JP2018098843A - インバータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータ制御装置において、電流急変時の過渡的な電圧飽和を抑制し、電圧飽和によるq軸電流の応答低下を回避する。【解決手段】弱め磁束制御部3において、d軸電圧指令値vd_cmdおよびq軸電圧指令値vq_cmdの振幅と、q軸電流指令値iq_cmdの変化によって生じる過渡電圧と、を加算した値、または、d軸電圧指令値vd_cmdおよびq軸電圧指令値vq_cmdの振幅が、閾値Vlimを超えた場合に、その超過量に基づいて弱め磁束制御のd軸電流指令値id_cmd_vsatを算出する。この弱め磁束制御のd軸電流指令値id_cmd_vsatをd軸電流指令値id_cmdに加算する。【選択図】図2

Description

本発明は、永久磁石型同期電動機をインバータで駆動するインバータ制御装置に関する。
回転子に永久磁石を備え、その磁石による磁束を界磁源とした永久磁石型同期電動機(以下、PMモータと称する)をインバータで駆動するインバータ制御システムが従来から知られている。このインバータ制御システムは、磁石の磁束方向をd軸とし、その直行軸をq軸としたdq軸座標系で制御を行うことが一般的である。
インバータ出力電圧Vout_ppは直流電圧Vdcにより制限され、零相変調を行った場合には出力可能な最大電圧Voutmax_ppは(1)式となることが知られている。
Figure 2018098843
一方、PMモータのdq座標上における電圧方程式は以下の(2),(3)式である。
Figure 2018098843
Vd,Vq:dq軸電圧、id,iq:dq軸電流、Ld,Lq:dq軸インダクタンス、R:巻線抵抗、ω:モータの角速度(電気角)、φ:磁石による磁交磁束、p:微粉演算子(=d/dt)
また、トルクTは以下の(4)式で表される。
Figure 2018098843
P:極数
PMモータのベクトル制御において、(1)式で示した最大電圧Voutmax_ppを超えないように制御する弱め磁束制御と呼ばれる制御が一般的に知られている。弱め磁束制御ではd軸電流idを負の値で流すことにより、(3)式の右辺第3項ωLdidの電圧成分が負になることを利用して、q軸電圧を小さくすることが可能である。
特開2003−40128号公報 特開2010―57223号公報
一般的な弱め磁束制御の制御ブロックを図5に示す。この弱め磁束制御はインバータの出力電圧指令値が閾値Vlimを超えた場合に、その偏差に応じて弱め磁束制御のd軸電流指令値を生成する。
この方式では出力電圧指令値が閾値Vlimを超えてから制御が動作するため、制御に遅延時間が生じる。そのため、この遅延時間も考慮して閾値Vlimは最大電圧Voutmax_ppから裕度αを持った低い値を設定する必要がある。
また、トルク(電流)を急峻に変化させる用途においては、(3)式の右辺第二項Lqpidの電流の微分項の電圧成分が大きくなり、過渡的な電圧飽和が発生しやすくなる。この電圧飽和が生じてしまうと電流応答の低下、ひいてはトルク応答の低下につながる。
この過渡的な電圧飽和を従来の方式で抑制しようと思うと、閾値Vlimは最大電圧Voutmax_ppから十分に大きな裕度αを設ける必要があるが、これは過剰に弱め磁束制御のd軸電流指令値を流すことになる。過剰に電流を流すことはインバータやモータの損失を増加させることにつながるため、好ましくない。
以上示したようなことから、インバータ制御装置において、電流急変時の過渡的な電圧飽和を抑制し、電圧飽和によるq軸電流の応答低下を回避することが課題となる。
本発明は、前記従来の問題に鑑み、案出されたもので、その一態様は、d軸電流指令値と弱め磁束制御のd軸電流指令値との加算値とd軸電流検出値との偏差、および、q軸電流指令値とq軸電流検出値との偏差に基づいて、d軸電圧指令値とq軸電圧指令値を算出する電流制御部と、前記d軸電圧指令値と前記q軸電圧指令値を三相電圧指令値に変換する逆dq変換部と、前記三相電圧指令値に応じた電力を出力する電力変換部と、弱め磁束制御のd軸電流指令値を算出する弱め磁束制御部と、を備えたインバータ制御装置であって、前記弱め磁束制御部は、前記d軸電圧指令値および前記q軸電圧指令値の振幅と、前記q軸電流指令値の変化によって生じる過渡電圧と、を加算した値、または、前記d軸電圧指令値および前記q軸電圧指令値の振幅が、閾値を超えた場合に、その超過量に基づいて弱め磁束制御のd軸電流指令値を算出することを特徴とする。
また、その一態様として、前記弱め磁束制御部は、前記電力変換部が出力可能な最大電圧から裕度を減算する第1減算器と、前記d軸電圧指令値の前回値および前記q軸電圧指令値の前回値の振幅を演算する振幅演算部と、前記q軸電流指令値と前記q軸電流指令値の前回値との差分をとり、前記差分を演算周期で除算して前記q軸電流指令値の変化量を求め、前記変化量にq軸インダクタンスを乗じ、前記q軸電圧指令値の前回値の符号を乗じて、過渡電圧を演算する過渡電圧演算部と、前記第1減算器の出力から前記振幅と前記過渡電圧を減算する第2減算器と、前記第2減算器の出力に比例ゲインを乗算する第1乗算器と、前記第1乗算器の出力の正の値を零でリミットとする第1リミッタと、前記第1リミッタの出力から前記第1リミッタの出力の前回値を減算する第3減算器と、前記第1乗算器の出力に積分ゲインを乗算する第2乗算器と、前記第3減算器の出力と、前記第2乗算器の出力と、第2リミッタの出力の前回値と、を加算する第1加算器と、前記第1加算器の出力の正の値を零でリミットし、弱め磁束制御のd軸電流指令値として出力する前記第2リミッタと、を備えたことを特徴とする。
また、他の態様として、前記弱め磁束制御部は、前記電力変換部が出力可能な最大電圧から裕度を減算する第1減算器と、前記d軸電圧指令値の前回値および前記q軸電圧指令値の前回値の振幅を演算する振幅演算部と、前記第1減算器の出力から前記振幅演算部の出力を減算する第2減算器と、前記第2減算器の出力に比例ゲインを乗算する第1乗算器と、前記第1乗算器の出力の正の値を零でリミットとする第1リミッタと、前記第1リミッタの出力から前記第1リミッタの出力の前回値を減算する第3減算器と、前記第1乗算器の出力に積分ゲインを乗算する第2乗算器と、前記q軸電流指令値と前記q軸電流指令値の前回値との差分をとり、前記差分を演算周期で除算して前記q軸電流指令値の変化量を求め、前記変化量にq軸インダクタンスを乗じ、前記q軸電圧指令値の前回値の符号を乗じて、過渡電圧を演算する過渡電圧演算部と、前記第2減算器の出力から前記過渡電圧を減算した電圧飽和量をd軸インダクタンスと速度検出値の絶対値で除算するd軸電流指令値変換部と、前記第2乗算器の出力と前記d軸電流指令値変換部の出力とを加算する第2加算器と、前記第3減算器の出力と、前記第2加算器の出力と、第2リミッタの出力の前回値と、を加算する第1加算器と、前記1加算器の出力の正の値を零でリミットし、弱め磁界制御のd軸電流指令値として出力する前記第2リミッタと、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、インバータ制御装置において、電流急変時の過渡的な電圧飽和を抑制し、電圧飽和によるq軸電流の応答低下を回避することが可能となる。
実施形態1におけるインバータ制御装置を示すブロック図。 実施形態1における弱め磁束制御部を示すブロック図。 実施形態2における弱め磁束制御部を示すブロック図。 各方式のシミュレーション波形を示す図。 従来の弱め磁束制御部の一例を示すブロック図。
[実施形態1]
まず、図1に基づいて本実施形態1におけるインバータ制御装置について説明する。
速度制御部1は、速度指令値ωr_cmdと速度演算部11から出力された速度検出値ωr_detを入力し、速度指令値ωr_cmdと速度検出値ωr_detの偏差がなくなるようなトルク指令値Trq_cmdを出力する。
電流指令変換部2は、トルク指令値Trq_cmdをdq軸電流指令値id_cmd,iq_cmdに変換する。
弱め磁束制御部3は、電圧指令が閾値Vlim以上になると、その超過量に応じて弱め磁束制御のd軸電流指令値id_cmd_vsatを出力する。この弱め磁束制御のd軸電流指令値id_cmd_vsatはd軸電流指令値id_cmdに加算され、補正後のd軸電流指令値id_cmdとして電流制御部4に出力される。
電流制御部4は、dq軸電流指令値id_cmd、iq_cmdとdq軸電流検出値id_det,iq_detの誤差がなくなるようなdq軸電圧指令値vd_cmd,vq_cmdを出力する。
逆dq変換部5は、位相θに基づいて、dq軸電圧指令値vd_cmd,vq_cmdを三相電圧指令値vu_cmd,vv_cmd,vw_cmdに変換する。
電力変換部(インバータ)7は、直流を交流の電圧に変換し、3相電圧指令値vu_cmd,vv_cmd,vw_cmdに応じた電圧をPMモータ8に出力する。
PMモータ8は、永久磁石の磁束を界磁源としたモータである。位置センサ9は、PMモータ8の位置を検出する。位相演算部10は、位置センサ9の情報から位相θを演算する。速度演算部11は、検出した位相θから速度検出値ωr_detを演算する。
dq変換部6は、位相θに基づいて、三相電流検出値iu_det,iv_det,iw_detをdq軸電流検出値id_det,iq_detに変換する。
次に、図2に基づいて、本実施形態1における弱め磁束制御部3について説明する。図2に示すように、本実施形態1における弱め磁束制御部3は、図5の弱め磁束制御部3に過渡電圧演算部20と、q軸過渡電圧加算部21の追加を行っている。
最大電圧Voutmax_ppは電力変換器7が出力可能な最大電圧であり、Vdc/√2である。第1減算器14aにおいて、最大電圧Voutmax_ppから裕度αを引いた値が閾値Vlimとなる。
電圧指令値の振幅演算部13は、電圧指令値の振幅を演算する。振幅は、d軸電圧指令値の前回値vd_cmd_z,q軸電圧指令値の前回値vq_cmd_zをそれぞれ2乗して足し合わせたものの平方根とする。
過渡電圧演算部20は、q軸電流指令変化時のq軸インダクタンスLqで生じる過渡電圧を演算する。第4減算器25において、q軸電流指令値iq_cmdとq軸電流指令値の前回値との差分Δiq_cmdをとり、第3乗算器26でLq/Tsを乗算する。すなわち、差分Δiq_cmdを演算周期Tsで除算してq軸電流指令値の変化量を求めて、それにq軸インダクタンスLqを乗じる。乗算器26の出力は、Lq(Δiq_cmd)/Ts=Lqdiq/dtとなる。
符号抽出部22は、q軸電圧指令値Vq_cmdの前回値の符号を抽出する。q軸電圧指令値の前回値が0以上の場合は「1」を出力し、負の時は「−1」を出力する。第4乗算器27は、第3乗算器26の出力に符号抽出部22の出力を乗算する。第4乗算器27の出力が過渡電圧となる。
q軸過渡電圧加算部21は、電圧指令の振幅に過渡電圧を加算する。第2減算器14bにおいて、閾値Vlimからq軸過渡電圧加算部21の出力を減算する。
第1乗算器15において、第2減算器14bで減算した値に弱め磁束制御の比例ゲインKp_vsatを乗算する。
第1リミッタ16は、第1乗算器15の出力を入力し、上限値を零として、正の値を零でリミットする。第3減算器23は、第1リミッタ16の出力から、第1リミッタ16の出力の前回値を減算する。第2乗算器17は、第1乗算器15の出力に弱め磁束制御の積分ゲインKi_vsatを乗算する。
第1加算器24は、第3減算器23の出力と、第2乗算器17の出力と、後述する第2リミッタ19の出力の前回値を加算する。
弱め磁束制御のd軸電流指令値id_cmd_satの第2リミッタ19は、上限値を零として、正の値を零でリミットする。第2リミッタ19の出力は、弱め磁束制御のd軸電流指令値id_cmd_vsatとなる。
追加した過渡電圧演算部20では、q軸電流指令値iq_cmdが変化した際の(3)式における右辺第二項Lqpiqのq軸インダクタンスLqで生じる電流変化時の過渡電圧を求めている。さらに、この過渡電圧に符号抽出部22で抽出したq軸電圧指令値Vq_cmdの前回値の符号を乗じ、q軸過渡電圧加算部21でこの過渡電圧を前回の出力電圧の振幅に加算し、その加算した電圧が閾値Vlimを超過した場合に弱め磁束制御が動作するようにしている。
これにより、本実施形態1によれば、電流の変化に必要な過渡電圧で電圧飽和が生じる場合には、あらかじめ弱め磁束制御が動作するため、電圧飽和を抑制し、その電圧飽和によるq軸電流の応答の低下を回避することが可能となる。また、過渡電圧の分は補償されるので、裕度αを大きくとる必要はなくなる。
[実施形態2]
本実施形態2におけるインバータ制御装置の弱め磁束制御部3の構成を図3に基づいて説明する。
第2減算器14bは閾値Vlimから振幅演算部13で演算された振幅を減算する。
d軸電流指令演算部28は、第5減算器29において、第2減算器14bの出力からq軸インダクタンスLqの電流変化時の過渡電圧を減じて電圧飽和量Voverを算出する。第1除算器30において、電圧飽和量Voverをd軸インダクタンスLdで除算する。また、第2除算器32において、第1除算器30の出力を速度検出値ωr_detの絶対値ωで除算し、電圧飽和分d軸電流指令値id_cmd_ffとして出力する。
d軸電流加算部33は、過渡電圧による電圧飽和量Voverに応じた電圧飽和分d軸電流指令値id_cmd_ffを第2乗算器17の出力に加算する。その他は実施形態1と同様である。
実施形態1では電圧指令の振幅に過渡電圧による電圧を加算することで、q軸電流指令変化時の過渡電圧による電圧飽和量を求め、従来よりも早く弱め磁束制御を動作させることで、電圧飽和を抑制している。しかし、PI制御部による制御応答の遅れが存在するため、PI制御部の制御応答によっては電圧飽和が生じてしまう場合がある。また、この制御応答を早くするにはゲインを高くする必要があり、ゲイン調整時の制約が生じてしまうため、好ましくない。
本実施形態2では、実施形態1と同様に過渡電圧演算部20においてq軸電流指令変化時のq軸インダクタンスLqで生じる過渡電圧を演算している。閾値Vlimから電圧指令の振幅を減じたものから、さらに過渡電圧演算部20で演算した過渡電圧成分を減じる。これにより、q軸電流指令変化時の過渡電圧も含めた電圧飽和量Voverが求まる。
次に、d軸電流指令演算部28において、この電圧飽和量Voverからd軸電流成分に変換する。弱め磁束制御で電圧を下げる成分は(3)式の右辺第3項ωLddであることから、電圧飽和分d軸電流指令値id_cmd_ffは以下の(5)式で求めることができる。(5)式の電圧飽和分d軸電流指令値id_cmd_ffを弱め磁束制御部3の積分項に加算する。
Figure 2018098843
これにより、電圧飽和量Voverに応じたd軸電流指令値がフィードフォワードとして出力され、弱め磁束制御として動作するため、実施形態1に比べ制御応答による遅延を減らすことができる。その結果、より電圧飽和を抑制し、電流制御応答の低下を回避することが可能となる。
[効果]
q軸電流指令値iq_cmdを増加させた時の電流急変時の従来技術,実施形態1,実施形態2のd軸電流、q軸電流の挙動をシミュレーションした結果を図4に示す。シミュレーション条件は定格速度で無負荷状態のところから、q軸電流指令値iq_cmdを定格電流の0%から100%に、その後100%から0%にステップ変化させている。
従来方式では電圧飽和が生じてから弱め磁束制御が動作し、d軸電流指令値id_cmdが負に変化し、電圧飽和状態から復帰していっているが、q軸電流指令値iq_cmdの変化時に電圧飽和状態となっているため、q軸電流検出値iq_detの応答が悪くなっている。
実施形態1では、q軸電流指令値iq_cmdが変化した時点で、d軸電流指令値id_cmdが負に大きく変化し、従来方式に比べ弱め磁束制御が高速に動作している。これにより電圧飽和している期間が大幅に短くなっており、q軸電流iq_detの応答も改善している。
実施形態2では、q軸電流指令値iq_cmdが変化した時点で、実施形態1よりも大きくd軸電流指令値id_cmdが負に変化している。より高速に電圧飽和を抑制できている。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
13…振幅演算部
14a…第1減算器
14b…第2減算器
15…第1乗算器
16…第1リミッタ
17…第2乗算器
19…第2リミッタ
20…過渡電圧演算部
21…q軸過渡電圧加算部
22…符号抽出部
23…第3減算器
24…第1加算器
25…第4減算器
26…第3乗算器
27…第4乗算器
28…d軸電流指令値演算部
29…第5減算器
30…第1除算器
31…絶対値演算部
32…第2除算部
33…第2加算部

Claims (3)

  1. d軸電流指令値と弱め磁束制御のd軸電流指令値との加算値とd軸電流検出値との偏差、および、q軸電流指令値とq軸電流検出値との偏差に基づいて、d軸電圧指令値とq軸電圧指令値を算出する電流制御部と、
    前記d軸電圧指令値と前記q軸電圧指令値を三相電圧指令値に変換する逆dq変換部と、
    前記三相電圧指令値に応じた電力を出力する電力変換部と、
    弱め磁束制御のd軸電流指令値を算出する弱め磁束制御部と、
    を備えたインバータ制御装置であって、
    前記弱め磁束制御部は、
    前記d軸電圧指令値および前記q軸電圧指令値の振幅と、前記q軸電流指令値の変化によって生じる過渡電圧と、を加算した値、または、前記d軸電圧指令値および前記q軸電圧指令値の振幅が、閾値を超えた場合に、その超過量に基づいて弱め磁束制御のd軸電流指令値を算出することを特徴とするインバータ制御装置。
  2. 前記弱め磁束制御部は、
    前記電力変換部が出力可能な最大電圧から裕度を減算する第1減算器と、
    前記d軸電圧指令値の前回値および前記q軸電圧指令値の前回値の振幅を演算する振幅演算部と、
    前記q軸電流指令値と前記q軸電流指令値の前回値との差分をとり、前記差分を演算周期で除算して前記q軸電流指令値の変化量を求め、前記変化量にq軸インダクタンスを乗じ、前記q軸電圧指令値の前回値の符号を乗じて、過渡電圧を演算する過渡電圧演算部と、
    前記第1減算器の出力から前記振幅と前記過渡電圧を減算する第2減算器と、
    前記第2減算器の出力に比例ゲインを乗算する第1乗算器と、
    前記第1乗算器の出力の正の値を零でリミットとする第1リミッタと、
    前記第1リミッタの出力から前記第1リミッタの出力の前回値を減算する第3減算器と、
    前記第1乗算器の出力に積分ゲインを乗算する第2乗算器と、
    前記第3減算器の出力と、前記第2乗算器の出力と、第2リミッタの出力の前回値と、を加算する第1加算器と、
    前記第1加算器の出力の正の値を零でリミットし、弱め磁束制御のd軸電流指令値として出力する前記第2リミッタと、を備えたことを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  3. 前記弱め磁束制御部は、
    前記電力変換部が出力可能な最大電圧から裕度を減算する第1減算器と、
    前記d軸電圧指令値の前回値および前記q軸電圧指令値の前回値の振幅を演算する振幅演算部と、
    前記第1減算器の出力から前記振幅演算部の出力を減算する第2減算器と、
    前記第2減算器の出力に比例ゲインを乗算する第1乗算器と、
    前記第1乗算器の出力の正の値を零でリミットとする第1リミッタと、
    前記第1リミッタの出力から前記第1リミッタの出力の前回値を減算する第3減算器と、
    前記第1乗算器の出力に積分ゲインを乗算する第2乗算器と、
    前記q軸電流指令値と前記q軸電流指令値の前回値との差分をとり、前記差分を演算周期で除算して前記q軸電流指令値の変化量を求め、前記変化量にq軸インダクタンスを乗じ、前記q軸電圧指令値の前回値の符号を乗じて、過渡電圧を演算する過渡電圧演算部と、
    前記第2減算器の出力から前記過渡電圧を減算した電圧飽和量をd軸インダクタンスと速度検出値の絶対値で除算するd軸電流指令値変換部と、
    前記第2乗算器の出力と前記d軸電流指令値変換部の出力とを加算する第2加算器と、
    前記第3減算器の出力と、前記第2加算器の出力と、第2リミッタの出力の前回値と、を加算する第1加算器と、
    前記1加算器の出力の正の値を零でリミットし、弱め磁界制御のd軸電流指令値として出力する前記第2リミッタと、を備えたことを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
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