JP2018103794A - シフト装置 - Google Patents

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Takahiro Hirashita
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Abstract

【課題】構成を簡単にする。
【解決手段】シフト装置10では、レバー12が前後方向に回動される際に、スライダ16を介してシフトリンク20が前後方向に回転されて、マグネット22が前後方向にスライドされる。また、レバー12が左右方向に回動される際に、リテーナ14及びセレクトリンク18を介してシフトリンク20及びマグネット22が左右方向にスライドされる。さらに、センサ基板24によって、マグネット22の位置が検出されて、レバー12のシフト位置が検出される。このため、レバー12の前後方向への回動位置を検出するためとレバー12の左右方向への回動位置を検出するためとで別々にシフトリンク20を設ける必要がないため、シフト装置10の構成を簡単にできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体が第1方向及び第2方向に移動されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載のシフトレバー装置では、シフトレバーが前後方向及び左右方向に回動されて、シフトレバーのシフト位置が変更される。また、シフトレバーに第1回転盤及び第2回転盤が連絡されており、シフトレバーが前後方向及び左右方向に回動されて、それぞれ第1回転盤及び第2回転盤が回転される。さらに、PCボードが第1回転盤及び第2回転盤の回転位置を検出して、シフトレバーのシフト位置が検出される。
ここで、このシフトレバー装置では、シフトレバーの前後方向への回動位置を検出するための第1回転盤(第1マグネット)と、シフトレバーの左右方向への回動位置を検出するための第2回転盤(第2マグネット)と、が別々に設けられている。
特開2005−306276号公報
本発明は、上記事実を考慮し、構成を簡単にできるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフト装置は、第1方向及び第2方向に移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記シフト体に連絡され、前記シフト体が第1方向に移動されて一方向に移動されると共に、前記シフト体が第2方向に移動されて他方向に移動される移動部材と、前記移動部材の位置を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出手段と、を備える。
請求項2に記載のシフト装置は、請求項1に記載のシフト装置において、前記シフト体が第1方向に移動されて前記移動部材が回転されると共に、前記シフト体が第2方向に移動されて前記移動部材がスライドされる。
請求項3に記載のシフト装置は、請求項2に記載のシフト装置において、前記シフト体が前記移動部材の回転部と回転中心部とに連絡される。
請求項4に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置において、前記移動部材が前記シフト体の移動量を増幅する。
請求項5に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシフト装置において、前記検出手段が第1方向及び第2方向に沿って配置される。
請求項6に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のシフト装置において、前記検出手段に設けられ、機能を付加する付加機構を備える。
請求項1に記載のシフト装置では、シフト体が第1方向及び第2方向に移動されて、シフト体のシフト位置が変更される。
ここで、シフト体に移動部材が連絡されており、シフト体が第1方向に移動されて、移動部材が一方向に移動されると共に、シフト体が第2方向に移動されて、移動部材が他方向に移動される。さらに、検出手段が移動部材の位置を検出して、シフト体のシフト位置が検出される。このため、シフト体の第1方向への移動位置を検出するためとシフト体の第2方向への移動位置を検出するためとで別々に移動部材を設ける必要がないため、構成を簡単にできる。
請求項2に記載のシフト装置では、シフト体が第1方向に移動されて、移動部材が回転されると共に、シフト体が第2方向に移動されて、移動部材がスライドされる。このため、シフト体が第1方向に移動される際とシフト体が第2方向に移動される際とで、移動部材の移動方向を容易に相違させることができる。
請求項3に記載のシフト装置では、シフト体が移動部材の回転部と回転中心部とに連絡される。このため、シフト体が第1方向に移動されて、移動部材の回転部が移動されることで、移動部材が回転できる。さらに、シフト体が第2方向に移動されて、移動部材の回転中心部が移動されることで、移動部材がスライドできる。
請求項4に記載のシフト装置では、移動部材がシフト体の移動量を増幅する。このため、シフト体の移動による移動部材の移動量を大きくでき、検出手段による移動部材の位置の検出精度を高くできて、シフト体のシフト位置の検出精度を高くできる。
請求項5に記載のシフト装置では、検出手段が第1方向及び第2方向に沿って配置される。このため、第1方向及び第2方向に対する垂直方向においてシフト装置を小型化できる。
請求項6に記載のシフト装置では、付加機構が機能を付加する。
ここで、付加機構が検出手段に設けられる。このため、構成を簡単にできる。
本発明の実施形態に係るシフト装置を示す右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置の主要部を示す右方から見た断面図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置においてレバーが「B」位置に配置された際を示す右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置においてレバーが「B」位置に配置された際を示す右方から見た側面図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置においてレバーが「N」位置に配置された際を示す右斜め後方から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るシフト装置においてレバーが「N」位置に配置された際を示す上方から見た平面図である。
図1には、本発明の実施形態に係るシフト装置10が右斜め後方から見た斜視図にて示されており、図2には、シフト装置10の主要部が右斜め後方から見た斜視図にて示されている。さらに、図3には、シフト装置10の主要部が右方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、シフト装置10の前方を矢印FRで示し、シフト装置10の右方を矢印RHで示し、シフト装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフト装置10は、フロア式のものにされて、車両(自動車)の車室の床部(車体側)における車幅方向中央部に設置されており、シフト装置10の前方、左方及び上方は、それぞれ車両の前方、左方及び上方に向けられている。シフト装置10には、収容体としての略直方体形箱状のプレート(ハウジング、図示省略)が設けられており、プレートは、車室の床部に設置(固定)されている。
図1〜図3に示す如く、シフト装置10には、シフト体としての長尺略柱状のレバー12が設けられており、レバー12の上下方向中間部には、被支持部としての略球状の球軸12Aが一体に設けられている。レバー12の球軸12Aより下側部分は、支持部材としての略矩形筒状のリテーナ14内に収容されており、リテーナ14は、プレート内に支持されると共に、上部においてレバー12の球軸12Aを回転可能に支持している。レバー12は、球軸12A(球軸12Aの中心)を中心として回動可能にリテーナ14を介してプレートに支持されており、レバー12は、リテーナ14に対し前後方向(シフト方向、第1方向)に回動可能にされると共に、リテーナ14と一体に左右方向(セレクト方向、第2方向)に回動可能にされている。
レバー12の上側部分は、プレートの上側に回動可能に延出されており、レバー12は、上端部において、車両の乗員(例えば運転手)が回動操作可能にされている。レバー12は、シフト位置(所定シフト位置)としての「H」位置(ホーム位置)に配置されており、レバー12は、「H」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「B」位置(ブレーキ位置)に配置されると共に、「H」位置から右側(左側でもよい)に回動操作されて、シフト位置としての「N」位置(ニュートラル位置)に配置される。さらに、レバー12は、「N」位置から前側に回動操作されて、シフト位置としての「R」位置(リバース位置)に配置されると共に、「N」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「D」位置(ドライブ位置)に配置される。
レバー12は、リテーナ14から下側に突出されており、レバー12の第1連絡部としての下端部は、球状にされている。リテーナ14の前面の下部には、第2連絡部としての連絡軸14Aが一体に設けられており、連絡軸14Aは、後方に突出されると共に、後端部(先端部)が球状にされている。
プレート内には、レバー12の下側において、第1連絡部材としての長尺板状のスライダ16が支持されており、スライダ16は、レバー12から後方に延出されると共に、前後方向にスライド可能にされている。スライダ16の前端部には、第1被連絡部としての筒状の連絡筒16Aが一体に設けられており、連絡筒16Aは、軸方向が上下方向に平行にされると共に、左右方向に延伸されている。連絡筒16A内には、レバー12の下端部(球状部)が挿入されており、連絡筒16A内には、レバー12の下端部が前後方向において嵌合されている。このため、レバー12が前側及び後側に回動操作されることで、それぞれ、レバー12の下端部が後側及び前側に回動されて、スライダ16が後方及び前方にスライドされる(図4及び図5参照)。さらに、レバー12が左側及び右側に回動操作されることで、それぞれレバー12の下端部が連絡筒16A内を右側及び左側に回動されて、スライダ16がスライドされない(図6及び図7参照)。スライダ16の後端部には、第1接続部としての筒状の接続筒16Bが一体に設けられており、接続筒16Bは、軸方向が上下方向に平行にされると共に、左右方向に延伸されている。
プレート内には、スライダ16の上側において、第2連絡部材としての略矩形柱状のセレクトリンク18が支持されており、セレクトリンク18は、レバー12の後側において、前後方向に延伸されている。セレクトリンク18の前部には、円柱状の回転軸18Aが設けられており、回転軸18Aの軸方向は、上下方向に平行にされている。セレクトリンク18は、プレートに回転軸18Aにおいて支持されており、セレクトリンク18は、回転軸18Aを中心として左右方向に回転可能にされている。
セレクトリンク18の前端部には、回転軸18Aの前側において、第2被連絡部としての略矩形状の連絡孔18Bが形成されており、連絡孔18Bは、セレクトリンク18を上下方向において貫通されると共に、前側に開放されている。連絡孔18Bには、リテーナ14の連絡軸14Aが挿入されており、連絡孔18Bには、連絡軸14Aの後端部(球状部)が左右方向において嵌合されている。このため、レバー12が左側及び右側に回動操作されることで、それぞれ、リテーナ14が右側及び左側に回動されて、セレクトリンク18の前端部が右側及び左側に回転されると共に、セレクトリンク18の後端部が左側及び右側に回転される。スライダ16の後端部には、第2接続部としての後面視十字状の接続孔18Cが形成されており、接続孔18Cは、上下方向両側及び左右方向両側に開放されると共に、後側に開放されている。また、接続孔18Cと回転軸18Aとの前後方向距離は、連絡孔18Bと回転軸18Aとの前後方向距離に比し大きくされている。
プレート内には、スライダ16及びセレクトリンク18の後側において、移動部材としての十字形棒状のシフトリンク20が支持されており、シフトリンク20は、略中心部に回転中心部(第2被接続部)としての球状の中心軸20Aが設けられると共に、上部、下部、左部及び右部が円柱状にされている。中心軸20Aは、セレクトリンク18の連絡孔18Bの中心部に上下方向及び左右方向において嵌合されており、シフトリンク20の上部、下部、左部及び右部は、それぞれセレクトリンク18の上側、下側、左側及び右側に延出されている。シフトリンク20は、中心軸20Aを中心として前後方向に回転可能にされると共に、左右方向にスライド(平行移動)可能にされている。シフトリンク20の回転部(第1被接続部)としての下端部は、球状にされており、シフトリンク20の連結部としての上端部は、球状にされている。
シフトリンク20の下端部(球状部)は、スライダ16の接続筒16B内に挿入されており、シフトリンク20の下端部は、接続筒16B内に前後方向において嵌合されている。このため、レバー12が前側及び後側に回動操作されて、スライダ16が後方及び前方へスライドされることで、それぞれ、シフトリンク20の下端部が後側及び前側に回転されて、シフトリンク20の上端部が前側及び後側に回転される(図4及び図5参照)。さらに、レバー12が左側及び右側に回動操作されて、セレクトリンク18の後端部が左側及び右側に回転されることで、それぞれ、シフトリンク20の下端部が接続筒16B内を左方及び右方にスライドされて、シフトリンク20の上端部が左方及び右方にスライドされる(図6及び図7参照)。また、シフトリンク20の上端部と中心軸20Aとの上下方向距離は、シフトリンク20の下端部と中心軸20Aとの上下方向距離に比し大きくされている。
プレート内には、シフトリンク20の上側において、検出部材としての略矩形板状のマグネット22が支持されており、マグネット22は、上下方向に垂直に配置されると共に、前後方向及び左右方向にスライド(平行移動)可能にされている。マグネット22の下面中央には、円筒状の連結筒22Aが一体に設けられており、連結筒22Aは、下方に突出されると共に、軸方向が上下方向に平行にされている。連結筒22A内には、シフトリンク20の上端部(球状部)が挿入されており、シフトリンク20の上端部は、連結筒22A内に前後方向及び左右方向において嵌合されている。このため、レバー12が前側及び後側に回動操作されて、シフトリンク20の上端部が前側及び後側に回転されることで、それぞれ、マグネット22が前方及び後方にスライドされる(図4及び図5参照)。さらに、レバー12が左側及び右側に回動操作されて、シフトリンク20の上端部が左方及び右方にスライドされることで、それぞれ、マグネット22が左方及び右方にスライドされる(図6及び図7参照)。
プレート内には、マグネット22の上側において、検出手段としての長尺矩形板状のセンサ基板24が配置されており、センサ基板24は、レバー12の後側において、上下方向に垂直に配置されている。センサ基板24は、マグネット22の磁気を検出可能にされており、これにより、センサ基板24によって、マグネット22の前後方向及び左右方向の位置が検出されて、レバー12のシフト位置が検出される。
センサ基板24は、制御装置(図示省略)に電気的に接続されると共に、制御装置には、車両の自動変速機(図示省略)が電気的に接続されており、センサ基板24によってレバー12のシフト位置が検出されることで、制御装置の制御により、自動変速機のシフトレンジがレバー12のシフト位置に対応するシフトレンジに変更される。すなわち、レバー12が「B」位置、「N」位置、「R」位置、「D」位置に配置された際には、それぞれ、自動変速機のシフトレンジが「B」レンジ(ブレーキレンジ)、「N」レンジ(ニュートラルレンジ)、「R」レンジ(リバースレンジ)、「D」レンジ(ドライブレンジ)に変更される。
センサ基板24の上側には、付加機構(図示省略)が設けられており、付加機構は、センサ基板24を介して制御装置に電気的に接続されている。付加機構には、シフト機構としての「P」スイッチ(図示省略)が設けられており、「P」スイッチは、プレートの上側に露出されて、乗員によって操作(押圧操作)可能にされている。付加機構には、表示機構としてのインジケータ(図示省略)が設けられており、インジケータは、プレートの上側に露出されて、乗員が視認可能にされている。
付加機構(「P」スイッチ及びインジケータ)は、センサ基板24を介して、上記制御装置に電気的に接続されている。これにより、「P」スイッチが操作された際には、制御装置の制御により、上記自動変速機のシフトレンジが「P」レンジ(パーキングレンジ)に変更される。さらに、制御装置の制御により、インジケータに自動変速機のシフトレンジが表示される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフト装置10では、レバー12が前側及び後側に回動操作される際に、それぞれ、レバー12の下端部によってスライダ16(連絡筒16A)が後方及び前方にスライドされて、スライダ16の接続筒16Bによってシフトリンク20の下端部が後側及び前側に回転されることで、シフトリンク20の上端部が前側及び後側に回転されて、シフトリンク20の上端部によってマグネット22(連結筒22A)が前方及び後方にスライドされる。
また、レバー12が左側及び右側に回動操作される際には、それぞれ、リテーナ14の連絡軸14Aによってセレクトリンク18の前端部(連絡孔18B)が右側及び左側に回転されて、セレクトリンク18の後端部(接続孔18C)が左側及び右側に回転されることで、セレクトリンク18の後端部によってシフトリンク20が左方及び右方にスライドされて、シフトリンク20の上端部によってマグネット22(連結筒22A)が左方及び右方にスライドされる。
さらに、センサ基板24によって、マグネット22の前後方向及び左右方向の位置が検出されて、レバー12のシフト位置が検出される。
ここで、レバー12が前後方向に回動されて、シフトリンク20が前後方向(一方向)に移動されると共に、レバー12が左右方向に回動されて、シフトリンク20が左右方向(他方向)に移動される。さらに、シフトリンク20によってマグネット22が移動されると共に、センサ基板24がマグネット22(シフトリンク20)の位置を検出して、レバー12のシフト位置が検出される。このため、レバー12の前後方向への回動位置を検出するためとレバー12の左右方向への回動位置を検出するためとで別々にマグネット22(シフトリンク20)を設ける必要がないため、シフト装置10の構成を簡単にできる。
また、レバー12が前後方向に回動されて、シフトリンク20が回転されると共に、レバー12が左右方向に回動されて、シフトリンク20がスライドされる。このため、レバー12が前後方向に回動される際とレバー12が左右方向に回動される際とで、マグネット22の移動方向を容易に相違させることができる。
さらに、レバー12がスライダ16を介してシフトリンク20の下端部(中心軸20A以外の部分)に連絡されている。このため、レバー12が前後方向に回動されて、スライダ16によってシフトリンク20の下端部が移動されることで、シフトリンク20が回転できる。
しかも、レバー12がセレクトリンク18を介してシフトリンク20の中心軸20Aに連絡されている。このため、レバー12が左右方向に回動されて、セレクトリンク18によってシフトリンク20の中心軸20Aが移動されることで、シフトリンク20がスライドできる。
また、シフトリンク20の下端部と中心軸20Aとの上下方向距離に比しシフトリンク20の上端部と中心軸20Aとの上下方向距離が大きくされている。このため、レバー12が前後方向に回動される際(スライダ16の前後方向へのスライドによりシフトリンク20が前後方向に回転されてマグネット22が前後方向にスライドされる際)に、シフトリンク20の下端部の回転ストロークに対しシフトリンク20の上端部の回転ストロークが増幅されて、レバー12の下端部の回動ストローク(スライダ16のスライドストローク)に対しマグネット22のスライドストロークが増幅される。これにより、センサ基板24によるマグネット22の前後方向における位置の検出精度を高くでき、レバー12の前後方向におけるシフト位置の検出精度を高くできる。
さらに、セレクトリンク18の連絡孔18Bと回転軸18Aとの前後方向距離に比しセレクトリンク18の接続孔18Cと回転軸18Aとの前後方向距離が大きくされている。このため、レバー12が左右方向に回動される際(セレクトリンク18が左右方向に回転されてシフトリンク20及びマグネット22が左右方向にスライドされる際)に、セレクトリンク18の連絡孔18Bの回転ストロークに対しセレクトリンク18の接続孔18Cの回転ストロークが増幅されて、レバー12(リテーナ14)の連絡軸14Aの回動ストロークに対しシフトリンク20及びマグネット22のスライドストロークが増幅される。これにより、センサ基板24によるマグネット22の左右方向における位置の検出精度を高くでき、レバー12の左右方向におけるシフト位置の検出精度を高くできる。
また、センサ基板24が上下方向に垂直に(前後方向及び左右方向に沿って)配置されている。このため、上下方向(前後方向及び左右方向に対する垂直方向)においてシフト装置10を小型化できる。これにより、車両におけるシフト装置10の下側のスペースを大きくでき、当該スペースにおける車両のワイヤハーネスの配策等の自由度を向上できる。
さらに、付加機構がセンサ基板24に設けられており、付加機構の回路基板がセンサ基板24にされている。このため、シフト装置10の構成を簡単にでき、付加機構の回路基板とセンサ基板24との電気的接続部品(コネクタ及びワイヤハーネスの少なくとも一方)を不要にできてコストを低減できると共に、例えば上下方向においてシフト装置10を一層小型化できる。
なお、本実施形態では、レバー12の後側にスライダ16、セレクトリンク18、シフトリンク20、マグネット22及びセンサ基板24を配置した。しかしながら、レバー12の前側、左側又は右側にスライダ16、セレクトリンク18、シフトリンク20、マグネット22及びセンサ基板24を配置してもよい。
さらに、本実施形態では、前後方向を第1方向にすると共に、左右方向を第2方向にした。しかしながら、左右方向を第1方向にすると共に、前後方向を第2方向にしてもよい。
また、本実施形態では、シフト装置10をフロア式のものにして車室の床部に設置した。しかしながら、シフト装置10を車室のインストルメントパネルやステアリングコラムに設置してもよい。
10 シフト装置(シフト装置)
12 レバー(シフト体)
20 シフトリンク(移動部材)
20A 中心軸(回転中心部)
24 センサ基板(検出手段)

Claims (6)

  1. 第1方向及び第2方向に移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記シフト体に連絡され、前記シフト体が第1方向に移動されて一方向に移動されると共に、前記シフト体が第2方向に移動されて他方向に移動される移動部材と、
    前記移動部材の位置を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出手段と、
    を備えるシフト装置。
  2. 前記シフト体が第1方向に移動されて前記移動部材が回転されると共に、前記シフト体が第2方向に移動されて前記移動部材がスライドされる請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記シフト体が前記移動部材の回転部と回転中心部とに連絡される請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記移動部材が前記シフト体の移動量を増幅する請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記検出手段が第1方向及び第2方向に沿って配置される請求項1〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
  6. 前記検出手段に設けられ、機能を付加する付加機構を備える請求項1〜請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
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