JP2018102493A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】前胴回り部における横方向の他方側の端部を他方側且つ上方へ引っ張る際に、同端部を手で掴み易くする。【解決手段】縦方向と横方向と前後方向とを有した吸収性物品1である。横方向に沿った前胴回り部20と、前胴回り部20と共同して、縦方向の上側に胴回り開口BHを形成するための横方向に沿った後胴回り部30と、これら20,30よりも下方に位置しつつ、これら20,30の間に設けられた股下部10とを備える。前胴回り部20の横方向の一方側の端部20eW1と後胴回り部30の一方側の端部30eW1とは接合されている。後胴回り部30における横方向の他方側の端部30eW2には、前胴回り部20に係止可能な係止部40が設けられている。前胴回り部20における他方側の端部20eW2は、同端部20eW2の縦方向の中央部20eW2cよりも他方側に突出した部分20eW2paを、中央部20eW2cよりも上側の位置に有する。【選択図】図3

Description

本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品に関する。
従来、排泄物を吸収する吸収性物品として所謂テープ型おむつやパンツ型おむつ等の使い捨ておむつが知られている。また、このテープ型おむつやパンツ型おむつが抱える問題、すなわち、両脚をばたつかせる乳幼児等に履かせるのが難しいという問題を解決可能なおむつとして、特許文献1には所謂片開きパンツ型おむつが開示されている。
かかるおむつ1’は、図1に示すように、横方向に沿った前胴回り部20’と、前胴回り部20’と共同して、横方向と交差する縦方向の上側に胴回り開口BH’を形成するための横方向に沿った後胴回り部30’と、前胴回り部20’及び後胴回り部30’よりも縦方向の下方に位置しつつ、前胴回り部20’と後胴回り部30’との間に設けられた股下部10’と、を有している。また、前胴回り部20’における横方向の一方側の端部20eW1’と後胴回り部30’における横方向の一方側の端部30eW1’とは、接合部j1’で接合されていて、これにより、当該一方側には脚回り開口LH1’が一つだけ形成されている。更に、後胴回り部30’における横方向の他方側の端部30eW2’には、前胴回り部20’に係止可能な係止部40’が設けられている。
特開2008−104874号公報
かかるおむつ1’の着用者への装着は、次のようにしてなされる。先ず、図2Aに示すように、着用者の横方向の一方の脚ML1’を一方側の上記脚回り開口LH1’に入れる。そして、当該脚回り開口LH1’の一部をなす股下部10’が上記一方の脚ML1’の鼠蹊部ML1P’に当たるように着用者の股間(股下)の方へ同おむつ1’を引き上げる。そうしたら、図2Bに示すように、後胴回り部30’における他方側の端部30eW2’の係止部40’を前胴回り部20’に係止する。すると、これにより、他方の脚ML2’にも、これを覆うように他方側の脚回り開口LH2’が形成されるとともに、着用者の胴回りを覆うように胴回り開口BH’が形成されて、以上をもって、着用者へのおむつ1’の装着作業が終了する。
但し、この係止部40’を前胴回り部20’に係止する際には、他方の脚ML2’の鼠蹊部ML2P’での漏れ防止の観点から、図2Aの如く当該他方の脚ML2’の鼠蹊部ML2P’に股下部10’が当接するように、前胴回り部20’における他方側の端部20eW2’及び後胴回り部30’における他方側の端部30eW2’の係止部40’をそれぞれ各手で掴んで、図2A中の矢印の方向に、すなわち横方向の他方側且つ上方に引っ張る必要があるが、この点につき、特許文献1に記載のおむつ1’の前胴回り部20’における他方側の端部20eW2’は、そのような横斜め上方向の引っ張り操作に適した形状になっていない。
すなわち、この特許文献1では、同図2Aに示すように当該他方側の端部20eW2’の形状が、縦方向に沿った直線状となっている。そのため、単に横方向の他方側へ引っ張る場合には手で掴み易いかもしれないが、かかる横方向の他方側への引っ張りと同時に上方へも引っ張る場合には、かかる直線状の形状よりももっと適した形状があるものと考えられる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、吸収性物品を着用者に装着すべく、前胴回り部における横方向の他方側の端部を他方側且つ上方へ引っ張る際に、当該端部を手で掴み易くすることにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
縦方向と、前記縦方向と交差する横方向と、前記縦方向及び前記横方向と直交する前後方向と、を有した吸収性物品であって、
前記横方向に沿った前胴回り部と、
前記前胴回り部と共同して、前記縦方向の上側に胴回り開口を形成するための前記横方向に沿った後胴回り部と、
前記前胴回り部及び前記後胴回り部よりも前記縦方向の下方に位置しつつ、前記前胴回り部と前記後胴回り部との間に設けられた股下部と、を備え、
前記前胴回り部における前記横方向の一方側の端部と前記後胴回り部における前記横方向の一方側の端部とは、接合部で接合されており、
前記後胴回り部における前記横方向の他方側の端部には、前記前胴回り部における前記前後方向の前側の面に係止可能な係止部が設けられており、
前記前胴回り部における前記他方側の端部は、当該他方側の端部における前記縦方向の中央部よりも前記横方向の前記他方側に突出した部分を、前記中央部よりも前記縦方向の上側の位置に有していることを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、吸収性物品を着用者に装着すべく、前胴回り部における横方向の他方側の端部を他方側且つ上方へ引っ張る際に、当該端部を手で掴み易くなる。
片開きパンツ型おむつ1’の一例の概略斜視図である。 図2A及び図2Bは、片開きパンツ型おむつ1’の装着手順の概略説明図である。 本実施形態の片開きパンツ型おむつ1の概略斜視図である。 展開状態のおむつ1を着用者の非肌側から見た概略平面図である。 図4A中のB−B断面図である。 図5A乃至図5Cは、おむつ1の装着手順の概略説明図である。 図4A中の前胴回り部20の概略拡大図である。 前胴回り部20における横方向の他方側の端部20eW2が、上端20eW2euにおいて最も横方向の他方側に突出した例の概略説明図である。 前胴回り部20における横方向の他方側の端部20eW2に、他方側に突出した第2部分20eW2pbを有しない例の概略説明図である。 図9A及び図9Bは、前胴回り部20の前側の面に係止対象部分50として不織布の雌材55を設ける一方、後胴回り部30の係止部40として雄材45を設けた場合に生じる不具合の概略説明図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
縦方向と、前記縦方向と交差する横方向と、前記縦方向及び前記横方向と直交する前後方向と、を有した吸収性物品であって、
前記横方向に沿った前胴回り部と、
前記前胴回り部と共同して、前記縦方向の上側に胴回り開口を形成するための前記横方向に沿った後胴回り部と、
前記前胴回り部及び前記後胴回り部よりも前記縦方向の下方に位置しつつ、前記前胴回り部と前記後胴回り部との間に設けられた股下部と、を備え、
前記前胴回り部における前記横方向の一方側の端部と前記後胴回り部における前記横方向の一方側の端部とは、接合部で接合されており、
前記後胴回り部における前記横方向の他方側の端部には、前記前胴回り部における前記前後方向の前側の面に係止可能な係止部が設けられており、
前記前胴回り部における前記他方側の端部は、当該他方側の端部における前記縦方向の中央部よりも前記横方向の前記他方側に突出した部分を、前記中央部よりも前記縦方向の上側の位置に有していることを特徴とする吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、前胴回り部における他方側の端部は、同端部における縦方向の中央部よりも横方向の他方側に突出した部分を、当該中央部よりも縦方向の上側の位置に有している。よって、当該端部を他方側且つ上方へ引っ張る際に、同端部を手で掴み易くなる。
また、前胴回り部に後胴回り部の係止部を係止した状態においては、後胴回り部は、前胴回り部における上記他方側の端部に前側から重なった状態となるが、その際に、当該他方側の端部が上記突出した部分を有していない場合と比べて、当該突出した部分の面積分、当該他方側の端部は、後胴回り部との接触面積を大きく確保することができる。そして、これにより、上記係止部の係止後に起こり得る前胴回り部と後胴回り部との位置ずれを有効に防ぐことができる。
かかる吸収性物品であって、
前記前胴回り部における前記他方側の端部は、前記縦方向の前記中央部よりも前記縦方向の下側の位置に、前記中央部よりも前記横方向の前記他方側に突出した第2部分を有しているのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、前胴回り部における他方側の端部は、横方向の他方側に突出した第2部分を、当該中央部よりも縦方向の下側に有している。よって、当該他方側の端部は、後胴回り部との接触面積をより大きく確保することができて、これにより、上記係止部の係止後に起こり得る前胴回り部と後胴回り部との位置ずれをより有効に防ぐことができる。
かかる吸収性物品であって、
前記前胴回り部における前記他方側の端部は、前記突出した部分及び前記突出した第2部分を一つずつ有しているのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、前胴回り部における他方側の端部は、突出した部分と突出した第2部分との間の上記中央部に、横方向の一方側にへこんだ部分を一つだけ有した形状となっている。よって、上記係止部を前胴回り部に係止する際には、当該へこんだ部分を、前胴回り部における縦方向の中央部を示す目印として用いながら、当該前胴回り部に後胴回り部を前側から重ねることができる。そして、これにより、前胴回り部と後胴回り部とを縦方向に適正な位置関係で重ねることができる。
かかる吸収性物品であって、
前記前胴回り部は、前記係止部が係止されるべき係止対象部分を有し、
前記前胴回り部において前記係止対象部分よりも前記一方側の部分は、前記横方向の伸縮性を有した伸縮領域を備えているのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、前胴回り部への上記係止部の係止後に上記の伸縮領域が横方向に収縮すると、当該係止部は横方向の一方側に引っ張られるが、この引っ張りにより、係止部と前胴回り部との間に横方向の剪断力が付与される。そして、これにより、係止部と前胴回り部との係止力を高めることができて、その結果、吸収性物品の着用中に係止部が前胴回り部から意図せずに外れてしまうことを有効に防ぐことができる。
かかる吸収性物品であって、
前記前胴回り部において前記係止対象部分が設けられた部分は、前記伸縮領域よりも前記横方向の伸縮性が低い低伸縮領域であるのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、前胴回り部が横方向の伸縮性を有するようにしながらも、当該伸縮性に伴って生じ得る係止対象部分の皺を確実に抑制することができて、これにより、当該係止対象部分を略平坦状に維持可能となる。そして、その結果、当該係止対象部分上に、上記係止部との係止に寄与する面積を大きく確保することができて、これにより、前胴回り部と係止部との係止力を高めることができる。
かかる吸収性物品であって、
前記突出した部分のうちで最も前記他方側に突出した最大突出部分は、前記前胴回り部における前記他方側の前記端部の前記縦方向の上端よりも下側に位置しているのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、前胴回り部における他方側の端部の縦方向の上端よりも下側の位置で、上記の突出した部分は、最も他方側に突出している。よって、上端で最も突出している場合と比べて、鋭利なイメージを軽減することができて、これにより、着用者又は着用者に吸収性物品を装着する母親等の着用作業者に安心感を与えることができる。
また、前胴回り部に上記の係止部を係止すべく後胴回り部を前胴回り部における他方側の端部に重ねる際に、後胴回り部が前胴回り部の適正位置よりも下方にずれてしまうことが考えられる。しかし、上述のように最大突出部分を上端よりも下側に位置させておけば、当該最大突出部分が後胴回り部に重なった状態となる確率を高めることができる。そして、これにより、当該他方側の端部は、後胴回り部との接触面積を大きく確保し易くなる。
かかる吸収性物品であって、
前記最大突出部分及びその周辺部分の輪郭は、曲線で形成されているのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、上記の最大突出部分及びその周辺部分を見た者が感じる鋭利なイメージを軽減することができる。よって、着用者又は当該着用者に吸収性物品を装着する母親等の着用作業者に安心感を与えることができる。
かかる吸収性物品であって、
前記後胴回り部において前記股下部よりも前記他方側の部分は、前記横方向の伸縮性を有した伸縮領域を備えており、
前記係止部が前記前胴回り部に係止された状態においては、前記後胴回り部の前記伸縮領域が、前記前胴回り部に重なるのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、前胴回り部への上記係止部の係止後に後胴回り部の伸縮領域が横方向に収縮すると、当該伸縮領域には縦方向に沿った複数の皺が横方向に並んで生じるが、ここで、これらの皺は、当該伸縮領域が重なる前胴回り部に当接する。よって、当該皺に基づいて、伸縮領域が前胴回り部に引っ掛かり易くなる。そして、このことも、前胴回り部への上記係止部の係止後に起こり得る前胴回り部と後胴回り部との位置ずれの防止に有効に寄与する。
かかる吸収性物品であって、
前記係止部は、雄材が係止可能な雌材を有し、
前記前胴回り部における前記前後方向の前側の面には、前記雌材が係止されるべき係止対象部分として前記雄材が設けられており、
前記雌材を前記雄材に係止した状態では、前記後胴回り部が前側から前記前胴回り部に重なった状態となっているのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、雄材は、前胴回り部における前側の部分に設けられている。よって、当該雄材に上記係止部の雌材を係止すべく後胴回り部を前側から前胴回り部に重ねる際に、雄材で着用者の肌を傷つけてしまうことを防ぐことができる。
かかる吸収性物品であって、
前記前後方向から見た場合に、前記前胴回り部において前記股下部と重なる部分には、前記係止部が係止されるべき係止対象部分が設けられているのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、上記の係止対象部分の剛性を、前胴回り部の剛性だけでなく股下部の剛性によっても補うことができて、これにより、当該係止対象部分には皺が寄り難くなる。そのため、当該係止対象部分に皺が寄った場合に起こり得る問題、すなわち当該皺に起因して係止対象部分上において係止に寄与する面積が減少してしまって、上記係止部に対する係止力が小さくなってしまうという問題を有効に防ぐことができる。
かかる吸収性物品であって、
前記突出した部分の中心線は、前記他方側且つ上方を向いているのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、上記突出した部分の中心線は、他方側且つ上方を向いている。よって、前胴回り部における他方側の端部を他方側且つ上方へ引っ張る際に、同端部をより一層手で掴み易くなる。
また、上記の中心線が、他方側且つ上方を向いているので、当該端部を手で掴んで引っ張る者に、横方向の他方側に引っ張るだけでなく上方にも引っ張るべきである旨を連想させることができる。よって、当該端部を他方側且つ上方に確実に引っ張ることができる。
かかる吸収性物品であって、
前記後胴回り部における前記他方側の端部には、前記後胴回り部とは別部材として前記係止部が接合部で接合されていて、当該係止部は、前記端部よりも前記他方側に突出しており、
前記前胴回り部の前記突出した部分において前記中央部よりも前記他方側に位置する部分の前記横方向の大きさは、前記後胴回り部の前記係止部において前記接合部よりも前記他方側に位置する部分の前記横方向の大きさよりも小さいのが望ましい。
このような吸収性物品によれば、上記突出した部分の横方向の大きさを比較的小さくすることができる。よって、当該突出した部分が横方向に大きい場合に起こり得る不具合、すなわち、同突出した部分の曲げ剛性が小さくなることに起因して当該突出した部分が折れ曲がり易くなるという不具合を有効に防ぐことができる。そして、その結果、当該突出した部分が折れ曲がった状態で吸収性物品が着用されて着用者にごわつき等の違和感を感じさせてしまうことを防ぐことができる。
===本実施形態===
本実施形態の吸収性物品は使い捨ておむつ1である。また、同おむつ1の着用者は新生児や乳幼児等である。
図3は、当該おむつ1の概略斜視図である。
このおむつ1は、図3のような着用前の片開きパンツ型状態において、「縦方向」と、縦方向と直交する「横方向」と、縦方向及び横方向と直交する「前後方向」と、を有している。そして、同おむつ1の着用中に、縦方向は、上下方向を向いていることが多い。そのため、以下では、縦方向のことを「上下方向」とも言う。
なお、上下方向については、上側が、着用者の胴回り側に対応し、下側が、着用者の股下側に対応している。また、前後方向については、前側が着用者の腹側に対応し、後側が着用者の背側に対応している。更に、横方向については、一方側が着用者の左側に対応し、他方側が着用者の右側に対応している。なお、以下の説明で、単に「一方側」及び「他方側」と言う場合には、横方向の一方側及び他方側を指しているものとする。
図3の片開きパンツ型状態においては、おむつ1は、横方向に沿った前胴回り部20と、この前胴回り部20の後側に位置しつつ、当該前胴回り部20と共同して、縦方向の上側に胴回り開口BHを形成するための横方向に沿った後胴回り部30と、前胴回り部20と後胴回り部30との間に設けられた股下部としての吸収性本体10と、を備えている。そして、吸収性本体10は、前胴回り部20及び後胴回り部30よりも縦方向の下方に突出して位置している。
また、前胴回り部20における横方向の一方側の端部20eW1と後胴回り部30における横方向の一方側の端部30eW1とは、接合部j1で接合されている。そして、これにより、前胴回り部20及び後胴回り部30が、吸収性本体10と共同して、横方向の一方側且つ下側の位置に脚回り開口LH1を一つ形成している。ちなみに、接合部j1は、溶着又は接着等で形成されている。
更に、後胴回り部30における横方向の他方側の端部30eW2には、前胴回り部20における前側の面に係止可能な係止部40が設けられている。そして、図3中に2点鎖線で仮想的に示すように、当該係止部40が前胴回り部20の上記前側の面に係止されることで、前胴回り部20と後胴回り部30とが共同して上側に胴回り開口BHを形成するとともに、前胴回り部20と後胴回り部30と吸収性本体10とが共同することで、他方側且つ下側の位置にも脚回り開口LH2を一つ形成する。そして、これにより、当該おむつ1は、着用者に着用された状態となる。
図4Aは、展開状態のおむつ1を着用者の非肌側から見た概略平面図である。また、図4Bは、図4A中のB−B断面図である。
ここで、展開状態とは、図3の片開きパンツ型状態のおむつ1が横方向の一方側に有する前述の接合部j1の接合を解くことで、前胴回り部20と後胴回り部30とを分離するとともに、おむつ1を縦方向に開くことで、おむつ1を平面上に展開した状態のことである。
また、この展開状態においては、おむつ1を構成する各部材の伸縮性が皆無であるという仮想的状態で同おむつ1を示している。例えば、この例では、おむつ1には、同おむつ1に伸縮性を付与する目的で複数の弾性部材16,23,33が設けられているが、この展開状態では、かかる弾性部材16,23,33の伸縮性(収縮力)が全く無いという仮想的状態で同おむつ1を示している。
展開状態においては、おむつ1は、互いに直交する三方向として長手方向と横方向と厚さ方向(図4Aでは紙面を貫通する方向)とを有している。なお、長手方向は、前述の縦方向に沿っている。そして、長手方向の一方側が腹側に対応し、他方側が背側に対応している。また、長手方向の外側が、縦方向の上側に対応し、長手方向の内側が、縦方向の下側に対応している。そして、このように長手方向と縦方向とは互いに似通った方向であることから、以下では、説明の都合上、この展開状態においても、長手方向に代えて縦方向を用いて説明することもある。一方、横方向は、前述の片開きパンツ型状態における横方向と同義である。また、厚さ方向については、一方側が、着用者の身体に接する肌側に対応し、他方側が、その逆側の非肌側に対応している。なお、厚さ方向は、前述の前後方向に沿っている。そのため、以下では、説明の都合上、この展開状態においても、厚さ方向に代えて前後方向を用いて説明することもある。
図4Aの展開状態においては、前胴回り部20は、横方向に沿って配されており、また、後胴回り部30は、前胴回り部20と長手方向に所定の間隔をあけた位置で、横方向に沿って配されている。そして、これら前胴回り部20と後胴回り部30との間に吸収性本体10が長手方向に沿って掛け渡されつつ、同吸収性本体10の長手方向の各端部10ea,10ebが、それぞれ最寄りの胴回り部20,30に接合固定されていて、これにより、その外観形状は、平面視略H型状をなしている。
吸収性本体10は、図4Aの展開状態において平面視略長方形状をなしている。そして、吸収性本体10の長手方向が、おむつ1の長手方向に沿うように配されている。また、図4Bに示すように、吸収性本体10は、吸収体11と、同吸収体11を肌側から覆って設けられたトップシート13と、同吸収体11を非肌側から覆って設けられたバックシート15と、を備えている。
吸収体11は、液体吸収性の吸収性コア11cと、同コア11cの外周面を被覆する不図示のコアラップシートと、を有する。吸収性コア11cは、所定の液体吸収性素材を所定形状の一例としての平面視略砂時計形状に成形した成形体である。液体吸収性素材としては、パルプ繊維等の液体吸収性繊維や、高吸収性ポリマー(所謂SAP)等の液体吸収性粒状物を例示できる。また、コアラップシートには、ティッシュペーパーや不織布等の液透過性シートを使用可能であるが、コアラップシートについては無くても良い。また、吸収性コア11cの形状は、何等上記の平面視略砂時計形状に限らず、他の形状でも良い。
トップシート13は、不織布等の液透過性の柔軟なシートである。また、バックシート15は、液不透過性の柔軟なシートである。そして、同バックシート15の一例としては、ポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルム等の液不透過性の防漏シート15aと、防漏シート15aの非肌側に貼り合わされた不織布製の外装シート15bとを有した二層構造のラミネートシート15が挙げられる(図4B)。
なお、図4Aに示すように、少なくともバックシート15は、吸収体11から長手方向及び横方向に突出するような平面サイズのシートである。そして、横方向に突出した部分に、それぞれ長手方向に伸縮するレッグギャザーLGが形成されている。すなわち、当該突出した部分には、長手方向に沿って糸ゴム等の複数の弾性部材16,16…が長手方向に伸長した状態で固定されていて、これにより、当該部分に伸縮性のレッグギャザーLGが形成されている。
後胴回り部30は、同図4Aに示すように、不織布等の柔軟なシートを素材とした平面視略矩形形状のシート部材である。この例では、図4Bに示すように、不織布31,32を二枚重ねに接合することで後胴回り部30は形成されている。そして、図4Aに示すように、当該後胴回り部30は、吸収性本体10よりも横方向の両側に突出するように配されつつ、同吸収性本体10における背側の端部10ebに非肌側から重ねられて接合されている。
また、図4A及び図4Bに示すように、後胴回り部30に係る2枚の不織布31,32同士の間には、横方向に沿った糸ゴム等の複数の弾性部材33,33…が縦方向に並んで介挿されつつ、横方向に伸長した状態で同不織布31,32に接合固定されている。そして、これにより、後胴回り部30には、横方向の伸縮性が付与されている。
詳しくは、図4Aに示すように、かかる弾性部材33,33…は、後胴回り部30の縦方向の上端部30euについては、概ね横方向の一方側の端から他方側の端までに亘って連続して配置されている。一方、後胴回り部30のうちで上端部30euよりも下側の部分30dについては、弾性部材33は、横方向の一部で非連続となるように配されている。すなわち、当該下側の部分30dのうちで吸収性コア11cの横方向の中央部と重なる部分30cについては、弾性部材33が配置されていないが、当該部分30cよりも横方向の一方側及び他方側の部分30w1,30w2については、それぞれ、横方向に沿った弾性部材33が縦方向に複数並んで配置されている。そして、これにより、吸収性コア11cの横方向の端部11ceと重なる部分にも弾性部材33が配置されている。しかし、何等これに限らない。例えば、当該下側の部分30dにおいて吸収性コア11cと重なる部分に弾性部材33を全く配置しなくても良い。
更に、図4Aに示すように、後胴回り部30における横方向の他方側の端部30eW2には、後胴回り部30とは別部材として、前述の係止部40が、接合部j2で接合されている。係止部40は、後胴回り部30と同様に不織布等の柔軟なシートからなり、本実施形態では、2枚の不織布41,42を貼り合わせたものである。そして、かかる不織布41,42製の係止部40は、前述の係止の際に雌材として機能する。すなわち、かかる係止部40を、前胴回り部20の後述の係止対象部分50の雄材50に引っ掛けて、当該係止部40を前胴回り部20に係止する。なお、接合部j2は、溶着又は接着等で形成されている。
また、図4A中には、後胴回り部30における横方向の中心位置を示す中心線CL30も示しているが、この中心線CL30は、後述の図5Aの着用者が一方側の脚ML1をおむつ1の一方側の脚回り開口LH1に入れた状態において、着用者の身体における横方向の中心位置CLMと一致するように設計されている。しかし、図4Aを参照してわかるように、当該中心線CL30は、吸収性本体10における横方向の中心位置を示す中心線CL10に対しては横方向にずれている。詳しくは横方向の他方側にずれているが、このようにすることで、おむつ1を着用者に装着すべく後述の図5Bに示すように後胴回り部30の係止部40で横方向の他方側へ引っ張った際に、吸収性本体10の中心線CL10が、着用者の身体の中心位置CLMに一致するようにしている。
一方、前胴回り部20も、同図4Aに示すように不織布等の柔軟なシートを素材とした平面視略矩形形状のシート部材である。この例では、図4Bに示すように、不織布21,22を二枚重ねに接合することで前胴回り部20は形成されている。そして、図4Aに示すように、当該前胴回り部20は、吸収性本体10よりも横方向の両側に突出するように配されつつ、同吸収性本体10における腹側の端部10eaに非肌側から重ねられて接合されている。
また、図4A及び図4Bに示すように、前胴回り部20に係る2枚の不織布21,22同士の間にも、横方向に沿った糸ゴム等の複数の弾性部材23,23…が縦方向に並んで介挿されつつ、横方向に伸長した状態で同不織布21,22に接合固定されている。そして、これにより、前胴回り部20には、横方向の伸縮性が付与されている。
詳しくは、かかる弾性部材23は、前胴回り部20のうちで吸収性コア11cの横方向の中央部よりも横方向の一方側の部分20w1にのみ設けられていて、前胴回り部20において吸収性コア11cの横方向の中央部に相当する部分20c及び同部分20cよりも横方向の他方側の部分20w2には設けられていない。よって、前胴回り部20については、かかる一方側の部分20w1にのみ横方向の伸縮性が付与されていて、上記他方側の部分20w2については伸縮性が付与されていない。
また、当該他方側の部分20w2の非肌側面(前後方向で言えば、前述の前側の面に相当)には、前述の係止部40と係止する係止対象部分50が設けられている。係止対象部分50は、例えば面ファスナーの雄材50である。すなわち、同雄材50の略矩形状の非肌側面には、複数の係止用突起(不図示)が設けられている。よって、これら係止用突起が、前述の不織布41,42で形成された係止部40の繊維に引っ掛かることにより、係止部40が係止対象部分50に係止される。なお、係止用突起の形状例としては、釣り針型やキノコ型等を挙げることができる。
図5A乃至図5Cは、おむつ1の装着手順の説明図である。
先ず、着用者の横方向の一方の脚ML1をおむつ1の一方側の脚回り開口LH1に入れる。そして、図5Aに示すように、当該脚回り開口LH1の一部をなす吸収性本体10が上記一方の脚ML1の鼠蹊部ML1Pに当たるように着用者の股間(股下)の方へ同おむつ1を引き上げる。そうしたら、図5Bの状態を経て図5Cの如く、後胴回り部30における横方向の他方側の端部30eW2の係止部40を前胴回り部20の雄材50に係止する。すると、これにより、他方の脚ML2を覆うように他方側の脚回り開口LH2が形成されるとともに、着用者の胴回りを覆うように胴回り開口BHが形成される。そして、着用者へのおむつ1の装着作業が終了する。
但し、冒頭で説明したように、図5Bの係止部40を図5Cに示すように前胴回り部20の雄材50に係止する際には、図5Bの他方の脚ML2の鼠蹊部ML2Pでの漏れ防止の観点から、当該鼠蹊部ML2Pに吸収性本体10が当接するように、前胴回り部20における他方側の端部20eW2及び後胴回り部30における他方側の端部30eW2の係止部40をそれぞれ各手で掴んで、同図5B中の矢印の方向たる他方側且つ上方に引っ張る必要がある。すなわち、単に横方向の他方側にだけ引っ張るのではなく、上方にも引っ張る必要がある。
そこで、本実施形態では、このような横方向の他方側且つ上方への引っ張り操作を行い易い形状に、前胴回り部20における他方側の端部20eW2は形成されている。図6は、その説明図であって、図4A中の前胴回り部20の概略拡大図である。
同図6に示すように、前胴回り部20における他方側の端部20eW2は、同端部20eW2における縦方向の中央部20eW2cよりも横方向の他方側に突出した部分20eW2paを、当該中央部20eW2cよりも縦方向の上側の位置に有している。
よって、当該端部20eW2を他方側且つ上方へ引っ張る際には、当該突出した部分20eW2paも速やかに掴むことができて、これにより、同端部20eW2を手で掴み易くなる。
また、図5Cのように前胴回り部20の雄材50に後胴回り部30の係止部40を係止した状態においては、後胴回り部30は、前胴回り部20における上記他方側の端部20eW2に前側から重なった状態となるが、その際に、当該他方側の端部20eW2が上記の突出した部分20eW2paを有していない場合と比べて、当該突出した部分20eW2paの面積分、当該他方側の端部20eW2は、後胴回り部30との接触面積を大きく確保することができる。そして、これにより、上記係止部40の係止後に起こり得る前胴回り部20と後胴回り部30との位置ずれを有効に防ぐことができる。
なお、ここで、図6に示すように上記の突出した部分20eW2paのうちで最も横方向の他方側に突出した部分20eW2pamのことを「最大突出部分20eW2pam」と言った場合に、望ましくは、この最大突出部分20eW2pamが、上記の他方側の端部20eW2における縦方向の上端20eW2euよりも下側に位置していると良い。この例では、最大突出部分20eW2pam及びその周辺部分の輪郭が、他方側に凸の略円弧形状の曲線で形成されていて、これにより、上記のような位置関係が実現されている。
そして、このようになっていれば、図7の例のように上端20eW2euで最も突出している場合と比べて、見た目の鋭利なイメージを軽減することができて、これにより、着用者又は着用作業者に安心感を与えることができる。また、図6に示すように最大突出部分20eW2pam及びその周辺部分の輪郭が上述のような曲線で形成されていることも、上記の鋭利なイメージの軽減に有効に寄与する。
更に、図5Cに示すように前胴回り部20の雄材50に係止部40を係止すべく後胴回り部30を前胴回り部20における他方側の端部20eW2に重ねる際に、後胴回り部30が前胴回り部20の適正位置よりも下方にずれてしまうことが考えられる。しかし、図6を参照して上述したように最大突出部分20eW2pamを上端20eW2euよりも下側に位置させておけば、当該最大突出部分20eW2pamが後胴回り部30に重なった状態となる確率を高めることができる。そして、これにより、当該他方側の端部20eW2は、後胴回り部30との接触面積を大きく確保し易くなる。
ちなみに、上記の鋭利なイメージの軽減効果を奏さなくても良い場合には、上記の最大突出部分20eW2pam及びその周辺部分の形状を多角形としたり、直線と曲線とを組み合わせた複合形状とすることもできる。
また、図6において上記突出した部分20eW2paの突出方向を示すものとして、当該部分20eW2paの中心線CL20eW2paに着目した場合に、望ましくは、当該中心線CL20eW2paが横方向の他方側且つ上方を向いていると良い。
そして、このようになっていれば、前胴回り部20における他方側の端部20eW2を他方側且つ上方へ引っ張る際に、同端部20eW2をより一層手で掴み易くなる。また、当該端部20eW2を手で掴んで引っ張る者に、横方向の他方側に引っ張るだけでなく上方にも引っ張るべきである旨を連想させることができて、これにより、上記の引っ張る者は、当該端部20eW2を他方側且つ上方に確実に引っ張るようになる。
但し、何等これに限らない。例えば、上記の作用効果を奏さなくても良い場合には、当該中心線CL20eW2paの方向が、横方向と平行な方向を向いていても良い。
更に、当該突出した部分20eW2paにおいて上記中央部20eW2cよりも横方向の他方側に位置する部分の横方向の大きさL20eW2pa(図6)に注目した場合に、望ましくは、当該大きさL20eW2paが、後胴回り部30の係止部40において前述の接合部j2よりも横方向の他方側に位置する部分の横方向の大きさL40(図4A)よりも小さくなっていると良い。
そして、このようになっていれば、上記の突出した部分20eW2paの横方向の大きさL20eW2pa(図6)を、比較的小さくすることができて、これにより、当該突出した部分20eW2paが横方向に大きい場合に起こり得る不具合を防ぐことができる。すなわち、同突出した部分20eW2paの曲げ剛性が小さくなることに起因して当該突出した部分20eW2paがカール状に横方向に折れ曲がり易くなるという不具合を防ぐことができる。そして、その結果、当該突出した部分20eW2paが横方向の所定位置PB(図6)で折れ曲がった状態でおむつ1が着用されて着用者にごわつき等の違和感を感じさせてしまうことを有効に防ぐことができる。
但し、何等これに限らない。例えば、上記の作用効果を奏さなくても良い場合には、大小関係が上述の逆になっていても良い。
また、この突出した部分20eW2paが横方向の上記所定位置PB(図6)で折れ曲がってしまう場合には、当該折れ曲がり位置PBよりも横方向の他方側の部分20eW2pa2が、横方向の一方側の部分20eW2pa1の肌側に位置するように折れ返るよりも、非肌側に位置するように折れ返るのが望ましい。そして、このように折れ返れば、最大突出部分20eW2pamを有する上記他方側の部分20eW2pa2たる折れ返り部分20eW2pa2が、上記一方側の部分20eW2pa1を介して着用者の肌に押し付けられるので、着用者の肌へのストレスを軽減可能となる。
ちなみに、このように折れ曲がるようにすることの実現は、次のようにしてなすことができる。すなわち、前胴回り部20を構成する2枚の不織布21,22のうちで肌側に位置する不織布21が横方向の所定位置PBで曲がる際の曲げ剛性値を、非肌側に位置する不織布22が上記所定位置PBで曲がる際の曲げ剛性値よりも大きくすれば良い。なお、曲げ剛性値については、例えばガーレ法(日本工業規格JIS L1085)で測定することができる。また、上記のような曲げ剛性値の大小関係にすることについては、例えば、肌側の不織布21の坪量(g/m2)を、非肌側の不織布22の坪量(g/m2)よりも大きくすることで実現可能である。
また、望ましくは、図6に示すように、当該他方側の端部20eW2が、同端部20eW2における縦方向の中央部20eW2cよりも下側の位置に、当該中央部20eW2cよりも横方向の他方側に突出した第2部分20eW2pbを有していると良い。
そして、このようになっていれば、当該他方側の端部20eW2は、後胴回り部30との接触面積をより一層大きく確保することができて、これにより、上記係止部40の係止後に起こり得る前胴回り部20と後胴回り部30との位置ずれをより有効に防ぐことができる。また、この例では、前述の突出した部分20eW2paと同じく、この第2部分20eW2pbにおける最大突出部分20eW2pbm及びその周辺部分の輪郭についても、他方側に凸の略円弧形状の曲線で形成されている。よって、見た目の鋭利なイメージを軽減することができて、このことも、着用者又は着用作業者に安心感を与えることに有効に寄与する。
但し、何等これに限らない。例えば、鋭利なイメージの軽減効果を奏さなくても良い場合には、上記の最大突出部分20eW2pbm及びその周辺部分の形状を多角形としたり、直線と曲線とを組み合わせた複合形状とすることもできる。また、位置ずれ防止効果を奏さなくても良い場合には、図8の例のように、当該第2部分20eW2pb自体を、横方向の他方側の端部20eW2に設けないようにしても良い。
更に、望ましくは、図6に示すように、当該他方側の端部20eW2は、上記の突出した部分20eW2pa及び上記の突出した第2部分20eW2pbを一つずつ有していると良い。
そして、このようになっていれば、当該他方側の端部20eW2は、突出した部分20eW2paと突出した第2部分20eW2pbとの間の上記中央部20eW2cに、横方向の一方側にへこんだ部分20eW2hを一つだけ有した形状となっている。よって、上記係止部40を前胴回り部20に係止する際には、当該へこんだ部分20eW2hを、前胴回り部20における縦方向の中央部20eW2cを示す目印として用いながら、当該前胴回り部20に後胴回り部30を前側から重ねることができる。そして、これにより、前胴回り部20と後胴回り部30とを縦方向に適正な位置関係で重ねることができる。
ところで、この図6の例では、前述したように前胴回り部20には弾性部材23,23…が設けられていて、これにより、横方向の伸縮性が付与されている。すなわち、前胴回り部20において弾性部材23,23…が設けられた部分は、横方向の伸縮性を有した伸縮領域AELとして機能する。そして、図5Cのような前胴回り部20の雄材50への上記係止部40の係止後に上記伸縮領域AELが横方向に収縮すると、当該係止部40は横方向の一方側に引っ張られるが、この引っ張りにより、係止部40と前胴回り部20の雄材50との間に横方向の剪断力が付与される。
よって、係止部40と前胴回り部20の雄材50との係止力を高めることができて、その結果、おむつ1の着用中に係止部40が前胴回り部20の雄材50から意図せずに外れてしまうことを有効に防ぐことができる。
ここで、望ましくは、同図6に示すように、かかる弾性部材23,23…が、前胴回り部20において雄材50が設けられた部分よりも横方向の一方側にのみ設けられていると良い。そして、このようになっていれば、前胴回り部20において雄材50が設けられた部分は、前胴回り部20が有する前述の伸縮領域AELよりも横方向の伸縮性が低い低伸縮領域ANELに含まれていることになる。より正確には、伸縮性が無い非伸縮領域ANELに含まれていることになる。
よって、当該前胴回り部20を、横方向の伸縮性を有するように構成しながらも、同前胴回り部20において雄材50が設けられた部分については伸縮性が無いようにすることができて、これにより、当該部分に伸縮性がある場合に生じ得る雄材50の縦方向に沿った皺を確実に抑制することができる。つまり、当該雄材50を略平坦状に維持可能となる。そして、その結果、当該雄材50上に、上記係止部との係止に寄与する面積を大きく確保することができて、これにより、雄材50と係止部40との係止力を高めることができる。また、雄材50の皺を抑制できることから、雄材50の係止用突起の向きを全ての係止用突起について設計上の適正な向きに揃えることができて、このことも、上記の係止力の向上に有効に寄与する。
また、望ましくは、同図6に示すように、厚さ方向(前後方向でもあり、図6中では紙面を貫通する方向)から見た場合に、雄材50が、前胴回り部20において吸収性本体10と重なる部分に設けられていると良い。
そして、このようになっていれば、当該雄材50の剛性を、前胴回り部20の不織布21,22の剛性だけでなく吸収性本体10の剛性によっても補うことができて、これにより、雄材50には、より皺が寄り難くなる。
ちなみに、この図6の例では、雄材50における上端部50euが、吸収性本体10よりも上方に突出していて同本体10に重なっていないが、より望ましくは、雄材50の全部が、吸収性本体10に重なっていると良い。
また、この図6の例では、厚さ方向(前後方向)から見た場合に、吸収性本体10において吸収性コア11cが位置していない部分に重なるように雄材50が設けられているが、何等これに限らない。すなわち、当該吸収性コア11cにも重なるように雄材50を設けても良い。そして、このようにすれば、同コア11cの大きな剛性によっても、雄材50の剛性を補うことができて、これにより、同雄材51の皺をより一層抑制可能となる。ちなみに、その場合には、雄材50の少なくとも一部が、同コア11cに重なるようにしても良いが、望ましくは、雄材50の全部が、同コア11cに重なるようにすると良い。
一方、この例では、図4Aを参照して前述したように、後胴回り部30にも弾性部材33,33…が設けられていて、これにより、当該後胴回り部30にも横方向の伸縮性が付与されている。すなわち、後胴回り部30において弾性部材33,33…が設けられた部分は、横方向の伸縮性を有した伸縮領域AELとして機能する。そして、かかる伸縮領域AELは、後胴回り部30において吸収性本体10よりも横方向の他方側の部分30ps2にも位置している。また、当該他方側の部分30ps2は、図5Cのように係止部40を雄材50に係止した状態では、前側から前胴回り部20に重なっている。
よって、前胴回り部20の雄材50への上記係止部40の係止後に、後胴回り部30における上記他方側の部分30ps2が横方向に収縮すると、当該部分30ps2には縦方向に沿った皺が横方向に複数並んで生じるが、ここで、これらの皺は、同部分30ps2が重なる前胴回り部20に当接する。そのため、当該皺に基づいて、同部分30ps2が前胴回り部20に引っ掛かり易くなる。よって、このことも、前胴回り部20への上記係止部40の係止後に起こり得る前胴回り部20と後胴回り部30との位置ずれの防止に有効に寄与する。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、図4Aに示すように、後胴回り部30の係止部40として不織布41,42製の雌材を例示したが、何等これに限らない。すなわち、片面に複数のループが突出した所謂面ファスナーの雌材を使用しても良い。
上述の実施形態では、図3に示すように前胴回り部20の前側の面には、係止対象部分として雄材50が設けられているとともに、後胴回り部30には、係止部40として不織布41,42製の雌材が設けられていたが、何等これに限らず、雄材と雌材との配置関係を逆にしても良い。すなわち、図9Aに示すように、前胴回り部20の前側の面に係止対象部分50として不織布の雌材55を設ける一方、後胴回り部30の係止部40として雄材45を設けても良い。但し、この構成の場合には、図9Aの状態から図9Bの状態へと、後胴回り部30の上記雄材45を、前胴回り部20の雌材55に係止すべく後胴回り部30を前側から前胴回り部20に重ねる際に、当該後胴回り部30の雄材45で着用者の肌を傷つけてしまう恐れがある。そのため、このような不具合を防ぐ観点からは、図3のような本実施形態の配置関係で雄材50及び雌材40を配置するのが好ましい。
上述の実施形態においては、図4Aに示すように吸収性物品の一例として所謂3ピースタイプの使い捨ておむつ1を例示した。すなわち、同おむつ1では、前胴回り部20と後胴回り部30と股下部たる吸収性本体10とが互いに別部材であったが、何等これに限られない。例えば、後胴回り部と前胴回り部とを股下を介して一体化した外装シートを第1部品とし、また外装シートの肌側面に固定される吸収性本体10を第2部品として有した所謂2ピースタイプの使い捨ておむつであっても良い。
上述の実施形態では、弾性部材16,23,33の一例として糸ゴムを例示したが、何等これに限らない。例えば、不織布やフィルム等の素材自体に伸縮性が発現されたシートを弾性部材16,23,33として使用しても良い。
1 使い捨ておむつ(吸収性物品)、
10 吸収性本体(股下部)、10ea 端部、10eb 端部、
11 吸収体、11c 吸収性コア、11ce 端部、
13 トップシート、
15 バックシート、15a 防漏シート、15b 外装シート、
16 弾性部材、
20 前胴回り部、
20eW1 一方側の端部、
20eW2 他方側の端部、
20eW2c 中央部、20eW2eu 上端、
20eW2h 部分、
20eW2pa 他方側に突出した部分、
20eW2pam 最大突出部分、
20eW2pa1 一方側の部分、20eW2pa2 他方側の部分、
20eW2pb 他方側に突出した第2部分、
20eW2pbm 最大突出部分、
20c 部分、20w1 一方側の部分、20w2 他方側の部分、
21 不織布、22 不織布、23 弾性部材、
30 後胴回り部、
30eu 上端部、30c 下側の部分、
30eW1 一方側の端部、30eW2 他方側の端部、
30c 部分、30w1 一方側の部分、30w1 他方側の部分、
30ps2 他方側の部分、
31 不織布、32 不織布、33 弾性部材、
40 雌材(係止部)、41 不織布、42 不織布、
45 雄材、
50 雄材(係止対象部分)、50eu 上端部、
55 雌材、
BH 胴回り開口、LH1 脚回り開口、LH2 脚回り開口、
LG レッグギャザー、
j1 接合部、j2 接合部、
AEL 伸縮領域、ANEL 非伸縮領域(低伸縮領域)、
CL20eW2pa 中心線、
CL10 中心線、CL30 中心線、CLM 中心位置、
ML1 脚、ML2 脚、ML1P 鼠蹊部、ML2P 鼠蹊部、
PB 折れ曲がり位置(所定位置)、

Claims (12)

  1. 縦方向と、前記縦方向と交差する横方向と、前記縦方向及び前記横方向と直交する前後方向と、を有した吸収性物品であって、
    前記横方向に沿った前胴回り部と、
    前記前胴回り部と共同して、前記縦方向の上側に胴回り開口を形成するための前記横方向に沿った後胴回り部と、
    前記前胴回り部及び前記後胴回り部よりも前記縦方向の下方に位置しつつ、前記前胴回り部と前記後胴回り部との間に設けられた股下部と、を備え、
    前記前胴回り部における前記横方向の一方側の端部と前記後胴回り部における前記横方向の一方側の端部とは、接合部で接合されており、
    前記後胴回り部における前記横方向の他方側の端部には、前記前胴回り部における前記前後方向の前側の面に係止可能な係止部が設けられており、
    前記前胴回り部における前記他方側の端部は、当該他方側の端部における前記縦方向の中央部よりも前記横方向の前記他方側に突出した部分を、前記中央部よりも前記縦方向の上側の位置に有していることを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記前胴回り部における前記他方側の端部は、前記縦方向の前記中央部よりも前記縦方向の下側の位置に、前記中央部よりも前記横方向の前記他方側に突出した第2部分を有していることを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項2に記載の吸収性物品であって、
    前記前胴回り部における前記他方側の端部は、前記突出した部分及び前記突出した第2部分を一つずつ有していることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の吸収性物品であって、
    前記前胴回り部は、前記係止部が係止されるべき係止対象部分を有し、
    前記前胴回り部において前記係止対象部分よりも前記一方側の部分は、前記横方向の伸縮性を有した伸縮領域を備えていることを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項4に記載の吸収性物品であって、
    前記前胴回り部において前記係止対象部分が設けられた部分は、前記伸縮領域よりも前記横方向の伸縮性が低い低伸縮領域であることを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の吸収性物品であって、
    前記突出した部分のうちで最も前記他方側に突出した最大突出部分は、前記前胴回り部における前記他方側の前記端部の前記縦方向の上端よりも下側に位置していることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品であって、
    前記最大突出部分及びその周辺部分の輪郭は、曲線で形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の吸収性物品であって、
    前記後胴回り部において前記股下部よりも前記他方側の部分は、前記横方向の伸縮性を有した伸縮領域を備えており、
    前記係止部が前記前胴回り部に係止された状態においては、前記後胴回り部の前記伸縮領域が、前記前胴回り部に重なることを特徴とする吸収性物品。
  9. 請求項1乃至8の何れかに記載の吸収性物品であって、
    前記係止部は、雄材が係止可能な雌材を有し、
    前記前胴回り部における前記前後方向の前側の面には、前記雌材が係止されるべき係止対象部分として前記雄材が設けられており、
    前記雌材を前記雄材に係止した状態では、前記後胴回り部が前側から前記前胴回り部に重なった状態となっていることを特徴とする吸収性物品。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の吸収性物品であって、
    前記前後方向から見た場合に、前記前胴回り部において前記股下部と前記前後方向に重なる部分には、前記係止部が係止されるべき係止対象部分が設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の吸収性物品であって、
    前記突出した部分の中心線は、前記他方側且つ上方を向いていることを特徴とする吸収性物品。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の吸収性物品であって、
    前記後胴回り部における前記他方側の端部には、前記後胴回り部とは別部材として前記係止部が接合部で接合されていて、当該係止部は、前記端部よりも前記他方側に突出しており、
    前記前胴回り部の前記突出した部分において前記中央部よりも前記他方側に位置する部分の前記横方向の大きさは、前記後胴回り部の前記係止部において前記接合部よりも前記他方側に位置する部分の前記横方向の大きさよりも小さいことを特徴とする吸収性物品。
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