JP2018097767A - 店舗内販売システム - Google Patents

店舗内販売システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018097767A
JP2018097767A JP2016244058A JP2016244058A JP2018097767A JP 2018097767 A JP2018097767 A JP 2018097767A JP 2016244058 A JP2016244058 A JP 2016244058A JP 2016244058 A JP2016244058 A JP 2016244058A JP 2018097767 A JP2018097767 A JP 2018097767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sales
product
money processing
store
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016244058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6855777B2 (ja
Inventor
和弘 曽山
Kazuhiro Soyama
和弘 曽山
木村 友彦
Tomohiko Kimura
友彦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2016244058A priority Critical patent/JP6855777B2/ja
Publication of JP2018097767A publication Critical patent/JP2018097767A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6855777B2 publication Critical patent/JP6855777B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】店舗内で前処理付き商品販売装置が販売する商品を購入する場合の待ち時間を短くすることができる店舗内販売システムを提供すること。
【解決手段】金銭処理装置1と金銭処理装置から離隔した位置に配置されて商品の前処理が行われるコーヒーマシン2との間が通信接続された店舗内販売システムであって、金銭処理装置1は、コーヒーマシン2が販売する前処理付き商品であるコーヒーの支払完了があった時点でコーヒーマシン2に対して支払完了した商品の前処理開始を指示する商品販売制御部15を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、金銭処理装置と前記金銭処理装置から離隔した位置に配置されて商品の前処理が行われる前処理付き商品販売装置との間が通信接続された店舗内販売システムであって、店舗内で前処理付き商品販売装置が販売する商品を購入する場合の待ち時間を短くすることができる店舗内販売システムに関する。
コンビニエンスストアなどの店舗内には、コーヒーマシンなどの前処理付き商品販売装置が多く設置されるようになった。コーヒーマシンの前処理とは、例えば、コーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理である。前処理付き商品販売装置は、前処理を行って商品を生成するため、商品を受け取るまでに待ち時間が発生する。
これに対し、特許文献1〜3には、前処理付き商品販売装置による商品生成ではなく、レストランなどでの従業者による商品生成を迅速に行うものが記載されている。例えば、特許文献1には、レジスタから表示コントローラに注文内容を送り、表示コントローラで、レジスタ毎の注文内容を表示し、表示画面を見ながら商品の準備をし、商品準備完了後、注文画面を消去し、注文を迅速容易に処理できる店舗システムが記載されている。
特許文献2には、顧客へのサービス時間を管理し、顧客のオーダーのキッチンへの迅速な伝達と、オーダーを準備する時間を短縮する顧客注文処理装置が記載されている。この顧客注文処理装置では、レジスタターミナルにおいて登録した、顧客のオーダーは伝送路を通じて逐次キッチンビデオコントローラへ伝送され、キッチンビデオコントローラの表示装置へ逐次表示される。そして、オーダーの準備を担当する者は、表示装置へ逐次表示されるオーダーを見ながらオーダーの準備を行い、準備が完了しだい、コントロールスイッチによりキッチンディスプレー上のオーダーを消去するようにしている。
特許文献3には、顧客の位置を獲得して、到着時間を見積もり、最も到着時間が短い施設に注文を送信し、この施設で注文品を準備させるものが記載されている。
特開2004−46511号公報 特開平5−151467号公報 特開2016−184410号公報
上述したように、前処理付き商品販売装置は、前処理を行って商品を生成するため、商品を受け取るまでに待ち時間が発生する。ここで、店舗内で前処理付き商品販売装置が生成する商品を購入する場合、金銭処理装置による精算時にこの商品はなく、商品購入者は、商品代金の支払完了後、金銭処理装置から離隔した位置に配置された前処理付き商品販売装置まで移動した後に前処理付き商品販売装置の前で商品生成の指示操作を行う。したがって、上述した待ち時間に、商品の支払完了時点から前処理付き商品販売装置までの移動時間が加わるため、商品の支払完了時点から商品の受け取りまでの待ち時間がさらに長くなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、店舗内で前処理付き商品販売装置が販売する商品を購入する場合の待ち時間を短くすることができる店舗内販売システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる店舗内販売システムは、金銭処理装置と前記金銭処理装置から離隔した位置に配置されて商品の前処理が行われる前処理付き商品販売装置との間が通信接続された店舗内販売システムであって、前記金銭処理装置は、前記前処理付き商品販売装置が販売する前処理付き商品の支払完了があった時点で前記前処理付き商品販売装置に対して支払完了した商品の前処理開始を指示する商品販売制御部を備え、前記前処理付き商品販売装置は、前記金銭処理装置からの前記前処理開始の指示をもとに前記前処理を開始する前処理部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗内販売システムは、上記の発明において、前記商品販売制御部が前記前処理開始を指示した前処理付き商品販売装置が販売中である場合、商品受取の待ち順番情報を出力する出力部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗内販売システムは、上記の発明において、前記前処理付き商品販売装置は複数であり、前記商品販売制御部は、前記前処理開始の指示を行う際、待ち時間が最小の前処理付き商品販売装置を特定し、特定された前処理付き商品販売装置に対して前記前処理開始の指示を行い、前記出力部は、特定された前処理付き商品販売装置の装置情報を出力することを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗内販売システムは、上記の発明において、前記金銭処理装置は、前処理付き商品販売装置の販売実績を保持する販売実績保持部と、前記販売実績をもとに販売ピーク時間帯を特定するとともに各装置の単位時間あたりの販売数が稼動している装置の中で最も多い最多販売装置を特定する販売実績解析部と、前記販売ピーク時間帯以外の時間帯であって前記販売ピーク時間帯が開始する時間帯前の所定期間内で前記最多販売装置の販売数が直前のメンテナンス後、所定数を超えた場合に前記販売ピーク時間帯の開始まで前記最多販売装置を停止させる販売停止の指示を行う販売停止制御部と、を有した管理部を備え、前記前処理付き商品販売装置は、前記金銭処理装置からの前記販売停止の指示をもとに前記前処理付き商品の販売を停止することを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗内販売システムは、上記の発明において、前記金銭処理装置が複数ある場合、特定の金銭処理装置と他の金銭処理装置とは通信接続され、前記特定の金銭処理装置は、前記管理部を備え、各金銭処理装置は、前記前処理付き商品販売装置の商品の購入があった場合、該商品の購入情報を前記管理部に通知することを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗内販売システムは、上記の発明において、金銭処理装置及び前処理付き商品販売装置に通信接続された店舗内制御装置を備え、前記店舗内制御装置は、前記管理部を備え、各金銭処理装置は、前記前処理付き商品販売装置の商品の購入があった場合、該商品の購入情報を前記管理部に通知することを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗内販売システムは、上記の発明において、前記出力部による情報出力は、レシート上への印刷出力であることを特徴とする。
また、本発明にかかる店舗内販売システムは、上記の発明において、前記出力部による情報出力は、音声出力であることを特徴とする。
本発明によれば、金銭処理装置が、前処理付き商品販売装置が販売する前処理付き商品の支払完了があった時点で前記前処理付き商品販売装置に対して支払完了した商品の前処理開始を指示するようにしているので、商品購入者の待ち時間は、金銭処理装置から前処理付き商品販売装置までの移動時間が差し引かれたものとなり、実質的な待ち時間を短縮することができる。
図1は、本発明の実施の形態1である店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1における前処理付き商品であるコーヒーの販売制御シーケンスを示す図である。 図3は、本実施の形態2である店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。 図4は、実施の形態2における前処理付き商品であるコーヒーの販売制御シーケンスを示す図である。 図5は、本実施の形態3である店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。 図6は、販売実績解析部の解析結果と販売停止制御部による制御処理とを示すタイムチャートである。 図7は、実施の形態3における前処理付き商品であるコーヒーの販売制御シーケンスを示す図である。 図8は、実施の形態3の変形例1の店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。 図9は、実施の形態3の変形例2の店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1である店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。この店舗内販売システムは、コンビニエンスストアなどの店舗内に配置される。店舗内販売システムは、金銭処理装置1と、金銭処理装置1に対して店舗内で離隔した位置に配置される前処理付き商品販売装置であるコーヒーマシン2とが通信接続される。コーヒーマシン2は、前処理として、例えば、コーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理を行う。
金銭処理装置1は、POSレジスタ装置11に自動釣銭機12が接続されている。POSレジスタ装置11は、入出力部13、制御部14、商品販売制御部15を有する。入出力部13は、タッチパネルなどの入出力機構に加え、レシートなどを印刷出力する印刷部13aとスピーカなどから音声出力する音声出力部13bとを有する。
商品販売制御部15は、コーヒーマシン2が販売する前処理付き商品であるコーヒーの支払完了があった時点でコーヒーマシン2に対して支払完了した商品の前処理開始を指示する。また、商品販売制御部15は、前処理開始を指示したコーヒーマシン2が販売中である場合、商品受取の待ち順番情報を印刷部13aを介してレシートに印刷出力し、あるいは音声出力部13bを介してアナウンスする。なお、商品販売制御部15は、コーヒーマシン2が販売中でなくても、商品受取の待ち順番情報を出力するようにしてもよい。この場合の待ち順番情報は一連番号であることが好ましい。そして、コーヒーマシン2側の入出力部21に受け付ける待ち順番情報を表示することが好ましい。
制御部14は、入出力部13及び商品販売制御部15に接続されるとともに、自動釣銭機12に接続され、金銭処理装置1の全体制御を行う。
自動釣銭機12は、硬貨及び紙幣の入出金を行う。入出金制御部16は、POSレジスタ装置11からの入金指示、出金(釣銭)指示に従って貨幣の入出金処理を行う。
一方、コーヒーマシン2は、入出力部21、販売制御部22、商品生成部23を有する。入出力部21は、例えばタッチパネルや操作ボタンなどで実現される。商品生成部23は、コーヒーの生成を行う。商品生成部23は、前処理部24を有する。前処理部24は、上述したように、例えばコーヒー豆挽き及びドリッピングの抽出処理である。商品生成部23は、入出力部21から商品受取の操作ボタンの押下によって、抽出処理されたコーヒーをカップに注ぐ処理を行う。
販売制御部22は、商品販売制御部15からの前処理開始の指示を受けて、販売中でないときは、前処理部24に指示されたコーヒーの前処理を行う。なお、前処理開始の指示には、コーヒーの種類や大きさなどの商品種別情報も含まれる。また、販売制御部22は、入出力部21から商品取引の操作ボタンの押下を受けて、前処理されたコーヒーをカップに注ぐ処理を商品生成部23に指示する。さらに、販売制御部22は、前処理開始の指示を受けた場合であって、装置が販売中である場合には、装置の状態情報を金銭処理装置1に通知する。この状態情報には、待ち時間や順番情報が含まれる。
ここで、図2に示したシーケンス図を参照して、前処理付き商品であるコーヒーの販売制御について説明する。図2に示すように、金銭処理装置1は、前処理付き商品の支払完了であるか否かを判断する(ステップS101)。前処理付き商品の支払完了でない場合(ステップS101,No)には、この判断処理を繰り返し、前処理付き商品の支払完了である場合(ステップS101,Yes)には、支払完了があった時点でコーヒーマシン2に対して前処理開始の指示を行う(ステップS102)。
コーヒーマシン2は、前処理開始の指示を受けると、コーヒーマシン2の状態情報を金銭処理装置1に通知する(ステップS103)とともに、前処理開始の指示を受けて前処理部24に対して前処理を行わせる(ステップS105)。あるいは、コーヒーマシン2が販売中である場合に、この指示を待ち行列として保持する。
一方、金銭処理装置1は、状態情報をもとに待ち順番情報などを出力する(ステップS104)。他方、コーヒーマシン2は、前処理の完了後、販売ボタン(商品取引の操作ボタン)が押下されたか否かを判断する(ステップS106)。販売ボタンが押下されない場合(ステップS106,No)には、この判断処理を繰り返し、販売ボタンが押下された場合(ステップS106,Yes)、コーヒーをカップに注いで販売する(ステップS107)。
本実施の形態1では、金銭処理装置1が前処理付き商品であるコーヒーの支払完了があった時点で、コーヒーマシン2に前処理開始の指示を行うようにしているので、商品購入者が金銭処理装置1からコーヒーマシン2に移動する移動時間に前処理が実行されるので、待ち時間が短くなる。
また、本実施の形態1では、従来、商品販売時における顧客のボタン操作の押し間違い、例えば、コーヒーの種類やカップの大きさによる販売ミスが発生し、販売が適正に行われない場合が生じたが、本実施の形態1では、コーヒーの種類やカップの大きさなどは金銭処理装置1から前処理開始の指示のときに受け付けているため、販売ボタンの押下ではコーヒーをカップに注ぐのみであり、販売ミスがなくなる。さらに、現状のコーヒーマシンなどでは、コーヒーの種類やカップの大きさなどを選択するボタンが複数配置されているが、本実施の形態1では、コーヒーマシン側のボタンを1つの販売ボタンのみとすることができ、コーヒーマシンの構成を簡易なものとすることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、金銭処理装置1に複数のコーヒーマシン2a〜2cが接続される場合の販売処理について説明する。図3は、本実施の形態2である店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。図3に示すように、この店舗内販売システムでは、金銭処理装置1に、コーヒーマシン2に対応する3つのコーヒーマシン2a〜2cが接続されている。
本実施の形態2の商品販売制御部15は、前処理開始の指示を行う際、各コーヒーマシン2a〜2cに状態問合せを行い、各コーヒーマシン2a〜2cの状態情報通知をもとに、待ち時間が最小のコーヒーマシンを特定し、特定されたコーヒーマシンに対して前処理開始の指示を行い、入出力部13に対して、特定されたコーヒーマシンの装置情報を出力する。この状態情報には、待ち順番情報を含めてもよい。
図3では、コーヒーマシン2aの状態が、販売中であって、待ち時間が10秒である。また、コーヒーマシン2bの状態が、待ち時間0秒である。さらに、コーヒーマシン2cの状態が、販売中であって、待ち時間が20秒である。この場合、商品販売制御部15は、待ち時間が最小のコーヒーマシン2bを特定することになる。
ここで、図4に示したシーケンス図を参照して、前処理付き商品であるコーヒーの販売制御について説明する。図4に示すように、金銭処理装置1は、前処理付き商品の支払完了であるか否かを判断する(ステップS201)。前処理付き商品の支払完了でない場合(ステップS201,No)には、この判断処理を繰り返し、前処理付き商品の支払完了である場合(ステップS201,Yes)には、接続される全てのコーヒーマシン2a〜2cに対して状態問合せを行う(ステップS202)。これに対し、各コーヒーマシン2a〜2cは、状態問合せに対する状態情報を金銭処理装置1に通知する(ステップS203)。
金銭処理装置1は、各コーヒーマシン2a〜2cの状態情報通知をもとに、待ち時間が最小のコーヒーマシンを特定する(ステップS204)。この場合、コーヒーマシン2bが特定されることになる。金銭処理装置1は、その後、コーヒーマシン2bに対して前処理開始の指示を行う(ステップS205)。
コーヒーマシン2bは、前処理開始の指示を受けると、前処理部24bに対して前処理を行わせる(ステップS207)。あるいは、コーヒーマシン2bが販売中である場合に、この指示を待ち行列として保持する。
一方、金銭処理装置1は、状態情報をもとに待ち順番情報を含む販売装置情報などを出力する(ステップS206)。他方、コーヒーマシン2bは、前処理の完了後、販売ボタン(商品取引の操作ボタン)が押下されたか否かを判断する(ステップS208)。販売ボタンが押下されない場合(ステップS208,No)には、この判断処理を繰り返し、販売ボタンが押下された場合(ステップS208,Yes)、コーヒーをカップに注いで販売する(ステップS209)。
なお、ステップS202〜S204による販売装置の特定処理は、ステップS201の判断処理の前に定期的に行うようにしてもよい。この場合、ステップS201の判断処理によって、前処理付き商品の支払完了後、直ちに、特定されている前処理付き商品販売装置の前処理が実行されることになる。
本実施の形態2では、金銭処理装置1が、前処理開始の指示を行う際、待ち時間が最小のコーヒーマシンを特定し、特定されたコーヒーマシンに対して前処理開始の指示を行い、特定されたコーヒーマシンの装置情報を出力するようにしているので、コーヒーマシンが複数ある場合であっても、待ち時間を短くすることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態3では、図5に示すように、金銭処理装置1に複数のコーヒーマシン2a〜2cが接続される実施の形態2の店舗内販売システムの金銭処理装置1に、管理部30を設けている。
管理部30は、コーヒーマシン2a〜2cの販売実績を保持する販売実績保持部31と、販売実績をもとに販売ピーク時間帯を特定するとともに各コーヒーマシン2a〜2cの単位時間あたりの販売数が最も多い最多販売装置を特定する販売実績解析部32と、販売ピーク時間帯以外の時間帯であって販売ピーク時間帯が開始する時間帯前の所定期間内で、特定された最多販売装置の販売数が直前のメンテナンス後、所定数を超えた場合に、販売ピーク時間帯の開始まで最多販売装置を停止させる販売停止制御部33とを有する。
図6は、販売実績解析部32の解析結果と販売停止制御部33による制御処理とを示すタイムチャートである。図6(a)に示すように、販売実績解析部32は、販売実績保持部31に保持された販売実績である各コーヒーマシン2a〜2cの単位時間あたりの販売数の合計をもとに、時点t1〜t2を販売ピーク時間帯として特定するとともに、コーヒーマシン2aを最多販売装置として特定する。なお、図6に示すように、販売実績では、コーヒーマシン2aは、単位時間当たりの販売数が多く、コーヒーマシン2bは、単位時間当たりの販売数の中程度であり、コーヒーマシン2cは、単位時間当たりの販売数が少ない。なお、販売実績解析部32は、日単位で解析するが、さらに季節やイベント発生に応じて解析結果を修正するようにしてもよい。
販売停止制御部33は、図6(b)に示すように、特定されたコーヒーマシン2aに対し、販売ピーク時間帯以外の時間帯(販売非ピーク時間帯)であって販売ピーク時間帯が開始する時間帯前の所定期間ΔT内で、特定されたコーヒーマシン2aの販売数が直前のメンテナンス後、所定数を超えた時点t11で、販売ピーク時間帯の開始の時点t1まで販売を停止させ、時点t1から販売を開始させる。なお、図6(b)の時点t12は、メンテナンスが必要となって販売停止をする時点である。なお、販売ピーク時間帯を特定する時点t1,t2や所定時間ΔTは、入出力部13からの操作によって変更することができる。
ここで、図7に示したシーケンス図を参照して、前処理付き商品であるコーヒーの販売制御について説明する。図7に示すように、管理部30は、稼働中のコーヒーマシンが複数あるか否かを判断する(ステップS301)。稼動中のコーヒーマシンが複数ない場合(ステップS301,No)には、このままの稼動状態を維持し、稼働中のコーヒーマシンが複数ある場合(ステップS301,Yes)には、さらに、販売非ピーク時間帯、かつ、販売ピーク時間帯前の所定期間ΔT内であって、稼働中のコーヒーマシンの中で、販売数が最多のコーヒーマシンの販売数が、直前のメンテナンス後、所定数を超えたか否かを判断する(ステップS302)。最多のコーヒーマシンの販売数が所定数を超えない場合(ステップS302,No)には、ステップS301に移行して上述した判断処理を繰り返し、販売数が所定数を超えた場合(ステップS302,Yes)には、特定されているコーヒーマシン2aに対して販売停止の指示を行う(ステップS303)。この販売停止の指示を受けたコーヒーマシン2aは、販売を停止する(ステップS304)。
一方、管理部30は、販売停止の指示後、さらに稼動中のコーヒーマシンがあるか否かを判断する(ステップS305)。稼動中のコーヒーマシンがない場合(ステップS305,No)には、販売停止の指示をしたコーヒーマシン2aに対して販売開始の指示を行う(ステップS306)。そして、この販売開始の指示を受けたコーヒーマシン2aは販売を開始する(ステップS309)。
稼動中のコーヒーマシンがある場合(ステップS305,Yes)には、さらに、販売ピーク時間帯の開始の時点t1であるか否かを判断する(ステップS307)。販売ピーク時間帯の開始の時点t1でない場合(ステップS307,No)には、ステップS305に移行して上述した判断処理を繰り返す。一方、販売ピーク時間帯の開始の時点t1である場合(ステップS307,Yes)には、特定されているコーヒーマシン2aに対して販売開始の指示を行う(ステップS308)。そして、この販売開始の指示を受けたコーヒーマシン2aは、販売を開始する(ステップS309)。
なお、上述したステップS302の所定数は、入出力部13の操作によって変更することができる。
本実施の形態3では、管理部30が、稼働中であって販売数の多いコーヒーマシン2aに対し、販売ピーク時間帯にメンテナンス作業が発生しないように、販売数が所定数を超えた場合に販売停止するようにしている。これにより、販売ピーク時間帯におけるコーヒーの販売がスムーズに行え、メンテナンス作業も発生しにくいので、販売ピーク時間帯における店員の負荷も軽減される。また、コーヒーマシン2a〜2cの稼働率の平坦化もなされ、コーヒーマシンの寿命を延ばし、信頼性を向上させることができる。
なお、図7に示したように、管理部30は、稼働中のコーヒーマシンが複数ある場合のみ、販売数の多いコーヒーマシンの販売停止を行い、稼働中のコーヒーマシンが1台のときはコーヒーマシンの販売停止を行わない。また、管理部30は、販売数の多いコーヒーマシンを販売停止した後に、稼働中のコーヒーマシンがなくなる場合には、販売停止したコーヒーマシンに対して販売開始の指示を行うようにしている。すなわち、管理部30は、すべてのコーヒーマシンが販売停止となる状態を回避する制御を行っている。
また、上述した実施の形態3では、販売数の多いコーヒーマシンを販売停止することによって各コーヒーマシンの稼働率を平坦化するようにしていたが、これに限らず、各コーヒーマシンに対して、順次、販売停止するコーヒーマシンを時間的に替える処理を繰り返し行い、各コーヒーマシンの稼働率を平坦化するようにしてもよい。この場合、販売数の多少に応じて各コーヒーマシンの販売停止時間を変化させることが好ましい。すなわち、販売数の多いコーヒーマシンには販売停止時間を長くするようにすることが好ましい。
(実施の形態3の変形例1)
図8は、実施の形態3の変形例1の店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施の形態3の変形例1では、複数の金銭処理装置1a〜1c及び複数のコーヒーマシン2a〜2cがネットワークNを介して接続されている。特定の金銭処理装置1aは、実施の形態3で説明した管理部30を有する。
各金銭処理装置1a〜1cは、コーヒーマシン2a〜2cによるコーヒーの購入があった場合、このコーヒーの購入情報を管理部30に通知するようにしている。なお、各金銭処理装置1a〜1cは、実施の形態2と同様に、それぞれ独立してコーヒーマシン2a〜2cによる販売を指定することができる。
(実施の形態3の変形例2)
図9は、実施の形態3の変形例2の店舗内販売システムの構成を示すブロック図である。図9に示すように、本実施の形態3の変形例2では、ネットワークNに接続される店舗内制御装置40内に、図8に示した管理部30を設けている。
各金銭処理装置1a〜1cは、コーヒーマシン2a〜2cによるコーヒーの購入があった場合、このコーヒーの購入情報をネットワークNを介して管理部30に通知するようにしている。なお、各金銭処理装置1a〜1cは、実施の形態2と同様に、それぞれ独立してコーヒーマシン2a〜2cによる販売を指定することができる。
なお、上述した実施の形態及び変形例では、商品販売制御部15、15a〜15cがPOSレジスタ装置11内に設けられていることを前提として説明したが、自動釣銭機12側に設けてもよい。
また、上述した実施の形態及び変形例の各構成要素は、適宜組み合わせが可能である。
1,1a〜1c 金銭処理装置
2,2a〜2c コーヒーマシン
11 POSレジスタ装置
12 自動釣銭機
13a 印刷部
13b 音声出力部
13,21,21a〜21c 入出力部
14 制御部
15,15a〜15c 商品販売制御部
16 入出金制御部
22,22a〜22c 販売制御部
23 商品生成部
24,24a〜24c 前処理部
30 管理部
31 販売実績保持部
32 販売実績解析部
33 販売停止制御部
40 店舗内制御装置
N ネットワーク
t0〜t3,t11,t12 時点
ΔT 所定期間

Claims (8)

  1. 金銭処理装置と前記金銭処理装置から離隔した位置に配置されて商品の前処理が行われる前処理付き商品販売装置との間が通信接続された店舗内販売システムであって、
    前記金銭処理装置は、前記前処理付き商品販売装置が販売する前処理付き商品の支払完了があった時点で前記前処理付き商品販売装置に対して支払完了した商品の前処理開始を指示する商品販売制御部を備え、
    前記前処理付き商品販売装置は、前記金銭処理装置からの前記前処理開始の指示をもとに前記前処理を開始する前処理部を備えたことを特徴とする店舗内販売システム。
  2. 前記商品販売制御部が前記前処理開始を指示した前処理付き商品販売装置が販売中である場合、商品受取の待ち順番情報を出力する出力部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の店舗内販売システム。
  3. 前記前処理付き商品販売装置は複数であり、
    前記商品販売制御部は、前記前処理開始の指示を行う際、待ち時間が最小の前処理付き商品販売装置を特定し、特定された前処理付き商品販売装置に対して前記前処理開始の指示を行い、
    前記出力部は、特定された前処理付き商品販売装置の装置情報を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の店舗内販売システム。
  4. 前記金銭処理装置は、
    前処理付き商品販売装置の販売実績を保持する販売実績保持部と、
    前記販売実績をもとに販売ピーク時間帯を特定するとともに各装置の単位時間あたりの販売数が稼動している装置の中で最も多い最多販売装置を特定する販売実績解析部と、
    前記販売ピーク時間帯以外の時間帯であって前記販売ピーク時間帯が開始する時間帯前の所定期間内で前記最多販売装置の販売数が直前のメンテナンス後、所定数を超えた場合に前記販売ピーク時間帯の開始まで前記最多販売装置を停止させる販売停止の指示を行う販売停止制御部と、
    を有した管理部を備え、
    前記前処理付き商品販売装置は、前記金銭処理装置からの前記販売停止の指示をもとに前記前処理付き商品の販売を停止することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の店舗内販売システム。
  5. 前記金銭処理装置が複数ある場合、特定の金銭処理装置と他の金銭処理装置とは通信接続され、
    前記特定の金銭処理装置は、前記管理部を備え、
    各金銭処理装置は、前記前処理付き商品販売装置の商品の購入があった場合、該商品の購入情報を前記管理部に通知することを特徴とする請求項4に記載の店舗内販売システム。
  6. 金銭処理装置及び前処理付き商品販売装置に通信接続された店舗内制御装置を備え、
    前記店舗内制御装置は、前記管理部を備え、
    各金銭処理装置は、前記前処理付き商品販売装置の商品の購入があった場合、該商品の購入情報を前記管理部に通知することを特徴とする請求項4に記載の店舗内販売システム。
  7. 前記出力部による情報出力は、レシート上への印刷出力であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の店舗内販売システム。
  8. 前記出力部による情報出力は、音声出力であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の店舗内販売システム。
JP2016244058A 2016-12-16 2016-12-16 店舗内販売システム Active JP6855777B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016244058A JP6855777B2 (ja) 2016-12-16 2016-12-16 店舗内販売システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016244058A JP6855777B2 (ja) 2016-12-16 2016-12-16 店舗内販売システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018097767A true JP2018097767A (ja) 2018-06-21
JP6855777B2 JP6855777B2 (ja) 2021-04-07

Family

ID=62632321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016244058A Active JP6855777B2 (ja) 2016-12-16 2016-12-16 店舗内販売システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6855777B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7451936B2 (ja) 2019-10-24 2024-03-19 富士電機株式会社 飲料販売システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7451936B2 (ja) 2019-10-24 2024-03-19 富士電機株式会社 飲料販売システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6855777B2 (ja) 2021-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5601159B2 (ja) Posシステム
JP6402483B2 (ja) 商品販売データ処理システム及びプログラム
JP2008097604A (ja) セルフ・チェックアウト・ステーションに対して遠隔地介入サポートを提供するためのシステムおよび方法
JP2019032606A (ja) 商品販売データ処理システム、商品販売データ処理装置、及びプログラム
JP5648444B2 (ja) Posシステム、商品登録装置及び精算装置
JP2014010617A (ja) Posシステム
US20210312569A1 (en) Tax-free processing system and related information processing apparatus and program
JP6176205B2 (ja) 商品登録装置、精算装置、posシステム、およびプログラム
US10482445B2 (en) Checkout system and method
KR20160036196A (ko) Pos 단말을 이용한 음식주문과 배달 대행 시스템 및 그 운영방법
JP6572671B2 (ja) 商品登録装置及び精算支援方法
JP6855777B2 (ja) 店舗内販売システム
JP7163038B2 (ja) 精算処理システムの統合装置及び統合方法
JP7374685B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5790856B2 (ja) Posシステム、登録装置及び精算装置
JP6283295B2 (ja) 商品情報登録端末、販売処理システム、及び、プログラム。
JP2019071030A (ja) セルフチェックアウト装置、セルフチェックアウトシステム及びプログラム
JP6155790B2 (ja) チェックアウトシステム、精算装置及びプログラム
JP6175741B2 (ja) 精算装置、チェックアウトシステムおよびプログラム
JP2021114185A (ja) 情報処理装置、システムおよびプログラム
JP2016095694A (ja) 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム
JP7113151B1 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
KR20200099297A (ko) 고속도로 휴게소 주문 결제를 위한 앱 장치 및 그 시스템
JP3217001U (ja) 販売インターフェイス整合システム
JP2010176549A (ja) 注文データ処理システム及び注文管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6855777

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250