JP2018105155A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1を参照し、蒸発燃料処理装置20を備える燃料供給システム6について説明する。燃料供給システム6は、自動車等の車両に搭載され、燃料タンク14内に貯留されている燃料をエンジン2に供給するためのメイン供給経路10と、燃料タンク14内で発生した蒸発燃料をエンジン2に供給するための蒸発燃料経路22を備えている。
要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状である場合、即ち、補正係数=1.0である場合が「所定条件を満たす場合」の一例であり、要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状でない場合、即ち補正係数が1.0でない場合が「所定条件を満たさない場合」の一例である。S26において、補正係数が1.0である場合に実行される処理が「第1処理」の一例であり、補正係数が1.0未満である場合に実行される処理が「第2処理」の一例である。
第1実施例と異なる点を説明する。第1実施例では、パージ流量特定処理において、要求パージ流量を補正することによって、吸気経路34に供給されるパージ流量を特定している。一方、第2実施例では、パージ流量特定処理において、要求パージ流量のパージガスが供給されるように要求デューティ比を補正する。
要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状である場合、即ち、補正後のデューティ比が要求デューティ比と一致する場合が「所定条件を満たす場合」の一例であり、要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状でない場合、即ち補正後のデューティ比が要求デューティ比と一致しない場合が「所定条件を満たさない場合」の一例である。S224において、補正後のデューティ比が要求デューティ比と一致する場合に実行される処理が「第1処理」の一例であり、補正後のデューティ比が要求デューティ比と一致しない場合に実行される処理が「第2処理」の一例である。
第2実施例と異なる点を説明する。第2実施例では、パージ流量特定処理において、要求デューティ比を補正する。一方、第3実施例では、パージ流量特定処理において、要求回転数を補正する。
要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状である場合、即ち、補正後の回転数が要求回転数と一致する場合が「所定条件を満たす場合」の一例であり、要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状でない場合、即ち補正後の回転数が要求回転数と一致しない場合が「所定条件を満たさない場合」の一例である。S324において、補正後の回転数が要求回転数と一致する場合に実行される処理が「第1処理」の一例であり、補正後の回転数が要求回転数と一致しない場合に実行される処理が「第2処理」の一例である。
第1実施例と異なる点を説明する。第4実施例では、パージ条件が成立すると、直ちに、最終的に要求されるパージ流量を供給するのではなく、比較的に少量の要求パージ流量を供給することから開始し、要求パージ流量を徐々に増加させる。このため、パージ条件が成立した直後は、要求回転数及び要求デューティ比が比較的に小さい。本実施例のパージ流量特定処理では、パージ処理が開始されてから所定期間は、要求パージ流量、要求回転数及び要求デューティ比を補正しない。ここで、「所定期間」は、要求パージ流量が最終的な要求パージ流量になる期間、あるいは、要求パージ流量が、空燃比が乱れるほど多くなるまでの期間を含んでいてもよい。なお、要求パージ流量が比較的に少ない状況では、パージ処理によってエンジン2に供給される蒸発燃料量は比較的に少ないため、空燃比が大きくずれる事態が生じにくい。
要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状である場合、即ち、要求デューティ比が下限デューティ以上である場合(S36でNO)が「所定条件を満たす場合」の一例であり、要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状でない場合、即ち要求デューティ比が下限デューティ未満である場合(S36でYES)場合が「所定条件を満たさない場合」の一例である。S36において、要求デューティ比が下限デューティ以上である場合(S36でNO)に実行される処理が「第1処理」の一例であり、要求デューティ比が下限デューティ未満である場合(S36でYES)に実行される処理が「第2処理」の一例である。
第4実施例と異なる点を説明する。第5実施例では、パージ流量特定処理において、S32でYESの場合の処理が、第4実施例と異なる。図7に示すように、制御部102は、第4実施例と同様のS12〜S32の処理を実行する。S32でYESの場合(即ちパージ処理が開始されてから所定期間が経過している場合)、S534において、制御部102は、下限流量を特定する。制御部102は、予め実験で特定されたデータマップ501を格納している。データマップ501には、要求回転数と下限流量とが対応付けて記録されている。例えば、要求回転数が30000rpmである場合、下限流量は15L/minである。制御部102は、S20で特定された要求回転数と、データマップ501と、を用いて、下限流量を特定する。
要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状である場合、即ち、全開時流量が下限流量以上である場合(S536でNO)が「所定条件を満たす場合」の一例であり、要求回転数に対応するパージ流量とデューティ比との相関関係が直線状でない場合、即ち全開時流量が下限流量未満である場合(5S36でYES)場合が「所定条件を満たさない場合」の一例である。S536において、全開時流量が、下限流量以上である場合(S536でNO)に実行される処理が「第1処理」の一例であり、全開時流量が、下限流量未満である場合(S536でYES)に実行される処理が「第2処理」の一例である。
第4実施例と異なる点を説明する。第6実施例では、パージ流量特定処理において、S36でYESの場合の処理及びNOの場合の処理が、第4実施例と異なる。また、S14でYESの場合に、S19の処理を実行する点で、第4実施例と異なる。図8に示すように、制御部102は、第4実施例と同様のS12〜S18の処理を実行する。S14でYESの場合(即ちパージ条件が成立している場合)、S19において、制御部102は、ポンプ48の回転数として、既定の回転数が制御部102に格納されているか否かを判断する。既定の回転数は、パージ流量特定処理が完了される際に特定されているポンプ48の回転数であり、パージ条件が成立していない状況からパージ条件が成立した後に、一度でもパージ流量特定処理が実行されると、制御部102に格納されている。なお、制御部102に格納されている既定の回転数は、パージ条件が成立している状況からパージ条件が成立していない状況に変化すると、制御部102から消去される。
第6実施例と異なる点を説明する。第7実施例では、パージ流量特定処理において、S34の処理に替えて、S734の処理が実行される点と、S36でNOの場合の処理が、第6実施例と異なる。図9に示すように、制御部102は、第4実施例と同様のS12〜S32の処理を実行する。S32に次いで、S734では、制御部102は、下限デューティ比及び上限デューティ比を特定する。上限デューティ比は、ポンプ48の回転数に応じて適宜決定される値である。制御部102は、予め実験で特定されたデータマップ701を格納している。データマップ701には、要求回転数と下限デューティ比と上限デューティ比が対応付けて記録されている。例えば、要求回転数が30000rpmである場合、下限デューティ比は0.4であり、上限デューティ比は0.9である。制御部102は、S20で特定された要求回転数と、データマップ701と、を用いて、下限及び上限デューティ比を特定する。
6 :燃料供給システム
10 :メイン供給経路
19 :キャニスタ
20 :蒸発燃料処理装置
23 :パージ経路
24 :パージ経路
26 :制御弁
28 :パージ経路
30 :エアクリーナ
32 :スロットルバルブ
34 :吸気経路
48 :ポンプ
100 :ECU
102 :制御部
Claims (5)
- 燃料タンク内の蒸発燃料を貯留するキャニスタと、
前記キャニスタに貯留される前記蒸発燃料を含むパージガスを、パージ経路を介して内燃機関の吸気経路に供給するポンプと、
前記パージ経路を閉塞する閉塞状態と前記パージ経路を開通する開通状態とに連続的に切り替わる制御弁と、
前記ポンプの回転数と、前記制御弁の切り替えと、を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記制御弁の切り替えを、互いに連続する1回の前記閉塞状態と1回の前記開通状態との合計期間のうちの1回の前記開通状態の期間の割合を表すデューティ比によって制御し、
前記吸気経路に供給すべき前記パージガスの要求パージ流量によって決定される要求ポンプ回転数と要求デューティ比とが所定条件を満たす場合に、前記要求ポンプ回転数で前記ポンプを回転させ、前記要求デューティ比で前記制御弁の切り替えを制御し、前記要求パージ流量を前記吸気経路に供給される前記パージガスの流量と特定する第1処理を実行し、
前記要求ポンプ回転数と前記要求デューティ比とが前記所定条件を満たさない場合に、前記第1処理と異なる第2処理を実行することによって、前記吸気経路に供給される前記パージガスの流量を特定する、蒸発燃料処理装置。 - 前記制御部は、前記所定条件を満たさない場合に、前記要求ポンプ回転数で前記ポンプを回転させ、前記要求デューティ比で前記制御弁の切り替えを制御し、前記吸気経路に供給される前記パージガスの流量を、前記要求ポンプ回転数と前記要求デューティ比とに基づいて決定される補正係数を用いて前記要求パージ流量から補正された補正パージ流量と特定する前記第2処理を実行する、請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記制御部は、前記所定条件を満たさない場合に、前記要求ポンプ回転数から補正された補正ポンプ回転数で前記ポンプを回転させる処理と、前記要求デューティ比から補正された補正デューティ比で前記制御弁の切り替えを制御する処理と、の少なくとも一方の処理を実行することによって、前記吸気経路に供給される前記パージガスの流量を前記要求パージ流量と特定する前記第2処理を実行する、請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記制御部は、前記所定条件を満たさない場合に、前記要求ポンプ回転数から補正された補正ポンプ回転数で前記ポンプを回転させる処理と、前記要求デューティ比から補正された補正デューティ比で前記制御弁の切り替えを制御する処理と、の少なくとも一方の処理を実行し、前記吸気経路に供給される前記パージガスの流量を、前記少なくとも一方の処理後のポンプ回転数とデューティ比とを用いて算出される前記パージガスの流量と特定する前記第2処理を実行する、請求項1に記載の蒸発燃料処理装置。
- 前記制御部は、前記制御弁の切り替えが開始されてから、所定期間が経過するまで、前記第1処理を実行する、請求項1から4のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
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