JP2015198921A - 日時抽出装置、日時抽出方法、および制御プログラム - Google Patents
日時抽出装置、日時抽出方法、および制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】1回で洗濯出来るように所定の洗濯最大容量や洗濯乾燥最大容量を超えないことを前提として、出来るだけ洗濯物を溜めて洗濯したい場合、いつ洗濯すべきかが分からない。【解決手段】天気情報を取得する天気情報取得部100と、洗濯物量を推定する洗濯物量推定部102と、前記推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する日時抽出部101とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、天気情報と洗濯物量の情報から、洗濯に適切な日時を抽出する日時抽出装置、日時抽出方法、および制御プログラムに関するものである。
従来、天気情報をネットワーク経由で取得し、洗濯機の表示部に天気情報を表示する洗濯機があった(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の洗濯機は、表示部とデータの送受信をするためのネットワーク手段を具備し、前記ネットワーク手段を介してネットワーク外部より提供される天気情報を入手し、前記表示部に天気情報を表示することが可能である。
これにより、洗濯機の利用者は容易に天気情報を知ることができるので、洗濯実施の可否や乾燥機を使用するかどうかの判断が出来る。
しかしながら、上記特許文献1は、前記表示部への天気情報の表示については開示しているが、天気情報と洗濯物量から洗濯に適切な日時を抽出する手段については開示していない。そのため、1回で洗濯出来るように所定の洗濯最大容量や乾燥最大容量を超えないことを前提として、出来るだけ洗濯物を溜めて洗濯したい場合、いつ洗濯すべきかが分からない課題があった。
ここで、洗濯機の洗濯最大容量とは、1回で洗濯可能な洗濯物の最大容量である。また、乾燥最大容量とは、1回で乾燥可能な洗濯物の最大容量である。洗濯機能と乾燥機能の両方を備えた乾燥機能つき洗濯機では一般的に、洗濯最大容量は乾燥最大容量より大きく、1回で出来るだけ洗濯物を溜めて洗濯したい場合、洗濯最大容量を超える直前に洗濯するのが理想的だが、例えば天気が雨等の理由により、洗濯には適さない場合がある。
すなわち、洗濯物量が乾燥最大容量以上で洗濯最大容量以下のとき、洗濯運転は可能であるが同じ洗濯物量での乾燥運転は行えない。そのため、利用者が洗濯したあとに外干しや室内干しを行う、あるいは洗濯した物を2回に分けて乾燥運転を行うのであれば構わないが、洗濯物を洗濯槽から出すことなく1回で洗濯運転と乾燥運転を行いたい場合は乾燥最大容量を超えないよう注意が必要となる。
以上の課題は洗濯機能と乾燥機能の両方を備えて洗濯槽から衣類を取り出すことなく洗濯運転から乾燥運転まで連続して行うことができる乾燥機能つき洗濯機だけでなく、洗濯機と乾燥機とが別々の機器であって洗濯した衣類を使用者が洗濯槽から乾燥ドラムに移して乾燥運転を行うような場合においても、洗濯最大容量より乾燥最大容量が小さいときに同じ課題が発生する。
前記従来の課題を解決するために、本発明の日時抽出装置は、天気情報を取得する天気
情報取得部と、洗濯物量を推定する洗濯物量推定部と、前記推定された洗濯物量が乾燥機能の所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する日時抽出部とを備えることを特徴とするものである。
情報取得部と、洗濯物量を推定する洗濯物量推定部と、前記推定された洗濯物量が乾燥機能の所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する日時抽出部とを備えることを特徴とするものである。
本発明の日時抽出装置、日時抽出方法、および制御プログラムによれば、1回で洗濯が出来るように所定の洗濯最大容量や乾燥最大容量を超えないことを前提として、出来るだけ洗濯物を溜めて洗濯したい場合の洗濯に適する日時を抽出する。これにより、洗濯機利用者にいつ洗濯すべきかを提示することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。本実施の形態では、洗濯機能と乾燥機能の両方を備えた乾燥機能つき洗濯機で説明する。乾燥機能つき洗濯機では洗濯物を洗濯槽から出すことなく1回で洗濯運転から乾燥運転まで続けて行う(これを洗濯乾燥運転と呼ぶ)を行うことができる。このとき洗濯機能の最大容量を洗濯最大容量、乾燥機能の最大容量を洗濯乾燥最大容量と呼ぶ。なお、洗濯機と乾燥機とが別々の機器である場合は、前者は洗濯機の洗濯最大容量、後者は乾燥機の乾燥最大容量となる。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における、本発明を適用した日時抽出装置の構成を示す構成図である。日時抽出装置は、天気情報取得部100と日時抽出部101、洗濯物量推定部102から構成される。
図1は、実施の形態1における、本発明を適用した日時抽出装置の構成を示す構成図である。日時抽出装置は、天気情報取得部100と日時抽出部101、洗濯物量推定部102から構成される。
天気情報取得部100は、例えば天気や天候、気象情報を予報する装置である。天気情報は、例えば日時単位の天気(晴れ、曇り、雨など)の予報である。日時単位とは、例えば日単位である。
洗濯物量推定部102は、例えば前回洗濯後の経過日時数と、あらかじめ定義された日時単位当りの洗濯物量係数とを掛け合わせることによって、日時単位の洗濯物量を推定する装置である。
日時抽出部101は、例えば日時単位の天気情報と洗濯物量から洗濯に適する日時を抽出する。日時抽出部101は、その洗濯機の洗濯機能の洗濯最大容量(1回で洗濯可能な洗濯物の最大容量でたとえば9kg)と乾燥機能の洗濯乾燥最大容量(1回で洗濯乾燥可能な洗濯物の最大容量でたとえば5kg)とを記憶している。
洗濯物量推定部102で推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記洗濯に適する日時がない場合は、1回で洗濯乾燥運転ができないため、前記所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する。洗濯に適する日時とは、例えば天気が晴れの日時である。
このときは、洗濯乾燥最大容量を超えた後に洗濯に適する日時がない、つまり、洗濯した後に外干しに適する日時がないので洗濯乾燥運転が可能な日時をお薦めする。
なお、天気情報取得部100は天気を推測する装置としたが、天気情報を取得する手段は何でもよく、例えばインターネット経由(通信手段)でサーバから天気情報を取得してもラジオ等(放送受信手段)から取得してもよい。また、日時単位は日単位としたが、例えば時間単位や期間単位でもよい。
また、洗濯に適する日時は、天気が晴れの日時としたが、晴れ以外でもよく例えば曇り
でもよい。また、洗濯に適する日時を気温、湿度、降水確率、風向、風速、日射量、花粉や火山灰、大気の汚れ度合いなどで判断してもよい。
でもよい。また、洗濯に適する日時を気温、湿度、降水確率、風向、風速、日射量、花粉や火山灰、大気の汚れ度合いなどで判断してもよい。
また、洗濯物量推定部102は、例えば前回洗濯後の経過日時数と、あらかじめ定義された日時単位当りの洗濯物量係数とを掛け合わせることによって、日時単位の洗濯物量を推定する装置としたが、洗濯物量を推定するアルゴリズムは一例であり、過去の洗濯物量の履歴から洗濯物量を推定するなど他のアルゴリズムでもよい。
図2は、実施の形態1における、日時抽出装置が洗濯適切日時を抽出するフローを示すフロー図である。
日時抽出装置は、天気情報取得部100が天気情報を取得(ステップS1000)し、洗濯物量推定部102が洗濯物量を推定し(ステップS1001)、日時抽出部101が天気情報と洗濯物量から洗濯に適する日時を抽出する(ステップS1002)。
なお、天気情報の取得と洗濯物量の推定は順序が逆でもよく、洗濯物量を推定した後に、天気情報を取得してもよい。また、洗濯適切日時を抽出した後でも再度、天気情報の取得と洗濯物量の推定を行ってもよい洗濯適切日時を抽出してもよい。
図3は、実施の形態1における、洗濯適切日時を抽出するアルゴリズムの一例を示すフロー図であり、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する。
日時抽出部101は、所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から所定の洗濯最大容量を超える前までの日時の集合X(エックス)を抽出する(ステップS2000)。次に、日時の集合Xの中に晴れの日時があるかどうかをチェックする(ステップS2001)。集合Xの中に晴れの日時がない場合は、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を洗濯に適する日時として抽出する(ステップS2002)。
なお、ステップS2000にて、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時の集合Xとしたが、いつの日時までに洗濯したいかを洗濯機の利用者に入力させて、洗濯最大容量を超える前であっても入力した日時までの集合Xとして抽出してもよい。
図4は、実施の形態1における、日時抽出装置のハードウェア構成を示す構成図である。例えば、メモリ10001には前回洗濯後の経過日時数と、あらかじめ定義された日時単位当りの洗濯物量係数を記憶する。図示しないが、日時抽出装置はタイマを備えて前回洗濯後の経過日時数をカウントする。
CPU10000は、例えば前回洗濯後の経過日時数と、あらかじめ定義された日時単位当りの洗濯物量係数とを掛け合わせることによって、日時単位の洗濯物量を推定し、メモリ10001に記憶する。
CPU10000は、ネットワークコントローラ10002経由で例えば日時単位の天気情報を取得し、メモリ10001に記憶する。
CPU10000は、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時と洗濯最大容量を超える日時とを特定する。そして、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記洗濯に適する日時の有無を判定する。洗濯に適する日時がない場合は、所定
の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する。
の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する。
図5は、実施の形態1における、日時抽出装置が洗濯に適する日時を抽出した結果の一例を示す図である。ここでは縦軸に推定される洗濯物量を、横軸に日時と天気情報と抽出結果を示している。現時点(10月3日以前)で推定される洗濯物量が洗濯乾燥最大容量を超えるのが10月6日、洗濯最大容量を超えるのが10月8日である。
すなわち、推定される洗濯物量に対して一度で洗濯乾燥運転を行う場合は10月5日までに、一度で洗濯運転を行う場合は10月8日までに行う必要があることがわかる。これと天気情報とを組み合わせて洗濯に適切な日時を抽出する。
推定される洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日〜10月8日)のなかで、洗濯に適する日時(天気情報で晴れ)がないため、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時(10月3日〜10月5日)を洗濯に適する日時として抽出する。つまり、洗濯した後に外干しに適する日時がないので洗濯運転または洗濯乾燥運転が可能な日時をお薦めしている。
なお、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時(10月3日〜10月5日)を洗濯に適する日時の抽出については、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時であれば洗濯に適する日時はいつでもよい。さらに、気温、湿度、降水確率、風向、風速、日射量などを勘案して、洗濯に適する日時を絞って抽出してもよい。
また、洗濯に適する日時とあるが、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時であれば洗濯乾燥に適する日時としてもよい。また、例えば晴れや曇りの日時を洗濯に適する日時とし、雨の日時を洗濯乾燥に適する日時として抽出するなど、天気によって洗濯に適する日時か洗濯乾燥に適する日時かを判別してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する。
これにより、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がない場合に、洗濯機利用者にいつ洗濯すべきかを提示することが出来る。
なお、詳細は説明しないが、抽出する日時は天気情報とともに洗濯コースによっても異なり、例えば、しっかり乾燥コースを使用者が選択したときは、洗濯運転を優先してお薦めし、外干しを提案する。乾燥運転を好まないデリケートな衣類などは乾燥運転をしないで洗濯のみを行う日時を抽出する。
(実施の形態2)
実施の形態2の日時抽出装置の構成は実施の形態1(図1)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置が洗濯適切日時を抽出するフローは実施の形態1(図2)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置のハードウェア構成は実施の形態1(図4)と同じなので詳細な説明を省く。
実施の形態2の日時抽出装置の構成は実施の形態1(図1)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置が洗濯適切日時を抽出するフローは実施の形態1(図2)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置のハードウェア構成は実施の形態1(図4)と同じなので詳細な説明を省く。
図6は、実施の形態2における、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がある場合に、洗濯に適する日時を抽出した結果の一例を示す図である。
ここでは現時点(10月3日以前)で推定される洗濯物量が洗濯乾燥最大容量を超えるのが10月6日、洗濯最大容量を超えるのが10月10日のあいだである。
すなわち、推定した洗濯物量に対して一度で洗濯乾燥運転を行う場合は10月5日までに、一度で洗濯運転を行う場合は10月9日までに行う必要があることがわかる。これと天気情報とを組み合わせて洗濯に適切な日時を抽出する。
推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日〜10月9日)のなかで、天気情報に基づく洗濯に適する日時(10月8日〜10月9日が晴れ)があるため、洗濯に適する日時として抽出する。
つまり、洗濯した後に外干しに適する日時があるので洗濯運転が可能な日時をお薦めしている。もちろん、晴れである10月3日〜5日の日時を合わせて抽出してもよい。
図7は、実施の形態2における、洗濯適切日時を抽出するアルゴリズムの一例を示すフロー図であり、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がある場合に、洗濯に適する日時を抽出するアルゴリズムの一例を示す。実施の形態1(図3)と同じフローについては、説明を省略する。
日時抽出部101は、日時の集合Xの中に晴れの日時がある場合は、集合Xの内、晴れの日時を洗濯に適する日時として抽出する(ステップS3002)。
以上のように、本実施の形態によれば、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がある場合は、洗濯に適する日時を抽出する。
これにより、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がある場合に、洗濯機利用者にいつ洗濯すべきかを提示することが出来る。
なお、洗濯乾燥運転が可能な期間は洗濯運転可能な期間に比べて短いのが一般的である。上述の洗濯物量推定部102の洗濯物量係数が所定値より大きいときは洗濯物量の増加が速く抽出可能な日時(特に洗濯乾燥運転)の期間が短く、天気情報の影響が大きい。そこで洗濯運転よりも洗濯乾燥運転が可能な日時を優先的に抽出してもよい。
すわなち、推定された洗濯物量が洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がある場合でも、洗濯物量係数の大きさによっては洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する場合がある。これは洗濯運転も洗濯乾燥運転も利用者が選択可能な日時である。
逆に、洗濯物量係数が所定値より小さいときは洗濯物量の増加が遅く抽出可能な日時の期間が長くなるので洗濯に適した日時があれば洗濯乾燥運転よりも洗濯運転が可能な日時を優先的に抽出してもよい。
また、洗濯物量係数を定期的に算出してこれまでの値と大きく変化したとき(所定値以上の変化)は季節が変わった、家族構成が変わった、生活環境が変わったなどの要因が考えられる。このようなときは洗濯物量係数が安定するまで(所定期間が経過するまで)洗濯運転よりも洗濯乾燥運転が可能な日時を優先的に抽出してもよい。これは洗濯運転も洗
濯乾燥運転も利用者が選択可能な日時である。
濯乾燥運転も利用者が選択可能な日時である。
なお、季節が変わった、家族構成が変わった、生活環境が変わった、旅行に行ったなどの要因は、天気情報やカレンダーと連携する、家庭にある体重計や暖房便座、電子レンジの人数設定、エアコンの人数検知など家電機器と連携して取得する、家族や個人のスケジュール情報や位置情報と連携してもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3の日時抽出装置の構成は実施の形態1(図1)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置が洗濯適切日時を抽出するフローは実施の形態1(図2)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置のハードウェア構成は実施の形態1(図4)と同じなので詳細な説明を省く。
実施の形態3の日時抽出装置の構成は実施の形態1(図1)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置が洗濯適切日時を抽出するフローは実施の形態1(図2)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置のハードウェア構成は実施の形態1(図4)と同じなので詳細な説明を省く。
図8は、実施の形態3における、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がない場合に、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時の最も後の日時を洗濯に適する日時として抽出した結果の一例を示す図である。
ここでは現時点(10月3日以前)で推定される洗濯物量が洗濯乾燥最大容量を超えるのが10月5日、洗濯最大容量を超えるのが10月8日である。すなわち、推定した洗濯物量に対して一度で洗濯乾燥運転を行う場合は10月5日までに、一度で洗濯運転を行う場合は10月7日までに行う必要があることがわかる。これと天気情報とを組み合わせて洗濯に適切な日時を抽出する。
推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日〜10月7日)のなかで、洗濯に適する日時(天気情報で晴れの日時)がないため、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時で最も後の日時(10月5日)を洗濯に適する日時として抽出する。
つまり、洗濯した後に外干しに適する日時がないので洗濯運転または洗濯乾燥運転が可能な日時の中で最も遅い日時をお薦めしている。これによって最も洗濯物量が多い状態にして洗濯乾燥運転を行うことをお薦めするので、長い期間でみるときの洗濯乾燥回数、洗濯乾燥に要する消費電力や洗剤量などを小さくすることを洗濯者に提案できる。
もちろん、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時の中で、洗濯に適する日時の最も後の日時を抽出してもよい。
図9は、実施の形態3における、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかで、洗濯に適する日時がある場合に、洗濯に適する日時の最も後の日時を抽出した結果の一例を示す図である。
ここでは現時点(10月3日以前)で推定される洗濯物量が洗濯乾燥最大容量を超えるのが10月6日、洗濯最大容量を超えるのが10月10日である。すなわち、推定した洗濯物量に対して一度で洗濯乾燥運転を行う場合は10月5日までに、一度で洗濯運転を行う場合は10月9日までに行う必要があることがわかる。これと天気情報とを組み合わせて洗濯に適切な日時を抽出する。
推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超える日時から、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日〜10月9日)のなかで、天気情報に基づく
洗濯に適する日時(10月8日〜10月9日が晴れ)があるため、洗濯に適する日時の最も後の日時(10月9日)を洗濯に適する日時として抽出する。
洗濯に適する日時(10月8日〜10月9日が晴れ)があるため、洗濯に適する日時の最も後の日時(10月9日)を洗濯に適する日時として抽出する。
つまり、洗濯した後に外干しに適する日時があるので洗濯運転が可能な日時の中で最も遅い日時をお薦めしている。これによって最も洗濯物量が多い状態にして洗濯をお薦めするので、長い期間でみるときの洗濯回数、洗濯に要する消費電力や洗剤量などを小さくすることを洗濯者に提案できる。
図10は、日時抽出装置が洗濯に適する日時の最も後の日時を抽出するアルゴリズムの一例を示すフロー図である。実施の形態1(図3)と同じフローについては、説明を省略する。
日時の集合Xの中に晴れの日時がない場合は、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時の最も後の日時を洗濯に適する日時として抽出する(ステップS4002)。集合Xの中に晴れの日時がある場合は、Xの晴れの日時の最も後の日時を洗濯に適する日時として抽出する(ステップS4003)。
図11は、上記のようにして日時抽出装置が洗濯に適する日時を繰返し抽出した結果の一例を示す図である。
推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日)のなかで、洗濯に適する日時(天気情報が晴れ)がないため、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時(10月3日〜10月5日)の中で、最も後の日時(10月5日)を洗濯に適する日時として抽出する。
前記洗濯に適する日時(10月5日)に洗濯すると仮定すると、ここで洗濯物量は0になるため、前記洗濯に適する日時(10月5日)を基点として、さらに洗濯に適する日時を抽出する。
具体的には、推定された洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月5日〜7日)のなかで、洗濯に適する日時(天気情報が晴れ)がないため、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時の中で、最も後の日時(10月7日)を洗濯に適する日時として抽出する。たとえば表示部(図示しない)によって洗濯機利用者に表示する。
以上のように、本実施の形態によれば、前記洗濯に適する日時のうち最も後の日時を抽出する。これにより、表示部は、洗濯すべき日時を最も後の日時に絞って表示することが出来る。
最も洗濯物量が多い状態にして洗濯することをお薦めするので、長い期間でみるときの洗濯回数、洗濯に要する消費電力や洗剤量などを小さくすることを洗濯者に提案できる。
また、日時抽出装置が洗濯に適する日時を繰返し抽出する。これにより、表示部は、洗濯に適する日時に洗濯すると仮定し、前記洗濯に適する日時を基点として、さらに洗濯に適する日時を表示することが出来る。
(実施の形態4)
図12は、実施の形態4における、日時抽出装置を洗濯機で構成する場合の構成図である。実施の形態1(図1)と同じ構成については、説明を省略する。
図12は、実施の形態4における、日時抽出装置を洗濯機で構成する場合の構成図である。実施の形態1(図1)と同じ構成については、説明を省略する。
なお、実施の形態4の日時抽出装置が洗濯適切日時を抽出するフローは実施の形態1(図2)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置のハードウェア構成は実施の形態1(図4)と同じなので詳細な説明を省く。洗濯適切日時を抽出するアルゴリズムは上記の実施の形態1、2、3と同じなので詳細な説明を省く。
洗濯機能部107は、洗濯機能を管理する。洗濯機能は、例えば洗い、すすぎ、脱水、乾燥などである。運転制御部106は、洗濯機能に従って洗濯運転を制御する。
入力部103は、洗濯機利用者からの入力を受付ける。入力部103は、例えば洗いなどの洗濯機能の入力を受付け、運転制御部106が洗いを制御する。
洗濯物量測定部105は、ドラム(洗濯槽)内の洗濯物量を計測する。
洗濯物量推定部102は、洗濯物量測定部105が計測した洗濯物量と、あらかじめ定義された日時単位当りの洗濯物量係数と、経過日時数X(エックス)から洗濯物量を推定する((X日目の洗濯物量)=(1日目の洗濯物量)+(洗濯物量係数)×(X−1))。
表示部104は、日時抽出部101が抽出した洗濯に適切な日時を表示する。
検知部108は、洗濯物収納ドアの開または閉を検知する。
図13は、実施の形態4における、表示部104に洗濯に適切な日時の表示例を示す図である。お勧めの洗濯スケジュールとして、洗濯のお勧めコースと洗濯にお勧めの日時を表示する。洗濯のお勧めコースは洗濯または洗濯乾燥を表示し、例えば雨の日は洗濯乾燥、晴れの日時は洗濯または洗濯乾燥をお勧めする。お勧め日は例えば月日を表示する。
なお、洗濯または洗濯乾燥を表示するとあるが、洗濯機能であれば何でもよい。また、お勧め日は月日を表示しているが、一例であり、時間や期間を表示するなどでもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、日時抽出装置を洗濯機で構成する。これにより、表示部104は、洗濯すべき日時を表示することが出来る。また、洗濯機利用者はいつ洗濯すべきかを判断することが出来る。
(実施の形態5)
図14は、実施の形態5における、日時抽出装置をサーバで構成する場合の構成図である。実施の形態1〜4と同じ構成、フロー、アルゴリズムについては、説明を省略する。
図14は、実施の形態5における、日時抽出装置をサーバで構成する場合の構成図である。実施の形態1〜4と同じ構成、フロー、アルゴリズムについては、説明を省略する。
洗濯機の通信部109は、インターネット経由でサーバ(日時抽出装置)から洗濯に適切な日時を取得し、表示部104は、洗濯に適切な日時を表示する。
以上のように、本実施の形態によれば、日時抽出装置をサーバで構成する。これにより、例えば日時抽出装置が故障した際の日時抽出装置の交換などを、サーバ側で柔軟に対応することが出来る。
なお、日時抽出装置は無線通信回線などインターネット以外で洗濯機と接続してもよい。また図示しないが、日時抽出装置を構成する天気情報取得部100、日時抽出部101、洗濯物量推定部102を洗濯機とサーバとに分けて備えたり、洗濯機とサーバの両者に重複して備えて切り替えたりする構成でもよい。
(実施の形態6)
図15は、実施の形態6における、スマートフォン(携帯端末や情報端末)で洗濯に適切な日時を表示する構成図である。実施の形態5と同じ構成、フロー、アルゴリズムについては、説明を省略する。
図15は、実施の形態6における、スマートフォン(携帯端末や情報端末)で洗濯に適切な日時を表示する構成図である。実施の形態5と同じ構成、フロー、アルゴリズムについては、説明を省略する。
スマートフォンの表示部110は、インターネット経由でサーバ(日時抽出装置)から洗濯に適切な日時を取得し、表示する。
なお、スマートフォンとしたが、文字や絵を表示する装置であれば何でもよく、例えばテレビでもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、スマートフォンで洗濯に適切な日時を表示する。これにより、洗濯機利用者はいつ洗濯すべきかをスマートフォンを見て判断することが出来る。
なお、日時抽出装置は無線通信回線インターネット以外で洗濯機と接続してもよい。また図示しないが、日時抽出装置を構成する天気情報取得部100、日時抽出部101、洗濯物量推定部102を洗濯機とスマートフォンとに分けて備えたり、洗濯機とスマートフォンに重複して備えて切り替える構成でもよい。
また図示しないが、実施の形態5と6とを組み合わせて、日時抽出部101、洗濯物量推定部102を洗濯機とサーバとスマートフォンとに分けて備えたり、重複して備えて切り替える構成でもよい。
(実施の形態7)
図16は、実施の形態7における、洗濯物収納ドアの開または閉を検知したタイミングで洗濯適切日時を抽出するフローを示すフロー図である。実施の形態1〜4と同じ構成、フロー、アルゴリズムについては、説明を省略する。
図16は、実施の形態7における、洗濯物収納ドアの開または閉を検知したタイミングで洗濯適切日時を抽出するフローを示すフロー図である。実施の形態1〜4と同じ構成、フロー、アルゴリズムについては、説明を省略する。
図14、図15の検知部108は、洗濯物収納ドアの開または閉情報を取得(ステップS6000)し、開または閉を検知したかどうかをチェックする(ステップS6001)。
開または閉を検知した場合、日時抽出部101は、洗濯適切日時を抽出し(ステップS6002)、表示部104は、洗濯に適切な日時の表示を更新する。
ここでステップS6002は、たとえば実施の形態1の図3のフロー図のステップS2000〜ステップS2002である。
通常、洗濯物収納ドアが閉められた後に洗濯物量は確定するので、検知部108は洗濯物収納ドアの閉情報を取得するのみでも構わない。
なお、洗濯物収納ドアの開または閉を検知したタイミングで洗濯適切日時を抽出するとしたが、タイミングは上記に限らず、例えば天気情報の変化や、推定した洗濯物量の変化を検知したタイミングで洗濯適切日時を抽出してもよい。また洗濯物収納ドアに限らず洗濯物を収納する場所(洗濯物収納部)の開または閉を検知しても構わない。
またば、洗濯物量測定部105で実際の洗濯物量を検知して洗濯乾燥最大容量を超える前(たとえば洗濯乾燥最大容量の所定値以下になったとき)に洗濯適切日時を抽出すれば、洗濯運転も洗濯乾燥運転も可能な時期に日時を抽出できる。
また、検知部108は洗濯物量推定部102で推定した洗濯物量と洗濯物量測定部105で実施の洗濯物量とを比較してもよい。推定した洗濯物量と実施の洗濯物量とを比較してその差が所定値以上になったときに洗濯適切日時を抽出すれば洗濯物量の推定と実際の差をリセットして日時を抽出できる。
できる。
できる。
また、タイミングは上記に限らず、所定の時刻で繰返し洗濯適切日時を抽出してもよい。
また、検知部108は人感センサとして、衣類置き場の周囲に人が居ないときに日時抽出部101に洗濯適切日時を抽出してもよい。検知部108は時計として、利用者がよく洗濯する日時の直前のタイミングで日時抽出部101に洗濯適切日時を抽出させてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、洗濯物収納ドアの開または閉を検知したタイミングで洗濯適切日時を抽出する。これにより、洗濯物量が変化する可能性が高いタイミングで洗濯適切日時を抽出することが出来るので、洗濯機利用者は最新の洗濯物量に基づいていつ洗濯すべきかを判断することが出来る。
また、洗濯物量や人検知によって適切なタイミングで洗濯日時を抽出することができる。
(実施の形態8)
図17は、実施の形態8における、洗濯に適切な日時を1週間分表示する表示例を示す図である。
図17は、実施の形態8における、洗濯に適切な日時を1週間分表示する表示例を示す図である。
お勧めの洗濯スケジュールとして、週間の天気予報と、洗濯適切日時を表示する。洗濯適切日時には、洗濯に適する日時に、洗濯または洗濯乾燥を表示する。
ここでは、10月3日から5日に天気情報が晴れなのでその最終日である5日に洗濯運転を、10月6日から8日は雨なので洗濯乾燥運転が可能な最終日である8日を抽出してお薦めしている。もちろん、10月3日、4日に洗濯運転を、10月6日、7日に洗濯乾燥運転をお薦めしてもよい。
なお、お勧めの洗濯スケジュールとして推定した洗濯物量をあわせて表示すれば洗濯物量と洗濯最大容量、洗濯乾燥最大容量との関係が利用者に理解しやすい。
また、1週間の天気予報を表示するとあるが、表示する期間は1週間に限られない。例えば1回で洗濯出来る期間を表示するために、洗濯物量が洗濯最大容量を超えない期間を最大限として表示してもよい。
また洗濯機利用者にいつまでに洗濯したいかを入力させてその期間の前後まで表示してもよい。あるいは、過去の洗濯履歴を参照して、たとえばよく洗濯する曜日や時間を優先して表示してもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、1週間分の洗濯に適切な日時を表示する。これにより、洗濯機利用者は1週間のうちでいつ洗濯すべきかを判断することが出来る。
(実施の形態9)
上記の実施の形態1から8では天気情報として天気予報で説明したが、気温、湿度、降水確率、風向、風速、日射量、花粉や火山灰、大気の汚れ度合いでもよい。これを図18と図19で説明する。
上記の実施の形態1から8では天気情報として天気予報で説明したが、気温、湿度、降水確率、風向、風速、日射量、花粉や火山灰、大気の汚れ度合いでもよい。これを図18と図19で説明する。
図18は花粉予報に基づいて日時抽出装置が洗濯に適する日時を抽出した結果の一例を示す図である。横軸に日時と花粉予報を示している。
現時点(10月3日以前)で推定される洗濯物量が洗濯乾燥最大容量を超えるのが10月6日、洗濯最大容量を超えるのが10月8日である。
すなわち、推定された洗濯物量に対して一度で洗濯乾燥運転を行う場合は10月5日までに、一度で洗濯運転を行う場合は10月7日までに行う必要があることがわかる。
本実施の形態の日時抽出装置はこれと天気情報とを組み合わせて洗濯に適切な日時を抽出する。
推定される洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日〜10月7日)のなかで、洗濯に適する日時(花粉の飛散が少ない日)がないため、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時(10月3日〜10月5日)を洗濯に適する日時として抽出する。
ここでは花粉の飛散が多い日は外干しをお薦めしないので洗濯乾燥最大容量を超える前に洗濯乾燥運転が可能な日時をお薦めしている。
また、洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日〜10月7日)のなかで、洗濯に適する日時(花粉の飛散が少ない日)があれば実施の形態1の図6ように、日時抽出装置はその日時を抽出してお薦めする。
同様に、図19は大気の汚れ具合に基づいて日時抽出装置が洗濯に適する日時を抽出した結果の一例を示す図である。
横軸に日時とPM2.5(大気中に浮遊する微粒子のうち、粒子径が概ね2.5マイクロメートル以下)予報を示している。
現時点(10月3日以前)で推定される洗濯物量が洗濯乾燥最大容量を超えるのが10月6日、洗濯最大容量を超えるのが10月8日である。
すなわち、推定された洗濯物量に対して一度で洗濯乾燥運転を行う場合は10月5日までに、一度で洗濯運転を行う場合は10月7日までに行う必要があることがわかる。
本実施の形態の日時抽出装置はこれと天気情報とを組み合わせて洗濯に適切な日時を抽出する。
推定される洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日〜10月7日)のなかで、洗濯に適する日時(PM2.5の少ない日)がないため、所定の洗濯乾燥最大容量を超える前の日時(10月3日〜10月5日)を洗濯に適する日時として抽出する。
ここではPM2.5が多いときは外干しをお薦めしないので洗濯乾燥最大容量を超える
前に洗濯乾燥運転が可能な日時をお薦めしている。
前に洗濯乾燥運転が可能な日時をお薦めしている。
また、洗濯物量が洗濯機の所定の洗濯乾燥最大容量を超えた後、所定の洗濯最大容量を超える前までの日時(10月6日〜10月7日)のなかで、洗濯に適する日時(PM2.5が少ない日)があれば実施の形態1の図6ように、日時抽出装置はその日時を抽出してお薦めする。
以上のように、本実施の形態は、洗濯情報として花粉情報や大気の汚れ具合や、洗濯に適する日時を気温、湿度、降水確率、洗濯指数、風向、風速、日射量、火山灰、などで実現できる。
(実施の形態10)
次に実施の形態10を図20、図21を用いて説明する。
次に実施の形態10を図20、図21を用いて説明する。
図20は実施の形態1の図1に相当するもので、日時抽出装置の構成を示す構成図である。
図1と比較して天気情報監視部123を備えている。詳細は後述する。なお、図1と同じ番号については同じ構成なので詳細な説明を省く。
図21は実施の形態1の図3に相当するもので、洗濯適切日時を抽出するアルゴリズムの一例を示すフロー図である。
図3と比較してステップS2103を備え、ステップ2102を変更している。詳細は後述する。なお、図3と同じステップ番号については同じアルゴリズムなので詳細な説明を省く。
なお、日時抽出装置が洗濯適切日時を抽出するフローは実施の形態1(図2)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置のハードウェア構成は実施の形態1(図4)と同じなので詳細な説明を省く。
図20の構成図において、天気情報監視部123は天気情報取得部100で取得した天気情報の精度や確度、的中率など信頼性を検証する。
たとえば、実施の形態1の図5のように天気情報を取得した場合、10月3日の時点で10月9日まで予測された天気情報について予報通りであったか否かを後日に監視するものである。
本実施の形態の日時抽出装置で抽出される洗濯に適する日時は天気情報の信頼性が高いほど有用である。天気情報の信頼性が低いと、たとえば実施の形態2の図6で10月8日、9日の晴れを抽出して洗濯をお薦めしても実際に当日の天気が雨となれば外干しはできす、乾燥運転を2回にわけて行う、または室内干しする場合が生じる。
その場合は10月5日を抽出して洗濯をお薦めしたほうが利用者にとって有用となる場合がある。10月5日であれば晴れであるので、洗濯運転を行って外干しが可能であり、雨であっても洗濯乾燥最大容量以下なので洗濯乾燥運転を行うことも可能である。
そのために、天気情報監視部123はある時点(10月3日以前)に取得した天気情報と実際の天気情報(いずれも天気情報取得部100から取得)とを比較し、その結果を蓄積・記憶することで洗濯機が使用される地域の天気情報の信頼性を監視する。そして、そ
の監視した情報を日時抽出に反映させる。
の監視した情報を日時抽出に反映させる。
図21の洗濯適切日時を抽出するアルゴリズムで、ステップS2103にて天気情報監視部123から監視情報を日時抽出部121に入力する。
ステップS2102で日時抽出部121は、洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出するときに、天気情報の信頼性を考慮する。
具体的には、天気情報の精度や確度、的中率など信頼性に応じて(あるいは所定値よりも低い場合は)、洗濯運転(洗濯最大容量以下の日時)よりも洗濯乾燥運転が可能な日時(洗濯乾燥最大容量以下の日時)を優先して抽出する。
たとえば、図6で天気情報監視部123での天気情報の信頼性が50%以下の場合、日時抽出部121は10月8日、9日よりも10月3日、4日、5日のほうを優先して抽出する。
以上によって、天気情報の信頼性に応じて洗濯に最適な日時を抽出することができる。
なお、天気情報監視部123が監視する天気情報には、天気情報に対する利用者の嗜好を含めてもよい。
たとえば、図6の10月8日、9日の天気予報が曇りであったと仮定する。日時抽出装置が8日、9日を抽出して洗濯をお薦めしたときに、洗濯機利用者がそれらの日に洗濯を行うか、その日を避けて10月3日、4日、5日に洗濯を行うかを天気情報監視部123は検知・蓄積して次回以降の日時抽出に利用者の嗜好を反映する。
これにより、天気予報が曇りの時は洗濯の日時抽出の中に入れるか外すかを利用者に応じて切り替えることができる。これも天気情報に対する使用者が考える信頼性の一部と捉えることができる。
(実施の形態11)
次に実施の形態11を図22、図23を用いて説明する。
次に実施の形態11を図22、図23を用いて説明する。
図22は実施の形態1の図1に相当するもので、日時抽出装置の構成を示す構成図である。
図1と比較して洗濯物量監視部124を備えている。詳細は後述する。なお、図1と同じ番号については同じ構成なので詳細な説明を省く。
図23は実施の形態1の図3に相当するもので、洗濯適切日時を抽出するアルゴリズムの一例を示すフロー図である。
図3と比較してステップS2104を備え、ステップS2105を変更している。詳細は後述する。なお、図3と同じステップ番号については同じアルゴリズムなので詳細な説明を省く。
なお、日時抽出装置が洗濯適切日時を抽出するフローは実施の形態1(図2)と同じなので詳細な説明を省く。日時抽出装置のハードウェア構成は実施の形態1(図4)と同じなので詳細な説明を省く。
図22の日時抽出装置の構成図で、洗濯物量監視部124は、洗濯物量推定部102で推定した洗濯物量の精度や確度、的中率、ばらつきなどの有用性を検証する。
たとえば、実施の形態1の図5のように10月3日の時点で洗濯物量を推定した場合、10月3日以降の洗濯物量について後日に実際にその推定通りであったか否かを監視するものである。
本実施の形態の日時抽出装置で抽出される洗濯に適する日時は洗濯物量の推定の有用性が高いほど有用である。洗濯物量の推定の有用性が低いと、たとえば実施の形態2の図6で10月10日に洗濯最大容量を超えると推定して、8日、9日を抽出して洗濯をお薦めしても実際の洗濯物量が推定よりも早い時期に洗濯最大容量を超えるとなれば実際に9日では1回で洗濯が不可能な場合が生じる(洗濯を2回にわけて行う)。
同様に、実施の形態1の図5で10月6日に洗濯乾燥最大容量を超えると推定して、3日、4日、5日を抽出して洗濯をお薦めしても実際の洗濯物量が推定よりも早い時期に洗濯乾燥最大容量を超えるとなれば実際に5日では1回で洗濯乾燥運転が不可能な場合が生じる(乾燥運転を2回にわけて行う。
また、実際の洗濯物量が推定よりも遅い時期に洗濯乾燥最大容量や洗濯最大容量を超えるとなれば1回で洗濯または洗濯乾燥運転が可能な期間は長くなり抽出される日時が変化する。たとえば、図5において、10月6日から8日は雨なので3日〜5日を抽出しているが、10月9日の晴れの日において洗濯が可能となる場合が生じる。
そのために、洗濯物量監視部124は推定された洗濯物量と実際の洗濯物量(いずれも洗濯物量推定部102から取得)とを比較し、その結果を蓄積・記憶することで洗濯物量推定部102の推定と実際の洗濯物量の有用性を監視する。そして、その監視した情報を日時抽出に反映させる。
図23の洗濯適切日時を抽出するアルゴリズムで、ステップS2104にて洗濯物量監視部124から洗濯物量に関する監視情報を日時抽出部125に入力する。
ステップS2105で日時抽出部125は、洗濯乾燥最大容量を超える前の日時を抽出するときに、洗濯物量推定の有用性を考慮する。具体的には、洗濯物量推定の精度や確度、的中率、ばらつきに応じて(あるいは所定値よりも低い場合は)抽出日時を調整する。
調整の方法として、実施の形態1で抽出した日時に所定の係数を乗算して抽出日時を前後させてもよいし、実施の形態1で抽出した日時から所定時間を加減算してもよい。いずれも乗算する係数や加減算する所定時間は洗濯物量監視部からの有用性に応じた値とする。
たとえば、図6で洗濯物量推定の有用性が50%以下で、実際の洗濯物量が推定よりも多い場合は10月9日よりも8日のほうを優先して抽出し前倒しする。10月5日よりも3日、4日のほうを優先して抽出し前倒しする。
同様に、実際の洗濯物量が推定よりも少ない場合は10月8日、9日、10日優先して抽出期間を長くする。10月3日よりも4日、5日のほうを優先して抽出し遅めにする。
以上によって、洗濯物量推定の有用性に応じて洗濯に最適な日時を抽出することができる。
また洗濯物量推定の有用性が変化して低くなった場合は、季節が変わった、家族構成が変わった、生活環境が変わったなどの要因が考えられるので、洗濯物量推定部102で行う洗濯物量の推定を(洗濯物量係数を)リセットしてもよい。
なお、洗濯物量監視部124が監視する洗濯物量に関する情報には、洗濯に対する利用者の嗜好を含めてもよい。
たとえば、利用者が天気予報に応じて洗濯する日を変えるタイプか、曜日などを決めて洗濯するタイプかを洗濯物量から監視して次回の抽出日時に反映する。
図6の10月8日、9日の天気予報が曇りであったと仮定する。日時抽出装置が8日、9日を抽出して洗濯をお薦めしたときに、洗濯機利用者がそれらの日に洗濯を行うか、その日を避けて10月3日、4日、5日に洗濯を行うかを天気情報監視部123は検知・蓄積して次回以降の日時抽出に利用者の嗜好を反映する。これにより天気予報が曇りの時は洗濯の日時抽出の中に入れるか外すかを利用者に応じて切り替えることができる。同様に雨でも洗濯を行う利用者がいればその嗜好を検知・蓄積して次回以降の日時抽出に利用者の嗜好を反映してもよい。
また利用者が洗濯乾燥運転をよく行うタイプか洗濯運転をよく行うタイプかを洗濯物量から監視して次回の抽出日時に反映する。
なお、実施の形態10と実施の形態11とを組み合わせて、日時抽出装置に天気情報監視部123と洗濯物量監視部124の両方設けて日時抽出に天気情報の精度と洗濯物量推定の精度の両方(または状況に応じていずれか一方)を反映させてもよい。
なお、本実施の形態では、洗濯機能と乾燥機能の両方を備えて洗濯槽から衣類を取り出すことなく洗濯運転から乾燥運転まで連続して行うことができる洗濯機で説明したが、洗濯機と乾燥機とが別々の機器であって洗濯した衣類を使用者が洗濯槽から乾燥ドラムに移して乾燥運転を行うような場合においても、日時抽出装置と日時抽出方法は実現できる。
すなわち、洗濯物量を推定する洗濯物量推定部と、前記推定された洗濯物量が乾燥機能の所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する日時抽出部と、を備える日時抽出装置である。
また、天気情報を取得する天気情報取得ステップと、洗濯物量を推定する洗濯物量推定ステップと、前記洗濯物量が乾燥機能の所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の所定の洗濯最大容量を超える前まで日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する日時抽出ステップと、を含む日時抽出方法である。
また、天気情報を取得し、洗濯物量を推定し、洗濯物量が乾燥機能の所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の所定の洗濯最大容量を超える前まで日時のなかに、取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、所定の乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する、機器としてコンピュータを機能させる制御プログラムである。
以上のように、本発明にかかる日時抽出装置、日時抽出方法、および制御プログラムは、洗濯機利用者がいつ洗濯すべきかを判断することが出来るので、家庭用に限らず業務用
の洗濯機等に適応できる。また、ネットワークに接続された洗濯機や乾燥機、受信機を備えた洗濯機や乾燥機等にも適用できる。洗濯機は家庭用に限らずコンランドリーやクリーニング、工場など業務用でも構わない。衣類に限らない。天気情報に応じて洗浄・乾燥運転する機器に応用できる。
の洗濯機等に適応できる。また、ネットワークに接続された洗濯機や乾燥機、受信機を備えた洗濯機や乾燥機等にも適用できる。洗濯機は家庭用に限らずコンランドリーやクリーニング、工場など業務用でも構わない。衣類に限らない。天気情報に応じて洗浄・乾燥運転する機器に応用できる。
100 天気情報取得部
101、121、125 日時抽出部
102 洗濯物量推定部
103 入力部
104 表示部
105 洗濯物量測定部
106 運転制御部
107 洗濯機能部
108 検知部
109 通信部
110 表示部
123 天気情報監視部
124 洗濯物量監視部
10000 CPU
10001 メモリ
10002 ネットワークコントローラ
101、121、125 日時抽出部
102 洗濯物量推定部
103 入力部
104 表示部
105 洗濯物量測定部
106 運転制御部
107 洗濯機能部
108 検知部
109 通信部
110 表示部
123 天気情報監視部
124 洗濯物量監視部
10000 CPU
10001 メモリ
10002 ネットワークコントローラ
Claims (8)
- 天気情報を取得する天気情報取得部と、
洗濯物量を推定する洗濯物量推定部と、
前記推定された洗濯物量が乾燥機能の所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する日時抽出部と、
を備える日時抽出装置。 - 前記日時抽出部は、前記推定された洗濯物量が乾燥機能の前記所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の前記所定の洗濯最大容量を超える前までの日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がある場合は、当該洗濯に適する日時を抽出する、
請求項1に記載の日時抽出装置。 - 前記日時抽出部は、前記洗濯に適する日時のうち最も後の日時を抽出する、
請求項1または2のいずれか1つに記載の日時抽出装置。 - さらに、洗濯機の洗濯物収納部の開または閉を検知する検知部を備え、
前記日時抽出部は、前記検知部により洗濯物収納部の開または閉が検知されたときに洗濯に適する日時を抽出する、
請求項1から3のいずれか1つに記載の日時抽出装置。 - 前記日時抽出装置は、前記天気情報の信頼性を監視する天気情報監視部を備え、
前記日時抽出部は、前記天気情報監視部からの監視情報に応じて、抽出した当該洗濯に適する日時を変更する、
請求項1に記載の日時抽出装置。 - 前記日時抽出装置は、前記洗濯物量の有用性を監視する洗濯物量監視部を備え、
前記日時抽出部は、前記洗濯物量監視部からの監視情報に応じて、抽出した当該洗濯に適する日時を変更する、
請求項1に記載の日時抽出装置。 - 天気情報を取得する天気情報取得ステップと、
洗濯物量を推定する洗濯物量推定ステップと、
前記洗濯物量が乾燥機能の所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の所定の洗濯最大容量を超える前まで日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する日時抽出ステップと、
を含む日時抽出方法。 - 天気情報を取得し、
洗濯物量を推定し、
前記洗濯物量が乾燥機能の所定の乾燥最大容量を超える日時から、洗濯機能の所定の洗濯最大容量を超える前まで日時のなかに、前記取得された天気情報に基づく洗濯に適する日時がない場合は、前記所定の乾燥最大容量を超える前の日時を抽出する、
機器としてコンピュータを機能させる制御プログラム。
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Cited By (6)
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CN109355863A (zh) * | 2018-11-08 | 2019-02-19 | 珠海格力电器股份有限公司 | 洗衣装置的智能控制方法及洗衣装置 |
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2015
- 2015-03-17 JP JP2015052762A patent/JP2015198921A/ja active Pending
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