JP2018103793A - シフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1方向及び第2方向に対する垂直方向において小型化する。
【解決手段】シフト装置10では、レバー14が前後方向に回動される際に、レバー14によってロータ24が回転されることで、シフト検出部32Aによってレバー14の前後方向への回動位置が検出される。さらに、レバー14が左右方向に回動される際に、レバー14によってリンク26が回転されてスライダ30が移動されることで、セレクト検出部32Bによってレバー14の左右方向への回動位置が検出される。ここで、シフト検出部32Aの後方にセレクト検出部32Bが配置されている。このため、シフト装置10を上下方向において小型化できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体が第1方向及び第2方向に移動されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフトレバー装置では、シフトレバーが前後方向及び左右方向に回動されて、シフトレバーのシフト位置が変更される。さらに、シフトレバーの前後方向への回動位置がPCボードの第1磁気センサによって検出されると共に、シフトレバーの左右方向への回動位置がPCボードの第2磁気センサによって検出される。
ここで、このシフトレバー装置では、第1磁気センサの上側に第2磁気センサが配置されている。
特開2005−306276号公報
本発明は、上記事実を考慮し、第1方向及び第2方向に対する垂直方向において小型化できるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフト装置は、第1方向及び第2方向に移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記シフト体の第2方向側に配置され、前記シフト体の第1方向における移動位置を検出する第1検出手段と、前記シフト体の第2方向側かつ前記第1検出手段の第1方向側に配置され、前記シフト体の第2方向における移動位置を検出する第2検出手段と、を備える。
請求項2に記載のシフト装置は、請求項1に記載のシフト装置において、前記シフト体が移動されて移動されると共に、前記第1検出手段又は前記第2検出手段が移動位置を検出して前記シフト体の移動位置が検出される移動部材を備える。
請求項3に記載のシフト装置は、請求項2に記載のシフト装置において、前記移動部材の前記シフト体側への連絡位置と前記移動部材の前記第1検出手段側又は前記第2検出手段側への連絡位置とが第1方向と第1方向及び第2方向に対する垂直方向との少なくとも一方において離間される。
請求項4に記載のシフト装置は、請求項2又は請求項3に記載のシフト装置において、前記移動部材が前記シフト体の移動量を増幅する。
請求項5に記載のシフト装置は、請求項2〜請求項4の何れか1項に記載のシフト装置において、前記移動部材がギヤ機構を構成する。
請求項6に記載のシフト装置は、請求項5に記載のシフト装置において、前記ギヤ機構の回転軸方向が第1方向側に配置される。
請求項7に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のシフト装置において、前記第1検出手段及び前記第2検出手段の少なくとも一方と第1方向において重複配置され、機能を付加する付加機構を備える。
請求項1に記載のシフト装置では、シフト体が第1方向及び第2方向に移動されて、シフト体のシフト位置が変更される。また、シフト体の第2方向側に第1検出手段及び第2検出手段が配置されており、第1検出手段がシフト体の第1方向における移動位置を検出すると共に、第2検出手段がシフト体の第2方向における移動位置を検出する。
ここで、第1検出手段の第1方向側に第2検出手段が配置されている。このため、第1方向及び第2方向に対する垂直方向においてシフト装置を小型化できる。
請求項2に記載のシフト装置では、シフト体が移動されて移動部材が移動されると共に、第1検出手段又は第2検出手段が移動部材の移動位置を検出して、シフト体の移動位置が検出される。このため、シフト体と第1検出手段又は第2検出手段とが離間される場合でも、シフト体の移動位置を検出できる。
請求項3に記載のシフト装置では、移動部材のシフト体側への連絡位置と移動部材の第1検出手段側又は第2検出手段側への連絡位置とが第1方向と第1方向及び第2方向に対する垂直方向との少なくとも一方において離間される。このため、シフト体側の移動部材への連絡位置と第1検出手段側又は第2検出手段側の移動部材への連絡位置とが第1方向と当該垂直方向との少なくとも一方において離間される場合でも、移動部材によってシフト体側と第1検出手段側又は第2検出手段側とを連絡でき、シフト体の移動位置を検出できる。
請求項4に記載のシフト装置では、移動部材がシフト体の移動量を増幅する。このため、シフト体の移動位置の検出精度を向上できる。
請求項5に記載のシフト装置では、移動部材がギヤ機構を構成する。このため、シフト体の移動量に対し移動部材の移動量を容易に増幅できる。
請求項6に記載のシフト装置では、ギヤ機構の回転軸方向が第1方向側に配置される。このため、第1方向においてシフト装置を小型化できる。
請求項7に記載のシフト装置では、付加機構が機能を付加する。
ここで、付加機構が第1検出手段及び第2検出手段の少なくとも一方と第1方向において重複配置される。このため、第1方向においてシフト装置を小型化できる。
本発明の第1実施形態に係るシフト装置の主要部を示す右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置の主要部を示す左斜め後方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置の主要部を示す後方から見た後面図である。 本発明の第1実施形態に係るシフト装置の主要部を示す上方から見た平面図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置を示す図であり、(A)は、右斜め後方から見た斜視図であり、(B)は、後方から見た後面図である。 本発明の第2実施形態に係るシフト装置の主要部を示す右斜め後方から見た斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置の主要部を示す図であり、(A)は、後方から見た後面図であり、(B)は、後斜め上方から見た斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフト装置においてレバーが「N」位置に回動される際を示す図であり、(A)は、後方から見た後面図であり、(B)は、後斜め上方から見た斜視図である。
[第1実施形態]
図1には、本発明の第1実施形態に係るシフト装置10の主要部が右斜め後方から見た斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10の主要部が左斜め後方から見た斜視図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、フロア式のものにされて、車両(自動車)の車室の床部(車体側)における車幅方向中央部に設置されており、シフト装置10の前方、左方及び上方は、それぞれ車両の前方、左方及び上方に向けられている。シフト装置10には、収容体としての略直方体形箱状のプレート12(ハウジング、図5の(A)及び(B)参照)が設けられており、プレート12は、車室の床部に設置(固定)されている。
図1及び図2に示す如く、シフト装置10には、シフト体としての長尺略柱状のレバー14が設けられており、レバー14の下端には、被支持部としての略球状の球軸14Aが一体に設けられている。球軸14Aの下側には、支持部材としての略半球形枠状の支持壁16が設けられており、支持壁16は、プレート12に固定されると共に、内部が上側に開放されている。支持壁16内には、球軸14Aが嵌合されており、球軸14Aが支持壁16に回転可能に支持されて、レバー14が支持壁16に球軸14A(球軸14Aの中心)を中心として回動可能に支持されている。
レバー14の上側部分は、プレート12の上側に回動可能に延出されており、レバー14は、上端部において、車両の乗員(例えば運転手)が前後方向(シフト方向、第1方向)及び左右方向(セレクト方向、第2方向)に回動操作可能にされている。レバー14は、シフト位置(所定シフト位置)としての「H」位置(ホーム位置)に配置されており、レバー14は、「H」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「B」位置(ブレーキ位置)に配置されると共に、「H」位置から右側(左側でもよい)に回動操作されて、シフト位置としての「N」位置(ニュートラル位置)に配置される。さらに、レバー14は、「N」位置から前側に回動操作されて、シフト位置としての「R」位置(リバース位置)に配置されると共に、「N」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「D」位置(ドライブ位置)に配置される。
レバー14の下側部分は、略矩形筒状の回動筒18内に挿入されており、回動筒18は、レバー14に固定されて、レバー14と一体に回動可能にされている。レバー14の下部(球軸14Aを含む)には、第1連絡部としての板状の連絡板20が一体に設けられており、連絡板20は、レバー14の下部から回動筒18の右側に延出されると共に、前後方向に垂直に配置されている。回動筒18の後面の上部には、第2連絡部としての連絡軸22が一体に設けられており、連絡軸22は、回動筒18から後方に突出されると共に、後端部(先端部)が球状にされている。
レバー14の下部(球軸14Aを含む)の右側には、第1検出部としての円板状のロータ24が配置されており、ロータ24は、プレート12に支持されている。ロータ24の中心軸線は、左右方向に平行に配置されており、ロータ24は、中心軸線を中心として回転可能にされている。ロータ24には、レバー14の連絡板20が連絡されており、ロータ24は、連絡板20が前後方向に回動されることで連絡板20と一体に回転されると共に、連絡板20が上下方向に回動されても回転されない。このため、レバー14が前後方向に回動される際には、連絡板20がレバー14と一体に前後方向に回動されて、ロータ24が連絡板20によって回転される。一方、レバー14が左右方向に回動される際には、連絡板20がレバー14と一体に上下方向に回動されても、ロータ24が回転されない。ロータ24内には、マグネット(図示省略)が設けられており、ロータ24が回転されることで、当該マグネットが回転される。
レバー14の回動筒18の後側には、移動部材としての断面L字形板状のリンク26が配置されており、リンク26の前側部分は、前後方向に垂直に配置されて上下方向に延伸されると共に、リンク26の後側部分は、上下方向に垂直に配置されて前後方向に延伸されている。リンク26の後側部分は、リンク26の前側部分の下側に配置されており、リンク26の後側部分の前端部は、回転軸26Aにおいて、プレート12に支持されている。回転軸26Aは、上下方向に平行に配置されており、リンク26は、回転軸26Aを中心として、前側部分が右側に回転されると共に後側部分が左側に回転される方向に回転可能にされている。
回転軸26Aは、付勢手段としてのトーションスプリング28(捩りコイルスプリング)の螺旋部分内に挿入されており、トーションスプリング28の一端はプレート12に係止されると共に、トーションスプリング28の他端はリンク26に係止されている。このため、リンク26は、トーションスプリング28によって、前側部分が左側に回転されると共に後側部分が右側に回転される方向に付勢されている。
リンク26の前側部分の上端部には、被連絡部としての矩形状の連絡孔26Bが貫通形成されており、連絡孔26B内には、レバー14(回動筒18)における連絡軸22の後端部(球状部)が左右方向において嵌合(連絡)されている。リンク26の前側部分は、連絡軸22が左右方向に回動されることで連絡軸22によって左右方向に回転されると共に、連絡軸22が上下方向に回動されても回転されない。このため、レバー14が前後方向に回動される際には、連絡軸22がレバー14と一体に上下方向に回動されても、リンク26が回転されない。一方、レバー14が左右方向に回動される際には、連絡軸22がレバー14と一体に左右方向に回動されることで、リンク26の前側部分が連絡軸22によって左右方向に回転されて、リンク26の後側部分が左右方向に回転される。リンク26の後側部分の後端部には、接続部としての矩形状の接続孔26Cが貫通形成されており、接続孔26Cと回転軸26Aとの前後方向距離は、連絡孔26Bと回転軸26Aとの前後方向距離に比し大きくされている。
プレート12には、第2検出部としての断面T形状のスライダ30が支持されており、スライダ30は、左方に移動可能にされている。スライダ30の左側部分は、上下方向に垂直に配置されると共に、左右方向に延伸されており、スライダ30の左側部分の左部は、リンク26の後側部分の後端部の下側に配置されている。スライダ30の左側部分の左端部には、被接続部としての円柱状のボス30Aが一体に設けられており、ボス30Aは、上側に突出されて、リンク26の接続孔26Cに挿入(接続)されている。このため、リンク26の後側部分が左右方向に回動されることで、スライダ30がボス30Aによって左右方向に移動される。
スライダ30の右側部分は、左右方向に垂直に配置されると共に、上下方向に延伸されており、スライダ30の右側部分は、ロータ24の後方に配置されている。スライダ30の右側部分内には、マグネット(図示省略)が設けられており、スライダ30が左右方向に移動されることで、当該マグネットが左右方向に移動される。
ロータ24及びスライダ30の右側近傍には、検出手段としての長尺矩形板状のセンサ基板32が配置されており、センサ基板32は、左右方向に垂直に配置されると共に、長手方向が前後方向に平行にされている。
センサ基板32の前側部分には、第1検出手段としてのシフト検出部32Aが設けられており、シフト検出部32Aは、ロータ24の右側近傍に配置されている。シフト検出部32Aは、ロータ24のマグネットの磁気を検出可能にされており、これにより、シフト検出部32Aによって、ロータ24の回転位置が検出されて、レバー14の前後方向への回動位置が検出される。
センサ基板32の後側部分には、第2検出手段としてのセレクト検出部32Bが設けられており、セレクト検出部32Bは、スライダ30の右側近傍に配置されている。セレクト検出部32Bは、スライダ30のマグネットの磁気を検出可能にされており、これにより、セレクト検出部32Bによって、スライダ30の左右方向位置が検出されて、レバー14の左右方向への回動位置が検出される。
このように、シフト検出部32Aによってレバー14の前後方向への回動位置が検出されると共に、セレクト検出部32Bによってレバー14の左右方向への回動位置が検出されることで、センサ基板32によってレバー14のシフト位置が検出される。
センサ基板32は、制御装置(図示省略)に電気的に接続されると共に、制御装置には、車両の自動変速機(図示省略)が電気的に接続されており、センサ基板32によってレバー14のシフト位置が検出されることで、制御装置の制御により、自動変速機のシフトレンジがレバー14のシフト位置に対応するシフトレンジに変更される。すなわち、レバー14が「B」位置、「N」位置、「R」位置、「D」位置に配置された際には、それぞれ、自動変速機のシフトレンジが「B」レンジ(ブレーキレンジ)、「N」レンジ(ニュートラルレンジ)、「R」レンジ(リバースレンジ)、「D」レンジ(ドライブレンジ)に変更される。
リンク26の前側部分の後側かつリンク26の後側部分の上側には、付加機構34が設けられており、付加機構34の後端は、センサ基板32の後端の前側に配置されている。付加機構34には、回路部としての矩形板状の付加基板36が設けられており、付加基板36は、上下方向に垂直に配置されている。
付加基板36上の左側には、シフト機構としての「P」スイッチ38(図5(A)参照)が設けられており、「P」スイッチ38は、プレート12の上側に露出されて、乗員によって操作(押圧操作)可能にされている。付加基板36上の右側には、表示機構としてのインジケータ40(図5(A)参照)が設けられており、インジケータ40は、プレート12の上側に露出されて、乗員が視認可能にされている。
付加基板36(「P」スイッチ38及びインジケータ40)は、上記制御装置に電気的に接続されている。これにより、「P」スイッチ38が操作された際には、制御装置の制御により、上記自動変速機のシフトレンジが「P」レンジ(パーキングレンジ)に変更される。さらに、制御装置の制御により、インジケータ40に自動変速機のシフトレンジが表示される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、レバー14が前側及び後側に回動される際に、それぞれ、レバー14の連絡板20によってロータ24の上部が前側及び後側に回転される(ロータ24の下部が後側及び前側に回転される)。このため、センサ基板32のシフト検出部32Aによって、ロータ24の回転位置が検出されて、レバー14の前後方向への回動位置が検出される。
さらに、レバー14が左側及び右側に回動される際には、それぞれ、レバー14(回動筒18)の連絡軸22によってリンク26の前側部分が左側及び右側に回転されて、リンク26の後側部分が右側及び左側に回転されることで、スライダ30が右側及び左側に移動される。このため、センサ基板32のセレクト検出部32Bによって、スライダ30の左右方向位置(リンク26の回転位置)が検出されて、レバー14の左右方向への回動位置が検出される。
ここで、シフト検出部32Aの後方にセレクト検出部32Bが配置されて、センサ基板32の長手方向が前後方向側に配置されている。このため、センサ基板32の上下方向(前後方向及び左右方向に対する垂直方向)寸法を小さくできて、シフト装置10を上下方向において小型化できる。これにより、車両におけるシフト装置10の下側のスペースを大きくでき、当該スペースにおける車両のワイヤハーネスの配策等の自由度を向上できる。
また、リンク26の連絡孔26Bにレバー14の連絡軸22が挿入されると共に、リンク26の接続孔26Cにスライダ30のボス30Aが挿入されて、リンク26によってレバー14とスライダ30とが連絡されている。このため、レバー14とセンサ基板32のセレクト検出部32Bとが離間される場合でも、レバー14の左右方向への回動によってリンク26がスライダ30を左右方向に移動させることができ、セレクト検出部32Bがレバー14の左右方向への回動位置を検出できる。
さらに、レバー14の連絡軸22とスライダ30のボス30Aとが上下方向及び前後方向において離間されており、リンク26の前側部分(連絡孔26B配置部分)が上下方向に延伸されると共に、リンク26の後側部分(接続孔26C配置部分)が前後方向に延伸されている。このため、レバー14の連絡軸22とスライダ30のボス30Aとが上下方向及び前後方向において離間される場合でも、リンク26によってレバー14とスライダ30とを連絡でき、レバー14の左右方向への回動によってリンク26がスライダ30を左右方向に移動させることができて、セレクト検出部32Bがレバー14の左右方向への回動位置を検出できる。
また、レバー14の連絡軸22がレバー14の球軸14A(回動中心)から上側に離間されている。このため、レバー14の左右方向への回動による連絡軸22の左右方向への回動ストロークを大きくできて、レバー14の左右方向への回動によるリンク26の回転ストローク及びスライダ30の左右方向への移動ストロークを大きくできる。これにより、セレクト検出部32Bがスライダ30の左右方向への移動位置を検出することで、セレクト検出部32Bによるレバー14の左右方向への回動位置の検出精度を向上できる。
さらに、リンク26の接続孔26Cと回転軸26Aとの前後方向距離がリンク26の連絡孔26Bと回転軸26Aとの前後方向距離に比し大きくされている。このため、リンク26の連絡孔26Bの左右方向への回転ストロークに対しリンク26の接続孔26Cの左右方向への回転ストロークが増幅されて、レバー14の連絡軸22の左右方向への回動ストロークに対しスライダ30の左右方向への移動ストロークが増幅される。これにより、レバー14の左右方向への回動によるスライダ30の左右方向への移動ストロークを一層大きくでき、セレクト検出部32Bがスライダ30の左右方向への移動位置を検出することで、セレクト検出部32Bによるレバー14の左右方向への回動位置の検出精度を一層向上できる。
また、付加機構34(付加基板36、「P」スイッチ38及びインジケータ40)が、レバー14の後側においてセンサ基板32の左側に配置されて、センサ基板32の後側部分のセレクト検出部32Bと前後方向において重複配置されている(前後方向位置を重複されている)。このため、付加機構34がセンサ基板32の前後方向外側に配置されることを抑制でき、前後方向においてシフト装置10を小型化できて、シフト装置10の質量を低減できる。
[第2実施形態]
図6には、本発明の第2実施形態に係るシフト装置50の主要部が右斜め後方から見た斜視図にて示されている。さらに、図7(A)には、シフト装置50の主要部が後方から見た後面図にて示されており、図7(B)には、シフト装置50の主要部が後斜め上方から見た斜視図にて示されている。
本実施形態に係るシフト装置50は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図6、図7の(A)及び(B)に示す如く、リンク26が矩形平板状にされており、リンク26は、前後方向に垂直に配置されて上下方向に延伸されると共に、上下方向中間部が回転軸26Aにおいてプレート12に支持されている。回転軸26Aは、前後方向に平行に配置されており、リンク26は、回転軸26Aを中心として、上側部分が右側に回転されると共に下側部分が左側に回転される方向に回転可能にされている。リンク26は、ギヤ機構52を構成して、リンク26の下端部には、接続部としてのギヤ歯26Dが形成されており、ギヤ歯26Dと回転軸26Aとの上下方向距離は、リンク26上端部の連絡孔26Bと回転軸26Aとの上下方向距離に比し大きくされている。
リンク26の下側には、ギヤ機構52を構成する移動部材としての略円柱状のカムギヤ54が配置されており、カムギヤ54は、回転中心軸線が前後方向に平行にされた状態で、プレート12に回転可能に支持されている。カムギヤ54の前側部分には、ギヤ部54Aが同軸上に設けられており、ギヤ部54Aには、リンク26のギヤ歯26Dが噛合されている。このため、リンク26が左右方向に回転されることで、ギヤ部54Aが回転されて、カムギヤ54が回転される。カムギヤ54の後側部分には、カム部54Bが同軸上に設けられており、カム部54Bは、ギヤ部54Aと一体回転可能にされている。カム部54Bの上部には、略台形状のカム孔54Cが貫通形成されており、カム孔54Cは、上側に開放されている。カムギヤ54は、カム孔54Cが右側へ向かう方向に回転可能にされており、カムギヤ54は、カム孔54Cが左側へ向かう回転方向に付勢されている。
スライダ30の左側部分は、平面視U字形枠状にされており、スライダ30の左側部分の左端部は、カムギヤ54(カム部54B)のカム孔54Cに挿入(接続)されている。このため、カムギヤ54のカム孔54Cが左右方向に回転されることで、スライダ30がカム部54Bのカム孔54C周面によって左右方向に移動される(図8の(A)及び(B)参照)。また、スライダ30が左右方向に移動される際には、カム部54Bのカム孔54C周面とスライダ30の左側部分の左端部との接触位置が、リンク26のギヤ歯26Dとカムギヤ54のギヤ部54Aとの噛合位置に対し、カムギヤ54の回転径方向外側に配置される。
ところで、レバー14が左側及び右側に回動される際には、それぞれ、レバー14(回動筒18)の連絡軸22によってリンク26の上側部分が左側及び右側に回転されて、リンク26の下側部分が右側及び左側に回転されることで、カムギヤ54(カム部54B)のカム孔54Cが右側及び左側に回転されて、スライダ30が右側及び左側に移動される。このため、センサ基板32のセレクト検出部32Bによって、スライダ30の左右方向位置(リンク26及びカムギヤ54の回転位置)が検出されて、レバー14の左右方向への回動位置が検出される。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態の作用及び効果と同様の作用及び効果を奏することができる。
特に、リンク26の連絡孔26Bにレバー14の連絡軸22が挿入されると共に、リンク26のギヤ歯26Dがカムギヤ54のギヤ部54Aに噛合され、かつ、カムギヤ54のカム部54Bのカム孔54Cにスライダ30の左側部分の左端部が挿入されて、リンク26及びカムギヤ54によってレバー14とスライダ30とが連絡されている。このため、レバー14とセンサ基板32のセレクト検出部32Bとが離間される場合でも、レバー14の左右方向への回動によってリンク26及びカムギヤ54がスライダ30を左右方向に移動させることができ、セレクト検出部32Bがレバー14の左右方向への回動位置を検出できる。
さらに、リンク26(連絡孔26B及びギヤ歯26D配置部分)が上下方向に延伸されると共に、カムギヤ54のカム部54B(カム孔54C配置部分)がリンク26の後側に配置されている。このため、レバー14の連絡軸22とスライダ30の左側部分の左端部とが上下方向及び前後方向において離間される場合でも、リンク26及びカムギヤ54によってレバー14とスライダ30とを連絡でき、レバー14の左右方向への回動によってリンク26及びカムギヤ54がスライダ30を左右方向に移動させることができて、セレクト検出部32Bがレバー14の左右方向への回動位置を検出できる。
また、リンク26のギヤ歯26Dと回転軸26Aとの上下方向距離がリンク26の連絡孔26Bと回転軸26Aとの上下方向距離に比し大きくされている。このため、リンク26の連絡孔26Bの左右方向への回転ストロークに対しリンク26のギヤ歯26Dの左右方向への回転ストロークが増幅されて、レバー14の連絡軸22の左右方向への回動ストロークに対しスライダ30の左右方向への移動ストロークが増幅される。これにより、レバー14の左右方向への回動によるスライダ30の左右方向への移動ストロークを大きくでき、セレクト検出部32Bがスライダ30の左右方向への移動位置を検出することで、セレクト検出部32Bによるレバー14の左右方向への回動位置の検出精度を向上できる。
さらに、スライダ30が左右方向に移動される際には、カムギヤ54のカム孔54C周面とスライダ30の左側部分の左端部との接触位置がリンク26のギヤ歯26Dとカムギヤ54のギヤ部54Aとの噛合位置に対しカムギヤ54の回転径方向外側に配置される。このため、カムギヤ54のギヤ部54A(リンク26のギヤ歯26Dとの噛合位置)の左右方向への回転ストロークに対しカムギヤ54のカム孔54C周面(スライダ30との接触位置)の左右方向への回転ストロークが増幅されて、リンク26のギヤ歯26Dの左右方向への回転ストロークに対しスライダ30の左右方向への移動ストロークが増幅される。これにより、レバー14の左右方向への回動によるスライダ30の左右方向への移動ストロークを一層大きくでき、セレクト検出部32Bがスライダ30の左右方向への移動位置を検出することで、セレクト検出部32Bによるレバー14の左右方向への回動位置の検出精度を一層向上できる。
また、ギヤ機構52において、リンク26の回転軸方向及びカムギヤ54の回転軸方向が前後方向にされている。このため、リンク26及びカムギヤ54が前後方向に垂直に配置されて、ギヤ機構52の前後方向寸法が小さくされることで、前後方向においてシフト装置50を小型化できて、シフト装置50の質量を低減できる。
しかも、ギヤ機構52の前後方向寸法が小さくされることに伴い、付加機構34の付加基板36の前後方向寸法が小さくされている(図5の(A)及び(B)参照)。このため、前後方向においてシフト装置50を一層小型化できて、シフト装置50の質量を一層低減できる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、レバー14の後側に移動部材(リンク26又はリンク26及びカムギヤ54)、スライダ30及びセンサ基板32のセレクト検出部32Bを設けた。しかしながら、レバー14の前側に移動部材(リンク26又はリンク26及びカムギヤ54)、スライダ30及びセンサ基板32のセレクト検出部32Bを設けてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、レバー14の右側にロータ24、スライダ30及びセンサ基板32を設けた。しかしながら、レバー14の左側にロータ24、スライダ30及びセンサ基板32を設けてもよい。
しかも、上記第1実施形態及び第2実施形態では、付加機構34がセンサ基板32の後側部分のセレクト検出部32Bと前後方向において重複配置されている(前後方向位置を重複されている)。しかしながら、付加機構34がセンサ基板32のシフト検出部32A及びセレクト検出部32Bの少なくとも一方と前後方向において重複配置されればよい(前後方向位置を重複されればよい)。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、前後方向を第1方向にすると共に、左右方向を第2方向にした。しかしながら、左右方向を第1方向にすると共に、前後方向を第2方向にしてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、レバー14が移動部材(リンク26又はリンク26及びカムギヤ54)を介してスライダ30に連絡される。しかしながら、これと共に、又は、これに代えて、レバー14が移動部材を介してロータ24に連絡されてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、シフト装置10、50をフロア式のものにして車室の床部に設置した。しかしながら、シフト装置10、50を車室のインストルメントパネルやステアリングコラムに設置してもよい。
10 シフト装置(シフト装置)
14 レバー(シフト体)
26 リンク(移動部材)
32A シフト検出部(第1検出手段)
32B セレクト検出部(第2検出手段)
50 シフト装置(シフト装置)
52 ギヤ機構
54 カムギヤ(移動部材)

Claims (7)

  1. 第1方向及び第2方向に移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記シフト体の第2方向側に配置され、前記シフト体の第1方向における移動位置を検出する第1検出手段と、
    前記シフト体の第2方向側かつ前記第1検出手段の第1方向側に配置され、前記シフト体の第2方向における移動位置を検出する第2検出手段と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記シフト体が移動されて移動されると共に、前記第1検出手段又は前記第2検出手段が移動位置を検出して前記シフト体の移動位置が検出される移動部材を備える請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記移動部材の前記シフト体側への連絡位置と前記移動部材の前記第1検出手段側又は前記第2検出手段側への連絡位置とが第1方向と第1方向及び第2方向に対する垂直方向との少なくとも一方において離間される請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記移動部材が前記シフト体の移動量を増幅する請求項2又は請求項3記載のシフト装置。
  5. 前記移動部材がギヤ機構を構成する請求項2〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
  6. 前記ギヤ機構の回転軸方向が第1方向側に配置される請求項5記載のシフト装置。
  7. 前記第1検出手段及び前記第2検出手段の少なくとも一方と第1方向において重複配置され、機能を付加する付加機構を備える請求項1〜請求項6の何れか1項記載のシフト装置。
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