ ヒョウジ」(設定変更表示)、「カクニンガメンヒョウジ」(確認画面表示)及び「プリント スル」の何れかに設定可能となっている。
ここで、「セッテイヘンコウ ヒョウジ」に設定されているときには、ミスマッチの発生で処理を中断して、ユーザーに給紙トレイ34の何れかの選択を要求し、選択された給紙トレイ34の紙種の設定を、一時的に印刷ジョブの紙種に変更する。
すなわち、ユーザがプリンタ12上で選択した給紙トレイ34に、印刷ジョブで設定されている紙種の用紙16を追加することにより、該当給紙トレイ34に対する紙種の設定を一時的に印刷ジョブの紙種に設定する。この後に、処理の再開が入力されることにより、プリンタ12では、印刷ジョブに基づいた印刷処理を実行する。
また、「カクニンガメン ヒョウジ」に設定されているときには、ミスマッチが発生した時に、処理を中断してプリンタ12に装填されている用紙16の紙種を表示し、表示した紙種から何れかの紙種が選択されることにより、印刷ジョブでの紙種の設定を破棄して、選択された給紙トレイ34に設定されている紙種での印刷処理を実行する。
図6(A)及び図6(B)には、そのときの表示の一例を示している。図6に示すように、ミスマッチが発生すると、LCD66にトレイと紙種を示すメッセージを表示する。また、下段に表示する紙種は、一定時間ごとや矢印キー78U、78Dの操作で切換えられ、また、矢印キー78Lの操作で表示している紙種が選択される。
これにより、LCD66には、図6(B)に示す表示がなされ、排出/セットキー76の操作で、該当給紙トレイ34に対する紙種の設定が先に選択された紙種に変更され、この給紙トレイ34に収容されている用紙16を用いた印刷処理が可能となるようにしている。なお、プリント中止キー72が操作されたときには、該当ジョブに対する印刷処理を中止する。
さらに、「プリント スル」に設定されている時には、例えば、用紙サイズを優先して給紙トレイ34を選択し、選択した給紙トレイ34から取出した用紙16を用いた印刷処理を実行する。
また、プリンタ12では、紙種のミスマッチが発生した時に、印刷処理の中止、指定されている給紙トレイ34の紙種を該当印刷ジョブに限り一時的に変更する紙種変更と共に、指定された給紙トレイ34の紙種の設定を、印刷ジョブに基づいて変更する紙種の設定変更が可能となっており、これらを含む何れを、紙種のミスマッチ発生時に対する処理として設定可能となっている。
一方、クライアント端末14に設けているプリンタドライバ62では、紙種のミスマッチが発生した時の処理設定をクライアント端末16側で印刷ジョブごとに可能となるようにしている。プリンタ12では、ミスマッチが発生した時に、印刷ジョブの印刷設定でのミスマッチ発生時に対する処理設定が設定されていると、この設定を優先するようにしている。
プリンタドライバ62には、印刷設定に用いるUIに、ミスマッチ発生時の処理を設定するUIが含まれており、このUIを用いて、クライアント端末14を操作するユーザーが、ミスマッチ発生時の処理を選択できるようになっている。
図7には、このときに用いるUIの一例とする設定ウインド80の概略を示している。この設定ウインドウ80は、印刷設定に用いる図示しないUIから選択することにより、クライアント端末14の図示しないモニタ(表示デバイス)に表示されるようになっている。
設定ウインドウ80では、ラジオボタン82A、82Bが設けられており、ミスマッチが発生した時に、印刷ジョブの設定を適用するか、プリンタ12の設定を適用するかを選択可能となっており、デフォルトでは、ラジオボタン82Bがチェックされてプリンタ12の設定を適用するように設定されているが、ラジオボタン82Aをチェックすることにより、印刷ジョブの設定ウインド80を用いた設定が適用されるようになる。なお、図7では、ラジオボタン82Aをチェックした状態を示している。
設定ウインド80では、ラジオボタン82Aをチェックすることにより、印刷ジョブでミスマッチに対する処理の設定が可能となっており、この時には、先ず、ユーザ介入、すなわち、印刷ジョブを依頼するユーザーが介入するか否かを、ラジオボタン84A、84Bで選択できるようになっている。
この時に、ラジオボタン84Bを選択することにより、ユーザーが介入せずに、プリンタ12が処理を実行するように設定される。これにより、プリンタ12では、ミスマッチ処理に対して「プリント スル」が設定され、印刷ジョブの紙種の変更して、印刷処理を実行する。
また、ラジオボタン84Aを選択した時には、プリンタ12上でユーザーが介入した処理及び操作を行うように設定(処理設定)することができる。
この時の処理設定には、ラジオボタン86A〜86Dによって、「該当ジョブのみの紙種を変更して印刷」、「トレイに紙種を設定」、「プリンタの設定にしたがう」及び「印刷中止」の何れかを選択できるようにしている。
ここで、ラジオボタン86Aがチェックされて、「該当ジョブのみの紙種を変更して印刷」が選択されていると、プリンタ12では、給紙トレイ34の選択を促す表示を行い、選択された給紙トレイ34に、印刷設定に基づいた紙種の用紙16が装填されたものとして印刷処理を実行する。また、プリンタ12では、該当印刷ジョブが終了すると、選択された給紙トレイ34の紙種を、印刷ジョブの実行前に設定されていた元の紙種に設定する。
これに対して、ラジオボタン86Bがチェックされて、「トレイの紙種を設定」が選択されていると、プリンタ12では、給紙トレイ34の選択を促す表示を行うと共に、選択された給紙トレイ34に、印刷設定に基づいた紙種の用紙16が装填されたものとして印刷処理を実行する。また、プリンタ12では、該当印刷ジョブが終了した後も、印刷ジョブで設定されている紙種の設定を保持する。
すなわち、ラジオボタン86Aをチェックしたときには、プリンタ12での「カクニン ガメン ヒョウジ」と同等の処理がなされ、チェックボタン86Bをチェックしたときには、「セッテイヘンコウ ヒョウジ」と同等の処理がなされ、クライアント端末14から給紙トレイ34の紙種の設定を変更することができるようにしている。
また、ラジオボタン86Dがチェックされていると、プリンタ12では、該当印刷ジョブに対する印刷処理を中止(アボート)し、チェックボタン86Cがチェックされているときには、プリンタ12で設定されているミスマッチに対する処理が実行される。
ここで、本実施の形態の作用として、図8及び図9を参照しながら、プリンタドライバ62を用いて印刷設定が行われた印刷ジョブに対するプリンタ12での処理の概略を説明する。なお、ここでは、主に紙種のミスマッチに対する処理に沿った説明を行う。
図8には、クライアント端末14から送信される印刷ジョブに対する処理の流れの概略を示しており、最初のステップ100では、印刷ジョブを受信したか否かを確認する。
ここで、印刷ジョブを受信すると、ステップ100で肯定判定してステップ102へ移行し、印刷ジョブから印刷設定を読み出す。次のステップ104では、紙種の設定から、一致する紙種を収容している給紙トレイ34があるか否かを確認し、紙種が一致する給紙トレイ34があるときには、ステップ104で肯定判定してステップ106へ移行する。
このステップ106では、該当する給紙トレイ34から用紙16を取出すように設定する。これと共に、ステップ108では、紙種を含む印刷設定に基づいて、各種のパラメータ、印刷条件の設定を行う。
この後、ステップ110では、印刷ジョブのデータ(画像データ)に対して画像処理及びRIP処理を行い、RIP処理して生成したデータ(ラスタデータ)に基づいて感光体ドラム20を露光し、記録紙12に画像を形成する(ステップ112)。
ところで、印刷ジョブの印刷設定で指定されている紙種の用紙16が、給紙トレイ34A〜34Dの何れにも収容されていないというミスマッチが発生すると、ステップ104で否定判定される。これにより、プリンタ12では、ステップ114へ移行してミスマッチ処理を実行する。なお、プリンタ12では、予めミスマッチが発生した時の処理が設定されている。
クライアント端末14では、プリンタドライバ62を用いて印刷設定を行うときに、ミスマッチに対する処理設定が可能となっており、プリンタ12のプリントコントローラ52では、印刷ジョブの設定及びプリンタ12でのミスマッチに対する処理設定に基づいた処理を実行する。
図9には、この時のミスマッチ処理の概略を示している。このフローチャートは、前記した図8でステップ114へ移行することにより実行され、最初のステップ120では、印刷ジョブの設定からミスマッチに対する処理設定を読込み、次のステップ122では、ミスマッチに対する処理として印刷ジョブの設定を用いるか否か、すなわち、ミスマッチに対する処理として印刷ジョブの設定を適用するかプリンタ12の設定を適用するかを確認する。
ここで、設定ウィンド80で、ラジオボタン82Aがチェックされているときには、ステップ122で肯定判定されて、印刷ジョブの設定が用いられるように設定される。
これに対して、設定ウインド80でラジオボタン82Bがチェックされているときには、ステップ122で否定判定して、ステップ124へ移行し、プリンタ12での設定を読み込み、プリンタ12での設定に基づいた処理が可能となるようにする。
プリンタ12では、紙種のミスマッチ処理に対して、既存の紙種からユーザが選択した紙種で印刷処理を実行する「カクニンガメンヒョウジ」、何れかの給紙トレイ34に、必要な紙種の用紙16を装填して、印刷ジョブに基づいた紙種で印刷処理を実行する「セッテイヘンコウ ヒョウジ」及び、既存の紙種でプリンタ12が選択した用紙16を用いて印刷処理を実行する「プリント スル」に加え、給紙トレイ34の紙種の設定を印刷ジョブの紙種に変更する設定変更及び、該当印刷ジョブに対する処理の中止の何れかが設定されており、この設定が読み込まれる。
このようにしてミスマッチに対する処理の設定を行うと、設定に基づいた処理を実行する。なお、クライアント端末14に設けているプリンタドライバ62では、プリンタ12上での設定と同等の設定が可能となっており、以下では、主として印刷ジョブの設定を例に説明する。
ミスマッチに対する処理が設定されると、先ず、ステップ126では、プリンタ12でユーザがプリンタ12の操作を行うユーザ介入が設定されているか否かを確認する。ここで、ラジオボタン84Bがチェックされて、ユーザが介入しないように設定されている時には、ステップ126で否定判定する。
また、プリンタ12の設定で、既存の紙種でプリンタ12が選択した用紙16を用いて印刷処理を実行する「プリント スル」に設定されているときには、ステップ126で否定判定される。
このステップ126で否定判定されると、ステップ128へ移行する。このステップ128では、プリンタ12上でユーザが介入することなく、印刷ジョブが継続される。
すなわち、このステップ128では、プリンタ12に装填されている紙種から、例えば、用紙サイズ、用紙サイズの置換え設定などに基づいて使用する用紙16を設定し、設定した用紙16を収容している給紙トレイ34を選択し、また、選択した給紙トレイ34に対して設定されている紙種に基づいてパラメータを設定して印刷処理が実行されるようにする。
一方、クライアント端末14のプリンタドライバ62(設定ウインドウ80)では、ユーザが介入する処理として、「該当印刷ジョブのみ紙種を変更して印刷」(何れかの給紙トレイ34の紙種を一時的に変更する)、「トレイに紙種を設定」(何れかの給紙トレイの紙種の設定を変更)及び、「プリンタの設定にしたがう」(既存の紙種の用紙16を用いる)の何れかが選択可能となっており、この他に、「印刷中止」が選択可能となっている。
ここから、ステップ126で肯定判定されると、ステップ130では、印刷設定が該当印刷ジョブのみの紙種の変更か否かを確認し、ステップ132では、既存の紙種から用紙16を選択する(プリンタ12の設定に従う)か否かを確認し、ステップ134では、トレイの紙種を変更するか否かを確認する。
また、プリンタ12の設定を適用しているときには、何れかの給紙トレイ34に、必要な紙種の用紙16を装填して、印刷ジョブに基づいた紙種で印刷処理を実行する「セッテイヘンコウ ヒョウジ」に設定されているか否かをステップ130で確認し、既存の紙種からユーザが選択した紙種で印刷処理を実行する「カクニンガメンヒョウジ」に設定されているか否かをステップ132で確認し、給紙トレイ34の紙種の設定を印刷ジョブの紙種に変更する設定変更に設定されているか否かをステップ134で確認する。
ここで、ラジオボタン86Aがチェックされたり、プリンタ12での設定で、ミスマッチ処理に対する設定が、該当印刷ジョブのみの紙種の変更になっているときには、ステップ130で肯定判定してステップ136へ移行する。
また、ラジオボタン86Bがチェックされて、プリンタ12の設定にしたがうように設定されているときや、プリンタ12で「カクニンガメンヒョウジ」に設定されているときには、ステップ132で肯定判定してステップ140へ移行する。
さらに、ラジオボタン86Cがチェックされているときいや、プリンタ12の設定で給紙トレイ34の各種の設定変更が設定されているときには、ステップ130、132で否定判定された後、ステップ134で肯定判定され、ステップ142へ移行する。
また、ラジオボタン86Dがチェックされるなどして印刷中止に設定されているときには、ステップ130〜134のそれぞれで否定判定されることにより、ステップ144へ移行して、印刷中止が設定される。
ステップ130で肯定判定されることにより移行するステップ138では、操作パネル54のLCD66上に、給紙トレイ34の選択を促す表示を行い、印刷ジョブを依頼したユーザが給紙トレイ34を選択することにより、選択された給紙トレイ34に対する紙種の設定を、印刷ジョブ上の紙種に一時的に変更する。
これにより、ユーザが選択した給紙トレイ34に、印刷ジョブに応じた紙種を追加するなどして装填することにより、印刷ジョブの設定に沿った紙種での印刷処理が可能となるようにする。
また、ステップ132で肯定判定されることにより移行するステップ140では、操作パネル54上のLCD66に現在装填されている紙種を表示し、ユーザから何れの紙種を用いるかの選択を促す。これにより、ユーザが紙種を選択することより、選択された紙種での印刷処理を開始できるようにする。
一方、ステップ134で肯定判定判定されることにより移行するステップ142では、操作パネル54のLCD66に、紙種の設定変更を行う給紙トレイ34の選択を促す表示を行う。これにより、ユーザが操作パネル54上のキー操作によって給紙トレイ34を選択すると、印刷ジョブで指定されている紙種を表示し、この表示に対して、例えば、排出/セットキー76が操作されることにより、選択された給紙トレイ34の紙種の設定を変更する。
これと共に、ユーザが選択した給紙トレイ34に、新たに設定した紙種の用紙16を入れ替えることにより、この給紙トレイ34に装填された用紙16を用いた印刷処理が可能となるようにする。
なお、ステップ138、140、142を実行するときには、アラームを発したり、印刷ジョブを依頼したクライアントPC14の図示しないモニタに、プリンタ12での操作や処理を促すメッセージを表示して、ユーザーにミスマッチの発生を報知することが好ましい。
また、アラームは、何らの操作もなされずに所定時間経過した時に発して、ユーザーの操作を催促するようにしても良く、さらに、何らの操作がなされずに一定以上の時間が経過した時には、例えば、処理待ちジョブとしてスプールして、次の印刷ジョブを実行するようにしてもよい。
さらに、印刷中止は、ステップ114へ移行したときのみならず、例えば、ステップ138〜142の何れかでLCD66に所定の表示を行っている状態で、プリント中止キー72が操作されることにより設定されるようにしてもよい。
このようにして、印刷処理に用いる用紙16の紙種が設定されると、図8のステップ116では、印刷処理を実行するか否かを確認し、図9のステップ128で紙種が設定されたときや、ステップ138,140で紙種が設定されて印刷開始が指示されたときには、ステップ116で肯定判定して、印刷処理を再開する。
なお、印刷中止に設定されているときや、プリント中止キー72が操作されたときには、ステップ116で否定判定して、この印刷ジョブに対する処理を終了(中止)する。
このように、ネットワーク10では、クライアント端末14に設けたプリンタドライバ62を用いることにより、クライアント端末14上で、紙種のミスマッチが生じた時の処理の設定を行う。
また、クライアント端末14に設けるプリンタドライバ62では、紙種のミスマッチに合わせて、給紙トレイ34の紙種の設定を変更することができるので、ユーザーが同じ紙種の用紙16を引き続いて使用するときに、ミスマッチが生じるのを防止することができると共に、給紙トレイ34に紙種を設定するための処理を簡単に行うことができる。
すなわち、プリンタ12で給紙トレイ34の紙種を変更するときには、階層を追って、給紙トレイ34及び設定する紙種を選択しなければならないが、プリンタドライバ62を用いることにより、給紙トレイ34の選択と、設定する紙種の選択を容易に行うことが可能となる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。例えば、ミスマッチが発生した時に、印刷処理を継続するか否かにかかわらず、プリンタ12がアラームを発したり、ミスマッチが発生したことを操作パネル54のLCD66上に表示したり、また、印刷ジョブを依頼したクライアント端末14の図示しないモニタに表示するようにしてもよい。
これにより、例えば、印刷設定と異なる紙種に画像を形成したことをユーザーに明確に報知することができる。また、ミスマッチの発生を解消するためのプリンタ12上での操作を、ユーザーに促すことができる。
また、本発明は、本実施の形態に適用したネットワーク10、プリンタ12及びクライアント端末14に限らず、給紙トレイごとに紙種を設定し、紙種に応じた高品質の画像形成を可能とする任意の構成の画像形成装置、画像処理装置及びこれらが設けられる任意構成のネットワークに適用することができる。
さらに、画像形成装置としては、給紙用として手差しトレイや、表(おもて)表紙、バナー用紙、合紙などの特殊用途に使用する記録紙を収容するための給紙トレイを備えたものであっても良いが、これらの特殊用途のトレイへは適用しないようにしてもよい。
本実施の形態に適用したネットワークの概略図である。 本実施の形態に画像形成装置として適用したプリンタの一例を示す概略構成図である。 プリンタの構成概略を示すブロック図である。 プリンタに設けた操作パネルの一例を示す概略図である。 プリンタで紙種の設定を行うときのLCDの表示の流れの一例を示す概略図である。 (A)及び(B)は、紙種の変更を行う時のLCDの表示の一例を示す概略図である。 印刷設定手段として用いるユーザインターフェイスの一例を示す概略図である。 プリンタでの印刷処理の概略を示す流れ図である。 ミスマッチに対する処理の一例を示す流れ図である。
符号の説明
10 ネットワーク
12 プリンタ(画像形成装置)
14 クライアント端末(画像処理装置)
16 用紙(画像形成用紙)
18 給紙部
20 プリントエンジン
34(34A〜34D) 給紙トレイ
50 画像処理部
52 プリントコントローラ
54 操作パネル(入力操作手段)
62 プリンタドライバ(印刷設定手段)
80 設定ウインドウ(印刷設定手段)

Claims (14)

  1. それぞれに収容している画像形成用紙の紙種を設定され、印刷ジョブの印刷設定によって指定される紙種と一致する紙種を収容する給紙トレイを選択して、該給紙トレイから取出した画像形成用紙に、前記紙種に基づいて画像形成処理を制御して画像を形成可能とする画像形成装置と、前記画像形成装置に接続されて、前記印刷設定を含む印刷ジョブを出力する画像処理装置と、を含む画像形成システムであって、
    前記画像処理装置が、
    前記印刷設定の紙種と前記給紙トレイごとに設定されている紙種が不一致となるミスマッチ発生したときに、前記給紙トレイの紙種の設定を変更するか否かを指示可能とする印刷設定手段を含み、
    前記画像形成装置が、
    各種の設定指示の入力操作を可能とする入力操作手段と、
    前記印刷設定手段によって前記給紙トレイの紙種の変更が指示されているときに、前記入力操作手段から紙種を変更する給紙トレイが指示されることにより、該給紙トレイから取出す前記画像形成用紙に、前記印刷ジョブで指定された紙種に基づいて画像形成可能とするミスマッチ処理手段と、
    を含むことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記印刷設定手段が、前記紙種の変更を該当ジョブに限るか又は前記給紙トレイの紙種の設定変更を行うかを指定可能であり、
    前記画像形成装置が紙種の設定変更が指示されることにより前記給紙トレイの紙種の設定変更を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ発生時に画像形成処理の中止を指定可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ発生時に前記画像形成装置に設けている前記入力操作手段を介した処理の入力を指定可能であることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載のが像形成システム。
  5. 前記ミスマッチ処理手段に、前記ミスマッチが発生した時に対する処理が設定されているとき、前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ処理手段の設定を指定可能であることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の画像形成システム。
  6. それぞれに収容している画像形成用紙の紙種を設定され、印刷ジョブの印刷設定によって指定される紙種と一致する紙種を収容する給紙トレイを選択して、該給紙トレイから取出した画像形成用紙に、前記紙種に基づいて画像形成処理を制御して画像を形成可能とする画像形成装置に接続され、前記印刷設定を含む印刷ジョブを出力する画像処理装置であって、
    前記印刷設定の紙種と前記給紙トレイごとに設定されている紙種が不一致となるミスマッチが発生したときに、前記給紙トレイの紙種の設定を変更するか否かを指示可能とする印刷設定手段を含むことを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記印刷設定手段が、前記紙種の変更を該当ジョブに限るか又は前記給紙トレイの紙種の設定変更を行うかを指定可能であることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ発生時に画像形成処理の中止を指定可能であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記印刷設定手段が、前記ミスマッチ発生時に前記画像形成装置上で入力操作手段を介した処理の入力操作を指定可能であることを特徴とする請求項6から請求項8の何れか1項に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像形成装置に、前記ミスマッチが発生した時に対する処理が設定されているとき、前記印刷設定手段が、該画像形成装置の設定を指定可能であることを特徴とする請求項6から請求項9の何れか1項に記載の画像処理装置。
  11. 給紙トレイに収容している画像形成用紙の紙種を設定され、画像処理装置から画像形成に用いる紙種が指定された印刷設定を含む印刷ジョブが入力されたときに、該印刷ジョブの印刷設定によって指定される紙種と一致する紙種を収容する給紙トレイを選択して、該給紙トレイから取出した画像形成用紙に、前記紙種に基づいて画像形成処理を制御して画像を形成可能とする画像形成装置であって、
    各種の設定指示の入力操作を可能とする入力操作手段と、
    前記印刷設定に、該印刷設定の紙種と前記給紙トレイごとに設定されている紙種が不一致となるミスマッチが発生したときに、前記給紙トレイの紙種の設定変更が指示されているときに、前記入力操作手段から紙種を変更する給紙トレイが指定されることにより、該給紙トレイから取出す前記画像形成用紙に、前記印刷ジョブで指定された紙種に基づいて画像形成可能とするミスマッチ処理手段と、
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記印刷設定で前記給紙トレイの紙種の設定変更が指定されているときに、前記給紙トレイの紙種の設定変更を行う設定手段を含む、ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記印刷設定で、画像形成処理の中止が指定されているときに、前記ミスマッチ発生時に該当印刷ジョブに対する処理を中止することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記印刷設定で、前記入力操作手段による処理の入力が指定されているときに、前記入力操作手段を介して入力される指定に基づいた処理を行うことを特徴とする請求項11から請求項13の何れか1項に記載の画像形成装置。
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