JP2018088159A - 硬貨搬送装置 - Google Patents

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武 大岩
Takeshi Oiwa
武 大岩
将司 永田
Shoji Nagata
将司 永田
剛史 堀口
Tsuyoshi Horiguchi
剛史 堀口
一宏 冨田
Kazuhiro Tomita
一宏 冨田
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Abstract

【課題】搬送力の低下や傾輪の発生等を抑制して硬貨の搬送を良好に行うことができる硬貨搬送装置を提供する。【解決手段】入金された硬貨を金種毎に振り分けて収納し、出金指示によって収納する硬貨を払い出す硬貨処理機に適用され、硬貨の搬送を行う硬貨搬送装置10であって、互いに対向する態様で設置されたガイド壁21,22間に設置された円柱状の軸部と、軸部の外周面に径外方向に突出する突起部が螺旋状に設けられた刃部とを有し、軸部の中心軸回りに回転することで硬貨を搬送するスクリュー型搬送部材30を備え、刃部は、突起部により構成されるピッチ間において、一の突起部の外端部から他の突起部の内端部に向けて軸部の外周面を覆う態様で傾斜する傾斜部を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、硬貨搬送装置に関し、より詳細には、入金された硬貨を金種毎に振り分けて収納し、出金指示によって収納する硬貨を払い出す硬貨処理機に適用される硬貨搬送装置に関するものである。
従来、例えば釣銭機として適用される硬貨処理機は、入金部を通じて入金された硬貨の真偽及び金種を識別した後、正貨として識別された硬貨を自動的に取り込んで金種毎に設けられた硬貨収納庫に収納するものである。また、硬貨処理機は、硬貨収納庫に収納されている硬貨を、外部の装置等からの釣銭払出要求に応じて要求金額の硬貨を釣銭として出金部より払い出すものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−39773号公報
ところで、上記硬貨処理機では、硬貨の搬送は、一対のローラに無端状に張設されたベルトにより行われていたために、搬送される硬貨による汚れ等に起因する摩擦力の低下による搬送力の低下、あるいはベルト上で転動して定位置に居続ける傾輪の発生という搬送不具合が生じていた。
本発明は、上記実情に鑑みて、搬送力の低下や傾輪の発生等を抑制して硬貨の搬送を良好に行うことができる硬貨搬送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る硬貨搬送装置は、入金された硬貨を金種毎に振り分けて収納し、出金指示によって収納する硬貨を払い出す硬貨処理機に適用され、前記硬貨の搬送を行う硬貨搬送装置であって、互いに対向する態様で設置されたガイド壁間に設置された円柱状の軸部と、前記軸部の外周面に径外方向に突出する突起部が螺旋状に設けられた刃部とを有し、前記軸部の中心軸回りに回転することで硬貨を搬送するスクリュー型搬送部材を備え、前記刃部は、突起部により構成されるピッチ間において、一の突起部の外端部から他の突起部の内端部に向けて前記軸部の外周面を覆う態様で傾斜する傾斜部を有することを特徴とする。ここで、「突起部により構成されるピッチ間」とは、スクリュー型搬送部材を軸部の中心軸方向と直交する方向から見た場合に、互いに隣り合う突起部の間をいうものとする。
また本発明は、上記硬貨搬送装置において、前記傾斜部は、硬貨の搬送方向の下流側の突起部の外端部から上流側の突起部の内端部に向けて傾斜することを特徴とする。
本発明によれば、互いに対向する態様で設置されたガイド壁間に設置された円柱状の軸部と、この軸部の外周面に径外方向に突出する突起部が螺旋状に設けられた刃部とを有するスクリュー型搬送部材が、軸部の中心軸回りに回転することで硬貨を搬送するので、搬送される硬貨による汚れ等に起因する搬送力の低下や傾輪の発生という搬送不具合が生ずることを抑制できる。従って、搬送力の低下や傾輪の発生等を抑制して硬貨の搬送を良好に行うことができるという効果を奏する。
しかも、スクリュー型搬送部材を構成する刃部は、突起部により構成されるピッチ間において、一の突起部の外端部から他の突起部の内端部に向けて軸部の外周面を覆う態様で傾斜する傾斜部を有しているので、傾斜部とガイド壁との間隙を小さくすることができ、該間隙に硬貨が進入することにより生ずる硬貨詰まりの発生を抑制することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である硬貨搬送装置が適用される硬貨処理機の構成を模式的に示す模式図である。 図2は、図1に示した硬貨処理機に適用される硬貨搬送装置を示す斜視図である。 図3は、図1に示したスクリュー型搬送部材を示す斜視図である。 図4は、図1に示したスクリュー型搬送部材を示す斜視図である。 図5は、図2に示した硬貨搬送装置の一部の構成要素を取り除いた状態を示す斜視図である。 図6は、図2に示した硬貨搬送装置が硬貨を搬送する状態を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る硬貨搬送装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である硬貨搬送装置が適用される硬貨処理機の構成を模式的に示す模式図である。ここで例示する硬貨処理機1は、例えば釣銭機として用いられるものであり、検銭部3、振分部4及び収納部5を備えている。
検銭部3は、入金部2を通じて入金された硬貨の真偽及び金種を鑑別するものである。ここで入金部2は、硬貨を投入するための硬貨投入口を有する部分であり、硬貨投入口より投入されることにより入金された硬貨を検銭部3に送出している。
この検銭部3は、正貨と鑑別した硬貨については、振分部4に送出する一方、偽貨と鑑別した硬貨については、出金部6に送出する。出金部6は、硬貨を払い出すための硬貨払出口を有する部分である。
振分部4は、検銭部3での鑑別結果、すなわち金種の鑑別結果に応じて、検銭部3から送出された硬貨を金種毎に振り分けて収納部5に送出するものである。
収納部5は、振分部4により金種毎に振り分けられた硬貨をそのまま金種毎に収納するものである。この収納部5は、出金指示が与えられた場合に、該当する硬貨を出金部6に送出するものである。
図2は、図1に示した硬貨処理機に適用される硬貨搬送装置を示す斜視図である。ここで例示する硬貨搬送装置10は、収納部5から繰り出された硬貨を出金部6に搬送するものであり、装置本体20及びスクリュー型搬送部材30を備えて構成されている。
装置本体20は、前側ガイド壁21及び後側ガイド壁22を有している。これら前側ガイド壁21及び後側ガイド壁22は、互いに前後一対となる態様で対向配置され、左右方向が長手方向となる長尺状壁部材である。前側ガイド壁21及び後側ガイド壁22は、左右両端部が互いに内面が対向する態様で配置された左右一対の側板23,24によって連結されている。これにより、上記装置本体20においては、前側ガイド壁21及び後側ガイド壁22、並びに左右の側板23,24により囲繞される収容空間25が形成されている。
このような装置本体20においては、後側ガイド壁22の上部に、収納部5から繰り出された硬貨の入口26が形成されており、前側ガイド壁21の右方側上部に、出金部6に硬貨を送出する出口27が形成されている。
図3及び図4は、それぞれ図1に示したスクリュー型搬送部材30を示す斜視図である。ここで例示するスクリュー型搬送部材30は、上記装置本体20における収容空間25に収容されており、軸部31と刃部32とを有している。
軸部31は、左右方向が長手方向となる円柱状部材である。この軸部31には、右端面31aの中央部分より右方に突出する右側突部311が設けられているとともに、左端面31bの中央部分より左方に突出する左側突部312(図6参照)が設けられている。
このような軸部31は、右側突部311が右側の側板23に形成された図示せぬ貫通孔を左方から貫通するとともに、左側突部312が左側の側板24に形成された図示せぬ貫通孔を右方から貫通することにより、これら側板23,24間において、中心軸回りに回転可能に支持されている。ここで、軸部31の中心軸は、スクリュー型搬送部材30の中心軸と一致している。
そして、軸部31の右側突部311には、図5に示すように、連係部材41を介してモータ42の出力軸に連係されている。
刃部32は、軸部31の左側半分の外周面を覆う態様で設けられており、突起部321と傾斜部322とを有している。
尚、本実施の形態では、刃部32が軸部31の左側半分の外周面を覆う態様で設けられているが、本発明では、刃部32が軸部31の外周面全域を覆う態様で設けられていてもよいし、軸部31の一部の外周面を覆う態様で設けられていてもよい。
突起部321は、軸部31の左側半分の外周面において該軸部31の径外方向に突出するものであり、該外周面に螺旋状に設けられている。
傾斜部322は、突起部321により構成されるピッチ間に設けられるものである。ここで、突起部321により構成されるピッチ間とは、本実施の形態では、スクリュー型搬送部材30を軸部31の中心軸方向と直交する方向から見た場合に、互いに隣り合う突起部321の間をいう。
この傾斜部322は、一の突起部321の外端部から他の突起部321の内端部に向けて、すなわち右側の突起部321の外端部から左側の突起部321の内端部に向けて、軸部31の外周面を覆う態様で傾斜するものである。
以上のような構成を有する硬貨搬送装置10においては、モータ42の駆動力が付与されることにより、スクリュー型搬送部材30が、自身の中心軸(軸部31の中心軸)を軸心としてその軸心回りに回転することで、収納部5より繰り出されて入口26より進入した硬貨を、次のように搬送する。
すなわち、図6に示すように、入口26より進入した硬貨に当接して、突起部321により構成されるピッチ間に硬貨を1枚ずつ収納した状態で右方に向けて搬送する。このようにして右方に向けて搬送した硬貨を、その後に出口27を通じて前方に向けて払い出すことで出金部6に搬送する。
以上説明したように、本実施の形態である硬貨搬送装置10によれば、互いに対向する態様で設置されたガイド壁21,22間に設置された円柱状の軸部31と、この軸部31の外周面に径外方向に突出する突起部321が螺旋状に設けられた刃部32とを有するスクリュー型搬送部材30が、軸部31の中心軸回りに回転することで硬貨を搬送するので、搬送される硬貨による汚れ等に起因する搬送力の低下や傾輪の発生という搬送不具合が生ずることを抑制できる。従って、搬送力の低下や傾輪の発生等を抑制して硬貨の搬送を良好に行うことができる。
上記硬貨搬送装置10によれば、スクリュー型搬送部材30を構成する刃部32は、突起部321により構成されるピッチ間において、一の突起部321の外端部から他の突起部321の内端部に向けて軸部31の外周面を覆う態様で傾斜する傾斜部322を有しているので、傾斜部322とガイド壁21,22との間隙Sを小さくすることができ、該間隙Sに硬貨が進入することにより生ずる硬貨詰まりの発生を抑制することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、硬貨搬送装置10は、収納部5から繰り出された硬貨を出金部6に搬送するものであったが、本発明においては、硬貨処理機1における硬貨の搬送を行う個所であれば、どの個所に適用してもよい。
1 硬貨処理機
2 入金部
3 検銭部
4 振分部
5 収納部
6 出金部
10 硬貨搬送装置
20 軸部
21 前側ガイド壁
22 後側ガイド壁
23 側板
24 側板
25 収容空間
26 入口
27 出口
30 スクリュー型搬送部材
31 軸部
311 右側突部
312 左側突部
32 刃部
321 突起部
322 傾斜部
S 間隙

Claims (2)

  1. 入金された硬貨を金種毎に振り分けて収納し、出金指示によって収納する硬貨を払い出す硬貨処理機に適用され、前記硬貨の搬送を行う硬貨搬送装置であって、
    互いに対向する態様で設置されたガイド壁間に設置された円柱状の軸部と、前記軸部の外周面に径外方向に突出する突起部が螺旋状に設けられた刃部とを有し、前記軸部の中心軸回りに回転することで硬貨を搬送するスクリュー型搬送部材を備え、
    前記刃部は、突起部により構成されるピッチ間において、一の突起部の外端部から他の突起部の内端部に向けて前記軸部の外周面を覆う態様で傾斜する傾斜部を有することを特徴とする硬貨搬送装置。
  2. 前記傾斜部は、硬貨の搬送方向の下流側の突起部の外端部から上流側の突起部の内端部に向けて傾斜することを特徴とする請求項1に記載の硬貨搬送装置。
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