JP2018102681A - 洗濯物管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯物を扱う作業を好適に行うことができる洗濯物管理システムを提供する。【解決手段】建物において洗面室には洗濯機17と、その洗濯機17による洗濯前の洗濯物を収容する洗濯物かご21とが設けられている。洗濯物かご21には、収容されている洗濯物の重量を検知する重量センサ22が設けられている。重量センサ22はコントローラ41と接続されており、コントローラ41は重量センサ22により検知された洗濯物の重量に基づき、洗濯機17により洗濯物を洗濯する際の洗濯回数を含む洗濯計画を作成する。そして、コントローラ41は、その作成した洗濯計画を居住者の所持する携帯端末47に送信し、当該洗濯計画を居住者に報知する。【選択図】図4

Description

本発明は、洗濯物管理システムに関する。
この種のシステムとして、特許文献1には、洗濯機に内蔵されたセンサにより洗濯機に投入された洗濯物の量を検出し、その検出した洗濯物量に基づいて、洗濯機の最大洗濯容量を超えない範囲でまとめて洗濯を行える洗濯日時を抽出するものが開示されている。このシステムによれば、できるだけ多くの洗濯物をまとめて洗濯することが可能となるため、洗濯後に洗濯物を干す作業を少なくできる等、洗濯物に関する作業について負荷軽減を図れる利点がある。
特開2015−198921号公報
ところで、洗濯機内に洗濯物が投入される際には、洗濯物が洗濯機の洗濯最大容量を超えて投入されてしまう場合が想定される。この場合、上記のシステムでは、その超えた分の洗濯物を洗濯機から取り出す作業が発生することとなり、煩わしさがある。
また、洗濯物を洗濯機で洗濯した後は、洗濯物を屋外等で干し、乾いたら洗濯物を取り込む作業を行うことになる。洗濯物を取り込む際には、洗濯物が乾いたかどうかを確認して取り込むことになるが、まだ洗濯物が乾いていない場合には、しばらくしてから再度乾いたかどうかの確認を行う必要がある。そのため、この場合にも、煩わしさが発生すると考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、洗濯物を扱う作業を好適に行うことができる洗濯物管理システムを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明の洗濯物管理システムは、洗濯機による洗濯前又は洗濯後の洗濯物を収容又は支持する洗濯物用品と、その洗濯物用品に収容又は支持されている前記洗濯物の重量を検知する重量検知手段と、その重量検知手段により検知された前記洗濯物の重量に基づいて、前記洗濯物に関する情報をユーザに報知する報知手段と、を備えること特徴とする。
本発明によれば、洗濯物用品に収容又は支持されている洗濯物の重量が重量検知手段により検知され、その検知された洗濯物の重量に基づき、洗濯物に関する情報がユーザに報知される。この場合、例えば、洗濯機による洗濯前の洗濯物が洗濯物用品(洗濯物かご等)に収容されている場合に、その収容されている洗濯物の重量に応じて、その洗濯物を洗濯機で洗濯する上で必要な洗濯回数等をユーザに報知することが可能となる。このため、洗濯機に洗濯物を投入する際に、洗濯物を投入し過ぎてしまうことを回避でき、その結果、一部の洗濯物を取り出すといった面倒な作業が発生することを回避できる。
また、例えば、洗濯機による洗濯後の洗濯物を乾かすべく、その洗濯物が洗濯用用品(物干し竿等)に支持されている場合に、その支持されている洗濯物の重量に基づいて洗濯物が乾いたことを判定し、乾いた場合にその旨の報知をユーザに行うことが可能となる。このため、洗濯物が乾いたかどうかの確認をいちいち行うことなく、洗濯物を取り込むことが可能となる。よって、以上より、洗濯物を取り扱う作業を好適に行うことが可能となる。
第2の発明の洗濯物管理システムは、第1の発明において、前記洗濯物用品として、前記洗濯前の洗濯物を収容する収容部を備え、前記重量検知手段として、前記収容部に収容されている前記洗濯物の重量を検知する第1重量検知手段を備え、前記第1重量検知手段により検知された前記洗濯物の重量に基づき、その洗濯物を前記洗濯機で洗濯する際の洗濯回数を含む洗濯計画を作成する洗濯計画作成手段を備え、前記報知手段として、前記作成した洗濯計画を報知する洗濯計画報知手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、収容部に収容されている洗濯前の洗濯物の重量が第1重量検知手段により検知され、その検知された洗濯物の重量に基づいて、その洗濯物を洗濯機で洗濯する際の洗濯計画が作成される。そして、その作成された洗濯計画がユーザに対して報知される。この洗濯計画には洗濯物を洗濯する際の洗濯回数が含まれており、その洗濯回数が少なくともユーザに報知される。これにより、ユーザは洗濯物を何回に分けて洗濯する必要があるかを洗濯物を洗濯機に投入する前に事前に知ることができるため、洗濯物を投入し過ぎてしまって、後で一部の洗濯物を洗濯機から取り出すという面倒な作業が発生するのを回避することができる。
第3の発明の洗濯物管理システムは、第2の発明において、天候に関する天候情報を取得する天候情報取得手段を備え、前記洗濯計画作成手段は、前記第1重量検知手段により検知された前記洗濯物の重量に加え、前記天候情報取得手段により取得された天候情報に基づき、前記洗濯計画を作成することを特徴とする。
本発明によれば、収容部に収容されている洗濯物の重量に加え、天候に関する天候情報に基づき洗濯計画が作成される。この場合、例えば午後から雨の場合には午前中に洗濯物を外干しできるよう早朝に洗濯が終了するよう洗濯計画を作成する等、天候に応じた洗濯計画を作成することが可能となる。
第4の発明の洗濯物管理システムは、第2又は第3の発明において、前記洗濯計画には、前記洗濯機による洗濯物の洗濯開始時刻が含まれており、前記洗濯開始時刻又はそれよりも前の所定時刻になった場合に、前記第1重量検知手段による検知結果に基づいて、前記収容部内の洗濯物が前記洗濯機に投入されているか否かを判定する投入判定手段と、前記投入判定手段により洗濯物が投入されていないと判定された場合に、ユーザに洗濯物を前記洗濯機に投入することを促す報知を行う投入報知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、洗濯機による洗濯物の洗濯開始時刻又はそれよりも前の所定時刻になった場合に、第1重量検知手段の検知結果に基づき収容部内の洗濯物が洗濯機に投入されたか否かが判定され、投入されていないと判定された場合にはユーザに洗濯物の投入を促す報知が行われる。これにより、ユーザが洗濯物を洗濯機に投入し忘れている場合には、それをユーザに気づかせることができるため、ユーザは確実に洗濯物を洗濯機に投入することが可能となる。
第5の発明の洗濯物管理システムは、第1乃至第4のいずれかの発明において、前記洗濯物用品として、前記洗濯後の洗濯物を干すために当該洗濯物を支持する洗濯物支持部を備え、前記重量検知手段として、前記洗濯物支持部に支持されている前記洗濯物の重量を検知する第2重量検知手段を備え、前記第2重量検知手段により検知された前記洗濯物の重量に基づき、前記洗濯物が乾いているか否かを判定する乾燥判定手段を備え、前記報知手段として、前記乾燥判定手段により前記洗濯物が乾いていると判定された場合に、その旨を報知する乾燥報知手段を備えることを特徴とする。
ところで、洗濯物を洗濯機で洗濯した後、その洗濯物を物干し竿等の洗濯物支持部に支持させて干す際には、その洗濯物の重量が洗濯物が乾くにつれ軽くなることが考えられる。すなわち、干し始めは洗濯物が水分を多く含んで重くなっているのに対し、洗濯物が乾いて水分が蒸発すると洗濯物が軽くなることが考えられる。そこで本発明では、この点に着目し、洗濯物支持部に支持されている洗濯物の重量を第2重量検知手段により検知し、その検知した洗濯物の重量に基づき洗濯物が乾いたか否かを判定するようにしている。そして、洗濯物が乾いた場合にはその旨をユーザに報知するようにしている。この場合、ユーザは洗濯物が乾いたことを知ることができるため、洗濯物を取り込むにあたって洗濯物が乾いたかどうかの確認をいちいち行う必要がなく、洗濯物の取り込み作業を好適に行うことが可能となる。
第6の発明の洗濯物管理システムは、第5の発明において、前記乾燥報知手段による報知が行われた後に、前記第2重量検知手段による検知結果に基づき、前記洗濯物が前記洗濯物支持部から取り込まれたか否かを判定する取込判定手段と、その取込判定手段により前記洗濯物が取り込まれていないと判定された場合に、前記洗濯物の取り込みを促す報知を行う取込報知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに洗濯物が乾いた旨の報知がされた後に、第2重量検知手段による検知結果に基づき、洗濯物が洗濯物支持部から取り込まれたか否かが判定され、洗濯物が取り込まれていない場合には洗濯物の取り込みを促す報知がユーザに行われる。これにより、洗濯物を取り込み忘れて干しっぱなしである場合には、それをユーザに気づかせることができるため、洗濯物の取り込み忘れを防止することができる。
第7の発明の洗濯物管理システムは、第6の発明において、屋外環境に関する屋外環境情報を取得する屋外環境情報取得手段と、前記取込判定手段により前記洗濯物が取り込まれていないと判定された場合に、前記屋外環境情報取得手段により取得された屋外環境情報に基づき、前記洗濯物が屋外環境により悪影響を受けるおそれがあるか否かを判定する屋外影響判定手段と、を備え、前記取込報知手段は、前記洗濯物が屋外環境により悪影響を受けるおそれがあると判定された場合に、前記洗濯物の取り込みを促す報知を行うことを特徴とする。
本発明によれば、洗濯物が乾いたにもかかわらず洗濯物が取り込まれていない場合には、屋外温度や屋外湿度等の屋外環境情報が取得され、その取得された屋外環境情報に基づき、洗濯物が屋外環境により悪影響を受けるおそれがあるか否かが判定される。例えば、屋外温度が低くなったり屋外湿度が高くなったりして洗濯物が湿気ったりするおそれがないかどうかが判定される。そして、洗濯物が屋外環境により悪影響を受けるおそれがある場合には、洗濯物の取り込みを促す報知が行われる。この場合、洗濯物を干しっぱなしにして洗濯物が湿気ってしまう等の事態が生じるのを回避できる。
第8の発明の洗濯物管理システムは、第1乃至第7のいずれかの発明において、前記ユーザとして複数の居住者が居住する建物に適用され、前記洗濯物用品として、洗濯後に乾燥が行われた前記各居住者の洗濯物を一時的に収容しておくべく、各居住者ごとに個別に用意された複数の一時収容部を備え、前記重量検知手段として、前記各一時収容部ごとに設けられ、前記一時収容部に収容された前記洗濯物の重量を検知する複数の第3重量検知手段を備え、前記各第3重量検知手段による検知結果に基づいて、前記各一時収容部のうちで洗濯物が溜まっている一時収容部があるか否かを判定する手段を備え、前記報知手段として、洗濯物が溜まっている前記一時収容部があると判定された場合に、その一時収容部に対応する前記居住者に洗濯物を片付けることを促す報知を行う片付け報知手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、各居住者ごとに乾燥後(例えば取り込み後)の洗濯物を一時収容しておくための一時収容部が設けられている。この場合、各一時収容部に収容された洗濯物を各居住者が自ら片付けるよう習慣づけることができるため、家事を行う母親等の家事負担を軽減させる効果を期待できる。
また、各一時収容部ごとに第3重量検知手段が設けられ、それら第3重量検知手段による検知結果に基づいて、各一時収容部の中に洗濯物が溜まっているものがあるか否かが判定される。そして、溜まっているものがある場合にはその一時収容部に対応する居住者に洗濯物の片付けを促す報知がされる。この場合、一時収容部に洗濯物が置きっ放しとされている場合には、それを居住者に片付けさせることができるため、置きっ放しの洗濯物を母親等が片付けることで母親等に負担をかけてしまうことを回避できる。
建物内の間取りを示す平面図。 洗濯物かごを示す正面図。 収納棚の一部を示す正面図。 洗濯物管理システムの電気的構成を示す図。 洗濯前処理の流れを示すフローチャート。 外干し時処理の流れを示すフローチャート。 一時収納時処理の流れを示すフローチャート。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は建物内の間取りを示す平面図である。なお、本実施形態では、建物に、両親とその息子及び娘の4人が居住していることを想定している。
図1に示すように、住宅等の建物10には、屋内空間として、リビング11と、洗面室12と、浴室13とが設けられている。洗面室12には、洗面台16と、洗濯機17と、収納棚19とが設けられている。洗濯機17は、衣類やタオル等の洗濯物を洗濯するものであり、例えばドラム式となっている。また、洗濯機17は、洗濯物を洗濯する洗濯機能に加えて、その洗濯した洗濯物を乾燥させる乾燥機能を有している。詳しくは、洗濯機17は、運転モードとして、洗濯のみを行う洗濯のみモードと、洗濯及び乾燥を続けて行う洗濯・乾燥モードとを有しており、それら各モードのうちいずれかのモードで運転させることが可能となっている。
洗濯機17の近くには、洗濯物かご21が置かれている。洗濯物かご21は、図2に示すように、洗濯機17で洗濯する洗濯前の洗濯物(汚れ物)を入れておくためのものであり、収容部及び洗濯物用品に相当する。洗濯物かご21は、例えば樹脂製のかごからなり、複数の開口部(通気孔)を有している。また、洗濯物かご21には、重量センサ22が設けられている。重量センサ22は、洗濯物かご21に入れられた(収容された)洗濯物の重量を検知するセンサであり、洗濯物かご21の底部に設けられている。なお、重量センサ22が第1重量検知手段に相当する。
洗濯物かご21に関して詳しくは、洗濯物かご21は、床面上に載置される載置板部21aと、その載置板部21a上に設けられた底板部21bとを有している。洗濯物かご21において底板部21b上の空間が洗濯物が収容される収容空間となっており、載置板部21aと底板部21bとの間が重量センサ22が収容される収容空間となっている。重量センサ22の上には底板部21bがコイルばね21cを介して支持されている。これにより、底板部21b上に置かれた(洗濯物かご21に収容された)洗濯物の荷重が重量センサ22にコイルばね21cを介して作用するようになっている。
収納棚19は、洗濯物を洗濯したり干したりする際に用いるランドリー用品(洗剤やハンガー等)を収納するものである。また、収納棚19は、外干し(屋外干し)により又は洗濯機17の乾燥機能により乾燥させた洗濯物を一時的に収納するためにも利用されている。収納棚19は、図3に示すように、仕切板により左右に区画された複数(具体的には4つ)の収納スペース19aを有している。これら各収納スペース19aにはそれぞれ乾燥後の洗濯物を入れておく(収納しておく)ための収納かご25が設けられている。収納かご25は、建物10に居住する各居住者ごとに個別に設けられており、例えば各収納かご25のうち、図3における左端のものから右側のものに向かって順に、父親用、母親用、息子用、娘用となっている。乾燥後の洗濯物は、これら各居住者の収納かご25に例えば母親により区分けして入れられるようになっている。そして、これら収納かご25に入れられた洗濯物は各居住者が各自(自分)で片付けるようになっている。つまり、これらの収納かご25は、乾燥後の洗濯物を一時的に入れておくための一時置き場となっている。なお、各収納かご25がそれぞれ一時収容部及び洗濯物用品に相当する。
各収納かご25の下方にはそれぞれ、重量センサ26が設けられている。重量センサ26は、その上方の収納かご25に入れられた洗濯物の重量を検知するセンサであり、第3重量検知手段に相当する。なお、重量センサ26は、例えば収納かご25の底部に設けられてもよい。
また、各収納かご25の付近にはそれぞれ湿度センサ29が設けられている。湿度センサ29は、収納スペース19aにおける収納かご25付近の湿度を検知するセンサである。湿度センサ29は、例えば収納棚19における収納スペース19aの周面に取り付けられている。
図1の説明に戻って、洗面室12は、リビング11及び浴室13に隣接しており、出入口14a,14bを通じてそれら両空間11,13に出入りが可能となっている。また、洗面室12には、その屋外側にテラス15が隣接して設けられている。テラス15は、屋外にデッキ27(例えばウッドデッキ)が敷設されることで形成された床上空間となっており、洗面室12から出入口28を通じて出入り可能となっている。
テラス15には、デッキ27上に物干し台31が設けられている。物干し台31は、洗濯物をかけるための物干し竿31aを有しており、その物干し竿31aに洗濯物をかけた状態で洗濯物を干すこと(外干しすること)が可能となっている。なお、物干し竿31aが洗濯物支持部及び洗濯物用品に相当する。
物干し台31には、重量センサ32が設けられている。重量センサ32は、物干し竿31aにかけられた(支持された)洗濯物の重量を検知するセンサである。すなわち、重量センサ32は、物干し竿31aにかけられた洗濯物から当該物干し竿31aに作用する荷重(重量)を検知するものとなっている。なお、重量センサ32が第2重量検知手段に相当する。
また、テラス15には、屋外温度センサ33と屋外湿度センサ34とが設けられている。屋外温度センサ33は、屋外の温度を検知するセンサであり、屋外湿度センサ34は、屋外の湿度を検知するセンサである。なお、屋外温度センサ33及び屋外湿度センサ34がそれぞれ屋外環境情報取得手段に相当する。
続いて、洗濯物管理システムの電気的構成について図4を用いながら説明する。図4は洗濯物管理システムの電気的構成を示す図である。
図4に示すように、洗濯物管理システムは、本システムを統括管理するコントローラ41を備える。コントローラ41は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを有して構成され、例えば洗面室12の壁面に設けられている。
コントローラ41は、記憶部44と通信部45とを備える。記憶部44は、洗濯物管理システムに関する各種情報を記憶するものである。記憶部44には、各居住者のスケジュール情報や洗濯物の重量情報等が記憶されるようになっている。
通信部45は、居住者の所持する携帯端末47との間で無線通信を行うものである。本実施形態では、各居住者がそれぞれ携帯端末47を所持しており、通信部45はこれら各居住者の携帯端末47との間で無線通信が可能となっている。携帯端末47は、例えばスマートフォンや携帯電話機等からなり、文字を表示可能なディスプレイを有している。
コントローラ41は、必要に応じて、洗濯物に関する各種情報(洗濯物情報)を通信部45より各居住者の携帯端末47にメール(報知メール)で送信する。この送信された洗濯物情報が携帯端末47により受信されると、携帯端末47のディスプレイにはその洗濯物情報の内容が表示される。これにより、各居住者は洗濯物情報の内容を知ることができる。なお、洗濯物情報の送信は必ずしもメール(文字情報)で行う必要はなく、例えば音声情報で送信してもよい。その場合、洗濯物情報が携帯端末47により受信されると、その内容が携帯端末47から音声で出力されることになる。
また、各居住者の携帯端末47には、居住者のスケジュール情報を入力可能なスケジュール入力機能が設けられている。携帯端末47に居住者のスケジュール情報が入力されると、その入力されたスケジュール情報が携帯端末47よりコントローラ41に送信される。そして、コントローラ41によりそのスケジュール情報が通信部45を介して受信されると、コントローラ41はそのスケジュール情報を都度記憶部44に記憶する。なお、居住者のスケジュール情報としては、居住者の外出予定時刻や帰宅予定時刻に関する情報等が挙げられる。
コントローラ41には、洗濯物かご21の重量センサ22が接続されている。コントローラ41には、この重量センサ22から逐次検知信号が入力される。また、コントローラ41には、インターネット48を介して気象センタ49と接続されている。気象センタ49は、今後の気象(天候)に関する気象予報情報(天候情報に相当)を提供する外部施設であり、例えば気象庁がこれに該当する。コントローラ41には、気象センタ49からインターネット48を介して気象予報情報が入力される。なお、雨雲レーダ等から気象予報情報(雨情報など)を入力するようにしてもよい。
コントローラ41には洗濯機17が接続されている。コントローラ41は、重量センサ22からの検知信号と、気象センタ49から入力される気象予報情報と、記憶部44に記憶されている居住者のスケジュール情報とに基づき、洗濯機17により洗濯物を洗濯する際の洗濯計画を作成し、その作成した洗濯計画に基づき洗濯機17を運転制御する。また、コントローラ41は、上記作成した洗濯計画を居住者の携帯端末47にメールで送信する。
コントローラ41には、物干し台31の重量センサ32と、屋外温度センサ33と、屋外湿度センサ34とがそれぞれ接続されている。コントローラ41には、これら各センサ32〜34から逐次検知信号が入力される。コントローラ41は、重量センサ32からの検知信号に基づき、物干し竿31aにかけられた洗濯物の重量を取得し、その取得した重量情報を都度記憶部44に記憶する。これにより、記憶部44には、物干し竿31aにかけられた洗濯物の重量履歴が記憶されるようになっている。また、コントローラ41は、記憶部44に記憶された洗濯物の重量履歴情報と、屋外温度センサ33及び屋外湿度センサ34からの各検知信号とに基づき、居住者の携帯端末47に外干し中の洗濯物(物干し竿31aにかけられている洗濯物)に関する情報をメールで送信する。
コントローラ41には、収納棚19に設けられた各重量センサ26及び各湿度センサ29が接続されている。コントローラ41には、これらのセンサ26,29から逐次検知信号が入力される。コントローラ41は、これら各センサ26,29からの検知信号に基づき、居住者の携帯端末47に、収納棚19(収納かご25)に一時的に収容されている洗濯物に関する情報をメールで送信する。
次に、コントローラ41により実行される洗濯物管理処理について説明する。洗濯物管理処理としては、洗濯機17による洗濯前の洗濯物を対象とする洗濯前処理と、外干し中の洗濯物を対象とする外干し時処理と、収納棚19に一時的に収容されている洗濯物を対象とする一時収容時処理とがある。以下においては、これら各処理について順に説明する。
まず、洗濯前処理について図5のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、所定の周期で繰り返し実行される。
図5に示すように、まずステップS11では、報知済フラグ(後述するステップS18でセットされるフラグ)がセットされているか否かを判定する。報知済フラグがセットされていない場合には、ステップS12に進む。
ステップS12では、所定の時刻になったか否かを判定する。ここで、所定の時刻は、各居住者が入浴を済ませたと思われる時刻に設定され、例えば22時に設定されている。すなわち、所定の時刻は、各居住者が着ていた衣服等の洗濯物をすべて洗濯物かご21に入れ終えたと思われる時刻に設定されている。所定の時刻になっていない場合には本処理を終了し、所定の時刻になった場合にはステップS13に進む。
ステップS13では、重量センサ22からの検知信号に基づいて、洗濯物かご21に収容されている洗濯物の重量を取得する。ステップS14では、気象センタ49から気象予報情報を取得する。ステップS15では、記憶部44より居住者のスケジュール情報を読み出して取得する。この場合、実際に洗濯作業を行う母親のスケジュール情報を読み出す。
ステップS16では、上記取得した洗濯物の重量情報、気象予報情報、及び居住者のスケジュール情報に基づいて、洗濯機17により洗濯物を洗濯する際の洗濯計画を作成する。洗濯計画には、洗濯機17により洗濯物を何回に分けて洗濯するかに関する洗濯回数の情報や、洗濯機17により洗濯物を洗濯する際の洗濯開始時刻や洗濯終了時刻といった洗濯時刻の情報等が含まれている。また、洗濯計画には、洗濯機17により洗濯のみモード及び洗濯・乾燥モードのうちいずれの運転モードで洗濯を行うかに関する運転モード情報や、洗濯・乾燥モードで運転する場合にはその乾燥が終了する乾燥終了時刻の情報も含まれている。
洗濯計画の作成に際しては、例えば、以下の(a)〜(d)の処理を行うことが考えられる。
(a)洗濯物の重量情報に基づいて、洗濯物を洗濯機17で洗濯する際の洗濯回数を算出することが考えられる。具体的には、洗濯機17には、1回で洗濯可能な洗濯物の最大容量(洗濯最大容量)が予め定められており、その洗濯最大容量が記憶部44に記憶されている。そして、上記洗濯物の重量情報と、記憶部44に記憶された洗濯最大容量とに基づいて、洗濯回数を算出することが考えられる。
(b)また、気象予報情報に基づいて、洗濯機17による洗濯時刻(詳しくは洗濯開始時刻や洗濯終了時刻)を算出することが考えられる。例えば、明日の午後から雨である場合には、午前中に外干しできるよう早朝の時刻を洗濯終了時刻として算出することが考えられる。
(c)また、気象予報情報に基づいて、洗濯機17の運転モードを洗濯のみモード及び洗濯・乾燥モードのうちいずれにするかを決定するようにしてもよい。例えば、明日の天気が雨の場合には、テラス15での外干しが難しいため、洗濯・乾燥モードに決定することが考えられる。
(d)また、居住者のスケジュール情報に基づいて、洗濯機17の洗濯時刻を算出することが考えられる。例えば、洗濯物を干す作業を行う母親等の居住者が外出する外出予定時刻に基づいて、洗濯機17の洗濯終了時刻を算出することが考えられる。また、例えば、洗濯機17を洗濯・乾燥モードで運転させる場合においては、洗いあがった洗濯物を着て外出の予定がある居住者(例えば息子や娘等)の外出予定時刻に基づき、乾燥終了時刻を算出するようにしてもよい。
ステップS17では、作成した洗濯計画の内容を居住者に報知する報知処理(洗濯計画報知処理)を行う。この処理では、各居住者の携帯する携帯端末47に洗濯計画の内容をメールにより送信する。例えば、洗濯回数、洗濯開始時刻、及び洗濯終了時刻の各情報を送信する。これにより、洗濯計画の情報が携帯端末47により受信されると、携帯端末47のディスプレイには洗濯計画の内容が表示される。そのため、各居住者は洗濯物を洗濯機17により洗濯する際の洗濯回数や洗濯開始時刻等を事前に知ることができる。
続くステップS18では、上記報知処理が実施済みであることを示す報知済フラグをセットする。
ステップS19では、洗濯開始時刻になったか否かを判定する。洗濯開始時刻になっていない場合には本処理を終了し、洗濯開始時刻になった場合にはステップS20に進む。また、先のステップS11で報知済フラグがセットされている場合にもステップS19に進んで、上記の判定を行う。
ステップS20では、重量センサ22からの検知信号に基づいて、洗濯物が洗濯機17に投入されているか否かを判定する。この判定は、重量センサ22により洗濯物の重量が検知されたか否かに基づき行う。重量センサ22により洗濯物の重量が検知されていない場合には、洗濯物かご21が空になっているとみなすことができるため、この場合洗濯物が洗濯機17に投入されていると判定する。一方、重量センサ22により洗濯物の重量が検知された場合には、洗濯物かご21にまだ洗濯物が入っているとみなすことができるため、この場合洗濯物が洗濯機17に投入されていないと判定する。
また、洗濯物が洗濯機17に投入されているか否かの判定を、例えば次のように行ってもよい。すなわち、上記の判定を、重量センサ22により検知された洗濯物の重量が、ステップS13で取得された洗濯物の重量よりも小さくなっているか否かに基づき行ってもよい。重量センサ22により検知された洗濯物の重量が、ステップS13で取得された洗濯物の重量より小さくなっている場合には、洗濯物かご21内の洗濯物の量が減っているとみなすことができるため、この場合洗濯物が洗濯機17に投入されていると判定する。一方、重量センサ22により検知された洗濯物の重量が、ステップS13で取得された洗濯物の重量と同じである場合には、洗濯物かご21内の洗濯物の量が変わっていないとみなすことができるため、この場合、洗濯物が洗濯機17に投入されていないと判定する。
上記ステップS20において、洗濯物が洗濯機17に投入されている場合には、ステップS21に進んで洗濯処理を実行する。この処理では、洗濯機17を運転させて洗濯機17により洗濯物の洗濯を行う。また、この際、洗濯計画で定められた運転モード(洗濯のみモード又は洗濯・乾燥モード)により洗濯機17を運転させる。続くステップS22では報知済フラグをリセットし、その後、本処理を終了する。
一方、上記ステップS20において、洗濯物が洗濯機17に投入されていない場合には、ステップS23に進み、洗濯機17に洗濯物を投入することを居住者に促す報知処理(投入報知処理)を行う。この処理では、各居住者の携帯端末47にメールにより「洗濯物を洗濯機に入れてください」「洗濯開始時刻になりました」等のメッセージを送信する。これにより、居住者が洗濯物を洗濯機17に投入し忘れている場合には、それを居住者に気づかせることができる。その後、本処理を終了する。
続いて、外干し時処理について図6のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、コントローラ41により所定の周期で繰り返し実行される。
図6に示すように、まずステップS31では、報知済フラグ(後述するステップS36でセットされるフラグ)がセットされているか否かを判定する。報知済フラグがセットされていない場合には、ステップS32に進む。
ステップS32では、重量センサ32からの検知信号に基づき、物干し竿31aに洗濯物がかけられているか、すなわち洗濯物が外干しされているか否かを判定する。この場合、重量センサ32により洗濯物の重量が検知された場合には外干しされていると判定し、重量センサ32により洗濯物の重量が検知されなかった場合には外干しされていないと判定する。洗濯物が干されていない場合には本処理を終了し、洗濯物が干されている場合にはステップS33に進む。
ステップS33では、記憶部44に記憶されている外干し中の洗濯物の重量履歴を読み出し、その読み出した重量履歴に基づいて、洗濯物の重量変化率を算出する。ここで、外干し中の洗濯物の重量は洗濯物が乾くにつれて軽くなることが考えられる。つまり、洗濯物の干し始めは洗濯物が多くの水分を含んで重くなっているのに対し、洗濯物が乾くにつれ水分が蒸発していくと軽くなっていくことが考えられる。また、洗濯物が乾いて洗濯物から水分が蒸発しきった後は洗濯物の重量が一定になると考えられる。
このように、洗濯物が乾く途中(すなわち水分が蒸発している最中)においては、洗濯物の重量が時間の経過とともに減少していくのに対し、洗濯物が乾いた後(すなわち水分が蒸発しきった後)は洗濯物の重量が一定(又はほぼ一定)になると考えられる。そこで、本ステップでは、このような点に着目し、上述のように、洗濯物の重量履歴に基づき、洗濯物の重量変化率を算出することとしている。そして、その算出した重量変化率を洗濯物が乾いたか否かの判定に用いることとしている(この点は後述のステップS34)。具体的には、本ステップでは、単位時間当たりに洗濯物の重量がどれだけ変化(詳しくは減少)したかを算出し、その算出した単位時間当たりの重量変化量を重量変化率として求めている。
ステップS34では、上記ステップS33で算出した洗濯物の重量変化率に基づいて、洗濯物が乾いているか否かを判定する。この判定は、洗濯物の重量変化率が所定値以下になっているか否かに基づき行う。洗濯物の重量変化率が所定値よりも大きい場合には、洗濯物がまだ乾いていないと判定し、本処理を終了する。一方、洗濯物の重量変化率が所定値以下となっている場合には、洗濯物が乾いていると判定し、ステップS35に進む。
ステップS35では、洗濯物が乾いた旨を居住者に報知する報知処理(乾燥報知処理)を行う。この処理では、各居住者の携帯端末47にメールにより「洗濯物が乾きました」等のメッセージを送信する。これにより、居住者は洗濯物が乾いたことを知ることができるため、洗濯物をテラス15から屋内に取り込むことができる。
続くステップS36では、上記報知処理が実施済みであることを示す報知済フラグをセットし、続くステップS37では、タイマをセットする。これにより、タイマによる計時が開始される。
次のステップS38では、重量センサ32からの検知信号に基づいて、上記報知処理に応じて居住者により洗濯物が取り込まれたか否かを判定する。この判定は、重量センサ32により洗濯物の重量が検知されたか否かに基づき行う。重量センサ32により洗濯物の重量が検知されていない場合には洗濯物が取り込まれたと判定し、重量センサ32により洗濯物の重量が検知された場合には洗濯物が取り込まれていない(つまり洗濯物がまだ干し中である)と判定する。また、先のステップS31で報知済フラグがセットされている場合にもステップS38に進んで、上記の判定を行う。
ステップS38の判定の結果、洗濯物が取り込まれている場合にはステップS42に進んで、報知済フラグをリセットし、その後本処理を終了する。一方、洗濯物が取り込まれていない場合にはステップS39に進む。
ステップS39では、屋外温度センサ33及び屋外湿度センサ34からの検知信号に基づき、洗濯物が湿気るおそれがあるか否かを判定する。日が陰って屋外が冷えてきたり湿気を帯びてきたりすると、干されたままの洗濯物が湿気ってしまう場合が想定される。そこで本ステップでは、屋外温度センサ33により検知された屋外温度が所定温度を下回った場合、又は屋外湿度センサ34により検知された屋外湿度が所定湿度を上回った場合に洗濯物が湿気るおそれがあると判定し、屋外温度が所定温度以上でかつ屋外湿度が所定湿度以下である場合に洗濯物が湿気るおそれがないと判定するようにしている。本ステップにおいて、洗濯物が湿気るおそれがある場合にはステップS41に進み、洗濯物が湿気るおそれがない場合にはステップS40に進む。
ステップS40では、タイマによる計時開始からの経過時間、すなわちステップS35の報知処理(乾燥報知処理)が行われてからの経過時間が所定時間を越えたか否かを判定する。ここで、所定時間は、例えば30分〜1時間程度に設定されている。タイマによる計時開始からの経過時間が所定時間を越えていない場合には本処理を終了し、越えている場合にはステップS41に進む。
ステップS41では、洗濯物の取り込みを居住者に促す報知処理(取込報知処理)を行う。この処理では、各居住者の携帯端末47にメールにより「洗濯物を早く取り込んでください」等のメッセージを送信する。これにより、居住者が洗濯物を取り込み忘れている場合には、それを居住者に気づかせることができるため、洗濯物の取り込み忘れを防止することができる。
また、ステップS39でYES判定された後に本報知処理を行う場合には、「洗濯物が湿気るおそれがありますので早く取り込んで下さい」等のメッセージを送信するようにする。この場合、居住者は洗濯物が湿気ってしまう前に洗濯物を取り込むことができるため、洗濯物を干しっぱなしにして洗濯物が湿気ってしまうことを回避できる。その後、本処理を終了する。
続いて、一時収納時処理について図7のフローチャートに基づいて説明する。この処理は、コントローラ41により所定の周期で繰り返し実行される。
図7に示すように、まずステップS51では、各重量センサ26からの検知信号に基づいて、収納棚19の各収納かご25のうちで洗濯物が溜まっている収納かご25があるか否かを判定する。具体的には、各収納かご25の中に重量センサ26により検知された洗濯物の重量が所定量を超えたものがあるか否かを判定する。洗濯物が溜まっている収納かご25がない場合にはステップS53に進み、ある場合にはステップS52に進む。
ステップS52では、収納かご25に溜まっている洗濯物を片付けることを居住者に促す報知処理(片付け報知処理)を行う。この処理では、収納かご25に溜まっている洗濯物に対応する居住者の携帯端末47にメールで「洗濯物を片付けてください」「洗濯物が溜まっています」等のメッセージを送信する。これにより、居住者は自身の収納かご25に洗濯物が溜まっていることを知ることができるため、その洗濯物を速やかに片付けることが可能となる。
ステップS53では、各湿度センサ29からの検知信号に基づき、収納かご25に入れられた洗濯物に生乾きのものがあるか否かを判定する。生乾きの洗濯物がない場合には本処理を終了し、生乾きの洗濯物がある場合にはステップS54に進む。
ステップS54では、洗濯物が生乾きである旨を居住者に報知する報知処理(生乾き報知処理)を行う。この処理では、生乾きの洗濯物に対応する居住者の携帯端末47にメールで「洗濯物が生乾きです」等のメッセージを送信する。これにより、居住者は再度洗濯物を外干し等して乾かす対応をとることが可能となる。その後、本処理を終了する。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
洗濯物かご21に収容されている洗濯前の洗濯物の重量を重量センサ22により検知し、その検知した洗濯物の重量に基づき、その洗濯物を洗濯機17で洗濯する際の洗濯回数を含む洗濯計画を作成した。そして、その作成した洗濯計画を居住者に報知した。これにより、居住者は洗濯物を何回に分けて洗濯する必要があるかを、洗濯物を洗濯機17に投入する前に事前に知ることができるため、洗濯物を投入し過ぎてしまって、後で一部の洗濯物を洗濯機17から取り出すという面倒な作業が発生するのを回避することができる。
洗濯物かご21に収容されている洗濯物の重量に加え、気象センタ49から取得した気象予報情報に基づき洗濯計画を作成するようにした。この場合、例えば午後から雨の場合には午前中に洗濯物を外干しできるよう早朝に洗濯が終了するよう洗濯計画を作成する等、天候に応じた洗濯計画を作成することが可能となる。
物干し竿31aにかけられている外干し中の洗濯物の重量を重量センサ32により検知し、その検知した洗濯物の重量に基づいて、洗濯物が乾いているか否かを判定した。そして、洗濯物が乾いている場合には、その旨を居住者に報知するようにした。この場合、居住物は洗濯物が乾いたことを知ることができるため、洗濯物を取り込むにあたって洗濯物が乾いたかどうかの確認をいちいち行う必要がなく、洗濯物の取り込み作業を好適に行うことが可能となる。
収納棚19に、乾燥後の洗濯物を一時収容しておくための収納かご25を居住者ごとに設けたため、収納かご25に収容された洗濯物を各居住者が自ら片付ける習慣を付けることができる。そのため、母親の家事負担を軽減させる効果を期待することができる。
また、収納かご25に収容されている洗濯物の重量を検知する重量センサ32を収納かご25ごとに設け、それら各重量センサ32の検知結果に基づき、各収納かご25の中に洗濯物が溜まっている収納かご25があるか否かを判定した。そして、洗濯物が溜まっている収納かご25がある場合には、その収納かご25に対応する居住者に洗濯物の片付けを促す報知を行った。この場合、収納かご25に洗濯物が置きっ放しとされている場合には、それを居住者に片付けさせることができるため、置きっ放しの洗濯物を母親等が片付けることで母親等に負担をかけてしまうことを回避できる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
・上記実施形態では、洗濯前処理において、洗濯機17による洗濯開始時刻になった場合に、洗濯物が洗濯機17に投入されているか否かの判定を行ったが(図5のステップS19)、この判定を洗濯開始時刻よりも前の時刻に行ってもよい。例えば、洗濯開始時刻の5分前や10分前の時刻に行うことが考えられる。
・洗濯計画の作成後に居住者のスケジュールが変更した場合に、コントローラ41により、その変更したスケジュールに関する変更スケジュール情報を取得し、その取得した変更スケジュール情報に基づき洗濯計画を見直す(再作成する)処理(洗濯計画再作成処理)を行ってもよい。例えば、居住者により携帯端末47に対し変更されたスケジュール情報が入力されると、その変更スケジュール情報が携帯端末47よりコントローラ41に送信され、コントローラ41はその送信された変更スケジュール情報に基づき洗濯計画を再作成することが考えられる。この場合、例えば居住者(例えば母親)の帰宅時刻が当初の帰宅時刻に対して遅くなった場合に、それに応じて洗濯計画を見直すことができる。
・洗濯物かご21を複数設けて、それら各洗濯物かご21にそれぞれ重量センサ22を設けるようにしてもよい。この場合、それら各洗濯物かご21に収容されている洗濯物の重量(総重量)を検知し、その検知した洗濯物の重量に基づき、洗濯計画を作成するようにすればよい。
・上記実施形態では、外干し時処理において、外干し中の洗濯物の重量履歴に基づいて、洗濯物の重量変化率を算出し、その算出した重量変化率に基づいて、洗濯物が乾いているか否かの判定を行ったが(図6のステップS34)、洗濯物が乾いているか否かの判定は必ずしもこのように行う必要はない。例えば、洗濯物の重量履歴に基づいて、洗濯物の重量が洗濯物の干し始めの時点からどれだけ減少したかその減少量を算出し、その算出した洗濯物重量の減少量に基づき洗濯物が乾いているか否かの判定を行ってもよい。具体的には、算出した洗濯物重量の減少量が所定量以上である場合には、洗濯物から水分が蒸発しきったとみなして洗濯物が乾いていると判定し、洗濯物重量の減少量が所定量よりも少ない場合には、洗濯物にまだ水分が含まれているとみなして洗濯物が乾いていないと判定することが考えられる。
・上記実施形態では、テラス15に屋外環境情報取得手段として屋外温度センサ33及び屋外湿度センサ34を設け、これらセンサ33,34により検知された屋外温度や屋外湿度に基づき、外干し中の洗濯物が湿気るおそれがあるか否かを判定するようにしたが、例えばテラス15に屋外環境情報取得手段として風量センサを設け、その風量センサにより検知された風量に基づき、外干し中の洗濯物が飛ばされるおそれがあるか否か判定するようにしてもよい。そして、飛ばされるおそれがある場合には、洗濯物の取り込みを促す報知を行うようにしてもよい。この場合、洗濯物が飛ばされてしまう前に洗濯物を取り込むことが可能となるため、洗濯物が飛ばされてしまう事態が生じるのを回避できる。
・上記実施形態では、洗濯物に関する各種報知を居住者の携帯端末47に行うようにしたが、報知先としては必ずしも携帯端末47に限る必要はなく、例えば、建物10内(例えばリビング11)にディスプレイやスピーカ等を有する報知装置を設け、その報知装置に各種報知を文字や音声で行うようにしてもよい。
・コントローラ41が、ステップS35(図6)の判定結果、すなわち洗濯物が取り込まれたか否かの判定結果を都度取込情報として記憶部44に記憶するようにしてもよい。そして、居住者の携帯端末47より取込情報の送信要求をコントローラ41に送信できるようにし、その送信要求がコントローラ41により受信されると、コントローラ41がその応答として記憶部44に記憶されている最新(今現在)の取込情報を携帯端末47に送信するようにしてもよい。この場合、居住者(例えば母親)が外出中であっても洗濯物の取り込み状況を把握することが可能となるため、洗濯物が取り込まれてない場合に建物10内にいる居住者に取り込みを指示したりすることが可能となる。
・収納棚19に収納されているランドリー用品(例えば洗剤などの消耗品)の重量を検知する重量センサを設けてもよい。例えば、ランドリー用品が置かれる棚板に重量センサを設け、その重量センサにより棚板上に置かれているランドリー用品の重量を検知することが考えられる。この場合、重量センサの検知結果に基づいて、ランドリー用品が消耗してきたか否かを判定し、消耗してきた場合にはその旨を居住者の携帯端末47に報知するようにするとよい。この場合、ランドリー用品が消耗してきたことを居住者は知ることができるため、例えばランドリー用品が空になる前に購入するといった対応をとることが可能となる。
・コントローラ41により作成した洗濯計画を都度記憶部44に記憶するようにし、その記憶部44に記憶された過去の洗濯計画に基づき洗濯機17の総運転時間を算出するようにしてもよい。この場合、その算出した総運転時間に基づき洗濯機17のメンテナンス時期や掃除時期を判定し、その判定したメンテナンス時期や掃除時期を居住者の携帯端末47に報知するようにすることが考えられる。こうすることで、居住者は適切なタイミングで洗濯機17のメンテナンスや掃除を行うことが可能となる。
10…建物、17…洗濯機、21…洗濯物用品及び収容部としての洗濯物かご、22…第1重量検知手段としての重量センサ、25…一時収容部としての収納かご、26…第3重量検知手段としての重量センサ、31a…洗濯物用品及び洗濯物支持部としての物干し竿、32…第2重量検知手段としての重量センサ、33…屋外環境情報取得手段としての屋外温度センサ、34…屋外環境情報取得手段としての屋外湿度センサ、41…報知手段としてのコントローラ。

Claims (8)

  1. 洗濯機による洗濯前又は洗濯後の洗濯物を収容又は支持する洗濯物用品と、
    その洗濯物用品に収容又は支持されている前記洗濯物の重量を検知する重量検知手段と、
    その重量検知手段により検知された前記洗濯物の重量に基づいて、前記洗濯物に関する情報をユーザに報知する報知手段と、を備えること特徴とする洗濯物管理システム。
  2. 前記洗濯物用品として、前記洗濯前の洗濯物を収容する収容部を備え、
    前記重量検知手段として、前記収容部に収容されている前記洗濯物の重量を検知する第1重量検知手段を備え、
    前記第1重量検知手段により検知された前記洗濯物の重量に基づき、その洗濯物を前記洗濯機で洗濯する際の洗濯回数を含む洗濯計画を作成する洗濯計画作成手段を備え、
    前記報知手段として、前記作成した洗濯計画を報知する洗濯計画報知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の洗濯物管理システム。
  3. 天候に関する天候情報を取得する天候情報取得手段を備え、
    前記洗濯計画作成手段は、前記第1重量検知手段により検知された前記洗濯物の重量に加え、前記天候情報取得手段により取得された天候情報に基づき、前記洗濯計画を作成することを特徴とする請求項2に記載の洗濯物管理システム。
  4. 前記洗濯計画には、前記洗濯機による洗濯物の洗濯開始時刻が含まれており、
    前記洗濯開始時刻又はそれよりも前の所定時刻になった場合に、前記第1重量検知手段による検知結果に基づいて、前記収容部内の洗濯物が前記洗濯機に投入されているか否かを判定する投入判定手段と、
    前記投入判定手段により洗濯物が投入されていないと判定された場合に、ユーザに洗濯物を前記洗濯機に投入することを促す報知を行う投入報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の洗濯物管理システム。
  5. 前記洗濯物用品として、前記洗濯後の洗濯物を干すために当該洗濯物を支持する洗濯物支持部を備え、
    前記重量検知手段として、前記洗濯物支持部に支持されている前記洗濯物の重量を検知する第2重量検知手段を備え、
    前記第2重量検知手段により検知された前記洗濯物の重量に基づき、前記洗濯物が乾いているか否かを判定する乾燥判定手段を備え、
    前記報知手段として、前記乾燥判定手段により前記洗濯物が乾いていると判定された場合に、その旨を報知する乾燥報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の洗濯物管理システム。
  6. 前記乾燥報知手段による報知が行われた後に、前記第2重量検知手段による検知結果に基づき、前記洗濯物が前記洗濯物支持部から取り込まれたか否かを判定する取込判定手段と、
    その取込判定手段により前記洗濯物が取り込まれていないと判定された場合に、前記洗濯物の取り込みを促す報知を行う取込報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の洗濯物管理システム。
  7. 屋外環境に関する屋外環境情報を取得する屋外環境情報取得手段と、
    前記取込判定手段により前記洗濯物が取り込まれていないと判定された場合に、前記屋外環境情報取得手段により取得された屋外環境情報に基づき、前記洗濯物が屋外環境により悪影響を受けるおそれがあるか否かを判定する屋外影響判定手段と、を備え、
    前記取込報知手段は、前記洗濯物が屋外環境により悪影響を受けるおそれがあると判定された場合に、前記洗濯物の取り込みを促す報知を行うことを特徴とする請求項6に記載の洗濯物管理システム。
  8. 前記ユーザとして複数の居住者が居住する建物に適用され、
    前記洗濯物用品として、洗濯後に乾燥が行われた前記各居住者の洗濯物を一時的に収容しておくべく、各居住者ごとに個別に用意された複数の一時収容部を備え、
    前記重量検知手段として、前記各一時収容部ごとに設けられ、前記一時収容部に収容された前記洗濯物の重量を検知する複数の第3重量検知手段を備え、
    前記各第3重量検知手段による検知結果に基づいて、前記各一時収容部のうちで洗濯物が溜まっている一時収容部があるか否かを判定する手段を備え、
    前記報知手段として、洗濯物が溜まっている前記一時収容部があると判定された場合に、その一時収容部に対応する前記居住者に洗濯物を片付けることを促す報知を行う片付け報知手段を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の洗濯物管理システム。
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