JP2018098660A - 撮像装置 - Google Patents

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晴彦 万代
Haruhiko Bandai
晴彦 万代
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Abstract

【課題】接地電位を安定させ、撮像した画像にノイズが混入することを抑制した撮像装置を提供する。
【解決手段】レンズを保持するレンズユニットと、導電性部材で形成されており、前記レンズユニットを保持するホルダと、電子部品が搭載された基板と、を備え、前記ホルダと前記基板とは導電性部材で接着されており、前記基板の基準電位部分は、前記導電性部材を介して前記ホルダの前記導電性部材と電気的に接続されている、撮像装置を提供する
【選択図】図1

Description

本発明の一態様は、撮像装置等に関する。
従来のカメラなどの撮像装置では、レンズ保持体と、調整板と、基板とを有する構成とするとき、調整板と基板、またはレンズ保持体と基板などを接着剤で接着する構成を採用していた。一方で、特許文献1では、調整板と基板と半田で固定する構成が開示されている。
特開2010−278678号公報
しかし、上記従来の接着剤を用いた構成では、接着剤が温度や湿度の変化で膨張収縮する結果、基板に搭載された撮像素子とレンズとの位置関係が変化してしまうことがあり、近年の、高い光軸の位置精度を要求される構成には適さない場合があった。また、近年の撮像装置では、光軸の位置精度に加え、さらなるノイズ対策が要求されるようになった。
本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
レンズを保持するレンズユニット(1)と、
導電性部材で形成されており、前記レンズユニットを保持するホルダ(2)と、
電子部品が搭載された基板(3)と、を備え、
前記ホルダと前記基板とは導電性部材(4)で接着されており、前記基板の基準電位部分は、前記導電性部材(4)を介して前記ホルダの前記導電性部材と電気的に接続されている、
撮像装置である。
上記構成の撮像装置では、導電性部材によって、ホルダの導電性部材と、基板の基準電位部分とが電気的に接続されているため、基準電位を安定させることができ、信号にノイズが混入することを防止することなどが可能となる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記導電性部材が半田(4)である。
上記構成の撮像装置では、半田を用いてホルダと基板とを接着するため、従来の接着剤を用いる構成と比較して、接着剤の硬化時間を削減することができ、これによって製造に要する時間を短縮することなどが可能となる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記レンズユニットの少なくとも一部が導電性部材で形成されており、
前記基板の基準電位部分は、前記レンズユニットの前記導電性部材と電気的に接続されている。
上記構成の撮像装置では、ホルダと基板とに加え、さらにレンズユニットの導電性部分も基準電位と電気的に接続されているため、基準電位をさらに安定させることが可能となる。
上記撮像装置において、好ましくは、
前記ホルダの前記導電性部材と、前記レンズユニットの前記導電性部材とが、同一部材である。
上記構成の撮像装置では、導電性部材が同一部材であるため、熱膨張などによって相対的な位置ずれが生じることを抑制することなどが可能となる。
ホルダとレンズユニットとが連結された状態の撮像装置の外観斜視図。 ホルダからレンズユニットを取り外した状態の撮像装置の外観斜視図。
本発明の実施形態における撮像装置は、レンズユニット、ホルダ、及び基板を備えており、基板の接地電位部分が、連結のために用いられる半田によって、ホルダ及びレンズユニットと電気的に接続された構成としている点を特徴のひとつとする。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
2.変形例
3.本発明の特徴
4.補足事項
<1.実施形態>
まず、本発明の撮像装置の構成について具体的に説明する。図1及び図2は、本実施形態の撮像装置の外観斜視図である。図1はホルダとレンズユニットとが連結された状態を示しており、図2は、ホルダからレンズユニットを取り外した状態を示している。なお、本明細書において、レンズの中心に位置する光軸において、被写体が位置する側を、「被写体側」または「光軸方向前方」と称し、その逆側を「撮像素子側」または「光軸方向後方」と称する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態の撮像装置は、レンズユニット1、ホルダ2、及び基板3を含んで構成される。
<レンズユニット1>
レンズユニット1は、複数のレンズなどの光学部材を保持する。レンズユニット1は光軸方向前方からホルダ2の開口部2aに挿入可能であり、組み立て状態において、レンズユニット1の少なくとも一部の周辺はホルダ2に覆われる。レンズユニット1は接着剤によってホルダ2に接着固定される。レンズユニット1とホルダ2とは電気的に接続される。レンズユニット1は、複数のレンズに加え、スペーサ、及びフィルタなどを収容しても良い。なお、レンズユニット1が収容するレンズなどの数は任意の変更可能である。レンズユニット1はアルミニウムで形成される。
<ホルダ2>
ホルダ2は、レンズユニット1の少なくとも一部を覆いながら保持する。また、ホルダ2は、矩形状であって、四隅の位置に、光軸方向後方に向かって延びる4本のピン21を有する。4本のピン21は、基板3の4つのピン孔32にそれぞれ挿入され、半田4により連結される。半田4によって、ホルダ2と基板3との相対位置が固定される。ホルダ2はアルミニウムで形成される。
<基板3>
基板3は、撮像素子31及びその他の電子部品を搭載し、ホルダ2に連結される。基板3は、所謂リジッド基板(プリント基板)である。基板3の一部は可撓性を有するフレキシブル基板であってもよい。撮像素子31は、レンズユニット1に支持されたレンズを通過した光を受光して電気信号に変換する、CCDまたはC−MOSセンサなどの光電変換素子である。基板3は、四隅に4つのピン孔32を有している。ピン孔32は、ホルダ2のピン21よりやや大きな内径となっている。
基板3には、基準電位となる接地電位と、駆動のための駆動電位とが与えられる。基板3の接地電位部分は、基板3の四隅のピン孔32の位置を含むよう配置される。基板3の接地電位部分は、ピン孔32に挿入されたピン21が半田4で連結されることで、ホルダ2と電気的に接続される。また、ホルダ2とレンズユニット1とは電気的に接続されている。すなわち、基板3の接地電位部分は、ホルダ2及びレンズユニット1と電気的に接続されており、いずれも導電性部材で形成されているため、接地電位を安定させやすい構成となっている。
<2.変形例>
上記実施形態では、レンズユニット1及びホルダ2の全体が導電性部材であるアルミニウムで形成されていたが、レンズユニット1及びホルダ2の一部が導電性部材で形成されていてもよい。また、導電性部材はアルミニウムに限定されるものではなく、鉄または銅などの他の導電性部材を用いてもよい。
また、レンズユニット1及びホルダ2は、基板3の熱を放熱する機能を果たすため、熱伝導率の高い素材を用いることが好ましい。
また、熱膨張により相対的な位置ずれが生じることを抑制するため、レンズユニット1及びホルダ2は同じ素材で形成されることが好ましい。
上記実施形態では、半田4によってレンズユニット1とホルダ2とが連結されていたが、半田4に代えて、熱膨張係数の低い導電性接着剤などを用いてもよい。ただし、半田は熱膨張係数が低いため、温度の変化にかかわらず、レンズユニット1とホルダ2とを安定的に連結させることができるため好ましい。また、半田は、接着剤と比較して硬化時間が短い点でも利点を有する。
また、ホルダ2が有するピン21の数は必ずしも4本でなくてもよく、任意の数に変更可能である。基板3が有するピン孔32の数も、ピン21の数に対応するよう変更可能である。
<3.本発明の特徴>
本発明の撮像装置は、レンズを保持するレンズユニット1と、導電性部材で形成されており、レンズユニット1を保持するホルダ2と、電子部品が搭載された基板3と、を備え、ホルダ2と基板3とは導電性部材(例えば半田4)で接着されており、基板3の基準電位部分は、導電性部材4を介してホルダ2の導電性部材と電気的に接続された構成としている。当該撮像装置では、導電性部材4によってホルダ2の導電性部材と、基板3の基準電位部分とが電気的に接続されているため、基準電位を安定させることができ、信号にノイズが混入することを防止することなどが可能となる。
また、本発明の撮像装置は、導電性部材が半田4であるため、従来の接着剤を用いる構成と比較して、製造工程における接着剤の硬化時間を削減することができ、これによって製造に要する時間を短縮することなどが可能となる。
また、本発明の撮像装置は、レンズユニット1の少なくとも一部が導電性部材で形成されており、基板3の基準電位部分は、レンズユニット1の導電性部材と電気的に接続されている。当該撮像装置では、ホルダ2と基板3とに加え、さらにレンズユニット1の導電性部分も基準電位と電気的に接続されているため、基準電位をさらに安定させることが可能となる。
また、本発明の撮像装置は、ホルダ2の導電性部材と、レンズユニット1の導電性部材とが、同一部材であるため、熱膨張などによって相対的な位置ずれが生じることを抑制することなどが可能となる。
<4.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
本発明の撮像装置は、デジタルカメラなどとして利用される。
1…レンズユニット
2…ホルダ
21…ピン
2a…開口部
3…基板
31…撮像素子
32…ピン孔
4…半田

Claims (4)

  1. レンズを保持するレンズユニットと、
    導電性部材で形成されており、前記レンズユニットを保持するホルダと、
    電子部品が搭載された基板と、を備え、
    前記ホルダと前記基板とは導電性部材で接着されており、前記基板の基準電位部分は、前記導電性部材を介して前記ホルダの前記導電性部材と電気的に接続されている、
    撮像装置。
  2. 前記導電性部材が半田である、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記レンズユニットの少なくとも一部が導電性部材で形成されており、
    前記基板の基準電位部分は、前記レンズユニットの前記導電性部材と電気的に接続されている、
    請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記ホルダの前記導電性部材と、前記レンズユニットの前記導電性部材とが、同一部材である、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
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