JP2018090585A - 口腔用組成物および口腔用組成物の口腔粘膜への付着性増強方法 - Google Patents
口腔用組成物および口腔用組成物の口腔粘膜への付着性増強方法 Download PDFInfo
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Description
上記口腔用組成物は、上記第2成分を0.001w/w%以上20w/w%以下含有することが好ましい。
本実施形態に係る口腔用組成物は、カルバゾクロム、カルバゾクロムの誘導体およびそれらの塩からなる群より選ばれる1種以上である第1成分と、水溶性高分子である第2成分とを含有する口腔用組成物であって、上記第1成分を0.04w/w%以下含有する。
本実施形態に係る口腔用組成物は、カルバゾクロム、カルバゾクロムの誘導体およびそれらの塩からなる群より選ばれる1種以上である第1成分を含有する。
本実施形態に係る口腔用組成物は、水溶性高分子である第2成分を含有する。この第2成分は、口腔用組成物の口腔粘膜への付着性および親和性を向上させる目的で含有される。第2成分のうち、水溶性高分子の塩は、医薬上、薬理学的に(製薬上)または生理学的に許容されるものであれば、制限されるべきではない。第2成分は、後述する定義により規定される水溶性高分子である限り、これらを1種単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよいが、第2成分は、2種以上の化合物を含むことが好ましい。
本実施形態に係る口腔用組成物は、上記第1成分、上記第2成分の他に、さらに油性基剤である第3成分を含有することが好ましい。本実施形態の口腔用組成物は、第1成分、第2成分とともに、第3成分を更に含有することにより、本発明による効果がより顕著に奏される。
本実施形態に係る口腔用組成物は、非ステロイド系抗炎症剤である第4成分を含有することが好ましい。口腔用組成物が第1成分、第2成分とともに、第4成分を更に含有することにより、本発明による効果がより顕著に奏される。これに第3成分を更に含有することにより、本発明による効果がさらに顕著に奏される。また、本実施形態に係る口腔組成物は、口腔粘膜への付着性が向上することから、口腔用組成物を患部に付着させた初期および経時滞留時において、第4成分が有する抗炎症効果および組織修復効果をより効率的に発揮させることができる。
本実施形態に係る口腔用組成物は、上記の各成分以外に、その他の有効成分(薬剤成分)を配合することができる。本実施形態に係る口腔用組成物は、口腔粘膜への付着性が向上することから、口腔用組成物を患部に付着させた初期および経時滞留時において、これらの薬剤成分の効果をより効率的に発揮させることができる。上記有効成分(薬剤成分)として、殺菌剤、抗ヒスタミン剤、組織修復剤、局所麻酔剤、生薬、ビタミン剤、ステロイド系抗炎症剤、その他成分を挙げることができる。上記有効成分(薬剤成分)は、これらからなる群より選ばれる1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本実施形態に係る口腔用組成物は、本発明の効果を損なわない範囲において、その用途および製剤形態に応じ、常法に従って様々な添加物を含有することができる。このような添加物として、たとえば「医薬品添加物事典2007(日本医薬品添加剤協会編集)」に記載されている各種の添加物が挙げられる。
本実施形態に係る口腔用組成物は、液状、ペースト状、ゲル状などの形態で、練歯磨、潤製歯磨、液体歯磨などの歯磨剤、洗口剤、ゲル剤、軟膏剤、口中清涼剤、うがい用錠剤、口腔用パスタ、ガムなどの各種剤型に調製することができる。さらに剤型に応じ、上記第1成分および第2成分以外の公知の成分を、本発明の効果を損ねない範囲において配合し、常法に従って調製することができる。
本実施形態に係る口腔用組成物の硬度は、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される範囲内であれば、制限されるべきではない。しかしながら、本発明による効果をより顕著に奏する観点から、口腔用組成物の硬度は、下限値が15g以上であることが好ましく、20g以上であることがより好ましく、30g以上であることがさらに好ましく、40g以上であることがさらにより好ましく、50g以上であることが最も好ましい。硬度の上限値は、1000g以下であることが好ましく、500g以下であることがより好ましく、300g以下であることがさらに好ましい。
本実施形態に係る口腔用組成物は、第1成分および第2成分を含み、第1成分を0.04w/w%以下含有することにより、口腔粘膜への付着性が顕著に向上する効果が得られる。この効果は、本実施形態に係る口腔用組成物が、口腔内の唾液などの水分で膨潤することにより、膨潤前よりも歯肉などの患部に付着しやすくなる性質を有することに基づく。したがって、本実施形態に係る口腔用組成物の口腔粘膜への付着性が向上するかどうかについては、以下の方法により評価することができる。
以上より、本実施形態では、口腔粘膜への付着性を向上させた口腔用組成物を提供することができる。
本発明に係る口腔用組成物の対象疾患(用途)は、口腔用である限り、特に限定されるべきではないが、たとえば歯茎の腫れ、出血、痛み、膿、歯槽膿漏および口内炎などの緩和、改善、抑制または治療に有用である。さらに、歯茎の組織修復作用、歯茎および歯根膜の再生作用が期待される。
本実施形態に係る口腔用組成物の口腔粘膜への付着性増強方法は、上記口腔組成物を口腔内に付着させるものである。具体的には、カルバゾクロム、カルバゾクロムの誘導体およびそれらの塩からなる群より選ばれる1種以上である第1成分、ならびに水溶性高分子である第2成分を準備する第1工程と、上記第1成分および上記第2成分を含む口腔用組成物を調製する第2工程とを含む。上記第2工程において、上記口腔用組成物の総量に対して上記第1成分を0.04w/w%以下配合することが好ましい。0.04w/w%以下の上記第1成分、および上記第2成分をそれぞれ配合することにより、口腔用組成物は口腔粘膜への付着性を顕著に向上させることができる。
第1工程では、カルバゾクロム、カルバゾクロムの誘導体およびそれらの塩からなる群より選ばれる1種以上である第1成分、および水溶性高分子である第2成分を準備する。第1工程に用いる第1成分、第2成分の種類は、<1.口腔用組成物>で説明したとおりである。さらに第1工程では、<1.口腔用組成物>で説明した第3成分、第4成分、その他の有効成分および添加物を、後述する第2工程において口腔用組成物を調製するために必要に応じて準備してもよい。
第2工程では、上記第1成分および上記第2成分を含む口腔用組成物を調製する。ここでは第1工程において準備した第1成分および第2成分、ならびに必要に応じて準備した第3成分、第4成分、その他の有効成分および添加物を常法に従って調製することができる。このとき、口腔用組成物の総量に対して第1成分を0.04w/w%以下配合する。第2工程において配合する第2成分の量、その他の成分の種類および配合量などについては、<1.口腔用組成物>で説明したとおりである。本実施形態により製造された口腔用組成物の製剤形態および用途についても、<1.口腔用組成物>で説明したとおりである。
表1に示す各成分を準備し、この各成分を組成とする口腔用組成物を常法に従って調製することにより、実施例1の口腔用組成物を製造した。さらに表1に示す各成分を準備し、実施例1と同じ方法により比較例1、2の比較組成物を製造した。表1中の「カルボキシビニルポリマー」は水溶性高分子であり、本実施例における第2成分として配合した。表1中の「マクロゴール400」および「マクロゴール4000」はそれぞれポリエチレングリコールであり、湿潤剤(添加物)として実施例および比較例の口腔用組成物に配合した。
〔口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量の測定および評価〕
実施例1の口腔用組成物2g、ならびに比較例1および比較例2の比較組成物2gに対し、精製水を2mLずつ添加し、撹拌混合し、30℃で24時間放置して膨潤させることにより実施例1の口腔用組成物の膨潤体、ならびに比較例1および比較例2の比較組成物の膨潤体を得た。その後、これらの膨潤体1.5gを、容量20mLの上記のねじ口瓶(日電理化硝子株式会社製)にそれぞれ充填した。
付着量変化率(%)={(比較例2の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例1の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例1の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(2)
付着量変化率(%)={(実施例1の口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例1の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例1の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(3)。
〔口腔用組成物の膨潤性の測定および評価〕
実施例1の口腔用組成物0.5g、ならびに比較例1および比較例2の比較組成物0.5gを、それぞれ容量2.5mLのプラスチック製注射筒(商品名:「テルモシリンジ」、テルモ株式会社製)のプランジャを抜いた状態のものに充填した。充填された上記組成物およびプラスチック製注射筒の合計質量を測定した後、各注射筒に精製水を300μLずつ添加した。さらに、2mL容量チューブ(「商品名」:BIO−BIK マイクロチューブ、株式会社イナ・オプティカ製)のキャップ部分(チューブから切り取ったもの)を、上記注射筒のプランジャ挿入口部分に装着した。次に、上記注射筒の長手方向が鉛直となり、かつ上記キャップが装着された部分が上記注射筒の上側に位置するように保持し、常温で24時間放置することにより、口腔用組成物を膨潤させた。その後、上記注射筒の上下を反転させて上記キャップ部が装着された部分を下側に位置させるとともに、上記注射筒を50°の角度で立て掛けて3分間放置することにより、膨潤に関与しなかった精製水を上記キャップ部に誘導した。最後に、上記キャップ部を外し、上記注射筒に残った上記組成物の質量を測定した。
膨潤率(%)=膨潤後の質量(g)/膨潤前の質量(g)×100 ・・・(4)。
〔口腔用組成物の製造〕
表3に示す各成分を準備し、この各成分を組成とする口腔用組成物を常法に従って調製することにより、実施例2〜実施例4の口腔用組成物を製造した。さらに表3に示す各成分を準備し、実施例2〜実施例4と同じ方法により比較例3〜比較例5の比較組成物を製造した。表3中の「ヒプロメロース2910」、「アルギン酸ナトリウム」および「プルラン」は、水溶性高分子であるので第2成分である。表3中の「アラントイン」は非ステロイド系抗炎症剤であるので第4成分である。表3中の「マクロゴール400」および「マクロゴール4000」はそれぞれポリエチレングリコールであるので湿潤剤(添加物)である。
実施例2〜実施例4の口腔用組成物各2g、ならびに比較例3〜比較例5の比較組成物2gに対し、精製水を2mLずつ添加し、撹拌混合し、30℃で24時間放置して膨潤させることにより実施例2〜実施例4の口腔用組成物の膨潤体、ならびに比較例3〜比較例5の比較組成物の膨潤体をそれぞれ得た。その後、これらの膨潤体1.5gを、試験例1で用いたのと同じ容量20mLのねじ口瓶にそれぞれ充填した。
付着量変化率(%)={(実施例2の口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例3の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例3の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(5)。
付着量変化率(%)={(実施例3の口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例4の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例4の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(6)。
付着量変化率(%)={(実施例4の口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例5の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例5の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(7)。
〔口腔用組成物の製造〕
表4に示す各成分を準備し、この各成分を組成とする口腔用組成物を常法に従って調製することにより、実施例5〜実施例8の口腔用組成物を製造した。さらに表4に示す各成分を準備し、実施例5〜実施例8と同じ方法により比較例6の比較組成物を製造した。表4中の「カルボキシビニルポリマー」、「アルギン酸ナトリウム」および「プルラン」はそれぞれ水溶性高分子であるので、第2成分である。表4中の「流動パラフィン」は油性基剤であるので、第3成分である。表4中の「アラントイン」は非ステロイド系抗炎症剤であるので、第4成分である。試験例4における各実施例および比較例は、その剤型を試験例1および試験例3の各実施例および比較例における口腔用軟膏剤に代え、口腔用クリーム剤とした。
実施例5〜実施例8の口腔用組成物各2g、ならびに比較例6の比較組成物2gに対し、精製水を2mLずつ添加し、撹拌混合し、30℃で24時間放置して膨潤させることにより実施例5〜実施例8の口腔用組成物の膨潤体、ならびに比較例6の比較組成物の膨潤体をそれぞれ得た。その後、これらの膨潤体1.5gを、試験例1で用いたのと同じ容量20mLのねじ口瓶にそれぞれ充填した。
付着量変化率(%)={(実施例5の口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例6の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例6の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(8)。
付着量変化率(%)={(実施例6の口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例6の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例6の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(9)。
付着量変化率(%)={(実施例7の口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例6の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例6の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(10)。
付着量変化率(%)={(実施例8の口腔用組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)−比較例6の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g))/比較例6の比較組成物の膨潤後のプローブ付着量(g)}×100 ・・・(11)。
以下、本発明に係る口腔組成物を用いたいくつかの製剤例について説明する。以下の製剤例は、次に記載する処方において常法により調製することができる。各成分の含有量の単位は全てw/w%である。
カルバゾクロム 0.02
カルボキシビニルポリマー 3
マクロゴール400 48.49
マクロゴール4000 残量
全量 100.0 w/w%。
カルバゾクロム 0.02
アラントイン 0.3
カルボキシビニルポリマー 2
酢酸トコフェロール 2
白色ワセリン 30
マイクロクリスタリンワックス 2
サラシミツロウ 2
ハッカ油 0.1
ゲル化炭化水素 残量
全量 100.0 w/w%。
カルバゾクロム 0.02
セチルピリジニウム塩化物水和物 0.05
ヒノキチオール 0.1
アルギン酸ナトリウム 3
ゲル化炭化水素 残量
全量 100.0 w/w%。
カルバゾクロム 0.02
グリチルリチン酸二カリウム 0.4
無水ケイ酸 1
流動パラフィン 5
ヒドロキプロピルメチルセルロース 1
グリセリン 5
ソルビタンモノステアレート 0.3
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3
精製水 残量
全量 100.0 w/w%。
カルバゾクロム 0.02
エタノール 10
プロピレングリコール 10
ラウリル硫酸ナトリウム 0.5
キシリトール 1
パラベン 0.2
カルメロースナトリウム 1
精製水 残量
全量 100.0 w/w%。
Claims (8)
- カルバゾクロム、カルバゾクロムの誘導体およびそれらの塩からなる群より選ばれる1種以上である第1成分と、
水溶性高分子である第2成分と、
を含有する口腔用組成物であって、
前記第1成分を0.04w/w%以下含有する、口腔用組成物。 - 前記第2成分は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウムおよびプルランからなる群より選ばれる1種または2種以上を含む、請求項1に記載の口腔用組成物。
- 前記第2成分は、2種以上の化合物を含む、請求項1または2に記載の口腔用組成物。
- 前記口腔用組成物は、前記第2成分を0.001w/w%以上20w/w%以下含有する、請求項1〜3のいずれかに記載の口腔用組成物。
- 前記口腔用組成物は、油性基剤である第3成分を含有する、請求項1〜4のいずれかに記載の口腔用組成物。
- 前記口腔用組成物は、非ステロイド系抗炎症剤である第4成分を含有する、請求項1〜5のいずれかに記載の口腔用組成物。
- 前記第4成分は、アラントインである、請求項6に記載の口腔用組成物。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の口腔組成物を口腔内に付着させる、口腔用組成物の口腔粘膜への付着性増強方法。
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