JP2013131951A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各機能部を効率よく再起動する。
【解決手段】機能部の再起動を要求する再起動要求部62と、要求された再起動対象の機能部の再起動を即時実行することを禁止する条件として予め定められた禁則条件を記憶する禁則条件記憶部63とを備え、禁則条件は、要求された再起動の前に実行されていてはいけない動作である禁止対象動作を示す情報とその禁止対象動作の中に要求された再起動対象の機能部の再起動を含むか否かを示す情報とを含み、機能部の再起動が要求された場合に、禁則条件記憶部63に記憶されている禁則条件に含まれる禁止対象動作が動作しており、且つ、禁止対象動作に要求された機能部の再起動が含まれていないときは、禁止対象動作が終了するまで要求された機能部の再起動の実行を待機し、禁止対象動作が終了すると要求された機能部の再起動を実行する再起動制御部64と、を更に備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の機能部を備えた画像形成装置に関し、特に、各機能部を再起動する技術に関する。
従来から、例えば下記特許文献1には、ネットワークから印刷用データを入手するネットワーク管理部や印刷ジョブを実行するジョブ管理部等、複数の構成要素(機能部)からなる画像形成装置であって、構成要素を再起動させることが可能な画像形成装置が記載されている。また、下記特許文献1には、構成要素の再起動が要求されたときに、当該構成要素が処理中であるときは、その処理が終了するまでの間、再起動を停止することが記載されている。
特開2009−75635号公報
しかしながら、ある機能部の再起動が要求された場合に、複数の機能部が関連して動作しているときは、再起動対象の機能部が動作していなくても、その機能部を再起動することによって動作に影響を与える虞があるので、要求された機能部の再起動の実行を禁止する必要がある。この場合、ユーザーは、複数の機能部が関連して動作することが終了するのを待って再び再起動を要求しなければならず、例えば、機能部の再起動を遠隔操作する場合には装置の前まで出向いて動作状況を確認しなければならない等、煩わしさを感じさせる虞があった。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数の機能部を備えた画像形成装置であって、効率よく、各機能部を再起動することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、複数の機能部を備えた画像形成装置であって、前記機能部の再起動を要求する再起動要求部と、前記再起動要求部によって要求された再起動対象の前記機能部の再起動を即時実行することを禁止する条件として予め定められた禁則条件を記憶する禁則条件記憶部と、を備え、前記禁則条件は、前記再起動要求部によって要求された再起動の前に実行されていてはいけない動作である禁止対象動作を示す情報と、その禁止対象動作の中に前記要求された再起動対象の前記機能部の再起動を含むか否かを示す情報と、を含み、前記再起動要求部によって前記機能部の再起動が要求された場合に、前記禁則条件記憶部に記憶されている前記禁則条件に含まれる前記禁止対象動作が動作しており、且つ、前記禁止対象動作に前記要求された前記機能部の再起動が含まれていないときは、前記禁止対象動作が終了するまで、前記要求された前記機能部の再起動の実行を待機し、前記禁止対象動作が終了すると、前記要求された前記機能部の再起動を実行する再起動制御部と、を更に備える。
この構成によれば、禁止対象動作が終了するまで要求された機能部の再起動の実行が待機され、禁止対象動作の終了後にその再起動が実行される。このため、ユーザーは、禁止対象動作が終了するのを待ってから再び所望の機能部の再起動を要求することに煩わしさを感じることが回避され、効率よく、各機能部を再起動することができる。
また、前記再起動制御部は、前記再起動要求部によって前記機能部の再起動が要求された場合に、前記禁則条件記憶部に記憶されている前記禁則条件に含まれる前記禁止対象動作が動作しており、且つ、前記禁止対象動作に前記要求された前記機能部の再起動が含まれているときは、前記要求された前記機能部の再起動の実行を禁止することが好ましい。
要求された機能部の再起動が禁止対象動作に含まれている場合は、禁止対象動作が終了することによって、その要求された再起動の動作が終了するもの考えられる。この構成によれば、要求された機能部の再起動が禁止対象動作に含まれている場合は、禁止対象動作の終了後、要求された機能部の再起動が実行されないので、要求された機能部の再起動が2回実行されることが回避される。これによって、効率よく、要求された機能部の再起動を実行することができる。
また、各種画面を表示する表示部と、前記各機能部の動作指示を受け付ける指示受付部と、を更に備え、前記再起動制御部は、前記再起動要求部によって要求された前記機能部の再起動の実行を待機させることを開始してから、その再起動の実行が終了するまでの間、再起動の処理中であることを示す画面を前記表示部に表示し続け、前記指示受付部による前記動作指示の受け付けを禁止することが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、表示部に表示された画面を見て、要求した再起動が終了したか否かを一目で確認することができる。また、指示受付部によって動作指示の受け付けが禁止されるので、再起動中にその他の動作が行われることによって、再起動に失敗する虞を低減することができる。
また、前記要求された前記機能部の再起動の実行を前記再起動制御部によって終了させるキャンセル指示の入力を受け付けるキャンセル指示部を備え、前記再起動の処理中であることを示す画面は、前記キャンセル指示部への前記キャンセル指示の入力を案内する画面であることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、表示部に表示された画面を見て、要求した再起動が終了したか否かを一目で確認することができるだけでなく、キャンセル指示部へのキャンセル指示の入力によって、要求した再起動の実行を任意のタイミングで終了することができる。
または、各種画面を表示する表示部を更に備え、前記再起動制御部は、前記再起動要求部によって要求された前記機能部の再起動の実行を待機させることを開始したときに、再起動の実行を待機したことを示す画面を前記表示部に表示することが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、表示部に表示された画面を見て、要求した再起動の実行が待機中であることを一目で確認することができる。
または、前記再起動制御部によって、前記要求された前記機能部の再起動の実行の待機を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間に、その再起動の実行が開始されなかったときは、その再起動の実行を前記再起動制御部によって禁止させるキャンセル予約指示の入力を受け付けるキャンセル予約指示部を更に備え、前記再起動の実行を待機したことを示す画面は、前記キャンセル予約指示部への前記キャンセル予約指示の入力を案内する画面であることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、表示部に表示された画面を見て、要求した再起動の実行が待機中であることを一目で確認することができるだけでなく、キャンセル予約指示部へのキャンセル予約指示の入力によって、要求された機能部の再起動の実行の待機を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間に、その再起動の実行が開始されていないときは、その再起動の実行を禁止することができる。
このため、機能部の再起動を要求してから、上記の予め定められた時間が経過した後に、機能部が再起動されたことの確認作業を行うことができないユーザーにとっては、機能部の再起動を要求してから上記の予め定められた時間が経過した後に、要求した再起動の実行を禁止する作業を行う手間を省くことができて好適である。
また、前記再起動制御部によって、動作中の前記禁止対象動作を強制的に終了させた後に、前記要求された前記機能部の再起動を実行させる強制実行指示の入力を受け付ける強制実行指示部を更に備え、前記再起動の実行を待機したことを示す画面は、前記強制実行指示部への前記強制実行指示の入力を案内する画面であることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、表示部に表示された画面を見て、要求した再起動の実行が待機中であることを一目で確認することができるだけでなく、強制実行指示部への強制実行指示の入力によって、要求した機能部の再起動を強制的に実行することができる。
本発明によれば、複数の機能部を備えた画像形成装置であって、効率よく、各機能部を再起動することができる画像形成装置を提供することが可能になる。
本発明に係る画像形成装置の一例としての複合機を示す概略断面図。 複合機の電気的な構成の一例を示すブロック図。 禁則条件記憶部に記憶されている禁則条件の一例を示す説明図。 再起動の処理中であることを示す画面の一例を示す説明図。 機能部を再起動する動作の一例を示すフローチャート。 複合機の電気的な構成の図2とは別の一例を示すブロック図。 再起動の実行を待機したことを示す画面の一例を示す説明図。 機能部を再起動する動作の図5とは別の一例を示すフローチャート。 図8に示す機能部を再起動する動作において、強制実行指示及びキャンセル予約指示が入力されたときの動作の一例を示すフローチャート。
[第一実施形態]
以下、本発明に係る画像形成装置の一例としての複合機を図面に基づいて説明する。図1は、複合機の概略断面図である。図1に示すように、複合機(画像形成装置)1は、例えば、コピー、プリンター、及びスキャナー等の複数の機能を兼ね備える。複合機1は、本体部100、本体部100の上に配置された原稿読取部200、原稿読取部200の上に配置された原稿給送部300、本体部100の上部前面に配置された操作部400、及び本体部100の用紙搬出側、例えば左側に配置された用紙後処理部500を備える。
原稿給送部300は、原稿載置部301、給紙ローラー303、原稿搬送部305及び原稿排出部307を備える。給紙ローラー303は、原稿載置部301にセットされた原稿を1枚ずつ繰り出す。原稿搬送部305は、繰り出された原稿を原稿読取部200に搬送する。原稿は、原稿読取部200で読み取られて原稿排出部307に排出される。
原稿読取部200は、CCD(Charge Coupled Device)センサー及び露光ランプ等を搭載したキャリッジ201、ガラス等の透明部材により構成された原稿台203、及び原稿読取スリット205を備える。原稿台203に載置された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿台203の長手方向に移動させながらCCDセンサーにより原稿を読み取る。これに対して、原稿給送部300から給送された原稿を読み取る場合、キャリッジ201を原稿読取スリット205と対向する位置に移動させて、原稿給送部300から送られてきた原稿を、原稿読取スリット205を通してCCDセンサーにより読み取る。CCDセンサーは読み取った原稿を画像データとして出力する。
本体部100は、用紙貯留部101、画像形成部103及び定着部105を備える。用紙貯留部101は、用紙の束を貯留することができる用紙トレイ107を備える。用紙トレイ107に貯留された用紙の束において、最上位の用紙がピックアップローラー109の駆動により、用紙搬送部111へ向けて繰り出される。用紙は用紙搬送部111を通って、画像形成部103へ搬送される。
画像形成部103は、搬送されてきた用紙に画像データを基にしてトナー画像を形成する。画像形成部103は、感光体ドラム113、露光部115、現像部117及び転写部119を備える。露光部115は、画像データ(原稿読取部200から出力された画像データ、パソコンから送信された画像データ、ファクシミリ受信の画像データ等)に対応する光を生成し、一様に帯電された感光体ドラム113の周面に照射する。これにより、感光体ドラム113の周面には画像データに対応する静電潜像が形成される。この状態で感光体ドラム113の周面に現像部117からトナーを供給することにより、周面には画像データに対応するトナー画像が形成される。このトナー画像は、転写部119によって用紙貯留部101から搬送されてきた用紙に転写される。
トナー画像が転写された用紙は、定着部105に送られる。定着部105は、トナー画像と用紙に熱と圧力を加え、トナー画像を用紙に定着させる。これにより、用紙への画像の印刷が完了する。この印刷済用紙に対して後処理がされる場合、印刷済用紙は本体部100の用紙排出口121から用紙後処理部500へ送られる。これに対して後処理がされない場合、印刷済用紙は排紙トレイ123に排紙される。
用紙後処理部500では印刷済用紙に対して、ソート、ステープル、パンチ、中綴じ等の後処理がされる。用紙後処理部500は、用紙搬入口501、用紙搬送部503、用紙搬出口505及びスタックトレイ507等を備える。用紙搬送部503は、用紙排出口121から用紙搬入口501に搬入された印刷済用紙を順次搬送し、後処理がされた印刷済用紙を用紙搬出口505からスタックトレイ507へ搬出する。スタックトレイ507は、用紙搬出口505から搬出された上記用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能な構成を有する。
操作部400は、表示部403と操作キー部401とを備える。表示部403は、タッチパネル機能を有しており、ソフトキーを含む画面が表示される。ユーザーは、画面を見ながらソフトキーを操作することによって、コピー等の機能の実行に必要な設定入力等の入力操作をする。
操作キー部401は、ハードキーからなる操作キーを備えており、具体的にはヘルプキー405、スタートキー407、テンキー409及び機能切換キー411等を備える。ヘルプキー405は、ヘルプ画面を表示部403に表示させるキーである。ヘルプ画面とは、スキャナー、ファクシミリ、プリンター、コピー等の機能に関する操作方法が表示された画面である。スタートキー407は、コピー、ファクシミリ送信等の動作を開始させるキーである。テンキー409は、コピー部数、ファクシミリ番号等の数字を入力するキーである。機能切換キー411は、コピーキー及び送信キー等を備えており、コピー機能、送信機能等を相互に切り替えるキーである。コピーキーを操作すれば、コピーの初期画面が表示部403に表示される。送信キーを操作すれば、ファクシミリ送信及びメール送信の初期画面が表示部403に表示される。
図2は、複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。複合機1は、上記本体部100、上記原稿読取部200、上記原稿給送部300、上記操作部400、上記用紙後処理部500、USBメモリー等の記憶媒体5を画像形成装置1に接続するための外部インターフェイス700、通信部800、及び制御部600等の各機能部が相互に通信可能なように接続された構成になっている。
通信部800は、ファクシミリ通信部801及びネットワークI/F部803を備える。ファクシミリ通信部801は、相手先ファクシミリとの電話回線の接続を制御するNCU(Network Control Unit)及びファクシミリ通信用の信号を変復調する変復調回路を備える。ファクシミリ通信部801は、電話回線805に接続される。
ネットワークI/F部803は、LAN(Local Area Network)807に接続される。ネットワークI/F部803は、例えば、印刷対象の画像データや、当該複合機1にインストールされているファームウェアを更新するためのファームウェアや、当該複合機1を遠隔からメンテナンスするための操作コマンド等、LAN807に接続されたパソコン等の端末装置との間で通信を実行するための通信インターフェイス回路である。
制御部600は、例えば、CPUと、ROMやRAM等のメモリーと、を備えたマイクロコンピューターで構成されており、メモリーに記憶された各種制御プログラムをCPUによって実行することによって各部の動作制御を行う。
制御部600は、例えば、指示受付部61、再起動要求部62、禁則条件記憶部63、再起動制御部64、及びキャンセル指示部65として機能する制御プログラムをCPUによって実行することによって、各機能部を再起動する制御を行う。
指示受付部61は、機能切換キー411や表示部403のタッチパネル機能等を用いて入力された、各機能部の動作を規定する設定情報等の入力データや各機能部の動作指示を受け付ける。例えば、指示受付部61は、機能切換キー411のコピーキーが操作されることによって、表示部403にコピーの初期画面を表示する動作指示を受け付け、また、ユーザーによって当該画面に入力されたコピー部数等の設定情報を受け付ける。そして、指示受付部61は、スタートキー407が押下されることによって、当該受け付けた設定情報を用いて、原稿読取部200の読み取り動作や画像形成部103の画像形成動作を実行する動作指示を受け付ける。
再起動要求部62は、各機能部の再起動を要求する。例えば、再起動要求部62は、指示受付部61によって、ユーザーによって入力されたネットワークI/F部803で用いるIPアドレス等の設定情報が受け付けられた後、当該設定情報をネットワークI/F部803に適用するために、指示受付部61によって、ユーザーによって入力されたネットワークI/F部803の再起動を要求する指示の入力が受け付けられると、ネットワークI/F部803の再起動を要求する。
禁則条件記憶部63は、例えば、ROM等のメモリーで構成されている。禁則条件記憶部63には、再起動要求部62によって要求された再起動対象の機能部の再起動を即時実行することを禁止する条件として予め定められた禁則条件が記憶されている。禁則条件は、再起動要求部62によって要求された再起動の前に実行されていてはいけない動作である禁止対象動作を示す情報と、その禁止対象動作の中に要求された再起動対象の機能部の再起動を含むか否かを示す情報と、を含んで構成されている。
図3は、禁則条件記憶部63に記憶されている禁則条件の一例を示す説明図である。図3に示す禁則条件は、ネットワークI/F部803の再起動が要求された場合に、ネットワークI/F部803の再起動を即時実行することを禁止する条件として定められている。
当該禁則条件は、例えば、複合機1に備わる全機能部を再起動するシステム再起動、複合機1に備わる全機能部の動作を規定する設定情報を初期値に設定するシステム初期化、及び制御部600のファームウェア更新が実行されている場合に、再起動要求部62によってネットワークI/F部803の再起動が要求されたとしても、当該要求されたネットワークI/F部803の再起動を即時実行することを禁止することを示している。また、当該禁則条件は、システム再起動、システム初期化、及びファームウェア更新の動作には、ネットワークI/F部803の再起動が含まれていることを示している。
また、当該禁則条件は、例えば、トナーカートリッジ等の消耗品の交換や、用紙搬送用ローラー部材の交換等、各機能部のメンテナンス作業を行うときに、複合機1をメンテナンス状態に設定した場合(メンテナンスモード設定)や、サービスマンが複合機1に接続された端末装置からの遠隔操作によって、複合機1の各機能部の設定値の変更等のメンテナンス作業を行うときに複合機1をメンテナンス状態に設定した場合(サービスマンモード設定)に、再起動要求部62によってネットワークI/F部803の再起動が要求されたとしても、当該要求されたネットワークI/F部803の再起動を即時実行することを禁止することを示している。また、当該禁則条件は、メンテナンスモード設定やサービスマンモード設定の動作には、ネットワークI/F部803の再起動が含まれていないことを示している。
再起動制御部64は、再起動要求部62によってある機能部の再起動が要求された場合に、禁則条件記憶部63に記憶されている禁則条件に含まれる禁止対象動作が動作しており、且つ、要求された機能部の再起動が当該禁止対象動作に含まれていないときは、当該禁止対象動作が終了するまで、要求された機能部の再起動の実行を待機する。そして、当該禁止対象動作が終了すると、要求された機能部の再起動を実行する。
一方、再起動制御部64は、再起動要求部62によってある機能部の再起動が要求された場合に、禁則条件記憶部63に記憶されている禁則条件に含まれる禁止対象動作が動作しており、且つ、要求された機能部の再起動が当該禁止対象動作に含まれているときは、要求された機能部の再起動の実行を禁止する。
また、再起動制御部64は、再起動要求部62によって要求された機能部の再起動の実行を待機させることを開始してから、その再起動の実行が終了するまでの間、再起動の処理中であることを示す画面を表示部403に表示し続け、指示受付部61による動作指示の受け付けを禁止する。
キャンセル指示部65は、再起動要求部62によって要求されたある機能部の再起動の実行を再起動制御部64によって終了させるキャンセル指示の入力を受け付ける。
図4は、上記の再起動の処理中であることを示す画面の一例を示す説明図である。例えば、図4に示すように、上記の再起動の処理中であることを示す画面には、キャンセルボタン404が設けられている。キャンセルボタン404が、表示部403のタッチパネル機能を用いてユーザーによって押下操作されると、キャンセル指示部65によってキャンセル指示の入力が受け付けられる。キャンセル指示部65によってキャンセル指示の入力が受け付けられると、再起動制御部64は、当該処理中の再起動の実行を終了する。つまり、上記の再起動の処理中であることを示す画面は、キャンセル指示部65へのキャンセル指示の入力を案内する画面になっている。
以下、機能部を再起動する動作の流れについて、図5を用いて説明する。図5は、機能部を再起動する動作の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、指示受付部61によって、例えば、ユーザーから入力されたネットワークI/F部803の再起動の指示が受け付けられると(S1)、再起動要求部62は、ネットワークI/F部803の再起動を要求する信号を再起動制御部64に向けて出力する(S2)。
再起動制御部64は、ネットワークI/F部803の再起動を要求する信号が入力されると、ネットワークI/F部803の再起動の処理中であることを示す画面(図4)を表示部403に表示し(S3)、各機能部の動作指示の受け付けを禁止する指示を示す信号を指示受付部61に向けて出力し、これに従って、指示受付部61は、各機能部の動作指示の受け付けを禁止する(S4)。
次に、再起動制御部64は、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動に対応する禁則条件(図3)を禁則条件記憶部63から取得する(S5)。
そして、再起動制御部64は、ステップS5で取得した禁則条件に含まれる禁止対象動作が実行中の場合(S6;YES)、当該禁止対象動作が終了するまでネットワークI/F部803の再起動を実行せずに待機させる(S7;NO)。
そして、禁止対象動作が終了すると(S7;YES)、再起動制御部64は、ステップS5で取得した禁則条件において、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動が当該禁止対象動作に含まれていない場合は(S8;NO)、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動を実行する(S9)。そして、再起動制御部64は、各機能部の動作指示の受け付けを禁止することを解除する指示を示す信号を指示受付部61に向けて出力し、これに従って、指示受付部61は、各機能部の動作指示の受け付けを禁止することを解除し、つまり、各機能部の動作指示を受け付け可能な状態に戻る(S10)。そして、再起動制御部64は、ステップS3で表示部403に表示したネットワークI/F部803の再起動の処理中であることを示す画面を閉じて(S11)、機能部を再起動する動作を終了する。
一方、禁止対象動作が終了した場合であっても(S7;YES)、再起動制御部64は、ステップS5で取得した禁則条件において、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動が当該禁止対象動作に含まれている場合は(S8;YES)、再起動制御部64は、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動を実行せずに、そのまま、後述のステップS10に移行する。
また、ステップS4の実行後、ステップS3で表示部403に表示されたネットワークI/F部803の再起動の処理中であることを示す画面(図4)のキャンセルボタン404がユーザーによって押下操作され、これによって、キャンセル指示部65によって、キャンセル指示の入力が受け付けられると(S12;YES)、再起動制御部64は、ステップS2で再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動を終了し(S13)、ステップS10に移行する。尚、ステップS12以降の処理は、ステップS4の実行後、ステップS5以降の処理と並行して行われる。
したがって、第一実施形態の構成によれば、禁止対象動作が終了するまで要求された機能部の再起動の実行が待機され(S7;NO)、要求された機能部の再起動が禁止対象動作に含まれていない場合は(S8;NO)、禁止対象動作の終了後にその再起動が実行される(S9)。このため、ユーザーは、禁止対象動作が終了するのを待ってから再び所望の機能部の再起動を要求することに煩わしさを感じることが回避され、効率よく、各機能部を再起動することができる。
また、要求された機能部の再起動が禁止対象動作に含まれている場合は、禁止対象動作が終了することによって、その要求された再起動の動作が終了するもの考えられる。第一実施形態の構成によれば、要求された機能部の再起動が禁止対象動作に含まれている場合は(S8;YES)、禁止対象動作の終了後(S7;YES)、要求された機能部の再起動が実行されないので、要求された機能部の再起動が2回実行されることが回避される。これによって、効率よく、要求された機能部の再起動を実行することができる。
また、第一実施形態の構成によれば、ユーザーは、ステップS3で表示部403に表示された再起動の処理中であることを示す画面を見て、要求した再起動が終了したか否かを一目で確認することができる。また、指示受付部61によって動作指示の受け付けが禁止されるので(S4)、再起動中にその他の動作が行われることによって、その再起動に失敗する虞を低減することができる。
また、第一実施形態の構成によれば、ユーザーは、ステップS3で表示部403に表示された画面を見て、要求した再起動が終了したか否かを一目で確認することができるだけでなく、キャンセル指示部65へのキャンセル指示の入力によって(S12;YES)、要求した再起動の実行を任意のタイミングで終了することができる(S13)。
尚、上記第一実施形態において図1乃至図5に示した構成及び設定は、単なる一例に過ぎず、これに限定する趣旨ではない。
例えば、キャンセル指示部65を備えない構成とし、これに合わせて、図5に示す機能部を再起動する動作において、ステップS3で表示部403に表示される、再起動の処理中であることを示す画面(図4)にキャンセルボタン404を設けないように簡素化して構成し、また、ステップS12及びステップS13を実行しないように簡素化して構成してもよい。
更に、ステップS3、ステップS4,ステップS10,及びステップS11を実行しないように簡素化して構成してもよい。
更に、ステップS8を実行しない簡素化した構成とし、禁止対象動作が終了すると(S7;YES)、再起動制御部64は、ステップS5で取得した禁則条件において、ネットワークI/F部803の再起動が当該禁止対象動作に含まれているか否かに関わらず、ステップS9を実行するように構成してもよい。
または、図5に示す機能部を部分的に再起動する動作において、ステップS8を実行しない簡素化した構成とし、禁止対象動作が終了すると(S7;YES)、再起動制御部64は、ステップS5で取得した禁則条件において、ネットワークI/F部803の再起動が当該禁止対象動作に含まれているか否かに関わらず、ステップS9を実行するように構成してもよい。
更に、キャンセル指示部65を備えない構成とし、これに合わせて、図5に示す機能部を部分的に再起動する動作において、ステップS3で表示部403に表示される、再起動の処理中であることを示す画面(図4)にキャンセルボタン404を設けないように簡素化して構成し、また、ステップS12及びステップS13を実行しないように簡素化して構成してもよい。
[第二実施形態]
以下の第二実施形態の説明では、第一実施形態とは異なる部分についてのみ詳述し、第一実施形態と同じ部分については説明を省略する。
図6は、複合機1の電気的な構成の図2とは別の一例を示すブロック図である。第二実施形態では、図6に示すように、制御部600は、例えば、指示受付部61、再起動要求部62、禁則条件記憶部63、再起動制御部64、キャンセル予約指示部66、及び強制実行指示部67として機能する制御プログラムをCPUによって実行することによって、各機能部を再起動する制御を行う。
再起動制御部64は、再起動要求部62によってある機能部の再起動が要求された場合に、禁則条件記憶部63に記憶されている禁則条件に含まれる禁止対象動作が動作しており、且つ、要求された機能部の再起動が当該禁止対象動作に含まれていないときは、当該禁止対象動作が終了するまで、要求された機能部の再起動の実行を待機する。そして、当該禁止対象動作が終了すると、要求された機能部の再起動を実行する。
一方、再起動制御部64は、再起動要求部62によってある機能部の再起動が要求された場合に、禁則条件記憶部63に記憶されている禁則条件に含まれる禁止対象動作が動作しており、且つ、要求された機能部の再起動が当該禁止対象動作に含まれているときは、要求された機能部の再起動の実行を禁止する。
また、再起動制御部64は、再起動要求部62によって要求された機能部の再起動の実行を待機させることを開始したときに、再起動の実行を待機したことを示す画面を表示部403に表示する。
キャンセル予約指示部66は、再起動制御部64によって、要求された機能部の再起動の実行の待機を開始してから、予め定められた時間が経過するまでの間に、その再起動の実行が開始されなかったときは、その再起動の実行を再起動制御部64によって禁止させるキャンセル予約指示の入力を受け付ける。
強制実行指示部67は、再起動制御部64によって、動作中の禁止対象動作を強制的に終了させた後に、要求された機能部の再起動を実行させる強制実行指示の入力を受け付ける。
図7は、上記の再起動の実行を待機したことを示す画面の一例を示す説明図である。例えば、図7に示すように、表示部403の上部には、上記の再起動の実行を待機したことを示す画面が表示され、表示部403の下部には、各機能部の動作指示を入力操作するためのソフトキー等が表示される。上記の再起動の実行を待機したことを示す画面には、強制実行ボタン406と、キャンセル予約ボタン408と、が設けられている。
強制実行ボタン406が、表示部403のタッチパネル機能を用いてユーザーによって押下操作されると、強制実行指示部67によって強制実行指示の入力が受け付けられる。強制実行指示部67によって強制実行指示の入力が受け付けられると、再起動制御部64は、動作中の禁止対象動作を強制的に終了した後に、待機中である要求された機能部の再起動を実行する。つまり、上記の再起動の実行を待機したことを示す画面は、強制実行指示部67への強制実行指示の入力を案内する画面になっている。
また、キャンセル予約ボタン408が、表示部403のタッチパネル機能を用いてユーザーによって押下操作されると、キャンセル予約指示部66によってキャンセル予約指示の入力が受け付けられる。キャンセル予約指示部66によってキャンセル予約指示の入力が受け付けられると、再起動制御部64は、要求された機能部の再起動の実行の待機を開始してから、予め定められた時間が経過するまでの間に、その再起動の実行が開始されなかったときは、その再起動の実行を禁止する。つまり、上記の再起動の実行を待機したことを示す画面は、キャンセル予約指示部66へのキャンセル予約指示の入力を案内する画面になっている。尚、再起動制御部64は、キャンセル予約ボタン408に、要求された機能部の再起動の実行の待機を開始してから予め定められた時間が経過するまでの残り時間を表示する。
以下、第二実施形態の構成において、機能部を再起動する動作の流れについて、図8及び図9を用いて説明する。図8は、第二実施形態の構成において、機能部を再起動する動作の一例を示すフローチャートである。図9は、図8に示す機能部を再起動する動作において、強制実行指示及びキャンセル予約指示が入力されたときの動作の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、ステップS2の実行後、再起動制御部64は、ネットワークI/F部803の再起動を要求する信号が入力されると、図7に示すように、ネットワークI/F部803の再起動の実行を待機したことを示す画面を表示部403の上部に表示し(S21)、各機能部の動作指示の受け付けを禁止する指示を示す信号を指示受付部61に向けて出力することなく、ステップS5を実行する。
また、禁止対象動作が終了し(S7;YES)、ステップS5で取得した禁則条件において、ネットワークI/F部803の再起動が当該禁止対象動作に含まれている場合(S8;YES)、または、ステップS9の実行後、再起動制御部64は、ステップS21で表示部403に表示したネットワークI/F部803の再起動の実行を待機したことを示す画面を閉じて(S22)、機能部を再起動する動作を終了する。
また、図9に示すように、ステップS21(図8)の実行後、ステップS21で表示部403に表示されたネットワークI/F部803の再起動の実行を待機したことを示す画面(図7)の強制実行ボタン406がユーザーによって押下操作され、これによって、強制実行指示部67によって強制実行指示の入力が受け付けられると(S23;YES)、再起動制御部64は、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動に対応する禁則条件を禁則条件記憶部63から取得する(S24)。
そして、ステップS24で取得した禁則条件に含まれる禁止対象動作が実行中の場合は(S25;YES)、再起動制御部64は、当該実行中の禁止対象動作を強制的に終了した後(S26)、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動を実行する(S27)。一方、ステップS24で取得した禁則条件に含まれる禁止対象動作が実行されていない場合(S25;NO)、再起動制御部64は、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動を実行する(S27)。そして、ステップS27の実行後、再起動制御部64は、ステップ22(図8)に移行する。尚、ステップS23以降の処理は、ステップS21の実行後、ステップS5以降の処理と並行して行われる。
また、図9に示すように、ステップS21(図8)を開始してから、つまり、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動の待機を開始してから、予め定められた時間(所定時間)が経過していない場合(S28;NO)、再起動制御部64は、キャンセル予約ボタン408に、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動の待機を開始してから、予め定められた時間が経過するまでの残り時間を表示する(S29)。
そして、ステップS21で表示部403に表示されたネットワークI/F部803の再起動の実行を待機したことを示す画面(図7)のキャンセル予約ボタン408がユーザーによって押下操作され、これによって、キャンセル予約指示部66によってキャンセル予約指示の入力が受け付けられると(S30;YES)、再起動制御部64は、ステップS21(図8)を開始してから、つまり、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動の待機を開始してから、予め定められた時間が経過するまで待機する(S31;NO)。そして、予め定められた時間が経過した場合に(S31;YES)、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動の実行を待機中であるときは(S32;YES)、ステップS2(図8)で再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動を実行することなくそのまま終了し、これによって、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動の実行を禁止する(S33)。
尚、再起動要求部62によって要求されたネットワークI/F部803の再起動の待機を開始してから、キャンセル予約指示部66によってキャンセル予約指示の入力が受け付けられないまま(S30;NO)、予め定められた時間が経過したときは(S28;YES)、再起動制御部64は、キャンセル予約ボタン408を押下操作できないように表示する等して、キャンセル予約指示部66によるキャンセル予約指示の入力の受け付けを終了する。
したがって、第二実施形態の構成によれば、ユーザーは、ステップS21で表示部403に表示された再起動の実行を待機したことを示す画面を見て、要求した再起動の実行が待機中であることを一目で確認することができる。
また、第二実施形態の構成によれば、ユーザーは、ステップS21で表示部403に表示された画面を見て、要求した再起動の実行が待機中であることを一目で確認することができるだけでなく、キャンセル予約指示部66へのキャンセル予約指示の入力によって(S30;YES)、要求された機能部の再起動の実行の待機を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間に、その再起動の実行が開始されていないときは(S31;YES,S32;YES)、その再起動の実行を禁止する(S33)ことができる。
このため、機能部の再起動を要求してから、上記の予め定められた時間が経過した後に、機能部が再起動されたことの確認作業を行うことができないユーザーにとっては、機能部の再起動を要求してから上記の予め定められた時間が経過した後に、要求した再起動の実行を禁止する作業を行う手間を省くことができて好適である。
また、第二実施形態の構成によれば、ユーザーは、ステップS21で表示部403に表示された画面を見て、要求した再起動の実行が待機中であることを一目で確認することができるだけでなく、強制実行指示部67への強制実行指示の入力によって(S23;YES)、要求した機能部の再起動を強制的に実行する(S27)ことができる。
尚、上記第二実施形態において図6乃至図9に示した構成及び設定は、単なる一例に過ぎず、これに限定する趣旨ではない。
例えば、強制実行指示部67を備えない構成とし、これに合わせて、図8に示す機能部を再起動する動作において、ステップS21で表示部403に表示される、再起動の実行を待機したことを示す画面(図7)に強制実行ボタン406を設けないように簡素化して構成し、また、図9に示す、ステップS23、ステップS24、ステップS25、ステップS26、及びステップS27を実行しないように簡素化して構成してもよい。
または、キャンセル予約指示部66を備えない構成とし、これに合わせて、図8に示す機能部を部分的に再起動する動作において、ステップS21で表示部403に表示される、再起動の実行を待機したことを示す画面(図7)にキャンセル予約ボタン408を設けないように簡素化して構成し、また、図9に示す、ステップS28、ステップS29、ステップS30、ステップS31、ステップS32、及びステップS33を実行しないように簡素化して構成してもよい。
または、強制実行指示部67及びキャンセル予約指示部66を備えない構成とし、これに合わせて、図8に示す機能部を部分的に再起動する動作において、ステップS21で表示部403に表示される、再起動の実行を待機したことを示す画面(図7)に、強制実行ボタン406及びキャンセル予約ボタン408を設けないように簡素化して構成し、図9に示す、ステップS23からステップS33を実行しないように簡素化して構成してもよい。
尚、上記実施形態においては、本発明に係る画像形成装置の一例として複合機を例に説明したが、本発明は、プリンター、コピー機、スキャナー、或いはFAX等の画像形成装置にも適用可能である。
1 複合機(画像形成装置)
403 表示部
406 強制実行ボタン
408 キャンセル予約ボタン
600 制御部
61 指示受付部
62 再起動要求部
63 禁則条件記憶部
64 再起動制御部
65 キャンセル指示部
66 キャンセル予約指示部
67 強制実行指示部
803 ネットワークI/F部

Claims (7)

  1. 複数の機能部を備えた画像形成装置であって、
    前記機能部の再起動を要求する再起動要求部と、
    前記再起動要求部によって要求された再起動対象の前記機能部の再起動を即時実行することを禁止する条件として予め定められた禁則条件を記憶する禁則条件記憶部と、
    を備え、
    前記禁則条件は、前記再起動要求部によって要求された再起動の前に実行されていてはいけない動作である禁止対象動作を示す情報と、その禁止対象動作の中に前記要求された再起動対象の前記機能部の再起動を含むか否かを示す情報と、を含み、
    前記再起動要求部によって前記機能部の再起動が要求された場合に、前記禁則条件記憶部に記憶されている前記禁則条件に含まれる前記禁止対象動作が動作しており、且つ、前記禁止対象動作に前記要求された前記機能部の再起動が含まれていないときは、前記禁止対象動作が終了するまで、前記要求された前記機能部の再起動の実行を待機し、前記禁止対象動作が終了すると、前記要求された前記機能部の再起動を実行する再起動制御部と、
    を更に備える画像形成装置。
  2. 前記再起動制御部は、
    前記再起動要求部によって前記機能部の再起動が要求された場合に、前記禁則条件記憶部に記憶されている前記禁則条件に含まれる前記禁止対象動作が動作しており、且つ、前記禁止対象動作に前記要求された前記機能部の再起動が含まれているときは、前記要求された前記機能部の再起動の実行を禁止する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 各種画面を表示する表示部と、
    前記各機能部の動作指示を受け付ける指示受付部と、
    を更に備え、
    前記再起動制御部は、
    前記再起動要求部によって要求された前記機能部の再起動の実行を待機させることを開始してから、その再起動の実行が終了するまでの間、再起動の処理中であることを示す画面を前記表示部に表示し続け、前記指示受付部による前記動作指示の受け付けを禁止する請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記要求された前記機能部の再起動の実行を前記再起動制御部によって終了させるキャンセル指示の入力を受け付けるキャンセル指示部を備え、
    前記再起動の処理中であることを示す画面は、前記キャンセル指示部への前記キャンセル指示の入力を案内する画面である請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 各種画面を表示する表示部を更に備え、
    前記再起動制御部は、
    前記再起動要求部によって要求された前記機能部の再起動の実行を待機させることを開始したときに、再起動の実行を待機したことを示す画面を前記表示部に表示する請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記再起動制御部によって、前記要求された前記機能部の再起動の実行の待機を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間に、その再起動の実行が開始されなかったときは、その再起動の実行を前記再起動制御部によって禁止させるキャンセル予約指示の入力を受け付けるキャンセル予約指示部を更に備え、
    前記再起動の実行を待機したことを示す画面は、前記キャンセル予約指示部への前記キャンセル予約指示の入力を案内する画面である請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記再起動制御部によって、動作中の前記禁止対象動作を強制的に終了させた後に、前記要求された前記機能部の再起動を実行させる強制実行指示の入力を受け付ける強制実行指示部を更に備え、
    前記再起動の実行を待機したことを示す画面は、前記強制実行指示部への前記強制実行指示の入力を案内する画面である請求項5または6に記載の画像形成装置。
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